英会話で間違えやすい表現―趣味・旅について使う表現―

英会話で間違えやすい表現―趣味・旅について使う表現―

1. 旅をする

夏には北海道に旅行する予定です。
×I’m going to trip to Hokkaido in summer.
〇I’m going to take a trip to Hokkaido in summer.

tripは名詞で「旅行」表し、Our trip to Australia was fabulous!「オーストラリア旅行は最高だった!」のように使います。

ですが動詞では、「つまずく、つまずいて転ぶ」とまったく異なる意味を持ちます

「私は旅行好きなんです」と言いたくて I like to trip.と言うと、「転ぶのが好きなんて変人だなあ」と思われてしまいますよ。

ちなみに今では動詞としての使用頻度は少ないですが、1960年代にはLSDなどのドラッグを使用した際の「トリップする、幻覚経験をする」という意味でよく使われていました。

「~に旅行する」と言うときには、take a trip to~か travel to~を使います。

I took a trip to Europe before I started working full-time.「正社員として働くようになる前にヨーロッパに旅行した」、Have you ever traveled to Hong Kong?「旅行で香港に行ったことは?」、My hobby is traveling to new places.「知らない場所を旅するのが趣味なんです」などという使い方をします。

「旅をする」という意味のjourneyは、「一定の場所への比較的長い旅」を意味します

His journey to Nepal lasted three months.「彼は3ヵ月かけてネパール旅行をした」、My journey on the Trans-Siberian Railroad became the subject of my last novel.「シベリア横断鉄道の旅が私の最新小説のテーマになった」などのように使います。

2. 出発する

金曜日の11時に出発します。
×I will start at 11:00 on Friday.
〇I will leave at 11:00 on Friday.

startのもともとの語義はbegin「始める」です。

そのため、startを用いた表現を聞いた英語のネイティブスピーカーは、他に判断する文脈がなければ、この人は「11時に何かを始めるのだろう」と思ってしまいます。

「出発する」というときに適切な表現は、leaveかdepartです。

a new startと言うと、これは「新たな出発」という意味で使えます。

ちなみに、日本語では「~から…まで」というときに、「9時から始まる」と言うように、「~から」の部分しか言わないことがありますが、英語では、from~「~から」と言った場合はto~、またはuntil~「~まで」も合わせて言わなければいけません。

また、何かが始まる時刻について言うときは、The concert starts at 7:30.のように、必ずatを使ってください。

<英語で言ってみよう>
・出張で、明後日は朝6時に発たなければいけない。
I’m going away on business the day after tomorrow and have to leave at 6:00 a.m.
・トランプ大統領は韓国を訪れるために11月7日に離日した。
President Trump left Japan on November 7th to visit South Korea.

3. 田舎(故郷)

お正月には田舎に帰るつもりなんだ。
×I’ll go to my country at New Years.
〇I’ll go to my hometown at New Years.

多くのアメリカ人は感謝祭やクリスマスに家族で集まったり、一緒に食事をしたり近況報告し合ったりしますが、引っ越しもよくしますので、子供が生まれた場所に親が住んでいないこともあります。

しかし、親がそのまま住んでいる場合でも、英語では場所ではなく、家族のもとに行くということを表現しますから、「実家」はmy parents’ home/houseという英語で表します。

日本語の「国、田舎」からcountryを連想する方は多いでしょうが、countryは「国、国家」の意味。

国の中の一地域は表しません。

I am going back to my country.と言うと、日本からシンガポールとかカナダに帰国することを連想させ、電車で国内の金沢に帰省するイメージには結びつきません。

「育ったところ」を言うなら、the place where I grew upや the city I was raisedと言います。

街について言うなら、my hometown。

go back to my birthplace「出生地に帰る」はちょっとおかしな英語に聞こえますから、I’m going back to the place where I grew up.と言ってくださいね。

「私の田舎は福島県です」は I grew up in Fukushima prefecture.です。

ちなみに I like living in the country.と言うと、「田舎暮らしが好きだ」という意味になり、「自分の故郷」という意味は持ちません。

4. 帰省する

実家に帰省した
×I came back to my family’s home.
〇I went back to my family’s home.

