お馴染みの英語フレーズを言い換えよう―Part 2―

お馴染みの英語フレーズを言い換えよう―Part 2―

14. たぶん(大丈夫)

△Maybe.
〇Will probably do.

【Maybeは「たぶんダメ…」】

「たぶん」にあたる表現として、日本人に好まれるのがmaybeです。

どこかで一度は言ってみたことのある表現ではないでしょうか。

ですが、このmaybeは、実はとても否定的な言い方に聞こえます。

「たぶん行ける」ではなく、「たぶんダメ」ということを暗に伝えたいときに使う言葉です。

【日本語のたぶんはprobablyが近い】

probablyは、「おそらく」と訳しますが、比較的可能性の高い「たぶん」です。

ですから、日本語の感覚で、肯定的に「たぶん大丈夫です」と伝えたい場合には、Yes, probably.と伝えるようにするといいでしょう。

また、別の言い方として、Yes, perhaps.(はい、たぶん)も併せて覚えておきましょう。

一般的に、アメリカではprobably、イギリスではperhapsが好まれると言われています。

「たぶん大丈夫です」と言いたい場合には、会話表現では上記のWill probably do.というフレーズがよく用いられます。

主語のIは省略されていると考えます。

Willから始まるので、最初は少し奇妙な感じを受けるかもしれませんが、maybeより、こちらのニュアンスのほうが相手に確実に伝わります。

15. ミーティングが沈黙で終わる

△……
〇That’s all.

【何も言葉を発しないと相手は不安に】

日本のミーティングは、沈黙で終わる傾向がまだあります。

無反応というわけではなく、黙って頷くことで、「他に言うことは何もない」と暗に伝えているのですが、英語のミーティングでは、沈黙で終了するというのはまれです。

文化の違いですので、どちらがいいということではありません。

ですが日本の文化に慣れていない外国人には、沈黙の意味するところがわからず、困惑する人も多いようです。

【お礼の表現で終了するのが大人】

ミーティングを終える際、Finish!(終わらせろ!)などの単語を使うのはあまり得策ではありません。

むしろ、「これですべてが終了した」という意思表示をするための表現を用いる必要があります。

そのときに使いやすいのが、That’s all.(以上です)という表現です。

また、So much for today. Thank you for your time.(今日はこれで終わりです。お時間をいただきありがとうございました)という表現も併せて覚えておくといいでしょう。

日本では、「沈黙は金なり(Silent is gold.)」と言われるように、沈黙を評価する風習がありますが、英語圏はその逆で、沈黙が過ぎると、場合によっては「無責任なコミュニケーター」であると思われてしまうこともあります。

気をつけたいですね。

【ミーティング終了時の表現】

ミーティングを終える際に、こんなひと言を添えられるといいかもしれません。

This brings us to the end of our meeting.
(これでミーティングは終わりです)

bringは「持ってくる、そういう状態になる」という意味の動詞です。

「みなさんのご協力のおかげで、ミーティングがまとまりました」という感じが出る表現です。

また、「ご協力感謝します」とひと言添えたければ、

Thank you very much for your contribution.
(貢献してくださり、本当にありがとうございました)

と言ってみるのもいいでしょう。

Alright. So, thanks for your time.
(はい。それではお時間をいただきありがとうございました)

ミーティングは、何かと時間をとられるものです。

時間を調整してくださった労をねぎらうためのひと言です。

16. ちょっとお食事でもいかがでしょうか?

△Let’s go to dinner.
〇How about dinner tonight?
〇How about having dinner tonight?

【実は押しつけがましい表現】

Let’s…(~しましょう)は、中学校の英語教科書でもよく登場し、日本人には使いやすい表現のひとつでしょう。

ですが、よく考えて見るとlet’s…(let usの短縮形)というのは、実は命令形です。

わたしたちにとっては、「~しませんか?」と軽い気持ちで誘っているつもりでも、言われた相手には、とても強引な印象を与えます

【「プライベートな時間も仕事」は今や世界標準?】

How about…?は、相手の意向を伺うのによい表現で、丁寧に誘いたいときによく使います。

また、dinnerという言葉は、あくまでも「夕食」を意味する言葉なので、プライベートな誘いで使うのが一般的です。

一方、ビジネス上の「懇親会」ということをはっきりさせたい場合は、receptionという表現を使うといいでしょう。

ところで、「欧米のビジネスパーソンは、プライベートとビジネスをきっちり分ける」イメージがあります。

確かに一昔前まではこのように言われていました。

しかし、いろいろな国のビジネスパーソンに聞いてみると、グローバル化が進み、昔ほど、「プライベートとビジネスをはっきり分ける」わけにはいかなくなってきているようです。

いつまでも昔の思い込みを引きずっていると、思わぬカルチャーショックを受けてしまうかもしれません。

【「丁寧に相手を誘う」様々な表現】

How about…?を使った他の表現をいくつか紹介しましょう。

・How about going for a drink?
(今から、一杯どうですか?)
・How about having lunch together?
(一緒にランチでもいかがですか?)
・How about a Chinese restaurant?
(中華料理はどうですか?)

How about…?に似た表現にWhat about…?があります。

どちらも提案に用いられる表現です。

What about…?は、「~についてはどうしますか?」というニュアンスで、以下のように、問題などについて確認を促す場合に用いられます。

・You won’t be here next Friday? What about your English class?
(金曜日はいないんですか?英語のクラスはどうするの?)
・What about the possible venue for the next conference?
(次回の会議の開催候補地はどうしますか?)

17. ビールでいいですか?

△Beer, OK?
〇Would you like beer?
〇Would you care for beer?

【日本流の誘い方でいいの?】

「とりあえずビールでいいですか?」のつもりで、Beer, OK?と聞いてしまうことはありませんか?

こちらとしては、決して押しつけるつもりで言っているわけではないのですが、言われた方には、少し断りづらい尋ね方になっているのです。

【自分の好みを言いやすい尋ね方をしよう】

飲み会で最初のドリンクの定番と言えば、日本ではまだまだやっぱりビール。

もちろん外国のお客様にも、ビールが好きという人は決して珍しくないようです。

ですから、宴席の最初にビールを飲むということ自体は、決して奇妙な日本独特の習慣というわけではありません。

でも相手の意向を考えてお勧めするのが、大人の英語です。

「私は~がいいです」と、言いやすい誘い方になるのが、上記の表現です。

「何か飲み物でも…」と言うのなら、

Would you like some refreshments?

という表現もスマートです。

【人に何かを勧めるときの言い方】

Would you like…?は、人に何かを勧めるときに使うフレーズです。

・Would you like some coffee?
(コーヒーはいかがですか?)
・Would you like some green tea?
(緑茶はいかがですか?)
・Would you like some chocolate?
(チョコレートはいかがですか?)

などのように、様々なシーンで使うことができます。

またこの言い方は、相手の意向を尋ねる丁寧なフレーズなので、相手が欲しくないときには、気軽に断ることができます。

例えば、ビールが欲しくない場合に、Would you like beer?とあなたが言われたら、このような断り方をするとよいでしょう。

Oh, no thanks. I would rather have a glass of red wine.
(いいえ、結構です。むしろ赤ワインをグラスでいただけますか?)

【ビールの頼み方】

「生、中ジョッキね!」と言いたい場合、A glass of beer.と言ってしまっていませんか?

これは「グラスビール1杯」という意味で、飲み会の最初でよく聞かれる、「生、中ジョッキ1杯ね」の意味ではありません。

「生、中ジョッキ1杯」と言いたい場合には、a pint of beer.が一般的です。

パイントという単位は、ビールを数える単位で、アメリカとイギリスでは少々、量が異なります。

1パイント=約470㎎(アメリカ)、約570㎎(イギリス)

18. もう1杯いかがですか?

△One more?
〇Another one?

【気を遣ったつもりが押しつけがましい!?】

お客様のグラスが残り少なくなっているのを見ると、思わず、「もう1杯いかがですか?」と聞かずにはいられなくなりますよね。

そんなとき、One more?と、つい言ってしまいがちです。

馴染みがある表現だから、口をついて出やすいですね。

ですが、この表現、言われた方は少し断りづらい印象があります。

【「もう少し」のニュアンスはanotherで】

誰かに何かを勧める表現として、Would you like some…?を使うと前述しました。

そこで、Would you like some more beer?と言うこともできますが、これは、お店の人がお客様に使う表現のような印象になります。

some more beerのsomeは、「いくつか」ではなく、「それなりのもの」というニュアンスです。

そこで、「もうひとつ」の意味のanotherを使うと効果的でしょう。

瓶ビールなどを注ぐときは、

Can I top you up?(お注ぎしましょうか?)

と言うと好印象を与えます。

グラスに残っているビールの量をアップさせてあげる、というニュアンスですね。

飲み物を勧める場合も、お代わりを勧めるときも、相手が断りづらいような表現を使うことは避けたいですね。

19. ありがとうございます

△Thank you.
〇Thank you for coming.

【Thank youの言い方】

宴もたけなわ、お開きの時間が近づいてきたら、主催者側としては、宴席に来てくれたことに感謝を示して終わりたいですね。

Thank you.は感謝を示す、お馴染みの表現です。

使いやすいので、つい連発してしまう人も少なくないでしょう。

ですが、いくら使いやすい表現でも何度も連発すると相手に伝わる感謝の気持ちも次第に薄れてしまいます。

【Thank youの後ろにforをつけるのがポイント】

感謝を示す際には、後ろにforをつけて、何に感謝しているのかをはっきり言うことが効果的です。

レセプションの締めにも使いたい表現に次のようなものがあります。

・Thank you for joining us.
(いらしていただきありがとうございます)
・Thank you for drinking with us tonight.
(今夜はお酒をお付き合いいただきありがとうございます)
・Thank you very much for sharing some valuable information.
(貴重な情報をシェアしていただきありがとうございます)
・Thank you very much for being a part.
(大事な部分を担っていただきありがとうございます)

20. ここは僕もちで

△I will pay.
〇It’s on me.

【本当は「払いたくない」のかな】

「ここは私が!」と言いたくて、「私が払います」を英語にしてI’ll pay!と言ってしまったことはありませんか?

おもてなしの気持ちを示そうとして、「ドヤ顔」でI’ll pay.と言ってみても、「払う」と言ってもらっているだけで、気持ちよくそう思っているのかわかりません。

言われた相手は「本当は払いたくないのかな」と思ってしまっているかもしれません。

気持ちのいい支払いのためには、どのような表現がいいでしょうか?

【前置詞の使い方がポイント】

前置詞のonは、「~にくっつく」というのが原義です。

「お勘定は私につけておいて」というような感覚で、このように言ってみましょう。

また、「うちの会社もちで」ということをほのめかしたければ、It’s on us.もいいでしょう。

少しかしこまった言い方ですが、It’s our treat.(私たちのおごりです)という言い方もあります。

支払いの言い方をいろいろな表現で
・4,000 yen for each, please.(一人4000円です)
・You should pay in advance.(先払い制です)
・Could you pay the exact amount?(ちょうどの金額をお支払いいただけますか?=おつりのないようにお願いします)

21. ホテルまでお戻りになれますか?

△Can you go back?
〇Can you find your way back?

【誤解されやすい表現】

お客様との別れ際に、「ホテルまでの帰り方、わかりますか?」と言うつもりでCan you go back?と言ってしまうことがあるかもしれません。

この表現、「元の場所(お店や会社)に戻っていいですか?」ととられる可能性もあります。

特に食事会が終わったときに使うと、「えっ、またあのお店に戻るの?」「会社に戻るのかなぁ」と勘違いされたら、やりとりがちぐはぐになりますね。

【目的地をはっきり言えば誤解はなし】

Can you go back to your hotel?と、戻るべき場所をはっきり言うことで、「二次会に行く」というような誤解は避けることができるでしょう。

「帰り道がわかりますか?」と聞きたい場合は、Can you find your way back?と言えば、確実に伝わります。

また、「ホテルまでお送りしましょうか?」では、以下のような言い方もわかりやすいでしょう。

I’ll take you back to your hotel. Please follow me.
(ホテルまでお送りします。私と一緒にいらしてください)

自分一人で帰れる場合は相手も、Oh, I’m fine. I can find my way back. You go home.(大丈夫です。自分で戻れますから。お帰りくださっていいですよ)などと言ってくれるでしょう。

ちなみに、Can you go back?は、プレゼンの際に「ちょっとスライドを戻して」とお願いしたいときに使えます。

22. 明日、ホテルにお迎えに伺います

△I’ll go to your hotel tomorrow morning.
〇I’ll see you at the hotel tomorrow morning.

【せっかくお迎えに行こうとしているのに警戒される?】

外国からのお客様に、「明日、ホテルに迎えに行きますよ」と伝えたいとき、I’ll go to your hotel tomorrow morning.と言ってしまったことはありませんか?

この表現でも、「明日迎えに行く」ということが伝わらないわけではないのですが、強引にホテルに押しかけているようなイメージで伝わってしまうかもしれません。

【相手に安心感を与えるのはこの表現】

「明日、ホテルでお会いしましょう」と具体的な言い方をすることで、強引なイメージがずいぶん軽減されます。

また、もっと具体的に「明日9時にホテルのロビーでお会いしましょう」と伝えたい場合は、

I’ll see you at the hotel lobby at nine o’clock tomorrow morning.

「場所→時間」の順番で表現するのが自然です。

「空港に午後3時に迎えに行きます」なら、pick up(迎えに行く)で、

I’ll pick you up at the airport at three o’clock in the afternoon.

と言えばいいですね。

23.(あなたの会社の)Aさんによろしくお伝えください

△Is John OK?
〇Say hello to John.

【相手の身に何かあったみたいにとられるかも】

別れのシーンで、相手の上司や知り合いに「よろしく」と伝えたい場合はどうでしょうか。

Is John OK?では、「ジョンはあれから大丈夫ですか?」と、ジョンの身に何かあったことが前提で質問しているようにとられてしまう可能性があります。

単に、別れのあいさつとして、「ジョンによろしくね」と伝えたければどうしたらいいでしょう。

【決まり文句はそのまま覚えておこう】

Say hello to…は、「~によろしく伝える」という意味の熟語です。

この表現を使うことで、軽く、「ジョンによろしく伝えてくださいね」というメッセージを伝えられます。

また、もう少しビジネス向きな言い方をすると、

Please extend my greeting to John.

となります。

私のあいさつ(greeting)を、Johnまで伸ばしてください(extend)という意味になります。

ただしこちらはSay hello to…に比べると、少し書き言葉のような印象になります。

24. お気をつけて

△Goodbye.
〇Take care.

