気持ちが英語でスパッと伝わる言い方―Part 2―

気持ちが英語でスパッと伝わる言い方―Part 2―

17. 誤解される英語⑰

×That’s good.
(それはいい!)
⇒ネイティブには「いいんじゃないの?」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇That’s great.
(それはいいね!)

平坦に言う That’s good.は、「いいんじゃない?」「いいかもね」程度の伝わり方。それなら、goodをgreatにアップグレードしましょう。抑揚をつけて言うと、気持ちが伝わります。
〇That’s awesome.
(すごい!)

awesomeという単語は、もともと「畏敬の念を込めた」ときに使われていました。これを使う表現は比較的新しく、今では「素晴らしい!」や「すごい!」「かっこいい!」などを表します。
〇Fantastic!
(素敵!)

⇒Fantastic!はWonderful!とほぼ同じ使い方ができます。誰かの話を受けてWonderful!と言いたいときにFantastic!と言うとよいでしょう。

good「よい」は皮肉っぽく聞こえる

goodの基本の意味は「よい」です。

good opinion「いい意見」や good book「良書」などに使われます。

しかしgoodは、言い方によってはほめ言葉にならず、平坦に言うと皮肉っぽく聞こえることもあります。

代わりに使いたいのが、That’s great.や That’s awesome!、Fantastic!などの言い回しです。

もし、goodで伝えたい場合は、It sounds good.の省略した言い方、Sounds good.がおすすめです。

18. 誤解される英語⑱

×What time is it now?
(今、何時ですか?)
⇒ネイティブには「ところで、今、何時になった?」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇Do you have the time?
(今、何時ですか?/時間わかる?)

⇒日本語でも「時間わかる?」と尋ねることは多いですね。Do you have the time?で、「時間(がわかる時計)を持っている?」→「時間わかる?」→「今、何時?」という流れで覚えておきましょう。
〇What’s the time?
(今、何時?)

⇒親しい間柄なら、こんなカジュアルな言い方もあります。英語圏では、What’s the time, Mr. Wolf?「オオカミさん、今何時(何する時間)?」という「だるまさんが転んだ」に似たキッズ用のアクティビティがあります。相手がネイティブなら「今、何時?」として伝わります。

What time is it now?は二度目に尋ねる言い方

What time is it now?は、文面通りに訳せば「今、何時ですか?」になりますが、これは二度目に尋ねるときの言い方です。

例えば、「さっきも聞いたけど、今は何時になったんだ?」というニュアンス。

普通に時間を尋ねるときは、Do you have the time?「今、何時ですか?」です。

timeに定冠詞が付いているので、the timeは「時刻」を表します。

厳密には、Do you have the time?は、「時刻を示す時計を持っている?」という聞き方ですが、知りたいのは時計を持っているかではなくて時刻ですね。

そこで、「今の時間わかる?」といった意味になるのです。

ただし、このとき注意したいのが「冠詞」のthe。

theを付け忘れて、Do you have time?と言うと、「ちょっと遊ばない?」というナンパするときの誘い文句になってしまいます。

冠詞のtheを落とさないように気をつけましょう。

19. 誤解される英語⑲

×This is for you.
(これをどうぞ)
⇒ネイティブには「はい、これはあなたの分よ」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇I got this for you.
(これ、あなたにと思って)

⇒「これをどうぞ」の定番表現がこれ。直訳すると、「あなたのために手に入れました」となりますが、このくらいの表現がちょうどよいです。
〇Here, I hope you like it.
(どうぞ。気に入っていただけるといいのですが)

⇒さりげなく手渡すときなどに、とても便利な表現。押し付けがましさもなく、さらに相手も手渡されたものに気持ちが向くのでおすすめです。

「君の分だよ」と言われてもありがたくない

This is for you.が「これをどうぞ」と聞こえないのは、意外かもしれません。

しかし、This is~だと”this”が主体になり、手渡す”I”の気持ちが込められません。

つまり、あらかじめ取り分けてあったものの中から、「はい、これはあなたの分よ」といったニュアンスになってしまうのです。

ちょうど、何かを配当するときのような感じです。

ネイティブは、I got this for you.と言われて初めて、日本語で言う「これをどうぞ」のニュアンスを感じます。

もうひとつ覚えておきたいのが、Hereを添える言い方です。

Here, I hope you like it.で「どうぞ。気に入っていただけるといいのですが」の意味に。

I got this for you.に比べると控えめですが、相手を思う気持ちが伝わります。

20. 誤解される英語⑳

×Please sit down.
(どうぞお座りください)
⇒ネイティブには「座りなさい!」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇Go ahead and have a seat.
(どうぞお座りください)

