日常で伝えたいことを英語で言ってみよう―Part 2―

日常で伝えたいことを英語で言ってみよう―Part 2―

26. ご案内いたします

△I’ll lead you around our town.
(街に連れ回してあげるよ)
〇I’ll show you around our town.
(街を案内するね)

【leadは動物には使ってよし】

leadは「導く」「連れて行く」という意味があることから、また「リードする」など日本語にもなっていることから、lead…aroundで「~を○○へ連れて行く」という意味で捉えている人が多いようです。

しかしその言い方だと、まるで人間が動物を連れ回すようなニュアンスになるため、ネイティブは人を案内するときには使いません。

次のような場合は問題ありません。

He leads the horse around the track.
(彼は馬を連れてトラックを周回した)

人を案内するときはshow…aroundを使うのが自然です。

showには「見せる」の他に「案内する」という意味があります。

<便利な表現>
・I’ll show you around Asakusa if you’d like.
(よければ浅草を案内しますよ)
・Let me show you around our office.
(弊社の案内をさせてください)
・We can show you around town this weekend.
(週末に街をご案内しますよ)

27. 遅刻しないほうがいいよ

△You had better be on time.
(遅刻したら大変だよ)
〇You need to be on time.
(遅刻しないほうがいいよ)

【had betterは時には強すぎる】

had betterは「~したほうがいい」という決まり文句として習った人も多いかもしれませんが、実はこのhad betterは「~しなければ、とんでもないことが起きる」という意味合いを含んだ、かなり強い表現として相手に伝わる可能性があります。

「~しなさい。さもないと…」とその後に悲劇やお仕置きが待っているようなイメージがあるのです。

ちょっとした約束事に使うには強すぎるかもしれません。

一方、need toは「~する必要がある」という意味で、例文の場合、「時間通りに来てね」というニュアンスになります。

もしくは、maybeを使って、Maybe you should be on time.と言えば「ちゃんと時間通りに来たほうがいいよ」となり、ソフトになります。

maybeは「たぶん」という意味で、人に何かを提案するときに付け加えると、押し付けがましさが和らぐのでおすすめです。

<比べてみよう1>
△You’d better take off your shoes.
(靴を脱がないとダメだよ)⇒そうしないと怒られるよ
〇You need to take off your shoes.
(靴を脱いでくださいね)⇒そういう習慣です
<比べてみよう2>
△You’d better come to the meeting.
(会議に来たほうが身のためだよ)⇒でないと、評価が下がるぞ
〇You need to come to the meeting.
(会議に来たほうがいいですよ)⇒単なるアドバイス
<比べてみよう3>
△You’d better make a reservation.
(予約をしないと大変だよ)⇒じゃないとみんなが怒るかも
Maybe you should make a reservation.
(予約をしたほうがいいよ)⇒そのほうがスムーズに入店できるよ

28. 苦情があります

△I have a claim.
(主張したいことがあります)
〇I have a complaint.
(苦情があります)

【日本語の「クレーム」は意味が異なる】

レストランやお店に入り、ちょっとした苦情があるとき、店員さんに何と声をかければよいでしょう。

I have a claim.とそのまま英語にしてしまうと、「私は主張があります」という意味で伝わってしまいます。

日本語では苦情のことをクレームと言いますが、実は英語でclaimは「自分の権利を請求する」という意味で使われます。

空港で見かける荷物受け取り場所であるバゲージ・クレーム(baggage claim)は「自分の荷物だと主張する」場所ということになります。

一方「クレームがある」と言うときは、「苦情」を意味するcomplaintを使います。

I complained about the restaurant’s food.(レストランの食事について苦情を言った)のように言います。

また、I have no complaints.で「苦情はないよ」、つまり「満足しているよ」という意味になります。

<便利な表現>
・He should complain about their service.
(彼はサービスについて文句を言うべきです)
・I have a complaint about this item.
(この商品について苦情があります)
・We need to deal with the complaints from our client.
(顧客からの苦情に対処する必要があります)