【定番だけど、そっけなく聞こえる】

別れのあいさつの定番と言えば、この表現です。

英語の授業が終わるときに、先生がGoodbye everyone!と言っていたのが耳に残っているでしょう。

Goodbyeは、God be with ye(神があなたとともにありますように。Yeは古い英語でyouを表す)が元の意味だとする説がとても有力ですが、Goodbye.は使い方によってはとてもそっけない別れのあいさつに思われてしまいます。

See you.のほうが、一般的に使われる表現です。

【別れのあいさつこそ心に残る言葉で】

心に残る別れのあいさつをしたい。

そんなときは、別れ際にTake care.と言うと、とても効果的です。

この表現はそのまま訳せば、「気をつけて」という意味になります。

日本語でも別れ際に「お気をつけて」と言いますよね。

英語の授業で先生が、Goodbye, everyone.(それでは、みなさん、さようなら!)と別れのあいさつをしてもいいのですが、ビジネスシーンではこのような別れ方をすると、「冷たい人、なんかそっけないな」という印象を与えかねません。

「別れる」ということよりも、「次にいつ会うか」を意識して、See you Wednesday.(水曜日に会いましょう)などのような言い方にすると、ずいぶん印象が変わります。

【状況に応じた丁寧な別れのあいさつを覚えておこう】

自分の気持ちを、より相手に伝えたいと思うなら、こんな表現も使ってみてください。

・Have a nice night.(よい夜をお過ごしください)
・Cheers, mate.(じゃあね)

<次につながるような別れのあいさつ>

・Thank you very much for your time.
(お時間いただき、ありがとうございました)
・Nice meeting you.
(あなたとお会いできてうれしかったです)
・Mind how you go.
(道中、ご無事で)
・See you in the conference, if not before.
(それでは、次は会議でお会いしましょう、それまでに何もなければ)
・All the best.
(それでは、ごきげんよう)

【職場を和ませるコミュニケーションのための表現】

英語でこそ、よくやってくれたことに感謝したり、ねぎらったりしたいものです。

ここでいくつか紹介しましょう。

<上司が部下に言うのなら>

Well done. Good job.

プレゼンなどで、「よく頑張った!」と上司が部下をねぎらいたい場合は、このような表現がいいでしょう。

ですが、Good job.だけを連呼していても無意味です。

それに続けてI liked your analysis.(あなたの分析が気に入りました)など、具体的にどこがよかったかに言及するとよいでしょう。

例えば、会議をアレンジしてくれた人に対いて、

Thank you for organizing the meeting.
(会議を設定してくれてありがとう)

と言えるといいですね。

<仕事終わりのあいさつとして言うのなら>

See you tomorrow.

職場から帰るときに「お疲れさまです」とあいさつする習慣は英語圏ではありません。

帰るときには別れのあいさつをするのが一般的です。

休暇をとる人には、次のようにひと言かけられるといいですね。

Have a nice vacation.

25. 私も

△(Looking forward to seeing you again tomorrow.) Me, too!
〇Likewise.

【簡単に言える言葉こそ、注意が必要】

中学校の英語の教科書に必ず出てくる、「相手の意見と同じ意見だ」ということを表す表現です。

SNSなどで、#Me Tooというハッシュタグから起こった、ミートゥー運動でこの表現を思い出した人もいるでしょう。

簡単に同意できるので、Me, too!とつい反射的に言ってしまいますが、実はそれは考えものなのです。

【表現のバリエーションを増やす】

me, too.を連発していると、子供っぽいコミュニケーションである、という印象を相手に与えてしまいます。

意見に同意をすること自体が悪いわけではなく、同じ表現を連発してしまっていることが問題なので、ぜひ表現のバリエーションを増やしましょう。

別れのシーンなどで、「私も(楽しみにしている)」などと言いたい場合、上記のような表現を使ってみるといいでしょう。

また、次のような言い方もおしゃれですね。

・I really enjoyed working with you, Tanaka-san.
(田中さん、あなたと一緒に仕事ができてとても楽しかった)
・The feeling is mutual.
(お互いに同じ気持ちですよ)

【他にも知っておきたいNG英語表現】

英会話のフレーズ集などの定番だけど、大人は使うのを避けたほうがいい表現があります。

基本的に、相手のプライベートなバックグラウンドについて尋ねることは控えた方がいいでしょう。

ですが、職務上などで事務的に聞かなければならないという場合もあるかもしれません。

そんなときは、次のような言い換え表現を覚えておくといいでしょう。

<例1>
×What’s your hobby?
×What are your hobbies?
⇒相手に尋問しているような言い方に聞こえます。
趣味について聞きたい場合には、以下の表現を使えば失礼にあたることはないでしょう。
〇What’s your favorite pastime?(好きな時間の過ごし方は何ですか?)
〇What do you like to do in your free time?(暇な時間には何をするのが好きですか?)

<例2>
×How old are you?(おいくつですか?)
⇒ビジネスの場で年齢を聞くのは(特に女性に対しては)NGです。できれば聞かないほうがいいでしょう。
事務的に相手の生年月日を尋ねなければならない場合には、以下の表現を使えば失礼にあたることはないでしょう。
〇May I have your date of birth?(生年月日をお伺いしてもいいですか?)

お馴染みの英語フレーズを言い換えよう―Part 1―

お馴染みの英語フレーズを言い換えよう―Part 1―

1. もう一度言っていただけますか?

△I beg your pardon?
〇Sorry

【とても古めかしくて、バカ丁寧】

教科書に出てくる「聞き返し」の懐かしい定番フレーズI beg your pardon?

私たちは、相手の言っていることがわからなかったら、「このフレーズを使って聞き返しましょう」と習ってきました。

しかしこの聞き返し方、ネイティブは友達同士では使わない、「とても古めかしい、バカ丁寧な表現」で、場合によっては慇懃無礼な印象を持つようです。

【Sorry?を聞き返し表現に】

謝罪のフレーズとして誰もが知っているSorry。

ネイティブはこのSorryを、相手の言っていることがわからずに聞き返す際のフレーズとして使います。

ポイントは、Sorry?↑のように語尾を上げることです。

語尾を下げると、謝罪の意味になってしまいます。

Pardon?より、Sorry?を使うと、一気に大人っぽくなります。

【これも使える聞き返し表現】

聞き返すときのフレーズとして、特にイギリス英語でよく使われるのは以下のフレーズです。

Come again, please?

そのまま訳せば、「もう1回来てください」という意味なので、「出直してこいや!」といったニュアンスに感じるかもしれませんが、実はこれ、「おっしゃったことをもう一度言ってください」という意味です。

Sorry?と併せてこの表現も覚えておいてください。

では、Repeat, please?はどうでしょうか。

「もう一度お願いできますか?」と言っているつもりでしょうが、しかし、いくらpleaseをつけても、「~しなさいね」といった命令のニュアンスで伝わってしまい、お願いには感じられません。

場合によっては、「横柄な態度の人」と勘違いされることもあります。

そこで、

Could you say that again, please?
(もう一度お願いできますか?)

このようにCould youで始めると、さりげなく丁寧な印象になります。

「ゆっくり言い直していただけますか?」とお願いするのも、相手にとっては負担であることには変わりません。

このとき、動詞のslow downではなく、Slowly, please?と、副詞のslowlyを使えば命令口調にならないのではと思ってしまいますが、そうでもありません。

やはり、Could youを使って、

Could you speak a little more slowly, please?
(もう少しゆっくり話していただけますか?)

このようにお願いすると、とても自然な大人英語の印象になります。

あの手、この手で、言い直しをお願いしよう
① Sorry?
② Come again, please?
③ Could you say that again, please?
④ Could you speak a little more slowly, please?

2. お名前、伺えますか?

△What’s your name?
〇May I have your name, please?

【実はかなりぶっきらぼうな聞き方】

外国人の名前が聞き取れないことって、とても多いですよね。

「えっ?What’s your name?」、または「What’s your name again?」と、子供のときから知っている鉄板フレーズを、つい得意げに使いたくなります。

ですがこの表現、注意が必要です。

外国人には「あんたの名前、何?」と、とてもぶっきらぼうに、上から目線な言い方で聞こえてしまうこともあるからです。

【過去形にしてもよし、助動詞のMayを使ってもよし】

ビジネスのシーンであれば、「あんたの名前、何?」ではなく、「お名前を教えていただけますか?」ぐらい丁寧に尋ねたいものです。

そこで過去形にして、What was your name again?(お名前は何でしたか?)とすると、少し丁寧な感じになります。

さらに丁寧な表現の万能フレーズが、Mayを使った言い方です。

助動詞をうまく使うと丁寧な表現に変わるのです。

例えば私たちが飛行場などでよく聞くアナウンスにMay I have your attention, please?(お知らせします)という表現がありますね。

May I have your…?は、相手の注意を引く場合によく使われる以外に、実は相手から情報を引き出す際にもよく使われる丁寧なフレーズです。

【Mayを使えるとこんなに便利】

・May I have your phone number?
(電話番号を教えていただけますか?)
・May I have your email address?
(メールアドレスを教えていただけますか?)

職場で打ち合わせをしたいとき、「少しお話してもよろしいですか?」と相手の都合を聞くならば、

May I have a word with you?
(よろしいでしょうか?)

May I…?は、様々なビジネスシーンで役に立ちます。

丁寧に相手から許可を得たり、へりくだったお願いである印象を与えることができます。

・May I have your contact information, please?
(連絡先を教えてください)
・May I ask about your availability?
(ご都合をお聞かせください)
・May I ask a favor?
(お願いがあります)

【Can I~? Can you~?はどう違う?】

英会話フレーズ集にもよく出てくるこの2つの表現。

Can I~?(私が~してもいいですか?)は、相手から許可を得る場合、Can you~?(~してくれますか?)は、相手に依頼したいときに使います。

Can you~? Can I~?という聞き方より、過去形のCould you~? Could I~?のほうがより丁寧です。

過去形にすることで自分たちが置かれている今の状況から「少し距離を置いている」感じが相手に伝わるからです。

また、Can I~? Could I~?よりも、May I~?としたほうがさらに丁寧な印象になります。

右に行くほど丁寧度が増す
Can<Could<May<Might

3. お待ちください

△Please wait.
〇Hang on, please.

【言い方によってはとても機械的】

電話対応などで、「少々お待ちください」というシーン。

そのときについ使ってしまうのがwaitという表現。

「待っていてください」というお願いをするとき、Please wait.を使っていますが、言い方によっては、機械が話しているようなデジタル音声のように聞こえたり、「ちょっと、待った!」と、相手の話を「さえぎっている」かのような印象を与えることがあります。

【「少々」のニュアンスを入れるとスマートに】

「そのまま切らずにお待ちください」と言いたいとき、どんなな表現を使うのがスマートでしょうか?

相手を待たせる際によく使われるのが、Hang on.(お待ちください)です。

「少々」というニュアンスを伝えたいなら、a second(1秒)を加えて、Hang on a second, please.(少々お待ちください)と表現することもあります。

日常会話では、secondを縮めたsecを用いて、Hang on a sec.(ハンゴナセック)と言うこともよくあります。

この表現は、電話だけでなく「この場で少しお待ちください」という場合にも使います。

「このまま切らずにお待ちください」と言いたい場合には、Hold the line, please.(回線をそのままにしておいてください)という言い方も使いやすくて丁寧です。

4. どういたしまして

△You’re welcome.
〇Of course. / My pleasure.

【いつでも使える万能表現ではない!?】

Thank you.と言われたとき、必ず教科書に登場する返答がYou’re welcome.です。

しかし、相手に何か親切にしてあげて、Thank you.と言ってもらった場合の返答として使う表現が、You’re welcome.であって、いつでもどこでも使える万能表現ではありません。

ネイティブにとっては、とてもかしこまった表現で古くさい印象があり、「恐縮でございます」「痛み入ります」ぐらいの感じでしょうか。

【おしゃれに「どういたしまして」】

Of course.は、「もちろん」という意味で覚えている人が多いでしょう。

日本語で考えると、「ありがとう」に対して、「もちろん」というのは、なんだか上から目線な言い方のように聞こえますが、そんなことはありません。

英語ではとても自然なやりとりです。

また、Sure.という言い方や、イギリス人ならMy pleasure.という言い方も好みます。

Thank you.と言われたときのおしゃれな返答あれこれ
・Don’t mention it.(いえいえ、どういたしまして)
・Any time.(そのぐらいのことならいつでも言ってください)
・Thank YOU.(こちらこそありがとう)⇒youを強めに発音

【覚えておきたい、丁寧な相づち】

相づちの鉄板と言えば、Uh-huh.(アーハー)ウンウン、ですが、この表現、どことなく気恥しい感じですよね。

そこで、こんな感じの相づちはいかがでしょうか。

◎相手の意見に同意をするとき
・Oh, that’s right.(そうですね)
・Indeed.(そのとおりです)
◎「おっしゃっていましたね」と言いたいとき
・Yeah, you said that.(おっしゃっていましたね)
・Yeah, you told me that.(そう教えてくださいましたね)

日本でよく言われる、人間関係をよくする相づちの「さしすせそ(さすが、知らなかった、すごい、センスある、そうなんだ)」。

英語では、そのすべてのニュアンスを持った便利な1語があるのです。

Awesome.(いいですね!)

相づちは、「会話を促す潤滑油」と言われています。

それは日本人同士でも、外国人とのコミュニケーションでも同じことです。

相手の言っていることを黙って聞いているのではなく、少ししつこいと思われるぐらい相づちを打ってみましょう。

きっとあなたと外国人とのコミュニケーションはもっと盛り上がるはずです。

5. 変わりはありません

△I’m fine, thank you. And you?
〇I’m good. How are you?

【超定番のやりとりではそっけない】

How are you?と言われて、I’m fine, thank you. And you?と答える。

セットで覚えてきた超定番の会話表現です。

fineは「けっこうです」という意味も含まれる単語で、言い方によっては実にそっけない印象を与えます。

中学生なら返答しても問題はないのですが、ネイティブからすると、ビジネスパーソンのこの機械的なやりとりはAIのようで、特に初対面ではない人には、よくない印象を与えるようです。

【ねぎらう姿勢が感じられる表現を】

How are you?と質問されたときには、まずは元気であるとI’m good.と肯定的に伝えます。

こう答えるだけでホスピタリティを感じさせ、きちんとした人に見られます。

次に相手をねぎらう表現を。

And you?ではなく、むしろHow are you?と、同じ表現を繰り返すのが効果的です。

「お久しぶり!」をいろいろな表現で
・How’s it going?(どう?)
・How have you been?(久しぶり、元気だった?)
・Long time no see.(お久しぶり)
・What have you been up to?(最近どう?)
・How are things going with you?(もろもろいかが?)

【ひと工夫あるあいさつの丁寧表現】

<いい場合>

I’m great.(順調ですよ)
・I’m not bad.(悪くはないですよ。まあまあですよ)
・Couldn’t be better.(絶好調ですよ)
・Oh, fantastic.(素晴らしいですよ)
・So far, so good.(今のところは順調ですよ)

<そんなによくない場合>

・Well, actually, not so good.(ええ、実はそんなにうまくいっていなくて)

このように言っておしまい、ではなく、できれば何か事情説明を入れると、なおよいですね。

Well, actually, not so good. My brother had a traffic accident the other day. I had to help him. But, now he’s alright.(ええ、実はそんなにうまくいっていなくて。先日、兄弟が事故に遭いまして。助けてあげないといけなくなって、今は大丈夫なのですが…)

<調子が悪い場合>

How are you?は話を始めるための表現です。

このように聞かれても、そもそも相手は、いつもあなたの体調のことを気にして聞いているというわけではありません。

ですから、I’m sick(具合が悪いです)というような返答は、「相手の気持ちを忖度していない」ということになります。

言われた相手は、どう返したらいいのか困ってしまうこともあります。

本当に具合が悪い場合には、I’m not feeling very good, but I’m fine.(そんなに気分がすぐれているわけじゃないけど、平気だよ)ぐらいにとどめておくといいでしょう。

ちょっとくだけたこんなあいさつもマスター
もうかりまっか?⇒How’s it going?
ボチボチです⇒It’s going.

6. 英語が苦手でして

△Sorry, I can’t speak English.
〇Sorry, my English is not so good.

