日常で伝えたいことを英語で言ってみよう―Part 1―

日常で伝えたいこと―Part 1―

1. 前から決めていたよ

△I will buy a new dress for the party.
(パーティーで着るドレスを絶対買おうっと)
〇I’m going to buy a new dress for the party.
(パーティーで着るドレスを買う予定です)

【willとbe going toの違い】

△の例文も〇の例文も、一見どちらも同じような文章に見えますが、実は伝えたい内容によって使い分けが必要です。

willもbe going toもこれからのことを話すときに使いますが、be going toはあらかじめ計画していたりする場合の表現で、話しているときにはすでにその予定に向かって進行している状態です。

例文であれば、もうドレスを買いに行くお店を決めていたり、日程が決まっているイメージです。

一方、willの場合は、「意思表示」というニュアンスで、たった今決めたことだったり、話の流れで口をついて出たことだったりします。

例えば、次の会話を見てみましょう。

I heard that Mike got sick.
(マイクは病気なんだってね)

(A)Yeah, I’m going to go to Osaka this weekend.
(うん、(マイクに会いに)今週末大阪に行くつもりだよ)
(B)I didn’t know that. I will go to Osaka sometime soon.
(知らなかった。(マイクに会いに)近々大阪行くよ)

マイクの病気の話になり、(A)の答えでは、すでに今週末に会いに行く予定だったことを表しています。

(B)の答えは、マイクの病気を知り、その場で会いに行くことを決めています。

<比べてみよう1>
△I will finish this by the end of the month.
(今月中に必ずこれを終わらせます)⇒強い意思
〇I’m going to finish this by the end of the month.
(今月中にこれを終わらせるつもりです)⇒予定
<比べてみよう2>
△I will take her out tonight.
(今夜、彼女と出かけるぞ)⇒これから誘う
〇I’m going to take her out tonight.
(今夜は彼女と出かけることになってるんだ)⇒もう約束済み

2. 苦手なものを聞きたい

△I there anything you can’t eat?
(食べてはならないものはありますか?)
〇Is there anything you don’t like?
(苦手なものはありますか?)

【何でもかんでも「~られない」=can’tではない】

誰かとご飯を食べに行くときなど、苦手なものを聞くことはよくありますね。

そんなとき例文のようにcan’t eat(またはcan’t drink)と言ってしまうと「食べたいけど、食べてはいけない」「飲みたいけど、飲むのを許されていない」というニュアンスになってしまいます。

ここはdon’t likeを使えば、「苦手なものはありますか?」と気遣うひと言になります。

他にもavoidという単語を使ってもOKです。

例えばこんな感じです。

Is there anything you’d rather avoid?
(避けたい食べ物はありますか?)

また、外国人に「~食べられる?」という意味でCan’t you eat natto?という言い方をすると、「なんだ、納豆も食べられないの?」とちょっとイライラしているように伝わります。

ここはDo you eat natto?やHave you ever eaten natto?のような言い方であれば、問題ありません。

<便利な表現>
・Are there any foods you don’t care for?
(好きじゃない食べ物はありますか?)
※care forは「~を好む」という意味ですので、food you don’t care forで「好きじゃない食べ物」を表します。
・Do you have any food allergies?
(何か食物アレルギーはありますか?)
・Do you drink?
(お酒は飲めますか?)
※drinkの1語だけで「お酒を飲む」の意味を表せます。
・Is Japanese food okay?
(和食は平気ですか?)
・Are you vegetarian?
(ベジタリアンですか?)

3. よかったよ!

△It’s just Okay.
(まあ、よかったけど)
〇It’s Okay.
(よかったよ)

【justをつけると皮肉になるときがある】

「ちょうど」「たった今」「ほんの」など数多くの意味を持つ副詞justは、簡単なようで使いこなすのがなかなか難しい単語です。

というのも、辞書にはあまり詳しく説明が載っていませんが、話すときの口調によっては、justのあるなしで意味合いが変わってくる場合があるからです。

ここでは、皮肉に聞こえてしまうシチュエーションを見ておきましょう。

何かの出来ばえを尋ねられたとき、It’s Okay.と答えれば、素直に「よかったよ」という意味になります。

しかし、たった1語 justがここに加わるだけで、「本当はよくないんだけれど…」という本心が別にあるようなニュアンスが含まれてしまうのです。

他にも、皮肉な意図が隠れているjustの使用例を挙げてみます。

<比べてみよう1>
Just forget it.
(もういい)⇒「忘れて」と言いながら、本当は納得していない含み
〇Forget it.
(何でもない)
<比べてみよう2>
Just wait and see.
(今に見ていろ)⇒何かを企んでいるニュアンス
〇Wait and see.
(待ってみよう)
<比べてみよう3>
Just listen.
(黙って聞いて)⇒口を挟まないで黙って聞いてろ、というニュアンス
〇Listen.
(あのね、聞いて)

4. もう一度言ってほしい

I beg your pardon?
(何ですって?)
Sorry?
(もう一度いいですか?)