29. 静かにしてください

△Please be silent.
(物音を立てないでください)
〇Please be quiet.
(お静かに)

【自然な静けさにはquietを使う】

silent nightといえば、物音一つしないシンと静まり返った夜のことです。

上の例文のように人に対してこう言ってしまうと、物音一つ立てずに、ひと言も発するなという意味になります。

何かを録音するようなときならまだしも、話をするために静かにしてもらうにはちょっと行きすぎた表現ですね。

一方、quietは多少の物音が聞こえたり、誰かのひそひそ声が聞こえたりする状態です。

気遣いさえすれば必要最小限の音は構わないということになります。

図書館の貼り紙などによくBe quiet.(お静かに願います)と書かれていますね。

またShut up.と言う表現は、誰かの気に入らない発言に対して「黙れ」と強制的に静かにさせるときに使いますので、これも今回のシチュエーションで使うには強すぎる表現です。

ちなみにニュースなどで耳にするthe silent majority(サイレント・マジョリティー)という言葉は「物言わぬ大衆」という意味です。

<便利な表現>
・I’m sorry, but I need to ask you to be quiet.
(申し訳ありませんが、静かにしていただけますか?)
・We need to keep quiet in the theater.
(劇場では静かにしていないといけません)
・Kevin has always been a quiet person.
(ケビンはいつもおとなしい人だ)

30. 鍵入れておいて

Remember putting the key in the post.
(ポストに鍵を入れたのを覚えておいてね)
Remember to put the key in the post.
(忘れずポストに鍵を入れておいてね)

【remember toとremember…ing】

rememberは「覚えておく」という意味で、後ろにto不定詞がくるか、動名詞がくるかで意味が違ってきます。

remember doingは「~したことを覚えている」という意味になるので、忘れずに何かをしてほしいときには不適切です。

一方remember to doは「忘れずに~する」と未来のことについて述べるときに使うので、何かを忘れずにしてほしいときに使うのが正解です。

to do=まだ起こっていないこと、doing=すでに起こったこと、と覚えておくと迷わないで済むでしょう。

<比べてみよう1>
・I remember walking the dog every day.
(毎日犬を散歩に連れて行ったことを覚えています)
Remember to walk the dog every day.
(毎日犬を散歩に連れて行ってね)
<比べてみよう2>
・I remembered calling Mike back.
(マイクに折り返し電話したことを覚えていた)
・I remembered to call Mike back.
(忘れずにマイクに折り返し電話した)

31. 行きたかったお店に行ってみた

△I tried to go to that new restaurant.
(あの新しいレストランに行こうとしたんだ)
〇I tried going to that new restaurant.
(あの新しいレストランに行ってみたんだ)

【try to doとtry doing】

通常、to不定詞と動名詞には大きな違いがありませんが、tryなど一部の動詞の後に続く場合は実は意味が変わりますので、使うときは要注意です。

to不定詞は「やろうとしていること」がイメージですので、「やってみたけどうまくできなかった」「試したけど結果が出せなかった」というニュアンスになります。

なので、tried to goだと「行こうとしたけど、何らかの理由で行かなかった」ということが伝わるのです。

一方、動名詞は「やってきたけど」を表すので、「試しにやってみたところ、成功した」「いい結果に終わった」ということが伝わります。

<比べてみよう1>
・I tried to ask my mom.
(ママに頼もうとした(でも、できなかった))
・I tried asking my mom.
(ママに頼んでみた)
<比べてみよう2>
・I tried to jump over the fence.
(フェンスを飛び越えようとした(でもできなかった))
・I tried jumping over the fence.
(フェンスを飛び越えてみた)

32. 退屈だな~

△I’m boring.
(私は退屈な人間です)
〇I’m bored.
(退屈だな)

【形容詞を正しく使うコツ】

boringもboredも「退屈」に関わる形容詞ですが、boringは、退屈なのが自分自身であるときに使います。

つまり、自分が誰かを退屈にさせているということになります。

I’m boring.だと「私はつまらない人間だ」という意味になり、相手を困惑させるひと言になってしまいます。

本来であれば、This movie is boring.(この映画つまらないね)や、His speech was really boring.(彼のスピーチはとても退屈だった)のように使うのが正解です。