【「話すのが嫌だ」と思われている?】

「英語が話せない」と英語で言っている人、たくさんいますよね。

でも日本に来たばかりの英語圏の人が、I can speak Japanese a little. Sushi!(日本語、少し話せるよ。寿司!)と言っているのをよく耳にします。

彼らにとってのa littleは、1、2単語知っているというレベルです。

ですから、I can’t speak English.と、神妙な顔つきで英語で話す日本人に対して、ネイティブは「しゃべっているじゃないか、この人、英語を」と、奇妙な印象を持つのです。

【英語が苦手であることを上手に伝える】

どうしても「英語に自信がない(だからきちんと伝えられない)」と相手に言いたいときは、Sorry, my English is not so good.と表現するといいでしょう。

そうすれば、相手もこちらに合わせてゆっくり話してくれたり、言い方を工夫してくれたりするはずです。

「多少なら話せるのですが」と、控えめに言いたいなら、

I can speak some English.

someのところで、親指と人差し指で「少し」を表現しながら言うと、さらに謙虚な感じがして好感度がアップします。

そんな姿を見て、きっと彼らは、たとえお世辞でもYour English is good!(あなたの英語は上手だね)と言ってくれるはずです。

7. 私の名前は~

△My name is…
〇I’m Hiroshi Tanaka.

【馴染みのある英会話表現から卒業を】

名前を伝える定番表現、授業や英会話学校、名刺交換の場でも嫌というほど使ってきたのではないでしょうか。

何百回と繰り返してきたフレーズですから、口をついて出やすいと感じている人も多いと思います。

でも、その慣れがあだになる場合もあります。

日本人にとっては、最も馴染みのある英会話表現と言えますが、シチュエーションによってはとても子供っぽかったり、生真面目すぎる印象になるので、すぐに卒業しましょう!

【聞き取りにくい日本人の名前に対する配慮を忘れない】

My name is…は、名前を伝えるための表現です。

でも、万能ではありません。

大人が使うと、少々子供っぽい印象を与え、相手の信用を損なう場合もあります。

これをI’m Hiroshi Tanaka.と、I’m…から始めることで、ずいぶん大人っぽい表現になります。

また、より印象をよくするために、Please call me Hiro.と自分の名前を相手にどう呼んでほしいかも併せて伝えるといいでしょう。

このPlease call me…(私のことは…と呼んでください)という表現、セットにして覚えておくと、グッと大人度がアップします。

外国人が名前を言った時に、聞き取るのがとても難しいと感じたことはありませんか。

同じように、外国人にとっても、聞き取りにくい日本人の名前はとても難しいものなのです。

ですから、自分の名前をどう呼んでほしいかを一緒に伝えるのがいいのです。

8. お名刺、頂戴できますか?

△Business card, please?
〇May I have your business card, please?

【役所の窓口の人のようにとられる】

相手の名前や所属、肩書きを確認したいときなど、名刺を見せてほしい、またはいただきたいとお願いする場面があります。

”***, please.”は、教科書にもよく出てくるフレーズです。

だから名刺を見せてもらいたい場合、Business card, please.と言ってしまいますが、この言い方、実はかなり上から目線で、失礼な表現です。

空港の入国審査でも、パスポートや搭乗券を見せてと言われるときに、よく聞きますね。

【迷ったら丁寧な表現で言うのが無難】

相手の情報を引き出したときは、May I have your…, please?を使うとよいと前述しました。

日本人同士でも、「お名刺を1枚いただけますか?」ととても丁寧に名刺交換をしている人たちがいますね。

こういった表現にあたるのが、May I have your business card, please?(名刺をいただけますか?)という言い方なのです。

では名刺を「もらう」のではなく、見せてもらうならどうでしょうか?

そのときは、haveをseeに変えて、May I see your business card, please?(名刺を見せていただけますか?)と言うといいでしょう。

もちろん、Could I (Can I) see your business card, please?でも意味的には変わりません。

【外国人とのビジネスマナー】

<初対面のあいさつの3ステップ>

(互いの目を見て笑顔で)
Hi!(こんにちは)

(まずは名乗る)
I’m Stephanie.
I’m Hiroshi Tanaka.

(次にあいさつを交わしながら握手)
How are you?(元気ですか?)
I’m good. How are you?

(握手)
互いに手をしっかり握って、2回ほど上下に振る。
※ここで名刺は交換しません。

9. お座りください

△Please sit down.
〇Have a seat.

【命令のニュアンスが感じられる】

「こちらにお座りください」と伝えたいとき、条件反射で口をついて出てくるフレーズが、Please sit down.です。

ですがこの表現、「着席しましょう」と教室で教師が生徒に伝える場合にはいいのですが、ビジネスの現場で「こちらにおかけください」と席を誘導するシーンでは、たとえPleaseがついていても命令のニュアンスが感じられます。

場合によっては、ペットに「お座り!」と言っているように聞こえてしまうこともあります。

【相手によって言い方に変化をつける】

ビジネスシーンで使いやすいのは、Have a seat.(おかけください)という表現です。

これは、「a seat(席)にhave(着く)」ということを相手に促すことのできる表現です。

「こちらの席におかけください」ということを伝えたい場合には、手で座ってほしい席を示しつつ、Please have a seat.と言ってください。

また、部屋に案内した後、座ってほしい席まで少し距離があり、移動をお願いしなければならないような場合には、This way, please.(こちらにお願いします)と言って相手を誘導するようにするとよいでしょう。

着席を促す場合だけに限らず、このような細かな声掛けがよい人間関係を作る第一歩です。

目上の方には、May I invite you to take this seat?(こちらの席をどうぞ)と促すのがよいでしょう。

10. メールで送っていただけますか?

△Email, please.
〇Could you email me later?

【気をつけたい依頼の表現】

「詳細は追ってメールでお願いします」と、話し合いの続きをメールに譲ることはよくあります。

その場だけではどうしても詰め切れないようなときに、「あとはメールで!」となるのは、ごく自然な流れでしょう。

そんなとき、ついEmail, please.と言ってしまっていませんか?

実はこの表現、「あとはメールで送っておいて!!」というような、トーンによってはとてもゴリゴリの高圧的に聞こえてしまいます。

【なるべくシンプルな英語で考える】

「メールを送る」と英語で言いたいときに、send me an emailや、give an emailなどとつい難しく考えてしまいがちです。

しかし「(私に)メールを送ってほしい」と言いたい場合は、emailを動詞にして「私に、emailをする」、

Email me.

と言えばいいのです。

さらに「あとで」という意味のlater (on)を一緒に用いて、Could you email me later?とCould youをつけて言えば、「あとでメールを送っていただけますか?」という丁寧な依頼の表現になります。

【SNSと丁寧表現】

LINEやFacebookなどの、テキストメッセージ(text message)機能で連絡をとるという場合、textを動詞にして、Could you text me?(メッセージをください)という言い方ができます。

なんとなく、気軽さが伝わる言い方ですよね。

ここでは、SNSの流行で生まれた比較的新しい英語表現を紹介しましょう。

Text me.((携帯で)メッセージをください)

「携帯電話のtxt message(ショートメールみたいなもの)でメッセージをください」というイメージでしょう。

最近は、「メッセージをください」という意味で、

Message me.

とか、自分の受信ボックスにメールを入れてくださいと頼む感覚で、

Inbox me.

という表現もよく耳にします。

Google it.(検索してください)

日本語でも「ググってみてください」という言い方をするようになりましたね。その感覚です。

ちなみに、検索エンジンはgoogleだけとは限りませんが、英語圏で一番用いられるのがgoogleなので、このような言い方になりました。

Skype me.(スカイプしてください)

「音声通信アプリのスカイプで連絡してください」という感じです。

Viber、KakaoTalk、LINEなどの他の通信アプリはありますが、初期からずっと使われているのがSkypeなので、このように言われるようになったようです。

これから変わっていくかもしれませんね。

Like it.(「いいね!」ボタンを押してください)

日本語で言う「いいね!」ボタンは、英語ではlikeと表現されます。

Like it.は、「それを好きでいてください」ということではなく、SNSに「いいね!」してくださいという意味です。

こう言われたからといって、素直にYes, I like it already.(はい、もう好きになりました)などと返答すると、笑われてしまうかも…。

11. 了解しました!

×OK. OK.
〇That’s OK.

【TPOをわきまえずに使ってませんか?】

OK!は「わかった!」「大丈夫!」「いいですよ!」など、教科書でもいろいろな意味で出てくる表現のひとつです。

一説にはall correct(すべて正しい)を、間違ってoll korrectと筆記体で書いて、その頭文字からOKとなったと言われています。

TPOをわきまえずに使ってしまいがちですが、日本語なら「はい、はい」に近い響きを持った言い方です。

どこからともなく、「はい!は1回でいい!」というお叱りの声が聞こえてきそうです。

【肯定でも否定でも実は使える】

That’s OK.(それで大丈夫です)というと、ずいぶん大人っぽい印象になります。

That’s…は、よく感想やコメントを述べるときに使います。

また、It’s OK.という言い方でもかまいません。

相手の意見に賛成する場合に、It’s OK.が用いられます。

A:Can I grab a bite?(一口もらってもいい?)
B:Oh, it’s OK.(いいよ)

「(いえ)結構です」と断る場合にもThat’s OK.を使うことがよくあります。

A:Would you like some more coffee?(もう少しコーヒーいかがですか?)
B:Oh, that’s OK. Thanks.(結構です、ありがとう)

こんな使い方ですね。

【「いいですよ」の丁寧表現】

That’s OK.やIt’s OK.はとても使いやすい表現ですが、「了解」を表す表現に、私たちが何気なくカタカナ語で使っている、「オーライ」があります。

これはall right(すべて正しい)という意味の表現をカタカナ語で示したもので、会話表現ではalrightと縮めて一単語として使われます。

例えば、「了解です」と言いたい場合に、OKの代わりに、That’s alright.、It’s alright.などと言ってみましょう。

表現のバリエーションが広がって、グッと会話の大人感が増しますよ。

また、以下のような表現もよく使います。

・Yes, of course.(はい、もちろん)
・Yeah, that’s right.(うん、そのとおりです)
・Exactly.(そのとおり)
・Indeed.(まさに、そうです)
・I can’t agree with you more.(これ以上あなたに賛成したくてもできないぐらいだ=まさに、そのとおりです)

【丁寧に断る表現】

丁寧に断るときには、「断る理由」を明確に述べることが必要です。

日本語でよく聞くのは、「別の予定がありまして」ですが、これを英語で言うと、

I’d love to, but I have another appointment.
(そうしたいのは山々ですが、別の予定がありまして)

I want to、I’d like toではなく、loveという動詞を使うことで、「そうしたいのは山々ですが…」という残念な気持ちがよく伝わります。

英語圏で鉄板の断り方は以下の表現になります。

I’d love to, but I have to go out of town on business on the day.
(そうしたいのは山々ですが、その日は仕事で街を出ておりまして)

「街を出る」というのは比喩的な感覚で、「近くにはおりません、身体があいていません」ということを遠巻きに伝えています。

日本人同士でこう言ってしまったら、「じゃあ、街に戻って来いよ」なんて言われてしまいそうですが、英語圏では割とよくある断り方です。

ぜひ覚えておきましょう。

12. わかりません

△I don’t know.
〇I have no idea. / I’m not sure.

【実はそっけない印象を与えている】

I don’t know.「アイドンノウ」は、「それについては、自分は情報を持っていない」ということを示すものです。

ですから、とっさのシーンで、「さあ、わからないな」と伝えるつもりで使うと、言い方によっては、外国人はそっけないという印象を持つようになります。

特に、動詞のknowを強調して長めに発音すると、子供が「僕、知っらないっ」と言っている印象を与え、相手に「無責任だな」と思われてしまうかもしれません。

【大人らしい丁寧な言い方がある】

「自分はその件についてはよくわからない」ということを上手に伝えるには、I have no idea.という表現がいいでしょう。

また、確実なことはわからないという意味で相手に伝えたければ、I’m not sure.と言う表現を使いましょう。

「その件については何も知らない」ということを伝える際にも、I don’t know.だけでは、やはり少しそっけない印象を与えてしまいます。

どうしてもこのように言わなければならない場合、I’m afraid(申し訳ないのですが)を添えて、

I’m afraid I don’t know.

と言えば、大人度がグッとアップした英語表現に聞こえます。

13. なるほど

△I understand.
〇I see your point.

【同意の内容だと誤解される】

相手の言わんとしていることを理解し、共感を示すとき、私たちはつい、I understand.と言ってしまいます。

でも外国人にはI understand.は、相手の言っていることの「ロジック(論理)」に納得し、「腑に落ちた」、場合によっては「了解した」ととられてしまう表現です。

だから打ち合わせの最中に、軽く「なるほどですね」と共感を示す相づちの意味で使うと、相手と思わぬ温度差が生じてしまうかもしれません。

【軽い相づちの代わりならこの言葉】

I see your point.は、「腑に落ちた」かどうかに関わらず、相手の言わんとしていることを、大枠では理解したということを示すものです。

I understand.だと、改善策などまで含めてしっかり理解した、つまり「(全部に)了解した」と、暗に相手に伝えてしまうこともあります。

打ち合わせの最中などで、軽く相づちを打つ程度なら、I see your point.と言っておくほうが無難でしょう。

また、「わかりました」という意味でよく使われる表現に、I got it.もあります。

itのtはあまり強く発音されず、「あい、ガリ」のように発音をします。

お寿司屋さんで、人にガリを取ってあげるような気持ちで、気軽に発音してみましょう。

ビジネスで伝えたいことを英語で言ってみよう―Part 2-

ビジネスで伝えたいこと―Part 2―

17. スタッフが増えた

△We have ten new staffs.
(新しい10本の杖を持っています)
〇We have ten new employees.
(新しい従業員が10名入りました)

【staffは集合体を指す】

staffは「スタッフ」という日本語にもなっているため、間違って使ってしまう人が多くいます。

英語のstaffは、日本語で言うような従業員一人ひとりのことではなく、従業員全体をまとめて指し示す単語です。

そのため、この意味でI have a big staff.といっても、それは「私には大きな従業員が一人います」と述べているのではなく、スタッフ全員を一つの集合体としてとらえて「私にはたくさんの従業員がいます」と語っているわけです。

個々のスタッフを指す場合は、次の例文のようにmember of one’s staffなどの言い方をするか、あるいはemployee(従業員)の語を使います。

<便利な表現>
・Due to the economic recession, the company forced to reduce staff numbers.
(不景気のため、会社は人員削減をせざるを得なかった)
・She’s the oldest member of our staff.
(彼女は我が社で一番の古株です)
・I have seven people on my staff.
(うちのスタッフは7名です)

なお、英語では「杖」のこともstaffと言います。

複数形でstaffsとすると、冒頭の例文のように杖の意味になってしまうため、注意しましょう。

18. 残業してもいい

I’m willing to work late today.
((条件付きで)今日、遅くまで働いてもいいですよ)
I don’t mind working late today.
(今日、遅くまで働くのは構いません)

【willing toの持つニュアンス】

英和辞典ではwillingの項に「喜んで~する」などの訳を載せていることが多いのですが、少し説明が足りないせいか、この言葉は多くの日本人に誤解されがちです。

もしbe willing toというフレーズを耳にしたら、その後にifの条件文が隠されていると思ってください。

例えば、I’m willing to help you.と言われたとき、本当はI’m willing to help you if you buy me a drink.(一杯おごってくれるならば、喜んで手伝いますよ)など、心の中で条件をつけながらネイティブは話をしているのです。

