英語に直訳できない日本語

英語に直訳できない日本語

1. 久しぶり

①It’s been a while / a long time「久しぶり」

日本語の「久しぶり!」に最も近い表現で、ネイティブの日常会話でもよく使われるフレーズです。

whileをlong timeに置き換えても、意味はまったく同じです。

その他、It’s been ages.も同じ意味で使われます。

agesは「長い間」を意味し、whileやlong timeよりも「久しぶり」であることを強調するニュアンスがあります。

<例文>
・Hey, how have you been? It’s been a while.
(元気にしてた?久しぶり!)
・It’s been a long time. What have you been up to?
(久しぶりだね。最近どうしているの?)
・Wow! Good to see you Mike. It’s been ages!
(わあ!マイク、会えてうれしいよ。本当に久しぶりだね!)

②It’s been a while / a long time / ages since~.「~するのは久しぶりだ」

具体的に何が久しぶりなのか言いたい場合は、sinceの後にその内容を続けます。

<例文>
・It’s been a while since I came back home.
(実家に帰るのは久しぶりです)
・It’s been a long time since I played basketball.
(バスケットボールをするのは久しぶりです)
・It’s been ages since I ate this.
(これを食べるのは本当に久しぶりだな)

③for the first time in~days / months / years「~日/ヵ月/年ぶりに」

直訳すると「~の(期間)内で最初に」となり、どのくらい久しぶりなのか具体的な期間を表す場合に使われます。

inの後は数字に限らず、a few~やmany~のような表現も可能です。

for the first time in a few daysは「数日ぶりに」という意味です。

<例文>
・I’m going to Hawaii for the first time in one year.
(1年ぶりにハワイへ行きます)
・I worked out for the first time in six months.
(半年ぶりに運動をしました)
・He’s going back home for the first time in a few years.
(彼は数年ぶりに故郷へ帰ります)

④Long time no see/talk.「(本当に)久しぶり」

本当に長い間会っていなかったり、話していなかったりする場合に使われる表現です。

気楽な感じで「久しぶり!」と言いたいときは、It’s been a while/a long time.の方が自然です。

電話やメールではLong time no talk.を、直接会うときはLong time no see.を使います。

会話では短くLong time.とも言います。

<例文>
・Long time no see man. How’s everything?
(久しぶりだね!最近どう?)
・What’s up Brent? Long time no talk.
(ブレント、元気?久しぶりだね)
・Long time, buddy. What’s going on?
(久しぶりだね、最近どう?)

2. ただいま、おかえり

学校や市販の教材によっては、

「ただいま」=I’m home.
「おかえり」=Welcome back.

と紹介していますが、実際のところアメリカ人には「ただいま」「おかえり」を言う習慣がありません。

ですから、帰宅した人がI’m home.と言い、出迎えた人がWelcome back.と返す状況はかなり違和感があります。

というより、そのようなやりとりをしているアメリカ人の家庭はないでしょう。

ただし、長期間の出張や旅行から戻ってきたときに、I’m home.とWelcome back.を使うことはあります。

また、玄関のドアを開けて誰もいないときに、I’m home.と大声で叫んで、自分が帰ってきたことを家族に知らせる場合もあります。

では、アメリカ人の家庭で帰宅時にどんなやりとりをするのかということ、基本的なあいさつを交わす程度です。

これがアメリカ式の「ただいま」&「おかえり」のコミュニケーションです。

<例文>
・A:Hey, Lisa! B:Hey, how was your day?
(A:リサ、ただいま! B:おかえり!今日は1日どうだった?)
・A:Hi, Mom! B:Hey, Andrew. How was school today?
(A:お母さん、ただいま! B:おかえり、アンドリュー。今日、学校はどうだった?)

3. いただきます、ごちそうさま

【「いただきます」の代わりになるフレーズ】

アメリカでは、仲のいい友達や家族同士で食事をするとき、何も言わずに食べ始めるのが一般的です。

ただし、全員の料理が揃ってから食べ始めるのが基本マナーで、特にお客様や面識のない人たちと食事をするときは、全員の料理が揃ったら「食べましょう」の合図で食べ始めます。

でも、特に決まったルールはないので、言う・言わないは人や雰囲気によります。

①Let’s eat!「食べましょう!」

最も一般的なフレーズです。

Let’s eat.と言う前に、I’m starving.(お腹が空いた)やIt/That looks delicious.(美味しそう)、Did everyone get their food?(みんなの料理は揃いましたか?)などの表現を付け加えると、より自然になります。

<例文>
・Let’s eat!
(食べましょう)
・I’m starving. Let’s eat.
(お腹が空きました。食べましょう!)
・That looks delicious. Let’s eat!
(美味しそうですね。食べましょう!)
・Did everyone get their food? OK, let’s eat!
(みんなの料理は揃いましたか?それでは、食べましょう)

②Dig in.「召し上がれ」

dig inはもともと、「掘る」や「突っ込む」を意味しますが、食事のシーンでは「食べる」という意味になります。

ただし、とても口語的でカジュアルな表現なので、フォーマルな場面で使うのはなるべく避けましょう。

dig inの前にLet’sを加えると「食べましょう」の意味になる。

<例文>
・The food is ready. Dig in.
(ご飯ができましたよ。召し上がれ)
・Let’s dig in.
(食べましょう!)
・Let’s dig in before it gets cold.
(冷める前に食べましょう!)

【「ごちそうさま」の代わりになるフレーズ】

「いただきます」と同様に、「ごちそうさま」に相当する英語表現もありません。

その代わりに、アメリカでは一般的に、食べ終わったら「美味しかった」と料理をほめたり、「お腹がいっぱいです」と満足した気持ちを伝えたりします。

①That was delicious.「美味しかった」

料理が美味しかったことを素直に伝える代表的な表現の1つです。

しかし、料理は必ず美味しいとは限りませんよね。

「まあまあ美味しかった」という場合は、That was pretty good.やThat was OK.などと表現し、「まずかった…」という場合は、That was awful.やThat was gross.などと言います。

ただ、普通は、料理を作った人に「まずかった」などとは言わないので、これらは「ごちそうさま」の代わりのフレーズにはなりませんね。

その他、That was good/great/excellent.やThat was tasty.も「美味しかった」を表すフレーズとしてよく使われます。

<例文>
・That was delicious!
(美味しかった!)
・That was pretty good. The pasta was a bit bland though.
(まあまあ美味しかったね。パスタの味はちょっと薄かったけど)
・That was awful. I’m never coming back.
(まずかった。絶対にもう来ない)

②I’m done.「もう食べられません/食べ終わりました」

I’m done.はI’m done eating.の省略形です。

満腹で「もう食べられません」や、単に「食べ終わりました」の両方の意味があります。

レストランの店員などからお皿を下げていいか尋ねられたときは、I’m done.(食べ終わりました)と返事をするのが一般的です。

その他、I’m full.やI’m stuffed.も「お腹がいっぱいです」を表すフレーズとしてよく使われます。

<例文>
・I’m done. That was a lot of food.
(もう食べられません。すごい量でした)
・I’m stuffed. I can’t eat anymore.
(お腹いっぱいです。もう食べられません)

