日本人が迷う微妙なニュアンスの英語

日本人が迷う微妙なニュアンスの英語

1. trip、travel、journeyの違い

①trip「(短めの)旅行」

英語で「旅行、旅」を意味する単語は、trip、travel、journeyと3つありますが、それぞれ、使われる状況が異なります。

tripは、娯楽やビジネスなど、「何かの目的のためにどこかへ行って、戻ってくる」という意味の名詞として使われます。

基本的に、「短期間の旅行」というニュアンスがあるので、1泊の温泉旅行や、連休に出かける国内・海外旅行などを表すときに使いましょう。

「~へ旅行する」=go on a trip to~ / take a trip to~

・「出張」=business trip
・「遠足、社会見学」=field trip
・「修学旅行」=school trip

Have a safe trip!は、これから旅行へ行く人に言う決まり文句で、日本語の「行ってらっしゃい」に相当します。

<例文>
・We are going on a trip to Okinawa.
(沖縄へ旅行に行きます)
・How was your trip?
(旅行はどうでしたか?)
・I’m going on a business trip next week.
(来週、出張に行きます)

②travel「(一般的に)旅行する」

travelは「一般的な旅行」を指し、日常会話では基本的に動詞として使われます。

長期間の旅行や海外など、「どこか遠くへ旅をする」というニュアンスが含まれます。

また、My hobby is to travel.(趣味は旅行です)やI love to travel.(旅行が大好きです)のように、趣味を表すときはtravelが使われます。

travelは本来、「ある場所から他の場所へ移動する」という意味です。

例えば、Brian travels a lot for work.(ブリアンは仕事でいろいろな所へ行きます)といった具合です。

ですから、「旅行はどうでしたか?」と尋ねる場合に、How was your travel?とは言いません。

How was your trip?と言うので注意しましょう。

<例文>
・Do you like to travel?
(旅行は好きですか?)
・We are going to travel to Southeast Asia for a few months.
(数ヵ月間、東南アジアを旅行します)
・You should travel as much as you can in your twenties.
(20代の間に、できる限り、いろいろな所へ旅行したほうがいいですよ)

③journey「(長い)旅」

journeyは、基本的に「ある場所から他の場所への移動期間」を指し、名詞として使われます。

旅行の移動時間を表すときに使われることが多いです。

また、日常会話では、「旅行」というより日本語の「旅」に相当する表現になります。

「旅から得る教訓・成長・進歩など、結果ではなくプロセスを重視する」といった意味の比喩的な表現です。

<例文>
・How long did you your journey take?
(たどり着くまでにどれくらいかかりましたか?)
・Life is a journey.
(人生とは旅である)
・It’s about the journey, not the destination.
(重要なのは目的地ではなく、道のりである)

2.「持って行く」はbring?take?

①bring「(話し手/聞き手の入る場所へ)持って行く」

話し手/聞き手のいる場所へ何かを持って行ったり、誰かを連れて行ったりするときはbringを使います。

例えば、友達の家で開かれるホームパーティーへ行くときに、友達に電話で「ケーキを持って行くね」という場合は、I’ll bring a cake.です。

bringを「持ってくる」、takeを「持って行く」と覚えている人が多いようですが、状況によっては、bringが「持って行く」という意味を表す場合があることに注意しましょう。

自分のいるところに持ってきてもらう場合はbring me~を使う。

<例文>
・I’ll bring my dogs in the afternoon.
(午後に犬を連れて行くね)
・Can you bring me a cup of coffee?
(コーヒーを持ってきてくれますか?)
・This restaurant is amazing. Thanks for bringing me here.
(このレストラン最高!連れてきてくれてありがとう)
・Can I bring my kids with me?
(子供たちを一緒に連れて行ってもいいですか?)

②take「(話し手/聞き手のいない場所へ)持って行く」

話し手/聞き手がいる場所から別の場所へ何かを持って行ったり、誰かを連れて行ったりするときはtakeを使います。

例えば、ホームパーティーで料理が余ったという場合、来てくれた友達に残った食べ物を持って帰りたいか尋ねるときは、Do you want to take some food home?です。

話し手/聞き手以外の人のところへ持って行くときはtake~to someoneとなります。

<例文>
・I’ll take my camera to the beach.
(ビーチにカメラを持って行くね)
・I’ll take you home.
(あなたを家に連れて帰りますよ)
・Can you take this to Mike?
(これをマイクのところへ持って行ってくれる?)
・I’m taking the kids to the park.
(子供たちを公園に連れて行きます)

3.「借りる」「貸す」とborrow、lend

①borrow「(自分が誰かに)借りる」

周囲の人から一時的に何かを(無料で)借りる場合は、borrowを使います。

自分が相手に貸すのではなく、相手から「借りる」ことがポイントです。

borrow=take(ある期間受け取る)と覚えます。

文にする場合は、次の形で覚えると便利です。

「borrow+物+from+人」「borrow+物+from+場所」

相手が持っているものを借りてもいいか尋ねる場合は、Can I borrow your~?(~を借りてもいいですか?)と言います。

<例文>
・He borrowed a pen from Jason.
(彼はジェイソンからペンを借りました)
・I borrowed this book from the library.
(この本は図書館で借りました)
・Can I borrow your computer?
(パソコンを借りてもいいですか?)
・Can I borrow your shirt?
(シャツを借りてもいいですか?)
・Can I borrow 10 bucks?
(10ドル借りてもいいですか?)
※お金の場合はyourをつける必要はありません。buckは「ドル、1ドル」を表す口語表現です。

②lend「(自分が誰かに)貸す」

borrowとは逆に、自分が周囲の人に一時的に何かを(無料で)貸す場合は、lendを使います。

相手に借りるのではなく、自分が何かを「貸す」ことがポイントです。

lend=give(一定の期間使わせてあげる)と覚えます。

文にする場合は、次の形で覚えると便利です。

「lend+物+to+人」「lend+人+物」

<例文>
・I lent my iPad to my younger brother.
(iPadを弟に貸しました)
・He lent his bag to his co-worker.
(彼は同僚にカバンを貸しました)
・She lent him money.
(彼女は彼にお金を貸しました)
・Lend me your hat.
(帽子を貸して)