自分が退屈しているという状態を表すときはI’m bored.と言いましょう。

同じ理由で、I’m interesting.というと「私は面白い人です」と自信満々なひと言になります。

相手の提案などに「興味があります」と言うときはI’m interested.が正解です。

<比べてみよう1>
△I’m tiring.
(私は人を疲れさせる人間です)
〇I’m tired.
(私は疲れました)
<比べてみよう2>
△I was so scary.
(私は人をとても怖がらせた)
〇I was so scared.
(私はとても怖かった)
<比べてみよう3>
△I was so entertaining.
(私はとても面白い人でした)
〇I was so entertained.
(とても楽しませていただきました)

33. 今週末空いてるよ

△I don’t have a schedule this weekend.
(私は今週末、予定表を持っていない)
〇I don’t have any appointments this weekend.
(今週末は予定がありません)

【scheduleは予定表という「モノ」を指す】

友達に休日の予定を聞かれて、特に用事がないことを伝えるとき、どう言えばいいでしょうか?

「週末にスケジュールは入ってないなぁ」という日本語をそのまま英語にして、I don’t have a schedule this weekend.と言ってしまうと、ちょっとおかしな英語になります。

scheduleは「予定」だけでなく、約束事などを書き込む「予定表」の紙をも指しますので、「今週末は予定表を持っていない」ということになってしまうのです。

例えば、

A:Why don’t we decide the date now?
(日程、決めちゃわない?)
B:Sorry, but I don’t have a schedule. I’ll call you back later.
(ごめん、予定表持っていないの。あとで連絡するね)

のような場合であればOKです。

予定について伝える場合は「約束事」を意味するappointmentを使いましょう。

appointmentの代わりにplanでもOKです。

<便利な表現>
・I have an appointment tonight.
(今夜は約束があります)
・I cancelled today’s appointment.
(今日の約束はキャンセルしました)
・Do you have any plans?
(今日は何か予定ある?)

34. ドレスを選んだよ

△I picked up the dress I’d like to wear to the party.
((床に落ちた)パーティー用のドレスを拾い上げた)
〇I picked out the dress I’d like to wear to the party.
(パーティー用のドレスを選んだ)

【日本人特有のpick upの勘違い】

pick upは日本人にとっては「選び出す」という意味で馴染みのある言葉だと思いますが、ネイティブは2つの意味でよく使います。

1つは「地面から拾い上げる」。

例えばI picked up the wallet.と言うと「財布を拾い上げた」という意味になります。

もう1つは「取りに行く」「迎えに行く」という意味で使われます。

例えば、次のように言います。

・I need to pick up a package from Kate.
(ケイトからの荷物を取りに行かないと)
・I’m going to pick you up at 8:00.
(8時に迎えに行くね)

ですので、冒頭の例文のように用いると、まず真っ先に「地面から拾い上げる」というイメージが浮かびます。

これに対して、pick outなら「選ぶ」という意味で、すんなり伝わります。

何か決まった数の中から選び出す、という意味合いです。

<便利な表現>
・I picked out three designs for the new logo.
(新しいロゴ用に3つのデザインを選び出した)
・Kevin ants to pick out a new suit.
(ケビンは新しいスーツを選びたい)
・We picked out ten songs for our wedding party.
(ウェディングパーティーのために10曲を選びました)

35. そんなに興味ない

△I’m not interested.
(全然興味がない)
〇I’m not really interested.
(あまり興味がない)

【やわらげるreally】

人から何かイベントや旅行などに誘われたとき、not interestedと言ってしまうと、「まったく興味がない」のように聞こえてしまいます。

それだとせっかく誘ってくれた人に対してちょっとストレートすぎる表現かもしれません。

もちろん、断固拒否したいような内容であれば問題ありませんが、せっかくのお誘いであればもう少しやんわり断りたいですよね。

reallyは「本当に」と強調するための言葉として覚えている方が多いようですが、実はbe not reallyのようにnotとともに用いると、「あまり」という意味に変わり、否定のトーンをやわらげる役割を果たします。

