気持ちが英語でスパッと伝わる言い方―Part 2―

気持ちが英語でスパッと伝わる言い方―Part 2―

17. 誤解される英語⑰

×That’s good.
(それはいい!)
⇒ネイティブには「いいんじゃないの?」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇That’s great.
(それはいいね!)

平坦に言う That’s good.は、「いいんじゃない?」「いいかもね」程度の伝わり方。それなら、goodをgreatにアップグレードしましょう。抑揚をつけて言うと、気持ちが伝わります。
〇That’s awesome.
(すごい!)

awesomeという単語は、もともと「畏敬の念を込めた」ときに使われていました。これを使う表現は比較的新しく、今では「素晴らしい!」や「すごい!」「かっこいい!」などを表します。
〇Fantastic!
(素敵!)

⇒Fantastic!はWonderful!とほぼ同じ使い方ができます。誰かの話を受けてWonderful!と言いたいときにFantastic!と言うとよいでしょう。

good「よい」は皮肉っぽく聞こえる

goodの基本の意味は「よい」です。

good opinion「いい意見」や good book「良書」などに使われます。

しかしgoodは、言い方によってはほめ言葉にならず、平坦に言うと皮肉っぽく聞こえることもあります。

代わりに使いたいのが、That’s great.や That’s awesome!、Fantastic!などの言い回しです。

もし、goodで伝えたい場合は、It sounds good.の省略した言い方、Sounds good.がおすすめです。

18. 誤解される英語⑱

×What time is it now?
(今、何時ですか?)
⇒ネイティブには「ところで、今、何時になった?」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇Do you have the time?
(今、何時ですか?/時間わかる?)

⇒日本語でも「時間わかる?」と尋ねることは多いですね。Do you have the time?で、「時間(がわかる時計)を持っている?」→「時間わかる?」→「今、何時?」という流れで覚えておきましょう。
〇What’s the time?
(今、何時?)

⇒親しい間柄なら、こんなカジュアルな言い方もあります。英語圏では、What’s the time, Mr. Wolf?「オオカミさん、今何時(何する時間)?」という「だるまさんが転んだ」に似たキッズ用のアクティビティがあります。相手がネイティブなら「今、何時?」として伝わります。

What time is it now?は二度目に尋ねる言い方

What time is it now?は、文面通りに訳せば「今、何時ですか?」になりますが、これは二度目に尋ねるときの言い方です。

例えば、「さっきも聞いたけど、今は何時になったんだ?」というニュアンス。

普通に時間を尋ねるときは、Do you have the time?「今、何時ですか?」です。

timeに定冠詞が付いているので、the timeは「時刻」を表します。

厳密には、Do you have the time?は、「時刻を示す時計を持っている?」という聞き方ですが、知りたいのは時計を持っているかではなくて時刻ですね。

そこで、「今の時間わかる?」といった意味になるのです。

ただし、このとき注意したいのが「冠詞」のthe。

theを付け忘れて、Do you have time?と言うと、「ちょっと遊ばない?」というナンパするときの誘い文句になってしまいます。

冠詞のtheを落とさないように気をつけましょう。

19. 誤解される英語⑲

×This is for you.
(これをどうぞ)
⇒ネイティブには「はい、これはあなたの分よ」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇I got this for you.
(これ、あなたにと思って)

⇒「これをどうぞ」の定番表現がこれ。直訳すると、「あなたのために手に入れました」となりますが、このくらいの表現がちょうどよいです。
〇Here, I hope you like it.
(どうぞ。気に入っていただけるといいのですが)

⇒さりげなく手渡すときなどに、とても便利な表現。押し付けがましさもなく、さらに相手も手渡されたものに気持ちが向くのでおすすめです。

「君の分だよ」と言われてもありがたくない

This is for you.が「これをどうぞ」と聞こえないのは、意外かもしれません。

しかし、This is~だと”this”が主体になり、手渡す”I”の気持ちが込められません。

つまり、あらかじめ取り分けてあったものの中から、「はい、これはあなたの分よ」といったニュアンスになってしまうのです。

ちょうど、何かを配当するときのような感じです。

ネイティブは、I got this for you.と言われて初めて、日本語で言う「これをどうぞ」のニュアンスを感じます。

もうひとつ覚えておきたいのが、Hereを添える言い方です。

Here, I hope you like it.で「どうぞ。気に入っていただけるといいのですが」の意味に。

I got this for you.に比べると控えめですが、相手を思う気持ちが伝わります。

20. 誤解される英語⑳

×Please sit down.
(どうぞお座りください)
⇒ネイティブには「座りなさい!」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇Go ahead and have a seat.
(どうぞお座りください)

⇒Go ahead.は命令形ですが丁寧な表現で、「どうぞ」と言うときに使います。さらに、have a seatだけで「おかけください」というニュアンスを含むので、相手は命令されたとは感じません。このフレーズは、丸ごと覚えておくとよいですね。
〇Would you care to sit down?
((よろしければ)おかけください)

⇒Would you care to~?は「~しませんか?」という提案になるので、これは丁寧な表現です。「(もしよろしければ)こちらにお座りください」といったニュアンス。丁寧に誘う場面でよく使われます。
〇Please be seated. [式場などで]
(どうぞご着席ください)

⇒会議や儀式などに集まった、大勢の人たちに対して着席を促すときにぴったりの言い方。フォーマルなシーンでよく使われます。

sit downは命令する言葉

そもそもsitは「座っている」状態を表し、sit downは、立っている人が膝を折って「(低い位置に)座り込む」という動作を表します。

そこに椅子があれば、着席することを意味しますが、sit-down「(ストライキなどの)座り込み」という単語があるくらい、直接的な指示なのです。

よって、Please sit down.と言われた相手は、たとえPleaseが付いていても、「座りなさいや「立ち上がらないで」と命令されたように聞こえてしまいます。

21. 誤解される英語㉑

×What are your hobbies?
(あなたの趣味は?)
⇒ネイティブには「今凝っているものは何ですか?」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇What do you do in your free time?
(暇なときは何をしているの?(ご趣味は何ですか?))

⇒このように聞くと相手は reading books「読書です」などと答えやすいですね。同じような言い方に、What do you like to do in your spare time?があります。spare timeは「余暇」という意味です。
〇What do you do on your days off?
(休日は何をしていますか?(ご趣味は何ですか?))

⇒days offは休日のこと。「休日は何をしてる?」と聞くことで、「何か趣味はありますか?」といったニュアンスになります。「まったりするのが好き」な人は、Just relax.と答えればOKです。
〇What do you enjoy doing in your spare time?
(暇な時間は何を楽しみますか?(ご趣味は何ですか?))

⇒enjoyを使う聞き方もあります。相手は、I usually play tennis.「テニス三昧です」などと返してくれます。

「趣味」の定義は日本語とは違う

hobbyという単語を辞書で引くと、learningやinterestが出てくることもあり、hobbyはある程度技術を要する「陶芸」や「乗馬」などが対象になります。

つまり、厳密に言うと、「読書」や「散歩」などはhobbyに該当しません。

そんなことから、What are your hobbies?と聞くと、「今は何に凝っていますか?」という意味に聞こえてしまうことに。

What do you enjoy in your spare time?などの尋ね方を覚えましょう。

22. 誤解される英語㉒

×Tea, please.
(紅茶がいいな)
⇒ネイティブには「紅茶でいいよ!」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇Tea would be fine.
(紅茶がいいな)

⇒tea(もの)を主語にするならば、Tea would be fine.と答えるのがベスト。~would be fineは「~がいいかと思います」という控えめに伝える表現。いろんな場面で使えます。
〇I think I’ll have tea.
(紅茶にしようと思います)

⇒I thinkを使うと、自己主張が強い表現と思われがちですが、それが間違いです。「~と思う」というように、相手に猶予を与えるような含みがあるので、こちらの希望を控えめに言うときにぴったりです。
〇Maybe I’ll have tea.
(紅茶がいいかな)

⇒I thinkと同様、控えめな表現です。頭にMaybeを付けることで、「~がいいかな」と語尾が柔らかくなり、さらにソフトな言い回しに。大人の余裕を感じる言い方ですね。

pleaseでお願いすると、偉そうに聞こえる

コーヒーと紅茶のどちらがよいかと聞かれて紅茶と答える場合、Tea, please.と言えばよいのでは?と思いますね。

しかし、pleaseを使ったこの言い方は、「紅茶でいいから」「紅茶くれ」などのように、偉そうに言っているように聞こえがちです。

感じよく伝えるには、teaを主語にした ~would be fineという言い方を覚えましょう。

また、主語を自分にする場合は、I think I’ll have~などの言い回しがいいでしょう。

23. 誤解される英語㉓

×Hurry up!
(急いで!)
⇒ネイティブには「早くしなさいってば!」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇Let’s hurry!
(急ごう!)

⇒Hurry.だけでもいいですが、Let’sを付けると「軽い命令形」になり、相手の気持ちを気遣いつつ、急いでほしいことを伝えるときにぴったりの表現になります。
〇We need to hurry.
(急がなくちゃ)

⇒Let’s hurry.と同じように、相手に対して直接「急げ!」とは言わない表現。Weを主語にすることで、相手を上手に促すことができます。
〇There is no hurry.
(急がなくていいよ)

⇒「急がなくてもいい」と伝えるときの表現を覚えておきましょう。You don’t need to hurry.でもいいのですが、There’s noを使うと、「全然急がなくていいよ」というニュアンスになります。

upが付くと、強調されて失礼なニュアンスになる

「急いで!」を Hurry up!と言うと、「さっさとしなさい!(待っているわよ)」という、命令調のニュアンスになります。

upが付いている Hurry up!は、最大限の動作を表すため、ぐずぐずしている相手に対し、上司や親が叱るような強い言い方になるのです。

単に「急いで!」と伝える程度なら、upを付けずに、Hurry.だけで十分です。

それでも強いので、言うときのイントネーションも加減しましょう。

24. 誤解される英語㉔

×Will you go to the party with us?
(一緒にパーティに行かない?)
⇒ネイティブには「パーティに行けるの、行けないの、どっち?」

<ネイティブはこう言う>
〇Could you go to the party with us?
(一緒にパーティに行かない?)

⇒Could you~?は万能な表現。Could は仮定法で使う単語なので、誘いつつ「できれば行こう」といった気遣いが伝わります。誰にでも、どんなときにも失礼にならないので、ひとつ覚えるならこれ!
〇Can you go to the party with us?
(一緒にパーティに行ける?)

⇒友人同士なら Can you~?もOKです。canを使うので、「無理ならいいけど」と相手の気持ちを尊重して聞く形になり、押しつけがましくありません。相手が断る場合も、負担を感じない聞き方ですね。

Will you~?は、プレッシャーを与えることも

未来形を使うWill you~?は、相手に意志があるかどうかを尋ねたり、依頼するときに使います。

そのため、Will you go to the party with us?と言って誘うと、「これから行くのだから早く決断しろ!」くらい、強いプレッシャーを与えてしまいがちです。

そこで、代わりに使いたいのが Could you~?を使った言い方。

「一緒にパーティに行ける?」というニュアンスになるので、相手は負担を感じることなく、返事ができます。

25. 誤解される英語㉕

×Help me, please.
(ちょっと手を貸して)
⇒ネイティブには「お願いだから助けて!」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇Could give me a hand?
(ちょっと手を貸して)

⇒日本語の「ちょっと手を貸して」に当てはまるのがこの言い方。さらに、頼む相手が少し離れたところにいる場合は、over hereを付けて、Could you give me a hand over here?「こっちに来て手を貸してくれる?」と言えばOKです。
〇Could you give me a hand packing this?
(この荷造り、手を貸してくれる?)

⇒手伝ってほしいことを具体的に伝えるときは、handの後にその内容を添えればOK。「この書類の作成」なら making this file、「このスープを作るのを」なら with this soupといった具合です。
〇Could you help me move?
(引っ越しを手伝ってもらえる?)

⇒helpを使う場合も、Could you~の言い回しなら大げさな響きになりません。helpは使役を表すこともできるので、「help+人+動詞」の形になります。

helpは由々しき事態?!

Help me.は「助けてください」ですね。

とかく口にしがちな言葉ですが、相手は「由々しき事態でも起こったのか?!」と思ってしまいます。

これは、helpという単語に「助ける」だけでなく、「救助する」といったニュアンスがあるためです。

「ちょっと手を貸す」くらいなら、give me a handを使うのがベストです。

さらにpleaseではなく、Could you~の形を用いると、こちらの意図がきちんと伝わります。

26. 誤解される英語㉖

×Morning service, please.
(モーニングサービスをお願いします)
⇒ネイティブには「朝の礼拝をお願いいたします」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇Do you have a breakfast special.
(モーニングサービスをお願いします)

⇒「モーニングサービス」は、朝食一式のことなので、英語では morning specialと言うこともありますが、通常は breakfast specialと表します。その他、early bird specialという名前を使うことも。
〇I’d like to have a complimentary breakfast.
(モーニングサービスをお願いします)

⇒ホテルでは、無料の「モーニングサービス」を出すところがあります。「無償の」という意味のcomplimentaryを使い、a complimentary breakfast「モーニングサービス」と呼びます。

「モーニングサービス」は和製英語

日本語の「モーニングサービス」は、コーヒーとトーストにゆで卵やハムエッグなどがセットになっている朝食セットのことですね。

しかし、これをそのまま英訳すると、なんと「教会での礼拝」の意味になります。

さらに「モーニング」と発音する単語には、morning「朝」の他に、「悲しみ」「哀悼」という意味のmourningがあることから、mourning service「葬式」と解釈されてしまう可能性もあります

ホテルやカフェなどの「モーニングサービス」を表す英語は、a breakfast specialです。

27. 誤解される英語㉗

×What’s the spell?
(綴り(スペル)は?)
⇒ネイティブには「呪文は何?」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇How do you spell your name?
(あなたの名前の綴りはどう書くの?)

⇒How do you spell it?がよく使われるけど、相手の名前の綴りを聞くならば、itを your nameにしたほうが丁寧な印象に。相手の名前をメモに取る場合もぴったり。ちなみに、目的語を変えればいろいろな聞き方ができます。例えば、How do you spell this word?「この単語はどう綴るんだっけ?」などです。
〇What’s the spelling of your name?
(お名前の綴りは何ですか?)

⇒名詞のspellで尋ねるときは、spellingを用いて What’s the spelling?と言います。「~の綴り」と続ける場合は、spelling of~となります。

名詞には、spell「呪文」とspelling「綴り」がある

日本語でも「綴り」のことを「スペル」と言いますが、英語のspellを使うときは要注意。

名詞のspellには「綴り」と「呪文」の意味があるのですが、spellは「呪文」を表し、「綴り」を表す場合は必ずingの付いたspellingを使うからです。

よって、名詞のspellを使って「綴りは何?」と聞くときは、What’s the spelling?と言うのが正解。

ただし、動詞のspellは「綴る」を意味するので問題ありません。

「~はどう綴るの?」は How do you spell ~(目的語)?と言えば、きちんと意図が伝わります。

28. 誤解される英語㉘

×She tripped in Fukuoka.
(彼女は福岡へ旅行に行きました)
⇒ネイティブには「彼女は福岡で転んじゃった」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇She went on a trip to Fukuoka.
(彼女は福岡へ旅行に行きました)

⇒go on a trip to~で「~へ旅行に行く」。tripを「旅行する」という意味で使う場合は、名詞で用いると覚えておこう。
〇She’ll be off on a trip next week.
(彼女は、来週旅行に行くので休むみたい)

⇒go on a tripで「旅行する」ですが、be on a tripもよく使われます。「旅行中にある」という意味合いなので、She’s on a business trip now.「ただいま、彼女は出張中です」などにも使えます。
〇She left on a trip yesterday.
(彼女は昨日旅に出たよ)

⇒goをleaveに換えても使えます。「彼女」を探している人に、「今ここにいないよ。昨日旅立ってしまったから」と言うときに、ぴったりの言い回しですね。

go on a trip to~の形を覚えよう

tripは「旅」。

しかし、動詞のtripを使うと、「足を引っかける」「つまずく」という意味になります。

これはtripはもともと「足の早い動き」を表すためです。

「旅行する」という意味でのtripを使う場合は、go on a trip to~という形で、名詞のtripとして用います。

ちなみに、「旅」を表すtravelは、何か所か回るような旅。

「出張」はbusiness tripと言います。

29. 誤解される英語㉙

×I believe you.
(君を信じているよ)
⇒ネイティブには「そうでしょうとも(皮肉を込めて)」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇I believe in you.
(君を信頼しているよ)

⇒ジョン・レノンは歌の中で、I don’t believe in Beatles. I just believe in me.「私はビートルズすら信じない。信じるのは、自分の信念だけ」と語っています。自分の存在への信頼を表現しています。
〇I trust you.
(あなたを信頼しているわ)

⇒trustと believe inはほぼ同じ意味ですが、trustは単語そのものが強い確信を含むため、「信頼している」を強調する最強の単語と言えます。
〇I have faith in you.
(君を信頼しているよ)

⇒faithも「信頼」という意味。この語は、信仰の対象などにも使うことができるため、What is your faith?と言うと「君の宗教は?」(What is your religion?)と尋ねていることになります。

I believe you.は皮肉混じりな意味に

I believe you.は、I believe what you say.のことで、通常なら「あなたの言うことを信じるよ」という意味で使われます。

しかし、ネイティブは、相手に疑いを感じながらも皮肉を込め、I believe you.「そうでしょうとも」と言うこともよくあります。

誤解されずに「信じている」ことを伝えたい場合は、I believe in you.や I trust you.を使うようにしましょう。

30. 誤解される英語㉚

×Are you married?
(結婚しているの?)
⇒ネイティブには「結婚しているの?していないの?」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇Anyone special in your life?
(結婚しているの?)

⇒「どなたか特別な人はいるの?」というこの尋ね方なら、結婚という言葉に触れずに聞くことができます。とはいえ、プライベートなことを相手が自分から話すまで待ったほうがよいですね。
〇You’re…married?
(ええと、ご結婚は…?)

⇒自分が「結婚している/結婚していない」ことを伝えた後なら、こんなふうな聞き方もOKです。ただし、この言い方もギリギリセーフといったところ。あくまでも、遠慮がちに尋ねてください。肯定文で尋ねる聞き方なので、語尾は上げるのがポイントです。

プライベートな質問には細心の注意を

日本ではこの手の質問を堂々とする人が多いですが、プライベートなことを聞くことはタブーとする国は多いです。

よって、Are you married?と尋ねるのは絶対にやめましょう。

聞かれた側は、「結婚しているの?していないの?」と調書を取られているように感じ、None of your business!「あなたには関係ないでしょ!」と言われかねません。

婉曲的かつスマートな聞き方としては、Anyone special in your life?があります。

これは、Is there anyone special in your life?の短縮形で、「どなたか特別な方はいるの?」「パートナーはいるの?」という意味になり、結婚という言葉に触れずに尋ねることができます。

日本語の「誰か(いい人)いるの?」といったニュアンスに近いですね。

この聞き方なら、相手の気持ちを害することはありません。

31. 誤解される英語㉛

×Do you drink?
(お酒は飲む?)
⇒ネイティブには「君って酒豪?」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇Do you like to have a drink sometimes?
(たまにはお酒飲んだりする?)

⇒「飲む」は、直接的にdrinkと言うよりも、have a drinkと尋ねるほうが品性を感じます。「たまには」という意味のsometimesや now and thenを付けると、さらに控えめな聞き方になります。
〇Do you enjoy alcohol?
(お酒は好き?)

⇒「お酒は好きですか?」という尋ね方はいくつかあります。enjoyを使ったこの言い方は、Do you like drinking alcohol?に近く、感じのよい聞き方です。
〇Can you hold your alcohol?
(お酒は強いほうですか?)

⇒ちょっと変化球ですが、こんな表現もあります。can hold alcoholで「お酒に強い」という意味。お酒が強いかどうかで、お酒を飲むかどうか、さらに、お酒が好きかどうかもわかりますね。

drinkのひと言だけで「酒豪」の意味に。

現在形は「習慣」や「好み」を表します。

Do you smoke?で「喫煙者ですか?」、Do you drink?で「お酒は飲む(習慣がある)?」という意味になります。

ただし、Do you drink?と言うと、「たくさん飲むのですか?」つまり「君って酒豪?」くらいに嫌味に聞こえてしまうことも。

「お酒はたしなみますか?」という意味で聞くなら、Do you like to have a drink sometimes?がスマートです。

気持ちが英語でスパッと伝わる言い方―Part 1―

気持ちが英語でスパッと伝わる言い方―Part 1―

1. 誤解される英語①

×My name is Hiroshi Saito.
(私の名前は、サイトウヒロシです)
⇒ネイティブには「わたくし、サイトウヒロシと申す者でございます」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇Hi, I’m Hiroshi, Hiroshi Saito.
(ヒロシです。サイトウヒロシといいます)

⇒自己紹介のときの完璧な言い方がこれ。ネイティブのようにHiを付けてフレンドリーに話しかけましょう。ファーストネームだけでもOK。相手も同じようにファーストネームで返してくれます。
〇My name is Hiroshi, but most people call me Hiro.
(ヒロシといいます。皆からヒロと呼ばれています)

⇒most people call me Hiroと言うことで、「だからあなたもヒロと呼んでください」ということを相手に伝えています。相手との距離がグンと縮み、好印象になります。

My name is~は堅苦しい響きになる

My name is~は、自己紹介のあいさつとして習いましたが、この言い方は形式ばっているので、ネイティブは普段の会話ではあまり使いません。

日本語に訳すと、「わたくし、~と申す者です。お見知りおきを」くらいに聞こえるからです。

代わりにネイティブがよく使うのが I’m Hiroshi.などI’mで始まる言い方。

これにHiを付ければ完璧です。

ネイティブにとって、日本人の名字は難しく聞こえることがよくあります。

よって、まずファーストネーム(Hiroshi)だけを言い、その後に改めてフルネーム(Hiroshi Saito)を伝えるようにしましょう。

さらに、ニックネームで呼んでもらいたいときは、My name is~, butという形で、名前の情報を伝えるのもいいでしょう。

2. 誤解される英語②

×What’s your name?
(お名前を教えてください)
⇒ネイティブには「名前は何だ?」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇Hi, I’m Ichiro. You must be…?
(こんにちは、イチローです。あなたは確か…)

⇒初対面の相手には、自分から名乗るのが常識。そして、事前に紹介されるとわかっている場合は、「今日お会いできると聞いていたので」という含みのある、You must be…?または And you are…?「あなたは確か…」と続けます。
〇What should I call you?
(あなたのことを何てお呼びしたらいいでしょうか?)

⇒相手の名前を聞いたものの、長い名前で呼びづらいような場合、思い切って What should I call you?「何てお呼びしたらいいでしょうか?」と尋ねるのもGood。フレンドリーな印象になります。
〇Who’s calling? [電話口で尋ねる場合]
(どちら様でしょうか?)

⇒電話で相手の名前を尋ねるときは、この言い方や Who am I speaking with?が定番。いずれもややカジュアルなので、丁重さを求められる場面では、May I ask who’s calling?が適切です。

相手の名前を知りたいときは自分から名乗る

まず知っておきたいのが、What’s your name?は感じの悪い言い方であるということ。

Who are you?「誰だ?」と同じくらい無礼な表現といえます。

相手の名前を知りたいときは、自分から I’m~と名乗り、その後に You must be…? / And you are…?「あなたは?」と続けると自然な流れになります。

電話口で尋ねる場合は、Who’s calling? / Who am I speaking with?が定番です。

3. 誤解される英語③

×How are you?
(お元気ですか?)
⇒ネイティブには「ごきげんいかがでございましょうか?」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇Hi! How are you doing?
(元気?)

⇒よほど上下関係のある人でなければ、どんな相手にも使える表現。How are you?と言い慣れている人でも、doingを足すだけだから覚えやすいですね。areを弱め、doingを強めに言うと、よりネイティブっぽくなります。
〇How’s it going?
(お元気ですか?)

⇒直訳は「どんなふうに進んでいる?」だけど、一般的には「元気?」という意味で使います。もちろん、相手の状況全般や、相手が取り組んでいる作業がどんな調子か聞くときにも使えます。
〇What’s up?
(元気にしてる?/最近どう?)

⇒ネイティブの会話で頻繁に使われる、カジュアルな表現。「最近どう?」「何か変わったことない?」という意味合いから、「元気かい?」と尋ねるときに使えます。

How are you?は堅苦しい響きに

誰もが覚えた How are you?ですが、紋切り型に言うと、堅苦しく、そっけなく聞こえがちです。

簡単に言うと「ごきげんいかがでございましょうか?」なんて響きに。

そこで覚えたいのが、How are you doing?などの言い方。

How are you?にdoingを添えることで、「どう過ごしている?」というフレンドリーな響きになります。

How are you doing, John?と相手の名前を添えてもOKです。

4. 誤解される英語④

×I’m fine, thank you.
(はい、元気です)
⇒ネイティブには「大丈夫よ、どうも」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇Pretty good!
(元気ですよ)

⇒Good!もよく使いますが、強調のprettyを加えると感じがいいです。抑揚をつけずに言うと、「まあね」くらいに聞こえるので、イントネーションには気をつけましょう。「最高!」はExcellent!、「変わりないよ」は Nothing much.、「最悪!」は I feel awful!と答えましょう。
〇Not bad.
(元気ですよ)

⇒badでないから、goodという意味で使うことが多い、このフレーズ。言い方の抑揚によって、「まあまあだよ」「悪くはないよ」から、「とてもいいよ」まで表現できます。ほどよくカジュアルな言い方です。
〇Couldn’t be better.
(絶好調だよ)

⇒調子のよいことを伝える決まり文句がこれです。Couldを使った仮定法ですが、「これよりよくなることはない」、つまり「絶好調!」という意味になります。文頭に、主語のitが省略されています。

「元気よ」「絶好調!」など具体的に答える

How are you?と同様、I’m fine, thank you.もネイティブの間ではほとんど使われません。

I’m fine.には「大丈夫だから放っておいて」という含みがあるため、意味は通じても不自然な響きになります。

代わりに、Pretty good.「元気よ」やExcellent!「最高さ!」などと具体的に答えましょう。

その後、オウム返しに How are you doing?、または How about you?と返すのが定番です。

5. 誤解される英語⑤

×Good bye.
(じゃあ、またね)
⇒ネイティブには「さらば!」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇See you! / See you around.
(またね)

⇒約束なしの別れ際のあいさつで、比較的、行動範囲が似ている仲間同士でかけ合う言い回しです。aroundが付いた言い方は、特に会う予定がなくても「(その辺で)また会うよね」という感覚で使います。
〇Bye for now.
(またね)

⇒Bye for now.は「今日はこれにて」という含みを持つため、相手には「またね」と伝わります。Bye!と短く言うこともあります。
〇Talk to you later.
(またね)

⇒丁寧な言い方にすると、I’ll talk to you later.になります。直訳すると「後で話そう」になりますが、特に話す予定がなくても使います。同僚同士や友人同士で交わされる言い方で、電話口でのあいさつにもぴったりです。

Good bye.は深刻な別れの場面で使う

ネイティブが別れ際のあいさつとして Good bye.を使うことは、ほとんどありません。

Good bye.は、二度と会えないといった深刻な場面に用いる言葉だからです。

代わりに、頻繁に使われるのが、「じゃあ、またね」のニュアンスを持つ See you!や Bye for now.などです。

See you!は、状況に合わせて See you later!「また(後で)ね」や、 See you soon.「近いうちに」など、後ろに置く言葉を変えて言います。

6. 誤解される英語⑥

×Thank you very much.
(ありがとうございます)
⇒ネイティブには「それはそれはありがとう存じます」と聞こえます。

〇Thanks a lot.
(どうもありがとう)

⇒ヘリくだりもせず、軽すぎもしないこの言い回しは、ほぼどんなときにも使える便利な言い方です。ネイティブは、上司にだってThanks a lot.と言います。
〇Thanks.
(ありがとうね)

⇒日常会話で頻繁に使えるのがThanks.です。何かを手渡してもらったときや電話を取り次いでもらったとき、レストランで料理が運ばれたときなど。フレンドリーながら、礼儀正しいひと言として使えます。
〇I really appreciate all your help.
(本当にありがとうございます)

⇒丁寧に言いたいときは、「感謝する」という意味のappreciateがぴったりです。目的語に、your helpや your kindnessなど、相手の行為を述べます。Thanks. I appreciate it.と言ってもOK。

Thank you very much.は感謝が伝わらない

Thank you very much.「どうもありがとう」と言うと、微妙なニュアンスが発生してしまいます。

例えば抑揚をつけずに言うと、口先だけの言葉に聞こえたり、状況によっては皮肉を言っているように聞こえたりしがちです。

ただし、自分に親切にしてくれた見知らぬ人や接客の際に使う場合は、おかしくありません。

このときveryをsoに換えて、Thank you so much.と言うと、好感度がアップします。

7. 誤解される英語⑦

×You’re welcome.
(どういたしまして)
⇒ネイティブには「当然だよっ!/当たり前だろ!」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇My pleasure.
(どういたしまして(お役に立ててうれしいです))

⇒It’s my pleasure.または It was my pleasure.と言ってもOK。謙遜の気持ちが含まれ、ちょっとかしこまった場合にも使えます。「お役に立ててうれしいです」という気持ちを表したいときに最適です。
〇Sure, no problem.
(どういたしまして(なんてことないですよ))

⇒ありがとうと言ってくれたことを受け止めつつ、自分がしたことを「たいしたことないです」と言いたいときには、この表現がおすすめです。小さなことから、骨を折ってしてあげたことまで使えます。
〇Don’t mention it.
(どういたしまして(とんでもないです))

⇒お礼を言われるほどでもない、そんなときにぴったりなのがこの言い方。mentionは「~に触れる」という意味です。また、itは相手の感謝の言葉です。これに似た表現には、Not at all!があります。

You’re welcome.は冷たい響きに

You’re welcome.は、相手からお礼を言われたときに返す言葉として覚えましたね。

しかし、言い方によっては、冷たい響きになることもあります。

代わりに覚えたいのが My pleasure.です。

直訳すると「私の喜び」。

「喜んで(したことですから)」という気持ちが伝わります。

Sure, no problem.も便利。

「問題ないよ」という相手を気遣う気持ちが含まれます。

その他、Don’t mention it.という言い方もあります。

8. 誤解される英語⑧

×No, thank you.
(けっこうです)
⇒ネイティブには「もういいから!」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇Thanks, but no thanks.
(ありがとう、でも大丈夫)

⇒まず相手の行為に対してthanksと感謝の気持ちを表し、次に「でも、大丈夫です」と自分の気持ちを伝えます。頭ごなしに No, thanks.と言うと、相手の行為を無下にすることになるので気をつけましょう。
〇No, I’m okay.
(いいえ、大丈夫です)

⇒I’m okay.だけだと拒絶感がありますが、Noを付けることによってそれが和らぎます。もちろん、表情や言い方も大切。微笑みながら、Noをやんわり言うことがポイントです。
〇I’m fine. Don’t worry about me.
(大丈夫だから気にしないで)

⇒「おかわりはいかが?」や「これ食べる?」といった申し出を辞退するときには、I’m fine.だけでもOK。よく使うので覚えておきましょう。

最初に感謝の気持ちを伝える

No, thanks you.「けっこうです」は、相手の好意を断るときのフレーズです。

しかし、表情や抑揚によっては、「もういいから!」「いらない!」などと冷たい印象を与えてしまうので注意が必要です。

そこで覚えたいのが、Thanks, but no thanks.という言い方。

最初にThanksとお礼を言い、その後に but no thanksと続けると、断りつつも相手の行為に対する感謝の気持ちがしっかり伝わります。

9. 誤解される英語⑨

×What’s your job?
(お仕事は何を?)
⇒ネイティブには「君、仕事は?/君の仕事は一体何だ?」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇What do you do?
(お仕事は何をされていますか?)

⇒What’s your specialty?という含みがあるので、専門とする仕事を聞くときに使います。例えば、小説家なら「小説を書いています」と答えられるような、相手を尊重する尋ね方ですね。
〇What field are you in?
(どんな分野のお仕事ですか?)

⇒この聞き方もよく使われる表現です。相手は「職種を聞いているな」とすぐにわかります。What field do you work in?と聞く場合もあります。
〇What do you specialize in?
(ご専門は何ですか?)

⇒What’s your specialty?と同じ表現です。What do you do?と同様に、専門とする仕事を尋ねるときに便利な言い方です。

定番フレーズは ”What do you do?”

相手の仕事を尋ねるとき、What’s your job?というと、尋問めいた響きになったり、偉そうに聞こえたりしがちです。

日本語の「お仕事は?」に近い表現としては、What do you do?を覚えておきましょう。

相手はそれを受けて、I teach English at a junior high school.「中学校の英語教師です」、I play the piano.「ピアニストです」、I work for ABC Bank.「ABC銀行で働いています」などと答えるでしょう。

10. 誤解される英語⑩

×What? [相手に聞き返す]
(えっ?)
⇒ネイティブには「はぁ?/何だって?」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇Could you say that again for me?
((聞き取れなかったので)もう一度言ってもらえますか?)