4. studyとlearnの使い分け

①study「(知識や情報を得るために)学習する」

studyは、本や教材、または学校の授業などを通して知識や情報を得ようとする行為を意味します。

つまり、知識・情報を得るための1つの手段とも言えるでしょう。

ポイントは、勉強するという行為そのものを指し、勉強したことが身についたかどうかは関係ないことです。

例えば、高校時代に英語を学校で勉強したのに、まったくできない・わからない場合は、I studied English in high school but I didn’t learn anything.と言うことができます。

<例文>
・I studied English for three hours today.
(今日、英語を3時間勉強しました)
・I am studying to become a lawyer.
(弁護士になるために勉強中です)
・When you are living abroad, you should study less and experience more.
(海外で暮らしている間は、勉強時間を減らし、より多くのことを体験したほうがいい)

②learn「(学習や経験を通して)知識や技術などを身につける」

learnは、勉強や練習、または誰かの教えを通して知識や技術を身につけることを意味します。

勉強や練習をする過程はどうであれ、その成果として知識やスキルが身につくことがポイントです。

つまり、I’m studying English.は、英語力が身についているかどうかわからないけれど、「英語を勉強している」という行為・過程を指すのに対し、I’m learning English.は英語力が実際に身についているという意味で、「英語を学んでいる」と言うときに使われます。

楽器の演奏、調理法、車の修理の仕方など技術的なことを身につける場合は、learn how to~がよく使われます。

長期的に何かを覚える(または暗記する)場合に、memorizeでなくlearnが用いられることもあります。

learn from mistakes(失敗から学ぶ)のように、「経験」を通して何かを理解できるようになる意味としても使われます。

<例文>
・I want to learn English.
(英語を学びたいです)
・I’m learning how to play the piano.
(ピアノの弾き方を習っています)
・I’m having a hard time learning my student’s names.
(生徒の名前を覚えるのに苦労しています)
・You can study without learning anything and learn without studying anything!
(勉強しても何も学べないこともあれば、まったく勉強せずに学べることもあります)

5. pick、choose、selectの使い分け

①pick「(深く考えないで)選ぶ」

対して重要ではないことを、深く考えず、直感的に選ぶ場合はpickを使って表現します。

例えば、マジシャンが客にトランプのカードを1枚選んでほしいと頼むときは、pick a card.を使います。

<例文>
・Just pick any color. It doesn’t matter.
(どの色でもいいから選んで。たいしたことじゃないから)
・Pick a number from 1 through 10.
(1から10の中から、1つだけ数字を選んでください)
・Can you pick a shirt for me?
(何でもいいからシャツを1枚選んでくれる?)

②choose「(よく考えて)選ぶ、選択する」

chooseは、「与えられたすべての選択肢をしっかり検討したうえで物を選ぶ」というニュアンスがあり、ネイティブの日常会話でも頻繁に耳にする表現です。

例えば、彼女の誕生日プレゼントを選ぶ場合などは、chooseを使って表します。

chooseはpickやselectの代わりとしてよく使われます。

<例文>
・Can you help me choose a birthday gift for my girlfriend?
(彼女の誕生日プレゼントを選ぶのを手伝ってくれない?)
・I chose UCLA because it’s close to home.
(実家に近いのでUCLAにしました)
・I can’t choose. There are too many choices!
(選択肢が多すぎて選べないよ!)

③select「(慎重に)選ぶ、選出する」

selectは、すべての選択肢の中からベストなものを選ぶときに使われます。

chooseよりさらに「慎重に選ぶ」というニュアンスが強く、かつフォーマルな言い方です。

例えば、多数の志願者の中から数名だけを選ぶ場合などは、selectを使って表します。

基本的に選択肢が3つ以上ある状況で使われます。

受動態で使われることが多いです。

select at randomやrandomly selectedは「無作為に選ぶ」ことを意味します。

<例文>
・Joshua was selected as the team leader.
(ジョシュアがチームリーダーとして抜擢されました)
・That school was selected as one of the five best language schools in Tokyo.
(あの学校は、東京の優秀な語学学校ベスト5に選出されました)
・Students are selected at random to volunteer at the library.
(図書館のボランティアは、生徒の中から無作為に選ばれます)

6.「訂正」「修正」「変更」の表現

①revise「(間違いを)訂正する」

reviseは、基本的に、原稿や資料、レポート、見積もりなどの「書類」を修正するときに使われます。

ある書類を一通りチェックして、「間違っている箇所を書き直したり、不十分な内容を補足したりする」というニュアンスです。

書類などの「間違いを訂正する」というときに使います。

基本的に文章をすべてチェックし、訂正が必要な箇所を書き直すことを表す場合に使います。

その他、「新しく学んだことを基に、自分の意見や考えを変える」という意味でも使われます。

<例文>
・Can you revise my essay?
(私の小論文を修正してもらえますか?)
・Attached is the revised annual report.
(修正した年次報告書を添付しました)
・We may have to revise our policy.
(方針を考え直す必要があるかもしれません)

②modify「(部分的に)修正(変更)する/改善する」

modifyは、基本的に、原稿やレポートなど書類の修正ではなく、どちらかと言うと、テクノロジー、デザイン、機械の機能などの一部を修正するときに使われます。

大きな変更ではなく、「昨日や状態をよりよくするために若干変更を加える、改良する」というニュアンスです。

例えば、「システム設定を修正しました」は、I modified the system setting.と表します。

依頼や状況に合わせて「何か」に一部修正を加え、改善する場合に使います。

例外として、「契約書の一部を変更する」というときにも使う。

<例文>
・The design on your website has been modified.
(ウェブサイトのデザインを修正しました)
・I modified the computers per your request.
(依頼通り、パソコンを修正しました)
・I’d like to modify the contract before signing it.
(契約を結ぶ前に、一部を変更したいです)

③change「(完全に)変える、変更する」

一般的な意味の「変える」に相当する単語がchangeです。

「オリジナルのものを別のものにガラッと変える」というニュアンスが含まれます。

例えば、課題を変える、デザインを変える、コンセプトを変えるなど、オリジナルのものに基づいて一部を修正するのではなく、「まったく新しい別のものに変えてしまう」という意味で使われます。

changeの前に副詞を加えることで、変更の度合いを示すことができます(slightly change(少しだけ変える)、significantly changed(大きく変更された))。

<例文>
・I think you need to change the topic of your essay.
(小論文のテーマを変えた方がいいと思います)
・You should change your language settings to English.
(言語設定を英語に変えたらどうですか?)
・I slightly changed the layout.
(レイアウトを若干変更しました。)

7. hopeとwishの使い方は同じ?