つまり、「条件さえ満たせば、喜んで~する」ということです。

こうした言外の意味を避けるためには、自分にとってたいしたことではないことを示すI don’t mind…(~しても構いません)を使います。

そうすれば、「無条件で~しますよ」というニュアンスになります。

<比べてみよう1>
I’m willing to participate in the seminar.
((もし~ならば)セミナーで話をしてもいいですよ)
I don’t mind participating in the seminar.
(セミナーで話をするのは構いません)
<比べてみよう2>
I’m willing to go on business trips.
(出張に行ってもいいですよ(その代わりにしてほしいことがありますが…))
I don’t mind going on business trips.
(出張に行くのは構いません)

19. 新規プロジェクトを始めました

△I got a new job.
(私は転職した)
〇I got a new task.
(新しい仕事が入った)

【jobとtaskとworkの使い分け】

雑談などで、最近の仕事の調子などを尋ねられることなどよくありますね。

新しい仕事が入ったんだ、というとき、日本語をそのまま訳してI get a new job.とすると、「新しい仕事に就いた」、つまり「転職した」という意味になってしまいます。

jobは「一従業員として給与をもらう職」を表しますので、I’m looking for a job.(転職活動中です)のように使うのが自然で、日々の仕事について使うのは不自然なのです。

一方taskは、仕事の中の一環として割り当てられた、個々の作業を表します。

new taskは「自分に新たに与えられた業務」というイメージですので、日々の勤務の中での仕事にはこちらを使うのがよいでしょう。

ちなみにもう一つ「仕事」といえばworkという単語がありますが、「勤める」こと全般を表したり、I’m going to work.(これから仕事に出かけます)のように、働く場所について話すときに使います。

<便利な表現>
・I got a new task, so I’ll be busy for this week.
(新しい仕事が入ったので、今週は忙しくなる予定です)
・My new task is ordering office supplies.
(今度の仕事内容は、オフィス用品を発注することです)

20. ちょっと飲んで帰ろう

△Let’s go drinking.
(ベロベロになるまで酔っぱらおう)
〇Let’s go get a drink.
(ちょっと飲みに寄ろう)

【深酒か、ちょい飲みか】

仕事帰り、同僚や部下を「飲みに行こう」と誘うとき、そのまま訳してLet’s go drinking.というフレーズを使う人が多いようです。

一見すると問題ないようですが、この言い方は「ちょっと飲みに行く」のニュアンスにはならないのです。

というのも、go drinkingは「浴びるほど飲む」「ベロベロになるまで酒を飲む」というイメージがあるからです。

なのでLet’s go drinking.は「とことん飲み明かそう」という印象になるので、誘われた方も覚悟を決めなくてはいけません。

もちろん落ち込んでいる相手を慰めるときに、「酒でも飲んで忘れよう」という場面ならぴったりかもしれません。

会社帰りにちょっと一杯行こう、といった程度のお誘いなら、Let’s go get a drink.やLet’s get a drink.という言い方がおすすめです。

近くの飲み屋で軽く飲んでいこうと誘っていることが伝わります。

getの代わりにhaveを使って同じ意味になります。

<便利な表現>
Are you off work now? Let’s get a drink.
(仕事終わった?軽く一杯行こう)
A:Let’s go have a drink.
(軽く飲んでいこう)
B:That’s a great idea.
(いいねぇ)

21. やってみなよ!

△Do what you want.
(勝手にしろ)
〇Do what you’d like to do.
(好きなようにやってごらん)

【背中を押すための一言】

部下や同僚から「どうしたらいいか」という仕事上の相談を受けて、応援するつもりで「好きにやってみなよ」と背中を押したいとき、何と声をかけてあげればよいでしょうか。

Do what you want.だと「どうでもいいから勝手にやって」とかなり突き放した言い方になってしまいます。

けんかなどをして、Do what you want. I’m leaving!(好きにしろ、俺は出て行く!)のようなシーンで使われます。

これでは相談を持ちかけた相手のやる気を削いでしまいますね。

ここは、you wantではなくyou’d like to doにするだけで「君の思った通りにやってみるといいよ」とポジティブなニュアンスになります。

他にもYou can do anything you want.(何でもやりたいことをやってみなよ)や、I know you’ll do a great job.(君ならいい仕事するだろう)のような言い方も、背中を押す一言として覚えておくといいでしょう。

<便利な表現>
・Do what you’d like to do. It could be a great opportunity for you.
(好きなようにやってみなよ。君にとって素晴らしいチャンスになるよ)
・It’s your project. You should do what you’d like to do.
(これはあなたの企画よ。思った通りにやってみなよ)

22. シフトを代わってもらえますか

Would you cover my shift next Tuesday?
(来週火曜日のシフトを代わってくださいますか?)
Could you cover my shift next Tuesday?
(来週火曜日のシフトを代わってもらえないでしょうか?)

【相手に断る余地を与える言い方】

英語で人に何かをお願いするとき、どのフレーズを使ったら失礼がないのか、日本人なら気になるところだと思います。

相手にとって断りにくい頼み方は何かを考えると、これはネイティブにとっても悩ましい問題なのです。

特にビジネスの場においてはなおさら大切でしょう。

△の例文にあるように、確かにWould you…?は丁寧な依頼ですが、最も断ってほしくないときの言い方です。

お願いされた方としては、なかなかNo.とは言いづらいのです。

相手のことを考えて、断る余地を残しておきたいのなら、カジュアルなCan you…?のほうが親切かもしれません。

しかし、おそらく一番無難なのはCould you…?ではないでしょうか。

これは丁寧でもあり、さほど押し付けがましくもないからです。

<比べてみよう1>
Would you show me around your factory?
(工場を案内してくださいますか?)
Could you show me around your factory?
(できれば工場を案内してもらえないでしょうか?)
<比べてみよう2>
Would you be a little more specific about the project?
(その製品についてもう少し具体的に話してくださいますか?)
Could you be a little more specific about the product?
(その製品についてもう少し具体的に話してもらえないでしょうか?)

23. 厳しい人だ

△Your boss is really severe.
(あなたのボスって冷酷非道ね)
〇Your boss is really strict.
(あなたのボスって厳しいよね)

【「シビアな人」が通じるのは日本人だけ】

日本語でも人の態度などが厳しい様子を示すときに「シビアだね~」と言うことから、ついsevereの語を使う人がいますが、厳しい姿勢や性格を表すには不向きです。

severeを人に対して使ってしまうと「厳しい」というより「冷酷」「残忍」な性格を指すことになってしまいます。

仕事でちょっと厳しい上司に対して用いるには適切とは言えません。

【厳しい状況や気候を表す】

通常はHokkaido has very severe winters.(北海道の冬は厳しい)やsevere heat(酷暑)などと、天候が厳しい様子を表すときに使います。

また状況が厳しいことも表すので、患者の様子を聞かれて、He’s in severe condition.(彼はかなり厳しい状態だ)という意味でなら使うことがあるでしょう。

【人の厳格さにはstrictを】

管理やルールの厳格さを表すstrictを使えば、その人が「厳しい」ことが伝わります。

My father is really strict.と言えば「うちの父親厳しいんだよね」と、ちょっと家の規則にうるさいお父さん像が浮かびます。

<便利な表現>
・My boss is strict, but he’s actually a nice person.
(うちの上司は厳しいですが、本当はいい人です)
・Our president is far too strict.
(社長は厳格すぎる)

24. ちょっとした伝達事項がある

△I have to say something to you.
(悪いニュースがあります)
〇I need to tell you something.
(お伝えしておかないと)

【have toがもつネガティブなニュアンス】

have toは自分の意思とは関係のない外的要因による必要性、つまり「~せざるを得ない」というニュアンスが含まれています。

例文は「言わなければならないことがあります」、つまり「言いたくはない話ですが」という裏の気持ちが含まれているのです。

また、say something toという表現は、「話し手が一方的に相手に言いたいことを言う」ようなイメージで、やはりネガティブなことを話したりするときによく使われます。

ここはneed toを使うと、自発的な必要性を表しますので、相手に悪い印象は伝わらないでしょう。

またtellには「伝える」「教える」という意味がありますので、sayよりは一方的なニュアンスがありません。

<比べてみよう1>
・My mom asked me to buy some food, so I have to go shopping later.
(ママに食材買ってくるように頼まれちゃってて。あとで買い物に行かないと)
・I’m a little bit hungry, so I need to do some shopping later.
(ちょっとお腹すいちゃった。あとで買い物に行かないと)
<比べてみよう2>
・If I fail the test again, I’ll get held back. I have to study.
(また赤点取ったら落第なんだ。勉強しないと)
・To become a lawyer, you need to study.
(弁護士になるために、勉強しないと)
<比べてみよう3>
・Even if there’s no one here, I have to stay in the office until 8:00.
(誰もいなくても、(規則で)8時まで会社にいないといけないんだ)
・I’m going to go get a drink with Cathy, so I need to stay in the office until 8:00.
(キャシーと飲みに行くから、(キャシーを待って)8時まで会社にいないといけないんだ)

25. 明日休みたい

△I’d like to take off tomorrow.
(明日、出発したいんです)
〇I’d like to take tomorrow off.
(明日お休みをいただきたいのですが)

【休みたい日に挟む】

take offにはたくさんの意味がありますので、使うシチュエーションや語順には気をつけたいものです。

take off tomorrowだと「明日出発する」や「明日どこかに行きたい」という意味になりますので、こう言われた上司は、To where?(どこに?)などと聞いてくるかもしれません。

take off three weeks for Christmasのように長期のお休みや、具体的に「休暇」とわかるシチュエーションであればtake off…の語順でも問題ありません。

しかし、

I’m going to take next Monday off.
(来週月曜日は休むつもりです)

のように、take…offの語順にすれば「~休暇をとる」という意味になりますので、急にこう切り出しても誤解されることはありません。

…の部分に休みたい日を入れて使います。

他にも、休暇をとることを言うには次のような表現ができます。

<便利な表現>
・I’m taking a holiday next week.
(来週、休暇をとります)
・I’m going on summer break tomorrow.
(明日から夏休みに入ります)
・She’ll be out of the office next month for maternity leave.
(彼女は来月、産休のため会社にいません)

26. 残業しました

△I overworked three hours yesterday.
(昨日3時間過度に働いた)
〇I worked three hours of overtime yesterday.
(昨日3時間の残業をした)

【「過労」とよく間違う】

「残業する」といえばよくoverworkという言葉が思い浮かぶようです。

実はこのoverworkは名詞だと「過労」、動詞だと「過度に働く」ということです。

ニュアンスとしてはHer parents said that she died from overwork.(両親は、娘が過労死したと言った)などの重い意味合いになります。

「残業」はovertime、「残業する」はwork overtime、「残業代を稼ぐ」はearn overtimeと言います。

・We did a lot of overtime last month.
(先月は残業ばっかりだったなあ)
・I wish we could get paid for overtime.
(残業代が出ればよいのに)

27. もう一回繰り返しますね

May I repeat that?
(復唱する許可はいただけますか?)
Let me repeat that.
(復唱いたします)

【「~させてください」と言うときの決まり文句】

May I…?は「~してもよろしいですか?」と相手から許可を得るときの表現で、電話の復唱にわざわざ許可を求めるのは少し大げさです。

例えば生徒が先生にMay I go to the restroom?(トイレに行ってもいいですか?)と尋ねたり、May I take a message?(伝言をお預かりしましょうか?)と気遣って伺いを立てるような場合に使います。

ちょっとした行動について「~させてください」と伝えるときは、Let me…という定番の表現がおすすめです。

Let me repeat that, just in case.
(念のため復唱させてください)
Let me show you.
(お見せしますね)

28. 声が聞こえない

△I can’t listen to you.
(あなたの話は聞かない!)
〇I can’t hear you.
(声が聞こえません)

【listenは「傾聴」】

listenとhearはどちらも「聞く」と訳せますが、それぞれ意味合いが違います。

listenは積極的に耳を傾けることですからcan’t listenは、聞く意思がないときに使います。

例えば、I can’t listen to you. You always lie!(あなたの言うことなんて聞きたくない。いつも嘘ばかり)のように使います。

一方hearは、特に聞こうとする意思がなくても耳に入ってくることです。

街の喧騒や、朝の鳥のさえずりなど、音全般に対して使われます。

ですので、電話や会話で相手の声が聞こえないときはhearを使いましょう。

なお、hearing testは「語学の聞き取りテスト」ではなく、「聴力のテスト」を意味します。

29. 会議を休んでしまった

△I miss the meeting.
(あの会議が懐かしいな)
〇I missed the meeting.
(会議を休んでしまった)

【意味の異なる2つのmiss】

missには「~を懐かしむ」「~の不在を悲しむ」の意味があるので、I miss the meeting.だと「会議が懐かしい」という発言になってしまいます。

通常、I miss my home town.(故郷が懐かしい)やI’m going to miss you.(寂しくなるわ)のように使います。

「~を欠席した」「~し損ねた」と言うには、missedと過去形にするだけでOKです。

I missed an appointment.で「約束を忘れた」、I missed the class.で「授業に出なかった」などです。

「行きたくないからサボった」と言いたいときは、ditch(捨てる)を使うと「あえて行かない」というニュアンスになります。

「つまんないからこのワークショップ抜け出そうよ」なら、This is boring. Let’s ditch this workshop.と言うことができます。

30. 署名をお願いします

△Can I have your sign?
(あなたの星座を教えてくれる?)
〇Can I have your signature?
(署名してもらえますか?)

【「サイン」は名詞では使わない】

動詞のsignには「サインする」すなわち「署名する」という意味があり、sign one’s name(名前をサインする)、sign a document(文書に署名をする)などと言えます。

ところが名詞としてのsignには「署名」の意味はなく、「印」「兆候」「合図」「看板」等を表すほか、黄道十二宮の一つ、つまり「星座」をも指します。

ですから、もしCan I have your sign?と尋ねたら、それはGemini(双子座)、Leo(獅子座)といった、相手の星座を知ろうとしているとも受け取れるのです。

「署名」を表す名詞はsignatureです。

職場で誰かに署名を求める場合は、Can I have your signature, please?と言えばよいのです。

ビジネスで伝えたいことを英語で言ってみよう―Part 1―

ビジネスで伝えたいことを英語で言ってみよう―Part 1―

1. もっと頑張って働かないと!