⇒Could you say that again?でも聞き逃したことがわかりますが、for meを付けるとワンランクアップの言い方に。「聞き取れなかったのは私のせいです」という気持ちが含まれるので、相手は快く繰り返してくれます。
〇Sorry, I didn’t catch that.
(ごめん、今の聞き取れなかった)

⇒catchは「理解する」ということ。聞き取れなかったことが相手にはっきり伝わります。ちなみにSorry?「えっ?」と短く言うこともありますが、その場合はきつい印象を与えないように軽やかに言いましょう。
〇Come again?
(もう一度お願い)

⇒友人や同僚など、親しい相手にはこの言い方がぴったり。ただしイントネーションには気をつけてください。語尾を上げて言わないと「また来てね」と別の意味に聞こえてしまいます。

What?は相手をバカにしている響きに

What?は優しい語調なら「なあに?」に聞こえなくもありませんが、たいていは相手をバカにしたような、失礼な印象を与えがちです。

日本語の「何ばかなことを言ってるの?」という気持ちで聞き返す「はぁ?」や「何だって?」というニュアンスです。

同様に気をつけたいのがPardon?「えっ?」。

平坦に言うと否定的に聞こえることもあります。

カジュアルに返すならCome again?がよいでしょう。

11. 誤解される英語⑪

×Who are you?
(どなたですか?)
⇒ネイティブには「お前は誰だ?」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇Who is it? / Who’s there? [ドア越しに言う]
(どなたですか?)

⇒ホテルの部屋にいて、ドアをノックされたときに応える言い方がこれ。Who are you?というと、相手を威嚇しているよう聞こえるので、Who is it?をぜひ覚えておきましょう。
〇Who’s calling? / Who’s this? [電話口で言う場合]
(どちら様ですか?)

⇒電話に出て「どちら様ですか?」と聞くときはこの言い方。Who’s this?でもOKですが、「誰が電話をかけているの?」という意味で、Who’s calling?。May I askを頭につけると丁寧です。
〇To whom am I speaking? [電話口で言う場合]
(どちら様ですか?)

⇒Who am I speaking to?の正しい言い方。直訳は、「私はどなたとしゃべっているのですか?」。電話の向こうの人に「どちら様?」という言い回しで、ネイティブらしい表現です。

Who are you?はめったに使わない

Wo are you?を見ず知らずの人に対して使うは大変失礼です。

基本的には、Who is it?や Who’s there?と尋ねるのがベスト。

電話口の場合は、Who’s this?や Who’s calling?、To whom am I speaking?などが定番。

なお、警官が尋問で聞くような場合や、不審者に対して問うような状況では、あえてWho are you?と聞くことも。

しかし、日常会話ではあまり使わないと覚えておくといいでしょう。

12. 誤解される英語⑫

×I’m sorry. [相手の肩などに触れたとき]
(失礼)
⇒ネイティブには「私が悪うございました」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇Excuse me. / Excuse us.
((前を)失礼します)

⇒謝罪ではなく、呼びかけるときの「すみません」に近いのが Excuse me。2人以上の場面では、meをusに変えて Excuse us.と言うと、相手は「何人かいるんだな」とわかり、マナーとしてもGood。
〇Excuse me for interrupting.
(お話し中、すみません)

⇒日本語の「お話し中にすみません」に近い言い回しがこれ。「お話されているのはわかっていますが、ちょっとだけすみません」という状況で使います。
〇(Achoo!) Excuse me.
((ハックション!)おっと失礼)

⇒Excuse me.は動作の前に言うのが前提ですが、とっさに出てしまったくしゃみなどの場合は後でOK。くしゃみをすることは悪いことではないので、I’m sorry.というのは不自然です。

日本語の「あのう…」はExcuse me.

過失や失敗を謝罪するのであれば、I’m sorry.やそれ以上の丁寧な謝罪が求められます。

しかし、相手の肩に触れただけといった状況では、I’m sorry.はやや大げさで、言われた側はバカにされた気持ちになることもあります。

そんな場面で使いたいのが、Excuse me.です。

肩が触れた場合の他、電車を降りるときやくしゃみをしたときの「すみません」「失礼」という場面で使えます。

日本語の「あのう…」に近い「すみません」と覚えてください。

13. 誤解される英語⑬

×It’s OK.
(大丈夫です)
⇒ネイティブには「もういいから!放っておいて」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇Don’t worry about it.
(心配するほどのことじゃないよ)

⇒「大丈夫です」の定番表現。似た言い方には、It’s nothing to worry about it.があります。この場合、文頭にitがくるので、aboutの後には何も続きません。
〇No worries.
(心配いらないよ)

⇒ちょっとカジュアルな言い方です。「大丈夫さ!」というニュアンスもあるので相手に安心感を与えられます。相手に気を遣わせない意図もあるため、Thank you.と言われたときの言葉として使う場合も。
〇No sweat.
(困ったことはないよ)

⇒sweatは「汗」という意味ですが、「心配すること」も表します。No sweat.で「心配いらいないよ」「困ったことはないからね」といったニュアンスになります。いずれもカジュアルな表現です。

「OK」は相手の善意をはねつけることも

こちらを心配して声をかけてくれたときに、「大丈夫です」という意味で「OK」を使ってしまいそうですが、実は要注意の言い方です。

「OK」は、日本語の「いい」や「大丈夫」より、「まあまあです」といった意味が強く、そのためOKというと「私は大丈夫だから放っといて!」という、相手の行為をはねつけるニュアンスに伝わってしまう場合があります。

Don’t worry about it.など別の言い方を覚えましょう。

14. 誤解される英語⑭

×What’s your problem?
(どうしたの?)
⇒ネイティブには「何か文句あるの?」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇What’s the matter?
(どうしたの?)

⇒matterは「困っている問題」。そのままに伝わるフラットな言い回しです。matterは「課題」という意味もあるので、issueに置き換えて、What’s the issue?「課題は何?」と言うこともできます。
〇What’s wrong?
(どうしたの?)

⇒wrongは「よくないこと」。What’s the matter?と同じ感覚で使えます。ただし、What’s wrong with you?となると、What’s your problem?と同様、「何が不服なの?」の意味にもなるので、きつい言い方にならないよう、やわらかい表情で言うのがよいでしょう。
〇What happened?
(何が起こったの?)

⇒「何が起こったの?」という言い回しから、「どうしたの?」と心配する気持ちが伝わります。What’s happening?も同じように使えます。

ケンカ腰の表現になるので要注意!

「どうしたの?」と聞くとき、What’s your problem?か What’s the problem?かで迷ったことはありませんか?

しかし、いずれもケンカ腰の表現になるので注意が必要です。

特に、your problemは「あなたの問題は何?」転じて「何が不服なの?」の意味に。

一方の What’s the problem?は文字通り「何が問題?」の意味に。

相手を気遣う「どうしたの?」なら What’s the matter?や What’s wrong?と言うのが正解。

15. 誤解される英語⑮

×Do you understand?
(わかりますか?)
⇒ネイティブには「わかってるの?!」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇Do you see?
(わかりますか?)

⇒seeは「見る」という意味。そこから、視覚的に理解することを核として、「理解する」という意味に使われます。1つだけ覚えておくならこれですね。親しい人には You see?と言っても構いません。
〇Do you see what I’m saying?
(私の言っていることがわかりますか?)

⇒Do you see?のバリエーションとして覚えておきたいのが、この言い方。seeをknowに換えてもOK。
〇Am I making sense?
(意味わかった?)

⇒主語を I「私」にした、控えめな「わかる?」がこれ。make sense「理にかなう」を使い、「私の言ってることおかしくない?」と尋ねます。Does this make sense?でも伝わります。

相手を見下した、感じの悪い聞き方

Do you understand?は、相手が理解しているかを確認するフレーズで、「わかる?わかってないよね?」と相手を疑いながら尋ねるニュアンスです。

そのため、「わかりますか?」とさらっと尋ねるときに言うには不適切。

会話の中で、わかったかどうかを聞く場合は、Do you see?がおすすめです。

seeを使うことで、あっさり尋ねるニュアンスになります。

16. 誤解される英語⑯

×What are you thinking?
(何を考えているの?)
⇒ネイティブには「一体全体何考えてんのよ!」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇What are you thinking about?
(何を考えているの?)

⇒相手が現在考えていることだけを尋ねるフレーズ。こう聞かれた相手も、例えば About today’s stock market.「今の株価」、Nothing.「何も」などと答えることが考えられます。
〇What’s on your mind?
(何を考えているの?)

⇒on one’s mindの直訳は「心の上に」だけど、onの前にある事柄について「考えている」という表現に使われます。通常、What’s on your mind?は、「何か気になることでもあるの?」「心配事でもあるの?」と、相手を心配するときに使いますが、相手の考えていることを遠慮がちに尋ねる場合に用いることもできます。

aboutを忘れると相手を責める響きに

「私はあなたのことを考えているの」は I’m thinking about you.、「留学をしようかと思っている」は I’m thinking about studying abroad.と言いますね。

つまり、「~について考える」は、think about~という形が正解です。

これは質問するときも同じ。

もし、aboutを付け忘れてしまうと、相手を責めるような響きになってしまいます。

たった1語の前置詞ですが、意味が大きく変わってしまうのでaboutを忘れずに。

ただし例外もあります。

事前に何かに関して会話があり、その後で、「あなたの意見はどう?」と尋ねる場合は、aboutなしで、What do you think?と聞くこともあります。

置き換え可能と習った英語の言い回し

置き換え可能と習った英語の言い回し

1. 未来形の I willと I’ll~、I’m going to~

×未来形を表す I will~、I’ll~、I’m going to~はいずれも同じ意味。
例1:I will be a doctor. / I’ll be a doctor. / I’m going to be a doctor.
(私は医者になるつもりです)

〇I will~は話し手の「強い意志」、I‘ll~は「その場で決めた予定」、I’m going to~は「計画して考えていること」を表す。
例1:I will go to Tokyo University.
(東大に絶対合格するぞ
例2:I’ll call you tomorrow.
(明日電話するね
例3:I’m going to buy a car next year.
(来年車を買う予定です)

I willは、話し手の「意志」が含まれる

未来を表す言い回しには、I will、I’ll、I’m going toの言い方があると習いました。

この3つは、まったくのイコールではなく、それぞれニュアンスが異なります。

まず、I に助動詞のwillが付くと、「~しようと思う」「~するつもりだ」となり、未来を表す中にも話し手の「意志」を含むニュアンスになります。

名詞のwillには「意志」や「決意」、また「遺言」という意味がありますが、この性質は助動詞のwillにも共通しているのです。

一方、短縮形のI’llはwillの語気をやわらぐため、単純に未来のことを表現します。

ちょっと思いついたことから社交辞令を含めた軽い約束まで使えるため、日常会話では最も多く用いられます。

このように、I willとI’llには微妙な違いがありますが、主語が I 以外(we、you、he、she、theyなど)の場合は両者に違いはなく、単純に未来を表現します

be going toは、計画的な予定を表す

be going toは、I’ll 同様、未来のことを表します。

ただし、I’ll がその場で決めたことを話すときに用いられるのに対し、be going toは計画的な内容を表します。

前出の I’m going to buy a car next year.「来年車を買う予定です」の場合、お金を貯めている、購入する車種を決めているなど、すでに予定に向かって動いていることがわかります。

<使ってみよう>
I will start a diet.
(ダイエット始めるからね!)
⇒willを強調して話すと、「絶対にやるぞ!」という強い決意を表せます。反対に、I’ll で言うと、「そのうちやるから」というニュアンスに。主語が I の場合のみ、このような違いがあるので覚えておきましょう。
I’ll see you at the station.
じゃあ駅でね)
⇒シンプルな未来を表す場合は、I’ll が自然な響きになります。短縮形で軽くなるため、I’llそのものを省くことも多く、See you at the station.でも伝わります。ちなみに、よく使うSee you.「じゃあね」の元の形は、I’ll see you later.になります。
I’m going to go to France.
(フランスに行く予定だよ)
⇒I’m going to~は、話している時点でもう決めてあったことを言う表現です。計画性のあることやずっと考えていることを言うなら、I’llじゃなく、be going toで伝えたいですね。

2. 否定文のdon’tと do not

×否定文のdon’tと do notはどちらを用いても同じ意味。
例:I don’t drive. / I do not drive.
(私は車の運転はしない

〇普通の会話ではdon’tを、強くアピールしたいときは do notを使う。
例1:I don’t drive.
(私は車の運転はしない
例2:I do not drive.
(私は車の運転なんてしない(とんでもない!)
例3:Don’t wash this.
(これは洗わないでね)
例4:Do not wash this.
絶対これを洗わないように(気をつけて)

状況や気持ちに合わせて使い分ける

否定文の表し方は、don’t/do not、doesn’t/does not、isn’t/is not、couldn’t/could notなどのように、短縮形と非短縮形があります。

これらは同じ否定文ではありますがニュアンスが異なるため、ネイティブは状況や気持ちに合わせて使い分けています

基本的に、「短縮形は口語的(会話に用いる)でフレンドリー」、「非短縮形は文語的(文章に用いる)でフォーマル」と言うことができます。

さらに、非短縮形のほうが、強い否定になります。

例えば、I don’t drive.は、「私は車の運転をしない」という単なる事実を伝えるにすぎません。

しかし、I do not drive.と非短縮形にすると、「車の運転なんてしないわ、とんでもない!」というニュアンスに変わります。

Do notは、相手の心に届きやすい

何かを禁止するときは短縮形で Don’t~!「~しないように」と言うより、非短縮形でDo not~!と言うほうが効果は確実に上がります。

特に、notに力を込めて話すと、「~してはいけません!」「絶対に~を禁じます!」くらいに強い響きになります。

また、貼り紙などでは、notに大文字を用いてDo NOT enter!「立入禁止!」などと書くこともあります。

これは、視覚からも訴えることができます。

<使ってみよう>
・Please do not touch the exhibits.
(作品には手を触れないでください)
⇒美術館での英語表記によく見られるサインがこれ。文頭にpleaseが付いているけれど do notと非短縮形を用いているので、厳しく禁止していることが伝わりますね。
・He’s not my boyfriend!
(彼は彼氏なんかじゃないわ!)
⇒単に「彼は彼氏ではありません」と否定するだけなら He isn’t my boyfriend.ですが、「絶対に違う!」という気持ちを表す場合は、例文のようにnotを外に出して言います。さらに「彼氏のわけないじゃない」と激しく伝えたいときは He is notと区切り、さらにnotを「ナァット」と強めに言うと気持ちがより伝わります。
・I am not guilty.
(身に覚えがないよ!)
⇒guiltyは「有罪」という意味ですが、ゲームや映画の世界でもおなじみのフレーズです。主人公が身の潔白を主張するには、amもnotも短縮形にしないで、一語一語はっきり発音します。

3.「~したい」の I want toと I’d like to

×「~したい」の I want toと I’d like to [I would like to]は、どちらを用いても同じ意味。
例:I want to take a look at that teapot. / I’d like to take a look at that teapot.
(あのティーポットが見たいのですが)

〇通常の大人の会話で「~してほしい」と言うときは、I’d like to~を用いる。
例1:I want to take a look at that teapot.
(あのティーポットが見たいよぉ(見せて、見せて!)
例2:I’d like to make a reservation.
(予約を入れたいのですが
例3:I’d love to join you.
ぜひご一緒したいです)

I want to~は子供っぽい言い方

人に「~をしたい」と言うとき、I want to~と I’d like to~のどちらを使うか迷ったことはありませんか?

しかし、ここは迷わず I’d like to~を使いましょう。

I want to~は「~したいよぉ」といった、子供っぽい響きに聞こえてしまうことが多いからです。

そもそも I want to~は、人に頼むためのフレーズではなく、「私は~したい」といった自己発信的な表現です。

これに対し、I’d like to~は、「~したい」と伝えつつ、相手に暗に対応をお願いする表現になります。

よって、対応を乞うことが前提の場合、大人であれば I’d like to~を使うのが自然です。

I want toは気持ちがストレートに伝わる

親しい友人や家族との会話では、I want to~を使っても構いません。

相手に距離を感じさせず、気持ちがストレートに伝わります。

例えば、ショッピング中に友人に I want to stop by the post office, Mike.「郵便局に寄りたいわ、マイク」などというのは、その行為を誰かに頼むわけでもないので、ごく自然な言い方です。

なお、I want to~や I’d like to~よりも強い願望を表す表現に、I’d love to~があります。

前向きな「ぜひ~したい」というニュアンスなので、覚えておくと便利です。

<使ってみよう>
・I don’t want to [wanna] spoil you.
(君を甘やかしたくないんだ)
⇒家族には、want toを使うのが自然だね。この例文は子供に対して親が言うセリフだけど、want toで伝えていても、頼みごとをしているわけではないのは明らかですね。ネイティブはwannaもよく使います。
I’d like to send this by express.
(これを速達で送りたいのですが
⇒相手に何かを頼むときの定番はこれ。レストランでもお店でも、そして郵便局でも。顔見知りの相手だったら、want toを使ってもおかしくないけど、大人としては、これがすぐに口から出るようにしておきたいですね。
I’d love to!
喜んで! / ぜひとも!
⇒これもよく使える、感じのいい言い方です。相手の言ったことに同調するとき、「ぜひやりたい」という意味です。このような状況では、toの後には何もつけなくてOKです。

4. 義務を表すmustと have to

×義務を表すmustとhave toは、どちらを用いても同じ意味。
例:I must go to the bank. / I have to go to the bank.
(銀行に行かなければならない

〇義務感を伴う場合はmust、「~しないと」くらいの状況にはhave toを使う。
例1:You must answer this question.
(この質問に答えなければなりません
例2:You have to download the file.
(ファイルをダウンロードしないとね

義務感の温度差によって使い分ける

義務を表す表現として、mustと have toを習いましたね。

両者はイコールのように覚えましたが、ネイティブはこの2つを状況に合わせて使い分けています。

まず、mustですが、こちらは「~しなければならない」という、まさに義務を表すときに使う助動詞です。

例えば、法的に避けられないことを話すとき、医者が患者に指示を出すときなどは、mustを使って伝えるのが自然です。

一例を挙げると、空港で入国審査の係員が言う、You must answer this question.「この質問に答えなければなりません」などがあります。

そもそもmustは、「~に違いない」という意味を表す単語。

実はネイティブは、こちらの意味で使うことが大半です。

例えば、You must be tired.「君は疲れているに違いない」、It must be.「そうに違いない」などと言います。

義務を伴わない場合はhave toを使う

一方、have toはそこまで義務を伴わない状況のときに使われます。

例えば、You have to download the file.と言われたら、「(作業を続けたかったら)ファイルをダウンロードしなくちゃ」などのような軽い表現になります。

なお、必然性などによって前向きな気持ちを表す「~しなくちゃ」には、need toがあります。

例えば、I need to exercise.「運動しなくちゃ」などと言います。

<使ってみよう>
・I must pay my taxes by tomorrow.
(明日までに税金を払わなくては
⇒避けたくとも避けられないことってありますよね。納税なんかは義務だからmustを使いますね。他にも、「その理由を教えなさい!」って相手に詰め寄るならば、「その理由を知らなければならない」という言い回しで、I must know the reason.が使えます。
・I have to go to church.
(教会に行かなくちゃ
⇒自分の意思や計画で「~しなくちゃ」と言うときは、have toが自然です。生死にかかわる重大なことでなくても、目の前の大事なことであれば、ほとんどは have toです。ちなみに、I have to go.は「ちょっとトイレ」って聞こえます。
・If you’re starting a business, you must read this book.
(起業するならこの本(を読むの)はマストだよ)
⇒日本語でも「マストアイテム」「~はマストだよ」と言ったりするけど、ニュアンスは通じますね。そこからもわかるように、相手に強く勧めるときには、mustを使うのも効果的です。

5. 助動詞のcouldと was able to

×過去の能力を表すcouldと was able toは、どちらを用いても同じ意味。
例:He could teach French. / He was able to teach French.
(彼はフランス語を教えることができた

〇過去形のcouldは仮定法として用いられる。能力を表す場合は was able to~で表す。
例1:He could teach French.
(彼ならフランス語を教えられるのに
例2:I was able to get there without a map.
(地図なしでもそこに行くことができた

couldは「能力」より仮定法を表すことが大半

「私はピアノを弾くことができる」などのように、能力を表すときは、助動詞のcanを使って I can play the piano.と言います。

では、それを過去形にして「私はピアノを弾くことができた」という場合、I could play the piano.と言うでしょうか。

正解はcouldは使わず、was able toを用いて、I was able to play the piano.と言います。

canの過去形couldですが、couldが能力を表す意味で使われることはほぼ皆無です。

couldは仮定法の意味を表すことが大半です。

よって、I could play the piano.は、「私だったらピアノを弾けるのに」という仮定法の意味になります。

ただし、過去のある一定期間を表す場合は別です。

「私が子供のとき」という節が付いた I could play the piano when I was a child.は、過去の能力について表します。

よって、I was able to play the piano when I was a child.と同じ意味の「私は子供のときピアノを弾くことができた」を表すのです。

否定文の場合は、could=was able to

couldは仮定法を表すことが大半と言いましたが、否定文の場合は、couldは能力を表す助動詞として使えます。

つまり、「宿題が終わらなかった」は、I couldn’t finish my homework. / I wasn’t able to finish my homework.のいずれでも表すことができ、両者は同じ意味になります。

<使ってみよう>
・I’m sure you could have been a tea leader.
(君だったらチームリーダーになれたはずだね)
⇒例えば、Aさんがリーダー候補から落選したときに、目の前の人物に言う言葉。Aさんではなく、君だったらリーダーになれた、という仮定法です。I’m sureを付けることで、強調表現になります。
・Mary wasn’t able to make it by then.
(メアリーはそのときまでに間に合わなかったの)
⇒wasn’t able toは、そのまま「できなかった」という表現です。過去の否定文だから、wasn’t able toをcouldに換えてもOK。ちなみに、make itで「間に合う」の意味です。
・I could go.
(僕だったら行けるのに(僕に頼めばいいのに))
⇒誰かが行くことになっているにもかかわらず、行かれそうにない、といった状況に言うひと言。もし、時すでに遅しなら、I could have gone.「僕だったら行かれたのに」と言います。

6. 助動詞のcanと be able to

×「~することができる」を表すcanと be able toは、どちらを用いても同じ意味。
例:I can do it. / I’m able to do it.
(私はそれができる

〇ポジティブな「できる」にはcanを、ネガティブな「できる」には be able toを用いる。
例1:I’m able to do it.
(私はできると思うけど(わからないわ))
例2:Sachiko can buy a house.
(サチコは家を買うことができる
例3:Sachiko is able to buy a house, but she isn’t interested.
(サチコは家を買える(ほどの経済力がある)のに、(買うことに)興味がないんだ)

canと be able toはニュアンスが異なる

前項では、過去形のcouldと was able toの違いを紹介しました。

では、現在形のcanと be able toに違いはあるのでしょうか?

学校では、それら2つは同じ使い方ができると習った人も多いはずです。

しかし、実際はそれぞれ違うニュアンスがあり、ネイティブは使い分けています。

be able toはネガティブな含みを持つ

canは、シンプルに「~できる」という意味ですが、be able toが使われた文はcanと異なりネガティブなニュアンスを含みます。

さらに、後ろにbutなどの節が付きます。

例えば、canを使った Sachiko can buy a house.は、「サチコは家を買うことができる」という意味ですが、Sachiko is able to buy a house.になると、「サチコは家を買うことができるのに、買わない」という意味になるのです。

そのため、後ろに but she isn’t interested.「でも、その気がない」などの「理由」が加わり、Sachiko is able to buy a house, but she isn’t interested.「サチコは家を買える(ほどの経済力がある)のに、(買うことに)興味ないんだ」のような使い方になります。

つまり、canは「~できる」、be able toは「~できるのにしない」という意味になり、canはポジティブ、be able toはネガティブな表現に分かれるのです。

<使ってみよう>
・I can sing well.
(僕は歌がうまいよ
⇒これは普通に「~できる」という意味です。I can finish this by tonight.「今晩までに仕上げられるよ」とか、He can teach science.「彼は科学を教えられる」などと同じですね。
・He would be able to become an artist, but he doesn’t try hard.
(彼はアーティストになれる(ほどの才能がある)のに、(そのための)努力をしないの)
⇒be able toはcanと違って「~できるほどの能力があるのに…しない」という状況を表すときによく使います。だから、現時点では「~する気配がない」くらいのニュアンス。ネガティブな表現に使うことが多いです。
・I’m able to start my own business, but I like having a steady job.
(僕は起業できるけど、安定した仕事がいいんだ)
⇒but以降の節が理由で、「~していない」だけで「能力はある」というところに注目してください。

7. 第三文型と第四文型

×第三文型と第四文型は、どちらを用いても同じ意味になる。
例:He gave this book to me.[第三文型]/ He gave me this book.[第四文型]
(彼は私にこの本をくれた)

〇第三文型は人(to me)を強調。第四文型は2つの目的語(me/this book)が同格。
例1:He gave this book to me.
(彼は私にこの本をくれた)
⇒第三文型
例2:She showed the old photo to me.
(彼女は、わざわざ私に、その古い写真を見せた)
⇒第三文型
例3:She showed me the old photo.
(彼女はその古い写真を私に見せた)
⇒第四文型

第三文型は人(to me)を強調する

第三文型と第四文型を覚えていますか?

第三文型は「SV+O」(主語+動詞+目的語)、第四文型は「S+V+O(人)+O(物)」(主語+動詞+間接目的語+直接目的語)の形ですね。

「彼は私にこの本をくれた」という場合、第三文型の He gave this book to me.でも、第四文型の He gave me this book.でも通じます。

両者の意味は同じと思いがちですが、ニュアンスに違いがあります。

第三文型は「主語+動詞+目的語」の形ですが、目的語の後ろにto+人(ここではme)がくるため、話すときは物(ここでは this book)である目的語より to meのほうが強めに聞こえます。

つまり、「彼が私にこの本をくれた」のは、「他の誰でもなくこの私」というニュアンスになります。

一方、第四文型の He gave me this book.の場合、meも目的語になるので、meと this bookとが同等の重みになるのです。

文型はそのときの状況を表す

もう1つ、She showed the old photo to me.と She showed me the old photo.を比べてみましょう。

前者の第三文型はmeが強調されているため、「わざわざ私に」といったニュアンスです。

一方後者の第四文型は、見せた相手と見せた物が同じ比重のため、事実を淡々と語っていることになります。

このように、用いる文型によってそのときの状況が想像できます。

<使ってみよう>
・I bought this computer for you.
(君のためにこのパソコンを買ったんだよ)
⇒相手のためにしたということを、わかってほしいこともありますね。そんなときは例文のように第三文型を使って言うと◎。前置詞は動詞によって変わるので、ここでは to youではなく、for youです。
・She told me about the party.
(彼女はそのパーティの話をしたの)
⇒前置詞のaboutが付くけど、これは第四文型でフラットな表現です。第三文型に置き換えられそうだけど、She told about the party to me.とは言わず、She let me know about the party.がおすすめです。
・Could you give me a minute?
(ちょっと待ってくれる?)
⇒「ちょっと待って」と言うときの定番表現です。だから、第三文型の Give a minute to me.とは言いません。ちなみに親しい相手なら、Could youを省いて Give me a minute.と言ってもOK。

8. 使役動詞のmakeとhave

×使役動詞のmakeとhaveはどちらを用いても同じ意味。
例:I made him clean the room. / I had him clean the room.
(彼に部屋の掃除をしてもらった

〇相手に無理強いする場合はmake、お願いしてやってもらう場合はhaveを用いる。
例1:I made him clean the room.
(彼に部屋の掃除をさせた
例2:My mother made me call the store to complain.
(母は私に、その店にクレーム電話をかけさせた
例3:Peter had his co-worker attend the meeting.
(ピーターは同僚に会議に参加してもらった

makeとhaveは、強制力に違いがある

使役動詞は「(人)に~をしてもらう」と言うときに使う動詞のことで、makeやhaveなどがあります。

いずれも、人に何かをさせる動作を表しますが、強制力に違いがあります。

makeは、The news made us sad.「そのニュースは私たちを悲しませた」などの文からわかるように、後ろに人がくると、その人が好むと好まざるとに関わらず「~させる」「(その人に)~を強制する」というニュアンスになります。

文例の My mother made me call he store to complain.「母は私に、その店にクレーム電話をかけさせた」の場合、おそらく自分で電話をしたくなかったのでしょう、私がいやいや電話をかけたニュアンスが伝わります。

これに対しhaveは、基本的にそれほど強制力はなく、友達や職場の同僚などにお願いするときに使います。

Peter had his co-worker attend the meeting.で「ピーターは同僚に会議に参加してもらった」という意味になります。

使役動詞には「許可」を表すletもある

使役動詞にはもう1つletがあります。

letは「~することを許す」という含みがあるので、makeやhaveと異なります。

電話の相手に、I’d better let you go.「じゃあ、この辺で」をよく使いますが、これは「(忙しいだろうから)切ってもいいよ」という思いやりが含まれているのです。

<使ってみよう>
・I had my friend show us around Kyoto.
(友達に京都を案内してもらった
⇒お願いしてガイドしてもらった場合、hadを使ったこの言い方がぴったりです。ちなみに、I asked my friend to show us around Kyoto.だったら、お願いしただけで、案内してもらったかどうかはわからないことになります。
・You made me love you.
(あなたの魅力に参ったわ)
⇒ドキッとするフレーズだけど、歌詞によくあります。直訳は「あなたは私があなたを愛するようにさせた」。これが転じて、あなたの魅力が強すぎてあなたを愛さずにはいられない、という感じです。makeという単語の強さがよくわかる一文ですね。
・I made myself get out of bed.
(自分に鞭打って、ベッドから這い出たんだ)
⇒makeは強制する表現にぴったりなので、自分自身に使うこともよくあります。「やりたくないけどやらねば!」と言うときなんかは、make oneselfを使うとうまく伝わりますね。

9. 受動態と能動態

×受動態と能動態は、どちらの言い方を用いても同じ意味になる。
例:He gave me this flower.[能動態]/ I was given this flower by him.[受動態]
(彼がこの花をくれたの)

〇通常の会話では主語を変えてでも能動態を使う。
例1:I teach English to kids.
(私は子供たちに英語を教えている)
⇒能動態
例2:The law was changed.
(法が改正された)
⇒受動態

動作主が強調される受動態

受動態と能動態は、どちらを使って表して同じ意味になる、と習ったのではないでしょうか。

しかし、ネイティブは状況に合わせて、受動態と能動態を使い分けています。

さっそく、例文の「彼がこの花をくれた」という内容を例に説明していきましょう。

「彼がこの花をくれた」は、能動態では He gave me this flower.と言います。

基本的にはこの言い方でOK。

一方、これが受動態の I was given this flower by him.になった場合、同じ行為でも by himが強調され、花をもらった側の気持ちが反映されます。

つまり、ポジティブな内容だったら、「なんと彼からなの!」という嬉しさを表現できます。

反対に、ネガティブな内容、例えば I was scolded by him.なら「私が叱られるなんて!」「叱ったのは彼なんて!」という憮然とした気持ちを表せます。

つまり、特に感情を入れなくてもよい会話では、事実を淡々と伝える能動態で言うのが適切です。

動作主が不明な場合は受動態で言うことも

受動態で言うことが自然な場合もあります。

例えば、動作主がわからない場合です。

例文の、The law was changed.「法が改正された」では、状況を表すので、by誰それとは言えません。

同様に、動作主が一般的な人などの場合は、受動態にして動作主を省略します。

<使ってみよう>
・That castle was registered as a World Heritage Site.
(その城は世界遺産に登録された)
⇒一般的な事実の場合は、特定の動作主(by人)がいらないので、受動態で表すのが自然です。ニュースを見ていると She was elected president.「彼女は大統領に選出された」など、受動態で表現されていることがたくさんあります。
・I was scared by the thunder last night.
(昨夜は雷にびっくりしたわ)
⇒これも受動態でないとおかしいですね。雷は自然現象だから、彼女を驚かしたわけではないですし。それから、I was born in Japan.「日本生まれなの」と言うときも受動態ですね。
・I caught the last train.
(終電に間に合ったよ)
⇒受動態にするとおかしな文になるのはこんな場合です。機械的に受動態にすると、The last train was caught by me.となり、意味不明。まるで、走り出した終電を力づくで止めた、といったニュアンスになります。

10. 関係代名詞

×2つの文は関係代名詞を使って1文にまとめる。
例:He’s a German tourist. I met him yesterday.[通常の文]/ He’s the German tourist that I met yesterday.[関係代名詞]
(彼はドイツ人旅行者です。私は彼と昨日出会いました)

〇通常の会話では、関係代名詞より、2文に分けて話す方が自然。
例1:I found a cool store. They carry excellent jazz CDs.
(すごい店を見つけたよ。素晴らしいジャズのCDを売ってるんだ)
例2:I found a cool store that carries excellent jazz CDs.
(素晴らしいジャズのCDを売っているすごい店を見つけたんだ)

会話では2文に分けて話すほうが自然

関係代名詞を使った文は、関係代名詞の後ろの内容を、先行詞(関係代名詞の前にくる名詞)にかけて、「~のところの」人や「~のところの」○○、となると習ったでしょう。

しかし、ネイティブは日本語訳のように後ろから「返り読み」はせず、「彼はドイツ人旅行者でね、私が昨日会った人だよ」と話すことが多いのです。

むしろ、関係代名詞を使って長い1文にすると、ちょっとまわりくどい印象を与えてしまうことも。

会話では、シンプルに話すほうが自然なので、2文のまま、あるいは、I met that German tourist yesterday.「昨日のあのドイツ人旅行者と会ったよ」と言うとよいでしょう。

強調したいときには関係代名詞を使う

会話でもあえて関係代名詞を使うことはあります。

例えば、何かを強調して伝えたいときです。

先の例文 He’s the German tourist that I met yesterday.は「彼こそが、私が昨日会ったドイツ人旅行者です」といったニュアンスになりますし、That’s the exhibition that I really wanted to see.は「(他の展覧会ではなく)その展覧会をすごく見たかったのです」といったニュアンスになります。

つまり、関係代名詞を使うと、先行詞を強調して伝えることができるのです。

なお、先行詞を兼ねるwhatを使った That’s what I meant.「そういうことだ」といった文でも、同様にThat’sが強調されます。

<使ってみよう>
・I like Gary. He’s a hard worker.
(私はゲイリーが好きだ。彼は努力家なんだ)
⇒関係代名詞を使って I like Gary, who is a hard worker.と言うと、「私は努力家なゲイリーが好きなんだ」と、妙に理屈っぽく聞こえてしまいます。日常会話では、無理に関係代名詞を使わなくてもOKです。
・This is the herbal tea I’ve been looking for. It has a relaxing effect.
(私が探していたハーブティーはこれよ。リラックス効果があるの)
⇒これは、This is the herbal tea that I’ve been looking for.のthatが省略された文。関係代名詞を用いると、「(他のハーブティーではなく)このハーブティーをずっと探していたのです」となって、特定のハーブティーが強調されます。
・Is there anything I can do for you?
(君にしてあげられることある?)
⇒この文も、anythingと I の間に入る関係代名詞thatが省略されています。anythingが強調されるので、「何でも言ってね」というニュアンスが伝わります。

11. 依頼表現の Would you~?と Could you~?