①hope「可能性がある願望」

一般的にhopeは、必ずしも望み通りにはいかないかもしれないけれど、期待や願望が実現する可能性は十分あり得る場合に使われます。

例えば、週末に友達とBBQを予定していて、「週末、晴れるといいね」という場合は、I hope it’s sunny this weekend.です。

晴れる可能性は十分あるので、ここではhopeを使うわけです。

hopeの後は、基本的に動詞の現在形を使った文が続きますが、未来形(will)で表しても間違いではないです。

I hope it will be sunny this weekend.(今週末、晴れるといいね)

hopeの後ろに続く文で動詞の過去形が使われることはあまりありませんが、「気になっている物事の状況や成り行きを見守る」というニュアンスで使われることがあります。

I hope she made it home safely last night.(昨晩、彼女は無事に帰れたのならいいのですが)

<例文>
・I hope you pass your test.
(試験に合格するといいですね)
・I hope everything works out.
(すべてうまくいくといいですね)
・I hope the beach is not crowded tomorrow.
(明日、ビーチが混んでないといいですね)
・I hope she finished the marathon yesterday.
(昨日のマラソンで、彼女が完走したのならいいのですが)

②wish「可能性の低い/不可能な願望」

wishは、期待や願望の実現が難しかったり、不可能だったりする場合に使われます。

例えば、週末に友達とBBQをするはずだったのに、当日は大雨で中止になった場合、I wish it was/were sunny.(晴れていたらなあ)と言えます。

すでに雨が降っていて、その雨がやむ可能性は低いので、ここではwishを使うのです。

なお、文法上、wishの後に続く文で使われるbe動詞はwereとするのが正しいですが、最近は、主語がI/he/she/itの場合はwasを使うことが一般的です。

会話ではどちらを使っても問題ありません。

◎未来の話をする場合
「wish+would+動詞の原形」:I wish he would stop smoking.(彼がタバコをやめてくれるといいのにね)
「wish+could+動詞の原形」:I wish you could come with us.(私たちと一緒に来られるといいのにね)
◎現在(現時点)の話をする場合
「wish+過去形」:I wish I spoke Chinese.(中国語を話せたらいいのになあ)
「wish+過去進行形」:I wish it weren’t/wasn’t raining right now.(雨が降ってなければよかったのになあ)
◎過去の話をする場合
「wish+had+過去分詞」:I wish I had studied harder.(もっとがんばって勉強すればよかった)
「wish+could have+過去分詞」:I wish I could have been there.(そこにいられたらよかったのになあ)
◎その他
I wish you a happy birthday.(お誕生日おめでとうございます)のように、おめでたいことを祝ったり、I wish you every happiness.(ご多幸をお祈りします)のように、相手の幸運を祈ったりする場合にもwishが使われ、基本的にI wish you~.の形になります。

<例文>
・I wish it would stop raining.
(雨がやんだらいいのになあ)
・I wish I could understand what he’s saying.
(彼が言っていることを理解できたらいいのになあ)
・I wish I had a lot of money.
(お金持ちだったらいいのになあ)
・I wish I had an older brother.
(お兄ちゃんがいたらよかったなあ)

8. worryとconcernはどう違う?

①worry「心配する」

worryもconcernも、日本語に訳すと「心配する」ですが、worryはどうなるかわからないことに対して、「解決策を探すのではなく、ただ心配するだけ」というニュアンスが含まれ、心に苦痛を感じてしまうような、ネガティブな意味合いが込められています。

例えば、海外旅行の計画を立てている最中に、友達が「海外で病気になったらどうしよう。治安もよくないみたいだし、強盗にあうかも。英語もしゃべれないし…」と解決策のない心配をするような状況では、worryが使われます。

「ただ心配するだけで解決策を探さず、行動を起こさない」という、ネガティブなニュアンスがあります。

<例文>
・Stop worrying about the things you cannot control.
(自分でコントロールできないことを心配するのはやめなさい)
・My dog is very sick, I’m worried.
(私の犬は重病で、とても心配です)
・She always worries about what people think about her.
(彼女はいつも、周りからどう思われているかを心配しています)

②concern「心配する」

concernには、「心配していることが起こらないように適切な対策を講じる」というニュアンスが含まれます。

特に、重要な決断を下す際、「~が心配だから、…をする」のように、悪い結果にならないように行動を起こすという、ポジティブな意味合いが込められています。

例えば、公園でのBBQを予定している日に、降水確率が40%だとします。

そのとき、I’m concerned about the weather. Let’s come up with a backup plan just in case.(天気が少し心配なので、念のため、代替案を考えておきましょう)というふうに言えます。

「解決策を見つけて対策を講じる」という、ポジティブなニュアンスがあります。

心配する気持ちはあるが、精神的な苦痛というほどではありません。

ビジネスの場では、worryよりconcernが好まれます。

<例文>
・I’m concerned about Lisa. Let me give her a call and see if she’s OK.
(リサのことが心配だな。大丈夫かどうか電話してみよう)
・Recently, I’m a little concerned about my weight. I should go on a diet.
(最近、体重が気になっているんだよね。ダイエットした方がいいかも)
・I’m concerned but not worried. We’ll figure out a solution.
(ちょっと心配はしているけど、大丈夫だよ。必ず解決策を見つけるから)