△I should work harder.
(もっと頑張って働くべきだろうが、その気はない)
〇I’ve got to work harder.
(もっと頑張って働かなくちゃ)

【have got toでやる気を奮い立たせよう】

「~したほうがよい」という義務を表す助動詞shouldは、微妙な含みを持っている場合があります。

I should…と言うと、「~すべきなのはわかっているけど、しないだろうな」の意味合いになることが多く、どちらかと言えば後ろ向きの態度に見えます。

例えば、

I should get up early, but…
(早起きしたほうがいいんだろうけど…)

のように、実際にはそうする気がないときに使われがちな表現なのです。

一方、そうする意思を示したいのなら、いやでもやらざるを得ない状況にあることをほのめかすhave got to(短縮形は’ve got to)を使うのがぴったりです。

これはhave toのカジュアルな言い方で、より気持ちが込められます。

I’ve got to get up early for work.
(早起きして仕事に行かなければ)

このような表現で、ビジネスシーンで使い回して活用できるお役立ちフレーズです。

2. 最善を尽くします

△I’ll try to improve sales.
(とりあえず売り上げを伸ばすようにします)
〇I’ll do my best to improve sales.
(売上を伸ばすように最善を尽くします)

【使い方によってはネガティブになるtry】

「挑戦する」を意味する動詞tryがあることから、I’ll try to(~するようにします)で始まる文は、一見するとポジティブで何の問題もないひと言に思えます。

しかし、try to do不定詞には「とりあえず試してみるが、うまくいかないかもしれない」という消極的な思いが込められている場合があります。

つまり、その人は未来に向かって頑張ろうとしているものの、実際に成功させるのは難しいと諦めている、というネガティブな印象になりかねません。

【努力すると伝える他の表現】

前向きに努力する気持ちを伝えたいときは、I’ll try toのフレーズは避けたほうがいいかもしれません。

代わりにI’ll do my best to(~するように最善を尽くします)や次の例文のような、より積極的に聞こえる言い回しを使ってみてください。

<比べてみよう1>
△I’ll try to meet the deadline.
(とりあえず締め切りに間に合うようにします)⇒でも間に合わないかもしれない
〇I’ll do whatever I can to meet the deadline.
(締め切りに間に合わせるためなら何でもします)⇒ポジティブ
<比べてみよう2>
△I’ll try not to disappoint you.
(がっかりさせないように努めます)⇒でもそうなってしまうかもしれない
〇I won’t disappoint you.
(あなたを決してがっかりさせません)⇒ポジティブ

3. 遅れて着いた

△I arrived at the meeting lately.
(近頃会議に着きました)
〇I arrived at the meeting late.
(遅れて会議に着きました)

【latelyとlateの違い】

latelyは「近頃」という意味の副詞で、例えばWe haven’t seen her lately.(近頃彼女に会っていない)、How has your family been lately?(最近ご家族はいかがお過ごしですか?)などの使い方をします。

このlatelyを用いて、I arrived at the meeting lately.と言うと、まるで数日前に会議場へたどり着いたかのような印象になります。

一方、lateは「遅れた、遅い」の意味の形容詞であると同時に、「遅れて、遅く」を表す副詞としても使えます。

この副詞としてのlateを用いて、I arrived at the meeting late.と言えば遅刻したことが伝わります。

latelyとlateはよく似ていて紛らわしいですが、しっかり区別しておきましょう。

<便利な表現>
・I’m sorry for being late.
(遅れてすみません)
・She was two hours late for work.
(彼女は2時間遅れて仕事に来た)
・I read it in the latest issue of the magazine.
(その雑誌の最新号で読みました)

4. もう遅れちゃだめだよ

△You’d better not come late again.
(もう遅れるんじゃないよ)
Maybe you’d better not come late again.
(もう遅れないようにしたほうがいい)

【親切心が脅し文句に】

You’d better not…(~しないほうがいい)は、親切なアドバイスなどではなく、半ば強制するような結構きつい言い方です。

それは、この発言の背後に「さもなければ○○するぞ」という含みがあるからです

例えば、You’d better not come late again.の後には、言葉には出さないけれどもOr else you’re fired.(さもないとクビだ)などの脅し文句が控えていると考えられます。

こうした表現は、上司が部下に対して使うならまだしも、目上の人や同僚に対して使うにはあまりふさわしくありません。

ところが、文頭にmaybeをつけると「~しないほうがいいんじゃないかな」と、トーンを和らげることができます。

Maybe you’d better not…とするだけで、ポジティブな提案に変わるのです。

<比べてみよう1>
△You’d better not cancel the meeting or the boss is going to be mad.
(会議を中止するんじゃない。さもないとボスに怒られるぞ)
Maybe you’d better not cancel the meeting. We haven’t had one in a while.
(会議を中止しないほうがいいよ。しばらく開いていないんだし)
<比べてみよう2>
△You’d better not ignore her message or she’ll fire a complaint.
(彼女の伝言を無視するなよ。さもないと苦情を言ってくるぞ)
Maybe you’d better not ignore her message. She’ll just keep calling.
(彼女の伝言を無視しないほうがいいんじゃないかな。何度も電話してくるだけだよ)
<比べてみよう3>
△You’d better not go to the seminar or you’ll miss your deadline.
(そのセミナーには参加するんじゃない。さもないと期限に間に合わないぞ)
Maybe you’d better not go to the seminar. You have a report due tomorrow.
(そのセミナーには参加しないほうがいいよ。明日が締め切りの報告書があるんだし)

5. 私の仕事じゃない

△That’s not my work.
(私の作品ではない)
〇That’s not my job.
(私の仕事ではない)

【jobとworkの違い】

「仕事」といえば、workという単語が思い浮かぶかもしれません。

しかし、名詞のworkには「作ったもの」「作品」の意味があり、例えばVan Gogh’s works are displayed at this art museum.(ゴッホの作品はこの美術館で展示されています)などのように使ったりします。

そのため、「自分の仕事が好きですか?」のつもりでDo you like your work?と尋ねても、相手には「あなたは自分の作品が好きですか?」と変な聞き方をしていることになります。

同様にThat’s not my work.と言ったら、「それは私の作品ではありません」のように伝わってしまうでしょう。

このようなときは、workの代わりにjobを使います。

jobには「携わっている仕事」の意味がありますので、That’s not my job.で「それは私の仕事ではありません(=他の人の仕事です)」ということを表せるのです。

・I have three jobs this week.
(今週は3つの仕事を引き受けている)
・How do you like your job?
(仕事はどうですか?)
・It’s difficult job, but someone has to do it.
(難しい仕事だが、誰かがやらなければならない)

なお、jobは「職」「勤め口」も指すため、次のような言い方がなされます。

・He has a good job.
(彼はいい会社に勤めている)
・Are you thinking about quitting your job?
(仕事を辞めようと思っているのですか?)
・I need to apply to new jobs.
(新しい職に応募しないと)

6. 今日は帰りましたよ

△She left office.
(彼女は会社を辞めた)
〇She left the office.
(彼女は退社した)

【「会社を去る」には2つ意味がある】

日本人にとってtheなどの冠詞はあまり馴染みがありませんが、英語にはtheがあるかないかで大違いになる言葉があります。

その一つがofficeです。

すでに帰宅した上司宛に海外から電話がかかってきたとき、She left office.と伝えたら、相手は慌てて事情を聞いてくるかもしれません。

というのも、leave officeには「退職する」「役職の任期を終える」の意味があるからです。

Our CEO will leave office next month.(CEOは来月で退任します)のように使います。

他にも、定冠詞theのあるなしで意味に大きな違いが生じる言葉としては、timeがあります。

Do you have the time?は「今、何時ですか?」と時刻を尋ねる表現ですが、無冠詞のDo you have time?なら「今、お時間はありますか?」と、相手が忙しいかどうかを聞いていることになります。

【毎日の退社には「the office」を使う】

単に「オフィスを出る」という意味や、一日の仕事を終えて帰途につく場合の「退社する」でしたら、officeの前にtheを入れてShe left the office.と言いましょう。

下にいくつかパターンを挙げましたので、参考にしてください。

<便利な表現>
・She left the office early yesterday.
(彼女は昨日早退した)
・She left the office at 1:30 PM.
(彼女は午後1時30分にオフィスを出た)
・She left the office on time.
(彼女は定時に会社を出た)

7. 注文が来たら教えて

In case of an order, please let him know.
(万が一注文を受けたら(来ないはずだけど)、彼に知らせてください)
If you get an order, please let him know.
(もし注文を受けたら、彼に知らせてください)

【「~のときには」を表すニュアンスの違い】

「もしも」を表す言い方としては、ifが一般的です。

似たような表現ではin case ofがありますが、意味合いは少し違ってきます。

実はin case ofは予期できないことや、起きては困るような大変なことに対して使われる場合が多いのです。

In case of an emergency, push this button.
(緊急の場合は、このボタンを押してください)
In case of a fire, exit from this door.
(火災が起きたら、このドアから出てください)

上の例文からもわかるように、in case ofには「非常時には」というニュアンスがあるのです。

そのため、in case of an order…などと言うと、まるで注文が来るのが稀なことで、非常事態か何かのような印象を与えます。

このような、いつでも起こりうることに対してはifを使って表現するのが自然です。

<便利な表現>
If the client calls, let me know.
(クライアントから電話が来たら、教えてください)
If you see Mr. Green, say hello to him for me.
(グリーン氏に会ったら、よろしくお伝えください)
If anyone has an idea, please speak up.
(アイデアのある人は発言してください)
If the copier jams, you should probably call maintenance.
(コピー機が動かないなら、修理を呼んだ方がいいでしょう)

8. 考える時間が欲しい

△I can’t give you an answer right now.
(すぐにお答えできません)
I’m afraid I can’t give you an answer right now.
(申し訳ないのですが、すぐにお答えできません)

【can’tは拒絶の意味が強い】

「~できません」を意味するcan’tは、誰でも教科書で学ぶ基本の英語ですが、相手にストレートに言うと少しきつく聞こえてしまう場合があります。

確かに、I can’t give you an answer right now.(すぐにお答えできません)は文法上、何の問題もありません。

ですが、I can’t…という言い方は、大切なお客様から頼まれたことを断るときなどには、取りつく島もない様な印象を与え、やや強すぎる表現です。

【I’m afraidを添えよう】

そういった状況では、ネイティブスピーカーはほとんど無意識にI’m afraidを添えます。

これを文頭に添えることで口調が和らぎ、「申し訳ないのですが」という気持ちが相手にきちんと伝わるからです。

I’m afraid…と切り出すことで、相手も「これから何か自分にとって不都合な内容が続くんだな」と覚悟することができます。

接客業などで客の要望に応えられないときによく使われる、定番の切り出しフレーズです。

<便利な表現>
I’m afraid I can’t send it today.
(すみませんが、本日送ることはできません)
I’m afraid I can’t finish by next week.
(申し訳ないのですが、来週までには終わりません)
I’m afraid we can’t go to the meeting.
(申し訳ございませんが、会議には行けません)
I’m afraid you can’t check in until 2:00.
(あいにく、2時までチェックインはできません)

9. 手伝う余裕がない

△I won’t help you today.
(今日は手伝うつもりはありません)
〇I’m afraid I won’t be able to help you today.
(申し訳ないのですが、今日は手伝えないでしょう)

【won’tを使うときの注意】

助動詞willは意思を表すこともあり、単に未来の予想を述べるだけでないことは前にも触れました。

I won’t…は、I will not…ほど自己主張が強くはないものの、「~しないぞ」と固辞する側面を持ち、特に上司や取引先に対して使うと不快感を与えたり怒らせたりする可能性もあるので使わないほうが無難です。

例えば、こんな感じのニュアンスになります。

・I won’t do it.
(それをするつもりはありません)
・I won’t ever call him again.
(彼にはもう二度と電話しません)

ただし、相手から何かを注意されて「もう決してしません」と誓うような場合にはwon’tを使って主張してもいいでしょう。

A:Don’t be late to the meeting.
(会議には遅れないように)
B:I won’t do it again.
(二度と遅刻しません)

I won’tで始まるフレーズが持つ、拒否するような印象をなくすには、まずwon’tをwon’t be able toに直して、「しない」という意思から「できないでしょう」という未来の能力へと意味を変えます。

さらに前項と同様、冒頭にI’m afraidを入れることで、「申し訳ないのですが」の気持ちが出るようにすると一層よいでしょう。

こうした点も踏まえておきましょう。

<便利な表現>
・I’m afraid I won’t be able to sign this contract.
(申し訳ないのですが、この契約書にはサインできないでしょう)
・I’m afraid I won’t be able to make contact with her.
(申し訳ないのですが、彼女とは連絡をとれないでしょう)

10. 返事をいただけるとうれしい

△Let me know your answer by next Monday, please.
(来週月曜日には返事してください(いいね?))
〇If you could let me know your answer by next Monday, that would be great.
(来週月曜日までにお返事いただけると助かります)

【that would be greatの魔法】

ここでのポイントはpleaseの使い方です。

実はアメリカでは、ちょっとしたお願いや部下への指示に対してpleaseはあまり使われません。

文頭もしくは文末に置く場合は、ちょっと子供っぽく聞こえてしまうのです。

例えば、子供が親に、Can I go to the park now? Please?!(もう公園に行ってもいい?お願い!!)やPlease give me cookies.(クッキーちょうだい)のねだるような感じのイメージなのです。

ですから親しい人や家族で使うことはあっても、ビジネス、特に取引相手に対して使うのはあまりおすすめできないのです。

また、口頭でpleaseを使うと、「~してください(わかったね?)」のようにキツく言い聞かせるようにも取られる可能性があります。

例えば、禁煙エリアで喫煙している人に、Please don’t smoke here.(ここではタバコを吸わないでください)のように、命令に近いお願いをするときなどに使います。

Please keep quiet!(お静かに願います)も、「頼むから!」というニュアンスになります。

人にお願い事をするときにはIf you could…, that would be great.(~していただけると助かります)という表現を使うと、とてもソフトなイメージになってよいでしょう。

It would be great if you could…と、語順を逆にしてもOKです。

<便利な表現>
・If you could copy this, that would be great.
(これをコピーしてもらえると助かります)
・If you could change the meeting date, that would be great.
(会議の日程を変えてもらえると助かります)
It would be great if you could bring me the file.
(ファイルを持ってきてくれると助かります)

11. オフィスに戻ろう

△I must go back to the office now.
(オフィスに何がなんでも戻らねばならない)
〇I need to go back to the office now.
(もうオフィスに戻らないと)

【mustを使うと少し大げさ】

mustは「~しなければならない」と言いたいときに使う、と学校で習ったためか、「~しなくちゃ」という軽いニュアンスで使う方をよく見かけます。

例えば取引先から急いで帰らなければならないような場合などです。

ただ、I must…だと「(何がなんでも)~せねばならない」のように「自分の信念、信条」を伝えるような言い方に聞こえてしまい、日常生活で使うのはややオーバーな言葉です。

確かに、「絶対~するぞ」と言った宣言をするようなときには、次のようによくmustを使います。

スピーチに向いていますが、普段の会話の中では不自然に聞こえるかもしれません。

・We must take action now to save the planet.
(地球を救うために今、行動を起こさないと)
・Our country must play a role in promoting world peace.
(我が国は世界平和を促進する役割を果たさなければいけません)
・AI must not be used to reduce the freedom of individuals.
(人工知能は、個人の自由を減らすために使われることがあってはならない)

一方、need toは「~する必要がある」という意味で、冷静に物事を述べている印象があります。

大げさにはなりませんので、ビジネスの場に向いています。

<便利な表現>
・I haven’t been feeling very good recently. I need to take a day off.
(最近体調が本当に悪い。一日休みを取らないと)
・I need to cut down on drinking.
(アルコールの量を減らさないとな)

12. ~してはいかがですか

Why don’t you revise your strategy?
(戦略を修正したらいいんじゃない?)
Perhaps you should revise your strategy.
(戦略を修正したほうがいいでしょう)

【Why don’t you…?では軽すぎる】

人に何かを提案するときの決まり文句にWhy don’t you…?があります。

例えば、Why don’t you have lunch with me?(一緒にランチに行かない?)などと言います。

これらはいずれも軽い思いつきの場合によく用いる表現です。

また自分も含めて「~しようよ」と誘うときはWhy don’t we…?になります。

Why don’t you call George?
(ジョージに電話してくれない?)
Why don’t we go somewhere?
(どっか行かない?)