上記例文は、日本語で考えて英語に訳すと間違いを犯すという好例です。

「帰る」は come backだと習っていると、この例文で間違った答えを選んでしまうでしょう。

ここでポイントとなるのは、どこで、いつこの発言をしているか

今東京にいてこの前の休暇に長野の実感に帰省したのなら、comeではなく、goを使う必要があります。

自分と相手が今一緒にいて、その場所から「帰った」先について使うのが go backです。

会社を出るときに同僚にいつ戻るかを伝えるとき、例えば「3時までには戻ります」なら、I will come back by 3:00.とか I’ll be back by 3:00.と言います。

電話で話しているときのgoとcomeにはまた別の問題があります。

相手のいる場所について考え、日本語では「今行く」と言いますが、英語では相手の視点からの状況を考えて I’m coming.と言います。

これは、I’m coming to where you are.「私があなたのいる場所に来る」という意味です。

ここでもし I’m going.と言うと、相手のいる場所ではなく、どこか別の場所に行く、という意味になってしまいます。

<英語で言ってみよう>
・今日は仕事が終わったらすぐ家に帰る。
I’m going home right after work today.
・資格をとるために大学に戻った。
I went back to university to obtain a qualification.

5. 景色

電車の車窓からの景色は素晴らしかった。
×The view from the train window was spectacular.
〇The scenery from the train window was spectacular.

viewもsceneryも同じ意味ですが、風景全体、ある場所の景観について言うとき、特に見事な景色についてはsceneryを使います

車や電車で旅行をしていて目に入る風景や田舎の緑、夜景、摩天楼など感動するような景色全体をいうのです。

特に山や海や海辺など、美しいものに囲まれているときの「景色」を表すのにいちばんしっくりくるのがsceneryです。

一方のviewは、特定の場所から見える風景、高層ビルの屋上や、南の島のリゾート地にあるホテルのバルコニーから見える景色などに使います。

viewは必ずしも素晴らしい景色である必要はなく、「風景、光景」という意味合いです。

関連語のsceneは「出来事」という意味で、the scene of an automobile accident「自動車事故の現場」、a scene in a play where actors are moving and talking「役者が芝居をする舞台の一場面」などに使います。

「風景、景観」という意味では使わず、限られた状況で使います。

またview同様、よい意味だけに使うわけではありません。

<英語で言ってみよう>
・その海辺の景色は素晴らしい。
The scenery on the seashore is superb.
・自動車事故の現場は悲惨なものだった。
The scene of the car accident was tragic.

6. ~できる

12月のホノルル行きの航空券を手に入れることができた
×I could get a ticket to Honolulu in December.
〇I was able to get a ticket to Honolulu in December.

「できる」という言葉canの過去形はもちろんcould「できた」ですが、上記例文のような状況ではcouldが使えない決定的な要因があります。

それは、過去形のcouldが「実際に行動したかどうかは別として、そうする能力や機会があった」という意味を表すからです。

つまり、couldを使うと、チケットをとれたのかもしれないけど、実際にとったかどうかどうかまでは明らかではない、と受け取られる恐れがあります。

もう少しわかりやすく説明しましょう。

次の文を見てください。

I could buy a Ferrari-if I had enough money.「フェラーリだって買えるんだけどね。十分お金があれば」。

これは実際にフェラーリを買ったわけではなく、宝くじにでも当たれば買えるだろうという意味なのです。

上記例文の正解 be able to~の過去形は was able toですが、何かをするためにかなり努力した場合は manage toも使えます。

I rushed and managed to reach the station before my train departed.「急いだら電車が出る前に駅になんとかたどり着けた」というような使い方をします。

<英語で言ってみよう>
浮世絵のボストン・コレクションを東京で見ることができた。
We were able to see the Boston collection of Ukiyoe in Tokyo.