9. worry aboutとbe worried aboutの違い

①I worry about~「~が(普段から)心配だ」

普段から常に心配していることを表す場合は、I worry about~を使います。

例えば、母親は自分の子供を常に心配しているものです。

子供が元気でいても、成績がよくても、すべてがうまくいっていてもなお、心配するでしょう。

このような母親の気持ちは、I worry about my kid.になります。

文末に、all the timeを加える人もいます。

all the timeは、「いつも」という意味なので、I worry about~all the time.は「~をいつも心配している」になります。

「~のことを(常に)心配している」=I worry about~

<例文>
・I worry about you.
(私はあなたのことを常に心配しています)
・I worry about the future all the time.
(将来のことをいつも心配しています)
・I worry about everything.
(私は心配性です)

②I’m worried about~「~が(今)心配だ」

今、心配している具体的なことを表す場合は、I’m worried about~を使います・

例えば、「ペットの猫が病気で心配だ」は、I’m worried about my cat.と言います。

飼っている猫を、普段から常に心配しているのではなく、病気にかかっていることに心を痛めているので、「今、心配している具体的なこと」になります。

「~のことを(今)心配している」=I’m worried about~.

<例文>
・John got fired again? I’m worried about him.
(ジョンはまたクビになったの?彼のことが心配だな…)
・I went for my yearly checkup yesterday. I’m worried about the result.
(昨日は年1回の健康診断に行きました。結果が心配です)
・I’m worried about my presentation tomorrow.
(明日のプレゼンが心配だな)

10.「まじめな人」を英語で言うと?

【ポジティブな印象】

①honest「正直な(人、正直者)」

英語で「まじめな人」と言うとき、表現の仕方がいくつかあり、どういう点でまじめなのかによって、ポジティブな言い方とネガティブな言い方を使い分けます。

honestは、何事にもまっすぐで嘘をつかず、規則やルールをしっかりと守る人を表します。

いい意味での「バカ正直」な人をイメージすればわかりやすいでしょう。

正直で信頼でき、かつ頼れる人のことはtrustworthyと表現します。

<例文>
・I like guys that are honest.
(正直な男性がタイプです)
・I’m looking for an honest person.
(まじめな人を探しています)
・He is honest and trustworthy.
(彼は正直で信頼できる人です)

②genuine「素直な(人)」

もともと「本物の」という意味の形容詞で、宝石やブランド品などが本物であるという場合にも使われますが、人の性格について言う場合は、言動や感情表現に偽りがなく、本心・本音で人と接する裏表のないタイプを指します。

とてもフレンドリーな性格で、個人的には、大阪人のようなタイプをイメージするとわかりやすいかなと思います。

sincereも同じ意味です。

<例文>
・I like girls that are genuine.
(素直な女性がタイプです)
・I’m looking for someone that’s genuine.
(素直な人を探しています)
・She is genuine and sincere.
(彼女は裏表のない人間です)

③faithful「誠実な・忠実な(人)」

人を裏切らず、浮気もず、何事にも真心を尽くすような、誠実で忠実な人を表します。

「どんなにつらく困難な状況に置かれても、相手を信じて最後までサポートする」といったニュアンスが含まれます。

loyalも同じような意味です。

<例文>
・He has been very faithful.
(彼は私を裏切ったことはありません)
・He is faithful to his wife.
(彼は浮気をしない人だね)
・You need someone that is loyal and faithful.
(浮気をしない誠実な人を見つけないとね!)

【ネガティブな印象】

①serious「まじめな/生まじめな(人)」

一般的にseriousを使って人の性格を表現すると、何事も慎重にとらえ、真剣に受け止める人、またはあまり笑わない人を指し、「まじめな」というより「生まじめな」というニュアンスです。

あまりにもまじめすぎて、一緒にいてもつまらない人という印象が強いです。

tooやsoをseriousの前につけると「まじめな」をさらに強調します。

類似表現に、no-nonsense kind of personがあり、ポジティブなニュアンスで無意味なことを許さない人のことを指します。

リーダーやトップに立つような人の性格を表す際によく使われます。

<例文>
・He is nice but a little too serious.
(彼は優しいけど、ちょっと生まじめかな)
・Tom seems serious but he’s actually pretty funny.
(トムはまじめに見えるけど、実は意外と面白い人だよ)
・My boss is a no-nonsense kind of person.
(私の上司は無意味なことを許さない人です)

②square「生まじめな/頭の固い人」

本来は、正直で忠実、そして堅苦しい人を指すスラングでしたが、最近では、伝統にこだわりすぎて変化を受け入れない人、考え方が保守的で頭が固い人、興味の対象やファッションが古くさいなど、融通が利かず面白くない人を表す単語(形容詞、名詞)として使われています。

この表現から、Be there or be square.(つまらない人になりたくなかったら、絶対に来てね)のフレーズができました。

<例文>
・He is such a square.
(彼は全然面白くない人だね)
・My co-worker is such a square.
(私の同僚は本当に頭が固い)
・Be there or be square!
(つまらない人になりたくなかったら、絶対に来てね!)