【I beg your pardon?は使わない】

I beg your pardon?は学校の授業などで、相手の言ったことを再度聞き直すときに使う定番の表現、と習った方も多いかもしれませんね。

確かに丁寧な表現ではあるのですが、実際にネイティブは、この表現を日常生活に使うことはあまりありません。

あえて使うことがあるとすれば、相手に失礼な言い方をされたり、信じがたい話を聞いたときに、「何ですって?」のようなニュアンスや戸惑いや怒りの気持ちを込めて使います。

例えば、こんな感じです。

I beg your pardon? I can’t believe that.
(何ですって?信じられない)

【短くsorryと言おう】

通常、相手の言うことが聞こえなかったときは、Sorry?もしくはExcuse me?などと言うことが多いです。

たまによく聞こえないときに、つい短くWhat?と言う人もいますが、これだと「は?」というニュアンスになり、ちょっと失礼な言い方になります。

<便利な表現>
Sorry? I didn’t catch the last part.
(えっ?最後の部分が聞こえませんでした)
Come again?
(もう一度いいですか?)
Could you say that again?
(もう一度よろしいですか?)

5. 頭がいいね

△He’s smart.
(彼は抜け目がないな)
〇He’s so intelligent.
(彼は頭がいい)

【smartのもつ意外なニュアンス】

「スマート」といえば、日本ではポジティブな言葉として日常に溶け込んでいますが、実はネイティブの耳には必ずしもポジティブに聞こえるとは限りません。

He’s smart.というひと言は、「彼は抜け目のないずる賢い人だ」という皮肉のニュアンスを含むこともあるのです。

若者が使うスラングでsmart-assという表現がありますが、「知ったかぶりをする人」「知識をひけらかす人」という意味で、悪口として使われます。

・I’m sick and tired of your smart-ass attitude.
(お前の知ったかぶりにはうんざりするよ)
・Don’t be such a smart-ass.
(生意気言うな)

また、smarty-pantsでも同じく「知ったかぶり」という意味で使われます。

例えば、仲のいい人がずる賢く、何かをうまくやったときには、

You’re such a smarty-pants!(お前抜け目ないな)

のような言い方をします。

もう一つ、「頭がいい」という意味ではcleverという単語も挙げられるでしょう。

しかし、これも同じく「抜け目のない」「ずる賢い」の意味合いを持っています。

また、wise(賢い)という類語もありますが、これは逆に「賢者」を指すときのような重々しい響きがあるので、日常の場面で使ったとしたら、かえって冗談めいて聞こえるかもしれません。

誤解を与えずに「頭がいい」と言いたいときは、「知性のある」「賢明な」という意味を持つintelligentを使うと、「知的ですね」という意味になります。

<便利な表現>
・Both of my parents are highly intelligent.
(私の両親はとても頭がいいです)
・My boss is quite intelligent, but he’s not very nice.
(私の上司はとても頭がいいけれど、意地悪です)
・I’m not as intelligent as you think.
(あなたが思っているほど私は頭よくないのよ)

6. ちょっと病院に行く

△I need to go to the hospital.
(入院する必要があります)
〇I need to go see a doctor.
(医者に行かないとなりません)

【go to the hospitalだと「入院」に!?】

病院と言えばhospitalを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、英語では、入院設備が整っていて、比較的長期の治療を行う総合病院を指します。

そのためgo to the hospitalというと大きな手術、もしくは長期的な入院をイメージするので、言われた方は心配してしまうかもしれません。

では、ちょっと体調が悪いときに行く場所はというと、clinicです。

これは内科や歯科、皮膚科などの専門の個人病院を指します。

ただ、ネイティブが「病院へ行く」と言うときは、hospitalやclinicといった場所を言うのではなく、see a doctorというフレーズをよく使います。

<比べてみよう1>
△I went to the hospital because I had a slight fever.
(微熱があったので、総合病院へ行ってきたよ)
〇I went see a doctor because I thought I had a cold.
(風邪を引いているようだから病院に行ってきたよ)
<比べてみよう2>
My throat has been sore since last night.
(昨晩からちょっと喉が痛いな)
△You need to go to the hospital.
(入院した方がいいよ)
〇You need to go see a doctor.
(医者に診てもらったほうがいいよ)

