英会話で間違えやすい表現―家庭で使う表現―

英会話で間違えやすい表現―家庭で使う表現―

1. ~しなくちゃ

買い物に行かなくちゃ
×I must go shopping.
〇I have to go shopping.

学校で英語を学んだ日本人の多くは「~しなければならない」にあたる一番適切な英単語はmustだと考えていますが、実はそれは間違い。

「~しなければならない」の意味でより頻度が高く、mustより先に教えるべきなのはhave toです。

mustは堅い、形式ばった表現で、日常会話にはそぐわないのです。

政治演説や企業間の交渉の場にはなじみますが、子供や学生、一般の社会人にとってはあまり使う機会がない言葉です。

特に、「買い物に行かなくちゃ」のように、「やむを得ないけどたいしたことのない」状況に使うと変に聞こえます。

have toはカジュアルすぎるのでは、と心配する必要はありません。

普通の会話でも十分に丁寧です。

もっとくだけた表現、I have got to~やI’ve got to~も会話ではよく使います。

いちばんくだけた「若者らしい」言い方はI gotta~。

大人でもつい使ってしまう表現です。

このような省略表現ばかり使っていると「学生っぽい」印象を与えますが、短い会話でたまに使うくらいなら悪いことではありません。

ただし、小説の会話は別として、文章でgotta(=got to)やwanna(=want to)、hafta(=have to)などと書いてはいけませんよ。

最近はメールで使う人もいますが、格好のいいものではありません。

おさらいすると、フォーマルからカジュアルな表現のレベルは、I must→I have to→I have got to→I’ve got to→I gottaとなります。

2. 遊ぶ

大学の仲間と遊びに行く。
×I’m going to play with my college friends.
〇I’m going to spend time with my college friends.

日本語の「遊ぶ」は確かにふつうplayと英訳されますが、文脈の問題があります。

playは子供がすることで、大人はしません。

上記例文の場合、キーワードとなるcollegeから、話し手が学生もしくは大卒の人間という大人であり子供ではないことがわかります。

大人が「遊ぶ」と言うときは、spend time with friends「友達と時間を過ごす」やhang out with friends「友達とぶらぶらする」などの表現を使います。

「何かをして遊ぶ」は、enjoyやhave funを使って、I always enjoy playing tennis on weekends,「週末はいつもテニスを楽しむ」とか、We had fun talking about old times.「思い出話で盛り上がった」などと言います。

playはスポーツをする場合に使い、play basketball「バスケットボールをする」、play golf「ゴルフをする」、play tennis「テニスをする」などと言います。

ただし、playが使えないスポーツもあります。

go skiing「スキーに行く」、go hiking「ハイキングに行く」、go bowling「ボーリングをしに行く」についてはplayは使いません。

武道に関してはpracticeという単語を使って、I practice kendo twice a week.「1週間に2回、剣道の稽古をする」という表現をします。

<英語で言ってみよう>
彼は若い頃は相当遊んでいたらしいよ。
It seems that he really enjoyed himself when he was young.

3. 鍵をかける

鍵かけた
×Did you lock the key?
〇Did you lock the door?

日本語の「鍵」は「鍵」を「錠前」の両方の意味を含んでいますので、「鍵をかける」という動作を英語にするとよく間違いが起こります。

ドアや窓、スーツケースについている装置のことを日本語では「錠前」と言い、英語ではa lockと言います。

そのlockに差し込むのがkey「鍵」です。

日本語では錠前より鍵だけをとらえた言い方をしますが、英語ではput the key in the lock and tun it「錠前に鍵を差して回す」のようにすべての動作を表現するか、lockという動詞を使ってもっと短くlock the door「ドアに鍵をかける」とかlock the car「車をロックする」という言い方をします

車や家、建物に鍵をかけて完全に戸締まりをした場合はlock up~という表現をします。

誰も入れないように鍵をかけた状態はlock out~「~を締め出す」。

自分の家や車に鍵がかかっていて入れずlock yourself outという困った状況を経験したことのある方もいらっしゃるでしょう。

こんな時にあると助かるのがa spare key「スペアキー」。

「鍵を開ける」という動詞はunlockです。

<英語で言ってみよう>
鍵を差し込んで時計回りに回すとドアの鍵が開く。
Put the key in the lock and turn it clockwise to unlock the door.