7. イメージする

船で世界一周旅行をすることをイメージできる
×Can you image going on a world cruise?
〇Can you imagine going on a world cruise?

英語のimageは名詞として使われることが最も多く、動詞としてはあまり使われませんから、「イメージする」をimageと訳すことはできません。

「イメージする、想像する」にあたる動詞は、ジョン・レノンの有名な歌を連想させるimagineです。

何かの様子を思い浮かべるときに使う言葉で、I can imagine what Dad will say when I show him my report card.「成績表を見せたらパパになんて言われるか想像がつくよ」、When I imagine New York, I think of tall buildings and lots of different kinds of people.「ニューヨークというと、私は摩天楼と大勢の多種多様な人間をイメージする」のように使います。

imageは芸術や写真に関して使う語で、Anna painted images of tropical trees on her bedroom wall.「アンナは自分の寝室の壁に熱帯植物の絵を描いた」などのように使います。

心の中で思い描いたpicture「映像」を説明するときにもimageは使えます。

My image of Ginza is well-dressed people strolling along carrying shopping bags from famous shops and stores.「私の銀座のイメージはおしゃれに着飾った人々が有名なお店の袋を持ってそぞろ歩きしているというものだ」など。

また、imagination「想像力」という語は Kelly has a vivid imagination.「ケリーは生き生きした想像力の持ち主だ」のように使います。

8. ~の後ろ

バスの後ろに乗った。
×I rode in back of the bus.
〇I rode in the back of the bus.

英語の難所の1つは定冠詞と不定冠詞ですが、この例文は間違うと笑われるケースの1つです。

in back of the busと言うと、あなたはバスに乗ったのではなくて、バスの後ろの窓を車体の外から危なっかしくひっつかんで乗っていたのか、バスの後ろを走る別の乗り物に乗っていたのかと思われるでしょう。

in the back of the busでしたら「バスの後ろの席に乗った」という意味になります。

同じく、in front of the busならバスの外。

in the front of the busなら「運転手の近くの前の席に座った」という意味です。

<英語で言ってみよう>
・皆さん、前の席に座ってください。
Would everyone please sit in the front?
・劇場の前に長い列ができていた。
There was a long line in front of the theater.
・劇場の前の席は空いていた。
There were empty seats in the front of the theater.
・渋谷のハチ公前で待ち合わせしよう。
Let’s meet in front of Hachiko at Shibuya.
・大勢の人の前で派手に転んでしまった。
I fell down right in front of a crowd of people.
・タクシーの後部座席に携帯電話を忘れてきてしまった。
I left my cellphone behind in the back seat of a taxi.

9. 開催される

私たちの次回のコンサートは、5月に開かれます。
×Our next concert will be opened in May.
〇Our next concert will be held in May.

日本語の「開く」はopenと訳されることが多いですから、openが正解だと考える方がいるのはよくわかります。

しかし、英語のopenは会議やコンサートには使いません。

ただし、「始める」という意味では使います。

The orchestra opened the concert with a piece by Mozart.「そのオーケストラによるコンサートの幕開けはモーツァルトの曲だった」と言うときのopenは「開幕する」という意味です。

ですが、日本語の「開催される、行われる」は、コンサートなどが始まる瞬間を指しているわけではないので、openは不適切

代わりに、holdという語を能動態か、受動態のbe heldで用います

会議やコンサートの主催者がわかっているときは、We will hold our next marketing event in Kobe.「私たちは次のマーケティングのイベントを神戸で開く」と言い、その出来事を強調するなら受動態を使って、The soccer match will be held in the new stadium.「サッカーの試合が新しいスタジアムで開かれる」とか、The 2024 Olympic Games will be held in Paris.「2024年のオリンピックはパリで開催される」などと言います。

<英語で言ってみよう>
トランプ大統領は明日記者会見を開く。
President Trump will hold a press conference tomorrow.