7. 見るのをやめよう

△Let’s stop to watch the parade.
(パレードを見るために立ち止まろう)
〇Let’s stop watching the parade.
(パレードを見るのをやめよう)

【stop to doとstop doingのニュアンス】

通常の動詞は、すぐ後ろにto不定詞(to doの形)がきても動名詞(doingの形)がきても、意味にたいした違いはありません。

例えば、We like to talk.でもWe like talking.でも、基本的には「私たちは話すのが好きだ」ということです。

ところが一部の動詞では、後ろにくるのがto不定詞なのか動名詞なのかで、意味が変わってしまいます。

stopもそんな動詞の一つです。

stop doingが「~することをやめる」なのに対して、stop to doは「~するために立ち止まる」になります。

ただし、stop to thinkといった場合には、文字通り立ち止まるのではなくて、「立ち止まって考える」→「じっくり考える」という意味になり、比喩として使われることもあります。

<比べてみよう1>
I stopped to smoke.
(タバコを吸うために立ち止まった)
I stopped smoking.
(タバコをやめた)
<比べてみよう2>
He doesn’t stop to think about the future.
(彼は将来についてじっくり考えない)
He doesn’t stop thinking about the future.
(彼は将来について考えるのをやめない)

8. 一般的だよ

△Dual-income families are becoming more popular.
(共働きの家族は人気者になっている)
〇Dual-income families are becoming more common.
(共働き世帯は一般的になっている)

【popularはいい意味で使う】

popularもcommonも、どちらも「世間に広まっている」という点では同じような意味合いです。

しかし、popularは主によい意味で使われる単語なので、ヒットしている映画、歌、賞品などを言うときによく用います。

例えば次のように使います。

We had a really popular product this year.
(今年は大ヒット商品がありました)

そのため、例えば「共働きが一般化してきている」と伝えようとして、Dual-income families are becoming more popular.などとpopularを使用してしまうと、ネイティブには「人気者」のように聞こえるのです。

これに対して、commonはよい意味か悪い意味かを問わず中立的に使えます。

<便利な表現>
・In Japan. It’s quite common to see young schoolchildren riding the train by themselves.
(幼い小学生が一人で電車に乗っているのは、日本では当たり前の光景だ)
・It’s not common for young women to wear kimonos in daily life,
(若い女性が日常生活で着物を着ることは一般的ではありません)
・There is still no cure for the common cold.
(ありふれた風邪に対して、治療法はいまだに存在していない)
・I think that bird is a common sparrow. It’s not very special.
(あの鳥はどこにでもいるスズメじゃないかな。ごく普通だよ)

9. 優しいね

△She’s soft.
(彼女は頭が悪い)
〇She’s gentle.
(彼女は優しい)

【softを人に使う場合は要注意】

softは物の柔らかさだけでなく、人の態度などが柔らかいことを指す場合もあります。

ですが、性格が穏やかなことを伝えようとしてShe’s soft.と言ってしまうと、大変なことになりかねません。

ネイティブはこれを、She’s soft in the head.を省略した言い方と受け取る可能性があるからです。

be soft in the headは、「頭がいかれている」を表すイディオムで、要するに「バカだ」という意味になってしまうのです。

Are you going soft in the head?
(頭おかしいんじゃない?)

もし性格の穏やかさを伝えたいのなら、代わりに優しい態度を表す単語であるgentleを使いましょう。

例えば、

She has a gentle disposition.
(彼女は優しい気質だ)

のように言えばよいのです。

他にも人の性格や態度を伝える表現には、次のようなものがあります。

<便利な表現>
・She’s nice.
(彼女は親切だ)
・He’s an honest person.
(彼は誠実は人だ)
・She’s kind of shy.
(彼女はやや内気だ)
・He’s very calm.
(彼はとても冷静だ)

なお、softの別な用法として、be soft on(~に対して甘い)という表現がありますが、こちらは人をやや見下すような口ぶりになるので、話す相手によっては控えた方がいいかもしれません。

・She’s soft on children.
(彼女は子供に甘い)
・She’s soft on people who are late.
(彼女は遅れてきた人に何も言わない)
・My boss is soft on people who are late.
(うちの上司は遅れてきた人に何も言わない)

10. あら、意外!