×依頼表現の Would you~?と Could you~?は、どちらを用いても同じ意味。
例:Would you get that for me? / Could you get that for me?
(それを取っていただけますか?)

〇wouldは相手の「意志」を、couldは相手の「可能性」を尋ねる。
例1:Would you get that for me?
(それを取っていただいてもよろしいですか(=それを取ってくださるつもりはありますか)?)
例2:Could you get that for me?
(それを取っていただくことはできますか(=それを取ってもらうことは可能ですか)?)

wouldには「意志」、couldには「可能性」の意味がある

依頼表現の Would you~?と Could you~?は、「~していただけますか?」という依頼表現です。

いずれも過去形を使って尋ねる言い回しなので丁寧な聞き方ですが、両者のニュアンスには違いがあります。

その理由は、wouldとcouldの持つ、単語の意味が関係しています。

wouldという単語には「意志」、couldという単語には「可能性」の意味があります。

そのため、Would you~?で尋ねると相手の意志を、Could you~?で尋ねると相手の可能性を聞くことになります。

よって、Would you~?で尋ねられた相手は、本人の気持ちを聞かれているので断りにくく、Could you~?で聞かれた相手は可能性の問題なので、自分の意志を表示しやすいといえるのです。

ニュアンスによって使い分ける

その他の場合は、状況に合わせて使い分けます。

例えば、「お願いだから私に優しくしてよ」と頼む場合。

これが受け入れられるかどうかは、可能性というより相手の気持ち(=意志)の問題です。

そのような場合は迷わず、wouldを使って頼みましょう。

同様に、何かをやめてほしいときや態度に関するお願いも相手の意志の問題なのでwouldを用いるのがぴったりです。

<使ってみよう>
Could you tell me how to get to ABC school?
(ABC学校への行き方を教えてくれますか?)
⇒道を尋ねるときは Could you~?で。なぜなら、道順を知っているか、あるいは教えられるかどうかは、「可能性」や「能力」の問題だからです。
Would you be my girlfriend?
(彼女になってくれますか?)
⇒「あなたは、僕の彼女になってくれる意志がありますか?」という意味で、Could you~?ではなく、Would you~?を使います。こう言われたらうれしいですね。
Would you like something sweet?
(何か甘いものどう?)
⇒食べるかどうかを決めるのは、その人の「意志」なので Would you~?で尋ねます。Would you like a taste?「味見する?」や Would you like a bite?「一口どう?」なども同じです。

12. 感嘆文のwhatとhow

×感嘆文は、WhatまたはHowのどちらを用いても同じ意味になる。
例:What a beautiful flower this is! / How beautiful this flower is!
なんてきれいな花なんだ!)

〇「how+形容詞/副詞+主語+動詞!」は死語に近い。Howで表現する場合、「how+形容詞!」が自然。
例1:What a beautiful flower (this is)!
なんてきれいな花なんだ!)
⇒Whatで表す。
例2:How beautiful!
なんてきれい(な花)なんだ!)
⇒Howで表す。

日常で使う表現はwhatの感嘆文

感嘆文は、「What a/an+形容詞+名詞+主語+動詞!」、もしくは「How+形容詞/副詞+主語+動詞!」の形で表現できると習いました。

What a beautiful flower (this is)!も How beautiful this flower is!も「なんてきれいな花なんだ!」と同じ意味ですが、ネイティブは How beautiful this flower is!とはほとんど言いません。

形式的、死語といった印象があるからです。

「How+形容詞/副詞+主語+動詞!」は、小説や詩、戯曲などの「文学的表現」として、しばしば登場します。

それ故、会話の中で、How happy I am!と言うと、「我、至福の絶頂にひたるぞよ」くらい滑稽な響きに。

ただし、形容詞の後(主語+動詞)を省略した形で、How beautiful!や How happy!と言うなら、なんらおかしくありません。

感嘆文は強調文で言い換えられる

女性が「なんて素敵なドレスなの!」と言うときがありますね。

感嘆文はまさにこのニュアンスです。

つまり、感嘆文はどちらかと言うと女性的な印象が強のです。

よって、男性の場合、驚きを表すときは、Whatの感嘆文より、soやsuchを使って言うといいでしょう。

例えば、This flower is so beautiful!や It’s such a beautiful flower!など。

これなら、感嘆文と同じニュアンスで伝わります。

<使ってみよう>
What a shame!
わあ、残念だ!)
⇒shameは「恥」や「不名誉」という意味があるけど、このshameは「残念なこと」を指します。Too bad!「がっかりだね!」に近いですね。
How exciting!
(ワクワクするね!)
⇒excitingは「心が躍る」「ワクワクする」という意味の形容詞。相手が素敵なプランを話したら、How exciting!「それはワクワクするわね!」と答えればバッチリ!Sounds fun!より気持ちが伝わりますね。
It’s such a beautiful day!
なんていい天気なんだ!)
⇒whatやhowを使う感嘆文は、suchを使っても言えます。「such (a/an)+形容詞+名詞」で、「なんて○○な(名詞)なんだ!」と強調できるので、感嘆文と同じニュアンスになります。

13. 否定語のnotの位置

×否定のnotは、主節においても、従節においても同じ意味になる。
例:I think he isn’t a doctor. / I don’t think he’s a doctor.
(私は、彼は医者ではないと思う)

〇ネイティブの自然な会話では、notは主節に置く。
例1:I don’t think she likes it.
(私は、彼女はそれを好きじゃないと思う(=私は彼女がそれを好きだとは思わない))
例2:He doesn’t believe I’m happy.
(彼は、私が幸せでないと思っている(=彼は私が幸せだと信じない))

notの位置でニュアンスが変わる

I think (that)~のような主節(I think)と従属節(that以降)で構成されている文を否定形にする場合、notの位置によりニュアンスが異なります。

I don’t think~「私は~だと思わない」と I think~not「私は~じゃないと思う」は、同じ事実を表すものの、否定の度合いが違ってくるのです

日本語では「~とは思いません」より「~でないと思います」と言うほうが好まれる傾向があります。

これは、後者の方がやわらかい響きになるから。

一方、ネイティブは逆です。

結論を先に言う、つまり、話し手の考えがはっきり伝わる「~とは思いません」(I don’t think~)を好む傾向があります。

否定の位置により I’m sure~も用いる

I think~not「~じゃないと思う」と、否定が従属節に入ると、ネイティブの耳には不自然に聞こえます。

これはnotが従属節にあると強い否定になるのに対し、主節のI thinkが「弱い断定」のため、文としてのバランスが悪いから。

He isn’t a doctor.と言いたいときは I thinkではなく、「強い断定を表す」I’m sureを用いて I’m sure he isn’t a doctor.と言うのが自然です。

ちなみに、He isn’t a doctor.と He’s not a doctor.では、notを短縮形にしていない分、He’s not a doctor.のほうが否定の度合いがより強くなります。

<使ってみよう>
・I don’t think he’s Carlos.
(彼はカルロスじゃないね(=私は彼がカルロスだとは思わない))
⇒主節で最初に否定するほうが、やわらかい響きになります。はじめに「私は思わない」と自分の考えを言い切ってから次を述べる、と考えるとわかりやすいですね。
・I do not think he’s Carlos.
(彼はカルロスにはとうてい思えないわ(=私は彼がカルロスだとはとうてい思わない))
⇒I don’t think he’s Carlos.「彼はカルロスじゃないね」より強く否定する言い方がこれです。don’tを短縮形にせず do notと言い、さらにnotに力を込めて言うと、否定の気持ちがさらに強く伝わります。
I’m sure he’s not Carlos.
(彼は絶対にカルロスじゃないって
⇒「とにかく違う!」ことを主張したいときは、強い確信を表す I’m sureを使って表します。主節と従属節の強さが同じくらいになり、バランスがいい文と言えますね。

14. 否定疑問文の Don’t you~?

×相手に何かを尋ねる Do you~?や Don’t you~?はどちらを用いても同じ意味。
例:Do you know about that?/ Don’t you know about that?
(それについて知っていますか?

〇否定疑問文 Don’t youで尋ねると、非難がましく聞こえることがある。
例1:Don’t you know about that?
そんなことも知らないの?(本当は知っているのに隠してるんじゃないの?))
例2:Aren’t you hungry?
(君はお腹がすいているはずだよ(食べなよ/無理するなよ))
例3:Don’t you have any questions?
(質問があるでしょうに

否定疑問文は非難がましく聞こえる

「それ」について知っているかどうかを尋ねる場合、Do you know about that?「それについて知っていますか?」、Don’t you know about that?「それについて知らないですか?」という聞き方があると習いましたね。

どちらで尋ねても同じと思っていたかもしれませんが、実はそうではありません。

状況によっては、否定疑問文で Don’t you know about that?と尋ねると、「そんなことも知らないの?」と相手を非難しているように聞こえたり、相手を疑って「本当は知っているのに、隠しているのでは?」という反語的なニュアンスに聞こえたりすることがあるのです。

単なる質問は通常の疑問形で尋ねる

なぜ、そのように聞こえるかと言うと、疑問文が Don’t you~?と否定形になると、ネガティブなニュアンスが強くなるからです。

日本語では、「お腹すいていない?」「何かご質問はありませんか?」など、控えめに言う場合によく否定形で尋ねます。

しかし、それを直訳して Aren’t you hungry?や Don’t you have any questions?と聞くと、「君はお腹がすいているはずだよ。食べなよ / 無理するなよ」、「質問があるでしょうに / 聞くべきことがあるでしょうに」と、相手を疑っているようなニュアンスに聞こえてしまうのです。

単なる質問は、通常の疑問形で尋ねるようにしましょう。

<使ってみよう>
Don’t you have a boyfriend?
((えー!?)彼氏もいないの?
⇒否定疑問文は、期待が外れたと非難する、ある意味身勝手なニュアンスに聞こえてしまいます。それを認識したうえで言うのはOKですが、使い方には十分に気をつけたいですね。事実関係を聞きたいだけなら、Do you have a boyfriend?が無難です。ちなみに、Don’t you~?で尋ねられたときの答え方はYesが「いません」、Noが「います」の意味になるので注意しましょう。
Haven’t you read the message I sent?
まさか私が送ったメール、まだ読んでないってことないわよね?
⇒相手を「なんで読んでないのよ!」と責めたければ、この表現でOKですが、単に相手がメールを読んだかどうかを知りたいなら、Did you~?の形で聞いてください。答え方は、「読んだ」場合は Yes, I did.、「読んでいない」場合は No, I didn’t.になります。
Aren’t you coming to my birthday party?
(僕の誕生会に来られないなんてことないよな?
⇒誕生会に来てくれるはずだったけど、どうやら雲行きが怪しい、そんなときに相手に確認する言い方がこれです。「僕の誕生会を優先するよね?」という暗示が含まれます。答え方は、「行ける」場合は Yes, I’m coming.、「行けない」場合は No, I’m not coming.になります。

学校で習った英語の言い回し

学校で習った英語の言い回し

1. 助動詞のshould

×shouldは「~すべきだ」という義務を表す。
例1:You should do it now.
(君はすぐにそれをすべきだ)
例2:She should study music.
(彼女は音楽を勉強すべきだ)

〇shouldは「~するといいよ」という提案や、「~するはずだよ」という未来のことを表す。
例1:You should do it now.
(すぐにやったほうがいいよ)
例2:Maybe you should go now.
(すぐに行ったほうがいいんじゃない?)
例3:The train should be coming soon.
(電車はすぐに来るよ)

shouldは、提案や可能性の高い見込みを表す

shouldをshallの過去形として「~すべきだ」の意味と覚えた人は、should=「義務を表す助動詞」という呪縛からなかなか逃れられないようです。

しかし、ネイティブは、shouldを「~したら?」「~したほうがいいよ」といった、軽い提案を表すときに使うことが大半です。

つまり、You should go now.は、「すぐに行ったほうがいいよ」と相手に助言するニュアンスになります。

このとき、頭にMaybeをつけると、より丁寧な提案になります。

次に多いのは、The train should be coming soon.「電車はすぐ来るよ」などのように、何らかの情報を得て「きっと~になる」「~はずだよ」と未来のことを表す場合です。

It should snow tomorrow.「明日は雪だって」は、天気予報を聞いた後の確信ある推量の表現になります。

「~すべきだ」の意味のshouldを使う場合も

状況によっては「~すべきだ」という意味で使うこともあります。

例えば、医者が患者に対してYou should be careful.「気をつけなければならないですよ」と強く助言するときや、We should love our neighbors.「隣人を愛すべきです」と倫理観を述べる場合でなどです。

日常会話では、should have という形で「~すべきだった」や、shouldn’t have「~すべきではなかった」という表現でしばしば使われます。

<使ってみよう>
・You should read this book.
(この本、おすすめだよ)
⇒相手に提案をする言い方には、ここで紹介したshouldの他にも、Maybe you’d better~などがあります。shouldより軽いニュアンスです。
・It’s raining, the cat should be inside.
(雨が降っているから、猫は外には出ないはずよ)
⇒推量を表すshouldは、mayやmightを用いた「~かもしれない」より可能性は高い。「きっと~するよ」と、何かを予測する際に便利な助動詞です。
・You shouldn’t have.
お気遣いなく
⇒例えば、手土産を受け取ったときに口にする言葉です。You shouldn’t have.「そうすべきでなかった」、転じて「お気遣いなく」という意味です。

2. 許可を求める May I~?

×相手に許可を求めるときは、May I~?で尋ねる。
例1:May I have some water?
(お水をいただけますか?)
例2:May I open the window?
(窓を開けてもいいですか?)

〇相手に許可を求めるときは、Could I~?やCan I~?で尋ねる。
例1:Could I have some water?
(お水をいただけますか?)
例2:Could I change rooms?
(お部屋を変えていただけますか?(ホテルで))
例3:Can I get a receipt?
(レシートもらえます?)

日常会話で、相手に許可を求めるときは、Can I~?やCould I~?を使う

トイレを借りたいとき、May I use your bathroom?と尋ねると、「トイレを使うことを許可していただけますでしょうか?」くらいかしこまった響きになってしまいます。

さらに、相手に判断を委ねているニュアンスもあるため、子供っぽい印象を与えがちです。

例えば小学生が先生に、「先生、トイレに行ってもいいですか?」と許可を得るときに、May I be excused?と伝えることがあります。

代わりにネイティブがよく使うのが、Can I~?やCould I~?の言い回しです。

Can I~?のcanには、許可や容認の意味があり、canの過去形couldを使うと、より丁寧な言い方になります。

どちらも、たいていの場面に用いることができます。

May I~は、「丁寧な命令」や、「フォーマルな接客」の場面で使う

では、May I~?はどんな状況で使われるのかというと、丁寧な命令であるレストランで注文するときや、接客などのフォーマルな言い回しが求められる場面などです。

例えば、レストランで水をもらう場合は、May I have some water, please?「お水をいただけますか?」、電話口で相手の名前を尋ねるときはMay I have your name, please?「お名前をお聞かせいただけますか?」などと言います。

<使ってみよう>
Could I use this pen?
(このペンを使ってもいいですか?)
⇒Could I~?の形は、相手との関係を問わず使える万能選手です。難しい間柄はもちろん、丁寧な響きなので目上の人に使って問題ありません。
Can I see your new bike?
(あなたの新しい自転車見てみたいな
⇒Could I~?よりちょっとカジュアルなのが、Can I~?の言い回しです。親しい間柄ならCan I~?のほうがフレンドリーでおすすめです。
May I have some coffee?
(コーヒーをください
⇒丁寧な命令文で、レストランなどで使う慣用表現です。もちろんCouldやCanを用いて、Could I have some coffee?や Can I have some coffee?と言ってもOKです。

3. 疑問副詞のwhy

×「なんで?」と理由を尋ねるときは、Why~?で聞く。
例1:Why do you live in Japan?
なぜ日本に住んでいるの?)
例2:Why do you like surfing?
なぜサーフィンが好きなの?)

〇会話の中で尋ねるときは、What makesやWhat brings、How comeを使って尋ねる。
例1:What made you want to live in Japan?
なぜ日本に住んでいるの?)
例2:What brought you to Japan?
なぜ日本に来たの?)
例3:How come he became a monk?
(彼はなぜお坊さんになったの?)

Why~?は否定的なニュアンスを含む

「なぜ」と理由を聞くときはWhy~?を使うと習いましたが、ネイティブが会話で使うwhyのニュアンスまでは習いませんでした。

whyは確かに「理由」を聞くための疑問副詞ですが、状況によっては相手を傷つけたり、怒らせたりすることがあります。

なぜならwhyは「いったい全体なんで?」「~するはずがないのになぜ?」と言った否定的なニュアンスを含むからです。

さらに、whyで尋ねる聞き方は、言葉を覚えたばかりの子供が「なんで?」「なんで?」と質問攻めにしている印象を与えてしまうこともあります。

そこで代わりに使いたいのが、What makes you~?「何があなたを~させるの?」という表現です。

日本の滞在理由を聞く場合も、この言い回しを使ってWhat made you want to live in Japan?「あなたを日本に留まらせているものは何?」と尋ねれば、会話もスムーズに流れます。

同様に、What brings you~?や How come~?もよく使われる言い回しです。

尋問する場面では、あえてwhyで尋ねる

理由を問いただす状況では、あえてwhyを使って尋ねます。

Why did you do that?「それをやった訳を言いなさい」、Why did you lie to me?「なぜウソをついたんだ?」などです。

また、思いがけず知人に遭遇したときなどは、Why are you here?「なんでここに?」と言うと、驚きを表せます。

<使ってみよう>
What made you so rich?
なんで君はそんなに金持ちなの?)
⇒金持ちの人にWhy are you so rich?と尋ねたら、悪いことをして金持ちになったんだろう?と言っているニュアンスになります。ここでは、What makes you~?の形が適切です。makeの他に、bringやtakeなんかも使います。
How come there’s no hot water this morning?
なんで今朝はお湯が出ないの?)
⇒How comeの原形には、How did it come about?「なぜそうなったのか?」と経緯を問うニュアンスがあるので、What makes~に似た表現になります。カジュアルに「なんでよ~?」という感じです。
What did you bake this cake for?
なんでこのケーキ焼いたの?)
⇒この文は、Why did you bake this cake?と同じ意味です。What for?「何のために?/なぜ?」という表現があって、間に内容を入れると目的を尋ねる言い方になります。

4. 理由を述べるbecause

×何かの理由を述べるときはbecauseを使う。
例1:I was late because I went to the clinic.
(遅れちゃった。なぜなら病院に行ってたから)
例2:I didn’t buy milk because the store was closed.
(ミルクは買わなかったよ。なぜなら店が閉まっていたから)

〇理由を述べるときは、soやthat’s whyを使って説明する。
例1:I went to the clinic, so I was late.
(病院に行っていたので遅れました)
例2:I was sick yesterday, so I couldn’t finish it.
(昨日は具合が悪かったので、それを終わらせることができなかった)
例3:It started to rain really hard. That’s why I took a taxi.
(激しい雨が降ってきたので、タクシーに乗りました)

becauseは言い訳がましい印象に

becauseは理由を伝えるための接続詞ですが、濫用すると子供じみた印象を与えがちです。

ちょうど、親が Why did you break this toy?「なんでおもちゃを壊したの!?」と子供を叱ったときに、Because…Because…「だって…だって…」と言い訳するニュアンスです。

あるいは、Why didn’t you call me?「なぜ君は電話しなかったんだ!?」と問い詰められた人が、Because I didn’t have time.「(しようと思ったけど)時間がなかったもんで…」と言い訳するような響きになり、時として、相手によくない印象を与えてしまいます。

代わりに理由を述べるときに使いたいのが、soや that’s whyといった接続詞です。

例えば、「昨日は具合が悪かったので、それを終わらせることができなかった」は、I was sick yesterday, so [that’s why] I couldn’t finish it.と言います。

これは、最初の節で理由を、soを挟んだ後の節で結果を述べるため、理由を客観的に伝えている印象になります。

内容によってはbecauseを使うことも

becauseで伝えるほうが自然な場合もあります。

「~のせいで」と言いたいときです。

これは通常、否定的な場面で用います。

例えば、遅刻してきた相手に、We missed the train because of you.「君のせいで電車に乗り遅れちゃったじゃないか」などと言います。

<使ってみよう>
・I really like Hawaii. That’s the reason why I learned the ukulele.
(私、ハワイがとても好きなの。ウクレレを習った理由がそれよ
⇒that’s とwhyの間に the reasonを入れたパターン。文の構造がわかりやすいですね。もちろん、that’s whyでもOKです。
・He’s really kind, so people like him.
(彼はとても優しい人だから、皆、彼が好きよ)
⇒前半は理由、後半はその結果です。2つの文をsoで繋ぐだけなので、簡単ですね。
・Zen meditation is hard because it makes you sleepy.
(眠気が襲ってくるので座禅はきついです)
⇒理由を明確にしたいときは、becauseを使って言います。make you sleepyで「眠くなる」という意味です。

5.「~できる?」と尋ねる Can you~?

×相手に何かできるかを尋ねるときは、Can you~?で聞く。
例1:Can you speak Japanese?
(日本語を話せますか?)
例2:Can you cook?
(料理はできますか?)

〇Can you~?は相手の能力を問う尋ね方。ちょっとした質問は、Do you~?で尋ねる。
例1:Do you speak Japanese?
(日本語を話せますか?)
例2:Do you use chopsticks?
(お箸は使える?)

個人の習慣はDo you~?で尋ねる

外国人に「日本語話せる?」と尋ねるとき、Can you speak Japanese?と言いがちですが、実はこの聞き方は偉そうに聞こえてしまい、相手に失礼です。

これはcanには、相手の能力を問うようなニュアンスが含まれているためです。

言語を話すかどうかは、個人の「習慣」によるものなので、「日本語は話せますか?」と聞く場合は、能力を問うCan you~?ではなく通常の疑問文、Do you~?を用いて、Do you speak Japanese?と尋ねます。

「お箸は使える?」も同じです。

Can you use chopsticks?と聞かれた外国人は、「この人は私が日本人じゃないからお箸は使えるはずがない、と思っているのか」と、カチンときてしまいます。

ちょうど、日本人が、Can you use a fork and knife?「ナイフとフォークは使えますか?」と聞かれたら不快に感じるのと同じです。

面接のシチュエーションではcanを用いる

一方、面接など相手の能力を問う場面では、Can you~?を用います。

語学力が求められる場合は、Can you speak Japanese?「日本語を話すことはできますか?」、機械の操作が求められる場合は、Can you operate this type of machine?「この種類の機械を操作できますか?」などと尋ね、相手にその能力があるかどうかを確かめます。

<使ってみよう>
Do you drive?
(運転はしますか?)
⇒友人との会話では、doを使って尋ねます。車の運転は比較的誰にでもできるのであり、「習慣」でもあります。ただし、免許の有無が採用の条件という面接の場などでは、Can you drive?と聞かれます。
Do you play go?
(囲碁はやる?)
⇒囲碁は日本のゲームだけど、囲碁をやるかどうかは発祥地に関係なく、習慣や好みの問題ですので、Do you~?で尋ねます。
Can you do a backflip?
(バク転できる?)
⇒これは特殊能力ですので、canを使って聞くのが自然です。相手がSure.「もちろん(バク転はできるよ)」と答えたら、That’s amazing!などとほめてあげましょう!

6. 提案の had better

×You had betterは、「~したほうがいいよ」という提案を表す。
例1:You had better call your boss now.
(上司にすぐ電話したほうがいいよ)
例2:You had better try taking the exam.
(その試験を受けたほうがいいよ)

〇You had betterは脅迫めいたニュアンス。相手に助言するときは、Maybe you’d better~で伝える。
例1:Maybe you’d better call your boss now.
(上司にすぐ電話したほうがいいよ)
例2:Maybe you’d better do it tomorrow.
(それは明日やったほうがいいね)
例3:Maybe you’d better go see a doctor.
(医者に診てもらったほうがいいんじゃない?)

You had better~は脅迫めいたニュアンス

You had betterは「~したほうがいいよ」という提案の言い回しとして覚えている人は多いことでしょう。

しかし、You had betterは、実は提案ではなく、「~しないと、大変なことになるよ」という強い忠告を表します。

ニュアンスとしては、やや脅迫めいているとも言えます。

そのため、日常会話で「~したほうがいいよ」とアドバイスするときは、You should~や、頭にMaybeを付け、さらに省略形にした Maybe you’d better~の形で言うのが適切です。

例えば、You had better do it tomorrow.と言うと、ネイティブの耳には「それは明日(絶対に)やったほうがいいよ!(さもないと…)」といったニュアンスに聞こえてしまいます。

しかし、Maybe you’d better do it tomorrow.と言えば、「それは明日やったほうがいいね」というアドバイスの意味で言っていることがちゃんと伝わります。

主語がIやweの場合はhad betterでも

自分のことを話す場合は、had betterでも問題はありません。

しかし、省略形に慣れるためにも I’d better~という習慣をつけておきましょう。

例えば、何かを勧められてやんわり断るときは、Thanks, but I’d better pass.や Thanks, but I’d better not.と言うと、「ありがたいけど遠慮します」という意図が伝えられます。

<使ってみよう>
Maybe you’d better check out this website.
(このサイトを参考にするといいね)
⇒友達同士の会話でよく使われる言い方です。先生が生徒にアドバイスするときはMaybeを取り、You’d better check out this website.と言ってもOKです。
Maybe you’d better talk with a lawyer.
(弁護士に相談してみるといいわね)
⇒プライベートなことは、押し付けがましくなく、できる限りやわらかく言いたいものです。Maybeを付けると、「たぶん~だけど」といったニュアンスが含まれ、話し手の優しさが伝わります。
I’d better be going.
おいとまします
⇒同じシチュエーションで I have to go.と言うと「トイレに行かなくちゃ」と聞こえることもあります。「おいとまします」は、I’d better be going.と覚えてください。カジュアルな場面ならI’dを取ってBetter be going.でもOKです。

7. 数を表す形容詞

×可算名詞にはmany、不可算名詞にはmuchを使う。
例1:I have many books.
(私は本をたくさん持っている)
例2:We have much coffee.
(コーヒーはたっぷりある)

〇可算名詞、不可算名詞を問わず、肯定文の場合は a lot ofを使うのがネイティブ流。
例1:I have a lot of books.
(私は本をたくさん持っている)
例2:We have a lot of coffee.
(コーヒーはたっぷりある)

ネイティブは、肯定文にはa lot ofを用いる

「たくさん」という意味の形容詞には、manyとmuchがあり、manyは数えられる名詞(可算名詞)、muchは数えられない名詞(不可算名詞)に用いると習いましたね。

基本はそうなのですが、実際のネイティブの会話では、肯定文にmanyやmuchが使われることはほとんどありません。

ネイティブは可算名詞、不可算名詞に関わらず、a lot ofを用いることがほとんどです。

これは、manyやmuchは文章や形式的な場面にはよいものの、日常の会話では堅苦しい響きに聞こえてしまうからです。

よって、肯定文の場合は可算名詞、不可算名詞に関わらず、a lot ofを使うといいでしょう。

なお、肯定文でも、I ate too much pizza.「ピザを食べすぎちゃった」などのように、tooやsoが付く場合は、muchを用いても違和感はありません。

否定文や疑問文にはmanyやmuchが自然

一方、否定文や疑問文では、a lot ofよりもmanyやmuchを用いるほうが自然です。

特にその傾向は疑問文より否定文に強く、I don’t have a lot of friends.より I don’t have many friends.を、We don’t have a lot of time.よりも We don’t have much time.を使います。

以上をまとめると、「肯定文にはa lot of、否定文や疑問文には可算名詞はmany、不可算名詞にはmuchを使う」傾向があると言えます。

<使ってみよう>
・I have a lot of hobbies.
(私は趣味です)
⇒hobbyは可算名詞なのでmanyを使いたいところだけど、肯定文の場合は a lot ofを用いるのがネイティブ流。ちなみに、a lot ofを lots ofという人もいます。意味は同じですが、おすすめは a lot ofです。
・I have a lot of homework today.
(今日はたくさん宿題が出たわ)
⇒homeworkは不可算名詞なのでmuchを使いたいところですが、肯定文の場合は a lot ofを用いるほうが自然な響きになります。ただし、「今日は宿題が多すぎ!」と言うときは、tooが付くのでmuchを用いて、I have too much homework today.でもOKです。
・There aren’t many ways to win this game.
(このゲームを上がる手はあまりないな)
⇒manyは否定文によく使いますね。実際は、There aren’t a lot of ways to win this game.と言う人もいます。

8. 形容詞のsomeとany

×肯定文にはsome、否定文と疑問文にはanyを使う。
例1:He has some money.
(彼はいくらか金がある)
例2:He doesn’t have any money.
(彼は無一文だ(いくらかも金がない))
例3:Does he have any money?
(彼はいくらか金を持っているかな?)

〇someとanyはニュアンスが異なるので、文の種類ではなく、状況に合わせて使い分ける。
例1:Let me know if you need any help.
(もし(少しでも)助けが必要なら言ってね)
例2:Some people don’t like jokes.
(ジョークを好まない人も(中には)いる)
例3:Would you like some more coffee?
(コーヒーをもう少しいかが?)

状況に合わせて使い分ける

「いくつか」「いくらか」「だれか」「なにか」などを表すsomeとanyは、文の種類で使い分けると習いました。

つまり、「肯定文にはsomeを、否定文や疑問文にはanyを使う」という法則です。

しかし、実際はそれぞれニュアンスが異なるため、ネイティブは状況に合わせて使い分けています。

概念的には、someは「ある」という肯定的な内容を、anyは「ない」という否定的な内容を前提に、使い分けをしています。

someは「いくらか」、anyは「どんな~でも」

例えば、Let me know if you need any help.「もし助けが必要なら言って」という肯定文の any helpは、「ゼロに近いかもしれないけれど、何らかの助け」といったニュアンスを表しています。

しかし、some helpを用いると、「多少の助け」というニュアンスになります。

同じように、Some people don’t like jokes.では、否定文でありながら、someが用いられています。

これは、「何人かの人はジョークが好きではない」つまり、「ジョークを好まない人も(中には)いる」という意味になります。

しかし、someをanyに換えた Any people don’t like jokes.という文は成立せず、「ジョークを好きな人などいない」と言いたい場合は、No one likes jokes.が正解です。

まとめると、someは「いくらか」、anyは「どんな~でも」というニュアンスを含むことがわかります。

<使ってみよう>
Some people don’t like using electrical appliance.
(電化製品を使いたくない人たちもいる
⇒some peopleは、全体のうち一部の人たちを指すので、「一部の人たちが~だ」というよりも、「中には~な人もいる」というニュアンスです。このように、someは否定文にもよく使われます。
・I could go any time tomorrow.
(明日ならいつでも行けるわよ)
⇒肯定文というだけで some timeと言ってしまうと、「いつか(行ける)」といった異なる意味になってしまいます。any timeの後に you wantが隠れていて、「あなたが望むいつでも」という含みを持つ、やさしい表現ですね。また、couldを用いることで、押し付けがましさも軽減されます。
・Could I borrow a book? Any one is fine.
(本を一冊貸してくれる?なんでもいいから)
⇒any oneで「どんなものでも」という意味。この場合のoneはbookを指します。ちなみに、トイレなどで言う Is there anyone in there?「(誰か)入っていますか?」のanyoneは1単語で、人に対してのみ使います。

9. 勧誘表現のLet’s~

×相手を誘うときはLet’s~を使う。
例1:Let’s play soccer.
(サッカーをやろうよ
例2:Let’s go to the movies.
(映画に行こうよ

〇Why don’t we~?や How about~?などで、誘う。
例1:Why don’t we have a BBQ party next month?
(来月バーベキューパーティしない?)
例2:How about a drink after work?
(仕事の後、一杯どうですか?)
例3:What do you say to a meeting one of these days?
(近日中に打ち合わせしませんか?)