10. 試合の観衆

サッカーの試合の観衆は熱狂的だった。
×The audience at the soccer game was full of energy.
〇The spectators at the soccer game were full of energy.

「観衆」を英語で表現するときには、「見る」のがメインか、「聴く」のがメインかでポイントが変わります。

「スポーツ」は動きが多く、「見る」部分が多いため、spectatorsを使います

関連語のspectacle「スペクタクル、光景」、spectacular「壮観な、豪華ショー」も「見た目」や「目で見るイメージ」を持つ語であることからもわかるように、観客が楽しむのは「動き」です。

それに対して「コンサート、講演」など「聴く」ことへの関心が高い「聴衆」は、audienceといいます

関連語のaudio「音声、オーディオ」、auditorium「公会堂」で聞くのは演説、リサイタル、コンサート。

観客が楽しむのは「動き」というビジュアルより「音、言葉、音楽」のオーディオです。

何に注目しているかは区別せずに、ただ「大勢の人、群衆」を指すのはcrowdです。

また、以前にも説明しましたが、an audienceは「聴衆全体」の意味ですから、その中の1人は a member of the audience。

一方のspectatorは1人を表し、全体は複数形でspectatorsとなります。

<英語で言ってみよう>
交響楽団の演奏に聴衆は深く感動した。
The audience was deeply moved by the symphony’s performance.

11. 勝つ

ヤンキーズはレッドソックスに勝つよ。
×The Yankees will win the Red Sox.
〇The Yankees will beat the Red Sox.

確かにwinとbeatはどちらも「勝つ」という意味ですが、ポイントは「何に」勝つのかです。

「人やチームに勝つ」のはbeat、あるいはdefeat。

The Red Sox defeated the Yankees.「レッドソックスはヤンキーズに勝った」など。

winを使えるのはmatchやgame「試合」に勝つ場合です。

We won the game.「うちのチームが試合に勝った」のように使います。

対戦相手について言いたければ、I won the match against Elizabeth.「エリザベスとの試合に私は勝った」というように「~との試合」という形で表します。

また、日本人に多い間違いが「負ける」に関する英語。

「負けた」場合、「試合、競技」にはloseを使って、We lost our game on Saturday.「私たちは土曜日の試合に負けた」のように言うか、lose to~で「~に負ける」という使い方をします。

あるいは、具体的に誰に負けたかを表すときには、We were beaten by the Freeport team.や、We were defeated by the Freeport team.「私たちはフリーポートのチームに負けた」と言います。

<英語で言ってみよう>
・うちの学校の野球部は対戦相手に負けた。
Our school baseball team lost to the opponents.
・史子は妹に6-1、6-4で負けた。
Fumiko was beaten by her sister, 6-1, 6-4.

12. 興奮する

野球選手たちはみんなとても興奮していた。
×The baseball players were very exciting.
〇The baseball players were very excited.

excitingという言葉は日本語に浸透していますが、物事や人を形容する時に使う場合は問題ありません

It was a very exciting game.「とてもエキサイティングな試合だった」とか、It was exciting to finally visit Beijing.「ついに北京を訪れることができてワクワクした」、She is a very exciting person and I was lucky to meet her.「彼女はワクワクするような面白い人で出会えて幸運だった」など。

ですが I am very exciting.と言うと、「私は刺激的な人間です」という意味になり、自画自賛しているように聞こえます。

自分の感情について言うときはexcitedに動詞を組み合わせ、I was very excited to meet her.「彼女に会ってすごく興奮した」など言います。

excitingを使って言い換えると、Meeting her was very exciting for me.となります。

excitingとexcitedと同じような混同は他にもありますので、ここでおさらいしてみましょう。

frighteningとfrightenedについて。

上司に関して My boss is frightening.と言えば「上司が怖い」という意味。

それを I am frightening.と言うと、自分の言動が怖いというおかしな意味になります。

frightenedについては I was frightened during the earthquake.「地震の最中は怖かった」などと使います。

terrifyingとterrifiedの語法も同じです。

13. やめる

私はフィットネスクラブをやめました
×I retired from the fitness club.
〇I quit the fitness club.