<便利な表現>
・I’m not really into that kind of things.
(その手のものにはあまり興味がないんです)
・Her presentation is not really clear.
(彼女のプレゼンはちょっとピンとこない)
・We’re not really familiar with this area.
(この辺りにはあまり詳しくないんです)
・I wasn’t really sure what happened to her.
(彼女の身に何が起きたのかよくわからなかった)

36. 残りの写真を送るね

△I’ll send the remains to you by email.
(メールで「遺体」を送るね)
〇I’ll sends the remaining pictures to you by email.
(メールで残りの写真を送るね)

【remainsとremaining】

友人と写真などを撮ったとき、メールを何回かに分けて送ることがありますね。

「残りを送るね」と伝えたいときはどう言えばいいでしょうか?

remainは「残る」という意味の動詞ですが、これを名詞として使うときは必ずremainsと複数扱いとなります。

しかし意味がまったく変わってしまい、冒頭のようなシチュエーションでは使えない名詞になるのです。

実は「遺体」「化石」「残骸」などを表し、例えば、次のように用います。

His remains were taken to his hometown.
(彼の遺体は故郷へと送られた)

remainを「残りの」の意味で使いたいときは形容詞にしてremainingと言えばよいのです。

the remaining amountで「残量」、the remaining energyで「余力」などを表します。

<便利な表現>
・I’ll do the remaining homework tonight.
(今夜、残りの宿題をやるよ)
・I received the remaining data yesterday.
(昨日、残りのデータを受け取りました)
・I will pay the remaining credit card balance next month.
(クレジットカードの残金を来月支払うつもりです)

37. 前を通してください

I’m sorry. Can I get by?
(ごめんなさい、前を通ります)
Excuse me. Can I get by?
(すみませんが、前を通ります)

【I’m sorryでは腰が低すぎる】

人ごみの中をかき分けて歩くとき、ちょっと人の前を通してもらうときなど、「すみませんが通してください」とお願いすることがありますよね。

日本語の「すみません」に対応する言葉としては、真っ先にI’m sorry.が思い浮かぶと思います。

実際、海外で日本人が、買い物しているときや街中などでI’m sorry.と口にしているのを頻繁に見かけます。

実は「すみません」という場面ですべてsorryと言ってしまうのは、ネイティブにとってはちょっと大げさで不自然に聞こえることがあります。

英語ではsorryは、自分の非を認めるときに使います。

例えば、相手にぶつかってしまったり、自分が遅刻してしまったりというシチュエーションです。

I’m sorry I’m late.
(遅刻してすみません)
I’m sorry I haven’t emailed you recently.
(最近メールしてなくてごめんね)

冒頭の例文のように、「ちょっとだけ迷惑をかけます」と、これからすることへの「予告」をする場合は、Excuse me.とひと言声をかけるのが一番自然でしょう。

<比べてみよう1>
I’m sorry. Could you tell me how to get to the station?
(申し訳ありませんが、駅までの行き方を教えていただけますか?)
Excuse me. Could you tell me how to get to the station?
(すみませんが、駅までの行き方を教えていただけますか?)
<比べてみよう2>
I’m sorry. What time does the kitchen close?
(ごめんなさい、ラストオーダーは何時ですか?)
Excuse me. What time does the kitchen close?
(すみません、ラストオーダーは何時ですか?)