Let’s~は軽い命令を表す

「勧誘表現=Let’s~」。そう思っていませんか?

しかし、Let’sで始まる表現は、相手が断らないと思っているときに用いられることが多く、仲間ならまだしも、内容によってはやや押し付けがましく聞こえます。

「やろうよ!やるよね?絶対やるよね?」のように聞こえてしまい、軽い気持ちで誘っているにも関わらず、相手にプレッシャーをかけていることになります。

そんな性質を持つこともあり、Let’s~はしばしば軽い命令として使われます。

Let’s start the new projectは、「新しいプレジェクトを始めよう!」ではなく、「新しいプロジェクトを始めなさい」という命令調になるのです。

Why don’t we~?や How about~?などの勧誘表現を覚えよう

Let’sを使わない勧誘表現には、Why don’t we~?や How about~?などがあります。

Why don’t we have a BBQ party next month?「来月バーベキューパーティしない?」、How about a drink after work?「仕事の後、一杯どうですか?」のように用います。

いずれも、相手をさらっと誘っていて、押し付けがましさがありません。

もうひとつ、What do you say to~?という勧誘表現もおすすめです。

直訳すると「君の意見はどう?」ですが、相手を誘う表現として、ネイティブはよく使います。

<使ってみよう>
Why don’t we take a taxi?
(タクシーで行きましょうか?)
⇒即座に決めるような状況では、Let’s take a taxi.と言ってもOK。とは言っても、Why don’t we~?の形は使いやすいし、感じがいいので、これらの言い回しに慣れるように練習してみましょう。
How about going to that new movie?
(あの新作映画を見に行かない?)
⇒自然な誘い方である How about~?は、とても便利な言い回しです。How about having some coffee?は「コーヒーを飲まない?」、How about this book?は「この本はどう?」という感じです。
What do you say to going to the beach?
(ビーチに行くのはどうかな?)
⇒How about~?より丁寧な言い方がこれです。相手の意見を尊重する含みがあります。ビジネスはもちろん、カジュアルな場面にも適しています。

10. 冠詞のaとthe

×最初に出てくる名詞にはaを付ける、次からはtheを付ける。
例:Janice bought a kitten. She named the kitten Goemon.
(ジャニスは子猫を買った。彼女はその子猫にゴエモンと名付けた)

〇たくさんあるもののひとつにはa/anを、特定したものにはtheを使う。
例1:Did you see the moon last night.
(夕べ月を見た?)
例2:Let’s make a wish on a star.
(星にお願いしてみよう)

いきなりtheを使う場合もある

最初に出てくる名詞にはa/anを使う、二度目からはtheを使うと習いました。

それはある意味正解です。

なぜなら、たくさん存在するものの中からひとつを指すならa/anを使うし、一度特定したものを指すときはtheを使うからです。

しかし、会話はいつも二段階に展開していくわけではありません。

いきなりtheを付ける必要がある名詞も存在します。

例えば、「夕べ月を見た?」と言うならば、Did you see the moon last night?となります。

衛星の月はひとつしかないため、特定された名詞だからです。

一方、「星にお願いしてみよう」という場合は、たくさんある星のうちのどれかを指すため、aを用いて、Let’s make a wish on a star.と言います。

固有名詞など例外もある

しかし、この法則が必ず当てはまるとは限りません。

固有名詞は無冠詞が常識ですが、誰もが知っている会社名となると違ってきます。

例えば、Macintoshは「マッキントッシュ」という会社名ですが、a Macintoshと言えば「マッキントッシュの製品」となります。

また、a/anには「ひとつの」という意味があることから、物の輪郭がはっきりするように「丸ごと」を指すこともあります。

無冠詞のchickenは食材としての「チキン」ですが、a chickenになると「チキン一羽(丸焼きなど)」の意味になります。

<使ってみよう>
・I have an idea.
(私に考えがあります)
⇒何か考えが浮かんだときや、何かを発言するときによく使う言い回しです。考えはたくさんあって、そのうちのひとつだから特定していません。よって、不定冠詞のa/anを使います。
・How was the party last night?
(昨晩のパーティはどうだった?)
⇒パーティが開かれたことを知っている人が、このように聞くことはよくあります。共通認識を持つ人同士では、最初から the party「そのパーティ」と言うのが自然です。
・I love cheese!
(僕はチーズに目がないんだ!)
⇒無冠詞はたくさんあります。waterやcheeseのように数えられない物質名詞の他、描象名詞や機能を表す普通名詞、例えばsummer(夏)やlove(愛)、lunch(昼食)、school(学校)などがそうです。

11. 時制の一致

×時制は「普遍の真理」を除き、すべて一致させる。
例1:She said that she liked green tea.
(彼女は緑茶が好きだ言った
例2:I knew that he had two brothers.
(僕は、彼に兄弟が2人いたことを知っていたよ)

〇話し手の気持ちに合わせて、時制を揃えないこともある。
例1:She said that she likes green tea.
(彼女は緑茶が好き言った=彼女は緑茶が好きだそうです)
⇒好みや習慣についての情報→時制の不一致
例2:She said that she liked the green tea.
(彼女は(その)緑茶が気に入ったみたい)
⇒初めて緑茶を飲んだ人の感想→時制の一致

時制の不一致は話し手の気持ちを強く表す

上記例文 She said that she liked green tea.は、「彼女は緑茶が好きだと言った」という意味で、she saidと she likedの時制が一致しています。

しかし、一般的にあまり変化しそうにない好みや習慣などは、「普遍の真理」に限らず、時制は一致させなくて構わないのです。

むしろ、時制の一致を無視することで、話し手の気持ちを強く表せるというメリットがあります。

例えば、「彼女は緑茶が好きだと言った」は、She said that she likes green tea.と、あえて「緑茶が好き」という好みを述べる部分を現在形にしています。

一方、一時的な状況を語る場合、例えば「彼女は緑茶を気に入ったみたい」と言うときは、She said that she liked the green tea.と時制を揃えます。

これは、話し手の気持ちを強調して伝える必要がなく、単に彼女の感想を伝えるだけでよいからです。

「普遍の真理」は時制を一致させない

学校で習った「普遍の真理」とは、時間を経ても変わらない真理や事実のことでした。

「普遍の真理」を語る場合、真実を正確に伝えることを優先するため、時制はあえて一致させません。

例えば、「彼は、月は地球の衛星である、と言った」と述べるときは、He said the moon is a satellite of the earth.のように、時制は一致させません。

<使ってみよう>
・I didn’t know he studies hard.
(彼がそんなに勉強するとは知らなかった
⇒he studies hard「彼はよく勉強している」というのは、彼の習慣として捉えているため、時制の影響は受けずに言うほうが、「彼が勉強家」ということが強く伝わります。
・Mike said he will be famous.
(マイクは有名になってやるって言ってた
⇒Mikeが単に「有名になる」と言っただけなら、時制を一致させます。しかし、彼がとても真剣だったので、その意思を伝えようと思い、あえて時制を一致させず、強い表現にしています。
・I heard that we have about 20 dialects in Japan.
(日本には約20の方言があるだって
⇒「日本に約20の方言がある」というのは、変わることのない「普遍の真理」なので、話を聞いた時点に関わらず、現在形で表すのが正解です。

12. 希望を述べるwishとhope

×「~だったらなあ」と希望を述べる場合は、wishやhopeを使う。
例1:I hope everything goes well.
(すべてうまくいきますように
例2:I wish I spoke French.
(フランス語がしゃべれたらなあ

〇希望をポジティブに述べたいときは、I’m sure~で伝える。
例1:I’m sure everything will go well.
きっとすべてうまくいきますよ
例2:I’m sure you’ll be able to speak French.
きっとフランス語がしゃべれるようになるよ

希望を述べる表現、hopeとwish

「~だったらなあ」や「~しますように」など、希望を述べる際に使うのが、hopeやwishです。

hopeは、手に届きそうな願いから、できるかどうかわからない実現生の低いものまで広く言い表すことができます。

一方、wishは、I wish I were a bird.など、不可能であろうことに対して、「~できたらなあ」と話すときに使います。

hopeよりも可能性が低い内容や非現実的な願望に対して使うため、仮定法を伴うことが大半です。

慣用的なフレーズでは、誘いを断る際の I wish I could.「(できたらよかったのですが)あいにくできません」があります。

前向きな表現のI’m sure~を覚えよう

hopeもwishも基本的に「できないとは思いますが」が核になっているため、ポジティブな言い方ではありません。

そのため、I hope everything goes well.「すべてうまくいきますように」と言われた相手は、話し手の「うまくいかないだろうけど」といった思いを感じています。

代わりに前向きな表現として使いたいのが、I’m sure~の言い方です。

I hope everything goes well.と言うと、ネイティブにはうまくいくようには聞こえませんが、I’m sure~を使って I’m sure everything will go well.と言うと、「きっとすべてうまくいきますよ」というポジティブな表現に変わります。

ぜひお試しを!

<使ってみよう>
Hope to see you soon.
またね
⇒約束するほどでもないけど、「近いうちに」と言う場面はよくありますよね。必要ならば連絡するし、そうでなくても慌てない。そんなときこそ、hopeを使って伝えるこの言い方がぴったりです。
You wish!
だといいわね(所詮ムリな夢よ)!
⇒実はこれ、皮肉たっぷりな言い方です。過信した相手に「ならいいね!」「やれるもんならやってごらん!」と言っているニュアンス。自分が怒っているときに捨てゼリフで言うこともあります。
I’m sure he’s on your side.
(彼は絶対に君の味方だよ
⇒I’m sureを使って伝えると、相手の背中を押す効果が高いんです。hopeやwishを使う、I hope he’s on your side. / I wish he were on your side.より、相手は励まされます。

13.「~だと思う」の I think~

×I think~は「私は~だと思う」はやんわり意見を述べるときの言い回し。
例1:I think he’s a lawyer.
(彼は弁護士よ(=弁護士だと思うわ))
⇒通常のイントネーション。thinkにアクセントを置いて言う。
例2:I think tomorrow is Marl’s birthday.
(明日はマリの誕生日だよ(=誕生日だと思うよ))
⇒通常のイントネーション。thinkにアクセントを置いて言う。

〇I think~の Iにイントネーションを置くと「私は絶対~だと思う」という確信の表現に。
例1:I think he’s a lawyer.
(彼は絶対弁護士だよ!)
⇒イントネーションを Iに置いた場合
例2:I think he’s a lawyer.
(彼は弁護士よ(=弁護士だと思うわ))
⇒イントネーションをthinkに置いた場合
例3:He’s a lawyer, I think.
たぶん彼は弁護士なんじゃないかな
⇒I thinkを後ろに置いた場合

イントネーションの置き方によりニュアンスが変わる

日常会話では頻繁に用いられる I think~。

自分の意見を言うときはもちろん、特に意見というわけではなくても、I thinkを頭につけて話すことは多いでしょう。

I thinkは I’m sureとは異なり、どちらかというと断言を避け、少し自信がないときに付けます。

イントネーションの置き方によってはこれとは反対に、「私は絶対に~だと思う」などと、自信を持って発言するときの言い方に変わります。

どちらのニュアンスを表すかを左右するのは、イントネーションの付け方です。

通常の I think~の場合はthinkにアクセントを置きますが、「私は絶対に~だと思う」と言うときは、主語の Iを強めに言います。

文末に置くとやんわりしたニュアンスに

一方、I thinkを文末に置くと「たぶん~じゃないかな」というやわらかい表現になります。

日本語でも、いったん話し始めたけど、断言しないほうがよさそうだと気付いたときは、最後に「たぶん」と付け足すことがありますね

そんな感じで使えます。

特に、ミスをした相手にそれを言及する場合、たとえ確信があったとしても、I thinkはやんわりと言いましょう。

きつい内容が I thinkによって緩和され、相手に不快な思いをさせずに済みます。

<使ってみよう>
【アクセントをthinkに置いた場合】
I think she’s having money problems.
(彼女は金銭問題で困っていると思う
⇒「彼女がお金で困っていると思う」という一般的な表現です。無意識に使っているかもしれませんが、thinkにアクセントがあります。
【アクセントを Iに置いた場合】
I think she’s having money problems.
(彼女は、絶対に金銭問題で困っているはずよ
⇒thinkは、言い方によっては意見を述べるニュアンスを持ちます。Iを強めに言うと、「私が思うには」という印象になり、「私は絶対~と思う!」という個人的見解を表すことに。
【I thinkを文末に置いた場合】
・She’s having money problems, I think.
たぶん彼女は、金銭問題で困っているんじゃないかな
⇒文末に I thinkを付ける言い方は、噂を持ち出すときにぴったりの言い回しです。自分の考えを述べるという点では最も弱いですが、会話では頻繁に使われます。

14. 習慣を表す現在形

×I plays the piano.は、状態を表す現在形「私はピアノを弾く」と訳す。
例1:I play the piano.
私はピアノを弾く
例2:I read books.
私は(複数の)本を読む

〇I play the piano.は、「私はピアノをよく弾くのよ」と習慣を表す。
例1:I play the piano.
私はよくピアノを弾きます
例2:I read books.
私はよく本を読みます
例3:I read a lot of books.
私は本の虫です

一般動詞の現在形は「習慣」や「好み」を表す

英語の習い始めは、一般動詞の現在形からでしたね。

I read books.「私は本を読む」、I play the piano.「私はピアノを弾く」など様々なバリエーションを習いました。

しかし、実際の会話では、現在形よりも過去形で「私は本を読みました」や、未来形で「私は本を読むつもりです」などと言うことが多いのです。

あえて現在形で I read books.と言う場合は、「私は本を読む」などの「状態」ではなく、「私は本をよく読みます」という「習慣」を表します。

さらに、現在形は「好み」を表すこともあります。

I read books.のbooksを a lot of booksに置き換えると、「私はたくさんの本を読みます」すなわち、「私は本の虫だ」(=I’m a bookworm.)という「好み」を表します。

このように、一般動詞の現在形は、「習慣」や「好み」を表すことがよくあります

「状態」を表すことももちろんある

もちろん、習慣や好み以外に、「状態」を表すこともあります。

He seems busy.「彼は忙しそうだ」や It looks difficult.「難しそうだね」などはわかりやすい例ですね。

その他、I have hundreds of friends.「私は大勢の友達がいる」や、We keep in touch.「私たちは連絡を取り合っている」など多数あります。

<使ってみよう>
You eat meat, don’t you?
ベジタリアンではないですよね?
⇒食べ物の傾向も習慣と同じように考えられるので、現在形が適していますね。同様に、I smoke.は「私は喫煙者です」と訳します。
I always stretch in the morning.
(朝によくストレッチをしているの
⇒現在形は習慣を表しますが、その際に副詞を添えることも多いです。always「いつも」やoften「しばしば」を付けると、強調したり補足したりできるので、より自然な表現になります。
Stay health.
元気でいてよ
⇒状態を表す動詞もいろいろあります。She looks fine.「彼女は元気そうだよ」のlookやStay healthy.のstayがそうです。

15. 過去形と現在完了形

×「お昼食べた?」は過去形を使い、Did you have lunch?と尋ねる。
例1:Did you have lunch?
(お昼食べた?)
例2:Did you go to his exhibition?
(彼の展覧会に行った?)

〇動作が完了していない場合は、Have you had lunch?と、現在完了形を使って表す。
例1:Have you had lunch?
(お昼食べた済ませた)?)
⇒お昼ごろに尋ねている。
例2:Have you been to his exhibition?
(彼の展覧会にはもう行ったの?)
⇒展覧会の会期中に尋ねている。

動作が完了していない場面では現在完了形の Have you~?で聞く

「お昼食べた?」と聞く場合、日本語が「食べた」と過去形なので、Did you~?と過去形で尋ねたくなりますね。

しかし、状況によっては、Have you~?と現在完了形を用いるほうが自然な会話になります。

お昼を食べたかどうかを尋ねるのは、たいていランチ時です。

このとき相手がお昼を済ませたかどうかはわからないですね。

そのような状況では、ネイティブは、「動作がまだ完了していない」と捉え、過去形ではなく、現在完了形の Have you~?で尋ねます。

結果を尋ねるときは過去形の Did you~?で聞く

では、Did you have lunch?「お昼を食べた?」と過去形で聞くのは、どのような状況なのでしょうか?

それは、夜や1日の終わりなどです。

例えば、健康を気遣う母親が子供に夕食の席で、「今日はちゃんとお昼食べたの?」と事実確認として尋ねる場合は、Did you have lunch today?でOKです。

健康を気にする家族や医者、また食事の管理をしてくれるトレーナーがそう聞くこともあるでしょう。

つまり、過去形で聞くときは、1日の結果として尋ねる場合です。

<使ってみよう>
Have you taken a bath yet?
(もうお風呂に入った(お風呂は済ませた)?)
⇒動作が完了していないことを現在完了形で尋ねる場合、副詞のyet「もう」を入れることもよくあります。一方、例えば風呂嫌いな子供に「昨夜はお風呂に入ったの?」と事実を確認する場合は、Did you take a bath last night?と過去形で聞きます。
Have you finished work?
(仕事は終わった済んだ)?)
⇒継続していることが完了したかどうかを尋ねるには、Have you~?が自然な響きと言えますね。
Did you see your friends at the show?
(ライブで友達に会えた?)
⇒すでに終わったことを確認する場合は、過去形で聞きます。動作の完了ではなく、結果を知りたいからです。例文では、ライブの翌日などに尋ねるときに使う言い方ですね。

16. 助動詞のmay

×「~するかもしれない」という場面ではmayを使って表す。
例1:It may be true.
(それは真実かもしれない
例2:He may change his mind.
(彼は気が変わるかもしれない

〇いまどきは、「~するかもしれない」はmightを使って表す。
例1:It might be true.
(それは真実かもしれない
例2:He might change his mind.
(彼は気が変わるかもしれない

推量のmayは、過去のmightを使う

推量で知られるmayですが、現在ではなんとなく古くさいニュアンスとして受け止められ、「~かもしれない」と言いたいときには、mayの過去形mightを使うのが自然です。

2つの可能性の度合いが少し異なり、mayは可能性が半々(50%)なのに対し、mightの可能性はそれより少し低い30%ほどです。

これらのニュアンスを覚えておき、mightは「少ない可能性」であることを前提に使うようにしましょう。

mayには2つの意味がある

助動詞のmayには、前述の「~かもしれない=推量」の他、「~してもよい=許可」の表現があります。

例えば、You may have it.は「許可」を表し、「それを持って行ってもいいよ」といった意味になります。

しかし、mayは上から目線の響きになるため、「~してもよい=~できる」と捉え、通常はcanを使って You can have it.「それをあげるよ」と言います。

mayが「許可」または「推量」のどちらの意味で使われているのか、わからないこともよくあります。

例えば、He may go.は「彼は行ってもよい」(許可)なのか、あるいは「彼は行くかもしれない」(推量)なのか。

そのため実際は、許可を表すときはcan(He can go.)、推量を表すときはmayの過去形might(He might go.)を用い、使い分けています。

「mayが古い」と言われるのは、こうした背景があって使われなくなったためです。

<使ってみよう>
・It might snow tomorrow.
(明日雪になるかも
⇒確証はないけど、「もしかしたら」というニュアンスを込めたいときは、「推量」のmightを使うと便利です。特に、天候は感覚的に言うこともあるので、mightは重宝します。
Might be.
ひょっとしたらね
⇒相手の言ったことに返すときに、Could be.「そうかもしれないね」と言うことがありますが、それに近い表現です。Could be.よりも可能性が低いときに使ってください。
・She might not come.
(彼女は来ないと思うよ
⇒これも「推量」のmightです。I don’t think she’ll come.「彼女は来ないと思うよ」と言うより、ソフトな響きになります。

17. 現在進行形で表す未来

×未来のことはwillや be going toで表す。
例1:She will buy a magazine.
(彼女は雑誌を買うつもりだ
例2:He’s going to move to the U.S. this summer.
(彼は夏にアメリカへ引っ越す予定だ

〇近い将来のことは、未来形に限らず現在進行形でも表す。
例1:I’m having a steak.
(ステーキをいただくわ(ステーキを注文したの))
例2:He said that he’s quitting his job.
(彼は退職するって言ってたよ)
例3:They’re getting married next month.
(彼らは来月結婚するんだ)

確定した未来については現在進行形で表す

未来のことを話すには、willや be going toで表すと習いました。

しかし、確定したことや近い未来を表す場合は、現在進行形で表現することもよくあります。

例えば、レストランで後から来た友人に、「君は何を注文したの(食べるの)?」と聞かれ、「ステーキよ」と答える場合は、I’ll have a steak.や I’m going to have a steak.ではなく、現在進行形を使って I’m having a steak.と言います。

これは、食べることはこれからのことですが、注文も済んでステーキを食べることは決まっているためです。

このような状況では、現在進行形を使って表すのが自然です。

近い未来のことも現在進行形で表す

He’s quitting his job.「彼は退職する予定だ」や They’re getting married next month.「彼らは来月結婚する予定だ」なども未来のことでありながら、現在進行形で表します。

これは、確定した予定に向かって、事実が動き出しているからです。

つまり、近い未来のことを話す場合も、現在進行形で表すほうが自然な表現になります。

「近い未来」は、10分後のこともあれば、1年後のこともありますが、すべては話者の主観によります。

ちなみに、計画はしているけど確定していないとき、気持ちが定まっていないときなどは、未来形の be going toを使って表現します。

<使ってみよう>
・I’m getting a new computer.
(新しいパソコンを買おうと思って
⇒このように言われた場合、単に「パソコンを買うつもりだ」という軽い決定から、「もう機種も購入方法も決めていて、すぐにでも買う」というしっかりした決定まで考えられます。いずれにしても、話者の決定事項であることがわかります。
・I’m graduating from college this May.
(私、この5月に大学を卒業するの)
⇒入学や卒業や転勤など、事実として決まっていることは、未来のことであっても現在進行形で言うのが自然です。
・I’m getting a checkup tomorrow.
(明日健康診断を受けるよ)
⇒他の例文もそうだけど、「確定している近い未来の予定」は plan to~でも表せます。この例文の場合、I plan to have a checkup tomorrow.と言っても同じニュアンスになります。

18.「これは~です」の This is a~

×「これは~です」は、This is a~で表す。
例1:This is a passport.
これはパスポートです
例2:This is a business card.
これは名刺です

〇相手に何かを提示するときはHere’s my~で表す。
例1:Here’s my passport.
はい、私のパスポートです
例2:Here’s my business card.
私の名刺をどうぞ
例3:This is a cake. I made it for you.
これはケーキ。あなたのために作ったの)

This is a~は相手に説明する言い方に

「これは~です」と言うとき、This is a~と言う言い回しがすぐに頭に浮かぶのではないでしょうか。

誰かに何かを説明する場面では、「これは~、こっちは~」と言う表現として This is~を使ってもおかしくありません。

しかし、状況によってはとても不自然な響きになります。

例えば、ホテルで身分証明を提示するとき。

この状況では、相手は身分証明を見せてほしいだけです。

そこへ、This is a passport.と言って提示すると、相手には「これがパスポートなるものです」と聞こえてしまい、妙な雰囲気になります。

それは先に述べたように This is a~には、「これは~というものですよ」という説明のニュアンスがあるからです。

手渡すときは、Here’s~を使う

相手に何かを提示するときは、Here’s~「これが~です。どうぞ」と言うのが正解です。

このとき、aをmyに換えて言うのが自然です。

もし、Here’sが出てこなくて This is~と言いかけた場合でも、aをmyなどの所有格に変えて This is my passport.と言えば、同じように伝わるのOKです。

なお、「これ」を説明するためにThis is a~を使うのは、自然な言い方です。

包みを開けながら、This is a cake. I made it for you.「これはケーキよ。あなたのために作ったの」などがいい例です。

<使ってみよう>
Here’s your bill.
こちらがお勘定です
⇒レストランで食後に伝票を持ってきますよね。そんなときに添えられる言葉がこれです。This is your bill.とも言い換えられます。
This is my office.
これが私の職場です
⇒自分のオフィスを案内するときの言い方がこれです。Here’s my office.でもOKです。一方、設計中のプランを見せるような場面では、This is an office.「ここがオフィス(として使う予定)です」と説明しますね。
This is a magazine that I bought this morning.
これ、今朝買った雑誌なん
⇒相手に初めて見せる雑誌なら、説明付きで、This is a~でOKです。その雑誌の話をした後に見せる面では、不定冠詞のaを定冠詞のtheに換えて、This is the magazine~と言います。

英語の実用フレーズ

英語の実用フレーズ

1. おだてる

You’re on another level.(次元が違いますね)

直訳すると「あなたは別のレベルにいますね」という意味です。

”whole”(まったく、完全に)を使って”You’re on a whole other level.”と強調してもよいでしょう。

”This team is on another level.”(このチームは格が違う)などと言えば、純粋なほめ言葉としても使えます。

自分がおだてられ、過分なお世辞で居心地の悪さを感じてしまったときは、”You flatter me.”(お世辞がお上手ですね)、”You praise me too much,”(ほめすぎですよ)、”You’re too kind.”(ご親切にどうも)のように返答すればOKです。

<あなたのための「使える」一言>
You’re the man!
(さすが!)
⇒直訳で「君は男だ」という意味ですが、女性に対しても時々使われます。
That’s my son!
(さすが、俺の息子だ!)
That’s a good girl!
(いい子だ、いい子だ!)
⇒子供や動物に対して使えます。男の子であれば、もちろん”That’s a good boy.”です。
You’re like a pro!
(プロみたいですね!)
⇒「プロになったら?」と持ち上げたいときには”You should be a pro.”でOKです。
Nobody can do that like you.
(誰もあなたみたいにできないですよ)
I knew I could count on you.
(やっぱり頼りになりますね)
You have a great sense of humor.
(ユーモアのセンスが抜群ですね)

2. 盛り上げる

Are you guys having fun?(みんな、楽しんでる?)

”guys”はもともと男性を指す言葉ですが、もはや男性のみを指すものではありません。

このようなカジュアルな文脈では、女性に対しても使える便利な言葉です。

”have a great time”(楽しい時間を過ごす)を使って”Are you guys having a great time?”と言ってもよいでしょう。

会社での忘年会スルーが問題視される昨今ですが、たまには仕事仲間とパーティーや宴会で盛り上がるのも大切なことですね。

ここでは、役職や立場を超えた盛り上げフレーズを紹介していきます。

<あなたのための「使える」一言>
Let’s party!
(パーッとやりましょう!)
⇒この”party”は動詞として使われています。
Bring it on!
(よっしゃー行くぜー!)
⇒もともとは、「かかってこい!」という意味です。
Let’s get lit up tonight.
(今夜は飲もう)
⇒”lit”は「酔っぱらった」という意味。
Let us liven up with rock music!
(ロックでも聴いて盛り上がろうぜ!)
⇒”liven”は「活気づける」という意味。「ライヴン」と発音しましょう。
Are you getting to rock?
(盛り上がってきたか~い?)
Are you guys getting your groove on?
(ノッてるかい?)
⇒”groove”はもともと音楽用語で「高揚感」を意味します。
He’s the life of the party!
(彼がいると場が盛り上がるね!)
⇒the life of the party「盛り上げ役」

3. 懐かしむ

I’m feeling nostalgic!(懐かしい!)

”nostalgia”(郷愁)は、もともとギリシャ語の”notos”(帰郷)と”algos”(心の痛み)から作られた言葉だと言われています。

故郷や古いものを懐かしんだり、失われたものに思いを馳せたりする少しセンチメンタルな気分を、上のフレーズでは形容詞”nostalgic”を使って表現しています。

懐かしさを表すその他の表現としては、”remember”(~を思い出す)、”miss”(~がいなくて寂しく思う)、”remind”(~を思い出させる)、”bring back”(~を思い出させる)なども押さえておくとよいでしょう。

「今もまだ」を意味する”still”もよいキーワードですね。

<あなたのための「使える」一言>
These were good old days.
(あの頃はよかった)
I miss being a student.
(学生の頃が懐かしいです)
It’s just like the old times.
(昔のままですね)
I still remember the day we met.
(出会った日のことはまだはっきりと覚えてますよ)
This photo takes me back.
(この写真、懐かしいなあ)
⇒直訳は「この写真は私を過去に連れて行く」、つまり懐かしいということです。
I wonder what Tom is doing now?
(トムは今頃何をしてるんでしょう)
Seeing you reminds me of the good old days.
(あなたに会うと、古き良き日々を思い出します)

4. 思い出そうとする

What was that?(何だっけ?)

”What was it?”と言ってもOKです。

ネイティブスピーカーの中には、相手に聞くときは”What was that?”、独り言として言うときには”What was it?”と使い分けている人もいるようです。

「思い出す」という意味の単語は様々ありますが、それぞれ少しずつニュアンスが違います。

代表的な”remember”は「覚えていることを自然と思い出す」、”recall”は「意識的に何かを思い出す」ことを意味します。

<あなたのための「使える」一言>
Where were we?
(何話してましたっけ?)
⇒直訳は「私たち、どこにいましたっけ?」。中断した話を再開するときに使えるフレーズです。
It slipped my mind.
(ど忘れしちゃいました)
⇒記憶が「心から滑り落ちた」というイメージです。
Whatchamacallit?
(あれだよ、あれ)
⇒“What you may call it?”の音が繋がった形です。「あれ、どこ?」は”Where’s the whatchamacallit?”
What was I going to say?
(何て言おうとしてたんだっけ?)
It’s just on the tip on my tongue.
(ここまで出かかってるだけどなあ)
⇒英語では「喉まで出かかる」ではなく、「舌先まで出かかる」と表現します。
I’m trying to remember.
(思い出そうとしてるんだ)
I’m trying to recall her name..
(彼女の名前を思い出そうとしているんですが…)
⇒”recall”は”remember”よりも積極的に思い出すイメージです。

5. おちゃらけて言う

No way Jose.(やだよーだ)

直訳は「いやだよ、ホセ」。

”Jose”はスペインの代表的な男性名で、英語の発音は「ホセイ/ホゼイ」です。

”No way”と韻を踏むので、リズミカルでユーモラスな響きになりますね。

相手が”Jose”でない男性・女性であっても、「絶対、いや」とソフトに言うときによく使われるフレーズです。

自分がおちゃらけて言っているつもりでも、相手に誤解されてしまうことがあるかもしれません。

ここで紹介するフレーズは、イントネーションに気をつけて、親しい相手にスマイルを投げかけながら使ってください。

<あなたのための「使える」一言>
Just kidding.
(なんちゃってー)
I’m only joking.
(うっそだよ~ん)
Easy as ABC.
(ちょちょいのちょいだよ)
Give me a break.
(勘弁してよ)
⇒直訳すると「ちょっと休ませて」。強めの口調だと「いい加減にしてよ!」という感じになります。
What a jerk!
(んな、アホな!)
⇒”jerk”は卑劣な奴(男性)を意味します。「なんて奴だ」というイメージです。
What’s up with that?
(どういうこと?)
⇒「どうなってるの!?」「わけがわからない!」というツッコミとして使えるフレーズです。
Don’t take it seriously.
(真に受けるなよ)

6. 開き直る

What’s wrong with that?(それの何がいけないの?)

相手から追い詰められたとき、開き直りたくなるときがありますよね。

「開き直り」とは毅然とした態度になって自分の言いたいことを主張する様子ですから、ここで紹介するフレーズのように「何が悪いの?」「つい~だったから」としっかり自分の感情を表現できる言い方を覚えておきましょう。

”What’s wrong with that?”は純粋な質問として「それの何が間違っているのでしょうか?」と使うこともできますが、責められたときの応答として使えば「開き直り」のフレーズになります。

これに続けて”I think that’s perfect.”(完璧だと思うけど)などと言えば、こちらが開き直っていることが明確に相手に伝わるでしょう。

<あなたのための「使える」一言>
No reason in particular.
(理由なんかないです)
Why is that a problem?
(それが何か問題ありますか?)
I couldn’t resist laughing.
(つい笑ってしまいました)
⇒can’t resist -ing「~することに抵抗できない=つい~してしまう」
I couldn’t help buying it.
(それを買わずにはいられなかったんです)
⇒can’t help -ing「~せずにいられない」
I’ve said it’s my fault!
(僕が悪かったって言ってるだろ!)
⇒逆ギレのニュアンスです。
I gave in to temptation.
(つい魔が差したんです)
⇒give in to~「~に屈服する」。temptation「誘惑」
I started to think it’s OK to make mistakes.
(ミスしたっていいんだって、開き直ることにしたよ)

7. 皮肉を言う

Thanks for nothing.(この役立たず)

”Thanks for nothing.”の直訳は「何にも感謝していない」、転じて「この役立たず」という意味の皮肉になります。

皮肉を言うのはよくないことかもしれませんが、言わずにはいられないということもあるでしょう。

ここでは喧嘩にならない程度の皮肉表現を紹介します。

心からの言葉か皮肉かを決めるのは、イントネーションと顔の表情です。

音声も参考にして、スマートに使い分けていきましょう。

<あなたのための「使える」一言>
Haha, very funny.
(へー、おもしろーい)
⇒おもしろくない状況下で、あえて”funny”(おもしろい)と言うことで皮肉を表します。
So what?
(だから、何?)
Good for you.
(はい、よかったですね)
⇒明るいトーンで言えば本当に「よかったね!」と素直に喜ぶ感じになります。
Are you OK?
(頭、大丈夫?)
Whatever you say.
(ええ、仰せのとおりですよ)
⇒「あなたの言うことは何でも」=「言うとおりにすればいいんでしょ」というニュアンスです。
It’s so nice of you to do it for nothing.
(何の得にもならないのに)
That’s something anyone would come up with.
(それ誰でも思いつきそうだけどね)
⇒”something anyone”で「そんなこと誰でも」といったニュアンスです。

8. 強気に見せる

I bet!(絶対そうだよ!)