英語の retire from~は、長く勤めた会社や団体を「定年で退職・引退する」の意味

My father retired from his company when he was 65.「父は65歳で会社を定年退職した」のように使い、学生が部活をやめる、主婦がパートをやめる、社会人が愛好会をやめるときには使えません。

短期間で何かの団体に所属してからやめるときに使うのはquitです。

「パート先をやめて、別の仕事を見つけました」は I quit one part-time job and found a new one.となります。

では「入社」「入会」は?

この場合はenterではなく、joinやbecome a member

She joined the company last year.「彼女は昨年入社した」、I joined BCD Bank in July and began working in the personnel department.「7月にBCD銀行に入社し、人事部で働き始めた」、He became a member of the association 20 years ago.「彼は20年前にその会に入会した」となります。

また、「~に入っています」と、今も所属を続けている状態を表す際に I am joining the Ace Tennis Club.「エース・テニスクラブに入っています」というのは間違い。

英語のjoinは1回の出来事にしか使いません。

一度入会した後、所属していることを表すのは I belong to~や I’m participating in~です。

流れを英語で整理すると、join→belong to→quitとなります。

14. 白黒

この白黒写真はすごくいいね。
×These white-and-black photos are great.
〇These black-and-white photos are great.

日本語の「モノクロ」は写真を指す場合が多いですが、英語のmonochromeはたいてい「映画かテレビの映像」を指します。

上記例文の白黒は単にどちらの色を先に言うかということです。

英語では、常にblack and whiteと日本語とは逆の順序で言います(black-and-whiteは形容詞)。

色に関する表現についてさらに説明すると、「白髪」は英語ではほとんどの場合 gray hairということにお気づきの方もいるでしょう。

偉大な作家である故司馬遼太郎は見事な白髪でしたが、ほとんどの人は白髪まじりになる程度です。

特に欧米人の白髪まじりの毛については salt and pepperという言い方をし、His beard is salt and pepper.「彼のあごひげはごま塩(白髪まじり)だ」と言ったりします。

日本人はよく「黒い目」を black eyesと言いますが、英語のネイティブスピーカーがより正確に、そしてまじめな言い方をするなら dark brown eyesという表現を使います。

それは a black eyeが人に殴られてできる「目の周りの青紫のあざ」を意味するからです。

<英語で言ってみよう>
野球のボールを顔面に受けて、目にあざができた。
I got a black eye when the baseball hit me in the face.

15. 大勢

あのイベントには大勢参加していた。
×At the event there was a big number of people.
〇At the event there was a large number of people.

英語の「大きい」はlargeとbigで表されますが、数量について言うときはlargeを使う必要があります

以下の表現を見るとわかりやすいでしょう。

a large amount of~(大量の~)、a large quantity of~(大量の~)、a large percentage of~(大部分の~)、a large volume of~(大量の~)、a large area of~(大部分の~)。

「少ない」を表すときはlittleではなくsmall。

a small amount of~(少量の~)などと言います。

程度や重要度について言うときは規模を示すのにbigを使い、It was a big surprise.(大きな驚きだった)、He’s a big eater.(彼は大食いだ)などのように言います。

<英語で言ってみよう>
・市は、公園の多数の木を切り倒した。
The city cut down a large number of trees in the park.
・学校には、子供たちが遊べる広々とした空間がある。
The school has a large open space for children to play games.
・彼をパートナーとして選ぶという大きな間違いを犯した。
I made a big mistake in choosing him as a partner.

16. お土産

ニューヨークで買ってきたお土産です。
×I brought you a small present from New York.
〇I brought you a small souvenir from New York.