Well, I didn’t think you’d mind.
(いやー、まさか気にするとは思わなくてね)
Oh, I didn’t think you’d mind.
(あっ、気にするとは思いませんでした)

【WellとOhのニュアンス】

WellもOhも会話の出だしで使える軽い表現ですが、Ohが単に驚きなどの感情を表すだけなのに対して、Wellは時として言い訳、または皮肉のようにも聞こえますので、注意が必要です。

例えば、人の持ち物を勝手に使って怒らせてしまった場合に、Well, I didn’t think you’d mind.と言うと、イヤミっぽい弁解になります。

「普通これくらいでは怒らないから、無断で借りてもよいかと思った」のような含みがあるからです。

一方、Oh, I didn’t think you’d mind.と言えば、単に「許可がいるとは思っていなかった」という額面通りのニュアンスになり、素直なお詫びへとつながります。

ひと言加えるだけで、会話の印象がまったく変わってしまうのです。

<比べてみよう1>
Well, I didn’t know you would be coming to the party.
(えーと、パーティーに来るなんて知らなかったもので)⇒だから席を用意していない
Oh, I didn’t know you would be coming to the party.
(おや、パーティーに来るなんて知らなかった)⇒素直に驚いているニュアンス
<比べてみよう2>
Well, excuse me.
(ま、失礼しました)⇒あら、そんなことで怒る?といったニュアンス
Oh, excuse me.
(おっと、失礼しました)⇒思いがけないことに対するひと言

11. ちょっと体調が悪いの

△My mom is sick.
(母は重病だ)
〇My mom’s not feeling very well.
(母はちょっと体調が悪いんだ)

【sickは重病人に使う】

「病気」と言ってまず思い浮かべる言葉はsickではないでしょうか。

確かにsickには「病気」という意味があるのですが、My mom is sick.と言ってしまうと、かなり重い病気にかかっているように伝わってしまいます。

同じく「病気」を表す単語illを使っても同じニュアンスになります。

通常、以下のような使い方をします。

My grandmother got sick. She’s in the hospital now.
(祖母は病気です。今は入院しています)

誰かから、家族などが元気かどうかを聞かれて、「ちょっと体調を崩している」と答えるときはnot feeling very wellという表現がおすすめです。

例えば、こんな感じです。

・I’m not feeling very well. Can I take a day off today?
(ちょっと体調が悪いので、今日は休んでもいいですか?)
・You look like you’re not feeling very well. You should leave early.
(具合悪そうだよ。早退しなよ)

また、sickには若者のスラングでいろいろな意味があります。

見た目のかっこよさも表しますので、褒め言葉として使うこともできます。

<便利な表現>
・Her new song is very sick!
(彼女の新曲超いい!)
・My boss’s car is really sick!
(上司の車、マジでかっこいい!)
・Your new dress is sick!
(あなたの新しいワンピースいいじゃん!)

12. 期待できそう?

△Are you expecting?
(妊娠してるの?)
〇Are you looking forward to the results?
(結果を期待しているの?)

【expectingの意外なニュアンス】

expectは「期待する」という動詞ですが、Are you expecting?と言ってしまうと、なんと「妊娠してるの?」というまったく異なる意味になってしまいます。

男性が女性に言うと、ちょっと問題発言になってしまうかもしれませんね。

主語+be動詞+expectingで「~は妊娠している(出産予定である)」という意味でよく使われるからです。

こんなときに使われます。

・My sister is expecting.
(姉(妹)は妊娠しています)
・Lian and Becky are currently married and expecting their first son in November.
(ライアンとベッキーは現在結婚していて、11月に一人目の息子さんが生まれるんだよ)

冒頭の例文のように誰かが何かに挑戦して、その結果に期待を持っているようなシチュエーションのときには、look forward to~(~を楽しみにする)を使うのが無難です。

Are you looking forward to the results?で「結果が楽しみなの?」という意味になります。

<便利な表現>
・She seems so happy. Is she looking forward to her birthday tomorrow?
(彼女、うれしそうだね。明日の誕生日が楽しみなのかな?)
・I’m going to propose to my girlfriend tonight! I’m looking forward to her answer.
(彼女に今夜プロポーズするんだ!返事期待しちゃうな)
・I’m looking forward to hearing from you.
(お返事を楽しみに待っています)⇒手紙の終わりに添える
・Let’s look forward to a brighter tomorrow.
(明るい未来に期待しよう!)