4. おもてなし

①hospitality「おもてなし、接待」

日本語の「おもてなし」は英語に直訳できませんが、おそらく最も近い表現はhospitalityでしょう。

直訳すると「接待」を意味し、お客様や友達などを手厚くもてなすこと、またはおもてなしの心を表します。

hospitalityの前にgenerous(寛大な)やthoughtful(親切な)を付けると、より日本語の「おもてなし」に近いニュアンスになります。

<例文>
・Thank you for your hospitality.
(おもてなしをいただきありがとうございます)
・Thank you for your generous hospitality.
(寛大なおもてなしをいただきありがとうございます)
・Thank you so much for your thoughtful hospitality.
(心のこもったおもてなしをいただき、誠にありがとうございます)

②roll out the red carpet「大歓迎する、丁重にもてなす」

直訳すると「赤いじゅうたんを転がす」で、ここから想像できると思いますが、お客様や友達が来たとき、普段より丁重にもてなしたり、盛大に歓迎したりすることを表します。

「~を大歓迎する」はroll out the red carpet for~と言う。

<例文>
・I will roll out the red carpet when you come to Los Angeles.
(ロサンゼルスに来たら盛大に歓迎するよ!)
・My parents always roll out the red carpet for their guests.
(私の両親は、いつもお客様を大歓迎します)
・They rolled out the red carpet for him.
(彼らは、彼を丁重にもてなしました)

③show someone a good time「(人)に楽しい思いをさせる」

この表現を直訳すると「(人)にいい時間を見せる」で、ここからも想像できると思いますが、家族や友人などの来宅に際して、「来てくれた人が楽し時間を過ごせるようにいろいろと手配する」という意味でよく用いられます。

日本語の「もてなす」に近い意味合いのフレーズです。

例えば、海外にいる友達から日本に遊びに行くと連絡があったとき、その友達にI’ll show you a good time when you come to Japan.と言うと、日本の観光名所や美味しいお店などへ連れて行くことを意味します。

goodの代わりに、great、wonderful、amazingなどを入れてもかまいません。

<例文>
・I’m positive Ken will show us a good time when we go to Osaka.
(私たちが大阪に行ったら、絶対にケンがいろいろな所に連れて行ってくれるよ)
・Thanks for showing me an amazing time. It was an unforgettable experience.
(楽しい時間を本当にありがとうございます。忘れられない経験になりました)
・Tell your parents thank you. They really took care of me and showed me a great time.
(両親にお礼を言っておいてね。本当によくしてもらって、楽しい時間を過ごすことができたよ)

5. お邪魔します、お邪魔しました

Thank you for inviting me.「お招きいただきありがとうございます(ありがとうございました)」

英語で「お邪魔します」「お邪魔しました」を表現するなら、どちらもThank you for inviting me.が妥当でしょう。

ただ、これは、特別なパーティーやイベントに招待された場合に使うかなり丁寧な表現なので、友達など親しい人の家を訪問する際などに使うのは違和感があります。

例えば、単に友達の家に遊びに行くだけなら、最初にHi, how are you doing?、おいとまするときにBye. See you later.など、シンプルなあいさつが自然です。

inviteの代わりにhaveもよく使われます。

帰り際に、I had a great time.(楽しかったです)などの一言を加えるとより丁寧になります。

<例文>
【「お邪魔します」の意味で使う場合】
・Thank you or having me.
(お誘いいただきありがとうございます)
・Thanks for having us.
((私たちを)ご招待いただきありがとうございます)
【「お邪魔しました」の意味で使う場合】
・I had a great time. Thank you for inviting me.
(楽しかったです。お招きいただきありがとうございました)
・We had a wonderful night. Thanks for having us.
(素晴らしい夜を過ごせました。ご招待ありがとうございました)

6. お疲れさまです

【あいさつとしての「お疲れさまです」】

①Have a good night.「よい夜をお過ごしください」

仕事の後、帰り際に言う「お疲れさまです」や、食事や飲み会が終わって解散するときに言う「お疲れさまです」に近い表現です。

金曜日にはHave a great weekend.(よい週末をお過ごしください)を使います。

<例文>
・Have a good night. See you tomorrow!
(お疲れさまです。また明日!)
・Have a great weekend. See you on Monday!
(よい週末を。また月曜日に!)

②Hi/Hey/Hello, (名前).「○○さん、こんにちは」

会社で同僚に対する「お疲れさまです」や、食事や飲み会で友達に会ったときの「お疲れ!」に近い表現です。

Hi/Hey/Helloに続けて(あるいは前に)相手の名前を言うことで、より丁寧になります。

Hi/Hey/Hello.とあいさつした後、How’s it going?やWhat’s going?と聞くという流れが一般的です。

午前中はGood morning.、それ以外の時間はカジュアルにHi./Hey./Hello.とあいさつしましょう。

<例文>
・Good morning, Matt. How was your weekend?
(マット、おはよう。週末はどうだった?)
・Hey, Bob. How’s it going?
(お疲れさまです、ボブ。調子はいかがですか?)

【何かをやり終えた人への「お疲れさまです」】

Great job/work.「素晴らしい仕事でした」

プレゼンやプロジェクトを終えた会社の同僚や、学校のイベントや行事が終了した友達に言う「お疲れさまです」に近い表現です。

アメリカでは基本的に、仕事を無事に終わらせた相手には「ほめ言葉」を贈ります。

<例文>
・(You did a) Great job.
(素晴らしい仕事だったよ)
・(That was) Great work.
(素晴らしい仕事でしたね)
・(That was an) Excellent presentation.
(最高のプレゼンでしたね)
・(That was an) Awesome event.
(素晴らしいイベントでした)

【スポーツシーンでの「お疲れさまです」】

Great/Good game.「いい試合だったね」

アメリカではスポーツの試合後、たいてい、Great/Good game.とお互いをたたえ合います。

これが日本語の「お疲れさまです」に相当する表現になります。

その他、Great effort.やGreat job.も同じ意味で使われます。

<例文>
・Great (Good) game.
(いい試合だったね)
・Great game everyone.
(みんな、お疲れさまでした)
・Great effort.
(お疲れさま。よく頑張ったね)

【出張や旅行から戻った相手への「お疲れさまです」】

I hope you had a good (business) trip.「旅行(出張)はいかがでしたか?」

出張から戻った上司や仕事仲間、旅行から帰ってきた家族や友達に言う、「お疲れさま」に相当する表現です。

I hope your (business) trip went well.やHow was your (business) trip?も同じ意味で使えます。

<例文>
・I hope you had a good business trip.
(出張、お疲れさまでした)
・I hope your business trip went well.
(お疲れさまです。出張はいかがでしたか?)
・How was your trip?
(お疲れさま。旅行はどうだった?)