38. 優秀ですね

△Your daughter is special.
(あなたの娘さん、ちょっと普通じゃありませんね)
〇Your daughter is amazing.
(あなたの娘さんはとても優秀ですね)

【specialの落とし穴】

specialには「優秀な」「上等な」という意味があり、人をほめるときによく使われる言葉ではあるのですが、使い方には注意が必要です。

実はspecialには「特別な」の意味とともに「他とは違う」という意味もあるので、上の△の例文のような言い方をしてしまうと、「娘さん、他の子とはちょっと違いますね」のようなニュアンスに取られる可能性もあります。

ここは単にreallyをつけるだけで、誤解なく「とても優秀な娘さん」といったほめ言葉として伝わるでしょう。

また、自分の好きな人や大事な人に対してYou are really special to me.(私にとってあなたは特別な存在)という言い回しはよく使います。

【ネイティブがよく使うほめ言葉】

優秀さを表す単語には、他にamazingという言葉があります。

「桁外れの」「非凡な」という意味ですので、You are amazing.(あなたは本当に素晴らしい!)のように言えば、さらに誤解を防げるでしょう。

<便利な表現>
・Kim has a special talent for painting.
(キムは絵の特別な才能がある)
・Ben will always be special to my sister.
(ベンは私の姉にとっていつまでも特別な存在でしょう)
・Harry makes me feel special.
(ハリーのおかげで自分が特別だと感じられます)

39. 髪を切ったよ

△I cut my hair today.
(今日ね、自分で髪を切ったの)
〇I got my hair cut today.
(今日ね、髪を切ってきたの)

【髪を切ったのは自分?それとも美容師?】

「髪の毛を切った」ということをそのままI cut my hair.と英語にしてしまうと、ネイティブには「自分で髪の毛を切った」と伝わります。

I cut a lot of carrots.(ニンジンをたくさん切った)のような使い方です。

セルフカットをしたならばこの言い方で問題ないのですが、美容室や理髪店などで切ってもらうことがほとんどではないでしょうか。

そんなときは、got one’s hair cutと表現します。

【使役動詞getの使い方】

get something doneで「何かを~された状態にする」の意味になります。

ここでのgetは「使役動詞」であり、「(誰かに)何かを~させる」という状況を表します。

例えば誰かにネイルをしてもらったなら、I got my nails done.が自然な表現です。

自分で塗ったのであれば、I did my nails.になります。

getの代わりに、同じく使役動詞のhaveを使ってもOKです。

表現の違いを見ていきましょう。

<比べてみよう1>
・I fixed my car.
(車を(自分で)修理した)
・I got my car fixed.
(車を(プロに)修理してもらった)
<比べてみよう2>
・Did you cut your hair?
((自分で)髪の毛切ったの?)
・Did you get your hair cut?
((美容室などで)髪の毛切ってもらったの?)

ちなみに、短いヘアスタイルの「ショートカット」は和製英語で、「ショートカットにしてもらった」と言いたいときは、I got my hair cut short.となります。

40. これは難しい

△This puzzle is difficult to me.
(このクイズ、私に意地悪だわ)
〇This puzzle is difficult for me.
(このクイズ、私には難しいわ)

【difficult forとdifficult toの違い】

前置詞一つでまったく意味が変わってしまうことがあります。

difficultは「難しい」という意味ですが、difficult toの後に人を続けると、「~に対して意地悪な」という意味になります。

なので、This puzzle is difficult to me.だと「このクイズは僕に意地悪だ」という不自然な英文になってしまいます。

ちなみに、difficult toの後に動詞を続ければ「~するのが難しい」という意味になります。

This puzzle is difficult to solve.
(このクイズを解くのは難しい)

一方、「誰かにとって難しい」は前置詞forを使ってdifficult for someoneとします。

また、difficult for someone to doで「誰かにとって~するのは難しい」という意味になります。

It’s difficult for me to wake up early.で「私にとって早起きすることは難しい」、It’s always difficult for me to apologize.で「私には謝るということが難しい」という意味になります。

<比べてみよう>
△English is difficult to me.
(英語は私に意地悪だ)
〇English is difficult for me.
(英語は私には難しい)

41. 手伝ってくれてありがとう

△Thank you for your helping.
(1回分の食事をありがとう)
〇Thank you for your helping me.
(お手伝いありがとう)

【helpとhelping】

一見すると△の例でも問題なさそうだと思われるかもしれませんが、実は意味がまったく違ってしまいます。

helpは「助ける」という動詞ですが、helpingは名詞として、「助力」の他にも、「(飲食の)一杯分」という意味があります。

・I’d like one helping.
(一杯お願いします)
・Another helping?
(おかわりどう?)