4. 持って行く

お母さんにこの花を持って行ってくれる?
×Please bring these flowers to your mother.
〇Please take these flowers to your mother.

bringとtakeの使い方の違いは「出発点」と「目的地」にあります。

問題文では、2人は一緒にいて一方が「別の場所」にいるお母さんのところに花を持って行くわけですから、この場合にふさわしいのはtakeです。

もし自分のいるところに何かを持ってくるように人に頼むのであれば、bringの出番です。

その場合、2つの状況が想像できます。

1つは、店や家など「別の場所」に行ってもらってそこから何かを持ってくるように頼むとき。

例えば、Would you bring back a cup of coffee from the shop, please?「あの店からコーヒーを1杯持ってきてもらえませんか?」。

もう1つは、電話で話している際に自分のところに何かを持ってきてくれるように頼むとき。

例えば、When you come tomorrow, please bring your resume.「明日来社して履歴書を持ってきてください」などの表現が考えられます。

<英語で言ってみよう>
・この小包を宅配の店まで持って行ってもらえませんか?
Could you take this package to the parcel delivery place for me?
・顧客の事務所まで契約書を持って行きました。
I took the contract to the client’s office.
・《人の家を訪ねて》美味しい日本酒を持ってきたよ。
I’ve brought you some delicious Japanese sake.

5. 手作り

母の手作りケーキは美味しい。
×My mother’s handmade cake is delicious.
〇My mother’s homemade cake is delicious.

「手作り」を英訳するときにhandmadeという単語を思い浮かべる人は多いと思いますが、これも直訳がいかに危険かという一例です。

問題は、手作りされているのがどういうものなのか、です。

木工品や織物、服なら、適切なのはhandmade。

handmadeは、ケヤキのタンス、マフラー、靴、服など、機械で大量生産されたのではなく、手作業で丁寧に作られた一点物、多くの場合は特定の人のために作られたもの、というニュアンスがある語です。

一方、ケーキや料理などの場合はhomemadeを使います

店で購入したり他の誰かが作ったりしたのではなく、家庭で作ったものだからです。

「自家製の梅酒」はhomemade plum brandy、誰かにささやかな贈り物としてあげる「手作りクッキー」はhomemade cookiesです。

ここで、日本人がよく間違えるmakeの使い方もざっと見直してみましょう。

「そのテーブルはカエデ材でできている」という場合、次のどちらを選びますか?

(1)The table was made by maple wood.
(2)The table was made of maple wood.

ちゃんと(2)のmade ofを選びましたよね?

こちらは「そのものを作るために使用された素材」を表します。

(1)のmade byは「作った人」または「道具」を指し、The table is made by hand.「そのテーブルは手作りだ」のように使います。

6. タレント

同じ顔ぶれのタレントが毎日テレビに出ている。
×The same talents appear on TV every day.
〇The same personalities appear on TV every day.

英語のa talentには2つの意味があります。

1つは「能力、特技」、そしてもう1つは「何かに非常に長けている人」という意味です。

残念ながら、日本のテレビ番組に出演している「タレント」の場合は必ずしもこの意味は当てはまりません。

英語では、日本語でいう「タレント」をa (TV) personalitiesまたはan entertainerと言います。

後者はテレビ番組に出るようなタレントを含め、クラブや舞台でショーのパフォーマンスをするような人のことを指し、さらに言えば、ラスベガスにある豪華なホテルのショーに登場するようなエンターテイナーをも想像させる語です。

日本語にもなった「セレブ」は英語のcelebrityとだいたい同じ意味で「有名な存在」のことですが、celebrityはテレビにも出演します。

しかし昨今の日本では「セレブ」という語を使いすぎではないでしょうか。

She has lots of talent as a singer.「彼女は歌手としての才能が豊かだ」とか、She’s a very talented singer.「彼女は非常に才能のある歌手だ」というのが本来のtalent/talentedの使い方です。

<英語で言ってみよう>
《街で》今通り過ぎた人、有名なタレントじゃない?
Wasn’t that person that we passed a famous personality?

7.《電話で》はい

《かかってきた電話に出て》はい
×Yes.
Hello.

日本語ではかかってきた電話に出て「はい」と言っても問題ないかもしれませんが、英語でYes.としか言わないと失礼に聞こえます

電話がいきなりかかってきて邪魔が入ったことを不快に思っているような響きがあり、What do you want?「何か用?」と言っているのと同じように聞こえるからです。

標準的で無難な表現はHello.です。

社外からの電話に出る際はHello.の代わりに社名か自分の課の名前を言うほうがより適切で、ABC Motors. How may I help you?「ABCモーターズでございます。ご用件を伺います」などと言います。

昔は、自宅にかかってきた電話に出るときにHello. This is Martin Young speaking.「はい、マーティン・ヤングです」など、自分から名乗ることがマナーとされていましたが、電話のセールスや迷惑電話の多い昨今は、標準的なHello.だけで十分です。

職場でも自宅でも、どんなときでも電話をかけた方が先に名乗り、先方の誰々と話したいということを伝えます。

<英語で言ってみよう>
もしもし、ジャック・カーターと申します。ウィルソンさんをお願いできますか?
Hello, this is Jack Carter. May I speak with Ms. Wilson, please?