7. お世話になります

【ビジネスメールで】

Thank you for your~「(感謝の気持ちを込めて)お世話になります(なっております)」

日本語のメールの書き出しで使われる定番フレーズ「お世話になります(なっております)」は、英語に直訳することはできません

一般的に英語のメールでは、冒頭に要件を書きますが、お世話になっている取引先や顧客に対して感謝の一言を添えたい場合は、Thank you for your~.を使いましょう。

yourの後に感謝している事柄を入れて完成です。

We appreciate your~.も同じ意味で使えます。

<例文>
【顧客に対して】
・Thank you for your ongoing support.
(お世話になっております)
※ongoing(継続(進行)している)の代わりにcontinuedでもOK。
・Thank you for your patronage.
(いつもお世話になっております)
※patronageはongoing support(継続的な支援)と同じ意味合いだが、よりフォーマルな表現。
・Thank you for your interest.
(お世話になっております)
※自社のサービスや商品に「興味を持っていただきありがとうございます」というニュアンス
【協力してくれた人に対して】
・Thank you for your assistance.
(お世話になっております)
※「手伝っていただきありがとうございます」というニュアンス。

【ビジネスの会話で】

How’s it going?「お世話になります(なっております)」

アメリカでは、取引先の人や顧客に会うとき、簡単なあいさつで会話を切り出すのが一般的です。

初対面の人には最初に自己紹介をしてからあいさつをします。

なお、会話でThank you for your support.と言うと違和感があり、とても不自然なので、シンプルなあいさつを心掛けましょう。

◎あいさつのフレーズ
・How are you doing?
・How’s it going?
・How’s everything?
・How’s business?

<例文>
・Hey, Andrew. How’s it going?
(アンドリュー、お世話になっております)
※面識のある人へのカジュアルなあいさつ。
・Nice to see you. / Nice to hear from you.
(お世話になっております)
※久しぶりに会う人にはIt’s nice to see you.、久しぶりに電話やメールで連絡を取る人にはIt’s nice to hear from you.と言います。
・It’s a pleasure working with you.
(お世話になっております)
※フォーマルで礼儀正しい言い方。「一緒に仕事ができてうれしい」気持ちを表します。

【家族や親しい人がお世話になっている相手に】

Thanks for taking care of~.「~がお世話になっております」

同僚や子供などがお世話になっている相手に対してあいさつをする場面で使われます。

例えば、子供を学校に迎えに行ったとき、担任の先生に「今日はうちの息子がお世話になりました」と言いたい場合は、Thank you for taking care of my son today.です。

なお、先生に、How are you doing?とあいさつだけで簡単に済ませるのも一般的です。

take careをlook afterに置き換えて、Thanks for always looking after~.と言ってもかまいません。

<例文>
・Hey, I’m George’s mother. Thanks for taking care of him today.
(こんにちは、ジョージの母です。今日は息子がお世話になりました)
・Thanks for always looking after Megan.
(いつもメーガンがお世話になっています)

【自分が誰かにお世話になったとき】

Thank you for~「~はお世話になりました」

手伝ってもらったり、面倒を見てもらったりした相手に、「お世話になりました」と感謝の気落ちを伝えるときは、何に感謝しているのか具体的に表しましょう。

<例文>
【親切にもてなしてくれた相手に対して】
・Thank you for your hospitality.
(お世話になりました)
・Thank you for being a great host during my stay in Tokyo.
(東京に滞在中は大変お世話になりました)
【出張や旅行の間、いろいろと面倒を見てくれた人に対して】
・Thanks for your help.
(お世話になりました)
※「手伝ってくれてありがとう」というニュアンスを含みます。
【すべてのことに感謝を表す場合】
・Thanks for everything.
(いろいろとお世話になりました)

8. みんなによろしく伝えてね

say hi to everyone for me. / Tell everyone I said hi.「みなさんによろしくお伝えください」

直訳すると、「私のためにみんなにHiを言ってね」です。

つまり、「みなさんによろしくお伝えください」という意味です。

<例文>
【妹への電話で】
A:Hey, what are you doing?
(何してるの?)
B:I’m having dinner with Mom and Dad.
(お母さんとお父さんと夕食を食べているところ)
A:Say hi to everyone for me.
(みんなによろしく伝えてね)
【友達へのメールで】
・It was nice to see everyone in Japan. Tell everyone I said hi!
(日本でみなさんに会えてよかったです。みなさんによろしくお伝えください)
※「みなさん」の代わりに名前や「彼」「彼女」を入れることもできます。
・Say hi to Peter for me.
(ピーターによろしくお伝えください)
・Say hi to him (her) for me.
(彼(彼女)によろしくね)
・Tell Lisa I said hi.
(リサによろしくお伝えください)
・Tell him (her) I said hi.
(彼(彼女)によろしくね)
【友達への電話で】
A:Where are you?
(今どこ?)
B:I’m with Mike. He said hi.
(マイクと一緒だよ。よろしくって)
A:Tell him I said hi too.
(彼にもよろしく言っておいて)
※アメリカでは本当によく使われる表現。特に電話で話しているときに「○○(名前)と一緒だよ」と言われたら、Tell him (her) I said hi.(彼(彼女)によろしくね)と返すのが自然かつグッドマナー!

9. 一応

somewhat「一応」(「ある程度」や「最低限は」というニュアンス)

「ある程度~している」や「まあまあ~だ」という気持ちを表したいときは、somewhatを使いましょう。

somewhatは、「多少」や「ちょっと」という意味の表現で、最低限はできていることを示します。

to some extentも同じ意味合いで使われます。

somewhatは副詞なので動詞の前後に置きます。

質問に「一応」と返事をする場合はSomewhat.の一言でOKです。

◎「ちょっと」や「まあまあ」を表すその他の表現
・a little
・kind of
・sort of
・more or less

<例文1>
A:Do you exercise?
(運動するの?)
B:Somewhat.
(一応)
<例文2>
A:Do you study English?
(英語は勉強しているの?)
B:Yeah, I study English to some extent.
(一応、英語は勉強しています)
<例文3>
A:Did you finish it?
(終わりました?)
B:Kind of. I just need to look it over one more time.
(一応。もう一度確認しないといけません)

just in case「一応」(「念のため」というニュアンス)

もしものときのために確認する「一応」を表し、「念のため」というニュアンスがあります。

文頭と文末の両方で使えますが、文末に加えて言うことが多いです。

文頭で使う場合は「~かもしれないので一応…」、文末で使う場合は「念のため~する」という意味になります。

◎「念のため」を表すその他の表現
・just to be sure/certain
・(just to) make sure
・(just to) be on the safe side

<例文>
・I’ll email him just in case.
(一応、彼にメールしておきます)
・Let me check on it just to be sure.
(一応、確認しておきます)
・Just to be on the safe side, I’ll make a copy.
(一応、コピーを取っておきます)

for now「一応」(「今のところ」や「さしあたり」のニュアンス)