そのため、冒頭の例文の言い方では、「1回分の食事をありがとう」という見当はずれの意味になってしまいます。

誰かに助けてもらったお礼を言うときはThank you for helping me.が決まり文句で、helpingの後に助けた相手を続けます。

・Thank you for helping me yesterday.
(昨日は助けてくれてありがとう)
・Thank you for helping my son the other day.
(先日は息子を手伝ってくれてありがとうね)

<比べてみよう1>
△She gave him a helping.
(彼女は彼に一杯分あげた)
〇She’s helping him.
(彼女は彼を助けている)
<比べてみよう2>
△She insisted on my helping.
(彼女は私の手助けを無理強いした)
〇She insisted on helping me.
(彼女は手伝うと言って聞かなかった)

42. 日程は決まった?

Are you sure about the date?
(日にちは本当に確かなの?)
〇Is the date finalized?
(日にちは最終決定かな?)

【相手を疑うような表現を避けるために】

Are you sure about…?は相手を疑う気持ちが含まれています。

例えば、

A:I already did my homework.
(宿題はもうやったよ)
B:Are you sure about that?
(それは本当なの?)

と親が子供に嘘をついていないかを確認するような聞き方になります。

予定が最終決定したかどうかを確認するときは、動詞finalize(確定させる)を使って、Is the…finalized?(~は確定ですか?)と聞きましょう。

Is the price finalized?
(価格は確定ですか?)

<便利な表現>
・That’s probably finalized, right?
(それはたぶん決定ですよね?)
・Let’s finalize the date/schedule right now.
(今すぐに日程確定しちゃおう)

43. ちょっと信じがたいですね

△I don’t believe you.
(あなたは嘘つきだ)
That’s hard to believe.
(それはちょっと信じがたいですね)

【相手に向かって言わないように要注意!】

相手の話がにわかに信じられないとき、I don’t believe you.と言ってしまうと「あなたは嘘つきだ」になります。

これはI don’t trust you.(あなたは信用できない人だ)と同じくらい強い表現です。

信じられないのは相手の「人柄」ではなく、あくまで「発言」だとはっきり示すことが大切です。

I don’t believe that.でもいいですが、That’s hard to believe.のほうが誤解が少ないでしょう。

That doesn’t seem right.
(それは違うようですが…)
・Are you sure about that?
(それは確かなのですか?)
That can’t be true.
(そんなこと、ありえませんよ)

44. ちょっと話したい

△We need to talk.
(話す必要があります)
〇Do you have a minute?
(ちょっと話せる?)

【深刻な受け取られ方をしないために】

We need to talk.は「お前に言いたいことがある」と険悪な態度で使われることがほとんどです。

We need to talk about tomorrow’s picnic.(明日のピクニックについて話せますか?)と、話す内容をきちんと伝えれば問題ありませんが、「ちょっと話せる?」と言いたいときはDo you have a minute?が定番表現です。

<便利な表現>
・Got a minute?
(ちょっといい?)
・Are you free now?
(今ちょっといいですか?)
Could we talk about something?
(ちょっと話せますか?)

45. 彼と外出したんです

△I went out with Jimmy.
(ジミーと付き合ってたの)
〇I went with Jimmy.
(ジミーと行ってたの)

【go outとgoではまったく違うニュアンスに】

前後関係があまりはっきりしないような文脈でgo outと言ってしまうと、相手が異性であれば「付き合っている」という意味でとられる可能性大です。

例えばHeather and I are going out.と言うと、「ヘザーと僕は付き合っている」と思われます。

また、went out with Jimmyだと「昔ジミーと付き合っていた」という意味にとられかねません。

単に「○○さんと出かけた」と言いたいときは、go withを使えば、余計な誤解を生まずに済みます。

・Miki went with her sister a few minutes ago.
(ミキは数分前に妹と出かけたよ)
・I went with Jessica last night. We had fun.
(昨夜ジェシカと出かけたの。楽しかったな)

46. 何が言いたいの?