国内旅行や海外旅行をして友人、家族、同僚にお土産を持ち帰る日本の慣習はとてもいいものです。

ですが、手土産を渡すときに This is a small souvenir for you.と言うと、すごく変に聞こえます。

souvenirは旅の思い出として自分に買ったものに使い、人へのお土産には使いません。

英語には適切な言葉がないため、この素敵な慣習に慣れている日本在住の英語のネイティブの中には Here’s an omiyage for you.(あなたにomiyageです)と言う人もいます。

全部英語で言うなら、Here’s a small gift for you that I picked up in Greece.(ギリシャで買ったささやかな贈り物です)、I bought you a small present from Chicago.(シカゴで手に入れたちょっとしたプレゼントを持ってきました)などになります。

いずれも、自分ではなく、相手のために何かを買ったことを表します。

<英語で言ってみよう>
・台湾で買ったお土産です。
Here’s a small gift for you from Taiwan.
・これはオランダであなたのために買ったお土産です。
This is something that I picked up in Holland for you.
・私のTシャツはホノルル土産です。
My T-shirt is a souvenir I got in Honolulu.

17. クーラー

そのホテルの部屋はクーラー完備ですか?
×Do the hotel rooms have coolers?
〇Do the hotel rooms have air conditioners?

英語のcoolerには俗語で「刑務所の独房」の意味もありますが、主要な意味は「(海辺のパーティーやピクニックなどで利用する食べ物や瓶の)保冷容器」です。

ホテルの部屋には必要ありませんね。

日本語には英語のように思える「エアコン」という外来語がありますが、英語では air conではなく、air conditionerと言います

Air conと省略すると意味が通じません。

その代わりに英語ではACという略語を使い、I’m hot. Let’s turn on the AC.(暑いからエアコンをつけよう)などと言います。

air-conditioned(エアコン付きの、エアコンが効いた)などのように形容詞も使えます。

<英語で言ってみよう>
・ありがたいことに、地下鉄は夏の間はエアコンが効いている。
Thanks goodness the subway are air-conditioned in the summer months.
・エアコンを消してもいいですか?少し寒いので。
Would you mind if I turned down the AC? I’m a little cold.
・ピクニックに行くので、ビールとコーラを何本か保冷容器に入れた。
I put several bottles of beer and some colas in the cooler for our picnic.

18. ペースアップ

5時までに終わらせたければペースアップする必要がある。
×We need to pace up if we want to finish before 5:00.
〇We need to increase the pace if we want to finish before 5:00.

日本語には「アップ」と「ダウン」を使った表現がたくさんありますが、大抵は和製英語です。

英語では「ペースアップ」は speed upとも言います

日本の高速道路ではよく「スピードダウン」するよう求める標語が掲げられていますが、英語では矛盾した表現に聞こえます。

実際には slow downと言います。

同様の和製英語に「ベースアップ」があります。

英語では raise base payです。

レベルアップは raise the levelか increase the level。

<英語で言ってみよう>
・私は英語を話す技能をアップしようとしている。
I’m trying to improve my English-speaking skills.
・うちのバスケットボールチームは、ディフェンス力をアップしようとしている。
Our basketball team is trying to take its defense to a higher level.
・あの薬を飲んだおかげで回復がスピードアップした。
The medicine sped up my recovery.

19. コンセント

携帯電話に充電できるコンセントはありますか?
×Is there a consent where I can charge my phone?
〇Is there a plug where I can charge my phone?