8. ~させる

《彼女が運転したがるので》私の車を運転させた
×I had her drive my car.
×I made her drive my car.
〇I let her drive my car.

日本語の「~させる」という言葉は非常にあやふやです。

英訳するとhave/let/makeのどれにもなりえますが、この3つはまったく違う意味を持つので日本人はよく困らないなと思います。

いちばんわかりやすいのはletとmadeの違いでしょう。

letは「させられる」人がもともとそのことをしたかった、そして「させる」人はそれを「許可する」立場にあります。

逆に、「させられる」人がやりたくないことを「強制的に」させるならmake

I let her eat ice cream.は「彼女がアイスクリームを食べたがっていた」ので「許可して食べさせた」となり、I made her clean the kitchen.は「彼女に無理やり台所を掃除させた」という意味です。

haveは「中立的」「立場上、当然のこと」をさせる場合。

My boss had me make copies of the report.「上司に報告書のコピーをとらされた」は、給料をもらっている以上、当然の仕事ですからmade me~とはなりません(本人が嫌々させられたと思うかどうかは別問題)。

しかし、人の立場によって3つのどれを選ぶのか違いが出てくることはあります。

アイスクリーム嫌いの人がHe made me eat ice cream.「彼に無理矢理アイスクリームを食べさせられた」と文句を言うこともあり得るので要注意です。

それにしても、違うニュアンスを1つで表す日本語の「させる」はすごいもんだなあと思います。

9.《語順》

車でうちに帰る途中、私の犬を見かけた。
×I saw my dog driving home.
Driving home, I saw my dog.

英語では語句の配置は時に厄介ですが、通常は文脈から適切な位置を判断できます。

主語のIの前にdriving homeが置かれていると、車を運転していたのは話者であることがはっきりします。

ですが、driving homeを別の名詞my dogに続けると、「犬が車を運転して家に帰っていくのを、私は見かけた」というおかしな文章になってしまいます。

新聞の見出し表現は通常、短くてキャッチ―ですが、上記のような混乱を招くおかしな例が時々あります。

以下がその例です。

・Two sisters reunited after 18 years in checkout counter
2人の姉妹がレジで18年ぶりに再会
⇒姉妹はレジで18年ぶりに再会した?18年間レジの仕事をした後に再会した?
・Include your children when baking cookies
クッキーを焼くときには子供たちも一緒に
⇒作業に子供たちを加える?クッキーの材料に子供たちを加える?
・Miners refuse to work after death
鉱夫ら、死亡後の労働を拒否
⇒鉱夫らは死亡事故発生後に働くことを拒否した?死んでから働くことを拒否した?

10. 雷

が聞こえた?
×Did you hear the lightning?
〇Did you hear the thunder?

上記例文はどう違うのかと思うかもしれませんが、ヒントはhearという単語です。

和英辞典で「雷」を調べると「雷鳴」を意味するthunderと、「稲光」を意味するlightningがあります。

英語では、この2つは区別されるのです。

thunderは音のみ、lightningは閃光のみを指します。

正確に言うなら、There was lots of thunder and lightning during the night.(夜通したくさんの雷鳴と稲光がした)という必要があります。

「稲光」を表現する場合はa flash of lightningやa streak of lightningと言います。

夏の暑い時期には、稲光は見えなくてもrolling thunder(雷のとどろき)が聞こえたり、thunder rumbling in the distance(遠くで雷がゴロゴロ鳴っている)と表現したりすることがあるかもしれません。

「雷が~に落ちた」はlightning hit~やlightning struck~で表します。

<英語で言ってみよう>
・西の方からがゴロゴロ鳴るのが聞こえた。
We heard rolling thunder coming from the west.
・突然の雷鳴に驚いて目が覚めた。
There was a sudden clap of thunder and I woke up in a panic.
・稲光が夜空を照らした。
A lightning bolt lit up the night sky.

11. 新聞に

今日、新聞に載っているそのニュースを読んだ。
×I read the news on the newspaper today.
〇I read the news in the newspaper today.

