英会話で間違えやすい表現―友達に使う表現―

英会話で間違えやすい表現―友達に使う表現―

1. どうしたの?

どうしたの?
×What’s wrong with you?
What’s wrong?

What’s wrong?は、相手が具合が悪かったり、困っていたり、落ち込んでいるように見えるため、あなたが心配していることを表しています。

What’s wrong?は、相手に悪影響を及ぼすことが起きたように思えるので、体調や気持ちを尋ねて手を貸そうかと意思表示している表現なのです。

例えば、友達の顔色が悪かったら、What’s wrong? You don’t look well.「どうしたの?具合悪そうだけど」と言ったりします。

この場合、What’s the matter?も使えます。

What’s wrong with you?も同じように見えますが、単に with youを加える(そして、イントネーションをわずかに変える)ことによって、意味合いがまったく変わり、相手を批判しているニュアンスが生まれます。

相手が何かバカなことや失礼なこと、または社会的に不適切なことをしでかしたか、しているとあなたは思っている、という意味になります。

What’s wrong with you?は問いかけではありません。

相手を気遣っているのではなく、非難しているのです。

つまり、「なんでそんなとんでもないことやってるの?」という意味になります。

What’s the matter with you?も同じ意味になりますので、注意してください。

<英語で言ってみよう>
どうかしてるんじゃないか?なんてことしてるんだ。
Is there something wrong with you? What’s got into you?

2. ウソ~

ウソ~!
×You’re a liar!
〇You’re joking!

「ウソばっかり」という日本語のニュアンスに比べて、liarは相手を強く非難するニュアンスがある語です。

英語のliarを使うと、相手を侮辱したり、けんかを売ったりしているように聞こえます

つまり、liarまたはlieは、日本語の「ウソ!」より強力で、攻撃的な言葉なのです。

子供たちの間、あるいは親しい若者同士で使うことはあっても、あまり聞こえがよくないので、大人は絶対に使ってはいけません。

いくら親しい間柄でも、You’re a liar.と言えば、相手がその言葉を、真に受けて腹を立て、友人関係にひびが入る可能性があります。

相手の言っていることを疑っているときに安心して使える表現は他にあります。

例えば、「冗談でしょう」という意味合いなら You’re kidding.、あるいは簡単に I don’t believe you.でもOKです。

また、日本語の「ウソ!」「ウソでしょう」が意味するのは「そんなこと冗談でしょう?」ですので、You’ve got to be kidding!「冗談だろ!」を使うといいでしょう。

その他にも使える表現を以下に紹介しますので、使ってみてください。

・No kidding!
・Are you kidding?
・You must be kidding.
・You must be joking.

3. ~しよう

ショッピングしよう。
×Let’s shopping.
Let’s go shopping.

英語のlet’sは「~しましょう」を表すとても便利な表現ですが、厄介な問題があります。

「~しましょう」は「ハイキング」や「ショッピング」「ボーリング」などにくっつけて使うことが多い表現ですから、日本人は英語の名詞にも同じようにlet’sを直接くっつけがちですが、それは間違い。

let’sの後には go hikingや go shopping、go bowlingとgoが必要になります。

Let’s play tennis/catch/chess.「テニス/キャッチボール/チェスをしよう」のようにplayを使うものもあります。

また、日本人はlet’sが let usの意味であることを忘れがちなため、Let’s go shopping with me.「私と買い物に行きましょう」という間違った言い方をすることがあります。

しかし、英語のlet’sはすでに話し手を含んでいるので、Let’s go shopping.で十分なのです。

何かをすることを提案する言い方には他に、How about~?もあります。

<英語で言ってみよう>
・明日は休みだから、今夜は外食しようよ。
Tomorrow is a holiday, so let’s go out to dinner tonight.
・金曜日、仕事帰りに時間があるならパブに寄ってかない?
If you are free on Friday after work, how about dropping by a pub?