「今のところ」や「さしあたり」という意味で使う「一応」を英語で表すには、for nowが最もカジュアルな言い方です。

これは、日常会話とビジネス会話の両方に使える便利な表現です。

for nowは文頭・文末で使われることが多い。

for the momentも同じ意味だが、ややフォーマルな言い方になる。

<例文>
・This should do for now.
(一応、これでOKです)
・For now, let’s keep it like this.
(一応、このままにしておきましょう)
・It should work for the moment.
(一応、これで問題ないでしょう)

tentative/tentatively「一応」(一時的な決定であることを示す)

ビジネスなどで一時的な決定であることを示す「一応」は、tentative/tentativelyを使いましょう。

プロジェクトの計画、予定、予算、契約などが100%決定したわけではなく、暫定的なものであり、変更される可能性があるときに使われます。

tentativeは形容詞、tentativelyは副詞です。

<例文>
・The event is tentatively planned for July 10th.
(一応、イベントは7月10日に予定されています)
・I made a tentative plan.
(一応、案を作りました)
・The tentative budget for next year has been decided.
(来年の予算は、一応、決まりました)

10. とりあえず、ひとまず

【レストランでの注文】

~for now「とりあえず~で」

レストランで、「とりあえずビールで(お願いします)」と注文する場合は、I’ll take a beer for now.が最も自然な言い方です。

ここで使われるfor nowは、「まずは」という意味で、ビールを注文した後に食べ物など別のものを注文する予定であることを示します。

短くJust~for now.と言ってもかまいません。

また、注文の締めくくりに言う、「とりあえず、それでお願いしますは、That’s all/it for now.です。

ちなみに、日本の居酒屋では、「とりあえずビールで」と注文すれば生ビールを持ってくるところが多いですが、アメリカでは生ビールの種類が多いので、I’ll take a Corona for now.(とりあえずコロナをください)のように、ビールの種類を具体的に伝えましょう。

<例文>
【ビールを注文するとき】
A:Can I get you started with anything to drink?
(お飲み物はお決まりですか?)
B:I’ll take a Guiness for now.
(とりあえずギネスで)
【料理を注文するとき】
A:Are you ready to order?
(ご注文はお決まりですか?)
B:Can I get French fries and nachos?
(フライドポテトとナチョスをください)
A:Anything else?
(ご注文は以上でよろしいでしょうか?)
B:That’s all for now.
(とりあえずそれで)

②start off with~「とりあえず~で」

start off with~を直訳すると「~で始める」になり、メイン料理の前に飲み物や前菜を注文する際によく使う口語的なフレーズです。

アメリカでは一般的に、レストランでテーブルに座ると、店員がまず飲み物と前菜を勧めてきますので、そのときにこのフレーズを使いましょう。

また、店員がCan I start you off with any drinks or appetizers?と質問してくることもよくあります。

「とりあえず~をください」はI’ll start off with~.と言います。

飲み物や前菜を全員分まとめて注文する場合はWe’ll start off with~.と言います。

<例文>
【飲み物を注文するとき】
A:Can I get you anything to drink?
(お飲み物はいかがですか?)
B:I’ll start off with a cup of coffee, please.
(とりあえずコーヒーで)
【飲み物と前菜を注文するとき】
A:Can I start you off with any drinks or appetizers?
(お飲み物や前菜はいかがですか?)
B:Yeah, we’ll start off with two Bud lights and buffalo wings.
(とりあえずバドライトを2つと手羽先をください)
※Bud=Budweiser「バドワイザー」(アメリカのビールの1種)

【日常生活】

①Let’s (just) do that for now.「とりあえずそうしましょう」

未熟なアイデアや計画であっても実行することを決め、「とりあえずそうしましょう」や「ひとまずそれでいきましょう」と言うことがあります。

これは、Let’s (just) do that for now.で表現できます。

そのアイデアや計画が変更になる可能性があることを承知したうえで決断するときに使われる、口語表現です。

その他、次の表現も同じ意味でよく使われます。

・Let’s (just) go with that for now.
・That should do for now.
・That should be OK for now.

<例文1>
A:Why don’t we just make reservations? We can always cancel it.
(レストランを予約しておく?いつでもキャンセルできるし)
B:Yeah, you’re right. Let’s just do that for now.
(そうだね、とりあえず予約しておこう)
<例文2>
A:That should do for now. We’ll have to buy a new one soon though.
(とりあえずこれでよしとするか。でも、そろそろ新しいのを買わないとね)
B:Yeah, we’ve had this vacuum for over 10 years now.
(そうだね。この掃除機はもう10年以上使ってるしね)

②anyway~

話がなかなかまとまらないときや、何かを決断できない状況で「とりあえず~をしよう」と言いたい場合は、anywayを使いましょう。

「とりあえず」や「とにかく」を意味します。

例えば、友達とどのレストランに行くかなかなか決まらないときに、「とりあえず出かけよう」という場合は、Anyway, let’s get going.です。

<例文>
・Anyway, let’s just give it a try.
(とりあえずやってみましょう)
・Anyway, I’m going home. Call me when you guys decide.
(とりあえず家に帰るね。決まったら連絡してよ)
・Anyway, tell me what’s going on.
(とにかく、状況を教えて)

【ビジネスシーンで】

tentative/tentatively「とりあえず、ひとまず、さしあたり」

プロジェクトの計画や予算などを暫定的に決定する際の「とりあえず」は、tentative/tentativelyを使って表現しましょう。

tentativeは形容詞、tentativelyは副詞です。

<例文>
・The next meeting is tentatively scheduled for next Monday.
(次回のミーティングは、とりあえず来週の月曜日に行いましょう)
・The release date is tentatively set for December 15th.
(今のところ、発売日は12月15日を予定しています)
・The tentative plan for 2015 is listed below.
(さしあたり、2015年度の計画は以下の通りです)

11. ついでに

①~and…「~をするついでに…をする」

日本語独特の「ついでに」は、英語に直訳はできないため、どういうついでなのかを考えて表現します。

何かをするときに、その機会を利用して別のことも付加的に行うと解釈する場合、英語では、andを使ってシンプルに表現できます。

例えば、「トイレを掃除するついでにお風呂も掃除した」を英語で言うと、I cleaned the bathroom and scrubbed the bathtub.と表現するのが最も妥当でしょう。

as wellやtooを文末に加えてもいい。

<例文>
・I walked the dog and went grocery shopping.
(犬の散歩のついでに食料品を買いに行った)
・I did the laundry and vacuumed the living room as well.
(洗濯をするついでにリビングルームに掃除機をかけました)
・I went to the coin laundry and the post office.
(コインランドリーへ行くついでに郵便局へ行きました)

②while you’re at it「ついでに~する」

「Aをする間にBもする」のように、何かをする機会を利用して、別のことも同時に行う意味合いで「ついでに」と言いたい場合にピッタリの表現です。

while you’re at itを直訳すると、「あなたがそれをしている間」となることから、基本的に自分以外の誰かが何かをしている間に(=ついでに)、その人に何かをしてほしいと依頼する状況で使われます。