⇒Go ahead.は命令形ですが丁寧な表現で、「どうぞ」と言うときに使います。さらに、have a seatだけで「おかけください」というニュアンスを含むので、相手は命令されたとは感じません。このフレーズは、丸ごと覚えておくとよいですね。
〇Would you care to sit down?
((よろしければ)おかけください)

⇒Would you care to~?は「~しませんか?」という提案になるので、これは丁寧な表現です。「(もしよろしければ)こちらにお座りください」といったニュアンス。丁寧に誘う場面でよく使われます。
〇Please be seated. [式場などで]
(どうぞご着席ください)

⇒会議や儀式などに集まった、大勢の人たちに対して着席を促すときにぴったりの言い方。フォーマルなシーンでよく使われます。

sit downは命令する言葉

そもそもsitは「座っている」状態を表し、sit downは、立っている人が膝を折って「(低い位置に)座り込む」という動作を表します。

そこに椅子があれば、着席することを意味しますが、sit-down「(ストライキなどの)座り込み」という単語があるくらい、直接的な指示なのです。

よって、Please sit down.と言われた相手は、たとえPleaseが付いていても、「座りなさいや「立ち上がらないで」と命令されたように聞こえてしまいます。

21. 誤解される英語㉑

×What are your hobbies?
(あなたの趣味は?)
⇒ネイティブには「今凝っているものは何ですか?」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇What do you do in your free time?
(暇なときは何をしているの?(ご趣味は何ですか?))

⇒このように聞くと相手は reading books「読書です」などと答えやすいですね。同じような言い方に、What do you like to do in your spare time?があります。spare timeは「余暇」という意味です。
〇What do you do on your days off?
(休日は何をしていますか?(ご趣味は何ですか?))

⇒days offは休日のこと。「休日は何をしてる?」と聞くことで、「何か趣味はありますか?」といったニュアンスになります。「まったりするのが好き」な人は、Just relax.と答えればOKです。
〇What do you enjoy doing in your spare time?
(暇な時間は何を楽しみますか?(ご趣味は何ですか?))

⇒enjoyを使う聞き方もあります。相手は、I usually play tennis.「テニス三昧です」などと返してくれます。

「趣味」の定義は日本語とは違う

hobbyという単語を辞書で引くと、learningやinterestが出てくることもあり、hobbyはある程度技術を要する「陶芸」や「乗馬」などが対象になります。

つまり、厳密に言うと、「読書」や「散歩」などはhobbyに該当しません。

そんなことから、What are your hobbies?と聞くと、「今は何に凝っていますか?」という意味に聞こえてしまうことに。

What do you enjoy in your spare time?などの尋ね方を覚えましょう。

22. 誤解される英語㉒

×Tea, please.
(紅茶がいいな)
⇒ネイティブには「紅茶でいいよ!」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇Tea would be fine.
(紅茶がいいな)

⇒tea(もの)を主語にするならば、Tea would be fine.と答えるのがベスト。~would be fineは「~がいいかと思います」という控えめに伝える表現。いろんな場面で使えます。
〇I think I’ll have tea.
(紅茶にしようと思います)

⇒I thinkを使うと、自己主張が強い表現と思われがちですが、それが間違いです。「~と思う」というように、相手に猶予を与えるような含みがあるので、こちらの希望を控えめに言うときにぴったりです。
〇Maybe I’ll have tea.
(紅茶がいいかな)

⇒I thinkと同様、控えめな表現です。頭にMaybeを付けることで、「~がいいかな」と語尾が柔らかくなり、さらにソフトな言い回しに。大人の余裕を感じる言い方ですね。

pleaseでお願いすると、偉そうに聞こえる

コーヒーと紅茶のどちらがよいかと聞かれて紅茶と答える場合、Tea, please.と言えばよいのでは?と思いますね。

しかし、pleaseを使ったこの言い方は、「紅茶でいいから」「紅茶くれ」などのように、偉そうに言っているように聞こえがちです。

感じよく伝えるには、teaを主語にした ~would be fineという言い方を覚えましょう。

また、主語を自分にする場合は、I think I’ll have~などの言い回しがいいでしょう。

23. 誤解される英語㉓

×Hurry up!
(急いで!)
⇒ネイティブには「早くしなさいってば!」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇Let’s hurry!
(急ごう!)