”I bet.”の直訳は「私は賭ける」、つまり賭けても負けないという強い自信があふれるカジュアルな言い方です。

”I bet it’ll rain tomorrow.”だと、「きっと明日、雨だよ」という意味になります。

欧米人は、強気で”bluff”(ブラフ、はったり)を使います。

ブラフはまったくの嘘というわけではありませんが、自分を大きく見せ優位な立場に立つための戦略的手法です。

ビジネスにおいてもブラフが思わぬ効果を発揮することがあります。

ときにはブラフを使って強気な交渉も必要ですね。

<あなたのための「使える」一言>
No worries!
(心配ご無用!)
You’ve got this!
(お前なら大丈夫だ!)
Stay positive!
(前向きに行こうぜ!)
⇒”stay”は「~のままでいる」、”positive”は「前向きな」。
Anything is possible.
(何だってできるさ)
It’s now or never!
(今しかない!)
It won’t happen to me!
(私だけは大丈夫!)
⇒直訳は「私だけには起こるはずがない」。強気な態度を表します。
I believe our plan is the most beneficial to your company.
(我々のプランは、御社にとって最も有益なものと確信しております。)

9. とりあえず天気を話題にする

Isn’t it freezing!(めっちゃ寒くない?)

”freezing”は、「凍るような」という意味の形容詞です。

”It’s freezing cold.”(凍るほど寒いですね)と言ってもよいでしょう。

天気は、国籍、性別、宗教、教育レベルや立場の差に関わらず、万人が関心を持っている万国共通の話題ですから、天気について話す相手は知り合いだけとは限りません。

例えば寒空の下、なかなか来ないタクシーを待っている場面を想像してみましょう。

人と親しくなるためには、共感を誘う話題のふり方が非常に有効です。

”Isn’t it freezing?”の一言で、たまたま居合わせた見知らぬ相手ともきっと会話がはずむことでしょう。

<あなたのための「使える」一言>
I’m glad it’s sunny.
(晴れてよかったです)
I can’t wait for spring.
(早く春になってほしいです)
It’s so hot. I’m melting.
(暑すぎて死にそうです)
It’s a perfect day for laundry.
(洗濯日和ですね)
⇒運動会日和なら”a perfect day for a sport meet”となります。
I’m so sick of this cold weather.
(もうこの寒さにはうんざりです)
I wonder if it’s going to rain later on.
(この後雨降りますかね?)
It seems like we’re having a mild winter this year.
(今年は暖冬らしいですね)
⇒”This winter is warmer than usual.”としてもよいでしょう。

10. 省略する

Please let me skip the detail.(詳細は割愛させてください)

時間的、もしくは何かしらの理由で、詳細を省略する場合に使えるのがこのフレーズです。

”skip”の代わりに、”pass”を使ってもOKです。

このフレーズに続けて”If you need further information (detail), please let me know later.”(詳しい情報が必要であれば、あとでおっしゃってください)とフォローの言葉を添えるとなおベターでしょう。

<あなたのための「使える」一言>
I’d like to pass the self-introduction.
(自己紹介は省略させていただきます)
⇒ビジネスでも使える丁寧な表現です。
If you could keep it short?
(手短にお願いできますか?)
⇒”If you could, keep it short.”が、口語ではこう表現されます。
We’ll leave out the explanation.
(その説明は省略させていただきます)
Tell me in a nutshell what happened.
(何があったか、簡単に教えてください)
⇒”nutshell”は「くるみの殻」、つまり極めて小さなことのたとえです。
Long story short, we broke up.
(かいつまんで言うと、私たち別れたんです)
⇒”to make the story short”の口語表現です。
That sums it up.
(要するに、そういうことです)
⇒sum up「要約する」
To summarize, he is blinded by money.
(結局は、お金に目がくらんでるってこと)
⇒”In summary”と名詞形で表現してもOKです。

11. 夢を語る

I want to be a hero.(ヒーローになりたいんです)

”want to”を”would like to”にすればより丁寧な表現になります。

夢は未来志向で希望溢れる素敵なトピックですね。

かのウォルト・ディズニーは言いました。

”If you can dream it, you can do it.”(夢を描けば、それは現実にできる)と。

また、「夢」には毎日見る「夢」もあります。

「夢を見る」は、”see a dream”とは言わず、”have a dream”と言います。

”I had a strange dream.”と言えば、「変な夢を見た」という意味になります。

<あなたのための「使える」一言>
My dream is to go into space with her.
(彼女と宇宙へ行くのが私の夢です)
I’ve always wanted to make a loving family.
(ずっと温かい家庭を持ちたかったんだ)
⇒完了形とalwaysを使うことで、長年の夢だというニュアンスです。
I will go and see wild animals in Africa.
(いつか、アフリカの野生動物を見に行きます)
What‘s your dream after your retirement?
(退職後の夢は何ですか?)
It’s a dream come true!
(夢が叶いました!)
⇒この場合”dream come true”が名詞として使われています。
Your dream has become a reality.
(あなたの夢が叶いましたね)
Don’t just dream.
(夢で終わらせるな)
⇒「夢をただ見るだけにするな」、つまり「夢を叶えろ」ということです。

12. スポーツにまつわるフレーズ

Do you prefer to watch or play sport?(スポーツは観る派?する派?)

”prefer”は「より好む」という意味です。

この言葉を使うことで「○○派?それとも△△派?」というニュアンスになります。

スポーツはその人が運動をするかどうかに関わらず、ほとんどの人にとって興味のある好ましいトピックですので、スポーツにまつわる単語は覚えておいて損はありません。

試合に相当する言葉”game”や”match”は、野球やサッカー、ボクシングなど相手との駆け引きがあるスポーツに使われます。

”competition”は競技会の意味合いが強いようです。

スピード勝負だと”race”となります。

<あなたのための「使える」一言>
Who are you supporting?
(あなたは誰を応援していますか?)
I used to play baseball.
(私は昔、野球をしていました)
⇒”used to”は過去の習慣を表す助動詞です。
What is your favorite sport to play?
(どのスポーツをするのが好きですか?)
⇒”to see”とすれば「観るのが」となります。
Who is the best Japanese player?
(日本のキープレイヤーは誰ですか?)
That was definitely a foul!
(あれはどう見てもファウルでしょう!)
⇒definitely「間違いなく」
Did you watch the game yesterday?
(昨日の試合を観ましたか?)
Japan almost made it.
(日本は惜しかったですね)
⇒”almost”は「ほとんど」なので”almost made it”で「惜しい」というニュアンスです。

13. SNSにまつわるフレーズ

Do you have Twitter?(ツイッター、やってる?)

”Are you on Twitter?”としてもOKです。

また、”Twitter”を”Instagram”や”Facebook”に変えれば「インスタしてる?」「ファイスブックやってる?」という意味にもなります。

ツイッターは、現代社会の最たる自己表現ツールです。

気軽につぶやくことで見知らぬ人とも繋がり自分自身の世界を広げられるなんて、とても素晴らしいことですね。

SNSにはスピード感が欠かせません。

ここで紹介されているような、よく使われる表現を押さえておけば便利でしょう。

<あなたのための「使える」一言>
May I have your mail address?
(メルアドを教えてくれませんか?)
Let’s exchange LINE!
(ラインを交換しましょう!)
I have to upload on Instagram!
(インスタにアップしないと!)
⇒upload on~「~にアップする」
The actor got his blog flaming again.
(あの俳優、またブログ炎上させてるんですって)
What is the app in the picture?
(この写真は何のアプリですか?)
⇒アプリは”application”のことですが、”app”と呼ぶのが一般的です。
How did you download that app?
(そのアプリはどうやってダウンロードしましたか?)
This is the most popular video on TikTok.
(これは、ティックトックで一番人気のある動画です)
⇒最上級を使った表現です。

14. 生活習慣にまつわるフレーズです

What time do you go to sleep?(何時に寝てる?)

生活習慣は、人間を映す鏡です。

生活習慣を話題にすれば、その人の生き方、モットー、性格、そして何を大切にしているのかを知ることができるかもしれません。

「何時に起きるの?」と聞けば、「6時に起きて出勤前に30分ジョギングするんだ」など、様々な返事が返ってくるでしょう。

答えが自分と同じであれば、親近感がわくでしょうし、たとえ自分と真逆であっても、相手への好奇心が刺激されるかもしれません。

ここで紹介するフレーズを使って、生活習慣からお互いの人間性を知り合うことができれば何よりですね。

<あなたのための「使える」一言>
Do you cook?
(自炊してますか?)
How often do you work out?
(どれくらい(頻繁に)運動してるんですか?)
My room is always so messy.
(私の部屋、いつも散らかってるんです)
I tend to get tired easily these days.
(最近、すぐ疲れちゃうんですよね)
⇒tend to~「~しがちである」
I fall asleep every night inside my kotatsu.
(コタツだと毎晩寝落ちしちゃうんですよ)
I check my weight every morning.
(毎朝、体重計ってます)
I make it a rule to walk 10,000 steps every day.
(毎日10,000歩、歩くようにしてるんです)
⇒make it a rule to~「~を習慣にする」

15. 食にまつわるフレーズ

What do you want to eat?(何食べたい?)

最近は、ベジタリアンやヴィーガンの人口が増えています。

また宗教上の理由からある特定の食材がNGな人もたくさんいますし、健康上の理由で何かしらの食事制限が必要な人もいます。

食は、相手に対する理解と思いやりを持って話したいトピックですね。

上のフレーズも含めて、「食べる」は”eat”の代わりに”have”を使うことが多いようです。

「何食べたい気分?」という場合には、”What do you feel like eating?”で表現できます。

<あなたのための「使える」一言>
Do you drink?
(お酒飲めますか?)
Are you on a diet?
(ダイエット中?)
⇒相手の体型に気を遣いながら慎重に使ってください。低糖質ダイエットは”low-carb diet”、糖質抜きなら”carb-free diet”です。
I crave for sweets after a meal.
(食後に甘いお菓子がどうしても欲しくなります)
Are you OK with spicy food?
(辛いもの大丈夫ですか?)
Are you a meat person or a fish person?
(肉派ですか?それとも魚派ですか?)
⇒”Do you prefer meat or fish?”だと正統派の聞き方です。
Do you have any food allergies?
(食物アレルギーはありますか?)
Are you allergic to anything?
(何かアレルギーはありますか?)
⇒allergic「アレルギー(性)の」

16. 恋にまつわるフレーズ

What’s your type?(どんな人がタイプなの?)

恋は多くの人が通る道…。

進行形の恋を熱く語ることもあれば、昔の恋を懐かしく話すこともあるでしょう。

昔の恋バナは相手のヒストリーを紐解く絶好のトピックですね。

”What’s your type?”は、性別を問わず使えるフレーズです。

最近は、”man/woman”や”guy/girl”ではなく、性別やジェンダーを問わない”person”や”partner”が使われることが多くなってきたような気がします。

”What’s your ideal person?”(理想の人は?)、”What do you look for in a partner?”(パートナーに求めるものは?)なんて聞き方もGoodです。

<あなたのための「使える」一言>
Are you dating someone?
(付き合ってる人いますか?)
⇒”Are you seeing anyone?”も同じ意味です。
Are you in love with someone?
(恋愛してますか?)
Finally I met my Mr. Right.
(ついに理想の男性に出会えました)
⇒「理想の女性」は”Miss Right”または”Ms. Right”です。
I have no luck with women.
(女運、ないんです)
Do you have a crush on someone?
(好きな人いますか?)
⇒”crush”は「粉砕」、若者の間でよく使われる表現です。
I’m looking for a serious relationship.
(真剣に付き合いたいんです)
When is the last time you had a boyfriend?
(最後に彼氏がいたのはいつですか?)

17. 趣味にまつわるフレーズ

What do you do in your free time?(趣味は何ですか?)

「趣味」といえば、”hobby”。

これは学校できっちりインプットされましたね。

「趣味」と”hobby”では少しニュアンスが異なります。

「趣味」は自由時間の娯楽ですが、”hobby”は、もう少し時間や手間などをかけて行う趣味と感じられます

メインフレーズの”What do you do in your free time?”(自由な時間には何をしていますか?)や”How do you spend your free time?”(自由な時間をどのように過ごしますか?)は、上記のようなニュアンスの違いを気にする必要がないのでとても便利なフレーズです。

日常の会話で「ご趣味は?」と聞きたいときは、”What’s your hobby?”だけでなく、これらの表現も使いましょう。

<あなたのための「使える」一言>
How is your golf going?
(最近、ゴルフどうですか?)
When did you begin?
(いつ始めたんですか?)
I’m a big fan of the Yankees.
(ヤンキースの大ファンなんです)
I always jump on the bandwagon.
(いつもにわかファンなんですけどね)
⇒”bandwagon”「パレードの先頭の楽隊車」に群がり、”jump on”「乗っかる」イメージです。
What do you like about it?
(どういうところが楽しいんですか?)
What made you start yoga? (何がキッカケでヨガを始めたんですか?)
⇒この”made”の原形”make”は「~させる」という意味。「何があなたに始めさせたの?」ということです。
How long have you been playing golf?
(どれくらいゴルフやってるんですか?)

18. 家族にまつわるフレーズ

How many people are in your family?(何人家族?)

”How many members do you have in your family?”、”How big is your family?”と聞いてもOKです。

答えるときは”There are four in my family.”(4人家族です)などと答え、その後に”My wife, my daughter…”(妻、娘、それから…)と続けば、よい会話の糸口になるでしょう。

家族に関する話題はとてもパーソナルなことですので、ぶしつけに質問するのではなく、まずは自分の家族について語り、相手が話に乗ってくるか見極めるほうが安全でしょう。

<あなたのための「使える」一言>
How many brothers or sisters do you have?
(兄弟姉妹は何人ですか?)
⇒一人っ子なら”I’m an only child.”と答えましょう。
My family are all well.
(うちは、みんな元気です)
⇒”family”は集合体として考えると単数扱いですが、各々について言う場合は複数扱いです。
Do you live with your parents?
(ご両親と一緒にお住まいですか?)
You have a wonderful family.
(よいご家庭をお持ちで)
How are your parents doing?
(ご両親はお元気ですか?)
I live with my parents.
(私は両親と一緒に暮らしています(二世帯住宅です))
My parents got divorced.
(両親は離婚しました)

19. 買い物にまつわるフレーズ

I’m just browsing, thank you.(見ているだけです、ありがとう)

店員に”May I help you?”(何かお探しですか?)と話しかけられたときに使えるのがこのフレーズです。

”browsing”はさっと見る行為を意味します。

日本ではあまり「見てるだけ…」ということはありませんが、海外では一般的なフレーズです。

”I’m just looking.”と言ってもOKです。

買い物は身近なコミュニケーションがとれる絶好の機会です。

入店時の”Hello.”や、帰り際の”Bye, have a nice evening!”など、アイコンタクトとスマイルを絶やさずに会話ができれば素敵です。

<あなたのための「使える」一言>
Do you have any recommendations for a souvenir?
(おすすめのよいお土産はありますか?)
Do you have a smaller size?
(もう少し小さいのありますか?)
⇒「大きいのを」と言いたい場合は”bigger”です。
Can you show me that bag over there?
(あちらのバッグを見せていただけますか?)
Can I try this on?
(これを試着させていただけますか?)
I’ll take this.
(これをいただきます)
Do you accept credit cards?
(クレジットカード、使えますか?)
⇒accept「受け入れる」
Can you gift-wrap this, please?
(プレゼント用に包んでいただけますか?)
⇒”Could you wrap it as a gift?”としてもOKです。

20. 電話で使うフレーズ

This is Tanaka from ABC Co.(ABC社の田中と申します)

英語での電話には「いつもお世話になっております」などの定番あいさつはありません。

”Hello.”(こんにちは)や、時間帯によって”Good morning.”(おはようございます)などのあいさつをすれば十分です。

名乗るときはメインフレーズの他に、”My name is Tanaka.”としてもOKです。

電話は相手の顔の表情が見えないだけに、理解しづらかったり伝わりにくいのかもしれません。

電話口で焦らないよう、すぐに使える電話応対の定番フレーズをストックしておくことが大切です。

また、あえてゆっくり話すことで、相手にもゆっくり話してもらう方法も有効です。

<あなたのための「使える」一言>
Can I speak to Mr. Johnson?
(ジョンソンさんはいらっしゃいますか?)
⇒”I’d like to speak to~?”と言えば、ビジネス向きの表現です。
Hold on, please.
(お待ちください)
⇒”Just a moment, please.”でもOKです。
Sorry to have kept you waiting.
(お待たせして申し訳ございません)
⇒保留時間が長くかかった場合に使えます。
I’m afraid he is away from his desk.
(申し訳ございません、席を外しております)
⇒”I’m afraid he is out now.”とも言えます。
She should be back by 5:00.
(彼女は5時までには戻る予定です)
Would you like to leave a message?
(ご伝言、お受けいたしましょうか?)
I’m afraid we have a bad connection.
(お電話が少し遠いようなのですが)

英語の鉄板フレーズ

英語の鉄板フレーズ

1. 理由を尋ねる

How come you did it?(なんでそんなことしたの?)

”How come”は理由を尋ねる言葉で、”Why”よりもずっとカジュアルな表現です。

”How come?”(なぜ?)と単体でも使えます。

もともとは”How did it come about that 主語+動詞?”つまり「that以下のことは、いかにして起こったか?」という表現でしたが、これが口語的に省略され、”How come 主語+動詞?”となっています。

”How come”の後は肯定文と同じ並びなので、”Why”よりも使いやすいかもしれませんね。

<あなたのための「使える」一言>
What for?
(なんで?)
⇒文字通り、「何のために?なぜ?」とカジュアルに理由を聞く表現です。
Why did you think so?
(どうしてそう考えたのですか?)
Is there any reason?
(何か理由がありますか?)
May I ask why?
(なぜなのか聞いてもいいですか?)
⇒相手に許可を求める形で、ソフト感がグーンとアップする表現です。
How come you know that?
(どうしてそんなこと知ってるの?)
What do you think is the cause?
(原因は何だと思いますか?)
⇒”do you think”は省略してもOKです。
What made you do so?
(なぜそんなことをしたのですか?)

2. 賛成する

I’m for that!(それに賛成!)

例えば、”leave for Paris”(パリに向かう)の前置詞”for”は方向を意味します。

”I’m for that”は「それに向かっている」、転じて「それに賛成」ということになります。

”all”を入れて”I’m all for that.”とすれば、「全面的に賛成!」という意味になります。

”completely”や”fully”、”totally”を使ってもよいです。

「部分的に賛成」という場合には”partly”を使い、”I’m partly for that.”とするとよいです。

”Are you for or against that?”(賛成ですか?反対ですか?)というフレーズも一緒に覚えておくと便利でしょう。

<あなたのための「使える」一言>
I feel the same way.
(同感です)
I’m for it in principle.
(大筋では賛成です)
⇒in principle「原則的に」
I totally agree with you.
(まったくその通りです)
⇒相手やその考えに賛成するときには”with”を使います。
I partly agree to your proposal.
(部分的にはあなたの提案に賛成です)
⇒”your idea”とすれば「あなたの考えに」となります。
I have no objection to this policy.
(この方針には何の異議もありません)
⇒have no objection to~「~に反対する」
I am in favor of the proposal.
(その提案を支持します)
⇒”be in favor of”「~に賛成」に対して「~に反対」は“be opposed to”です。
Let’s agree to disagree.
(見解の相違ということにしておきましょう)
⇒意見が割れてまとまらない、合意ができないときの便利フレーズです。

3. 反対する

I’m against that.(それは違うと思うな)

”be against~”は「~に反対」という意味で、”be opposed to~”とほぼ同じ意味です。

感情的な印象を与えないよう、反対するときには”I’m sorry, but…”や”I’m afraid…”など当たりがソフトになるフレーズを付けることも円滑なコミュニケーションには大切です。

他にも、”I see your point, but…”(言いたいことはわかるけど…)、”You could be right, but…”(あなたが正しいのかもしれないけど…)、”I may be wrong, but…”(私が間違ってるのかもしれないけど…)など、譲歩の姿勢を見せると冷静な印象を与えることができますね。

<あなたのための「使える」一言>
I don’t think so.
(そうは思いません)
I’m not sure about that.
(そうとは言い切れません)
⇒遠回しに反対を表すのに便利なフレーズです。
I don’t think that’s a good idea.
(やめたほうがいいと思います)
⇒”I don’t think”と先に否定するのが普通です。
You should think better of it.
(考え直したほうがいいですよ)
You should think twice before you marry him.
(彼と結婚する前にもう一度考え直したほうがいいですよ)
⇒think twice before~「~する前に考え直す」
You’re gonna regret it.
(後悔するよ)
⇒”You’re gonna”は、”You’re going to”の口語表現です。
I’m dead against this plan.
(この案には絶対に反対です)
⇒この”dead”は強調の副詞で「完全に、まったく」の意味です。

4. 否認する・誤解を解く

It’s not my business.(私は関係ありません)

直訳すると「それは私のビジネスではない」、転じて、関連を否認する表現です。

同じように「自分は関係ない」と言いたいときは”It’s none of my business.”や”I’m not a part of that.”、”I’m not involved.”も使えます。

反対するときと同じく、否認したり誤解を指摘したりする際には、「残念ながら」や「申し訳ありませんが」を意味する”I’m afraid…” ”Sorry to say this…”などの枕詞でソフト感をプラスできればよいです。

例えば、”You misunderstand.”(誤解してますよ)よりも、”Sorry to say that, but you seem to misunderstand.”(すみませんが、誤解していらっしゃるみたいです)のほうがグッとやわらかくなります。

<あなたのための「使える」一言>
Not me!
(私じゃないよ!)
⇒「あなた、~したでしょ!」と決めつけ口調で言われたときの反論フレーズです。
I don’t admit that.
(私は認めません)
It doesn’t mean that.
(それは誤解です)
Don’t get me wrong.
(私を誤解しないでください)
⇒直訳「私を間違って受け取らないで」つまり「誤解しないで」ということです。
That’s not what I meant.
(それは私が意図したこととは違います)
There seems to be some misunderstanding.
(少し誤解があるようです)
There seems to have been a miscommunication on both sides.
(双方に誤解があったかもしれません)
⇒miscommunication「誤解、聞き違い」

5. お願いをする

Can you do me a favor?(お願いしてもいいですか?)

”favor”は、もともと「好意、親切な行為」を意味します。

”do a favor”は「親切な行為をして」ということですが、転じてお願いをする表現になります。

お願いしたい本題に入る前置きとして使えるフレーズです。

部下や同僚、友達にちょっとしたお願いをするときにも使えます。

”Do me a favor.”とすれば、グッとカジュアルな言い方になりますし、”Can”を”Could”や”Would”にすれば、丁寧さがグンとアップします。

不定詞を使って”I have a favor to ask you.”(お願いすべき親切な行為があるの)とすれば、やや丁寧な響きを持ちます。

<あなたのための「使える」一言>
Will you pass me the salt?
(塩を取ってもらえますか?)
Can you help me carry this?
(これ運ぶのを手伝ってくれませんか?)
Can you do me the biggest favor ever?
(一生に一度のお願いがあるんですけど…)
⇒”ever”で「一生に一度」を意味します。最上級の”the biggest favor”で最大級のお願いとなります。
May I ask you a favor?
(お願いを聞いてくれますか?)
⇒”May I~”なので、自分に主眼を置いた表現です。
Do you mind looking through the documents?
(この書類に目を通してもらってもよろしいですか?)
Would it be too much trouble to do this?
(これをしていただくのはご面倒でしょうか?)
I would be grateful if you could give some comments.
(ご意見をお聞かせいただければうれしいのですが)
⇒仮定法の”would”を使った、最上級の丁寧さを示すお願いです。

6. 例える

It’s like a dream!(夢のようだ!)

”like”は「好む」という動詞でもあり、「~のようだ、似ている」という前置詞でもあります。

とても簡単に使える便利な言葉ですね。

前置詞”like”には相性のよい動詞があります。

”look like”は「~のように見える」、”feel like”で「~のように感じる」、“sound like”で「~のように聞こえる」といった具合です。

また”like”には、接続詞で「まるであたかも~のようだ」という意味もあります。

この場合には、後ろは「主語+動詞」としましょう。

”It’s like it was before.”で「まるで昔のようだ」となります。

<あなたのための「使える」一言>
You two look like twins.
(二人は双子みたいですね)
⇒”like”の前に”almost”(ほとんど)や”just”(ちょうど)を入れた表現もよく聞きます。
I feel like I’m in heaven.
(まるで天国にいるようです)
It seems as if your wife is treating you like a kid.
(君、奥さんに子ども扱いされてるね)
⇒直訳は「君の奥さんは、あたかも君が子供のように扱ってるようだ」。as if「~のごとく」。
He treats me as though I were an angel.
(彼って、まるで私を天使のように扱うの)
⇒”as though”は”as if”と同じ意味です。仮定法過去形で表します。
Life is often compared to a voyage.
(人生はしばしば航海に例えられます)
It’s raining cats and dogs.
(どしゃ降りです)
⇒もし猫や犬が降ってきたら怖いですが、怖いぐらい激しく降っているという面白い表現です。
He is as cool as a cucumber.
(彼、クールでかっこいいの)
⇒”cucumber”は「きゅうり」。「冷たいきゅうりと同じくらいクールでかっこいい」というわけです。

7. 比べる

Nothing is as precious as health.(健康より大事なものはないよ)

”as+形容詞+as~”は、比較表現で「~ほど…だ」と習いましたね。

”~is as precious as health.”はそのまま訳すと「~は健康と同じくらい大事だ」ですが、主語をnothing(何もない)にすることで「健康と同じくらい大事なものはない」=「健康より大事なものはない」となります。

何かを比べるときには、学校で習った比較表現ももちろん使えますが、その他にも様々な言い方ができます。

”compare”(比較する)の名詞形”comparison”を使ったフレーズなども以下で紹介していますので、ぜひ覚えておきましょう。

<あなたのための「使える」一言>
This is cuter than that.
(あれよりこれのほうが可愛いです)
⇒短い形容詞の場合には、「-er」で比較級とするのでしたね。
Which is more Instagrammable?
(どっちのほうがインスタ映えする?)
⇒”Instagrammable”(インスタ映え)は最近のSNSで生まれた言葉で、万人に使える正式な単語ではないので注意しましょう。
His work looks much better.
(彼の作品のほうがずっと立派に見えます)
No comparison!
(比べものにならないです!)
My brother is five years junior to me.
(弟は僕より5歳若いんです)
⇒”junior to”で「~よりも若い」という意味になります。比較級で”than”ではなく”to”になる点に注意。
I prefer Japanese movies to Hollywood ones.
(ハリウッド映画より邦画のほうが好きです)
⇒”junior to”と同様、”than”を使わず、必ず”to”を使いましょう。
The design is not good in comparison with the price.
(価格と比べて、設計がよくないです)
⇒in comparison with~「~比べて」

8. 疑う

Are you sure?(本当ですか?)

”sure”はすでに何度も紹介したように、「確信している」という、とても使い勝手のよい言葉でしたね。

「あなたは確信していますか?」というただの確認の意味での”Are you sure?”ではなく、疑わしさを強めたければ、イントネーションを工夫しましょう。

また、眉を上げるなど顔の表情も変えて表現するとよいでしょう。

”doubt” ”suspect” ”challenge”など、「疑う」を意味する英単語は多々あります。

以下でその使い方を学んでいきましょう。

<あなたのための「使える」一言>
It’s a fish story.
(怪しい話ですね)
⇒”fishy”は「魚臭い」。転じて「怪しい」という意味になります。
I smell a rat.
(怪しい匂いがします)
I doubt it.
(うそだと思います)
⇒”I don’t think so.”と言っても意味的には同じです。”I have some doubts about it.”としてもよいでしょう。
I can hardly believe it.
(ほとんど信じられません)
⇒”hardly”は「ほとんど~しない」という不定の副詞です。
You must be kidding, right?
(冗談ですよね?)
That’s a bundle of lies.
(うそばっかり)
⇒”lie”(うそ)の”bundle”(束)。そりゃ、うそばっかりという意味になりますね。
I suspect my girlfriend is seeing another man.
(僕の彼女、他の男とデートしてるんじゃないかな)

9. 意見を求める

What do you think about this?(これについてどう思いますか?)

物事に対して意見を求める場合には、”think about”を使いましょう。

意見というと、真っ先に”opinion”という単語が思い浮かぶと思います。

しかし、”opinion”だけでなく、見解や考えを意味する”thought(s)”や”view(s)”なども使うことができます。

<あなたのための「使える」一言>
Can you give me some advice?
(アドバイスいただけますか?)
Please let me know your thoughts.
(あなたの考えを聞かせてください)
⇒”Please tell me your thoughts.”としてもよいでしょう。
What’s your take on this?
(これに関して考えを聞かせてください)
⇒ここでの”take”は「考え、見解」という名詞として使われています。
Where do you stand on this issue?
(この件についてどのようにお考えでしょうか?)
⇒直訳「どこに立ってるの?」、つまり意見の立ち位置を教えてほしいという意味ですね。
We’d like to have your feedback.
(フィードバックをいただければありがたいです)
Can I consult your leader for more details?
(詳細をあなたの上司に相談させていただけますか?)
What are your views on this problem?
(この問題に対してどのような見解を持っていますか??)
⇒シリアスな場面で意見を聞く表現です。

10. 提案する

Why don’t we take a short break?(ちょっと休憩しない?)

「なぜ我々は休憩しないのか?」→「いや、するだろう」という反語で提案を表現しています。

カジュアルな表現ですが、フレンドリーな言い方としてビジネスシーンでも十分に使えます。

”Why don’t we+動詞”はぜひストックしておきましょう。

「提案する」を意味する英単語は多々ありますが、日常会話では”suggest”をよく聞きます。

”suggest”はふわっとしたイメージで、”propose”ほどの真剣さや意欲は感じられませんが、そのぶん気楽に使えます。

<あなたの「使える」一言>
How about this plan?
(そのプランでそうですか?)
What about going now?
(”そろそろ行きましょうか?”)
⇒”How about”と意味的には同じですが、”What about”は未解決の問題をはらむときに使う人もいるようです。
Why don’t you start working out?
(運動を始めたらどうですか?)
You should get going now.
(そろそろ行ったほうがいいのでは)
Let’s go out, What do you say?
(お出かけしましょうよ。どうですか?)
⇒”Let’s”のお誘いフレーズの後に、「あなたは何と言う?」という形で提案しています。
What if you finish work now?
(そろそろ仕事を終えたらどう?)
⇒”what if”は「~してみたらどう?」を意味する提案表現です。
We could go to drink after work.
(仕事帰りに飲みに行かない?)

11. 話題をふる

How was your day?(どんな日だった?)

相手に話題をふるときのために、「どんな一日でしたか?」のようなどんなシチュエーションにも使える便利な表現をストックしておくとよいでしょう。

”How was your day?”はまさにそんなフレーズで、例えば子供が帰ってきて、お母さんが「学校、どうだった?」と聞くイメージです。

話題をふることで、その返事の内容から相手の状態や興味の対象がわかり、会話が膨らみますので、以下で紹介するような様々なフレーズを覚えて実際に使ってみましょう。

<あなたのための「使える」一言>
Anything new?
(なんか変わったこと、あった?)
⇒”Is there anything new?”のカジュアルな表現です。
What are you into?
(何にはまってるんですか?)
Look! This is a thing now.
(見てください!これが今、流行りなんです)
⇒a thing「流行りのもの」
What’s your plan for the holiday?
(休みの予定は決めましたか?)
What’s the hot news this week?
(今週話題のニュースは何ですか?)
Do you know any good movie to see this weekend?
(今週末に見る映画で何かいいのはありますか?)

12. 相手の話を広げる

Tell me more about that.(それについてもっと詳しく聞かせて)

相手の話を広げるには、いかに相手をノッて話させるかということが重要です。

相手の話に興味を持っているということを最大限アピールしましょう。

要所要所で感想を挟んだり、共感を示したりして、うまい「合いの手」ができるかどうか。

それがとても重要です。

黙って話を聞くことはもちろん避けるべきですが、日本語感覚で”Yes, yes.”と繰り返すのも相手を小馬鹿にしているように聞こえてしまいかねません。

ここでは、話を広げる相づちのバリエーションを学んでいきましょう。

<あなたのための「使える」一言>
And then what?
(それで、それで?)
⇒”Go on.”(続けて)と言ってもよいでしょう。
Did you really?
(本当に、そうしたんですか?)
What happened next?
(それでその後どうなったんですか?)
I wanna know more about that.
(気になる~)
⇒「それについてもっと知りたい」と関心を表せるフレーズです。
Oh, really? I didn’t know that.
(えっ、本当ですか?知りませんでした)
Wasn’t that tough?
(それって大変じゃなかったですか?)
Could you tell me in more detail?
(もっと詳しく教えていただけませんか?)