11. 深刻度で使い分ける「悩む」と「迷う」

【カジュアルな悩み・迷い】

①I wonder if I should~.「(何をするべきか)悩む、迷う」

何かに悩んだり迷ったりするときに使われる、とても日常的なフレーズです。

特に、悩んでいることや迷ってることが、そんなに深刻ではない場合に使われます。

例えば、買い物で、白か黒のどちらのシャツを買うか迷っているとき、I wonder if I should get the white shirt or the black one.と表現します。

I wonderをI’m wonderingに置き換えて、I’m wondering if I should~.と言うこともできます。

意味とニュアンスはまったく同じです。

悩んでいる対象(2つの選択肢)を明確に示したい場合は、orを必ず使います。

I wonder if I should+動詞の原形+A or B(AかBで悩んでいます)

本来は文末にor (not)が入りますが、会話ではよく省略されます。

例えば、パーティーに誘われたが行くかどうか悩んでいるときは、I wonder if I should go to the party (or not).と表す。

ifの代わりに、who、what、where、when、why、howを使うこともできます。

<例文>
・I wonder if I should buy one or two.
(1個買うか、2個買うか迷っています)
・I’m wondering if I should call him.
(彼に電話するかどうか悩んでいます)
・I wonder what I should bring.
(何を持って行くか迷っています)

②I don’t know if/what/whether~.「(どうしていいか)わからない、悩む、迷う」

カジュアルな迷い・悩みでも深刻な悩みでも使える便利なフレーズで、「どうしよう?」と迷ったり悩んだりする気持ちを表します。

先に紹介したI wonder if I should~.は、「どうしようかな」と気軽に迷いや悩みを示すのに対し、この表現は「どうして(どちらにして)いいかわからない」のように、「何かを決断できずに困っている」というニュアンスがあります。

◎似たような意味のフレーズ
物事が明確でないとき:I’m not sure~.
物事を決断できないとき:I can’t decide~. / I can’t make up my mind~.

<例文>
・I don’t know what to do.
(どうしたらいいかわからないんです)
・I can’t decide where to go.
(どこへ行くか迷っています)
・I can’t make up my mind what to order.
(何を注文すべきか悩んでいます)

【深刻な悩み・迷い】

①I have a dilemma.「悩み事がある」

日本語でもよく耳にするdilemma(ジレンマ)。

英語では、問題の解決策のどれもが望ましくない状況を表します。

基本的には2つの選択肢がある状況で使われますが、必ずしも2つとは限りません。

「困難な状況に陥り、解決策が見いだせずに苦しむ」というニュアンスがあります。

例えば、仕事のdilemmaはよくあることです。

今働いている会社は、安定した給料をもらえるけれど、残業が多く、自分にとってやりがいのない憂鬱な仕事であるとします。

そんな中、設立してまだ間もない不安定な会社で、給料は今の半分になるけれど、残業もなく、自分の能力が発揮できる理想の職種への転職のチャンスが訪れたら…?

家族を養わないといけない…だけど、今の仕事は続けたくない…どうしよう…と思い悩むような状況が、dilemmaです。

I have a dilemma.(悩み事がある)は決まり文句で、こう切り出した後に具体的な悩みを伝えます。

haveをbe faced withに置き換えてもOKです。

I’m faced with a dilemma.

<例文>
・Do you have a minute? I have a dilemma.
(ちょっといい?悩み事があるんだよね)
・We are faced with a terrible dilemma.
(我々は、非常に厄介な悩みに直面しています)
・I’m going through a dilemma right now. I seriously don’t know what to do.
(今、大きな悩み事を抱えています。正直どうしていいかわかりません)

②I’m having second thoughts about~.「~について悩んでいる、迷っている」

second thoughtsを直訳すると「2番目の考え」となり、一度決めたことを考え直すことを示す表現です。

すでに「最初に」決断したことが、本当にベストな決断だったのか考え直すというような状況で使われます。

<例文>
・I’m having second thoughts.
(考え直しています)
・I’m having second thoughts about moving to L.A.
(ロサンゼルスに引っ越すか悩んでいる)
・Are you having second thoughts about taking that job offer?
(あの仕事の依頼を受けようか悩んでいるの?)

③I’m torn between A and B.「AとBのどちらにしようか(板挟みになって)迷う、悩む」

tornはtearの過去分詞形で、本来「裂け目、割れ目」を意味し、be torn betweenで何かの板挟みになって悩んだり迷ったりしていることを表します。

特に、2つのうちどちらを選ぶべきかで「心が引き裂かれそう」な悩みを表現するときに使います。

例えば、サッカーの試合のチケットが2枚手に入り、親友のAさんとBさんのどちらを連れて行こうかと悩む状況では、I’m torn between taking A or B.となります。

基本的に、be torn betweenの後ろには動詞~ingが続きます。

<例文>
・I’m torn between taking Andrew or Mike to the baseball game.
(アンドリューとマイクのどちらを野球の試合に連れて行くか迷っています)
・I’m torn between helping him or not.
(彼を助けてあげようか迷っている)
・I’m torn between traveling to Asia or Europe.
(アジアを旅行するか、ヨーロッパを旅行するかで悩んでいます)

【その他の決まり文句】

What’s bothering you?「何を悩んでいるのですか?」

本来botherは、「イライラする」や「気になる」という意味で、このフレーズは、相手に悩み事があるか尋ねる場合によく使われる決まり文句です。

◎同じ意味で使われる決まり文句
相手が何か不満や問題を抱えていると察したとき:What’s wrong?
相手が考え事をしていると察したとき:What’s on your mind?

<例文>
・Is something bothering you.
(何か悩み事があるの?)
・What’s wrong? Is everything OK?
(何か問題でもあるの?大丈夫?)
・Are you OK? What’s on your mind?
(大丈夫?悩みでもあるの?)

12. How about~?とWhat about~?の差

【How about~?が好まれる状況】

How about going to the beach?「海に行きませんか?」

同じような意味のフレーズに見えるHow about~?とWhat about~?ですが、実は微妙なニュアンスの違いがあります。

相手に何かを提案したり誘ったりするときに使われるのが、How about~?です。

You/We should~.やWhy don’t you/we~?と同じような意味ですが、How about~?は「人の意見や考えに耳を傾ける姿勢を持つ」というニュアンスが含まれます。

「How about+名詞/動詞~ing…?」の形で使います。

<例文>
・How about dinner tonight?
(今夜、食事はいかがですか?)
・How about meeting tomorrow?
(明日、打ち合わせをしませんか?)
・How about next Monday?
(来週の月曜日はどうですか?)