4. 約束をする

友だちと映画を見に行く約束をしてるんだ。
×I have a promise to go to a movie with my friends.
〇I have a date to go to a movie with my friends

日本人は「約束」を英訳する場合によくpromiseという語を思い浮かべるため、上記例文のような文章を混同するのでしょう。

promiseはふつう、I promise to take you to Disneyland during the holidays.「休みの間、ディズニーランドに連れて行くことを約束するよ」のように動詞として使います。

または、名詞としてmake a promise「約束する」という言い方をし、We made a promise to meet ten years after our graduation day.「卒業した日の10年後に再会する約束をした」などのようには言いますが、have a promiseという言い方は絶対にしません

agree to do~「~することに同意する」という言い方ならできます。

dateという語に引っかかりを感じるのは、「恋人とのデート」を連想するせいかもしれませんね。

ですが、dateという言葉は、友達同士のちょっとした約束、一緒に食事に行くとか飲みに行く約束などにも使えます

「(ビジネスの会合などの)約束」にはappointmentを使い、I have an appointment with~.「~とお約束しております」などと言います。

「彼女と約束している」と言うときに、I have an appointment with my girlfriend.と言うと、なんだか普通じゃない関係のようです。

病院や歯科医院の「予約」にもappointmentは使えます。

ただし、reservationsは「ホテルやレストランの予約」にしか使えません。

5. けがをする

彼は自転車から転げ落ちて、けがをした
×He was wounded when he fell off his bike.
〇He was injured when he fell off his bike.

「けがをする、負傷する」に当てはまる英語はいくつもありますが、選ぶポイントは文脈です。

woundという語は銃やナイフによるけが、戦闘による負傷を連想させ、He was wounded by a gunshot in the battle.「彼は戦闘中に銃撃されて負傷した」のように使います。

一方のinjureは、スポーツの試合中のけがとか、道路の縁石につまずいて足首を捻挫するような日常的なけがをイメージさせ、He was injured when an opponent knocked him down.「彼は対戦相手にノックダウンされてけがをした」のような言い方をします。

さらに、よく使うinjureのもう1つの語法についてもぜひしっかり頭に入れてください。

He injured himself running the race.「彼は、レース中に転倒してけがをした」。

これは、誰かのせいではなく自分の行為が原因でけがをしたという意味です。

He hurt himself when he fell on the street.「彼は道で転んでけがをした」というのも同じような表現です。

誰かが凍った道で転んだのを見かけて気遣いを示す場合は、Are you hurt?「けがはない?」と声をかけましょう。

<英語で言ってみよう>
棚から箱が頭に落ちてけがをした。
I hurt myself when a box fell off the shelf onto my head.

6. 困る

困ったことがあれば、言ってね。
×If you are in trouble, please let me know.
〇If you have a problem, please let me know.

be in troubleと get into troubleはふつう、法律や規則を破ったとき、罪を犯したとき、何らかの理由で絶望的な状況にあるときに使います

その状況に対して他の人が怒ったり、罰を与えようという気持ちを持つくらいの場面で使うのです。

例えば、My girlfriend saw me holding hand with another girl, and I am in really big trouble.「他の女の子と手をつないでいるところを彼女に見られちゃって、すげー困ったことになったよ」というような言い方をします。

それに対して、よくあるような困った状況、特に、意図せずに自分で困った状況を引き起こしてしまったときは have a problemを使います

鍵を忘れてしまって家に入れないというときは、I have a problem, because I forgot my house key.「家の鍵を忘れてきちゃって困ってるんだ」というように言います。

では、就職先が見つからない大学生の場合は?

エントリーシートを山ほど書いていくつも面接を受けたのにまだ内定がもらえない、そんなときは次のどちらの表現を選びますか。

(1)I have a problem because I can’t find a job.
(2)I am in trouble because I can’t find a job.

自分に重大な落ち度があって今の苦しい状況を招いたわけではないのですから、正解は(1)です。

7. ~に強い

彼女は算数に強い
×She is strong at mathematics.
〇She is good at mathematics.

「~に強い/弱い」を英語でstrong/weakで表すと、ネイティブスピーカーにもだいたいの意図は伝わるでしょうが、確実には伝わりません。

適切な英語の表現はbe good at~「~が得意」か、be poor/bad at~「~が不得手」です。

特別な技術を持っている人について言うときはMaria is really good at computers.「マリアはコンピューターに強い」と言いますが、これはコンピューターの扱い方やソフトウェアの使い方、トラブルの解決方法をよく心得ているという意味です。

何かが不得手な人に対しては、He’s bad at dealing with computers.「彼は客のあしらいが下手だ」とかShe’s not very good at keeping records.「彼女は帳簿をつけるのがあまり得意ではない」などという言い方をします。

<英語で言ってみよう>
・トラヴィスは昔から外国語に強い。
Travis has always been good at foreign languages.
・簡単なカメラでも私は写真を撮るのが下手くそだ。
I’m no good at taking photos, even with a simple camera.
・最近の若者は自己主張がうまい。
Nowadays young people are skillful at asserting themselves.