13. 本音を引き出す

Why don’t you spit it out?(はっきり言っちゃいなよ)

”spit”は「唾を吐く」、つまり、刑事ドラマでよく聞くような「全部吐いちゃいな」という意味になります。

とてもカジュアルな表現です。

相手の本音を引き出すには、無理矢理聞いて言わせるだけでなく、相手に思いやりや共感を示し、相手の心を開かせるようなアプローチが重要ですね。

ここでは、様々な本音の引き出し方を学んでいきましょう。

<あなたのための「使える」一言>
Out with it!
(言っちゃえよ!)
⇒とてもカジュアルな表現です。
How is it actually?
(実際のところ、どうなんですか?)
Stop beating around the bush.
(回りくどい言い方はやめください)
⇒直訳は「藪の周りをつつくのをやめて」。なかなか核心に触れないときに使えます。
Let’s have a heart-to-heart talk.
(腹を割って話しましょう)
⇒「心と心を寄せ合って」というイメージです。
Just be honest with me.
(正直に言ってください)
I think you’re hiding something from me.
(何か私に隠してるような気がするんですが)
Please tell me how you’re feeling.
(どう思ってるのか教えてください)

14. 評価する

My boss is poor at figures.(上司は計算に弱いんです)

”figure”は「数字」、”be poor at~”は「~に弱い」という意味です。

”weak at~” ”bad at~”を使ってもいいでしょう。

「評価する」に相当する英単語は”assess” “evaluate” “value” “appreciate”などたくさんあります。

これらを含めた様々なフレーズを、具体的なシーンや相手を想像しながらここで学んでいきましょう。

<あなたのための「使える」一言>
You’re making progress.
(上達していますね)
⇒相手の”progress”(前進)を評価する表現です。
I give you credit for your work.
(あなたの仕事を評価します)
⇒”credit”(功績)を”give”(与える)なので、評価して認めることを表します。
Her achievement was recognized by his parents.
(彼女の偉業は両親に認められました)
Let’s assess the efficiency of the product.
(その製品の効率を評価してみよう)
How do you evaluate your new subordinate?
(新しい部下をどう評価してますか?)
We value your way of dealing with customers?
(君の顧客との接し方は高く評価していますよ)
There is no value in doing that.
(それをする価値はありません)
⇒value「価値」

15. 保留にする

Keep in view.(保留にしといて)

直訳「視界に入れておいて」、転じて「保留にする」という意味です。

カジュアルな表現ですが、最近ではビジネスで使われることも多いようです。

でも使う相手は部下か同僚に。

上司に使うのはやめたほうがベターでしょう。

”KIV”と略して使われることも一般的です。

日本語で言うところの「ペンディング」は”pending”(保留)という意味ですが、英語では”pending matter”(保留案件)、”This is still pending.”(それはまだ未決定)と使われることはあっても、「ペンディングする」という使い方はしません。

<あなたのための「使える」一言>
We can decide later.
(あとで決めましょう)
Put this off for a while.
(これはしばらく保留ということで)
Let’s leave it for now.
(とりあえず、保留にしましょう)
⇒”leave”は「放っておく」、”for now”は「とりあえず」の意味です。
Put this decision on hold.
(決定は保留にしてください)
⇒一番多く聞く保留表現です。あらゆる場面に使えます。
Could I put you on hold, please?
(お電話、保留にさせていただけますか?)
⇒オフィスでよく聞かれる、電話を保留状態にするときのフレーズです。
Please give me some time to think it over.
(考え直す時間を少しください)
Could you wait for my decision until next week?
(来週まで、こちらの決定をお待ちいただけますか?)

16. 大事な話をする

We need to talk.(話があります)

大事な話は、”good news”とは限りません。

相手にとって”bad news”であるならば、思いやりの心を示してあげましょう。

例えば、上司が部下の能力に対して低い評価を下さなくてはならない場合、”Please don’t take it personally.”(個人的に取らないで)、つまり「あまり悪く思わないで」と、前置きでフォローを入れるとよいでしょう。

”good” “bad”に関わらず、秘密にしたい大事な話もあるでしょう。

ここでは他言無用のフレーズも紹介しています。

<あなたのための「使える」一言>
This is just between us.
(これはここだけの話です)
⇒”between you and me”としてもOKです。
Let me tell you something.
(ちょっと言わせてください)
⇒忠告や助言の枕詞として使えます。
I have something to tell you.
(言いたいことがあるんです)
Keep this under wraps.
((これを)秘密にしてくださいね)
⇒「ラップに包んどいて」、つまり秘密を保持してほしいということです。
Can we talk to you in private?
(人のいないところで話せるかなあ)
There’s something I have to ask you about.
(君に聞かなきゃならないことがあるんだ)
I’m sorry that I kept this from you until now.
(今まで黙っててごめんね)

17. 指示する

Finish this quickly!(これ、サクッと終わらせて!)

動詞から始まるメインフレーズのように、指示といえば命令形ですね。

日本語で「命令」と聞くとかなりキツい感じがしますが、英語では少しニュアンスが異なり、さほどキツさはありません。

命令文の形で、部下や家族にカジュアルに何か指示することは一般的です。

相手に指示どおり早く動いてもらうには、”within the day”など期限を明確にすることも有効です。

時間的な余裕があるのであれば、”It’s not in a rush.”(急ぎではありません)でOKです。

<あなたのための「使える」一言>
Can you have them filed?
(ファイルしといてもらえますか?)
Let’s finish up this assignment today.
(今日中にこの課題を終わらせましょう)
⇒上司から部下への指示では、”Let’s~”の形をとることも一般的です。
Someone needs to take the minutes.
(誰か議事録をとってくれませんか?)
I need you to do the dishes.
(お皿を洗ってほしいです)
Make sure to reply to her e-mail.
(必ず彼女のメールに返信してください)
You have to meet the deadline by any means necessary.
(なんとしても締切には間に合わせてください)
⇒”by any means”は「すべての手段を使って」、つまり「是が非でも」です。
Please get started on this issue right away for our new client.
(新規顧客のために、直ちにこの案件に取り掛かってください)

18. 話をまとめる・整理する

Let me go through the points.(要点を見直してみよう)

”go through”は「通り抜ける」、つまり「もう一度見直してみよう」といった表現になります。

”review”を使ってもよいでしょう。

”go through the points (that) we’ve agreed on”といえば、「決定したことを見直してみよう」ということになります。

会議や打ち合わせで、いつも合意や何かの解決策に至るとは限りません。

「今日のところはこの辺で、後日改めて話をしよう」と、話が煮詰まったときには次の会議へと繋がるまとめ方も必要です。

ここでは要点を整理するフレーズとあわせ、散会の際に使えるフレーズを学んでいきましょう。

<あなたのための「使える」一言>
That’s all.
(以上です)
⇒とてもカジュアルな表現です。
I think we’ve covered everything.
(すべてカバーしたと思います)
Do you have any questions so far?
(ここまでで何か質問はありますか?)
⇒説明の区切りで相手に確認する場合に使います。
Let me get things straight.
(話を整理させてください)
⇒物事がややこしくなったときに使えるフレーズです。
Have we left anything out?
(まだ何か話をしていない点はありますか?)
Let me summarize briefly.
(簡潔にまとめさせてください)
⇒summarize「まとめる」、briefly「簡潔に」
Does anyone have anything else to say on this?
(この件で何か意見がある方、いらっしゃいますか?)

19. 注意する

Don’t do that!(そんなことしちゃいけません!)

”Don’t do that!”は目の前の相手を注意するとき、とっさに口から出るフレーズとして定番です。

相手に何かを注意するとき、必ずしも相手が自分の家族や友人などの親しい人とは限りません。

ときには見ず知らずの人や目上の人にも注意したいこともあるでしょう。

そのようなときは以下の”Sorry for interrupting you, but~”や”Please refrain from~”などの表現が使えます。

<あなたのための「使える」一言>
Watch your mouth!
(言葉に気をつけなさい!)
⇒子供を叱るときにも使えます。
Cut it out!
(いい加減にしなさい!)
Take care when the seasons change.
(季節の変わり目ですから体調に気をつけてくださいね)
No running!
(走らないで!)
⇒”No -ing”で「~しないで」。犬には”No barking!”(吠えないで!)が使えます。
You’d better stop smoking.
(タバコ吸うのやめなよ)
Sorry for interrupting you, but may I ask you to lower your voice?
(お話し中すみませんが、お静かにお願いします)
⇒丁寧な言い方です。相手が複数なら”voices”となります。
Please refrain from taking pictures here.
(ここでは撮影はご遠慮ください)
⇒refrain from -ing「~するのをやめる、我慢する」

英語の定番フレーズ

英語の定番フレーズ

21. 喜ぶ

I made it!(やったー!)

makeは、本当に使い勝手のよい動詞です。

お馴染みの「何かを作る」という意味以外に、”make it”で「上手くやり遂げる」という達成感を表す意味もあります。

体操選手が着地をピタッと決めたときの「やったー!」は、まさにこの”I made it!”です。

相手が何か素晴らしいことをしたときには、”You made it!”(やったね!)と喜びを分かち合いましょう。

「うれしい」など感情を強調するカジュアルな表現では、”very”ではなく、感情系の形容詞などと相性がよい”so”を使ってください。

<あなたのための「使える」一言>
I’m super happy!
(めっちゃうれしい!)
⇒カジュアルな表現です。”super”の代わりに”so”でもOKです。
I’m so delighted!
(とてもうれしいです!)
⇒”delighted”は、”happy”よりも喜び度合いがアップした表現です。
I don’t know what to say.
(何て言えばいいかわかりません)
⇒喜びだけでなく、怒りや悲しみを表す場合にも。
I couldn’t be happier.
(これ以上の幸せはありません)
I’m happy for you.
(よかったですね)
I’m glad to hear that.
(それを聞いてうれしいです)
I’m pleased to meet you.
(お会いできてうれしいです)
⇒be pleased to~「~してうれしい」

2. 怒る

I’m upset with him.(彼にむかついてます)

怒りを表す表現といえば、中学英語で学んだ”angry”を思いつく人が多いでしょう。

しかし、実際の会話では”upset” ”unhappy” ”mad”などいろいろな表現で相手に対する不満を表します。

”upset”はもともと「ひっくり返す」という意味で、”be upset”と受動態で使って怒った状態を表します。

能動態で”He upset me!”(彼が私を怒らせる)と表現してもOKです。

”upset”以外の怒りを表す他動詞としては、”annoy”(うんざりさせる)や”irritate”(神経に障る)、”frustrate”(イライラさせる)も押さえたいところです。

<あなたのための「使える」一言>
I’m mad!
(超むかつく!)
⇒”mad”は「発狂する」、転じて怒りを表す表現です。
I flipped out.
(頭にきた~)
⇒非常にカジュアルな表現で、「キレた」に近い意味になります。
That’s enough.
(いい加減にしてください)
⇒「もうこれ以上は結構!」という意味です。
Really frustrating.
(とても悔しいです)
I’m really annoyed.
(本当に腹が立ちます)
It gets on my nerves!
(イライラする!)
⇒”nerves”(神経)に障るイライラが、まさにこれです。
I’m sick and tired of my boss.
(上司にはうんざりです)
⇒”be sick of” “be tired of”ともに「うんざり」という意味です。

3. 落ち込む

I’m in pain.(つらいです)

”in pain”とは、まさに痛みの渦中、とてもつらさが伝わってくる表現です。

”It’s painful.”か”It hurts.”としてもOKです。

英語圏では他者に対して元気で強いイメージを発するのが好まれる傾向にあります。

しかし、誰でも落ち込むこともあります。

自分が落ち込む気持ちを語れば、相手は打ち解けた親しい関係だと思ってくれるでしょう。

<あなたのための「使える」一言>
I’m depressed.
(落ち込んでるんだ)
⇒精神的な圧で押しつぶされそうなニュアンスです。
It’s too tough for me.
(私にはつらすぎます)
⇒”tough”には「つらい、厳しい」というマイナスのイメージもあります。
I can’t do any better.
(もう無理です…)
I’m really sad this is happening.
(こんなことになって、本当に悲しいです)
⇒”sad”に後の”because”が省略された口頭表現です。
I don’t know how to move on.
(立ち直れません)
⇒直訳は「どうやって進んだらよいかわからない」。
I’ve totally lost my confidence.
(自信をなくしました)
I feel like I’m so useless.
(自分の不甲斐なさが情けないです)

4. 緊張を伝える

I think I’m nervous.(私、緊張してるかも)

「ナーバスになる」は、もう日本語になった表現ですね。

”I think I’m nervous.”で、「ナーバスかも?」というソフトなニュアンスになります。

”nervous”は、”I’m excited”というプラスの緊張ではなく、マイナスの緊張状態を表す表現です。

しかし、”in a good way”を付ければ”I’m nervous in a good way.”(いい意味で緊張している)、”but no worries”を付ければ「緊張はしているけれど心配はしていない」という意味になり、プラスのイメージが加わります。

本番を迎えるアスリートはこんな心境かもしれません。

<あなたのための「使える」一言>
My hands are sweating like crazy.
(手汗、すごいんだけど)
⇒”like crazy”は「馬鹿みたいに」というニュアンスで、よく会話で使います。
My heart is racing.
(心臓がバクバクします)
I went blank.
(頭の中が真っ白になりました)
I have butterflies in my stomach.
(緊張してます)
⇒直訳は「胃の中に蝶がいる」。落ち着かない様子を表しています。
I’m anxious about the next exam.
(次の試験が心配です)
⇒”about”の後に心配の対象となる名詞を置きます。
I’m stressing out.
(ストレスを感じています)
I’m tense.
(ハラハラするぐらい心配です)
⇒tenseは”tension”「ピンと張った緊張状態」の形容詞で、強い不安を表します。

5. 焦る

Oops, I messed up!(やっちゃった!)

”Oops!”とは、日本語の「おっと!」「あらま!」に相当する間投詞です。

”Oh, no!” “Oh my god!”と言ってもOKです。

”mess”は考えや状態を「乱す」ことを意味し、”I messed up”で「やらかしてしまった」感じを表すことができます。

「焦る」とは平常心を失った状態です。

不安やイライラ、怒りや後悔、様々な感情を、抑揚のあるイントネーションやジェスチャーを使って表現してみましょう。

<あなたのための「使える」一言>
I made a mistake.
(間違えました)
I screw up!
(盛大にやらかしてしまった!)
⇒大きまヘマをしたときに使える表現です。
I freak out.
(パニクってます)
⇒freak out「興奮する、パニックになる」
I go blank.
(頭が真っ白です)
⇒”blank”は日本語でいうと「空白」のことです。
I felt like killing myself.
(死ぬかと思いました)
I’m feeling rushed.
(焦ってます)
I’m desperate.
(やばいです)
⇒”desperate”は「必死な」という意味です。

6. 称賛する

Well done!(よくやったね!)

日本人にとって、ハイフン付きの”well-done”はステーキの焼き加減の言葉として馴染みがありますが、実際には様々な場面でのほめ言葉として広く使われています。

”do”の過去分詞”done”は、形容詞化して「なされた」という意味になります。

それが副詞の”well”で修飾され”well done”と表現されます。

部下や目下の人に使う表現ですから、自分と相手の関係性を考えて使いましょう。

<あなたのための「使える」一言>
You did a great job!
(よくやったよ!)
I never even thought of that.
(その発想はなかったです)
It suits you.
(似合ってますね)
⇒”suit”は「似合う」という意味です。
You always dress well.
(いつもおしゃれですね)
It finally paid off.
(ようやく報われましたね)
⇒”pay off”は「払い切る」「報われる」という意味です。
I’m proud of you.
(あなたって、すごいわ)
⇒自分のことのように一緒に喜んであげる表現です。
I was impressed with you.
(あなたには感心しました)

7. お礼を言う

Thank you so much!(どうもありがとう!)

”so”は、”very”よりも口語でよく使われ、感情が伝わりやすい副詞です。

感謝の対象を具体的に挙げたければ、”for”を使って”Thank you for your help.”(助けてくれてありがとう)と言いましょう。

”Thanks a lot.”も同じ意味になりますが、こちらの方がよりカジュアルになるので、親しい人限定で使いましょう。

<あなたのための「使える」一言>
Many thanks.
(すごくありがたいよ)
⇒メールの終わりなどによく使われます。
Thank you anyway.
((いずれにしても)ありがとう)
⇒結果はどうであれ、ひとまず相手の行為に対して感謝したいときに。
Thank you for helping me out.
(助かりました)
I can’t thank you enough.
(感謝しかありません)
Thank you for your concern.
(心配してくれてありがとうございます)
⇒”for”の後にお礼の対象を。
I’m deeply grateful for your help.
(お助けいただき大変ありがとうございます)
⇒”grateful”(恩を感じている)は丁寧な言葉です。
That means a lot to me.
((ほめられたときに)本当にありがとうございます)
⇒クールにうれしさを伝えたいときはこれ!

8. 後悔する・悲観する

I wish I could start over!(出来るならやり直したいよ!)

”I wish…”は「…ならいいのに」という意味の仮定表現です。

”I wish I could start over.”(やり直せればいいのに)は現在の状況下での仮定です。

仮定法では、現実に反する仮定であることを示すために、助動詞は”can”ではなく”could”となります。

「あのとき、やり直すことができたらなぁ」と過去の仮定を言う場合には過去形の”could”ではなく、大過去を使い、”I wish I could have started over.”となります。

<あなたのための「使える」一言>
It’s a pity!
(残念!)
⇒短いので、とっさのときの使い勝手がよいフレーズです。
I really regret it.
(それ、本当に後悔しているんです)
I spoke too soon.
(早とちりしちゃいました)
⇒「話すのが早すぎた」つまり「早とちり」ということです。
I wish I were dead.
(死んだほうがマシです)
⇒”I wish”を使った仮定法。be動詞は必ず”were”です。
I don’t even want to remember that.
(あのことは思い出したくありません)
⇒”remember”の後に思い出したくない内容を。
If only I had studied English.
(英語、勉強しておけばよかったなぁ)
⇒”If only”も仮定法の表現です。
I shouldn’t have said such a thing.
(あんなこと言わなきゃ、よかった)

9. 励ます

You’ll be fine.(大丈夫だよ)

”fine”は本当にいろいろな意味があります。

洋服も天気もみんな”fine”で表現できますし「立派な洋服」「天気がよい」、上のフレーズのように「大丈夫」という意味でも使われます。

”fine”の代わりに”OK”や”all right”を使ってもよいでしょう。

いずれにせよ、相手が元気になるようなポジティブな言葉をチョイスすればよいですね。

<あなたのための「使える」一言>
Cheer up!
(元気出して!)
No worries!
(心配ないさ!)
⇒”Don’t worry”と同じ意味ですが、こちらのほうがカジュアルです。
You’re almost there.
(あともう少しですよ)
⇒”almost”は「ほとんど」、”there”は「目標完了時点」を意味しています。
Don’t worry. You’re doing great!
(大丈夫だよ。自信を持って!)
We can do it!
(お互い頑張りましょう!)
Don’t let it get you down.
(そんなことでへこむなよ)
⇒”let”は「~させる」という使役動詞です。
Everything happens for the best.
(もっといいことへの通過点ですよ)
⇒直訳は「すべての物事は最良へ向けて起こっている」。

10. もだえる

So irresistible!(たまらない!)

” irresistible”はresist「抵抗する」に「否定のir」と「可能のible (able)」を合わせた形容詞で「抗しがたい(ほどに魅力的)」という意味です。

”I can’t resist.”は、「本当はしてはいけない」もしくは「すべきではない」と頭ではわかっていても「心はしたいと願っている」、そんな裏腹な気持ちがピタッと表現できるフレーズです。

このセクションでは「(~が好きすぎて)たまらない」といったポジティブな意味でもだえるときに使えるフレーズを紹介します。

<あなたのための「使える」一言>
Cuteness overload!
(可愛くてたまらないわ!)
⇒”cuteness”(可愛さ)が”overload”(負荷オーバー)している状態です。
I’m dying to meet you.
(会いたくて死にそう)
⇒”to”の後には動詞の原形が続きます。
I have a crush on you.
(君に夢中だよ)
⇒通常、この表現は恋愛にしか使いません。
Being a YouTuber is a things now!
(今、ユーチューバーが熱いのよ!)
⇒”thing”は「流行りのもの」という意味でよく使われます。
I’m so thrilled with you.
(君にはハラハラするわ~)
I can’t take it anymore!
(これ以上我慢できない!)
You are killing me with your voice.
(君の声にときめいてしまう)

11. 心配する

What’s wrong?(どうしたの?)

”What’s wrong?”は直訳すると「何が悪いのか?」ですが、転じて「どうしたの?」といった気遣いの言葉になります。

”What’s wrong?”に続けて、”You look pale.”(顔色悪いよ)など、なぜ心配かを伝えると会話がよりスムーズになります。

具体的な異変を感じた場合、例えば声がいつもと違った調子であれば、”What’s wrong with your voice?”と”with…”を使って聞いてみましょう。

<あなたのための「使える」一言>
I’m worried about you.
(君のことが心配なんだ)
Take care of yourself.
(お大事に)
Don’t push yourself too much.
(あんまり無理しないでくださいね)
⇒「自分を押しすぎない」=「無理をしない」ということです。
You look a little down today.
(今日はちょっとテンション、低いですね)
I’m anxious about her marriage.
(僕は彼女の結婚を心配しているんです)
⇒”anxious”は漠然とした不安に対して使います。
I’m concerned about this year’s sales target.
(今年の売り上げ目標が心配です)
⇒”concerned”はビジネスでの心配を表す際によく使います。
Tell me if you need anything.
(何かあったら言ってください)

12. 謝る

Oops, sorry!(あっ、ごめん!)

”Oops”は「おっと」という感じです。

軽いミスをしたとき、例えば何か物を倒してしまったようなときに、このフレーズが使えます。

カジュアルな表現ですが、”I’m sorry.”とすれば、ビジネスシーンでも十分使用できます。

謝罪の気持ちを強める場合には、強調の副詞”very”や”so” ”really” ”terribly”などを加えるとよいでしょう。

<あなたのための「使える」一言>
My bad.
(ごめ~ん)
⇒軽いミスをしたときに、親しい相手に使います。
It’s my fault.
(私のせいです)
Excuse me, but may I interrupt?
(すみません、ちょっといいですか?)
⇒他の人と話している相手に用事があるときなどに使います。
I’m sorry to be late.
(遅れてごめんなさい)
I’m terribly sorry.
(本当に申し訳ございません)
⇒”terribly”や”so”は”very”や”really”よりも感情が伝わります。
Please accept my deepest apologies.
(どうかお許しください)
⇒かなりかしこまった表現です。
I’m sorry for causing so much trouble.
(ご迷惑をおかけして申し訳ございません)
⇒言葉を尽くしていて丁寧です。

13. 祝う

Congratulations!(おめでとう!)

「お祝い」を辞書で引くと、”congratulation”と”celebration”が出てきますね。

”celebration”は出来事を祝うこと、そのものを指します。

例えば、”wedding anniversary”(結婚記念日)や”Xmas”(クリスマス)は”celebration”の一つです。

それに対し、”congratulation”は、相手の成し遂げたことへのお祝いの気持ちを指す言葉です。

「おめでとう」と言うときは複数形の”congratulations”を使い、お祝いの対象が何かを明確にしたい場合には、”on”を使って”Congratulations on your success.”(成功、おめでとう)とします。

<あなたのための「使える」一言>
Congrats!
(おめでとう!)
⇒“Congratulations”の省略形なので、フォーマル度がダウンします。
Best wishes.
(ご多幸を祈ります)
⇒決まりきった言い方で、wishは必ず複数形で使います。
Happy Belated Birthday!
(遅れちゃったけど、お誕生日おめでとう!)
⇒”belated”は遅れた場合に便利な言葉です。
Happy Holidays!
(お休み、万歳!(よい休日を!))
⇒「メリークリスマス」「よいお年を」「あけましておめでとう」のすべてに使えます。
You deserve it.
(頑張ったもんね、当然だよ)
⇒「自業自得」という意味もあるので使う場面に注意しましょう。
I wish you all the best in your new career.
(新しい仕事でのご活躍を祈っています)
⇒転職する仲間に使いましょう。
I’d like to congratulate you on your marriage.
(ご結婚、おめでとうございます)
⇒”I’d like to”の表現は基本的にどれも丁寧な言い方です。

14. 引き留める

Are you sure about that?(それで本当にいいの?)

”sure”は「確信している」という意味です。

相手に再考を求めたり、引き留めたりしたい場合に、このフレーズぴったりきます。

”sure”の代わりに、”Are you positive?”を使ってもよいでしょう。

この場合には「自信あるの?」「大丈夫?」というニュアンスが含まれます。

”Are you sure?” “Are you positive?”はいずれも人を引き留めるときだけでなく「本当?」「それで合ってるの?」と確認の意味もあり、使い勝手のよいフレーズです。

<あなたのための「使える」一言>
Hold on!
(ちょっと待ってください!)
⇒電話を保留するときだけでなく、相手を引き留めるときにも使えます。
Think twice!
(よく考えてください!)
⇒”twice”(二度)、つまり再考を促す言葉になります。
Are you really happy with it?
(本当にそれでいいんですか?)
⇒”it”の代わりに”this”でも”that”でも使います。
Are you leaving so soon?
(もうお帰りですか?)
⇒社交辞令の意味合いもありますが、相手を引き留めたいときに使います。
Let me get this straight.
(ちょっと整理させてください)
⇒「これをまっすぐにさせて」=「整理させて」ということです。
Please give me one more chance.
(もう一度チャンスをくれませんか?)
I’d like you to reconsider.
(ご再考をお願いしたいです)
⇒ビジネスの相手などに使えます。

15. なだめる

Calm down!(落ち着いて!)

”calm”は形容詞で「静かな」という意味と、動詞で「静める」という意味があります。

”Calm down.”は「落ち着いて」という人をなだめるフレーズで、この場合のcalmは動詞になります。

少しニュアンスをやわらげたい場合には、”a bit”(ちょっと)を足して”Calm down a bit.”とすればOKです。

”Please”を足してもよいでしょう。

<あなたのための「使える」一言>
Chill out!
(冷静になりなよ!)
⇒注意しているようにも聞こえるので親しい人限定で使います。
Hold it, hold it.
(待って、待って)
⇒喧嘩になりそうなときに使えます。
Take it easy!
(そうムキになるなよ!)
Don’t be so upset.
(そう怒らずに)
Settle down first.
(まずいったん落ち着こう)
⇒この後に”Take a deep breath.”(深呼吸しよう)と言えば完璧です。
We should cool down a bit.
(少し冷静になりましょう)
Keep your hair on.
(落ち着いて)
⇒怒って毛が逆立つ状態(off)に対して、落ち着いた状態(on)をキープするということ。イギリスで使われるフレーズです

16. 迷う

I can’t decide.(選べないよ)

”decide”は「決める」という意味ですが、どちらにすればよいか決めきれないときにも使える動詞です。

例えば ”I can’t decide which to choose.”(どっちを選べばよいか決められない)のように使い、後ろに疑問詞+to不定詞を使うと便利です。

「どっちを選んだらいいんだろう?」と疑問形で言いたい場合には動詞の”choose”使い、”Which one should I choose?”、”Which one am I going to choose?”とすると自然です。

<あなたのための「使える」一言>
I’m still deciding.
(まだ考えているところです)
I can’t make up my mind.
(決心がつきません)
⇒”make up one’s mind”で「決心する」。
I keep going back and forth.
(決めきれないです)
⇒直訳は「行ったり来たりし続けている」。
That’s a tough call to make.
(それはすごく悩みますね)
⇒苦渋の決断を迫られ悩んでいる状態です。
I’m torn between this and that.
(これかそれか、決めきれません)
Should we go by train or bus?
(電車で行きましょうか、それともバスにしますか?)
I have a terrible dilemma.
(板挟みで決めきれません)
⇒dilemma「ジレンマ、板挟み」

17. 勧める

I would recommend this.(これをお勧めします)

「勧める、提案する」といえば、①recommend、②suggest、③proposeなどの英単語が思い浮かぶでしょう。

②は押し付けがましさのない一歩引いた「お勧め」で、③はよりフォーマルで強めの「お勧め」になり、両者ともビジネスシーンでも大活躍する言葉です。

一方、”recommend”は少し堅い言葉のように感じるかもしれませんが、実は日常会話でよく使われる「お勧め」です。

”would”を使わず”I recommend this.”と言ってもOKですが、仮定の含みもある”would”があればやや控えめな響きになります。

<あなたのための「使える」一言>
Let’s give it a try.
(試してみようよ)
I suggest taking a nap.
(昼寝したほうがいいですよ)
⇒suggest -ing「~することを提案する」
Why don’t you check it out?
(試しにチェックしてみたら?)
⇒やや上から目線の表現なので、親しい人や部下に対して使いましょう。
How about trying?
(試してみたら?)
Trust me. You’ll love it!
(騙されたと思って。絶対ハマるよ!)
What do you recommend?
(お勧めは何ですか?)
I’d like to propose my plan.
(私のプランを提案させていただきます)
⇒ビジネスでも使える便利な表現です。

18. 断る

Maybe next time.(また今度)

「たぶん」を意味する”maybe”は、50%ほどの確信度合いのときに使われます。

”perhaps”も意味と確信度合いは”maybe”と同じですが、少しフォーマルな語なので、口語では”maybe”がより頻繁に使われます。

”probably”はかなりの確信の度合いが高い場合に使うので、はっきりしない場合には使わないようにしましょう。

”Maybe next time.”と理由を述べずにお断りしても、いちいち理由を詮索されることはまずありませんが、理由は何であれ、お誘いや申し出を断るときには、”Thank you”などと相手への謝意や、”I’m sorry”などの申し訳なさを一言添えることも大切です。

<あなたのための「使える」一言>
I wish I could.
(そうできたらいいんですけど)
I’m still thinking.
(どうしようか迷ってるんですよね)
⇒「まだ考え中…」というイメージです。
Sorry, but I’ve already got plans for tonight.
(ごめん、今晩すでに予定があるんだ)
⇒plan for~「~の予定」
I’m afraid I’ve already got plans for that day.
(あいにく、その日はもう予定があります)
⇒ここでの”that day”は副詞句なので”for”は不要です。
I’d like to, but I really don’t have time right now.
(そうしたいのは山々なんですが、本当に時間がないんです)
Next time for sure!
(次は必ず行くね!)
⇒”for sure”は「確実に」という意味です。
Have a good time for me.
(私の分も楽しんできてください)

19. 自慢する

I’m proud of myself.(我ながらすごいと思うわ)

”achievement”は「達成」「成就」「偉業」など、努力をもって成し得たことを意味します。

”be proud of”で「誇りに思う」なので、我ながら誇らしく思えるときに使えるフレーズです。

相手が自慢してきたときにどのように返答すればよいか、言葉に詰まることもあろうかと思います。

そんなときは”Congratulations!”(おめでとう!)、”It’s great!”(すごいね!)など、あらかじめストックフレーズとして覚えておくと便利ですね。

<あなたのための「使える」一言>
Are you impressed?
(感動したでしょう?)
⇒”impress”は「強い印象を与える」という意味です。
Isn’t this something?
(これって、すごくない?)
⇒”something”には「ちょっとすごいこと」という意味があります。
I used to be popular with girls.
(俺は昔はモテたんだ)
⇒”used to”は過去の習慣や状態を表します。
My daughter is so cute , isn’t she?
(うちの娘、すごく可愛いでしょ?)
I hate to brag, but…
(手前みそですが…)
I’m not trying to toot my own horn, but…
(自慢じゃないけど…)
⇒”toot my own horn”は「ラッパを吹く」転じて「自慢する」という意味です。
I’m quite a smart person, don’t you think?
(私って、かなり賢いと思わない?)
⇒”smart”以外にも、自慢する内容を表す形容詞を入れましょう。

20. 謙遜する

Thank you, but not really.(ありがとう、でもそうでもないよ)

謙遜は日本人にとってなじみ深いものですが、日本に限ったことではなく、英語圏にも謙遜の文化は存在します。

ここでは、ほめられたときに使える謙遜表現を紹介します。

謙遜も行き過ぎると、逆に相手の行為を否定することになりかねません。

日本語を話すときの感覚で「いやいや、そんなこと全然ないです」と全否定することだけは避けましょう。

まずは、相手への行為に対し、”Thank you”と謝意を示した上での謙遜ありきと考えてください。

<あなたのための「使える」一言>
I’m still learning.
(まだまだです)
⇒今後の意欲が感じられるフレーズです。
I still have a long way to go.
(まだまだです)
It’s not a big deal.
(大したことじゃないですよ)
⇒嫌味にも聞こえるので上の2つのフレーズと併用しましょう。
I’m not as good as you think.
(思うほどうまくもないですよ)
You’re just being polite!
(それ、お世辞でしょ!)
Without your advice, I couldn’t have done this.
(あなたのアドバイスがなければ、これは成し遂げられませんでした)
Thanks to you, I managed to keep the deadline.
(あなたのおかげで、なんとか締切に間に合いました)
⇒manage to~「なんとか~する」

21. 催促する

Come on! Hurry up!(おい!早くしろよ!)