【What about~?が好まれる状況】

①What about your English lesson?「英語のレッスンはどうするの?」

会話で未解決の問題や潜在的な問題の対応を確認するときにWhat about~?がよく使われます。

「~はどうする?」というニュアンスです。

例えば、週末に家族と旅行に行くことになり、旅行中の計画はしっかりとできているのに、不在中にペットの猫の面倒を見る人の手配を忘れていたとします。

そのことを指摘するのに、What about our cat?(猫はどうするの?)というふうに言います。

「What about+名詞」の形で使います。

<例文>
・What about the cat? Are we going to get a rental car?
(車はどうしますか?レンタカーを借りるのですか?)
・What about the cups and plates? Who’s bringing them?
(コップと皿はどうする?誰が持っていくの?)
・What about the meeting tomorrow? Are you going to call it off?
(明日のミーティングはどうしますか?キャンセルしますか?)

②What about Matt?「マットは?」

特定の人や物が、イベントや商品、サービスなどにセットとして含まれているかどうか尋ねるときに使われます。

例えば、週末にスキーに行くとします。

そのとき、他の友達について「マットは来ないの?誘っていないの?」などと尋ねる際に、What about Matt?になります。

「What about+名詞(人や物の名前)?」の形で使います。

<例文>
・What about Tracy? Did you invite her?
(トレイシーは?誘ったの?)
・What about breakfast? Is it included?
(朝食は?付いていますか?)
・What about our manager? Is he coming?
(マネージャーは?彼も来るのですか?)

【両方が使われる状況】

How/What about you?「あなたは?」

How/What about you?は、自分の考えや意見、計画などを述べた後に、「あなたはどうですか?」と相手の考えや意見を訪ねるときの決まり文句です

また、同じ質問を相手に聞き返すときにも使われます。

わかりやすい例でいうと、How are you doing?(調子はどう?)と聞かれて返事をした後に、How/What about you?(あなたはどう?)と聞き返す、という具合です。

<例文1>
A:What are you doing this weekend?
(今週末の予定は何ですか?)
B:I’m just going to relax at home. How (What) about you?
(家でゆっくりするだけですよ。あなたは?)
<例文2>
A:What do you do?
(お仕事は何ですか?)
B:I’m an English teacher. How (What) about you?
(英語の先生です。あなたは?)
<例文3>
A:What is your favorite sport?
(一番好きなスポーツは何ですか?)
B:Basketball is my favorite sport. How (What) about you?
(一番好きなスポーツはバスケットボールです。あなたは?)

13. soとveryの使い分け簡単ルール

soとveryは両方とも、日本語で「とても」を意味しますが、使い方が若干異なります。

ちょっとしたニュアンスの違いなので、あまり考えすぎる必要はなく、使い分けるルールも簡単です。

①so「とても」

soは基本的に、相手がすでに知っていることや当然の情報について話すときに使われます。

また、純粋な感情を含み、親しみを感じさせるニュアンスがあるので、友達や同僚など関係が近い人に対して使われる傾向があり、インフォーマルな表現です。

②very「とても」

veryは基本的に、相手が知らないことや新しい情報を伝えるときに使われます。

スピーチや面接など、フォーマルな場で使われる傾向があります。

<例文1>
・It’s so hot today.
(今日はとても暑いですね)
※その場に居合わせている人に使うイメージ。
・It’s very hot in Japan.
(日本はとても暑いです)
※日本に住んでいない人、言ったことなない人に対して言うイメージ。
<例文2>
・I’m so tired.
(とても疲れています。)
※職場の同僚など、話し手が疲れていることをわかっている相手に言うイメージ。
・I’m very tired.
(とても疲れています)
※話し手が疲れていることを知らない相手から、How are you?とあいさつされた時などに返事をするイメージ。
<例文3>
・That movie was so funny!
(あの映画、本当に面白かったね)
※一緒に映画を見た相手や、その映画をすでに見た人に言うイメージ。
・That movie was very funny!
(あの映画は本当に面白かったよ)
※まだ映画を見ていない人に言うイメージ。
<例文4>
・Thank you so much for helping out today.
(今日は手伝ってくれてどうもありがとう!)
※友達に対して使うイメージ。ここでveryを使うとやや固いです。
・Thank you very much for your time.
(お時間を割いていただき誠にありがとうございました)
※ビジネスの場で使うイメージ。ここでsoを使うとフレンドリーすぎます。

14. some time、sometime、sometimesの違い

①some time「しばらく(の間)、ある程度の時間」

some timeは、「しばらく(の間)」や「少しの間」を表現するときに使います。

long time(長い間)と似たような意味があり、long timeほどではありませんが、「ある程度長い時間」を意味します。

例えば、「パソコンを直すのにしばらく時間がかかります」は、It’s going to take some time to fix your computer.と言います。

「しばらく前から~を考えていた」「だいぶ前から~が欲しかった」のように言いたい場合は、quite some time (now)を使う。

その他、find some time to~は「時間を作って(見つけて)~する」、spend some time with~は「~と一緒に時間を過ごす」を意味します。

<例文>
・He’s been living in Paris for some time now.
(彼はしばらくの間、パリに住んでいます)
・I’ve been thinking about changing my job for quite some time.
(かなり以前から転職を考えていました)
・I need to find some time to study English.
(英語の勉強をする時間を作らないといけない)

②sometime「(将来の)いつか」

sometimeは、漠然とした未来を表し、「(将来の)いつか」という意味です。

例えば、具体的な日付は未定だけれど「来週中に食事をしよう」と友達に言う場合は、Let’s have dinner sometime next week.になります。

「近いうちに」はsometime in the (near) futureやsometime soonと表現する。

some timeと2語で表してもOK。

<例文>
・I’m planning on going to Japan sometime next year.
(来年のいつか日本へ行く予定です)
・Let’s get together sometime soon. I haven’t seen you in quite some time now.
(近いうちに会おうよ。しばらく会ってないよね)
・We are going to go snowboarding sometime in January. Do you want to come?
(1月中にスノーボードに行く予定だけど、一緒に来る?)