8. 病気

《風邪で休んでいる人について》彼は病気で、休んでいます。
×He’s out due to an disease.
〇He’s out due to an illness.

illnessもdiseaseも確かに「病気」を意味しますが、この2つの英語には性質上の違いがあります。

誰かがillnessかsicknessで会社や学校を休んでいるなら、数日間寝ていれば回復するでしょう。

He’s ill.とか She’s sick.と言ったときも同様で、それほど深刻な状況ではないのであまり心配する必要はありません。

しかし、diseaseと言うとはるかに深刻です。

命にかかわる病気の場合もあり、heart disease「心臓病」、mad cow disease「狂牛病(BSE)」、cancer「がん」、Alzheimer’s disease「アルツハイマー病」などに使う言葉です。

深刻なニュアンスを持つ語であるため、diseaseは風邪や腹痛には使いません

influenza「インフルエンザ」を英語ではthe fluと縮めて、I have the flu.「インフルエンザにかかった」などと言います。

すぐに元気になりそうな人には、He will be over his sickness and back to work in two o three days.「彼は2、3日もすれば回復して仕事に復帰するだろう」という言い方をします。

<英語で言ってみよう>
・食べたもので具合が悪くなった。
Something I ate made me sick.
・糖尿病は重大な病気だ。
Diabetes is a serious disease.

9. 黒人

ジョンは黒人です。
×John is a Negro.
〇John is an African American.

多国籍・多民族国家であるアメリカには、残念ながら昔も今も偏見と差別があります。

公民権運動は、黒人に対する不平等の是正に少し貢献しましたが、英語には大きな影響を及ぼしました。

表面的ではあっても、黒人に対する差別的な呼称を改める運動が盛んになり、デリケートな問題でもありますので、ぜひ現代の表現を身に付けていただきたいと思います。

日本語では簡単に「黒人」という言葉を使いますが、英語ではこれまでいろいろな言い方をしてきました。

昔、最も「丁寧な」表現とされていたのはNegro、そして総称的に colored peopleという表現が使われるようになりましたが、これらはあまり好まれなくなっていきました。

1960年代には Afro-Americanが使われていましたが、今はほとんど消えてしまった表現です。

アメリカ英語で最大の蔑称であるnigger、これは絶対に口にしてはいけない言葉です。

現時点では、African Americanや black American、またはblackは使っていいことになっています。

「白人」はどうでしょう。

Caucasianという語は徐々に消えてきて、その代わりに一般的になっているのはwhiteです。

「アジア系アメリカ人」を指すOrientalという語は嫌われ、Asian Americanが一般的になりました。

「日系アメリカ人」はもちろん、Japanese Americanで問題ありません。

10. ~のほとんど

私の友達のほとんどがテニスをします。
×Almost my friends play tennis.
Almost all my friends play tennis.

多くの日本人は「ほとんどの~」と聞くと、most of~「大部分の~」あるいはalmostを思い浮かべるでしょう。

しかし、英語ではmostよりalmostのほうが「より多くの」を指しますので、「ほとんどの~」を表すのはalmostのほうが適切です。

ただし、almostは副詞ですから、直接名詞を修飾することができません

almostの後ろには形容詞や副詞を使いますので、形容詞とのコンビネーションとしてalmost allや almost everyという表現をよく使います。

all of my friends「私の友達みんな」という表現を「ほとんどみんな」と言い換える場合は、almost all of my friendsとなります。

また、副詞のalwaysにくっつけて、almost always「ほとんどいつも」という表現も使えます。

almostは何かが「ない」ときにも使えます。

「ほとんどない」という場合は、almost noか almost neverという表現をします。

<英語で言ってみよう>
・うちではほとんど魚料理はしません。
I almost never cook fish at home.
・冷蔵庫に野菜はほとんどない。
There are almost no vegetables in the refrigerator.

11. 数人の~

友達は数人います。
×I have some friends.
〇I have several friends.

日本語の「いくつかの~」や「数人の~」を英語にするときは注意しなければいけません。

someとseveralは基本的には同じ意味ですが、語法が異なるからです。

誰かが I have some friends.と言うと、ネイティブスピーカーならその人のことを気の毒がるでしょう。

その人が言い訳がましく、自分は孤独な人間ではないけれど友達くらいいますよ、と主張しているようにとれるからです。

someは、何かを持っていること自体を強調する言葉なのです。

I have several friends.のように言うと、普通の幸せな人という感じがします。

話し手の友達は1人ではなく、幸せなことに少なくとも2、3人いる、というニュアンスがあるからです。

ですから、「このガイドブックではレストランがいくつかのタイプに分類されている」と言うときに In this guidebook, restaurants are classified into some types.と言うととても変です。

someという語からは何も伝わりません。

restaurants are classified into typesとだけ言うか、several typesと言えばずっとよくなります。

同じような問題に a fewと quite a fewがあります。

数が多いのはどちらですか?