例えば、ルームメイトが洗濯していたら、Can you do my laundry while you’re at it?(ついでに僕の洋服も洗濯してくれる?)と尋ねることができます。

while I’m at itやwhile we’re at itという言い方もできます。

<例文>
・Can you install that software in my laptop while you’re at it?
(ついでに、私のパソコンにもそのソフトウェアをインストールしてもらえますか?)
・Why don’t you study English while you’re at it?
(ついでに英語も勉強したら?)
・I’m making dinner right now. You know what? I’ll just prepare our lunch for tomorrow while I’m at it.
(今、晩ご飯を作っているところ。あのさ、ついでに私たちの明日のお昼ご飯も用意しておくよ)

③while you’re there (here)「~にいるついでに…する」

この表現は、前述のwhile you’re at itと基本的な用法は同じです。

while you’re at itは「何かをしているついでに」を意味するのに対し、このwhile you’re thereは「そこにいるついでに」を表します。

例えば、スターバックスにいる友達に、「そこにいるついでに、私にアイスコーヒーを買ってきてくれない?」とお願いするなら、Can you pick me up an iced coffee while you’re there?と言うことができます。

thereの代わりにhereを使ってもかまいません。

<例文>
・While you’re there, can you buy some milk? We ran out.
(そこにいるついでに牛乳を買ってきてくれない?なくなっちゃったんだよね)
・While you guys are there, you should visit the Tokyo Tower. It’s only one station away.
(そこにいるついでに、東京タワーに行ったらいいよ。1駅しか離れてないから)
・While you’re there, can you tell James about tomorrow’s meeting?
(そこにいるついでに、ジェームズに明日のミーティングのことを伝えてくれる?)

④on the way「~へ行くついでに…する」

「~へ向かう途中に」の意味合いで「ついでに」と言いたい場合は、on the way(途中で)を使って表現するのが最も適当です。

例えば、「銀行へ行くついでにコンビニによってお菓子を買ってくるよ」と言う場合は、On the way to the bank, I’ll swing by the convenience store and buy some snacks.となります。

on the wayの代わりにon one’s wayを使ってもかまいません。

<例文>
・I’ll drop you off at school on the way to work.
(仕事へ行くついでに学校まで送ってあげるよ)
・I’ll stop by your office on my way home.
(家に帰るついでにオフィスに寄るね)
・On the way to Fukuoka, we stopped by Osaka and ate steamed pork buns at 551 HORAI
(福岡へ行くついでに大阪に寄って、551蓬莱の豚まんを食べてきたよ)

12. 残念

①unfortunate/unfortunately「残念(ながら)」

英語で「残念」という場合は、状況に合わせて適切な表現を使う必要があります。

unfortunate/unfortunatelyは、「運がない、運が悪い」というニュアンスを含む「残念」を表します。

日常生活でもビジネスでも使える便利な言葉ですが、丁寧でフォーマルな響きがあるため、「残念!もう売り切れ!」のような、カジュアルな言い方をするときにはふさわしくありません。

Unfortunately, it’s already sold out.(残念ながら、もう売り切れです)のように、文の形で使うほうが適切です。

「なんて残念なんだ!」と「残念」な気持ちを強調して言う場合は、How unfortunate!です。

<例文>
・Unfortunately, we have to work until 9 PM today.
(残念ながら、今日はみんな午後9時まで働かなければなりません)
・It’s unfortunate you lost that account, but let’s work harder next month.
(あの顧客を失ったのは残念だが、来月はもっと頑張ろう)
・Your car broke down again? How unfortunate!
(また車が故障したの?なんてついてないんだ!)

②bummer「がっかりだ、残念だ」

もともとはスラングとして使われるようになったbummerですが、現在では年齢に関係なくすべての世代で使われており、比較的軽めの「残念」な気持ちを表します。

日本語の一般的な「残念!」の意味として使える便利な表現ですが、友達同士で使うカジュアルな言い方のため、ビジネスシーンや深刻な状況での使用には注意が必要です。

<例文>
・I heard you guys lost the game last night. What a bummer!
(昨日の夜、試合に負けたんだってね。残念!)
・Bummer! The tickets sold out already!
(残念!チケットがもう売り切れてる!)
・I am really bummed that you can’t make the party tonight.
(今夜のパーティーに来られないんだって?本当に残念だわ)

③(That’s) Too bad.「気の毒な、残念な」

この表現は、「気の毒な」という意味で、カジュアルな場面でもフォーマルな場面でも使うことができます。

相手の不運や不幸に同情する気持ちを表しますが、言い方によっては嫌味に聞こえることもあります。

例えば、知り合いが仕事の面接に落ちたとします。

そのとき、That’s too bad.と言うと、「本当に残念だ」と同情する気持ちを示す一方、「ざまあみろ」と相手が落ちたことを喜んでいるふうにも解釈できるので、口調に注意しましょう。

身内の死や交通事故など、不運や不幸に対しての使用は非常に無礼で失礼な響きがあるので避けましょう。

<例文>
・You have to go home already? That’s too bad you can’t stay longer.
(もう帰らないといけないの?もっと長く滞在できないのが残念だね)
・It’s too bad Lisa can’t come out tonight. I was really looking forward to meeting her.
(今夜、リサが来られないのは残念だ。彼女に会うのを、すごく楽しみにしていたんだ)
・You don’t like this music? Well, too bad! I’m the driver. Deal with it.
(この音楽、嫌いなの?それは残念!でも、私が運転手だから我慢しなさい!)

13. 気になる

【心配を表す】

①I’m worried about/that~.「~が(心配で)気になる」

誰かのことを心配したり、物事がうまくいくかどうか心配したり、環境問題について心配したりするなど、何かを心配しているニュアンスを含んだ「気になる」の英語表現です。

aboutの後には心配する対象が入り、thatの後ろには文が続きます。

I’m concerned about/that~と表現することもあります。

<例文>
・I’m worried about him.
(彼のことが気になります)
・I’m worried that we won’t have enough time.
(時間が足りないんじゃないかと気になります)
・I’m concerned about tomorrow’s meeting.
(明日のミーティングが気になる)

②I wonder if~.「~かどうか気になる」

I wonder~.は、心配するというよりは「無事に着いたかな」や「今週末は雨が降るのかな」のように、何かがちょっと気になるときに使う表現です。

I wonder ifの後ろは文が続きます。

<例文>
・I wonder if he made it safely.
(彼が無事に着いたか気になるなあ)
・I wonder if it’s going to rain this weekend.
(今週末は雨なのかな)
・I called because I was just wondering how you were doing.
(あなたのことが気になって電話をしました)

【腑に落ちない気持ちを表す】

That~bothers me.「~が腑に落ちない、~が引っかかる」

例えば、本を読んだり絵を見たりしたときに、表現や色使いなどについて何か腑に落ちない点がある場合の「気になる」を表します。

ウェブデザイナーがウェブサイトを見て、「ここがちょっと気になる」とデザインについて述べたりする状況で使います。

<例文>
・That part bothers me.
(その部分が気になるな)
・That painting bothers me a little.
(あの絵画がちょっと気になるな)
・This expense bothers me.
(この経費が気になります)