13. 祖父が亡くなって悲しい

At last my grandfather passed away.
(やっと祖父が死んでくれた)
In the end my grandfather passed away.
(とうとう祖父が亡くなってしまった)

【At last/In the endのニュアンス】

at lastは「ついに」「とうとう」という意味なのですが、気をつけなければならないのが、長い間の努力などが実って「いいことが起きたとき」に使うという点です。

例えば、ずっと勉強してきて試験に通った、治療を経て完治した等のポジティブな文脈で使用します。

At last I passed the exam!
(ついに試験に合格した)
・Kate turned me down over and over, but she said yes to a date at last!
(ケイトにずっと振られ続けたけど、やっとデートすることになった)

ですから今回のシチュエーションのように、悲しいことや残念なことが起きたときに使うと、冷たい人と思われてしまうかもしれません。

似た表現としてin the endにも同じく「ついに」という意味があるのですが、単に「時間がかかった」ということに焦点が当たるので、ポジティブな文脈にもネガティブな文脈にも問題なく使えます。

ちなみに、身内や知り合いなどが亡くなったと言うときに、dieではなくpass awayという婉曲表現を使います。

<便利な表現>
・Our cat was battling an illness for a long time, but in the end she passed away this morning.
(我が家の猫は長く闘病していたけど、ついに今朝亡くなった)
・I’ve waited all day, but it’s nice to meet you in the end.
(一日中お待ちしていましたが、やっとお会いできてうれしいです)

14. 家庭的でステキ!

△Your wife is really homely.
(奥さんブサイクですね)
〇Your wife has a lot of skills.
(奥さん、家庭的ですね)

【「家庭的」は英語だと…】

友だちの家のホームパーティーなどに招待されて、料理も美味しく、奥様のおもてなしにも感動することがありますよね。

そんなときに「家庭的ですね」と言おうとしてうっかりhomelyを使うと、とんでもない意味になってしまいます。

実はhomelyには「不器量な」「ブサイク」という意味があるので、Your wife is really homely.なんて言ってしまうと「あなたの奥さんとてもブサイクですね」と取られてしまうことも。

語源としては、顔に自信がなくて家に引きこもりがちになるために、そういう意味で使われるようになったと言われています。

イギリス英語では「家庭的な」という意味で使うこともあるようですが、避けたほうが無難な表現でしょう。

こうした場合は料理、おもてなしなど「いろんな腕前をお持ちですね」という意味合いでhave a lot of skillsと言えば、「とても器用」=「とても家庭的」と解釈されるでしょう。

またhomemaker(家庭を仕切る人)という言葉を使って、good homemakerという表現もよく見られます。

<便利な表現>
・You knitted this hat, too? You have a lot of skills!
(この防止もあなたが編んだの?家庭的だね)
・My wife is a really good homemaker.
(うちの妻はとても家庭的です)

15. 遅く帰ってきても大丈夫だよ

△I don’t care if you come home late.
(あなたの帰りが遅かろうと私にはどうでもいい)
〇I don’t mind if you come home late.
(帰りが遅くなっても構いません)

【感じよく「~で構わない」と言いたい】

not careは「気にしない」「興味がない」と、時に相手を突き放すような冷たい言い方に聞こえてしまうことがあります。

相手の行動が自分にとってはどうでもいい、興味がないというシーンで使われる言葉だからです。

I don’t care who you’re going to go out with!
(あなたが誰と付き合おうと関係ない!)

このトーンを和らげるには、代わりにnot mind ifを使って、「~しても構いませんよ」と前向きな気持ちを伝えましょう。

【matterもうまく使おう】

このネガティブなcareとややポジティブなmindとの中間ぐらいの意味合いを持つ動詞がmatterです。

It doesn’t matter if you come home late.
(帰りが遅くなっても問題ありません)

などと、itを主語にして使います。

以上の3つの動詞は、いずれも否定文や疑問文でよく用いられます。

なお、条件を表すif節の中には未来形のwillとwouldを使わないことも注意しておきましょう。

<比べてみよう1>
・I don’t care if you open the window.
(あなたが窓を開けようと開けまいと知ったことではない)
・It doesn’t matter if you open the window.
(窓を開けても開けなくても状況は変わらない)
・I don’t mind if you open the window.
(窓を開けても構わないよ)
<比べてみよう2>
・We don’t care if you wear sneakers.
(あなたがスニーカーを履いていようと関心はない)
・It doesn’t matter if you wear sneakers.
(スニーカーを履いていても問題にならない)
・We don’t mind if you wear sneakers.
(スニーカーでも構いませんよ)

16. 困っているんです

△I’m in trouble with my parents.
(親に怒られている)
〇I’m having trouble with my parents.
(親には困らされている)

【厄介なのは自分自身→be in trouble】

英語のtroubleは、使い方によっては日本語の「トラブル」とニュアンスが異なることがあります。

例えば、be in troubleは「トラブルに巻き込まれている」という意味で使う人が多いのですが、実は何かをやらかしてしまって「誰かに怒られている」などの場面でよく用いられます。

ですから、I’m in trouble…と聞いただけで「まずいことをして誰かを怒らせたんだな」と推測できるのです。

I’m in trouble with the police.
((罪を犯して)警察に追及されている)
You’re gonna get in trouble!
(怒られちゃいます!)