英語のネイティブスピーカーは、I read the news on the newspaper.と聞くと、「新聞の上に立ってそのニュースを読んだ」場面を思い浮かべます。

日本語の「~に」「~で」など助詞が外国人には難しいのと同じように、日本人にとって英語の前置詞はやっかいなものなのかもしれません。

日本語で「このページにその情報が載っている」を意味する場合、そのページの「表面」をイメージする人が多いと思われますが、英語の場合は、新聞や雑誌、本など、その読み物全体をイメージして「その中にある」と表現するため、Did you read the article about university expenses in last week’s Time Magazine?(先週の「タイム」に乗っていた大学の学費に関する記事を読んだ?)などとinを使います

しかし、テレビやインターネットになると、日本語と同じく英語でも「(画面の)表面に登場する」という考え方をするため、He will be on TV at 10:00 tonight.(彼が今夜10時にテレビに出る)、Did you find the information on the Internet?(インターネットでその情報は見つかった?)のようにonを使います

<英語で言ってみよう>
・今日の新聞であの贈収賄スキャンダルについて読んだ?
Did you read about the bribery scandal in today’s newspaper?
・ウェブサイトで天気予報を調べた。
I checked the weather forecast on the website.
・今夜テレビでまた別の「スター・ウォーズ」が放送される。
There’s another “Star Wars” movies on TV tonight.

12. リストアップする

スーパーで買うものをリストアップする必要がある。
×We need to list up things to buy at the supermarket.
〇We need to make a list of things to buy at the supermarket.

日本語は創造的な言語で、英語を中心に様々な外国語をそのまま導入したり、新しい用法にしたり、造語したりします。

「リストアップ」はこの3つ目。

「アップする」という表現も同様です。

「アップする」が「何かを完了する」ことを意味するようになったのはなんとなくわかりますが、「リストアップ」という語がどこから来たのかはよくわかりません。

「リストを作り上げる」という意味からでしょうか。

いずれにせよ、英語にはない表現です。

英語では、listという名詞で言い表し、日常会話ではmake a list of~(~をリストアップする)、compile a list(リストをまとめる)、draw up a list(リストを作る)などと言い、Let’s make a list of people to invite.(招待者のリストを作成しよう)、I’ll draw up a list of places we want to see.(見たい場所のリストを作ろう)などと言います。

動詞のlistはより形式的で、用法が限られています。

The ingredients are listed on the label.(ラベルに成分が記載されている)、This dictionary lists definitions by frequency of use.(この辞書は使用頻度順に語義を示している)、This stock is listed on the New York Stock Exchange.(この株式はニューヨーク証券取引所に上場されている)などの使い方をします。

<英語で言ってみよう>
我が社は顧客の住所リストを作成した。
Our company has compiled a list of customers addresses.

13. たぶん

急がないといけないので、たぶんタクシーで行く。
×I have to hurry, so maybe I’ll take a taxi.
〇I have to hurry, so I’ll probably take a taxi.

「たぶん」の最も一般的な翻訳はmaybeです。

しかし、「たぶんそうなる可能性」の程度の違いを表現できる単語は他にもあります。

maybeやperhapsは何かが起こる可能性が約50%。

probablyは約80~90%の可能性を示しています。

今回の例文の話者が急いでいるとすれば、タクシーを呼び止める可能性が高いので、probablyのほうが適切です。

maybeは、タクシーに乗る可能性が「もしかすると」あると言っているだけで、可能性としてはそれほど高くはありません。

<英語で言ってみよう>

[例1]
Q:Do you think it’ll rain?
(雨が降ると思う?)
A:Probably. The weather forecast said there’s an 80% chance of rain today.
(たぶん。天気予報によると、今日の降水確率は80%だって)
[例2]
Q:Are you going to the concert?
(そのコンサートに行くの?)
A:Maybe. I don’t know if I can get a ticket.
(場合によってはね。チケットが手に入るかわからないんだ)
[例3]
Q:Will you be at home this afternoon?
(今日の午後は家にいる?)
A:I don’t have any special plans, so I’ll probably be home.
(特に用事はないので、たぶんいるよ)

14. 汚い

ジムの机は汚い
×Jim’s desk is always dirty.
〇Jim’s desk is always messy.