【関心を表す】

I’m curious about~.「~に興味をそそられる、~に心引かれる」

curiousは「好奇心」を意味することからもわかるように、魅力的な物事に興味をそそられる場合の「気になる」を表します。

wonderを使って表現することもできます。

<例文>
・I’m curious about this book.
(この本、なんだか気になるなあ)
・I’m curious about the outcome.
(結果が気になる)
・I wonder how this movie is going to end.
(この映画の結末が気になるなあ)

【好意を表す】

I’m interested in~.「~に引かれる」

日本語では、人に好意を持っているときにも「~が気になる」と言いますが、それを英語で表現する場合はI’m interested in~を使います。

恋愛関係に限らず、単に人として興味がある場合にも使われます。

<例文>
・I’m interested in someone in my class.
(クラスで気になる人がいます)
・I’m interested in her.
(彼女のことが気になっています)
・Are you interested in anyone?
(気になる人はいないの?)

14. 面倒くさい

①a pain in the neck/butt/ass「面倒くさい」

このフレーズを直訳すると、pain in the neckは「首の痛み」、pain in the buttとpain in the assは「お尻の痛み」です。

手間がかかって厄介に感じたり、やる気が起きなかったりする問題や人に対して使われるフレーズです。

日常会話では、a pain in the assがよく使われます。

ただし、assは少し下品な表現なので、友達や知り合いだけに使い、他人や目上の人にはneckかbuttを使用しましょう。

「~が面倒くさい」=~is a pain in the neck/butt/ass

「面倒くさい人だ」=You/He/She are/is a pain in the neck/butt/ass.:代名詞の代わりに名前を入れてもかまいません。

such aをpain in the neck/butt/assの前につけると「面倒なこと」が強調されます。

<例文>
・It’s a pain in the neck.
(面倒くさい)
・You’re such a pain in the ass.
(あなたは本当に面倒くさい人だね)
・Folding laundry is a pain in the butt.
(洗濯物をたたむのは面倒だよね)

②It’s (such) a hassle.「(手間がかかって)面倒くさい」

この表現は、単にやりたくないから「面倒」だと思うのではなく、何か目標を達成するのに、様々な困難を乗り越える必要がある場合に使われます。

手続きなどのプロセスが長くて手間がかかる「面倒くさいこと」、例えば、海外に行くためのビザを申請する「面倒なプロセス」をイメージしたらわかりやすいでしょう。

「~が面倒くさい」=~is a hassle

発音に注意:「ハッスル」と発音するとhustle「頑張る」になります。正しい発音はhatの「ha」と同じです。

such a hassleとセットで使われることが一般的です。

<例文>
・Applying for a visa is such a hassle.
(ビザを申請するのは本当に面倒だ)
・This is such a hassle.
(これは本当に手間がかかって面倒くさい)
・I want to return this item but it’s such a hassle.
(この商品を返品したいんだけど、面倒で)

15. 困る

①I don’t know what to do「どうしていいかわからない」

困難な状況や好ましくない出来事などに直面し、どのように対処すべきかわからないときに使われる最も一般的なフレーズで、「どうしたらいいかわからなくて困っている」というニュアンスです。

先に困っている理由を述べてからこの表現を使うと、聞き手に困っている状況を理解してもらいやすいです。

例えば、車が故障して困っている場合は、My car broke down. I don’t know what to do.と言います。

「困りました」と過去形の場合は、I didn’t know what to do.と言います。

「~に関してどうしていいかわからない」は、I don’t know what to do about~.になります。

何かに困って「どうしたらいいと思いますか?」と相手にアドバイスを聞く場合は、What should I do?と言います。

<例文>
・I lost my cell phone. I don’t know what to do.
(携帯をなくして困っている)
・I don’t know what to do about my cat.
(猫のことをどうしたらいいか困っています)
・I missed the last train. What should I do?
(終電に乗り遅れて困っています)

②I’m struggling with~.「~に困っている」

つらいことがあるときで、必要なものが足りなくて困っていることを表現するときに使うフレーズです。

struggleには、「悪戦苦闘している」というイメージがあるため、「苦しい状況で自分なりに様々な対策を講じているにもかかわらず、なかなか解決策を導き出せない」と言ったニュアンスがあります。

例えば、「一生懸命頑張って仕事をしているのにお金に困っている」と言いたいときは、I’m struggling with money.です。

「~に困っている」は「be動詞+struggling with+名詞」の形で使います。

struggling withの代わりに「have trouble with+名詞」や「have trouble 動詞~ing」でも表現できます。

<例文>
・I’m struggling with English.
(英語に苦労しています)
・He is really struggling right now.
(彼は非常に困っている)
・I’m having trouble remembering my password.
(パスワードを忘れて困っています)

③You are such a pain in the butt.「本当に困った人だね」

いろいろな問題を抱えている人や、面倒ばかりを起こして周囲を困らせている人に対して言うフレーズです。

pain in the buttは、「面倒で困らせること」という意味なので、人に限らず厄介な問題などに対しても使うことができます。

pain in the neckやpain in the assも一般的ですが、pain in the assは少し下品な表現なので、使い方には注意が必要です。

その他、I don’t know what to do with you.やWhat am I going to do with you?も同じ意味で使われます。

あまりにも多くの問題を抱えていてどうしていいかわからない状況を表します。

<例文>
・She’s in trouble again? She is such a pain in the butt.
(彼女、またトラブルに巻き込まれたの?本当に困った人だね)
・I don’t know what to do with you. Figure it out on your own.
(困った人だね。自分でどうするか考えなさい)
・What am I going to do with you? You’ve been late the last three days.
(困った人だ。この3日間遅刻していますよ)

④cause someone trouble「(迷惑をかけて)(人)を困らせる、(問題の)引き金になる」

厄介な状況を引き起こし、周囲に迷惑をかけて困らせることを表します。

その引き金となる原因が、人に限らず物事の場合でも使えます。

例えば、1人の社員が不注意による失敗を繰り返したことで、社員全員が困っている場合、迷惑をかけている社員に対してYou are causing us trouble.と言います。

<例文>
・You are causing me a lot of trouble, you know that?
(あなたのせいで、非常に困っていることはわかっているよね?)
・This software is causing me all kinds of trouble.
(このソフトウェアのせいで困っています)
・I’m sorry for the trouble that I’ve caused.
(ご迷惑をおかけして申し訳ありません)