⇒Hurry.だけでもいいですが、Let’sを付けると「軽い命令形」になり、相手の気持ちを気遣いつつ、急いでほしいことを伝えるときにぴったりの表現になります。
〇We need to hurry.
(急がなくちゃ)

⇒Let’s hurry.と同じように、相手に対して直接「急げ!」とは言わない表現。Weを主語にすることで、相手を上手に促すことができます。
〇There is no hurry.
(急がなくていいよ)

⇒「急がなくてもいい」と伝えるときの表現を覚えておきましょう。You don’t need to hurry.でもいいのですが、There’s noを使うと、「全然急がなくていいよ」というニュアンスになります。

upが付くと、強調されて失礼なニュアンスになる

「急いで!」を Hurry up!と言うと、「さっさとしなさい!(待っているわよ)」という、命令調のニュアンスになります。

upが付いている Hurry up!は、最大限の動作を表すため、ぐずぐずしている相手に対し、上司や親が叱るような強い言い方になるのです。

単に「急いで!」と伝える程度なら、upを付けずに、Hurry.だけで十分です。

それでも強いので、言うときのイントネーションも加減しましょう。

24. 誤解される英語㉔

×Will you go to the party with us?
(一緒にパーティに行かない?)
⇒ネイティブには「パーティに行けるの、行けないの、どっち?」

<ネイティブはこう言う>
〇Could you go to the party with us?
(一緒にパーティに行かない?)

⇒Could you~?は万能な表現。Could は仮定法で使う単語なので、誘いつつ「できれば行こう」といった気遣いが伝わります。誰にでも、どんなときにも失礼にならないので、ひとつ覚えるならこれ!
〇Can you go to the party with us?
(一緒にパーティに行ける?)

⇒友人同士なら Can you~?もOKです。canを使うので、「無理ならいいけど」と相手の気持ちを尊重して聞く形になり、押しつけがましくありません。相手が断る場合も、負担を感じない聞き方ですね。

Will you~?は、プレッシャーを与えることも

未来形を使うWill you~?は、相手に意志があるかどうかを尋ねたり、依頼するときに使います。

そのため、Will you go to the party with us?と言って誘うと、「これから行くのだから早く決断しろ!」くらい、強いプレッシャーを与えてしまいがちです。

そこで、代わりに使いたいのが Could you~?を使った言い方。

「一緒にパーティに行ける?」というニュアンスになるので、相手は負担を感じることなく、返事ができます。

25. 誤解される英語㉕

×Help me, please.
(ちょっと手を貸して)
⇒ネイティブには「お願いだから助けて!」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇Could give me a hand?
(ちょっと手を貸して)

⇒日本語の「ちょっと手を貸して」に当てはまるのがこの言い方。さらに、頼む相手が少し離れたところにいる場合は、over hereを付けて、Could you give me a hand over here?「こっちに来て手を貸してくれる?」と言えばOKです。
〇Could you give me a hand packing this?
(この荷造り、手を貸してくれる?)

⇒手伝ってほしいことを具体的に伝えるときは、handの後にその内容を添えればOK。「この書類の作成」なら making this file、「このスープを作るのを」なら with this soupといった具合です。
〇Could you help me move?
(引っ越しを手伝ってもらえる?)

⇒helpを使う場合も、Could you~の言い回しなら大げさな響きになりません。helpは使役を表すこともできるので、「help+人+動詞」の形になります。

helpは由々しき事態?!