もしも重要なビジネスの局面でWhy don’t you…?と言ってしまうと、軽々しく聞こえて相手に不快な思いをさせかねません。

このようなときは、Perhaps you should…(~したほうがいいでしょう)といった慎重な言い方をします。

perhapsの代わりにmaybeを使ってもOKです。

どちらも「たぶん、おそらく」の意味になります。

その場に合ったフレーズを選ぶように心掛けましょう。

<比べてみよう1>
Why don’t you close down the shop?
(店を閉めたらいいんじゃない?)
Perhaps you should close down the shop.
(店じまいをした方がいいでしょう)
<比べてみよう2>
Why don’t you cancel the conference?
(会議を中止したら?)
Maybe you should cancel the conference.
(会議を中止したほうがいいと思います)

13. ご意見は?

△What’s your opinion?
(あなたの思いつきは?)
〇What do you think?
(意見を教えていただけますか?)

【opinionはただの「思いつき」】

日本では「意見」といえばopinionが最もふさわしい言葉だと思われているかもしれません。

けれども、opinionはしっかりとした意見というよりは、むしろ「思いつき」に近い響きのある単語です。

そのためビジネスの場でWhat’s your opinion?と言うと、あまり中身のない意見を求められているように感じられ、シリアスな状況などでは失礼に当たることさえあります。

また、opinionは具体的には「特別な知識がなくても言えるもの」とされるので、Do you have an opinion?と聞いた場合、ただ「興味があるのか?」と尋ねているのと同じことだと解釈することもできます。

相手からきちんとした意見が欲しいときは、「あなたはどうお考えですか?」という意味のフレーズWhat do you think?などを使うといいでしょう。

What do you think about this?
(こちらについてどう思われますか?)

他にも、ビジネスの場面で相手の考えを聞くのにふさわしい表現がいくつかあります。

カジュアルな会話でも使いやすいので、繰り返し覚えておきましょう。

<便利な表現>
・What’s your take on this?
(これについてのお考えは?)
・Do you have any advice for us?
(何かアドバイスをいただけますか?)
・Do you have any suggestions?
(何かご提案はありますか?)

14. さあ仕上げよう!

△I want you to do it today.
(今日、これを仕上げなさい)
Let’s do it today.
(今日、これを仕上げましょう)

【上手な指示の出し方】

I want you to…のフレーズは、「あなたに~してもらいたい」という依頼や要望として使う印象があるかと思います。

確かにそういった面はありますが、一方でとても直接的な響きのすることも多いのです。

特にビジネスの場面で何かを依頼するときにI want you to…を使ってしまうと、「~しなさい!」という命令ニュアンスで伝わってしまい、相手は気分を害するかもしれません。

これを丁寧な言い回しに変えるには、wantをwould likeに置き換えて、I’d like you to…とする手もあります。

またはLet’s…(~しましょう)という簡単な表現にするだけで、相手に押しつける印象は軽減されて、気持ちのいい頼み方になります。

Let’s finish this report by Friday.
(このレポートは金曜日までに仕上げましょう)
Okay let’s call the client and ask him what we should do.
(では、クライアントに電話して、どうすべきか聞きましょう)

他にも、依頼するときの決まり文句がいくつかあるので確認しておきましょう。

<便利な表現>
・Do you think you could…?
(~できますか?)
・Could I ask you to…?
(~していただけますか?)
・Maybe you could…?
(~できそうですか?)
・Would you mind…?
(~してもらっても構いませんか?)
・Why don’t we…?
(~しませんか?)

15. いい仕事してるね!

△Your work is satisfactory.
(君の仕事の出来はまあ、普通かな)
〇Your work is not bad.
(君の仕事の出来はなかなか良い)

【satisfactoryでは「大満足」とは取られない】

satisfactoryは「満足のいく」という意味の形容詞です。

しかしこの言葉は、成績などを評価するときには意外と低い順位で用いられます。

評価でよく使われる形容詞7つを、良いものから順番に並べると次の通りです。

exceptional(卓越している)→great(素晴らしい)→very good(とても良い)→good(良い)→satisfactory(まあまあ)→poor(劣っている)→bad(悪い)

このように、satisfactoryはやや近い方にあり、かろうじて及第点といった位置づけなのです。

これは「条件・基準などをギリギリ満たしている」「良くないとまでは言わないが、イマイチだと思う」といった感じで、必ずしも満足しているわけではないのです。

ですから、部下の仕事内容に満足してYour performance is satisfactory.と言っても、ちっとも褒めたことにはなりませんので気をつけましょう。

こういった場合は、逆にnot badを使うと「悪くない」どころか、むしろ「なかなか良い」というニュアンスになります。

<比べてみよう>
△It’s just satisfactory. You could do better.
(まあ、いいんだけど。もっと上手くできたと思うよ)
〇It’s not too bad.
(結構いいね)

旅行で伝えたいことを英語で言ってみよう

旅行で伝えたいことを英語で言ってみよう

1. ゆっくり話してほしい

Slow down, please.
(落ち着いて)
〇Could you speak a little more slowly?
(もう少しゆっくり話していただけますか?)

【slow downは速度に使う】

話している相手が早口でちょっと聞き取りづらいとき、わからぬまま適当に流してしまうよりも、ゆっくり話してもらうようにお願いしたいものですよね。

そんなときに、よくSlow down, please.という表現を使っている人を見かけます。

実はネイティブがこの表現を使うのは、取り乱している相手に「落ち着いて話して」「慌てないで」となだめるような場面や、車のスピードを出しすぎている運転手に「速度落として」と言うときに使います。

特に焦ってもいない相手にこう言ってしまうと、ちょっと不自然です。

そんなときに、Could you speak more slowly?でも十分丁寧な依頼表現ですが、さらにa littleをつけると「少しだけ早いので」というニュアンスになり、よりソフトな印象になるのでおすすめです。

more slowlyの代わりに、slowの比較級のslowerを使ってもOKです。

<便利な表現>
・Could you speak a little slower, please?
(もう少しゆっくり話していただけますか?)
・It’s hard for me to understand. Could you speak a little slower?
(私には難しいので、もう少しゆっくり話してもらえますか?)
・Could you speak a little more slowly for me?
(すみませんが、もう少しゆっくり話していただけますか?)
※for meをつけると「聞こえない自分が悪い」というニュアンスになり、相手に非がないことが伝わります。

2. タバコは嫌いです

Do you mind if I smoke?
(タバコを吸ってもいいですか?)
No, not at all.
(吸っていいですよ)
Yes, I do.
(いいえ、控えてください)

【Do you mind…?の間違えやすい返事】

mindは「気に障る」という意味を表す動詞ですので、Do you mind if…?で「私が~したらあなたは嫌ですか?」と、相手に自分のこれからする行動に対して許可を求める表現になります。

旅行先でも近くの人に気を遣うときなどによく使う便利な表現なのですが、これに対する答え方がちょっとややこしいのです。

日本語の感覚で「ええ、どうぞ」「いえ、やめてください」と考えて、逆の答え方をしている人をよく見かけます。

【質問の意図を考えて、YesかNoかを判断する】

「嫌ですか?」と聞かれているので、許可するときはNo, not at all.と答え、許可しないときはYes, I do.もしくはI’d rather you not.などと答えます。

日本語と英語ではNoとYesが逆の感覚になるので、注意が必要ですね。

落ち着いて質問の意図をくみ取ると、慣れてくればすっと答えられるようになります。

<便利な表現1>
A:Do you mind if I use your phone?
(電話をお借りしていいですか?)
B:No, not at all.
(かまいません)=I don’t mind.
<便利な表現2>
A:Do you mind if I take a picture of you?
(写真撮らせてもらってもいいですか?)
B:Yes, I do.
(やめてください)
<便利な表現3>
A:Do you mind if I recline my seat?
(椅子を倒していいですか?)
B:Not at all. Go ahead.
(ええ、どうぞ)

3. 急いでいるんです

△Can’t you hurry up?
(もっと急げないの)
〇Actually I’m in a big hurry.
(ちょっと急いでいるもので)

【Can’t you…?は嫌みっぽくてNG】

Can’t you…?は一見「~してもらえますか?」という意味で問題ないように思えますが、実は「こんなこともできないの?」のようなニュアンスを含み、嫌みっぽい表現になってしまいます。

例えばCan’t you use your smartphone?(スマホも使えないの?)のようにちょっと小馬鹿にするようなときにも使ったりします。

ただし、Can’t you come to the party?(パーティーに来られないの?)のように、人を招待する場面であれば問題ありません。

【相手をせかすのではなく、自分が急いでいることを伝える】

急いでほしいときは相手をせかすよりも、「急いでいます」と自分の状況を伝える方法がおすすめです。

I’m in a big hurry,で「とても急いでいる」という意味になり、暗に「急いでくださいね」というニュアンスを含ませることができるのです。

Could you ask Mary? I’m in a big hurry.
(メアリに頼んでもらえる?すごく急いでるんだ)

また、冒頭の例文のようにActually…というひと言から切り出すと、「実は」という意味が加わり、「これから述べることは少し言いにくいのですが…」という気持ちが伝わります。

便利な切り出し表現なので、覚えておきましょう。

<便利な表現>
Actually, I need to get there by 3:00.
(実は3時までに着かないとならないんです)
Actually, we have two destinations.
(あのう、2ヵ所で降ろしてもらいたいんです)

4. 注文をお願いします

△I’d like order.
(ご静粛に)
〇I’d like to order.
(注文をお願いします)

【orderは動詞として使う】

would likeは「~をお願いします」とものを頼むときの丁寧な表現なのですが、likeの後にものの名前を続けて、「~をください」という意味で使います。

例えば、I’d like some water.(水をお願いします)のように言います。

I’d like order.だとorderには「秩序」の意味がありますので、「秩序がほしい」=「静粛に」という発言になってしまいます。

しかし、likeのあとにto+動詞をつければ「~をしたいです」という意味になるため、I’d like to order.(注文したいです)と言えば問題ありません。

また、頼みたいものの名をI’d like to orderの後に続ければ、「~を注文したいです」という意味になりますので、I’d like to order soup.(スープを注文したいです=スープをお願いします)のように言うことができます。

<便利な表現>
・I’d like a Coke, please.
(コーラをお願いします)
・I’d like to order a salad.
(サラダを注文します)
・We’d like to see the dessert menu.
(デザートのメニューを見せてほしいのですが)
・We’d like a table inside, please.
(店内の席をお願いします)
・We’d like to eat-in, please.
(イートインにしたいのですが)
・I’d like this to go, please.
(これはテイクアウトでお願いします)

5. もうちょっと考えさせて

△Please wait.
(そこで待ってて)
〇I’m not quite ready yet.
(まだちょっと考え中です)

【I’m thinking.は要注意】

メニューを渡されてから、しばらくしてウェイターが注文を取りに来た時、まだ考え中の場合は待ってもらう必要がありますね。

ただ、そこでPlease wait.と言ってしまうと、ウエイターの人に、「決まるまでそこで待ってて」と言っているように聞こえてしまいます。

ちなみにI’m thinking.は「考え中」という意味ですが、「今考えてるんだから邪魔しないで」のようなニュアンスで伝わるのでこれも避けましょう。

【quiteでさらに上品に】

ここはnot ready(準備ができていない)というフレーズを使って、I’m not ready.と言えばOKです。

また、さらにquite(完全には)という表現を入れることで「ちょっと決まってません」というニュアンスが加わり、ソフトな印象になります。

複数名で食事に行っている場合は、代表者がWe’re not quite ready.(全部は決まっていません)と伝えればいいでしょう。

ウエイターもTake your time.(ごゆっくり)と声をかけてくれるはずです。

注文が決まって、頼みたいときには「~の準備ができた」という意味のready toを使って、We’re ready to order.(注文する準備ができました=注文をお願いします)と言うのがおすすめです。

また、I’m not ready to marry yet.(まだ結婚するつもりはない)と、自分の心の準備ができていないようなときにも使います。

<便利な表現>
・I’m ready to order.
(注文できます)
・Sorry, we’re not ready yet.
(すみません、まだ考え中です)
・Are you ready to order?
(ご注文はお決まりですか?)
・I’m ready to go.
(出発する準備はできている)
・I’m not ready to settle down.
(まだ落ち着くつもりはないんだ)

6. オーダーした料理じゃない

△My order is wrong.
(私が注文したものは間違いだ)
I don’t think I ordered this.
(これは頼んでいません)

【間違いを伝えるのにI don’t thinkが便利】

頼んだものと異なる料理が運ばれてきたら、何と言えばよいのでしょう。

私の注文したものが間違って出されたというつもりでMy order is wrong.と言ってしまうと、「私の注文」=「間違い」と聞こえる可能性があり、自分が注文したもの自体が間違いだった、ということになってしまうのです。

相手の間違いを指摘するときは、きっぱり言うよりも、I don’t thinkという表現を使って「~ではないと思うのですが」のようにやわらかい否定表現を使うのがおすすめです。

料理を指示して、I don’t think I ordered this.と言えば、ウェイターもすぐに取り替えてくれるはずです。

<便利な表現>
I don’t think this is my seat.
(ここは私の席ではないと思います)
I don’t think I’ll have time.
(時間はないと思います)
I don’t think this is the right station.
(この駅ではないと思います)
I don’t think this is the direction I need to go.
(この方向ではないと思います)

7. 嫌いなものを抜いてほしい

Don’t put on any mayonnaise.
(マヨネーズは別にしてください)
No mayonnaise, please.
(マヨネーズ抜きにしてください)

【注文時に細かいリクエストをしてみよう】

レストランやファストフード店で自分の苦手な調味料や食材を抜いてもらいたいとき、どう言えばいいでしょうか。

Don’t put…だとネイティブスピーカーは「料理からは抜いてほしいけど、別で欲しい」というニュアンスで伝わります。

Don’t put on any mayonnaise. Leave it off.(マヨネーズは上からかけずに、別にしておいて)と言っているような感じになります。

特にマヨネーズやドレッシング、お酒の氷などを自分で調整しながら入れたい人は、以下のような表現で伝わります。

Don’t put any ice in it, please.
(氷は別にしてください)
Don’t put any dressing on it, please.
(ドレッシングは別でください)

【withoutをうまく使おう】

では、料理そのものから抜いてもらう場合、どう伝えたらよいかというと、「~なしで」という意味のwithoutを使って、Without…, please.というシンプルな言い方で十分伝わります。

withoutの代わりにnoもよく使いますので、合わせて覚えておきましょう。

<便利な表現>
Without pickles, please. / No pickles, please.
(ピクルスなしでお願いします)
・I’d like to have orange juice without ice.
(氷抜きでオレンジジュースをください)
・Can you make it without tomatoes?
(トマト抜きで作れますか?)
※tomatoesはtomato slicesの省略ですので、esがつきます。

8. あの料理、何ですか?

△What’s that?
(あれ、いったい何?)
What do you call that?
(あれは何という料理ですか?)

【What do you call…?】

海外旅行の滞在中に、レストランやマーケットなどで見たことのない料理に出会うことも少なくありません。

隣のテーブルの人が頼んでいる料理が美味しそうで、それが何なのか知りたいときがありますね。

そんなときは失礼の内容に聞きたいところですが、What’s that?だと「あれはいったい何?」「なんじゃあれ?」と、ややいぶかしげに聞くようなニュアンスになってしまいます。

聞かれた方は少し気に障るかもしれません。

What do you call…?は直訳すると「これは何と呼ばれていますか?」ですが、「見たのが初めてで見当がつかないので教えてほしい」という気持ちが伝わるので、料理をしてくれた人にも失礼になりません。

また、「~は英語で何と言うのですか?」と尋ねる場合はHow do you say…?というフレーズを使って、How do you say “onsen” in English?(温泉は英語で何と言うのですか?)のように聞きます。

<便利な表現>
What do you call this kind of fruit?
(この果物は何と言うんですか?)
What do you call this type of school?
(こういった学校は何と言うんですか?)
What do you call this kind of hat?
(こういう帽子は何と言うんですか?)
What would you call that bird?
(あの鳥は何と言ったらよいのですか?)
How would you say “I’m not feeling well” in Spanish?
(スペイン語で「具合が悪いです」は何と言ったらよいのですか?)