【厄介なのは他人→have trouble】

一方、have troubleは「~に迷惑している」「~しようとして苦労している」などの意味になります。

I’m having trouble with my boss.なら、「困った上司がいて迷惑している」といった感じです。

I had trouble finding a job.
(仕事を見つけるのは大変だった)

日本語のトラブルに相当することを言うには、troubleよりもproblemを使ったほうが自然に聞こえるケースが多いようです。

こちらも合わせて覚えておくと便利です。

<便利な表現>
I have a problem with my elderly parents.
(年老いた親との間でトラブルを抱えている)

17. わかります?

△Do you understand?
(あなた理解できてるの?)
〇Do you see?
(わかりますか?)

【understandとseeの違い】

人に何かを説明したら、相手がわかっているかきちんと確認する必要がありますね。

そんなとき、上の例文のようにDo you understand?
と言ってしまうと、「理解できてるの?」「わかってんの?」というニュアンスになることもあり、相手をバカにしているような印象を与えてしまう可能性があります。

親が子供に言い聞かせるような感じです。

Do you understand? If you understand, I need you to reply.
(わかったの?わかったら返事しなさい)

一方、seeは「見る」以外にも、人の言ったことなどを「理解する」という意味があるので、I see.は「わかりました」という相づちとして日常生活でよく使われます。

ですから、Do you see?で「理解できましたか?」と聞くときの自然な言い方になります。

他にも、Are you with me?やAre you following me?なども同じく、確認するときに使えます。

下の例文を覚えておくと、いろんなシチュエーションで使えます。

<便利な表現>
・Do you see what I’m saying?
(私の言ったこと、理解できましたか?)
・I don’t see what’s so great about him.
(彼のどこがいいのかわからない)
・We had to cancel for tomorrow. Do you see?
(明日は中止になったってことです。わかりました?)
・You look confused. Are you with me?
(まごついているようだけど、わかっているのかな?)
・Turn right, turn left, and then go straight…Are you following me?
(右に曲がって、左に曲がって、それからまっすぐに行って…。話についてきてる?)

18. 行きたいけど行けないんです

△I can’t come to your party.
((きっぱり)パーティーには行けません)
〇I’m not able to come to your party.
((申し訳ありませんが)パーティーには行けないのです)

【canとbe able toの違い】

「できる」という能力を表すcanとbe able toは、どちらでもまったく同じような意味になると思っていませんか?

しかし実際には、ネイティブは状況に応じて両者の使い分けをしている場合が多いのです。

例えば、I can (can’t) help you.と言えば、「自分が助けたいかどうか」の気持ちも含まれるのですが、I’m (not) able to help you.は「物理的あるいは時間的に助けられるかどうか」を問題にしています。

つまり、canは本人の「意思」を含んでいるのに対して、be able toは「状況」に焦点が当たっているようなイメージになります。

・I can help you.
(あなたを手伝う意思がある)
・I’m able to help you.
(あなたを手伝える状況にある)
・I can’t help you.
(あなたを手伝う意思はない)
・I’m not able to help you.
(あなたを手伝える状況にない)

ですから、冒頭の例文I can’t come to your party.(パーティーに行けません)には、多少なりとも「行きたくない」という思いが入っていると考えられます。

一方、I’m not able to come to your party.には、「事情があって(状況が許さず)行けずに申し訳ない」という気持ちが隠れています。

もし「バスのほうが安いので、自動車では行けません」と言いたいのなら、We can’t drive there because a bus is cheaper.のように、「車を使いたくない」という意思を示すcan’tを用いるのが適切です。

また、もし「ただいま電話に出ることができません」と留守電のメッセージを流したい場合は、「出たくても出られない」状況を表すbe not able toを使って、We’re not able to come to the phone right now.と言ったほうがよいでしょう。

19. いつ終わりそう?

△When will you finish?
(いつ終わらせるつもりなんですか?)
〇When can you finish?
(いつ終わらせることができますか?)

【相手に予定を聞くときの注意】

助動詞willは、単なる未来形を作る以外に、はっきりした意思を表す目的でも使えます。

そのため、相手の状況を尋ねるWhen will you…?というフレーズが、場合によっては失礼に当たることさえあります。

「あなたは一体いつ~するつもりなんですか?」とけんか腰のように聞こえるおそれがあるからです。

例えば、人に家事やお手伝いなど何か作業をお願いしておいて、この言い方をしてしまうと「一体いつ終わるわけ?」といったプレッシャーを与える言い方になってしまうのです。

ただ確認をしたいだけのときは、相手の状況を尋ねるWhen can you…?がふさわしいでしょう。

<比べてみよう>
△When will you pick me up?
(いつ迎えに来るつもりですか?)
〇When can you pick me up?
(いつ迎えに来てくれますか?)