Help me.は「助けてください」ですね。

とかく口にしがちな言葉ですが、相手は「由々しき事態でも起こったのか?!」と思ってしまいます。

これは、helpという単語に「助ける」だけでなく、「救助する」といったニュアンスがあるためです。

「ちょっと手を貸す」くらいなら、give me a handを使うのがベストです。

さらにpleaseではなく、Could you~の形を用いると、こちらの意図がきちんと伝わります。

26. 誤解される英語㉖

×Morning service, please.
(モーニングサービスをお願いします)
⇒ネイティブには「朝の礼拝をお願いいたします」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇Do you have a breakfast special.
(モーニングサービスをお願いします)

⇒「モーニングサービス」は、朝食一式のことなので、英語では morning specialと言うこともありますが、通常は breakfast specialと表します。その他、early bird specialという名前を使うことも。
〇I’d like to have a complimentary breakfast.
(モーニングサービスをお願いします)

⇒ホテルでは、無料の「モーニングサービス」を出すところがあります。「無償の」という意味のcomplimentaryを使い、a complimentary breakfast「モーニングサービス」と呼びます。

「モーニングサービス」は和製英語

日本語の「モーニングサービス」は、コーヒーとトーストにゆで卵やハムエッグなどがセットになっている朝食セットのことですね。

しかし、これをそのまま英訳すると、なんと「教会での礼拝」の意味になります。

さらに「モーニング」と発音する単語には、morning「朝」の他に、「悲しみ」「哀悼」という意味のmourningがあることから、mourning service「葬式」と解釈されてしまう可能性もあります

ホテルやカフェなどの「モーニングサービス」を表す英語は、a breakfast specialです。

27. 誤解される英語㉗

×What’s the spell?
(綴り(スペル)は?)
⇒ネイティブには「呪文は何?」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇How do you spell your name?
(あなたの名前の綴りはどう書くの?)

⇒How do you spell it?がよく使われるけど、相手の名前の綴りを聞くならば、itを your nameにしたほうが丁寧な印象に。相手の名前をメモに取る場合もぴったり。ちなみに、目的語を変えればいろいろな聞き方ができます。例えば、How do you spell this word?「この単語はどう綴るんだっけ?」などです。
〇What’s the spelling of your name?
(お名前の綴りは何ですか?)

⇒名詞のspellで尋ねるときは、spellingを用いて What’s the spelling?と言います。「~の綴り」と続ける場合は、spelling of~となります。

名詞には、spell「呪文」とspelling「綴り」がある

日本語でも「綴り」のことを「スペル」と言いますが、英語のspellを使うときは要注意。

名詞のspellには「綴り」と「呪文」の意味があるのですが、spellは「呪文」を表し、「綴り」を表す場合は必ずingの付いたspellingを使うからです。

よって、名詞のspellを使って「綴りは何?」と聞くときは、What’s the spelling?と言うのが正解。

ただし、動詞のspellは「綴る」を意味するので問題ありません。

「~はどう綴るの?」は How do you spell ~(目的語)?と言えば、きちんと意図が伝わります。

28. 誤解される英語㉘

×She tripped in Fukuoka.
(彼女は福岡へ旅行に行きました)
⇒ネイティブには「彼女は福岡で転んじゃった」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇She went on a trip to Fukuoka.
(彼女は福岡へ旅行に行きました)

⇒go on a trip to~で「~へ旅行に行く」。tripを「旅行する」という意味で使う場合は、名詞で用いると覚えておこう。
〇She’ll be off on a trip next week.
(彼女は、来週旅行に行くので休むみたい)

⇒go on a tripで「旅行する」ですが、be on a tripもよく使われます。「旅行中にある」という意味合いなので、She’s on a business trip now.「ただいま、彼女は出張中です」などにも使えます。
〇She left on a trip yesterday.
(彼女は昨日旅に出たよ)

⇒goをleaveに換えても使えます。「彼女」を探している人に、「今ここにいないよ。昨日旅立ってしまったから」と言うときに、ぴったりの言い回しですね。

go on a trip to~の形を覚えよう

tripは「旅」。

しかし、動詞のtripを使うと、「足を引っかける」「つまずく」という意味になります。

これはtripはもともと「足の早い動き」を表すためです。

「旅行する」という意味でのtripを使う場合は、go on a trip to~という形で、名詞のtripとして用います。

ちなみに、「旅」を表すtravelは、何か所か回るような旅。

「出張」はbusiness tripと言います。

29. 誤解される英語㉙

×I believe you.
(君を信じているよ)
⇒ネイティブには「そうでしょうとも(皮肉を込めて)」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇I believe in you.
(君を信頼しているよ)