⑤I’m at a loss.「途方に暮れる、非常に困っている」

解決すべき問題などに対し、考えられる手段や対策が出し尽くして、「これ以上どうしていいのかまったくわからない」という状況で使われる表現です。

例えば、会社が倒産寸前で、社長が途方に暮れている状況などで使われます。

I’m at a loss.は「非常に困っている」ことを表す決まり文句です。

「どうすればいいか途方に暮れている」はI’m at a loss of what to do.と言います。

I’m at a loss for words (an answer).で「言葉(返事)に詰まる」の意味です。

<例文>
・I’m at a loss. I really don’t know what to do.
(どうすればいいのか本当に困っています)
・I’m at a loss. We tried everything but nothing worked.
(非常に困っています。すべての手段を試しましたが、うまくいきませんでした)
・I don’t know what to say. I’m at a loss for words.
(何と言っていいのかわかりません。言葉に詰まっています)

16. さすが

①I knew you could it.「さすがだね」

アメリカは「ほめる文化」が根付いているため、ほめ言葉を日常的に耳にします。

この表現は、「あなたならできると思っていた」を意味し、相手が成し遂げたことに対して喜びを示すと同時に、「達成できると信じていた」という気持ちも含まれます。

一般的に、友達や家族など親しい間柄で使われる、フレンドリーな言い方です。

似た表現に、次のようなものがあります。

・Only you could’ve done that.(さすがに、それはあなたしかできない)
・I knew you had it in you.(あなたには(何かを成し遂げるための)能力や根性があるとわかっていました)

<例文>
・You go accepted to the University of Tokyo? I knew you could do it! Congrats!
(東大に受かったの?さすがだね。おめでとう!)
※congratsはcongratulationsの省略形。
・What a goal! Only Honda could’ve done that.
(すごいゴールを決めたね!さすが本田選手。彼にしか決められないシュートだね)
・You completed a triathlon? That’s awesome! I knew you had it in you.
(トライアスロンを完遂したの?すごい!さすがだね)

②That’s~for you.「さすが~だね」

この表現は、「あんなの彼にとって朝飯前だよ」のように、素晴らしい才能や腕前を披露した人に対して、「もともとそのすごさを知っていたので特に驚かない」というニュアンスで使われます。

例えば、NBAのスター選手、ステフィン・カリーは、ハーフコートから当たり前のようにシュートを決める選手なのですが、彼が試合でいつものようにハーフコートからシュートを決めたら、That’s Steph for you.(さすがステフだね)と言うことができます。

ちなみに、That’s~for you.の「~」には、人の名前に限らず、食べ物の名前や地名なども入れることができます。

日常会話では、for youを「for ya」と発音することもよくあります。

<例文>
・That’s Tony for you. He always makes putts from that distance.
(さすがトニー。あんな距離からでも、彼はいつもバットを決める)
・That’s an American steak for you. It’s huge!
(さすがアメリカのステーキ。超でかい!)
・That’s teenagers for you. They never get tired.
(さすが高校生。疲れを知らないよね)

③I wouldn’t expect anything less from you.「さすがだね。このくらいできると思っていたよ」

周囲からの評価の高い人が期待通りの成果を出したときに、「あなたならこのくらいやると思っていた」という意味で使われるほめ言葉です。

通常、フォーマルな場面で、先輩が後輩に、上司が部下に対して使うことが多いフレーズです。

例えば、仕事ができると評判の部下から、取引先と無事契約を結んできたと報告を受けた上司が、I wouldn’t expect anything less from you.と言えば、「さすが、君なら契約を成立させると思っていたよ」という意味になります。

I would expect nothing less from you.も同じ意味合いです。

<例文>
・He got a full scholarship to UCLA? I wouldn’t expect anything less from you.
(彼は全部の奨学金を受けてUCLAに入学したの?さすがだね、彼ならできると思ってたよ)
・She donated $100,000 to charity? I wouldn’t expect anything less from her.
(彼女、チャリティーに10万ドル寄付したの?さすがだね、彼女らしいね)
・I wouldn’t expect anything less from Apple. They always make quality products.
(さすがアップル、いつも質の高い製品を作るよね)

④That’s impressive/awesome.「すごい!さすがだ!」

何かすごいことを成し遂げた相手に「さすが」と言う場合に、アメリカで最もよく使われる自然なフレーズが、That’s impressive!やThat’s awesome.でしょう。

awesomeよりimpressiveのほうが「すごい!」と思う気持ちを強く表し、「感動した」と訳すこともできます。

「さすが」という言葉の直訳にこだわらず、自然に口から出る感じで使いましょう。

<例文>
・You got hired at Google? That’s impressive, Tom!
(グーグルで雇われたの?すごいね!さすがトム!)
・You’re starting an NPO? Wow! That’s awesome!
(NPO法人を始めるの?すごい!さすが!)
・You were named MVP? That awesome!
(最優秀選手に選ばれたの?すごいね、さすが!)

17. がんばって!

【これから何かにチャレンジする人に対して】

①Good luck.「幸運を祈っています=がんばってください」

最もカジュアルで一般的な「がんばってね!」を表すフレーズです。

これから試験を受ける学生、これからプレゼンをする同僚、これから海外に引っ越す友達などに向けた「がんばってね!」を指します。

「がんばって!」の意味でTry your best!やDo your best!と言っている日本人をたくさん見かけますが、英語では違和感があるので使い方に気を付けましょう。

「(物事)がんばってね!」=Good luck on/with+物事
「(場所)がんばってね!」=Good luck in+場所

<例文>
・Good luck!
(がんばってね!)
・Good luck on your test!
(試験がんばってね!)
・Good luck with your presentation.
(プレゼンがんばってね!)
・Good luck in Tokyo.
(東京でがんばってね!)

②You can do it.「あなたなら絶対にできます」

これから新しいことを始めようとする人や、何かにチャレンジしている人を励ますフレーズです。

相手が「できる」と信じている気持ちを込めて言う「がんばって!」です。

itの代わりにthisも使われます。

you can do itの前にI knowやI’m sureを加えることも一般的です。

<例文>
・You can do it!
(がんばって。あなたなら絶対にできます!)
・You can do this.
(がんばってください!)
・I know you can do it.
(がんばって。あなたなら絶対にできます!)
・I’m sure you can do it.
(がんばって。あなたなら絶対にできます!)

③Break a leg.「がんばってね」

直訳すると「足を折れ」という意味になり、これからパフォーマンスをする人に言う「がんばってね!」を表すイディオムです。

アメリカの演劇の世界では、「足を折れ!」=Good luck.(がんばってね)を意味し、逆にGood luck.と言うのは不吉だとされています。

a legと必ず単数形で言います。break legsはNG。

I’ll keep my fingers crossedも同じような意味でよく使われます。

<例文>
・You’re performing tomorrow? Break a leg!
(明日パフォーマンスするの?がんばってね!)
・I’ll keep my fingers crossed.
(がんばってね!幸運を祈っているよ)

【すでに何かを始めている人に対して】

①Keep it up.「その調子でがんばって」

keep upは「続ける」という意味で、調子がよかったり、物事がうまく進行したりしているときに、「これからも引き続きがんばってください」という意味合いで使われます。

Keep up the good work.はオフィスなどでよく耳にするフレーズですが、上司が部下をほめて言う「その調子でがんばれ」を意味します。

goodをgreatやwonderfulなどに置き換えて言うこともできます。

<例文>
・I heard your business is doing well. Keep it up.
(ビジネスがうまくいっているらしいね。その調子でがんばってください!)
・That was an excellent presentation. Keep up the great work.
(素晴らしいプレゼンでした。その調子でがんばってください!)