”Come on!”だけでも、その場の空気で「急いで!」という意味は伝わります。

”Hurry up”を付ければよりくだけた表現になります。

催促はできる限り丁寧に表現するほうがよいでしょう。

催促をやわらげる枕詞、”I’m afraid…”(悪いけど…)、”I don’t want to rush you, but…”(急がせたくはないけれど…)、”It seems…”(…のようなんだけど…)を使うようにしましょう。

<あなたのための「使える」一言>
Can you hurry up a bit?
(少し急いでもらえますか?)
⇒ほぼあらゆる場面で使えるフレーズです。
Please reply as soon as possible.
(早めにお返事を下さい)
Could you get there by 5:30?
(5:30までに着けますか?)
⇒”Can you”よりも丁寧に依頼する表現です。
Can I have my book back?
(貸してた本、返してくれる?)
⇒”Can you return my book?”と直接的な言い方よりは、ソフトな表現です。
How is the assignment coming along?
(課題、どれくらい進んでる?)
⇒進捗を確認しながら催促するソフトな表現です。
I’m afraid I need to ask you to go faster.
(悪いけど、ちょっと急いでもらわなきゃいけないんだ)
It seems you haven’t replied (to me) yet.
(返事、まだもらってないみたいなんですよね)

22. 愚痴をこぼす

He’s so bossy.(あの人、偉そうだよね)

”bossy”は名詞”boss”(上司)からも推測できるように、「威張っている」という意味の形容詞です。

横柄な態度をとる人物への愚痴を言うときに使えます。

日本語でも同じですが人に愚痴を言うときは、相手は「愚痴を言ってもよい相手」に限定されるでしょう。

したがって、基本的にはこのセクションで紹介するどのフレーズも目上の人には使いません。

また、愚痴を言いすぎたなと思ったら”Sorry for complaining.”のように謝るフレーズを言っておくとよいでしょう。

<あなたのための「使える」一言>
Can I whine a little?
(ちょっと愚痴ってもいいかな?)
⇒whine「愚痴をこぼす、弱音を吐く」
Sorry for complaining.
(愚痴ってごめんね)
It’s hard with her as she is so moody.
(彼女は気分屋だから困るよ)
It’s not my day.
(ついてないなあ)
⇒「私の日ではない」=「今日はついてない」ということ。
I don’t get on with my boss.
(上司と反りが合わないんです)
⇒get on with~「~とうまくやる」
She only thinks of herself.
(彼女、自分のことしか考えないんだよ)
Don’t you think he’s very irresponsible?
(彼ってすごく無責任だと思わない?)
⇒irresponsible「無責任な」

23. けだるさを伝える

I feel dull.(ダルいなぁ)

けだるさを感じるときに使えるのが、上記の”I feel dull.”です。

精神的、肉体的、両方のだるさを表現できます。

”dull”は、一言で言うと「鈍」のイメージです。

まずは”dull”の持つ様々なマイナスの意味を押さえてみましょう。

”I have a dull pain.”(鈍痛がする)、”The sky is dull.”(空がどんよりしている)、”dull market”(単調な市場)、”It’s dull.”(それはつまらない)など、日常生活で”dull”を使えるシーンも多いので、ぜひ使ってみてください。

<あなたのための「使える」一言>
I feel heavy today.
(今日は気が重いです)
It’s a pain in the neck.
(ダルいな(面倒くさいな))
⇒「首の痛み」と表現します。”in the ass”「お尻の痛み」は親しい間柄ならOKです。
I’m unmotivated today.
(今日はやる気が出ないです)
⇒”motivated”「やる気のある」に「否定のun」が付いた語です。
Nothing interests me.
(興味がわかないんです)
⇒”Everything bores to me.”(私にはすべてが退屈)と表現してもOKです。
I don’t feel like doing anything today.
(今日は何もする気が起こりません)
It’s such a hassle to cook for myself.
(自炊するなんて面倒くさいな)
⇒”hassle”は「面倒」、”It’s a hassle to動詞”で、覚えておくと便利です。
I don’t care (about anything) anymore.
(もうどうでもいいや)

24. 感動する

I’m all choked up.(胸がいっぱいです)

”I’m all choked up.”は”choke”(~の息を詰まらせる)を受け身で使ったフレーズで「私は息が詰まっている」=「息が詰まるほど感動している」という状態を表しています。

英会話においては自分の感情を素直に相手に伝えることが重要です。

特に「感動する」といったポジティブなフレーズは、どんどん相手に伝えましょう。

学校では”How~!”や”What a~!”などの感嘆文を学習した記憶もあるかと思いますが、ここではそれ以外にも様々なフレーズを紹介しているのでぜひ覚えておいてください。

<あなたのための「使える」一言>
How wonderful!
(なんて素晴らしいの!)
⇒”how”の後ろに様々な形容詞や副詞を置いて感動を表しましょう。
What a breathtaking view!
(なんて美しい光景なんだろう!)
⇒breathtaking「息をのむような」
I was moved.
(感動しました)
You words always touch my heart.
(あなたの言葉はいつも心にしみます)
⇒この”touch”は「琴線に触れる」イメージです。
I was impressed with his song!
⇒私は彼の歌に感激しました!
This is the most heartwarming experience that I have ever had in my life.
(これは私の人生で最も心温まる経験です)
The most moving scene was when Jack fell into the sea.
(一番グッとくるシーンは、ジャックが海に沈んでいくときだね)

25. 欲する

I’d kill for that ring!(絶対にその指輪が欲しいわ!)

”kill for”は直訳すると「~のためなら殺す」なので、それくらい何が何でも欲しいことを表します。

日本語の「死ぬほど欲しい」に近いのは以下の”I’m dying for~.”(死ぬほど~が欲しい)ですね。

「欲しい」「~したい」といえば動詞”want (to~)”が思い浮かぶかと思いますが、”want”だけでは自分がどれくらい欲しているかを伝えきれません。

ここではより感情が伝わりやすいフレーズを集めましたので、うまく使えば感情表現が豊かな人だと相手は思ってくれるでしょう。

<あなたのための「使える」一言>
I’m dying for a day off!
(めっちゃ休みが欲しい!)
⇒「死ぬほど」というニュアンスです。
No matter what, I want to get the limited edition.
(何が何でも限定版をゲットしたい)
⇒no matter what (I do)「何をしたとしても」
That’s just what I need.
(それこそまさに私に必要なものですよ)
I can‘t control my greed.
(欲が止まらないわ)
⇒直訳は「欲をコントロールできません」。
I can’t live without ice cream!
(アイスがなきゃ生きていけないよ!)
I’m craving chocolate.
(無性にチョコレートが食べたい)
⇒crave「~を切望する」
I’ll do whatever it takes to win.
(勝つためなら何でもします)
⇒do whatever it takes to+動詞「~するためなら何でもする」

英語の便利フレーズ

英語の便利フレーズ

1. 声をかける

How are you doing?(元気?)

学校で必ず習う、”How are you?” ”I’m, fine, thank you. And you?” は実際あまり聞きません。

”How are you doing?”、”What’s up?”、“What’s going on?”などがよく使われます。

答える場合も”fine”よりも、”I’m good.” “I’m great.”などが一般的です。

あまり元気でなければ、率直に”Not so good.”(あまりよくないです)“Pretty bad.”(最悪です)と答えると、相手は”What’s wrong?“(どうしたの?)と尋ねてくれ、その後の会話がスムーズに進むかもしれません。

このように、率直に「相手への配慮」を伝えることが英語でのコミュニケーションではとても大切です。

<あなたのための「使える」一言>
Long time no see.
(お久しぶりです)
⇒”I haven’t seen you for a long time.”が正式ですが、これは少し軽く聞こえます。
Nice to see you again.
(また会えてうれしいです)
⇒”Nice to meet you.”は初対面限定です。
Thanks (again) for the other day.
(この前はどうも)
New hair style?
(髪型変えました?)
How long has it been?
(いつぶりでしたっけ?)
Do you have time?
(今、時間ありますか?)
⇒”Do you have the time?”は「今、何時ですか?」という意味です。
Wanna grab a drink?
(一杯やらない?)
⇒親しい間柄では定番。wannaはwant toの省略形で、とてもカジュアルな表現です。目上や初対面なら”Would you like to go for a drink?”が無難。

2. 近況を聞く

What are you up to these days?(最近どんな感じ?)

タイトルフレーズの”What are you up to these days?”は久しぶりの再会の場面で使うあいさつです。

会話のきっかけとして定番の”How’re you doing?”(元気?)や”What’s up?”(最近どう?)以外にも、「初対面が親しい間柄か」、「久しぶりか最近も会話をしているか」など、状況や条件によって使い分けられると便利です。

相手の表情や様子などを察したり、家庭や仕事のことなどを軽く聞いたりしてみるのもよいでしょう。

<あなたのための「使える」一言>
How have you been?
(最近はどうですか?)
⇒しばらく会っていない場合に使います。
How’s (your) work?
(仕事の調子はどうですか?)
⇒”life”(生活)を使って”How’s (your) life?”(最近どう?)とも言います。
Is everything OK?
(問題ないですか?)
Did something happen at school?
(学校で何かありましたか?)
How’s your relationship with your boyfriend?
(彼氏との関係はどうですか?)
How’s the new project going?
(新しいプロジェクトのほうはどうですか?)
⇒”going”を加えると「進行状況」を尋ねる表現になります。
What did you do this weekend?
(週末は何をしていましたか?)

3. 自分の近況を伝える

Same as usual.(相変わらずだよ)

日本語でも同じですが、会話の初めのほうから「具体的すぎること」はあまり言いません。

まずは、今の気分や状況を簡潔に伝えましょう。

基本的には「よいかorよくないか」を伝えると会話が自然に進むでしょう。

自分の気分や体調、家族、友人、仕事、天気など、一般的な事柄について伝えられるようにしましょう。

<あなたのための「使える」一言>
I’m doing great.
(いい感じです)
Same old same old.
(何も変わらないよ)
⇒くだけた表現なので、相手や口調に気をつけましょう。
I have a new baby!
(子供が産まれたんだ)
⇒”baby”だけでなく”car”や”job”なども使えます。
So exhausted.
(マジくたくた)
⇒exhausted「消耗した」
I’m feeling down.
(ヘタってます)
I’ve been better.
(あんまり調子よくないんです)
⇒「これまではもっとよかった」=これまでに比べるとよくないという意味。
Things have been so hectic lately.
(最近、何かと忙しいです)
⇒hectic「多忙」、”I’m hectic…”とは言いません。

4. 話に納得する

I know.(わかるよ)

相手の発言に対して「なるほど」「確かに」と納得するときに使う表現も様々です。

単語だけで表現する場合でも、納得の度合いによって使い分けるとよいでしょう。

例えば、”Definitely.”(その通り)より”Absolutely.”(まったくその通り)のほうが、相手への納得の度合いは高いです。

タイトルフレーズの”I know.”は、語調をやわらかくして相手の話に納得する感じで使うとよいでしょう。

特に相手が大変なときや、きつい状況にいるときなどに便利な言い方です。

<あなたのための「使える」一言>
True.
(確かに)
I got it.
(わかりました)
⇒納得・了解を示します。”I”を省略して”Got it.”と表現するのもよく使われます。
I see.
(なるほど)
⇒初めて聞くことに対して使います。
You have a point.
(一理ありますね)
That’s fine.
(それはいいですね)
That makes sense.
(なるほど(理にかなってる))
⇒相手の説明や理屈などに納得や同意を示します。
(I think) you’re absolutely right.
(それはもっともです)
⇒直訳「あなたがまったく正しい(と思います)」。

5. 相手に同情する

That’s too bad.(お気の毒に)

定番の”That’s too bad.”は誰に対しても、またどんなときでも使えるのでとても便利です。

一方で、そればかりだと「形式的に」に聞こえるかもしれませんので、”Really?”(本当?)や”Oh, no.”(おや、まあ)などの短い相づちをはさむとよいでしょう。

”It happens.”(そんなこともあるよ)や”Terrible.”(ひどい)、”I can’t believe it.”(信じられない)など程度を変えながら、親しさや上下関係、状況などに応じて使い分けてみましょう。

<あなたのための「使える」一言>
It happens.
(しょうがないよ)
⇒「そういうこともあるよ」という意味です。
That’s terrible.
(それはひどい)
That stinks!
(ひどい!)
Turns me off.
(引くわー)
⇒turn~off「~の興味を失わせる」
It’ not your fault.
(君は悪くないよ)
⇒fault「過ち」
How’s that even possible?
(それはありえないね)
All my sympathies are with you.
(お気の毒です)
⇒日本語の「お悔やみ申し上げます」にも対応する表現です。

6. 驚きを伝える

That’s awesome!(すごいね!)

”awesome”は、もともとは「畏敬の念を抱かせる、すさまじい」といった意味でしたが、現在は「最高の、いかしてる」などとして、親しみやすく大変よく使われる言葉になっています。

したがって、タイトルフレーズの”That’s awesome!”は単なる驚きではなく、相手への称賛のニュアンスも含みます。

同じ言葉のフレーズでも「嫌悪感」や「疑い」などのネガティブな意味を表す場合があるので、言い方や口調、話の文脈などに気をつけて使うとよいでしょう。

<あなたのための「使える」一言>
Really?
(本当に?)
No way!
(ありえない!)
⇒驚き以外にも感動や、「まさか!」と反論するときにも使えます。
No kidding!
(うそでしょー!)
Are you serious?
(マジで言ってる?)
⇒serious「真剣な」
That’s crazy.
(それヤバいじゃん)
What a surprise!
(びっくりだよ!)
Gosh, you freaked me out!
(ええっ、心臓止まるかと思った!)
⇒freak~out「~を興奮させる、パニックにさせる」

7. おもしろそうに相づち

That’s hilarious!(ウケる!)

”That’s hilarious.”のhilariousは「陽気にさせる、爆笑させる」という意味で、funnyよりずっとおもしろい様子が伝わります。

学校ではまず習いませんが、日常会話でかなり使う言葉です。

相手が冗談を言ったときなど、明るく場を盛り上げるのに便利です。

以下には、一般的なものだけでなく、ちょっと気の利いた表現も取り上げてみました。

特に、”It cracks me up.”や”It’s growing on me.”、”I’m busting a gut.”などは、相手と一体になって会話を楽しんでいる感じになるんでしょう。

”That sounds interesting.”や”That’s too funny.”などは冷たい口調にならないよう気をつけてください。

<あなたのための「使える」一言>
That sounds interesting.
(それは興味深い)
That’s too funny.
(ワロタ(おもしろすぎ))
It’s growing on me.
(ジワる(ジワジワくる))
⇒”grow”「育つ」からおもしろさが「ジワジワ」湧いてくるイメージ。
It cracks me up.
(ウケる(爆笑する))
⇒”crack”「ひびを入れる」+”up”(強調)→「爆笑させる」
Stop joking! I’m busting a gut!
(冗談やめて!お腹がよじれる!)
You’re kidding!
(うそでしょ!)
⇒”Are you kidding?”は相手の真意を聞くときに使いますが、こちらは単なる合いの手。
You’re so funny!
(あなたってとてもおもしろい人ね!)

8. 同意する

That’s so true.(ほんとそれ)

”I think so, too.”のような定番表現の他に、”That’s so true.”などのより強く同意し、結果として相手を立てるような効果のある表現なども覚えておきましょう。

ただし、相手の話を理解していないのに強い同意表現を使うと、後で会話がかみ合わなくなったり、誤解が生じたりすることもあるので、後述する「12. 聞き直す」や「13. 確認する」の表現で、きちんと相手の話を理解できるとよいですね。

また、口調や状況によって、意味がまったく違ってしまう表現もあるので注意しましょう。

特に、”I hear you.”は「ちゃんと聞いていますよ」と善意を示す表現ですが、言い方によっては「もう何度も聞いてわかってるよ」と聞こえることもあるので注意が必要です。

<あなたのための「使える」一言>
I hear you.
(それな(言いたいことはわかってるよ))
⇒誤解を招かないよう、頷きながら言うとよいでしょう。
I totally get it.
(めっちゃわかる)
⇒totally「まったく、完全に」
I’m with you.
(同感です)
⇒直訳は「あなたと一緒にいます」ですが、同意や共感も表せます。
I totally agree.
(激しく同意(私もまったくそう思います))
I think so, too.
(私もそう思います)
I’ll drink to that.
(賛成)
⇒チャットやメールでは”IDT”と略すこともあります。
I understand how you feel.
(気持ち、わかるよ)

9. ほめる相づち

That’s you!(さすが!)

”That’s you!”は「あなたはすごい」と相手をほめる表現です。

ただし、使いすぎると大げさな印象を与えるので、”Good job.”や”Excellent.”などの定番表現とあわせてバランスよく適度に使いましょう。

より感情や感動を伝えたいときは、”Iメッセージ”を使うと効果的です。

”Iメッセージ”とは、「(あなたは)よくできました」などの相手への評価ではなく、「(私は)それがうれしい」など自分の気持ちを表すメッセージです。

”I”が主語の表現に着目してみてください。

<あなたのための「使える」一言>
Good job!
(やるね!)
⇒あらゆるシーンで使えますが、目上の人には使いません。
That’s cool.
(イケてるね)
⇒相手の賢さや魅力に対して使います。
That’s excellent.
(素晴らしい)
⇒特に「質が高い」という意味を含みます。
Touched my heart.
(グッと来たわ)
That’s amazing!
(それはすごいですね!)
⇒”amazing”は「驚き」を表します。
I knew you could do it!
(君はできるとわかってたよ!)
I envy you.
(いいな~(うらやましい))
⇒相手の話を遮らないように、合の手を入れる感じで。

10. 相手をほめる

You’re a genius!(天才か!)

相手がいかに素晴らしいかを表す表現をたくさん覚えておくと、会話がはずみます。

特に、面と向かってほめ言葉を伝えられると、相手もうれしいですね。

後に「気の利いた」あるいは「やや大げさな」表現も紹介します。

”You’re on fire!”や”You’re a genius!”などのやや大げさな表現は、ここぞというときに使えば大変効果的ですが、使いすぎると「誰にでも言ってるのかしら」と相手に誤解されるかもしれませんので、「6. 驚きを伝える」で紹介したフレーズと適宜使い分けましょう。

<あなたのための「使える」一言>
You’re on fire!
(ノッてるね!)
⇒相手のやる気やイキイキとした様子をほめる表現です。
You’re in the zone!
(神がかってる!)
⇒”in the zone”で「最高の(キレキレの)状態にある」。
You’re amazing.
(えらいね)
That’s really impressive.
(それは本当に素晴らしい)
⇒”impressive”は「感服、敬服」を表します。
That’s an eye opener.
(目からウロコです)
⇒eye opener「目を開かせる人・モノ」
Good job!
(よくできたね!)
⇒カジュアルで、目下の人に使える表現です。
You made it!
(やったね!)

11. 引き受ける

No problem!(お安いご用です!)

日本人は相手を気遣いすぎて、かえって「しぶしぶ承諾している」ように誤解されることがあります。

英語圏でのコミュニケーションでは、それよりも「きちんと上手に断る」か「気持ちよく承諾する」のほうが相手への印象はよいです。

上記の説明に注意しながら、次のフレーズを覚えていきましょう。

”Leave it to me!”のように、積極的な印象を与えることも良質なコミュニケーションといえるでしょう。

<あなたのための「使える」一言>
Roger.
(了解)
⇒もともとは軍隊で使われていた表現です。
Why not?
(当然じゃん)
⇒「なぜやらないの?」の反語で「やって当然」の意味で使います。
Sounds great.
(いいですね)
⇒sound「~のように聞こえる」
I would be happy to.
(喜んで)
Leave it to me!
(任せてよ!)
⇒”leave~to人”で「(人)に~を任せる」
Sure. Go ahead.
(もちろん。そのままどうぞ)
It’s a piece of cake.
(そんなの楽勝だよ)
⇒「ケーキひと切れ」ほどのもの=楽勝というニュアンスです。

12. 聞き直す

Could you say that again?(もう一度言ってくれる?)

よく学校で習う”Pardon?”を何度も使うと、相手の気分を害してしまうことがあります。

理由は単純で、「ただ言い直す」行為のみを求めているからです。

”Could you say that again?”のように具体的に伝えましょう。

相手に聞き直したいと思ったら、①「きちんと言い直す」よう求めること、②「相手の真意」を尋ねることが重要です。

このセクションではこれらのフレーズ例を紹介します。

様々なフレーズを身につけて、「英語コミュ力」を向上させましょう。

<あなたのための「使える」一言>
Sorry, what did you say?
(ごめん、何て言った?)
Could you speak more slowly?
(もう少しゆっくり話してもらえますか?)
⇒早口で聞き取れないときに言いましょう。
I’m sorry , but I couldn’t catch that.
(すみません、それがよく聞こえませんでした)
⇒内容が難しくて頭に入らないときなどに。
Be straight with me.
(単刀直入に言って。)
That doesn’t make any sense to me.
(私にはまったく理解できません)
⇒”make sense”(理にかなう)を否定形で使っています。
Could you please repeat that?
(もう一度それを言っていただけますか?)
What do you mean by that?
(それって、どういう意味?)
⇒直訳「それによって何が言いたいのですか?」は、英語ではきつく聞こえず、多用されます。

13. 確認する

Is that clear?(わかった?)

会話をうまく進めるためには、前のセクションで説明した「何がわからないかを伝える」ことが大切ですが、お互いの認識を確認して話を整理することも大切です。

自分でわかったつもりになっていても、相手が理解していないことは多々あるからです。

ですので「相手の発言を確認すること」と「自分の発言を相手が理解しているかを確認すること」は意識するとよいでしょう。

特に相手の発言を確認するときには、”Are you saying…?”や”Correct me if I’m wrong. Do you mean…?”など、「…」のところで「自分の言葉を使って具体的に」相手の発言や意図を尋ねるようにするとよいでしょう。

<あなたのための「使える」一言>
Are you saying you need my help?
(私の手助けが必要ということですか?)
Do you mean you don’t agree?
(賛成ではないってこと?)
⇒”mean”のあとに「主語+動詞」を置くことができます。
Could you clarify what you just said.
(今言ったことを明確化してくれませんか?)
Does that make everything clear?
(それですべて理解できましたか?)
⇒会話の最後などに便利です。
Let’s see if there’s anything left.
(何か残ってないか確認しよう)
⇒会議などで最後の確認に使いましょう。
Let’s look at them one by one.
(それらを一つずつ見ていきましょう)
⇒話し合いの始めに使うと効果的です。
Can I repeat that back to you?
(復唱してもよろしいですか?)
⇒電話で使う表現です。

14. 返事に困ったとき

What should I say?(何と言うべきか、その…)

返事に困ったときは、曖昧に返事をするのではなく、率直さや明確さを重視する「英語でのコミュニケーションのあり方」を意識して、はっきりと自分の意思を伝えましょう。

例えば、相手の意図がわからなければ「わからない」とはっきり伝えることが重要です。

これは決して失礼ではありません。

相手が一方的にペラペラとまくし立てたりしたら、こちらも、以下の”So, what’s your point?”のように、手短にまとめるよう求めるのもよいでしょう。

また、その場で答えられないときは、「その後どうするか」を具体的に相手に伝えましょう。

<あなたのための「使える」一言>
Which means…?
(つまり…?)
⇒やわらかめに言えば相手も答えやすくなります。「ツッコミ調」だと攻撃的になるので注意。
Sorry, I don’t get it.
(ごめん、ちょっと何言ってるかわかんない)
I don’t know what to say.
(何て言えばいいかわかりません)
So, what’s your point?
(それで、言いたいことは?)
⇒”So what?”(だから何?)でもOKですが、こちらはさらに相手をドキッとさせられます。
I’m sorry, I’m not sure now.
(ごめんなさい、今のところわかりません)
I’ll see if it’s possible.
(可能かどうか確かめますね)
⇒相手の要求に対して困った場合に便利です。
I’ll check and get back to you.
(確認して折り返しますね)
⇒このようにできるだけ「行動を具体的に」伝えましょう。

15. 別れの際の表現

Catch you later!(またね!)

メインフレーズは”I’ll catch you later!”(あとであなたを捕まえる)の省略形で、親しい人に対して使えるフレーズです。

”Catch you later!”よりも、短く“Later.”と言えば、さらにカジュアルな感じになります。

カッコよく別れ際のあいさつをしようとしたら、相手が先に”Catch you later!”と言ってきた…、少し焦ってしまう場面です。

そんなときのために、”OK, bye!”、”For sure!”(もちろん!)、”Of course, take care!”(もちろん、気をつけてね!)など、あらかじめ返答フレーズをストックしておくと役に立つはずです。

<あなたのための「使える」一言>
Take care.
(気をつけてね)
⇒フランクな言い方なので、親しい相手に使います。
See you around!
(またどこかでね!)
⇒予定はないけど「きっとまたどこかで会うよね」と軽いニュアンスで使えます。
Let’s keep in touch.
(連絡取り合いましょう)
⇒打ち解けた相手となら、ビジネスでも十分使えます。
Let’s get together again!
(また集まろう!)
Have a nice weekend!
(よい週末を!)
⇒”weekend”の代わりに”day”(日)や”holiday”(休日)も使えます。
I had a great time today.
(今日はとても素晴らしい時間を過ごせました)
I hope to see you soon.
(また会えるといいですね)

16. 好みを言う

I have a weakness for sweets.(甘い物に目がないんです)

メインフレーズは「甘い物に弱みがある、勝てない」という意味で、転じて「目がない」という表現になります。

”Sweets are my weakness.”や”I have a sweet tooth.”と言い換えてもよいでしょう。

食べ物に嫌いなものがないという場合には”I’m not picky about food.”と言います。

「~は嫌いですか?」と聞かれて好きでも嫌いでもない場合は”It’s OK.”や”It’s all right.”(大丈夫)でOKです。

<あなたのための「使える」一言>
I kinda like it.
(そういうの、わりと好き)
⇒”kinda”は”kind of”(どちらかと言えば)の省略形で、とてもカジュアルな表現です。
This song is the best!
(この曲、最高です!)
I just love this artist.
(このアーティスト大好きなんだ)
I’m a big fan of yours.
(あなたの大ファンです)
This is my favorite spot.
(ここ、お気に入りの場所なんです)
⇒”favorite”は使い勝手のよい言葉で”This spot is my favorite.”と名詞としても使えます。
I can’t get enough of this TV program.
(この番組が好きすぎます)
I’m all about anime!
(アニメが大好きなんだ!)

17. 嫌いなことを伝える

I can’t stand this smell!(この臭い、耐えられない!)

”stand”といえば、お馴染みの「立つ」という意味以外に、他動詞で「(状況や何かモノに対して)耐える」という意味もあります。

嫌悪感の座標を描くとしたら、”can’t stand”は嫌い具合の最高峰に位置します。

”hate”(嫌う)も同レベルです。

その下あたりが”really dislike”、”don’t like”と覚えておくとよいでしょう。

相手の好き嫌いがわからない場合には”I don’t like~very much”(あまり~は好きではない)など、少しソフトな表現を使うほうがベターです。

<あなたのための「使える」一言>
It’s disgusting!
(気持ち悪っ!)
⇒disgust「むかつかせる」。聞くに堪えない、見るに堪えない気持ちを表します。
I can’t take it anymore!
(もう我慢できません!)
⇒can’t takeは通常、人の態度や振る舞いに対して使われます。
I’m not very keen on sports.
(スポーツはあまり好きではないです)
⇒”keen”(鋭い)は“be keen on~”で「好き」、”not”が入れば「嫌い」という意味になります。
It’s not my cup of tea.
(それは私の好みではありません)
⇒イギリスのお茶文化から生まれたフレーズです。
I don’t want to be treated that way.
(そんな仕打ちを受けるとは心外です)
It’s a real pain working with that guy.
(あの人と一緒に働くのは本当にしんどいです)
There’s no chemistry between me and my boss.
(うちの上司は、生理的にムリです)
⇒”chemistry”は「化学」という意味以外に「相性」という意味もあります。

18. 誘う

Let’s hang out!(遊びに行こう!)

”hang out”は、具体的な目的はないけれど外出してなんとなくぶらぶらすることを指し、名詞の”hangout”は「たまり場」を意味します。

参考までに、家でダラダラ過ごそうと言うときには、”Let’s chill at home.”でOKです。

もともとは若者言葉でしたが、最近は幅広い世代に使われています。

「遊ぶ」といえば”play”が思い浮かぶでしょう。

でもこれは、子供が友達と玩具で遊ぶことを意味しますので、使い方に注意しましょう。

<あなたのための「使える」一言>
How about a bite?
(何か食べない?)
⇒”Let’s”よりも提案のイメージが強くなります。
Wanna go for a drive?
(ドライブ、行かない?)
⇒非常にくだけた表現です。省略せずに”Do you want to~”とすれば、ビジネスシーンでも使えます。
Let’s go have a blast!
(パーッと楽しみに行かない?)
Shall we go out to eat some good food?
(美味しいものを食べに行きませんか?)
Can you go shopping with me?
(買い物に付き合ってくれない?)
Would you like to go see a movie with me?
(一緒に映画でも見に行きませんか?)
Why don’t we go to the rugby match next week?
(来週そのラグビーの試合を見に行かない?)
⇒反語で「なぜ行かないのか」=「行こう」ですが、気軽な提案によく使います。

19. 予定を合わせる

When is good for you?(いつ空いてる?)

”When is good for you?”は文字通り「いつがいい?」で、転じて「いつ空いてる?」という意味になります。

”When would be good for you?”とすれば、フォーマル度がグンとアップするので、ビジネスシーンでも使える表現になります。

”good”の代わりに”convenient”(都合がいい)、”workable”(計画が実行可能な)を使ってもOKです。

<あなたのための「使える」一言>
What about next Sunday?
(次の日曜はどう?)
⇒”What about”の後には名詞がきます。
That works for me.
(それなら大丈夫です)
⇒時にも場所にも使える便利な定番表現です。
When is it convenient for you?
(都合がいいのはいつですか?)
Any day is OK with me?
(どの日でもOKです)
I’m available that day.
(その日は空いてますよ)
I’m flexible in the afternoon.
(午後は融通が利きます)
⇒”less flexible”なら、都合がつきにくいという意味になります。
Let me know your availability.
(ご都合をお知らせください)
⇒”availability”は「都合」を指します。

20. 予定をキャンセルする

I can‘t make it anymore.(都合悪くなっちゃった)

”can’t make it”(都合がつかない)に”anymore”(もはや~でない)を付けることで、決めた予定が実行不可能になってしまったことを表すフレーズです。

予定の変更やキャンセルの際は、”(I’m) sorry, but…”や”I’m afraid…”、”Unfortunately…”(悪いんだけど)など、申し訳なさが感じられる枕詞を使うほうがベターですね。

逆に相手が予定を調整してくれた場合には、”Thank you for readjusting your schedule.”などと相手に謝意を示したりするとよいでしょう。

<あなたのための「使える」一言>
I have to cancel our visit to your company.
(貴社にお伺いする件、キャンセルせざるを得なくなりました)
Can I take a rain check?
(今回はパスさせてもらっていいですか?)
⇒”rain check”は雨天延期(中止)になることに由来します。
It seems I have a scheduling conflict.
(ダブルブッキングしてしまったようです)
⇒英語の”double-booking”は部屋や座席の予約に使うのが普通です。
Sorry, something came up at the last minute.
(ごめん、急用ができちゃったの)
⇒”at the last minute”は「土壇場で」という意味。
I would like to change the day of the next meeting.
(次回の会合の日程を変更したいのですが)
I’m afraid I have to cancel our appointment.
(お約束をキャンセルしなければならないようです)
Let me readjust my schedule.
(スケジュールの再調整をさせてください)

ネイティブに伝わる英会話-Part 5-

ネイティブに伝わる英会話-Part 5-

81. technically:「厳密には」と含みを持たせる
82. terribly:いいことも強調
83. thanks, but:やんわり丁寧にお断り
84. there:会話の流れをよくする
85. the heck:婉曲語を使ったスラング的強調
86. um:言い淀む方がネイティブっぽい
87. so:相手の話を受け止めて次へ
88. you know:相手の同意や共感を得たいときに
89. not nearly:その状況からはほど遠い
90. not very:否定を弱めた言い方
91. one:驚いて思わずaが変化
92. pretty:「100%ではないが」と伝える
93. rather:prettyよりフォーマルな「かなり」
94. so:何でも気軽に強調できる
95. such:語順に注意の強調表現
96. or:文頭に置いてソフトに切り出す
97. possibly:遠慮がちにお願い
98. nice and:形容詞を“いい具合”に強調する
99. seriously:相手に本気度を伝える
100. sick and tired:ガマンの限界!