最も、助動詞canにも若干の意思は含まれますので、純粋に「いつ~が可能になるのか」と予想を聞きたいだけなら、When will you be able to…?と言うようにしましょう。

そうすれば、willは意思を含んだ言い方にならず、ただの未来形として機能します。

<便利な表現>
・When will you be able to finish?
(いつ終えることが可能ですか?)
・When will you be able to come to my birthday party?
(私の誕生日パーティーにいつ頃来られそう?)

20. バスでは行けません

△I will not go by bus.
((きっぱり)バスでは絶対に行きません)
〇I’d rather not go by bus.
(バスでは行けないのですが…)

【「行けない」と言うときの優しい表現】

他のページで触れた通り、willは単に未来のことを述べるだけでなく、自分の意思を示すときにも使えます。

そのため、否定形のwill not(won’t)には強く拒むような気持ちが出ます。

I will not go by bus.またはI won’t go by bus.と言うと、「バスでは絶対に行きません」の意味合いを帯びてしまいます。

特にI will not…は、反対の意見を主張する際によく用いられる表現で、目上の人に対して使うにはきつい印象になるので避けたほうがよさそうです。

こういった場合はI won’t be able to…のフレーズを使うのがよいでしょう。

あるいはさらに控えめな言い方をして、I’d rather not go by bus.(バスでは行けないのですが…)としましょう。

<比べてみよう1>
△I will not see him.
(彼とは会いません)
〇I’d rather not see him.
<比べてみよう2>
△I will not lie for you.
(あなたをかばう嘘はつきません)
〇I’d rather not lie for you.
(あなたをかばって嘘なんかつきたくないのですが…)
<比べてみよう3>
△We will not change rooms.
(部屋を替えるのはいやです)
〇We’d rather not change rooms.
(部屋を替えたくはないのですが…)

21. 何が良くなかったのかな?

Why don’t you like it?
(なんで気に入らなかったの?)
〇You didn’t like it?
(よくなかったかな?)

【なるべくwhyは使わない】

自分が提案したことなどに対して、相手の反応がイマイチだったら、その理由を聞きたいですよね?

理由を尋ねるときは、whyという問いに対してBecauseで答えるのが一般的、と認識している人は多いかもしれませんが、実はWhy…?を使った問いかけは、「なんでだ!?」と苛立ちを込めた印象になります。

言われた相手は責められたように感じてしまうことがあります。

さらにはプレッシャーを感じ、場合によっては非難されていると受け取ることがあるのです。

理由を聞き出すときには、なるべくwhyを使わないようにしましょう。

冒頭の例文のようにWhy don’t you like it?ではなく、You didn’t like it?(苦手だった?)と言えばよいのです。

また、Why did you say that?(なんでそんなこと言ったの?)の代わりに、You said that?(そう言ったの?)のような言い方であれば問題ありません。

また、なおbecauseですが、「忙しかったからです」と言いたいときも、Because I was busy.ではなく、単にI was busy.としたほうがソフトで自然な言い方になります。

<比べてみよう1>
Why did you do that?
(なんでそんなことしたの?)
〇You did that?
(そうしたのね?)
<比べてみよう2>
Why didn’t you go there?
(どうして行かなかったのよ?)
〇You didn’t go there?
(行かなかったの?)

22. 車で送ってあげる

△Shall I send you to the station?
(駅まであなたを使いに出しましょうか?)
〇Shall I give you a ride to the station?
(駅まで車でお送りしましょうか?)

【sendは人には使わないのが無難】

誰かを駅などまで車で送ってあげるのを申し出るとき、sendを使うと、別の意味になってしまうので、注意が必要です。

「送る」=sendと思い浮かべると思いますが、「特定の場所まで送る」という意味でsendを使う場合は、「もの」に対して使うことがほとんどです。

例えば、

I’ll send a birthday card to my grandma.
(おばあちゃんに誕生日カードを送ります)

人に対して使う場合は、ホテルのフロントの人がI’ll send someone up to look at it.(確認のために誰か行かせますね)と言うように「使いを出す」「派遣する」というイメージで使うのです。

【「送る」ではなく「車に乗せる」という表現にしよう】

誰かを車で送るときはgive someone a rideというフレーズを使います。

I can give you a ride to the airport.(空港まで送るよ)などと言えます。

また、drive someoneという表現もよく使いますので、合わせて覚えておきましょう。

<便利な表現>
・I could give you a ride to the station.
(駅まで乗せてくよ)
・Would you like me to drive you home.
(よければ自宅まで乗せていきましょうか?)
・I’ll drive you there.
(そこまで送るよ)