9. 別の部屋に移りたい

△Can we change the room?
(模様替えしてもいいですか?)
〇I’d like to move to another room?
(違う部屋に替えてもらえますか?)

【change the roomは「模様替え」】

ホテルで案内された部屋に入ったら、想像していたのと違っていた、タバコの匂いがきつかった、などの理由で部屋を替えてもらいたくなることがあるかもしれません

せっかくの旅行なので、我慢せずに要望を伝えてみましょう。

そんなときCan we change the room?と言ってしまうと、その部屋を違う部屋にする=模様替えすると受け取られてしまいます。

主語をyouに変えたとしても同じことで、「この部屋を違う部屋のように模様替えしてください」のようなニュアンスになります。

【自分が「部屋を移る」と考える】

部屋が変わるのではなく、あなたが部屋を替えるのですから、ここは日本語に引きずられることなく「部屋を移ってもいいですか?」と聞きましょう。

そうすれば、その部屋が気に入らず、別の部屋に替えてもらいたいんだ、とスムーズに伝わります。

move to another roomで「他の部屋に移る」という意味ですので、部屋が空いていれば、すぐに替えてもらえるでしょう。

<便利な表現>
・I’d like to move to another seat.
(別の席に移りたいのですが)
・I’d like to move to a table with a nice view.
(眺めのいい席に移りたいのですが)
・Can I move to the non-smoking section?
(禁煙エリアに移動してもいいですか?)

10. モーニングコールをお願いします

△Could you give me a morning call?
(モーニングコールというものをください)
〇Could give me a wake-up call?
(モーニングコールをお願いします)

【「モーニングコール」が通じるのは…】

ホテルなどで朝に起こしてもらう電話を日本語でモーニングコールと言いますが、実はこれは和製英語と考えられており、外国では通じづらいことがあります。

morning callは「午前中の訪問」とも解釈できるので、冒頭の一つ目の例文のような言い方をされるとちょっとピンとこないはずです。

また、アメリカのペンシルベニア州ではThe Morning Callという新聞が発行されているので、場所によってはそれと勘違いされてしまうかもしれません。

【wake-up callと言おう】

ストレートに誤解されずにモーニングコールをしてもらうには、wake-up callと言いましょう。

Could you give me a wake-up call?のように言うのが自然です。

<便利な表現>
・I’d like a wake-up call.
(モーニングコールをお願いします)
・Could you give me a wake-up call at 7:00?
(7時に起こしてもらえますか?)
・I need a wake-up call tomorrow at 8:00?
(明日の朝8時にモーニングコールをお願いします)

11. この服、フリーサイズですか?

△Is this a free size?
(これは無料のサイズですか?)
〇Is this a one-size-fits-all?
(これはフリーサイズですか?)

【freeは「無料」という意味になる】

海外旅行での楽しみの一つに、買い物があるでしょう。

といっても、店員さんとうまくコミュニケーションをとる必要があり、適切な英語が浮かばず、もどかしく思うこともよくあるでしょう。

買い物などでフリーサイズの服があるかどうか聞くとき、どう言えばいいでしょうか。

日本語の感覚でそのままDo you have a free size?と聞いてしまうと、freeは「無料」という意味ですので、「無料のサイズはありますか?」とちょっと意味不明な文章になってしまいます。

freeは確かに「制限されない」という意味はあるのですが、時間や値段に使うことはあっても、洋服のサイズを表すときに使うことはありません。

【fitを使おう】

英語で「フリーサイズの」は、one-size-fits-allと言います。

「一つのサイズですべての人に合う」が直訳で、サイズは一つしかないということになります。

また衣服のこと以外でも、「どんなものにも適合する」というニュアンスから、one-size-fits-all solution=「万能策」という意味合いでも会話の中で使われることがあります。

<便利な表現>
・These T-shirts are one-size-fits-all.
(これらのTシャツはフリーサイズです)
・Is this skirt one-size-fits-all.
(このスカートはフリーサイズですか?)
・There’s no one-size-fits-all solution.
(万能策など存在しない)

12. 何を食べたい?

△What do you eat?
(いつもは何を食べているの?)
〇What would you like to eat?
(何を食べたいですか?)

【What would you like to…?】

レストランなどで、相手に「何食べる?」と聞きたいとき、日本語をそのまま英語にしてWhat do you eat?だと「普段は何を食べるの?」という意味になります。

通常、次のように動詞の現在形を使うときは「習慣」を表します。

・I drink coffee every morning.
(毎朝コーヒーを飲む(のが習慣です))
・What do you eat for lunch?
((いつもは)ランチに何を食べるのですか?)

このように使うのが自然です。

【相手の希望を聞くときに便利】

何を食べるか相手に聞く場合は、What would you like to eat?と言うのが自然です。

Would you like to…?は「~したいですか?」と質問するときの定番表現で、頭にwhatをつけてWhat would you like to…?で「何を~したいですか?」と尋ねる表現になります。

このWhat would you like?は店員さんが「何になさいますか?」と聞くときによく使います。

<便利な表現>
・What would you like to see?
(何をご覧になりたいですか?)
・What would you like to drink?
(何をお飲みになりますか?)
・What would you like to talk about in today’s lesson?
(今日のレッスンでは何を話したいですか?)

13. 気遣ってくれてありがとう

△I don’t need your help.
(君の助けなんかいらないよ)
〇No, I’m fine, but thanks for asking.
(大丈夫です。でもお気遣いありがとう)

【I’m fine.はあいさつ以外でも使える】

誰かが手伝いを申し出てくれて、遠慮するとき、一つ目の例文のような言い方をしたら、相手にどう写るでしょうか。

「あなたの助けなんていらない」と、かなりきっぱりと拒否する印象になってしまいます。

「構わないで」と言っているようにも聞こえるので、親切心で申し出てくれた相手には失礼です。

I’m fine.はHow are you?と聞かれたときに返すあいさつの言葉として覚えている人が多いと思いますが、何かを勧められて「結構です」と断るときのひと言としてもよく使われます。

シンプルにI’m good.でも同じ意味になります。

【Thank youを添えるクセをつけよう】

No, I’m fine.(いいえ、大丈夫です)ときちんと断ったら、さらにbut thanks for askingというひと言を添えましょう。

「気遣ってくれてありがとう」という、相手の親切心への感謝の気持ちが伝わります。

<便利な表現>
・No thanks, but thanks for asking.
(結構です。でもお気遣いありがとう)
Thanks, but no thanks.
(ありがとう。でも遠慮しとく)
・I’ll be okay, but thanks for asking.
(きっと大丈夫です。でも気にかけてくれてありがとう)
・I’ll pass this time, but thank you for asking.
(今回はやめておくね。でも聞いてくれてありがとう)

14. 気分が悪い

△I feel bad.
(申し訳ない)
〇I’m not feeling very well.
(気分がすぐれません)

【「申し訳ない」と勘違いされないために】

旅行中などに気分が悪くなったことを伝えるには、どう表現するのがいいでしょうか。

直訳してI feel bad.と言ってしまうと、実は「後悔している」「申し訳ない」という謝罪の言葉にもなるので、突然謝られたと感じた相手はちょっと戸惑ってしまうかもしれません。

I got angry for some reason, and now I feel bad.
(ついカッとなってしまって、後悔している)

A:Mary thinks you’re mad at her.
(メアリはあなたが彼女に怒っていると思っているの)
B:Oh, dear. Now I feel bad.
(あら、そうなの?それは申し訳ないわ)

「気分がすぐれない」と言うときはI’m feeling very well.(あまり気分がよくありません)などとするのが自然です。

wellの代わりにgoodでもOKです。

A:You don’t look well today. Are you okay?
(今日顔色悪いみたいだけど、大丈夫?)
B:Actually, I haven’t been feeling very well since this morning.
(実は、朝から気分が悪いんだ)

15. この時間までに終えておいて

△You need to eat lunch until 1:00.
(13時までずっとランチを食べててね)
〇You need to eat lunch by 1:00.
(13時までにはランチを食べておいてね)

【untilとbyの違い】

「~まで」と言うとき、なんとなくuntilを思い浮かべる方が多いようですが、untilは「~までずっと」と継続している状態を表す言葉です。

なのでeat until 1:00だと、食べるという行為を1時までずっと継続しているという意味になってしまいます。

Could you wait until 8:00?(8時までずっと待っててくれる?)のような使い方をします。

「~まで」とある時点での終了を表したいときには前置詞のbyを使います。

eat by 1:00と言えば、その時点もしくはそれ以前に動作が終了していることを表します。

<便利な表現>
・We need to get to the airport by 8:00 tomorrow morning.
(明朝8時までには空港に行かないとならない)
・I need to get back to the office by 4:00.
(4時までにオフィスに戻らなくてはならない)
・I need to finish this report by Friday.
(このレポートは金曜日までに書かねばならない)

16. 値段が高すぎる

△It’s too high.
(それは高すぎます)
〇It’s too expensive for me.
(私には高くて買えません)

【highよりも伝わりやすいexpensive】

highは確かに「高い」という意味なのですが、値段に限らず、場所の高さや精度の高さなど、あらゆる高さを表す言葉です。

もちろん値段の高さを表すときにも使いますので、その場で明らかに値段の話をしていたのであれば、It’s too high.でも問題ありません。

例えば、次のような場合です。

A:How much is that dress?
(そのワンピースいくらしたの?)
B:It’s too high. You can’t buy it.
(高すぎて、君には買えないよ)

ただ、文脈上値段の話をしているかどうかわからないときにいきなりIt’s too high.と言ってしまうと、「位置が高すぎる」ととられる可能性があります。

誤解を招かずにわかってもらうには、「値段の高さ」を表すexpensiveを使って、It’s too expensive.と言えばスムーズに伝わります。

ただ、それだけだと「値段設定が高すぎる」と価格帯にちょっと不満があるようなニュアンスになりかねないので、クレームに思われないためにもfor me(私には)を付け足すのがおすすめです。

<便利な表現>
・I really wanted to buy that car, but it was just too expensive.
(その車、本当に欲しかったけど高すぎたんだ)
・This smartphone is too expensive for kids.
(このスマホは子供には高すぎる)

17. 探している場所がある

Is there a gas station?
((この世に)ガソリンスタンドというものはありますか?)
Where can I find a gas station?
(ガソリンスタンドはどこですか?)

【Is there a…?は存在の有無を尋ねる】

何かの場所を尋ねるとき、Is there a…?でも言いたいことは理解できるのですが、ネイティブスピーカーには「この世に~というものは存在しているでしょうか?」と、存在そのものを聞いているようにも感じられます。

ただし、Is there a gas station near here?(この近くにガソリンスタンドはありますか?)などとエリアを限定して質問すれば問題ありません。

ちなみにガソリンスタンドは和製英語で、アメリカ英語ではgas station、イギリス英語ではpetrol stationなどと言います。

そこで場所を聞くときにおすすめなのが、Where can I find…?という表現です。

「私はどこで~を見つけることができますか?」=「~はどこにありますか?」と、丁寧に聞くことができます。

聞かれた人は、自分の思いつくところを教えてくれるはずです。

お店などで商品の場所を聞くときにも使えます。

<便利な表現>
Where can I find a nice restaurant?
(雰囲気のいいレストランはありませんか?)
Where can I find a restroom?
(お手洗いはどこにありますか?)
Where can I find pancake mix?
(パンケーキの粉はどこにありますか?)

18. 鍵を部屋に置いて出てしまった

△My room is locked.
(部屋に鍵がかかっています)
〇I’m locked out.
(部屋に鍵を置いたまま、鍵がかかってしまいました)

【対象が違うと大間違い】

ホテルのオートロック機能はとても便利ですが、部屋に鍵を置いたまま外に出てしまう、というアクシデントもまた起こりがちですよね。

そんなときはフロントに申し出なくてはいけないのですが、My room is locked.だと単に「私の部屋に鍵がかかっている」という状況を伝えるだけになってしまいます。

言われた側も「オートロックなので、そうでしょうね」と思い、あなたが何に困っているのか伝わらないかもしれません。

ストレートにこの状況を伝えるにはlock out(締め出す)を使った表現がとても便利です。

I’m locked out.と言うだけで「部屋に鍵を置いたまま、ドアがロックされて締め出されてしまった」という状況がバッチリ伝わります。

I locked myself out.という言い方でもOKです。

<便利な表現>
・I locked myself out of my car.
(車の中に鍵を入れたまま、閉めてしまいました)
・My roommate locked me out.
(ルームメイトに締め出されちゃったの)
・I got locked out of my room when I left to buy some juice.
(ちょっとジュースを買いに行ったときに部屋から締め出されました)
・I’ll be back in 10 minutes. You’d better not lock me out!
(10分で戻るからね。鍵をかけて締め出すんじゃないよ)
・If you are locked out of your room, please visit the reception desk.
(お部屋の中に鍵を忘れた場合は、受付までお越しください)

19. 美味しい!

△Good taste!
(いい趣味だね!)
〇Tastes good!
(美味しいね!)