81. technically:「厳密には」と含みを持たせる

例文:Technically, I have to say no.
(厳密にはノーと言わざるをえません)

technicallyでよく使われるのは「技術的に」や「専門的に」という意味のほうだと思います。

例えば、He’s a technically skilled pianist.は「彼が技術的に素晴らしいピアニストだ」という意味です。

ちなみにskilledは「熟練した、上手な」という意味の形容詞で、technically skilled workerだと「スキルのある労働者」を指します。

ここでは「厳密には~なのだが」「一応は~なのだが」という意味で使われています。

ただ、Technically, I have to say no.という文が伝えようとしているものは、それだけではありません。

この文の続きが想定されているのです。

全文を書くとこうなります。

Technically, I have to say no, but I could say yes.です。

ここで付け加えた後半の部分、「でもイエスと言おうと思えば言うことができます」が大事なポイントになるんです。

technicallyを付けて述べた内容とは反対のことが想定されているんです。

他にも、That’s technically the only way to make tofu.と言えば「それが一応は豆腐を作る唯一の方法だ(でも、実際には別の方法もある)」という意味になりますし、Technically, they are still married.ならば「一応彼らはまだ結婚している(でも一緒には住んでいない)」となります。

うまく使えば微妙な状況について含みを持たせて伝えることができます。

例えば、Do you have a girlfriend?と聞かれてTechnically, yes.と言えば「一応いるよ」という意味になりますが、なんだか事情がありそうな、微妙な関係を表していますよね。

まずは繰り返し声に出して、technicallyの感覚をつかんでくださいね。

Point
①technicallyで「厳密には~なのだが」という意味に。
②technicallyを使って、表現した内容とは違う意味を相手に伝える。
③Technically, yes.で「一応はイエス、でも事情がある」という感じに。

82. terribly:いいことも強調

例文:We’re terribly pleased with the result.
(その結果にはとても満足している)

terriblyは「ひどく」という意味では She says she’s a dancer, but she dances terribly.(彼女はダンサーだというが、彼女のダンスはひどい)というように使われますね。

この場合、terriblyは「ひどく下手に」ということです。

確かに、不快に感じることなどをterriblyで表現することはよくあります。

一方で、terriblyには「とても」という強調の意味があります

この場合は、いいことでも悪いことでも強調するんです。

She’s terribly tired.は「彼女はとても疲れている」ですし、We’re terribly busy at this time of year.ならば「私たちはこの時期はとても忙しいです」です。

I’m terribly sorry about the bad experience.なら、「嫌な思いをさせて本当に申し訳ありません」となります。

We’re terribly pleased with the result.のように、イギリスではよい意味を強調する際にも使われます。

他にも、The staff at the restaurant were terribly efficient.なら「そのレストランのスタッフはすごく効率よく働いていた」となります。

では、terriblyの2つの使い方をご紹介したところで問題です。

最初に挙げた文の後半部分にwellを付けて、She dances terribly well.とすると、どんな意味になるかわかりますか?

実はこれ、「うまく」という意味のwellに強調のterriblyが付いた文です。

ですから、先ほどとは正反対に、「彼女はとてもダンスがうまい」という意味になります。

Point
①terriblyは強調の意味でも使われる。
②イギリスではよい意味でも強調のterriblyを使う。
③terriblyの強調と本来の意味の使い分けに注意。

83. thanks, but:やんわり丁寧にお断り

例文:Thanks, but I can’t stay.
(ありがたいのですが、いられないのです)

I can’t stay.(私はいられません)の前にThanks, butを付けると、相手の申し出を丁寧に断っている状態になります

Thanks, but I can’t stay,のシチュエーションを想像すると、おそらくもっとその場にいるように言われた人がそれをやんわり断っている表現です。

他にも、例えば、Thanks, but I can find my way home all right.と言うと「ありがたいのですが、私は家に帰る道をきちんと見つけられます」という意味になります。

あるいは食事をしていて「もうちょっと食べませんか?」と聞かれて、それに Thanks, but I’m already full.と答えれば「ありがたいのですが、もうお腹いっぱいです」という意味になり、おかわりなどを勧めてくれた人の気分を害さずに断れます。

相手に何か誘われたり提案されたりして、それを断るのは日本語でも難しいときがあると思います。

英語で断らないといけない場合には、直球ではなくぜひこの表現で返してみてください。

きっと人付き合いがしやすくなると思いますよ。

では、もう1つ、Thanks, butを使う表現の中で、一番シンプルで使い勝手がいい表現をご紹介しましょう。

Thanks, but no thanks.の意味は何だと思いますか?

No, thank you.やNo, thanks.と同じ意味ですが、Thanks, but no thanks.と言ったほうが、より相手への配慮の気持ちが込められるのです。

とにかく人から何かを提案されたり、自分のために何かを申し出てくれたときには、まずはThanks.と返すようにするといいですよ。

Point
①Thanks, butを付ければ丁寧に断る表現に。
②Thanks, but no thanks.はNo, thanks.よりももっと丁寧。
③人の申し出にThanks.と返す習慣を身につけるとよい。

84. there:会話の流れをよくする

例文:I was scared for a minute there.
(私はそこで一瞬ぞっとした)

まず、I was scared for a minute there.のscaredは「怖がる」、for a minuteは「少しの間」という意味です。

最後にthereが付いて、「そこで一瞬ぞっとした」となるわけですが、このthereは、物理的に離れた場所を指しているわけではないんです。

訳としては「そこで」でいいのですが、「その点で、そのことで」といった意味です

そして、実はこれを付けたからといって大きな意味の変化はないのです。

でもthereを付けると会話の流れが自然な感じになります

例えば、「彼女は私を誤解している」は She misunderstands me.です。

そこにthereを付けると、「その点で彼女は私を誤解している」という意味になります。

他にも I’m with you there.ならば「私はあなたにその点で賛成です」となります。

これは I agree with you there.と同じ意味です。

同じような表現で I think he is wrong there.(その点で彼は間違っていると思う)という言い方もあります。

誰かが話をしている途中で急に話すのをやめてしまったらDon’t stop there.(そこで話をやめないで)と言うことができます。

thereがなくても十分意味は通じますが、付けると話の流れがよくなります。

ちなみに、都合の悪い話をしたくないときはDon’t go there.で「その話はしたくない」という意味になります。

もう1つ、thereの変わった使い方をご紹介しましょう。

満足や成功を表して、間投詞的にthereを使うことがあります。

例えば、There! I’m done for the week.は「よし!一週間の仕事が終わったぞ」という意味です。

There! I’m done for the day!ならば「よし!一日の仕事が終わったぞ!」となります。

Point
①thereは「その点で、そのことで」の意味で使われることがある。
②「その点で、そのことで」のthereは、なくても意味は通じるが、付けることで会話の流れがよくなる。
③満足や成功を表して間投詞的にThere!と言うことがある。

85. the heck:婉曲語を使ったスラング的強調

例文:What the heck were you thinking?
(いったい何考えてたんだよ!)

heckは実はhellの婉曲語です。

婉曲語とは否定的な言葉の使用を避けるために使われる他の言葉のことです。

hellは「地獄」。

いきなり会話の中でこれが出てくると、聞き手は耳障りに感じる可能性があります。

そこで婉曲語のheckを代わりに使うというわけです。

要するに、会話でWhat the hell~?と言うと聞こえがよくないので、代わりにWhat the heck~?を使うというわけです。

意味は「いったい何が(誰が)~」です。

驚きや困惑、さらには怒りも表します。

What the heck were you thinking?は、相手に困惑して思わず出てしまったような言葉ですね。

他にも、What the heck is that?ならば「あれはいったい何だ?」ですし、What the heck are you doing?なら「いったい何してるの?」です。

ただし、婉曲語とはいっても、What the heckもそれほどきれいな言葉ではないので、使う相手や状況に注意してくださいね。

ところで、婉曲表現という話が出てきましたが、その代表的なものがOh my gosh!です。

驚きや怒り、喜びなどを表して、「おやまあ」「なんてこった」と言うときの決まり文句です。

実はOh my gosh!はOh my god!と言い換えたもので、意味は同じです。

god(神)という言葉を会話で多用することに抵抗を感じる人もいます。

そのためgoshで代用しているのです。

Point
①What the heck~?はWhat the hell~?の婉曲表現。
②婉曲表現とはいえ、使う相手や状況に注意。
③Oh my gosh!はOh my god!の言い換え。

86. um:言い淀む方がネイティブっぽい

例文:Um, I don’t think that’s right.
(えっと…、それは違うと思うよ)

何かを言いにくいと感じたときにumが使われます。

話し始めるときにまずumと言うと、伝えづらいことを今話そうとしているんだなとわかります。

日本人の使う英語は文法的には比較的きれいなのですが、文法しか知らない人の話す英語は「直球」になっている気がします。

ズバズバ話しているような感じです。

でも実際には、ネイティブはumのような余分な音をたくさん交えながら話すのです。

その方が微妙な意味合いを伝えられますし、かえってスムーズにコミュニケーションできますね。

そういう意味でもumは意識的に使う練習をしておくといいですね。

umを文頭に置いて、例えば、Um, it’s not yours.「えっと…、それは君のではないよ」とか、Um, we don’t have time.「えっと…、私たちは時間がないんだ」などという具合に言ってみましょう。

umの発音は「アー」と言った後に軽く唇を閉じればOKです。

言い淀んだ時の言い方には、他にerもあります。

umが文頭でよく使われるのに対して、erは次に何を言うか考えているときによく使われます

例えば、It seems to me that, er, Sean is right.「私には…、えっと…、ショーンが正しいように思えるのですが」というように使います。

erの発音は、力を抜いて「エー」と言う感じです。

Point
①umは言い淀んだときに文頭に置いて使う表現。
②余分な音を交えて話したほうがかえってネイティブっぽく聞こえる。
③話している途中ではerが「えっと…」といったニュアンスで使われる。

87. so:相手の話を受け止めて次へ

例文:So, you want to leave early?
(つまり、早く帰りたいということ?)

soは、「ということは、つまり、じゃあ」といった意味で、文のはじめに使われることがあります。

相手が言いたいことを確認するときに使う言葉です。

So, you want to leave early?は、相手の話を聞いた後で、相手が伝えたかったことを確認しつつ質問している表現です。

でも、実はこの文の最初にsoが付いていてもいなくても、それほど大きく意味が変わるわけではありません。

ただ、soを付けるとコミュニケーションがよりスムーズになるんです。

逆にsoを使わないと、きつい感じに聞こえたり、ばかにした感じに受け取られたりする可能性もあります。

soを付けることで、相手の話を受け止めているように聞こえるんです。

例えば、So, she is back again.なら「じゃあ、彼女はまた帰ってきたんだね」ですし、So, we’re all here already?なら「じゃあ、みんなもう集まったということだね」となります。

So, you lost your passport?なら「つまり、君はパスポートをなくしたの?」という意味です。

ただ、1つ気をつけたいのは、soを懐疑的な言い方で言うと、「つまり、~ってわけ!?」と責めているようにも聞こえてしまうことです。

また、文頭のsoには、他の使われ方もあります。

例えば、So, how did they meet?は、「それで、彼らはどのようにして出会ったの?」という意味です。

文脈にもよりますが、ここではsoが話題を転換するために使われています

また、会話を終わらせるときも文頭にsoが使われます

「今日はここまで」と言いたければ So, that’s it for today.です。

Point
①文頭にsoを付けることで、相手の話をきちんと受け止めていることを伝える。
②言い方によっては相手を責めているように聞こえるので要注意。
③文頭のsoは、話題の転換や会話を終わらせるのにも使われる。

88. you know:相手の同意や共感を得たいときに

例文:You know, I’m thinking about buying a new car.
(ほら、私、新しい車買うことを考えてるでしょ?)

話し言葉でネイティブがしょっちゅう使っているyou knowは、いくつかの使い方があるのですが、まず文頭で使うと、相手がすでに知っている内容に関して話すことができます。

意味は「ほら」とか「~でしょ、~じゃない?」です。

例えば、You know, you should really stop eating snacks after dinner.ならば「ほら、夕食を食べた後でお菓子を食べるのは、本当にやめたほうがいいよね」ですし、You know that restaurant we went to the other day?ならば「ほら、この前レストランに言ったじゃない」となります。

「ほら、~じゃない?」と相手の同意や共感を得たいときに使えます。

このyou knowを文中で使うと、また違う意味合いになります。

言葉に詰まったときのつなぎ言葉になるんですね。

例えば、家の近くにあるハンバーガー屋に行ったと伝えたいけれど、その名前が思い出せないときには、I went to the hamburger place near my house, you know, Shorty’s.(近所のハンバーガー屋さんに行ったんだけど、えーっと、ショーティーズに)と表現できます。

ただ、使いすぎると「えーっと」を連発している人になってしまいますので、ほどよく使うことが大切です。

また、文末にもyou knowを付けることができます。

例えば、It’s just not a good idea, you know?なら「いいアイディアじゃないでしょ?」です。

相手が共感したり同意してくれたりしそうなことを言った後にyou knowを付け加えます。

文頭に付けるYou knowと同じで、なくても意味は通じますが、you knowを付けることで、相手のリアクションを引き出し会話を続けやすくなるのです。

Point
①you knowを文頭や文末に付けて相手の同意や共感を引き出せる。
②文中でyou knowを使うと言葉に詰まったときのつなぎ言葉に。
③文中のyou knowは連発しないように注意。

89. not nearly:その状況からはほど遠い

例文:We’re not nearly as interesting as you think.
(我々は君が思っているより全然面白くないよ)

では、まずas~asの使い方について確認しておきましょう。

not as A as Bで「BほどAではない」という意味になります。

nearlyは「もう少しで」「ほぼ」という意味の副詞です。

例えば、It’s nearly six o’clock.は「もう少しで6時だ」という意味です。

また、Nearly 90% of the participants were satisfied with the seminar.ならば「参加者のほぼ90%がセミナーに満足した」という意味になります。

そして、「もう少しで」を表すnearlyにnotが付くと、「『もう少しで』ではない」。

そこから「全然違う」という意味で使われるんです。

他にも、例えば It is not nearly as cold as yesterday.ならば、「昨日ほどには全然寒くない」という意味です。

nearlyがなければ、単に「昨日ほどは寒くない」という意味になります。

He is not nearly as organized as you are.なら「彼は君ほど全然計画的ではない」です。

こちらもnearlyがないと、単に「彼は君ほど計画的ではない」となります。

もちろんas~as以外のときにもnot nearlyは使われます。

例えば、I didn’t have nearly enough time to finish my work.なら「仕事を終わらせる時間が全然なかった」です。

nearlyがないと、単に「十分な時間がなかった」という意味です。

He’s a good chef, but he’s not nearly good enough for the prime minister.なら「彼はよいシェフだが、総理の料理を作るにはまったく十分ではない」です。

nearlyが付くことで否定の意味合いが強まっています。

一見複雑な構造に見えるかもしれませんが、慣れてしまえば簡単ですよ。

It’s not nearly as difficult as you think!(あなたが思うほどには全然難しくないですよ!)

Point
①nearlyは「もう少しで」「ほぼ」という意味の副詞。
②nearlyにnotを付けると強い否定になる。
③not nearly as A as Bで「Bほどには全然Aでない」の意味に。

90. not very:否定を弱めた言い方

例文:It’s not very late.
(それほど遅くはない)

not veryで「それほど~ではない」という意味を表します。

ですからIt’s not very late.で「それほど遅くはない」になります。

このnot veryを使って、他にも例えば、I’m not very thirsty.(のどはそれほど乾いていない)やThey’re not very close.(彼らはそれほど親しくない)などと表現できます。

I am not very familiar with this software, so could you give me a hand?は「私、あまりこのソフトに慣れていないんですよ。手伝ってもらえますか?」という意味です。

He’s not very smart.なら「彼はそれほど頭がよくない」ですし、This soup is not very good.なら「このスープはそれほど美味しくない」、The movie was not very interesting.は「その映画はそれほど面白くなかった」となります。

veryを付けずにThe movie was not interesting.と言うと、「その映画は面白くなかった」と、かなりダイレクトな感じになってしまうんですね。

付けることで、「最低というわけじゃないけど、期待外れだった」のようなニュアンスになります。

not veryを使うと、表現のきつさをやわらげることができます。

慣れないうちはパッと意味がつかめないかもしれませんが、英語は「習うより慣れろ(Practice makes perfect.)」です。

しっかり声に出して、感覚をつかんでいきましょう。

もう1つ、ぼやかして言うnot veryとは逆に、あるものや人を特定して伝えるveryの使い方をご紹介します。

veryは、theなどと一緒に使って「まさにその~」という意味も表します。

例えば、This is the very bag I wanted to get.は、「これがまさに私が欲しかったカバンだ」となります。

Point
①not veryで「それほど~ではない」という意味。
②not veryを使うことで表現のきつさをやわらげることができる。
③the very~は「まさにその~」の意味に。

91. one:驚いて思わずaが変化

例文:She’s one mean lady.
(彼女はとても意地悪な女だ)

この使い方は日本人には見慣れないかもしれませんね。

実は、oneには強調の意味があるんです。

She’s a mean lady.(彼女は意地悪な女だ)という文のaをoneに変えることで、「特に、とりわけ」といった意味の強調表現になるんです。

meanは「意地悪」という意味ですので、「とても意地悪な女だ」ということになります。

oneを使って、その後の「形容詞+名詞」を「度を越して~な…だ」と強めているんです。

他にも、例えば、He’s one handsome guy.なら「彼は本当にかっこいいやつだ」という意味になりますし、This is one big house.なら「これはすごい大きい家だね」となります。

oneは何かに驚いて使われることが多いと思います。

他にも、That is one big cat.なら「あれはとても大きな猫だ」ですし、This is one tiny office.ならば「ここはとりわけ小さいオフィスだ」という具合です。

驚いたことで心が動いて、思わずaがoneに代わってしまった、と。

実際、そんな使い方をします。

もう1つ、oneを使った強調表現をご紹介しましょう。

oneは、theと一緒に使って、「唯一の」という意味を表すことがあります。

例えばThe one way to get me to work my hardest is to raise my salary.は「私を最大限働かせる唯一の方法は、給料を上げることです」という意味です。

Point
①oneは「形容詞+名詞」の前に付いて「すごく~」の意味に。
②強調のoneは何かに驚いて使われることが多い。
③the one~で「唯一の~」。

92. pretty:「100%ではないが」と伝える

例文:My wife is a pretty great cook.
(うちの嫁は料理がとてもうまい)

prettyは「かわいい」の他に、副詞として「かなり」「結構」という意味でも使われるのです。

pretty greatで「かなり上手な」になります。

例えば、The weather is pretty good today.ならば「今日は天気がかなりいい」です。

完璧な天気ではないけれど、かなりよいというニュアンスです。

The movie was pretty interesting.ならば「映画はかなり面白かった」、The book was pretty good.なら「その本はかなり面白かった」となります。

いい意味以外でも使えます。

例えば、あまり美味しくないパスタを食べたら、That pasta was pretty awful.(そのパスタは結構ひどかった)のように言います。

他にも、She was wearing a pretty dark T-shirt.(彼女はかなり黒っぽいTシャツを着ていた)、It is pretty warm today.(今日はかなり暖かい)など幅広く使えるんです。

また、I’m pretty sure she’ll come.(彼女はまず間違いなく来るだろう)という具合にも使えます。

I’m sure~(私は~と確信している)の意味を強めて、でもI’m quite sure~(私ははっきりと確信している)ほどではない、といったニュアンスです。

もう1つ、pretty muchは「ほとんど」「だいたい」という意味で使います

例えば That’s pretty much all I wanted to say.は、「あれが私が言いたかったことのほとんどです」という意味です。

他にも、何かを「ほとんど終わらせた」と言いたいときには I’m pretty much finished.となります。

Point
①副詞のprettyは「100%ではないが、かなり~」の意味。
②いい意味でも悪い意味でも、どちらでもない場合にも使われる。
③pretty muchで「ほとんど」。

93. rather:prettyよりフォーマルな「かなり」

例文:I’m feeling rather bloated.
(かなりお腹が膨れています)

今回のratherの使い方はちょっと特殊に感じるかもしれません。

ratherは「いくぶん」「ある程度は」など様々な意味を表し、実はあいまいな単語です。

どの意味になるかはそのときのシチュエーションによって変わってきます。

rather bloatedは、ここではbloatedを強調して「かなりお腹が膨れている」という意味です。

他にも、例えば、I’m rather tired.なら「私はかなり疲れています」という意味です。

I’m rather busy today.なら「今日はかなり忙しい」です。

It‘s rather dark outside.ならば「外はかなり暗い」となり、It’s rather warm today, isn’t it?なら「今日はかなり暖かいよね?」となります。

「100%ではないが、かなり~」といった意味で、prettyとほぼ同じニュアンスを表しますが、ratherのほうが少しフォーマルです

The article on the Japanese economy was rather too difficult for me.(この日本経済に関する記事は、私にはかなり難しかった)のような堅い文章にもぴったりです。

ところで、ratherには他にもいろいろな使い方があります。

その1つがwould rather~で、これは「むしろ~したい、~するほうがよい」という意味になります

日本人にはこちらの使い方のほうが馴染みがあるかもしれません。

これは、例えば I’d rather wait for the bus than walk.というように使われ、意味は「私は歩くよりもバスを待ちたい」となります。

I’d はI wouldを省略した形です。

他にも、I’d rather go outside than stay here.なら「ここにいるくらいなら、外に行きたい」という意味になります。

Point
①ratherは文脈によって「かなり」の意味を表すことがある。
②prettyとほぼ同じ意味で使われるが、ratherのほうがややフォーマル。
③would rather~で「むしろ~したい」の意味に。

94. so:何でも気軽に強調できる

例文:You’re so right!
(あなたはすごく正しい!)

前回は文頭で接続詞として使われているsoをご紹介しました。

今回のYou’re so right!のsoは、副詞として使われています

soは「とても、非常に」という意味で、so rightというと「すごく正しい」という意味を表します。

他にも、例えば、誰かにお礼を言われたときに You’re so welcome.で、「とんでもないです」という意味で使ったりします。

soを加えることで、単に You’re welcome.と言うよりもぐっと気持ちが強調されています。

他にも、He is so handsome.なら「彼はすごくハンサムね」ですし、She is so stylish.なら「彼女はすごくおしゃれだね」といった感じで、日常会話で何かを気軽に強調したいときによく使われるんです。

私も、誰かに親切にしてもらったら思わず You are so sweet!(あなたはすごく優しいですね!)なんて言っちゃいます。

強調の単語なので声に出すときにもsoを強めるように話しましょう。

この強調のsoには、他の使い方もあります。

形容詞だけでなく、動詞も強調するんです。

例えば、I loved her so!ならば「彼女のことをすごく愛していた!」ですし、We do so hope he can come!ならば「彼にはぜひ来てほしい!」という意味になります。

また、soは「このように、そのように」という意味でも使います

Hold the bat like so.は「バットをこのように握りなさい」、She must not behave so.ならば「彼女はそんな振る舞いをしてはいけない」という意味になります。

Point
①soは「とても、非常に」という意味の副詞としても使われる。
②声に出すときはsoを強めるようにして話す。
③soには「このように、そのように」の意味もある。

95. such:語順に注意の強調表現

例文:They’re such friendly neighbors.
(彼らはとても親切な隣人です)

suchには「そのような、そんな」という意味があります。

例えば I’ve never seen such an amazing view.は「こんなに素晴らしい景色は見たことがない」という意味です。

ただし、今回のsuchは、「そんなに、とても」という意味の形容詞で、後に続く言葉を強調しています

such friendly neighborsで「とても親切な隣人」という意味になります。

They’re such friendly neighbors.は「なんて親切な人たちなんでしょう」といったニュアンスです。

ただ、suchは語順に特徴があるので注意が必要です。

名詞にa/anが付く場合には「such+a/an+形容詞+名詞」の語順になるのです。

例えば、「彼はとてもいいやつだ」と言いたいときには He’s such a good guy.となりますし、「彼女はとてもかわいらしい女の子だ」と言いたければ She’s such a sweet girl.となります。

ただしaやanが付かない場合、つまり、名詞が複数形ならば、もちろんaをあえて付け加える必要はありません

その場合は、such friendly neighborsのように、「such+形容詞+名詞」の語順になります。

「(今)ひどい頭痛がする」と言うときは I have such a terrible headache.ですが、「(普段から)ひどい頭痛持ちだ」と言いたい場合は複数形のheadachesを使い、I get such terrible headaches.となります。

これを I get such a terrible headaches.(×)のように、複数形なのにaを付けてしまう人がいますので注意してくださいね。

また、もしかしたら映画のセリフなどでも聞いたことがあるかもしれませんが、「あんたはなんて~なの!」と言うときはYou’re such a~を使って、You’re such a liar.(この大うそつき!)などと、相手を責めるように使うこともあります。

You’re such a hard worker.(あなたは、なんて働き者なの)とあきれたり、感心したりするときにも使えます。

Point
①suchは「そんなに、とても」と次に続く言葉を強調する。
②「such+a/an+形容詞+名詞」の語順に注意。
③You’re such a~で「あんたはなんて~なの!」の意味。

96. or:文頭に置いてソフトに切り出す

例文:Or maybe we can do something else.
(あるいは違う何かをするのもいいかもしれませんね)

まず、orを除いて考えてみましょう。

Maybe we can do something else.はmaybe(~かもしれない)で始まっているソフトな感じの表現です。

「違うことをするといいかもしれない」という文の意味は変わりませんが、文頭にorを置くことで、その後に続く英文がさらにやわらかくなって相手に伝わるんです。

相手の主張となるべくぶつからないようにしているとも言えます。

例えば、職場で同僚に電話がかかってきたけれどその同僚が不在で、相手が「あとでかけ直します」と言ったときに、Or shall I tell him to call you back when he returns?(もしくは、戻りましたら折り返し電話するよう伝えましょうか?)と言うことができます。

他にも、職場の上司が新しいプロジェクトを来週始めようとしていて、どうしても準備が間に合わなそうなときに Or maybe we could start the project one week after that when we get all the necessary materials.(あるいは、その一週間後に必要な資材が手に入ったときに、プロジェクトを始めることもできるかもしれませんよ)というような言い方をすれば角が立ちませんね。

また、この使い方とは違って、orは命令や忠告に続けて「さもないと」という意味でも使われますので覚えておきましょう。

例えば Eat up, or you can’t have any snacks.は「残さず食べなさい。さもないとおやつ抜きよ」という意味です。

Point
①orを文頭に置けば、「あるいは、」と丁寧に切り出せる。
②Or~は特にビジネスで相手を気遣うときに活躍する表現。
③命令や忠告に続けて、or~で「さもないと~」の意味を表す。

97. possibly:遠慮がちにお願い

例文:Can we possibly start earlier?
(早めに始めることは可能かな?)

possible(可能な)という単語はご存じでしょうか。

「可能な限り早く」を意味するASAPはas soon as possibleの略です。

possiblyは「もしかすると」という意味の副詞です。

Possibly.だけで「たぶんね」という意味の返答に使うこともできます。

可能性の高さとしては、maybeやperhapsに比べると低いイメージです。

実は今回はそこが重要な点で、お願いごとをするときに使うと「もし万が一、お願いできるようなら」というニュアンスが含まれ、「難しいならいいです」と相手が断る余地がある言い方になるんです。

依頼するときに使うと、相手の都合などを考慮したような、押しつけがましくない言い方になります。

例えば、飛行機のフライトを変更したいときにカウンターで Could I possibly change my flight?(フライトの変更はできますでしょうか?)、機内が寒いときに Could I possibly get another blanket?(もう1枚毛布をいただけますでしょうか?)などと言えば、「もしお願いできたらでいいのですが…」というニュアンスが加わるんです。

ちょっと頼みづらいことをお願いする、というときにはピッタリの表現だと思います

もう1つ、canやcouldにpossiblyを組み合わせた別の表現をご紹介しましょう。

How could you possibly~?の形で、相手の行動に対して「どうしてそんなことするの?ひどい!」と責めるように言うことができるんです。

例えば、誰かに大事なケーキを食べられてしまったようなときに、How could you possibly eat that?(どうして食べちゃったの?)と使います。

Point
①possiblyは「もしかすると」という意味の副詞。
②possiblyを使えば、「もしできたら」とお願いできる。
③How could you possibly~?は「どうして~するの?」と非難の表現。

98. nice and:形容詞を“いい具合”に強調する

例文:She was nice and drunk yesterday.
(昨日彼女はとにかく酔っぱらっていた)

まず、drunkが「酔っぱらった」という意味の形容詞であることを押さえておきましょう。

nice and drunkはnice and~という言い方を知らなければ、どう解釈すればいいかわからないでしょうね。

実は、nice and~という表現は会話では「とても~」という意味で使われるのです。

ですから、She was nice and drunk yesterday.はdrunkをnice andが「とても」と強調して、「昨日彼女は、超酔っ払っていた」となります。

例えば It’s nice and cool today.と言えば、「今日はとても涼しくて気持ちがいい」という意味です。

これはniceとcoolが同列に並んでいるわけではなくて、nice and~で「いい具合に~、十分に~」といった意味になりますので、「いい感じに涼しい」といったニュアンスで使われているのです。

他にも、It’s nice and juicy.と言えば「これはとてもみずみずしい」、Open your mouth nice and wide.だと「口を十分に大きく開けてね」という意味になります。

後の文は、歯医者さんが診察するときに、「口を大きく開けて」と言っているフレーズです。

先ほどのnice and coolもそうですが、特に何かがとても快適で、自分が満足していることを表すときに便利です

Today is nice and warm.と言えば「今日は暖かくて快適だ」と、冬のいつもより暖かい日に使ったりします。

確かに、こういったポジティブな気持ちを伝えることは、いい人間関係を築くうえでも大切ですよね。

他にも、The towel you gave me is nice and soft.(あなたのくれたタオル、とてもやわらかくて気持ちいいよ)のように使えます。

Point
①nice and~で「とても~」と形容詞を強調。
②ポジティブな意味ではnice and~を「いい具合に~」などと訳すとよい。
③nice andの表現は、いい人間関係を築くのに最適。

99. seriously:相手に本気度を伝える

例文:We seriously need to leave for the airport now.
(もう本当に空港へ行かないと)

We need to leave for the airport now.は「空港へもう行かないといけない」という文です。

これは「もう行かないとね」と単に事実を述べている印象ですが、これにseriouslyが加わると、さらに真剣味が加わります

seriouslyは「まじめに」とか「冗談抜きで」という意味を持つので、例えばモタモタしている相手に対して「もう行かないとヤバイ」という状況を伝えたいようなときに使えます。

相手が真剣に取り合ってくれていないときや、相手が危機感を感じていないのでは、と感じられるようなときに、「マジで~なんだ!」と共感してもらうために使ったりします。

例えば、ケガをしてすごく痛いのに、あまり心配してくれないようなときに、This seriously hurts.(いや、マジで痛いんだって)のようなニュアンスで使います。

また、相手に何かを言い聞かせるときに、Seriously.と一言で言ったりします

例えば、A:I’m going to break up with Mike.(マイクと別れるの) B:No, you’re not.(まさか、ないでしょ) A:No, seriously.(いいえ、本気よ)のように使います。

「私は本気だからふざけないで」というニュアンスです。

形容詞のseriousを使って、I’m serious.と言っても、Seriously.と同じ意味を表しますので覚えておきましょう。

また、これとは逆に、相手の言うことをにわかに信じられないときはAre you serious?(それ本気?)と言うことができます

相手の発言に驚いていることが伝わります。

ただ、日本語の「マジで?」は、英語だとSeriously?のほうが近いかもしれません。

Seriously?と言うと、Are you serious?よりもう少しカジュアルに、「本気?」「マジ?」といったニュアンスになります。

Point
①seriouslyを加えることで、真剣な気持ちを相手に伝えられる。
②自分の本気度はSeriously.の一言でも伝わる。
③Seriously?で「本気?」といったニュアンスに。

100. sick and tired:ガマンの限界!

例文:I’m sick and tired of this weather.
(この天気にはまったくうんざりするよ)

sickは「病気」という意味ですが、その他に、「うんざりした」という意味でもよく使われるんです。

He makes me sick.と言うと、「彼にはうんざりさせられる」という意味になります。

そしてsick of~、tired of~のどちらにも「~に飽きている」「~にうんざりする」という意味があります

この同じ意味を持つ2つの単語を、I’m sick and tired ofというふうに並べて使うことで、「うんざり」という意味が強調され、かなりうんざりしている、というニュアンスが出せるんです。

I’m sick and tired of hearing the same story from you.(君から何度も同じ話を聞かされて、もう本当にうんざりだよ)などのように、主に「繰り返される状況」「継続している状況」に飽き飽き、というときによく使います

他にも、例えば、親が子供に注意するときに I’m sick and tired of telling you the same thing.(何度同じこと言わせんのよ)と言ったり、Everyone’s sick and tired of his lies.(彼のうそにはみんなほとほとうんざりしている)と言ったりします。

この例でよくわかると思いますが、これを言っている人は「ガマンの限界」という状態です。

sick and tiredで何か注意されたら、早く改めたほうがいいでしょうね。

では、お口直しに、いい意味で使われるsickもご紹介しておきましょう。

実はsickは、スラングでは「かっこいい」という意味で使われます

ファッションやミュージックなどあらゆるものを「かっこいい!」とほめることができるんです。

例えば、友達に Look at that T-shirt!(あのTシャツ見ろよ!)と言われて、That’s sick!(チョーかっこいいじゃん!)と答えるような状況で使います。

Point
①sick of~もtired of~も、「~にうんざり」という意味。
②2つ並べたsick and tiredで、「かなりうんざりな状態」を表す。
③sickはスラングでは「かっこいい」という意味に。