△What’s the point?
(何をしても無駄でしょう)
〇What’s your point?
(言いたいことは?)

【your pointにするだけで上手に通じる】

相手が興奮していたり混乱しているときなど、何を言いたいのかわからないことがありますよね。

そんなときに「何が言いたいの?」の意味でWhat’s the point?と言うと、「それをすることに何の意味がある?」「何をしても無駄でしょう」といった印象になります。

What’s the point of continuing this relationship?(こんな関係続けても無駄だろう?)

といった文脈なら構いませんが。

pointをyour pointにするだけで、「あなたの言いたいこと」という意味になります。

・We don’t have much time. What’s your point?
(あまり時間がないの。要点は?)
・I’m confused. What’s your point?
(わかんない。何が言いたいの?)

47. ネイティブですね

△I thought you were a native.
(あなたを野蛮人と思いました)
〇I thought you were a native speaker.
(あなたをネイティブかと思いました)

【「ネイティブ」が通じるのは日本人だけ】

日本では「ネイティブみたいに話したい」「ネイティブと話す機会が欲しい」などと、その言葉を第一言語とする人のことを「ネイティブ」というのが一般的ですね。

ところが、英語ではnative speakerと言わないと、「野蛮人」「その土地の人」という意味にとられる可能性があります。

「英語ネイティブ」であればnative English speakerとなります。

<便利な表現>
・I’m not a native English speaker.
(私は英語のネイティブではありません)
・Duke’s native language is English.
(デュークの母語は英語です)

48. 話を聞いて

△Please listen!
(お願いだから聞いてってば!)
〇I need your attention.
(聞いてください)

【大人の表現を意識しよう】

騒がしい会場で、話に耳を傾けてもらいたいときがありますよね。

そんなときplease listen!では「ちょっと、聞いてってば!」と訴えたり、話を中断する人を「黙って聞け」と黙らせるような言い方です。

pleaseは一見丁寧なようですが、「お願いだから~して」と執拗に聞こえる場合があります。

ここでは「注意を払う」という意味のattentionを使いましょう。

<便利な表現>
・May I have your attention?
(聞いていただけますか?)
・Can I have your attention for a moment?
(ちょっとだけ耳を貸してください)

49. 飲み物をオーダーしたい

△I want come coffee.
(コーヒーが飲みたいよ~)
〇I’d like some coffee.
(コーヒーをお願いします)

【I wantだと子供っぽい】

wantは人に何かを頼むときに使うと子供っぽい印象になってしまいます。

I want to go outside.(外に行きたいな)と、子供が親に欲求をぶつけるイメージです。

ここはwould likeを使うと丁寧な要求になります。

口語では’d likeと省略して使われます。

また、to doを続けると「~がしたい」という意味になります。

I’d like have coffee.(コーヒーが飲みたいのですが)のように使います。

<比べてみよう>
△I want to get one more blanket!
(もっと毛布が欲しい!)
〇I’d like to get one more blanket.
(もう1枚毛布をお願いしたいです。)

50. 3時に行きます

△I’ll go there at 3:00.
(3時にここを出ます)
〇I’ll be there at 3:00.
(3時にそこに行きます)

【goとbeの違い】

「3時にそこに行きます」と英語で表現したいとき、多くの人はI’ll go there at 3:00.と言ってしまうのではないでしょうか。

しかし、go thereは「そこに行く」というよりも「そこに向かう」の意味になります。

つまり「目的地に着く」ではなく「目的地に向かって、今いる場所を出る」ということなので、at 3:00は出発時間を指すのです。

到着時刻について言いたいのなら、goの代わりにget(着く)を使って、I’ll ger there by 3:00.(3時までにはそこに着きます)などと表現すればよいでしょう。

be(いる)を用いてI’ll be there at 3:00.(3時にはその場にいます)と言うこともできます。

<比べてみよう>
△We’ll go home at noon.
(正午に帰宅の途につきます)
〇We’ll get home by noon.
(正午までに帰宅します)

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