③sometimes「時々、たまに」

sometimesは、「時々」や「たまに」を意味します。

しかし、語尾のsを入れ忘れて、sometimeと表現している人をよく見かけるので注意しましょう。

文頭か文末で使われることが多いです。

<例文>
・Sometimes, I meditate in the morning. It helps me focus.
(時々、朝に瞑想します。集中力を高める効果があるんです)
・Sometimes, I like to spend some time alone.
(時々、1人の時間が好きです)
・My girlfriend really drives me crazy sometimes.
(たまに彼女にイライラさせられます)

15. willとbe going toの適切な使い方

【willの用法】

①その瞬間に決断するとき

会話の最中、その場で未来のことを決めるときはwillを使います。

例えば、会社で同僚がまだ出勤しておらず、電話をするように上司から頼まれたとします。

その返事として、I will call him right now.(彼にすぐ電話します)と言えます。

同僚に連絡することは、話しているその場で決めたことなので、willを使って表します。

<例文1>
A:We are out of eggs.
(卵がもうありません)
B:OK. I’ll go and get some eggs from the grocery store.
(わかりました。スーパーに卵を買いに行きます)
<例文2>
A:Can someone answer the phone?
(誰か電話に出てくれますか?)
B:I’ll get it.
(私が出ます)
<例文3>
A:Do you want a small or a medium?
(SサイズとMサイズのどちらにしますか?)
B:I’ll take a small.
(Sサイズをお願いします)

②未来の出来事に確信を持って言うとき

未来に起こる出来事について、確信や自信を持って発言するときにもwillが使われます。

例えば、明日雨が降る確率が90%と予報されている場合は、It will rain tomorrow.(明日は雨が降ります)、プロ野球でジャイアンツが今日の試合に勝つという自信がある場合は、The Giants will win the game today.と言います。

確信度がより高い場合は、「きっと」「絶対に」という意味のI’m positiveやI’m sureなどを文頭に置きます。

確信度が低い場合は、「たぶん」「おそらく」を表すprobablyやI think、I hopeなどを組み合わせて使います。

<例文>
・The sun will set at 7:01 PM today.
(今日の日の入りは午後7時1分です)
・I’m sure you’ll get along with her.
(彼女と絶対に気が合いますよ)
・He will probably call in sick today.
(今日、彼はおそらく、病気で休むと連絡するでしょう)

③提案や依頼、約束をするとき

「~してくれますか?」と依頼したり、「~しますよ」「~はいかがですか?」とオファーしたりするときにも、willを使います。

例えば、「迎えに来てくれますか?」とお願いするときはWill you pick me up?、「迎えに行きますよ」はI will pick you up.です。

willは「確信」を示す表現なので、何かを約束するときにも使われ、また強い意志を表すニュアンスがあります。

Will you~?よりWould you~?のほうが丁寧な言い方です。

<例文>
・I’ll carry the suitcase for you.
(私がスーツケースを持ってあげますよ)
・Would you send me the files?
(そのファイルを送っていただけますか?)
・I will be at your office at 10 AM tomorrow.
(明日の午前10時にあなたのオフィスへ伺いますね)

【be going toの用法】

①あらかじめ計画があり、すでに予定が決まっているとき

会話中に、すでに決まっている予定を相手に伝えるときは、be going toを使います。

例えば、Do you have any plans this weekend?と週末の予定を聞かれ、ディズニーランドへ行くことがその時点で決まっていたら、返事はI’m going to Disneyland on Saturday.になります。

be going toは「~をする予定だ」というニュアンスです。

be going toはインフォーマルな会話でよく使われ、gonnaと省略することも一般的です。

「~へ行く」と表現する場合、be going to go to~でもbe going to~でもいいですが、会話ではgo toを省くことが多いです。

<例文>
・I’m going to Australia next month.
(来月、オーストラリアへ行きます)
・I’m going to buy my dad a tie for his birthday.
(父親の誕生日にネクタイを買う予定です)
・How long are you going to stay in New York?
(どれくらいニューヨークに滞在する予定ですか?)

②現状に基づいて今後を予測するとき

現在の状況を見たり聞いたりして、「今後は~になる」と明らかに予測できる場合は、be going toを使います。

例えば、混んでいるレストランで店員が客から、席が空くまでどのくらいかかるか尋ねられたら、It’s going to be about 45 minutes.(待ち時間は45分くらいです)のように返事します。

レストランの混み具合(=現状)を把握し、具体的な待ち時間を予想して伝えます。

<例文>
・There is not a single cloud in the sky. It’s going to be a beautiful day.
(空に雲1つありませんよ。今日は素晴らしい天気になりますね)
・Watch out! That vase is going to fall.
(危ない!あの花瓶は落ちますよ)
・Oh my god! That dog is going to get ran over.
(ああ!あの犬、車にひかれちゃう!)

16. canとbe able toはどう使う?

①can, be able to「~できる」(現在の能力を表す場合)

canとbe able toはいずれも、現時点で何かができる能力を表します。

例えば、「私は自転車に乗れます」は、I can ride a bicycle.とI’m able to ride a bicycle.の両方で表せます。

ただ、こう言う場合、ネイティブはcanを使う傾向があります。

言葉を返す(speak)能力と、楽器を演奏する(play)能力を表現する場合は、canやbe able toを省いて言うことが多いです。

I can speak English ⇒ I speak English.