23. 心配しすぎだよ

△You’re sensitive.
(あなたは傷つきやすいのね)
〇You worry too much.
(あなたは心配しすぎよ)

【sensitiveでは言いすぎ】

明日のお出かけに「天気はどうなるんだろう」とか「今日は○○の帰りが遅いね」とか、何かにつけて心配ばかりしている人には思わず「気にしすぎ!」と言いたくなることがありますよね。

sensitiveは「人の言葉に対して傷つきやすい」「人からの評判を過剰に気にする」という意味がありますので、ここでYou’re sensitive.と言うと、「傷つきやすい人ですね」のニュアンスで伝わってしまいます。

「心配性」とは少し違いますね。

よく心配する相手にはworry too muchというフレーズを使いましょう。

これで「心配しすぎる」「気にしすぎる」の意味を表せます。

【「繊細で優しい」と褒めたいときは】

ちなみに、日本語でセンシティブと言えば、「繊細で優しい」という悪くないイメージがあるため、「あなた優しいのね」の意味でYou’re sensitive.と言ってしまう人も少なくありません。

その場合、正しくはYou’re sensitive to other’s feelings.と言います。

わかりやすく言えば、「人の気持ちに細やかな気配りができる」といった意味合いです。

<便利な表現>
・There’s no need to worry.
(心配の必要はありませんよ)
・I think it’s going to be okay.
(きっと大丈夫ですよ)
No worries!
(心配ないよ!)⇒カジュアルな表現

24. どうかしたの?

△What’s your problem?
(なんか文句あんのか?)
〇What’s the issue?
(どうかしたの?)

【problemとissue】

本来、What’s your problem?は文字通り「あなたの感じている問題は何ですか?」という意味だったのですが、最近日常会話でこのフレーズは違う意味で使われるようになっています。

相手のとった言動に対して、「何だよ、文句あんのか?」とけんか腰のニュアンスで使われることが多くなっているのです。

こういった険悪な会話を招きかねません。

A:I don’t care. Leave me alone.
(どうでもいいや。ほっとけよ)
B:What’s your problem? Did I do something wrong?
(文句あるのか?俺が何かしたか?)

実はproblemはある意味ではネガティブなひと言で、「深刻な問題」と考えられているのです。

I have a problem with him.と言えば、「彼との間に何か深刻な問題がある」ことを意味しています。

そこで、ここはproblemではなくissueを使うのがおすすめです。

I have an issue I need to discuss with him.であれば「彼との間に話し合わなければならない問題がある」というニュアンスになり、ネガティブなイメージはありません。

ただ、近しい人であれば、

Is everything okay?(大丈夫?)
Is something wrong?(何かあったの?)

のようなカジュアルな言い方でもよいでしょう。

<比べてみよう1>
△We’re having a problem with our products.
(我が社の商品に何か(深刻な)問題がある)
〇We’re having an issue with our products.
(我が社の商品には課題がありますね)
<比べてみよう2>
△He has mental problems.
(彼は精神の(深刻な)問題を抱えている)
〇He has mental issues.
(彼には精神的な問題がある)

25. 満足できた?

△Are you satisfied now?
(これで気が済んだ?)
〇Are you okay now?
(満足してもらえた?)

【皮肉交じりの「ご満足?」とならないために】

satisfyは「満足させる」を表す動詞です。

そのため、自分のした行為や置かれている状況について相手が満足しているかを聞くとき、そのままAre you satisfied?と言ってしまう人がいます。

確かにこれは満足しているかどうかについて尋ねる表現ではあるのですが、間違いを犯した相手に対して皮肉を込めて「これで気が済んだ?」と問い詰めるようなニュアンスになるので、使う場面によっては相手が怒り出す可能性もあります。

映画などでも、以下のようなシチュエーションでよく耳にするフレーズです。

I lost my job, my family and my money. Are you satisfied now? Huh?
((おまえのせいで)仕事も家族も財産も失ったよ。これで満足か?)

相手が満足しているかどうかを聞くときは、Are you okay now?やIs everything okay now?などがおすすめです。

親しい相手であればAre you cool?(これでいい?)のような言い方も使われます。

<便利な表現>
・Are you okay with this?
(これで大丈夫?)
・Do you think it’ll be okay?
(これで大丈夫でしょうか?)
・Do you think this proposal is okay?
(この企画書で大丈夫だと思いますか?)

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