それは後者。

quiteはふつう、very「とても」を意味しますから、very few「ほとんどない」と勘違いする方がいるかもしれませんが実際は逆。

このquiteは、数がnot small「少なくない」ことを強調しています

12. 聞く

あなたの話を聞いていなかった。
×I didn’t hear what you said.
〇I wasn’t listening to what you said.

日本語では、耳に聞こえる音声は一般的に「聞く」で表現されますが、英語ではその過程におけるいくつかの要因で区別します。

hear(聞く)できなかったとすれば、一般的に、騒がしかったか、何か他のことに注意をとられていたかで相手の音声を文字通り理解できなかったことを意味します

一方、listen to~(聴く)はまったく異なり、「何かを注意深く聴く」ことを意味します

例えば、地下鉄で大勢の人が話をしていたり、騒々しかったりする様子を通常hearすることはあっても、話の内容を listen toすることはありません。

<英語で言ってみよう>
・母の愚痴を聞くが、内容まで聴いているわけではない。
When my mother complains, I hear her, but I don’t listen to what she says.
・X JAPANの音楽を聴くのはすごく楽しかった。
I really enjoyed listening to X JAPAN’s music.
・周りがうるさすぎて列車の遅延に関するアナウンスが聞こえなかった。
It was too noisy to hear the announcement about the train delay.
・彼らが話しているのは聞こえたが何語で話しているかはわからなかった。
I heard them speaking, but couldn’t guess what language they were using.

13. 大文字

自分の名前を大文字で書いてください。
×Please write your name in large letters.
〇Please write your name in capital letters.

まず、「字数」と「語数」と言うときの「字」と「語」の違いを明確にしましょう。

英語で「250字」は、character(s)を使って 250 charactersと言います。

250 wordsではありません。

英語やフランス語など大半の欧米語の場合、A4用紙の語数は通常250 words前後で、一般的に文字カウントはwords(語数)で行い、characters(字数)では行いません。

一方。日本語の場合はcharacters(字数)で数えます。

「大文字」と「小文字」は、印刷工が2種類の金属の活字を使っていた昔の言葉に由来します。

capital letter(大文字)はAのような字、small letter(小文字)はaの字を指します。

また、ABC…のような「大文字」を示す uppercase letter、abc…のような「小文字」を示す lowercase letterという語もいまだに使われます。

<英語で言ってみよう>
・大文字で名前を書いてください。
Please write your name in uppercase letters.
・ブロック体で空欄を埋めてください。
Fill in the blanks using block letters.
・宿題として日本語で250字の作文を書いてください。
Write 2 25-character essay in Japanese for homework.
・日本語の新聞を読むには数千字を知っておく必要がある。
You need to know several thousand characters to read a Japanese newspaper.

14. テンションが高い

彼女は明日試合を控えているのでテンションが高い
×She has a game tomorrow, so she is high tension.
〇She has a game tomorrow, so she is very excited.

日本人は「テンションが上がってきた」「ハイテンションだよ!」などの表現をよい意味で使っているようですが、英語のtensionは「不安、ストレス、不快感、緊張」など、否定的なものに使います

例えば、非常にストレスの多い議論が続く会議を表すのに The room is filled with tension.(部屋に緊張感が満ちている)と言ったりします。

重要なプレゼンをしなければならない女性が非常にナーバスになっていたら、She felt a lot of tension before her presentation.(彼女は自分のプレゼン前に非常に緊張していた)などと言います。

「興奮」をいい意味で伝えたいときには、hyperやexcited、enthusiasticという語を使います。

<英語で言ってみよう>
・娘は、バンドでドラムを演奏しているときはテンションが高い。
My daughter gets hyper when she is playing the drums with her band.
・2019年のラグビーワールドカップ日本大会ではみんなテンションが高かった。
Everyone was enthusiastic about the World Cup Rugby tournament in Japan in 2019.
・仕事の緊張をほぐすために毎日運動するようにしている。
I try to get daily exercise to get rid of tension from my job.