⇒ジョン・レノンは歌の中で、I don’t believe in Beatles. I just believe in me.「私はビートルズすら信じない。信じるのは、自分の信念だけ」と語っています。自分の存在への信頼を表現しています。
〇I trust you.
(あなたを信頼しているわ)

⇒trustと believe inはほぼ同じ意味ですが、trustは単語そのものが強い確信を含むため、「信頼している」を強調する最強の単語と言えます。
〇I have faith in you.
(君を信頼しているよ)

⇒faithも「信頼」という意味。この語は、信仰の対象などにも使うことができるため、What is your faith?と言うと「君の宗教は?」(What is your religion?)と尋ねていることになります。

I believe you.は皮肉混じりな意味に

I believe you.は、I believe what you say.のことで、通常なら「あなたの言うことを信じるよ」という意味で使われます。

しかし、ネイティブは、相手に疑いを感じながらも皮肉を込め、I believe you.「そうでしょうとも」と言うこともよくあります。

誤解されずに「信じている」ことを伝えたい場合は、I believe in you.や I trust you.を使うようにしましょう。

30. 誤解される英語㉚

×Are you married?
(結婚しているの?)
⇒ネイティブには「結婚しているの?していないの?」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇Anyone special in your life?
(結婚しているの?)

⇒「どなたか特別な人はいるの?」というこの尋ね方なら、結婚という言葉に触れずに聞くことができます。とはいえ、プライベートなことを相手が自分から話すまで待ったほうがよいですね。
〇You’re…married?
(ええと、ご結婚は…?)

⇒自分が「結婚している/結婚していない」ことを伝えた後なら、こんなふうな聞き方もOKです。ただし、この言い方もギリギリセーフといったところ。あくまでも、遠慮がちに尋ねてください。肯定文で尋ねる聞き方なので、語尾は上げるのがポイントです。

プライベートな質問には細心の注意を

日本ではこの手の質問を堂々とする人が多いですが、プライベートなことを聞くことはタブーとする国は多いです。

よって、Are you married?と尋ねるのは絶対にやめましょう。

聞かれた側は、「結婚しているの?していないの?」と調書を取られているように感じ、None of your business!「あなたには関係ないでしょ!」と言われかねません。

婉曲的かつスマートな聞き方としては、Anyone special in your life?があります。

これは、Is there anyone special in your life?の短縮形で、「どなたか特別な方はいるの?」「パートナーはいるの?」という意味になり、結婚という言葉に触れずに尋ねることができます。

日本語の「誰か(いい人)いるの?」といったニュアンスに近いですね。

この聞き方なら、相手の気持ちを害することはありません。

31. 誤解される英語㉛

×Do you drink?
(お酒は飲む?)
⇒ネイティブには「君って酒豪?」と聞こえます。

<ネイティブはこう言う>
〇Do you like to have a drink sometimes?
(たまにはお酒飲んだりする?)

⇒「飲む」は、直接的にdrinkと言うよりも、have a drinkと尋ねるほうが品性を感じます。「たまには」という意味のsometimesや now and thenを付けると、さらに控えめな聞き方になります。
〇Do you enjoy alcohol?
(お酒は好き?)

⇒「お酒は好きですか?」という尋ね方はいくつかあります。enjoyを使ったこの言い方は、Do you like drinking alcohol?に近く、感じのよい聞き方です。
〇Can you hold your alcohol?
(お酒は強いほうですか?)

⇒ちょっと変化球ですが、こんな表現もあります。can hold alcoholで「お酒に強い」という意味。お酒が強いかどうかで、お酒を飲むかどうか、さらに、お酒が好きかどうかもわかりますね。

drinkのひと言だけで「酒豪」の意味に。

現在形は「習慣」や「好み」を表します。

Do you smoke?で「喫煙者ですか?」、Do you drink?で「お酒は飲む(習慣がある)?」という意味になります。

ただし、Do you drink?と言うと、「たくさん飲むのですか?」つまり「君って酒豪?」くらいに嫌味に聞こえてしまうことも。

「お酒はたしなみますか?」という意味で聞くなら、Do you like to have a drink sometimes?がスマートです。

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