日本語の「コンセント」は英語の concentric plugからきているのかもしれませんが、英語のconsentには「同意、承認」の意味しかありませんのでconsentという単語で「コンセント」について尋ねても意味は通じないでしょう。

正しい英語はsocketか (electric) outletで、いずれも電気機器を電源に接続できる「コンセント」や「壁の差し込み口」を意味します。

通常の会話ならplugと言っても通じます。

動詞としては、テレビ、トースター、スマートフォンを電源に接続するときは plug~in(~を差し込む)を使います。

電源が不要になったら、unplug~(~を抜く)、remove the plug(プラグを取り外す)。

「充電する」は動詞のchargeか、recharge the batteryで表現します。

<英語で言ってみよう>
・使えるコンセントはどこかにありますか?
Is there an outlet somewhere that I can use?
・携帯電話を充電するのでコンセントが必要です。
I need a socket to charge my phone.
・ラップトップを接続して充電します。
I’ll plug in my laptop to charge it.
・他国では機器をコンセントに差し込むためのアダプターが必要だ。
In other countries, you need an adapter to plug your devices into a socket.

20. 1位

ユズルが試合で1位になった。
×Yuzuru took first prize in the tournament.
〇Yuzuru took first place in the tournament.

重要なのは「1位」と「1等賞」の違いです。

対象が何であれ、1着になった人は通常top prize(1等)をもらうので混乱を招きますが、順位を言うときはplaceを使う必要があります

したがって、金メダルは in first place(1位)の人、銀メダルは in second place(2位)の人、銅メダルは in third place(3位)の人に贈られます。

take/finish/comeを使って、take first place / finish second place / come in third (place)という言い方もできます。

上位3賞は、prize(賞)としてトロフィーや証明書などを贈られるかもしれません。

リボンの色で説明される賞もあります。

He got the blue ribbon.(彼は最優秀賞を受賞した)は競技やコンテストで「最高賞」、つまり「優勝」したことを意味します。

2位は red ribbon、3位は white ribbonで表します。

<英語で言ってみよう>
・1等賞は無料の沖縄旅行です。
First prize is a free trip to Okinawa.
・私たちのチームは400メートルリレーで5位になった。
Our team came in fifth place in the 400-meter relay.
・うちのラグビーチームが優勝した。
Our rugby team finished in first place in the tournament.
・バイオリンコンクールで親友が1位になった。
First place in the violin competition went to my best friend.

21. 自然

自然が多いところに住みたい。
×I want to live where there is a lot of nature.
〇I want to live in a natural environment.

「自然がいっぱいある」「自然が多い」などの日本語の表現をnatureという単語を使って英訳するのは困難で、Nagano has a lot of nature.などとは言いません。

英語で「自然」は a natural settingや natural beauty、the beauty of nature、natural environment、the blessings of natureなどの表現を使うか、Nagano has a lot of mountains, trees, and wild animals and plants.(長野には山や木々、野生動物、植物が多い)など、もっと具体的な表現を使って人的な活動の影響をあまり受けていない自然の美を表します

preserve and protect nature(自然を保護する)のような表現も使えますが、自然保護について言うなら、natureよりenvironmentのほうが好まれます。

<英語で言ってみよう>
・その街の自然(環境)は年々、失われつつある。
The city is losing more of its natural environment year by year.
・東京には明治神宮周辺のように自然に囲まれたちょっとしたスポットがある。
There are little pockets of nature in Tokyo, like the area around Meiji Shrine.
・エリザベスは、自然の美しさに囲まれたイギリスの田園地帯で育った。
Elizabeth grew up in the English countryside, surrounded by the beauty of nature.

22. 最近

最近は、海外旅行は一般的になっている。
×Recently it’s common for people to travel abroad.
Nowadays it’s common for people to travel abroad.

「最近」と聞くと、ほとんどの人がrecentlyを思いつくかもしれませんが、recentlyには決まり事があります。

recentlyで表現される「最近」は、近い過去のある時点のこと、または、近い過去から現在までのことを指すのです。

例文は「最近」のことを現在形で表しているので、nowadaysが適切です。

<英語で言ってみよう>
・若い頃はよく飲んだものだが、最近は夕食時にワインを1杯飲むだけだ。
When I was younger I drank a lot, but nowadays I have just one glass of wine with dinner.
・最近は、国際電話料金も安くなってきている。
Nowadays it’s cheaper to make international phone calls.
・最近、彼女に会った?
Have you seen her recently?
・最近、アパートの家賃が急に上がってきている。
Recently apartment rents are rising quickly.
・最近は皆、ポリ袋を使わないようになってきた。
In recent years people are avoiding using plastic bags.