15. 貸す

私のラップトップを貸してあげる。
×I’ll borrow you my laptop.
〇I’ll lend you my laptop.

borrow(借りる)とlend(貸す)はたいてい対で覚えるため、こんがらがってしまうときがあります。

アメリカ人との会話で、I’ll lend you mine.(私のを貸してあげる)と同じ意味で You can borrow mine.(私のを借りればいいよ)などという表現を聞くと、ますます混乱してしまうかもしれませんが、May I borrow~?(借りてもいいですか?)や Could you lend me~?(貸してくれますか?)といった役立つフレーズを繰り返し練習して、それぞれの単語のイメージをつかんでください。

ちなみに「レンタカー」のrentは、「料金を支払って借りる・貸す」という意味です。

<英語で言ってみよう>
・辞書をちょっとお借りできますか?
Would you let me borrow your dictionary for a few minutes?
・今日は自転車を貸してくれてありがとう。
I appreciate your lending me your bicycle today.
・親友が新しい事業用の機器を買うお金を貸してくれた。
A good friend lent me money to buy some equipment for my new business.
・今日の昼食代に借りてたお金を返すね。
Here’s the money I borrowed from you for lunch today.

16. 常識

彼らの電撃結婚は常識だよ(皆が知っている)。
×Their sudden marriage is common sense.
〇Their sudden marriage is common knowledge.

common senseはよく「常識」と訳されますが、これは厳密には「人生の経験から身に付けた判断力、分別」の意味です。

これに対し、「誰でも知っている知識としての常識」は、common knowledge(周知の事実、知識)と表現するのが適切です。

いずれにしても、「常識」と言えば common senseしか頭にインプットしていない人は、知識の入れ替えが必要です。

ちなみに、入社試験などで行われる「常識テスト」は、a general knowledge testと言います。

<英語で言ってみよう>
・彼には常識が全然ない。
He completely lacks common sense.
・道路の真ん中を歩くのは常識に反している。
Walking in the middle of road goes against common sense.
・彼が今年退職するのはみんなが知っている。
It’s common knowledge that he is retiring this year.
・彼女が選出されるのは常識だ。
It’s common knowledge that she will be elected.
・ジムにはほんの少し常識がない。
Jim hasn’t a bit of common sense.

17. 夢を見る

昨夜、夢を見た
×Last night I saw a dream.
〇Last night I had a dream.

「夢を見る」を直訳すると see a dreamですが、英語では普通、have a dreamと言います。

I had a dream.と過去形で使われることが多いですが、キング牧師は1963年に演説の中で I have a dream.(私には夢がある)と現在形で使いました。

これは、「理想、期待」といった意味で使われています。

また、aboutを使って、I had a dream about my brother and sister.(私は弟と妹の夢を見た)のように、夢の内容について言い表すこともできます

さらに、dreamを動詞として使って、I dreamed we were on a boat together. (Then I dreamed) We were swimming.(私たちが一緒に船に乗っている夢を見たよ。それで泳いでいたよ)のように、夢について長く話すこともできます。

<英語で言ってみよう>
・ハワイの海辺にいる夢を見た。
I had a dream about being on the beach in Hawaii.
・故国の夢は見ますか?
Do you ever dream about your home country?
・アンには1年間外国に行きたいという漠然とした夢がある。
Ann has a vague dream of going abroad for one year.
・昨夜ひどい夢を見たせいで今ぐったりしてる。
I had a bad dream last night, so I’m really tired now.

18. とてもユニーク

メアリーはとてもユニークな人だ。
×Mary is a very unique person.
〇Mary is a unique person.

日本語でもよく使われるuniqueについては覚えておいてほしいことがあります。

英語のuniqueは、「(それ自体で)1つしかない」という意味なので、veryやmore、the most、ratherなどの「比較する」語を付け加えることはできません

ネイティブの会話にも、very uniqueや the most uniqueという表現が出てくることがありますが、こういう使い方は間違っていると指摘する人も多いです。

uniqueの意味をさらに強調したい場合は、truly uniqueや absolutely unique、quite uniqueなどと言うといいでしょう。

同じような単語に、「素晴らしい」という意味のwonderfulやexcellentがあります。

これらも同じく、意味を強めたいときにはveryではなく、absolutely wonderful、particularly wonderful、truly wonderful、truly excellent、simply excellentのように言います。

<英語で言ってみよう>
・マヤ族のかごのデザインは本当に独特だ。
Mayan basket designs are truly unique.
・京都への訪問はとても素晴らしかった。
Our visit to Kyoto was absolutely wonderful.

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