日本語では「部屋が汚い」のように「汚れている」と「散らかっている」を同じく「汚い」で表現することがありますが、英語では意味をしっかり区別します。

机の上に書類などが散らばっていて「汚い」という状態はmessyと表現し、ほこりや汚れが付いていて「汚い」状態はdirtyを使います。

ちなみにコーヒーなどがこぼれて汚れている状態はsloppyが適当です。

sloppyは、「(コーヒーやスープ、水など液体が)こぼれて汚れている」とき以外にも、「(服装が)だらしない」や、「(文章や文字が)下手くそ、いい加減」という意味でも使います。

<英語で言ってみよう>
・クローゼットが汚すぎて着るものを見つけられない。
My closet is so messy that I can’t find anything to wear.
・オフィスが汚いので、数時間、掃除に費やすことにする。
The office is messy so we are going to spend a few hours cleaning it.
・野球の練習から帰ってきたとき、彼の顔は真っ黒に汚れていた。
His face was dirty when he came home from baseball practice.
・私の字は汚すぎて、自分以外読めない。
My hand writing is so sloppy that I’m the only one who can read it.

15. 匂い

ひき立てのコーヒーの匂いは最高。
×I love the smell of fresh coffee,
〇I love the aroma of fresh coffee.

日本語にも「匂い」「臭い」「香り」などの言い方があるように、英語にも「におい」の種類によって表現がいくつかあります。

「におい」=smellとだけ覚え込んでいると、とっさに別の単語が出てこない人も少なくないかもしれません。

もちろん、smellにも一般的な「におい」の意味があり、smellも間違いではありませんが、どちらかと言うとsmellは「嫌な臭い」に使うことが多いです。

今回の例文のように、「(コーヒーやハーブなどの食べ物の良い)匂い」にはaroma、「(香水のようなかぐわしい)香り」はfragranceかscent、「悪臭」にはodorかstinkを使うと覚えておきましょう。

<英語で言ってみよう>
・チーズの香りをかぐとワインが飲みたくなる。
The aroma of cheese makes me want to drink wine.
・台所から魚を焼く匂いがした。
From the kitchen, we could smell the aroma of fish being grilled.
・ロッカールームの臭いときたら、ない。
The smell in the locker room is terrible!
・バラ園のかぐわしさは素敵だ。
The fragrance from the rose garden is lovely.
・匂い袋の香りで彼女の服はいつもさわやかだ。
The scent from the sachet keeps her clothes fresh.

16. 痛い

すごく痛かった
×I was very painful.
〇It was very painful.

painful(痛い、苦しい)は形容詞で、人が主語になることは普通はありえません

a painful would(痛い傷)、a painful experience(つらい経験)、あるいはIt was very painful when my brother hit me on the head.(弟に顔を叩かれたときはすごく痛かった)のように使います。

痛かった人を主語にして表現するときは、「痛み」という意味の名詞painを使うといいでしょう。

He was in great pain after he was hit.(彼は叩かれた後、激しい痛みを覚えた)、She felt a lot of pain from the accident.(彼女は事故に遭って激しい苦痛を感じた)などとなります。

be in painや、feel painなどの表現も覚えておくといいでしょう。

<英語で言ってみよう>
・ボールが顔に当たってすごく痛かった。
The ball hit my arm and it was very painful.
・日焼けしすぎるとすごく痛いから、気をつけてね。
Sunburn can be very painful, so be careful.
・ジュディは転んでから数日間、脚の痛みが取れなかった。
After she fell, Judy had pain in her leg for days.
・髪で切った傷はそれほど危なくはないが、とても痛い。
Paper cuts aren’t so dangerous but they’re really painful.
・転んでから数日間は足が痛かった。
I felt pain in my foot for several days after I fell down.

17. サンドイッチを作る

トミコはサンドイッチを作るのがうまいんだ。
×Tomiko is good at cooking sandwiches.
〇Tomiko is good at fixing sandwiches.

日本では「食べ物を作る」ことは、全部ひっくるめて「料理する」のひと言でOKです。

しかし、英語のcookは(通常は)火を使って料理する場合に使う単語です。

例えばbake(オーブンで焼く)、boil(ゆでる)、fry(炒める)、deep-fry(揚げる)、steam(蒸す)などして料理する場合です。

例文のサンドイッチのように熱を使わない料理にはfixを使うと、英語らしい気の利いた表現になります。

このfixをはじめ、prepareやmakeなどは火を使って作る料理と火を使わないで作る料理の両方に使うことができます

<英語で言ってみよう>
・晩ご飯は何を作るの?
What are you going to fix for dinner?
・晩ご飯の準備で忙しいから、後で(電話を)かけ直すね。
I’m busy fixing dinner, so let me call you back later.
・フランス料理の作り方なんて知ってる?
Do you know how to cook French food?
・昼食用にビーフシチューを作るよ。
I’ll prepare beef stew for lunch.
・オーブンで何を作ってるの?美味しそうな匂いがする!
What’s baking in the oven? It smells delicious!

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