23. イギリス

イギリスではエディンバラに行ってきた。
×In the England, I visited Edinburgh.
〇In the United Kingdom, I visited Edinburgh.

日本人では、「英国」といえばEnglandを思い浮かべる人が多いかもしれません。

しかし、Englandはイギリスの「イングランド地方」しか指していません

Edinburghはイギリスにありますが、Englandではなく、Scotland(スコットランド)にあります。

イギリスという国の正式名称は、the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland(イギリス連合王国および北アイルランド)で、大抵は略して the United Kingdomか、または the U.K.と呼ばれています

Great Britainも正しい呼び方です。

<英語で言ってみよう>
・イギリスの首都はロンドンだ。
The capital of the United Kingdom is London.
・イギリスにいた頃、リバプールを訪ねた。
We visited Liverpool when we were in the U.K.
・今年の夏はイギリスとアイルランドに行く計画を立てている。
I’m planning on visiting the U.K. and Ireland this summer.
・イングランドからスコットランドに列車で旅すると景色が実に見事だ。
The train ride from England to Scotland is really scenic.

24. ~するようになる

最近ワインが好きになった
×I became to like wine recently.
〇I began to like wine recently.

becomeを辞書で引くと「~になる」とあり、I became to like wine recently.のようなフレーズも口に出すと、しっくりきてしまう気がするかもしれません。

しかし、becameの後にはto不定詞はこないのが決まりで、She became a doctor.(彼女は医者になった)のように名詞、または形容詞がきます

「~するようになる」には、begin to~、もしくは begin~ingを使います。

あるいは、「だんだん~するようになった」という経過を強調したければ、come to~が適当です。

<英語で言ってみよう>
・ヘレンは新しい仕事を探さなくてはと思うようになった。
Helen began to think that she should find a new job.
・彼は卒業後、英語がいかに大切か気づくようになった。
After graduation, he began to realize how important English really is.
・連日の雨のせいで気分が滅入ってきた。
Because it rained every day, I became depressed.
・やっと納豆が好きになった。
Eventually, I came to like natto.
・私たちは今は退職したので前より長い休暇をとれるようになった。
We’ve begun to take longer vacations now that we are retired.
・退屈するようになったら電話してね。
If you become bored, give me a call.

25. ベスト

サンフランシスコはアメリカの都市ベスト5に入っている。
×San Francisco is in the “Best Five” cities of the U.S.
〇San Francisco is in the “Top Five” cities of the U.S.

日本語ではよく「ベストテン」などとランキングをすることがありますが、英語ではこの場合の「ベスト」をtopで表現するのが一般的です。

ポピュラーミュージックの American Top 40などが好例ですが、これは「良し悪し」よりも「売り上げの上下」で判断するからでしょう。

自分の好みでランク付けするときは、favoriteを使うと正しく伝わります。

例えば、「私の好きなレストランベスト3」と言いたければ my three favorite restaurants、「私の嫌いなレストランワースト3」なら my three least favorite restaurantsと表現します。

<英語で言ってみよう>
・そのアルバムは店の(売り上げ)ベスト40に入っている。
That album is on the “Top Forty” list at the store.
・アメリカで人気のあるスポーツのベスト3は、フットボール、バスケットボール、野球だ。
The top three sports in the U.S. are football, basketball and baseball.
・アルベルトカフェは美味しいレストラン10軒のうちに入る。
One of the ten best places to eat is Alberto’s Cafe.
・京都を訪れるのにベストの時期は早春だ。
The best time to visit Kyoto is early spring.

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