②Hang in there.「あきらめずにがんばって」

物事が思い通りにいかなかったり、つらく厳しい状態に置かれたりしている人に対して、「あきらめるな!」や「もうちょっとの我慢だ!」と励ますときの「がんばれ」です。

Don’t give up.(あきらめるな)も同じ意味で使えます。

<例文>
・Hang in there! You’re almost at the finish line!
(がんばれ!ゴールはもうすぐだ!)
・Hang in there. We’re almost done.
(最後までがんばりましょう!もうすぐ終わるから)
・I know it’s tough but hang in there. It’ll get better.
(つらいのはわかっているけど、もうちょっとの我慢だ!がんばれ。きっとうまくいくよ)

③You can do it.「あなたなら絶対できます」

この表現は前にも出てきましたが、すでに何かを始めている人にも使えます。

困難に立ち向かっている人が弱音を吐いたり、自分に自信なくしたりしているときに、「あなたなら絶対にできます。がんばってください」という、励ましの意味を持つ「がんばれ」です。

itの代わりにthisも使われます。

you can do itの前にI knowやI’m sureを加えることも一般的です。

<例文>
・Don’t give up. You can do it!
(あきらめないでください。あなたなら絶対にできます!)
・You can do this. I believe in you.
(がんばってください!あなたを信じています)
・Just hang in there. I know you can do it.
(あきらめずにがんばってください!あなたなら絶対にできます)

【スポーツの応援での「がんばれ!」】

Go~.「~がんばれ!」

チームや選手を応援して、「○○チームがんばれ!」「△△選手がんばれ!」と言うときに、goを使います。

Let’s go~.も同じ意味で使われます。

Come on~.もチームや選手に対する「がんばれ」を表しますが、相手にもう少しがんばってほしいときに、「何やっているんだ。しっかりしろ!」というニュアンスで使われることが多いです。

<例文>
・Go Lakes!
(レーカーズがんばれ!)
・Let’s go Ichiro!
(イチローがんばれ!)
・Come on Dodgers! Let’s go.
(ドジャースしっかりしろ!がんばれ!)

18. がんばります!

【I’ll do my best,は自信のなさの象徴?】

日本語で「がんばります」と言えば、何があってもあきらめず、全力を尽くして最後までやり抜くといった強い意志を示し、相手に安心感をもたらす表現だと私は解釈しています。

そして、日本の多くの辞書や英語学習サイトでは、「がんばります」の英語表現をI’ll do my best.もしくはI’ll try my best.と紹介しています。

しかし、アメリカでは、頼まれたことや期待されていることに対して、全力を尽くすつもりでI’ll do my best.と言うと、I’ll my best but I can’t promise anything.(がんばりますが、結果を出せるかは約束できません)のように、「結果を必ずしも保証できない」という自信のなさを暗示しているように受け取られかねません。

例えば、仕事で上司から大切な取引を任された時、I’ll do my best.と返答すると、Your best is not enough. Close the deal!(ベストでは不十分だ!取引を成功させてこい!)のように、上司を怒らせてしまう場合もあるでしょう。

I’ll try my best.はI’ll do my best.よりも自信のない印象がさらに強いです。

では、どんな状況でI’ll do/try my best.を使うのかというと、マラソン大会に初出場するときや、ダンスやピアノの発表会などでパフォーマンスするときなど、絶対的な結果を(特に第三者から)必ずしも求められない日常的なシーンにおいてです。

もし日本語の「がんばります!」と同様に、強い確信のある言い方をしたければ、次のように表現するといいでしょう。

①I’ll get it done.「終わらせます、成立させます」

与えられた仕事を終わらせたり、大切な契約を成立させたりするなど、「絶対に成功させる」という強い意志を示す場合に用いられ、確信の度合いの高いことを相手に伝えられます。

②You can count on me.「任せてください」

日本語の「(私に)任せて!」と同じ意味合いで使うことができ、仕事や責任などを自分に委ねてもらっても何も心配ないといった強気な姿勢を示す場合にピッタリの表現です。

③I won’t let you down.「期待を裏切りません」

自分に期待してくれている相手をがっかりさせないよう、「その期待に必ず応えてみせます!」という意志を示す際によく使われる定番フレーズです。

<例文1>
A:No matter what, I need this project done by next Friday!
(何があろうとも、このプロジェクトを来週の金曜日までに終わらせるように!)
B:You got it, boss. I’ll get it done.
(了解です。絶対に終わらせます!)
<例文2>
A:Lisa, I’m really counting on you to give a strong presentation tonight.
(リサ、今夜は素晴らしいプレゼンを期待しているよ)
B:I won’t let you down, Matt.
(マット、任せてください!)
<例文3>
A:Good luck with your marathon tomorrow. I’ll be at the finish line cheering you on!
(明日のマラソンがんばってね。ゴールで応援しているよ)
B:I’ll do my best. I don’t care about my time. I just want to finish it!
(がんばります!タイムは気にしないので、とにかく完走したいです)

19. なつかしい

①I miss the (xxxxx) days.「○○(の日々)がなつかしい」

missは英語でよく使われる単語(動詞)ですが、この場合は「今はそうでないけれど、昔はそうだった」というなつかしい気持ちを表します。

また、「~をしていたときがなつかしい」はI miss the days when~.と表現します。

<例文>
・I miss the college days.
(大学時代かあ、なつかしいね)
・I miss those days.
(あの頃がなつかしいなあ)
・I miss the days when we used to travel.
(旅行をしていたときがなつかしいね)

②~remind me of…「~が…を思い出させる」

忘れかけていたことを、何かがきっかけで思い出すときに使います。

昔よく聞いていた「音楽」を耳にしたり、なつかしい「匂い」をかいだりして、思い出が一瞬でよみがえる場面などで使います

<例文>
・This song reminds me of my ex-girlfriend.
(この曲、なつかしいな。元カノを思い出す…)
・This place reminds me of my childhood.
(この場所、子供の頃を思い出すな、なつかしい)

③~brings back memories「~がなつかしい」

この表現が日本語の「なつかしい」に最も近いでしょう。

直訳すると「記憶がよみがえる」で、「なつかしい」という意味を表します。

<例文>
・This picture brings back memories.
(この写真、なつかしいなあ)
・That TV show brings back memories.
(あのテレビ番組、なつかしいな)

④good old days「あの頃はよかった」

この表現は、昔を振り返って「あの頃はよかった」という意味のなつかしさを表します。

昔の楽しい思い出について言うときに使います。

<例文>
・Those were the good old days.
(なつかしい~、あの頃はよかったな)
・Ten years ago, all we did was travel. Those were the good old days.
(10年前は旅行ばかりしていた。あの頃は楽しかったなあ)

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