<例文>
・I can (am able to) make macaroons.
(マカロン作れるよ)
・He can (is able to) dance. He is actually a really talented dancer.
(彼は踊れますよ。実は、とても才能のあるダンサーなんです)
・I (can) play the guitar and the piano.
(私はギターとピアノを弾くことができます)

②could, was/were able to「昔は~することができた」(過去の能力を表す場合)

「昔は~することができた」という場合は、couldとwas/were able toの両方とも間違いではありません。

しかし、was/were able toを使う方が一般的です。

例えば、「子供のとき、英語を話せた」は、I could speak English when I was a kid.より、I was able to speak English when I was a kid.の方が自然な響きがあります。

また、couldは「以前からずっと~することができた」といったニュアンスが含まれていて、一度きりの出来事に対して使うことはできません。

例えば、「先週、その料理教室に申し込むことができました」は、I was able to sign up to the cooking class.になり、couldは使えません。

一度きりの出来事でも、例外として、see(見る)、hear(聞く)、taste(味わう)、smell(匂いがする)、feel(感じる)、understand(理解する)、remember(思い出す)、guess(推測する)の動詞を用いる場合はcouldの使用が可能です(was able toでもいい)。

I could (was able to) understand the speaker’s English from the last episode.(前回のスピーカーの英語を理解できた)

<例文>
・I could (was able to) dunk the basketball when I was a teenager.
(10代の頃は、バスケットボールでダンクできました)
・She was able to make an appointment at the popular nail salon.
(彼女は有名なネイルサロンの予約を取ることができた)
・I could (was able to) see the Super Blood Moon last month.
(先月のスーパーブラッドムーンを見ることができました)

③will be able to「~できるようになる」(将来の能力を表す場合)

現在はできない(=能力がない)けれど、将来できるようになる(=能力が身につく)ことを表す場合は、will be able toを使い、canは使えません。

例えば、「今は英語が上手に話せないけれど、3年後には英語が話せるようになる」と言いたい場合は、I will be able to speak English in three years.と表現します。

将来の話でも決断の意思を示す場合は、canとwill be able toの両方が使えます。

「来週、セミナーに参加できます」は、I can attend the seminar next week.とI will be able to attend the seminar next week.のどちらでもかまいません。

<例文>
・I think I’ll be able to run a half marathon under two hours next year.
(来年、ハーフマラソンで2時間を切ることができると思います)
・You’ll be able to write business emails in English at the end of this course.
(このコースを終了したら、ビジネスメールを英語で書けるようになります)
・I can (will be able to) start work next Monday.
(来週の月曜日から仕事を始められます)

17. maybe以外の「たぶん」の言い方

①maybe「たぶん、もしかすると、~かもしれない」(可能性:30~50%)

日本人が最もよく使うmaybeは「五分五分」という意味です。

両方の可能性が同じくらいの場合や、YES/NOがはっきり言えない・言いたくない場合などに使われ、「自分がコントロールできないことを推測する」というニュアンスが含まれます。

また、個人差もありますが、これまでの経験上、Do you want to go running tomorrow?(明日ランニング行かない?)のようにアメリカ人の友達をランニングに誘ったとき、Maybe.という返事なら、来るより来ない可能性の方が高いです。

何かの誘いに対してのMaybe.という返事は、間接的にNo.と言っていると私自身は解釈していて、実際相手が参加することはあまり期待していません。

ビジネスシーンでも使えますが、若干カジュアルな響きがあるため、重要な場での使用は避けた方が無難です。

perhapsもmaybeと同じ意味合いですが、perhapsのほうがフォーマルな響きがあります。

<例文>
・It’s getting cloudy. Maybe we should bring an umbrella.
(曇ってきたね。傘を持って行った方がいいかもしれない)
・You’re going to the concert too? Maybe I’ll see you there.
(あなたもコンサートに行くの?じゃあ、会えるかもしれないね)
・A:Are you going to the party tomorrow? ― B:Maybe , it depends on what time I finish work tomorrow.
(A:明日のパーティーに行くの? ― B:まだわかんない。仕事が終わる時間次第だね)

②probably「十中八九高い確率で、きっと」(可能性:50%以上)

probablyは、probable(起こりそうな)の派生形(副詞)で、確実性や可能性が高い場合に使います。

特に、過去の経験や情報など何かしらの根拠に基づいて推測する場合に用いられます。

例えば、いつも遅刻する友達なら、He’s probably going to be late for dinner.(彼は食事に遅れるでしょう)、ワールドカップで毎回優勝候補のチームはアルゼンチンかブラジルなので、Argentina or Brazil will probably win the World Cup next year.(来年はアルゼンチンかブラジルがワールドカップで優勝するでしょう)というふうに使います。

<例文>
・The sky is getting dark, so it will probably rain today.
(空が暗くなってきたので、おそらく雨が降るでしょう)
・I am probably going to the party tonight. I have to double check with my wife though.
(妻にもう一度確認しないといけないけど、今夜のパーティーに行くと思うよ)
・A:Do you think Anne will like our gift? ― B:She’ll probably like it. She loves stuffed animals.
(A:アンはプレゼントを気に入ってくれるかな? ― B:きっと気に入ってくれるよ。動物のぬいぐるみが大好きだし)

③possibly「もしかすると、ひょっとしたら」(可能性:50%以下)

possiblyはmaybeと同様、「可能性が五分五分」というニュアンスがありますが、どちらかというと確信の度合いが低い場合に使います。

また、maybeより若干フォーマルな響きがあるため、上司やクライアントと話をする場合は、possiblyを使うほうがスマートに聞こえます。

possiblyはpossible(可能性がある/可能性)の副詞で、何かが起こり得る・起こり得ない「可能性」を指します。

しかし、日常会話では「可能性が低い(50%以下)」と解釈されます。

<例文1>
A:Are you going to the conference tomorrow?
(明日のカンファレンスに行きますか?)
B:Possibly. I’m meeting with my client in the afternoon. We’ll see.
(行くかもしれません。午後にクライアントと会う予定があるので、様子を見ます)
<例文2>
A:Do you think Katie and Rob will have another kid?
(ケイティーとロブはもう1人子供を作ると思う?)
B:Possibly. They seem pretty satisfied with two kids though.
(かもしれないね。でも、子供2人で満足してそうだけど)
<例文3>
A:Are you going to get transferred to another branch?
(他の支店に異動するんですか?)
B:Possibly. I might get transferred to the Osaka branch but I’m not sure.
(ひょっとしたら。もしかしたら大阪の支店に異動になるかもしれませんが、まだはっきりわかりません)

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