【話題が違えば残念なことに】

旅行中に訪れたレストランでウェイターやウェイトレスにIs everything all right?(どうですか?)と尋ねられることがありますが、せっかくなら料理が美味しいなどの感想を伝えたいですよね。

そんなとき、Good taste!と言ってしまう人がいますが、これはちょっと惜しいところ。

tasteには「味」の他にも「趣味」という意味がありますので、good tasteで「いい趣味」のことになるからです。

・Nice shoes. You have good taste.
(靴、素敵ね。いい趣味してるよね)
・You have good taste in clothing.
(あなたは服の趣味がいいわね)

味が美味しいと言うときは、単純に語順を逆にしてTaste good!とすればOKです。

具体的に「~は美味しい」と言いたいときは…tastes good.と、…に食べ物や飲み物の名前を入れます。

This soup tastes good.(このスープは美味しいです)のように使います。

<便利な表現>
・This chicken is tender and it tastes good.
(このチキンは柔らかくて美味しいです)
・This tastes good when you eat it with mustard.
(これにマスタードをつけて食べると美味しいよ)
・Bento boxes tastes good even when they’re cold.
(お弁当は冷めても美味しいです)

20. ここでタクシーを降りたい

△I want out here.
(ここで降ろしてよ)
〇Here’s fine.
(こちらで結構です)

【「降りたい」ではなく「ここがいい」と伝える】

タクシーでドライバーに「ここで降ろしてください」と指示したいとき、とっさにoutを使ってI want out here.のような言い方をしてしまう人がいるようです。

これだと、車内でけんかして「ここで降ろしてよ!」と怒って降りるかのように聞こえます。

もしくは、無理矢理どこかに連れていかれるような場面も想像できます。

また、Stop here, please.だと、「ここで停車しなさい」のように、上から目線に聞こえてしまいます。

運転手に「ここら辺で結構です」と伝えるときは、Here’s fine.(ここで結構です)と言うと自然です。

This is fine.もしくはThis will be fine.と言ってもよいでしょう。

<便利な表現>
・The traffic is terrible. Here’s fine.
(渋滞がひどいですね、ここで降ります)
・This is fine. Could you wait here for me?
(ここで結構です。待っていてもらえますか?)
・You don’t need to go as far as the traffic light. This will be fine.
(信号まで行かなくていいですよ。ここで結構です)

日常で伝えたいことを英語で言ってみよう―Part 2―

日常で伝えたいことを英語で言ってみよう―Part 2―

26. ご案内いたします

△I’ll lead you around our town.
(街に連れ回してあげるよ)
〇I’ll show you around our town.
(街を案内するね)

【leadは動物には使ってよし】

leadは「導く」「連れて行く」という意味があることから、また「リードする」など日本語にもなっていることから、lead…aroundで「~を○○へ連れて行く」という意味で捉えている人が多いようです。

しかしその言い方だと、まるで人間が動物を連れ回すようなニュアンスになるため、ネイティブは人を案内するときには使いません。

次のような場合は問題ありません。

He leads the horse around the track.
(彼は馬を連れてトラックを周回した)

人を案内するときはshow…aroundを使うのが自然です。

showには「見せる」の他に「案内する」という意味があります。

<便利な表現>
・I’ll show you around Asakusa if you’d like.
(よければ浅草を案内しますよ)
・Let me show you around our office.
(弊社の案内をさせてください)
・We can show you around town this weekend.
(週末に街をご案内しますよ)

27. 遅刻しないほうがいいよ

△You had better be on time.
(遅刻したら大変だよ)
〇You need to be on time.
(遅刻しないほうがいいよ)

【had betterは時には強すぎる】

had betterは「~したほうがいい」という決まり文句として習った人も多いかもしれませんが、実はこのhad betterは「~しなければ、とんでもないことが起きる」という意味合いを含んだ、かなり強い表現として相手に伝わる可能性があります。

「~しなさい。さもないと…」とその後に悲劇やお仕置きが待っているようなイメージがあるのです。

ちょっとした約束事に使うには強すぎるかもしれません。

一方、need toは「~する必要がある」という意味で、例文の場合、「時間通りに来てね」というニュアンスになります。

もしくは、maybeを使って、Maybe you should be on time.と言えば「ちゃんと時間通りに来たほうがいいよ」となり、ソフトになります。

maybeは「たぶん」という意味で、人に何かを提案するときに付け加えると、押し付けがましさが和らぐのでおすすめです。

<比べてみよう1>
△You’d better take off your shoes.
(靴を脱がないとダメだよ)⇒そうしないと怒られるよ
〇You need to take off your shoes.
(靴を脱いでくださいね)⇒そういう習慣です
<比べてみよう2>
△You’d better come to the meeting.
(会議に来たほうが身のためだよ)⇒でないと、評価が下がるぞ
〇You need to come to the meeting.
(会議に来たほうがいいですよ)⇒単なるアドバイス
<比べてみよう3>
△You’d better make a reservation.
(予約をしないと大変だよ)⇒じゃないとみんなが怒るかも
Maybe you should make a reservation.
(予約をしたほうがいいよ)⇒そのほうがスムーズに入店できるよ

28. 苦情があります

△I have a claim.
(主張したいことがあります)
〇I have a complaint.
(苦情があります)

【日本語の「クレーム」は意味が異なる】

レストランやお店に入り、ちょっとした苦情があるとき、店員さんに何と声をかければよいでしょう。

I have a claim.とそのまま英語にしてしまうと、「私は主張があります」という意味で伝わってしまいます。

日本語では苦情のことをクレームと言いますが、実は英語でclaimは「自分の権利を請求する」という意味で使われます。

空港で見かける荷物受け取り場所であるバゲージ・クレーム(baggage claim)は「自分の荷物だと主張する」場所ということになります。

一方「クレームがある」と言うときは、「苦情」を意味するcomplaintを使います。

I complained about the restaurant’s food.(レストランの食事について苦情を言った)のように言います。

また、I have no complaints.で「苦情はないよ」、つまり「満足しているよ」という意味になります。

<便利な表現>
・He should complain about their service.
(彼はサービスについて文句を言うべきです)
・I have a complaint about this item.
(この商品について苦情があります)
・We need to deal with the complaints from our client.
(顧客からの苦情に対処する必要があります)

29. 静かにしてください

△Please be silent.
(物音を立てないでください)
〇Please be quiet.
(お静かに)

【自然な静けさにはquietを使う】

silent nightといえば、物音一つしないシンと静まり返った夜のことです。

上の例文のように人に対してこう言ってしまうと、物音一つ立てずに、ひと言も発するなという意味になります。

何かを録音するようなときならまだしも、話をするために静かにしてもらうにはちょっと行きすぎた表現ですね。

一方、quietは多少の物音が聞こえたり、誰かのひそひそ声が聞こえたりする状態です。

気遣いさえすれば必要最小限の音は構わないということになります。

図書館の貼り紙などによくBe quiet.(お静かに願います)と書かれていますね。

またShut up.と言う表現は、誰かの気に入らない発言に対して「黙れ」と強制的に静かにさせるときに使いますので、これも今回のシチュエーションで使うには強すぎる表現です。

ちなみにニュースなどで耳にするthe silent majority(サイレント・マジョリティー)という言葉は「物言わぬ大衆」という意味です。

<便利な表現>
・I’m sorry, but I need to ask you to be quiet.
(申し訳ありませんが、静かにしていただけますか?)
・We need to keep quiet in the theater.
(劇場では静かにしていないといけません)
・Kevin has always been a quiet person.
(ケビンはいつもおとなしい人だ)

30. 鍵入れておいて

Remember putting the key in the post.
(ポストに鍵を入れたのを覚えておいてね)
Remember to put the key in the post.
(忘れずポストに鍵を入れておいてね)

【remember toとremember…ing】

rememberは「覚えておく」という意味で、後ろにto不定詞がくるか、動名詞がくるかで意味が違ってきます。

remember doingは「~したことを覚えている」という意味になるので、忘れずに何かをしてほしいときには不適切です。

一方remember to doは「忘れずに~する」と未来のことについて述べるときに使うので、何かを忘れずにしてほしいときに使うのが正解です。

to do=まだ起こっていないこと、doing=すでに起こったこと、と覚えておくと迷わないで済むでしょう。

<比べてみよう1>
・I remember walking the dog every day.
(毎日犬を散歩に連れて行ったことを覚えています)
Remember to walk the dog every day.
(毎日犬を散歩に連れて行ってね)
<比べてみよう2>
・I remembered calling Mike back.
(マイクに折り返し電話したことを覚えていた)
・I remembered to call Mike back.
(忘れずにマイクに折り返し電話した)

31. 行きたかったお店に行ってみた

△I tried to go to that new restaurant.
(あの新しいレストランに行こうとしたんだ)
〇I tried going to that new restaurant.
(あの新しいレストランに行ってみたんだ)

【try to doとtry doing】

通常、to不定詞と動名詞には大きな違いがありませんが、tryなど一部の動詞の後に続く場合は実は意味が変わりますので、使うときは要注意です。

to不定詞は「やろうとしていること」がイメージですので、「やってみたけどうまくできなかった」「試したけど結果が出せなかった」というニュアンスになります。

なので、tried to goだと「行こうとしたけど、何らかの理由で行かなかった」ということが伝わるのです。

一方、動名詞は「やってきたけど」を表すので、「試しにやってみたところ、成功した」「いい結果に終わった」ということが伝わります。

<比べてみよう1>
・I tried to ask my mom.
(ママに頼もうとした(でも、できなかった))
・I tried asking my mom.
(ママに頼んでみた)
<比べてみよう2>
・I tried to jump over the fence.
(フェンスを飛び越えようとした(でもできなかった))
・I tried jumping over the fence.
(フェンスを飛び越えてみた)

32. 退屈だな~

△I’m boring.
(私は退屈な人間です)
〇I’m bored.
(退屈だな)

【形容詞を正しく使うコツ】

boringもboredも「退屈」に関わる形容詞ですが、boringは、退屈なのが自分自身であるときに使います。

つまり、自分が誰かを退屈にさせているということになります。

I’m boring.だと「私はつまらない人間だ」という意味になり、相手を困惑させるひと言になってしまいます。

本来であれば、This movie is boring.(この映画つまらないね)や、His speech was really boring.(彼のスピーチはとても退屈だった)のように使うのが正解です。

自分が退屈しているという状態を表すときはI’m bored.と言いましょう。

同じ理由で、I’m interesting.というと「私は面白い人です」と自信満々なひと言になります。

相手の提案などに「興味があります」と言うときはI’m interested.が正解です。

<比べてみよう1>
△I’m tiring.
(私は人を疲れさせる人間です)
〇I’m tired.
(私は疲れました)
<比べてみよう2>
△I was so scary.
(私は人をとても怖がらせた)
〇I was so scared.
(私はとても怖かった)
<比べてみよう3>
△I was so entertaining.
(私はとても面白い人でした)
〇I was so entertained.
(とても楽しませていただきました)

33. 今週末空いてるよ

△I don’t have a schedule this weekend.
(私は今週末、予定表を持っていない)
〇I don’t have any appointments this weekend.
(今週末は予定がありません)

【scheduleは予定表という「モノ」を指す】

友達に休日の予定を聞かれて、特に用事がないことを伝えるとき、どう言えばいいでしょうか?

「週末にスケジュールは入ってないなぁ」という日本語をそのまま英語にして、I don’t have a schedule this weekend.と言ってしまうと、ちょっとおかしな英語になります。

scheduleは「予定」だけでなく、約束事などを書き込む「予定表」の紙をも指しますので、「今週末は予定表を持っていない」ということになってしまうのです。

例えば、

A:Why don’t we decide the date now?
(日程、決めちゃわない?)
B:Sorry, but I don’t have a schedule. I’ll call you back later.
(ごめん、予定表持っていないの。あとで連絡するね)

のような場合であればOKです。

予定について伝える場合は「約束事」を意味するappointmentを使いましょう。

appointmentの代わりにplanでもOKです。

<便利な表現>
・I have an appointment tonight.
(今夜は約束があります)
・I cancelled today’s appointment.
(今日の約束はキャンセルしました)
・Do you have any plans?
(今日は何か予定ある?)

34. ドレスを選んだよ

△I picked up the dress I’d like to wear to the party.
((床に落ちた)パーティー用のドレスを拾い上げた)
〇I picked out the dress I’d like to wear to the party.
(パーティー用のドレスを選んだ)

【日本人特有のpick upの勘違い】

pick upは日本人にとっては「選び出す」という意味で馴染みのある言葉だと思いますが、ネイティブは2つの意味でよく使います。

1つは「地面から拾い上げる」。

例えばI picked up the wallet.と言うと「財布を拾い上げた」という意味になります。

もう1つは「取りに行く」「迎えに行く」という意味で使われます。

例えば、次のように言います。

・I need to pick up a package from Kate.
(ケイトからの荷物を取りに行かないと)
・I’m going to pick you up at 8:00.
(8時に迎えに行くね)

ですので、冒頭の例文のように用いると、まず真っ先に「地面から拾い上げる」というイメージが浮かびます。

これに対して、pick outなら「選ぶ」という意味で、すんなり伝わります。

何か決まった数の中から選び出す、という意味合いです。

<便利な表現>
・I picked out three designs for the new logo.
(新しいロゴ用に3つのデザインを選び出した)
・Kevin ants to pick out a new suit.
(ケビンは新しいスーツを選びたい)
・We picked out ten songs for our wedding party.
(ウェディングパーティーのために10曲を選びました)

35. そんなに興味ない

△I’m not interested.
(全然興味がない)
〇I’m not really interested.
(あまり興味がない)

【やわらげるreally】

人から何かイベントや旅行などに誘われたとき、not interestedと言ってしまうと、「まったく興味がない」のように聞こえてしまいます。

それだとせっかく誘ってくれた人に対してちょっとストレートすぎる表現かもしれません。

もちろん、断固拒否したいような内容であれば問題ありませんが、せっかくのお誘いであればもう少しやんわり断りたいですよね。

reallyは「本当に」と強調するための言葉として覚えている方が多いようですが、実はbe not reallyのようにnotとともに用いると、「あまり」という意味に変わり、否定のトーンをやわらげる役割を果たします。

<便利な表現>
・I’m not really into that kind of things.
(その手のものにはあまり興味がないんです)
・Her presentation is not really clear.
(彼女のプレゼンはちょっとピンとこない)
・We’re not really familiar with this area.
(この辺りにはあまり詳しくないんです)
・I wasn’t really sure what happened to her.
(彼女の身に何が起きたのかよくわからなかった)

36. 残りの写真を送るね

△I’ll send the remains to you by email.
(メールで「遺体」を送るね)
〇I’ll sends the remaining pictures to you by email.
(メールで残りの写真を送るね)

【remainsとremaining】

友人と写真などを撮ったとき、メールを何回かに分けて送ることがありますね。

「残りを送るね」と伝えたいときはどう言えばいいでしょうか?

remainは「残る」という意味の動詞ですが、これを名詞として使うときは必ずremainsと複数扱いとなります。

しかし意味がまったく変わってしまい、冒頭のようなシチュエーションでは使えない名詞になるのです。

実は「遺体」「化石」「残骸」などを表し、例えば、次のように用います。

His remains were taken to his hometown.
(彼の遺体は故郷へと送られた)

remainを「残りの」の意味で使いたいときは形容詞にしてremainingと言えばよいのです。

the remaining amountで「残量」、the remaining energyで「余力」などを表します。

<便利な表現>
・I’ll do the remaining homework tonight.
(今夜、残りの宿題をやるよ)
・I received the remaining data yesterday.
(昨日、残りのデータを受け取りました)
・I will pay the remaining credit card balance next month.
(クレジットカードの残金を来月支払うつもりです)

37. 前を通してください

I’m sorry. Can I get by?
(ごめんなさい、前を通ります)
Excuse me. Can I get by?
(すみませんが、前を通ります)

【I’m sorryでは腰が低すぎる】

人ごみの中をかき分けて歩くとき、ちょっと人の前を通してもらうときなど、「すみませんが通してください」とお願いすることがありますよね。

日本語の「すみません」に対応する言葉としては、真っ先にI’m sorry.が思い浮かぶと思います。

実際、海外で日本人が、買い物しているときや街中などでI’m sorry.と口にしているのを頻繁に見かけます。

実は「すみません」という場面ですべてsorryと言ってしまうのは、ネイティブにとってはちょっと大げさで不自然に聞こえることがあります。

英語ではsorryは、自分の非を認めるときに使います。

例えば、相手にぶつかってしまったり、自分が遅刻してしまったりというシチュエーションです。

I’m sorry I’m late.
(遅刻してすみません)
I’m sorry I haven’t emailed you recently.
(最近メールしてなくてごめんね)

冒頭の例文のように、「ちょっとだけ迷惑をかけます」と、これからすることへの「予告」をする場合は、Excuse me.とひと言声をかけるのが一番自然でしょう。

<比べてみよう1>
I’m sorry. Could you tell me how to get to the station?
(申し訳ありませんが、駅までの行き方を教えていただけますか?)
Excuse me. Could you tell me how to get to the station?
(すみませんが、駅までの行き方を教えていただけますか?)
<比べてみよう2>
I’m sorry. What time does the kitchen close?
(ごめんなさい、ラストオーダーは何時ですか?)
Excuse me. What time does the kitchen close?
(すみません、ラストオーダーは何時ですか?)

38. 優秀ですね

△Your daughter is special.
(あなたの娘さん、ちょっと普通じゃありませんね)
〇Your daughter is amazing.
(あなたの娘さんはとても優秀ですね)

【specialの落とし穴】

specialには「優秀な」「上等な」という意味があり、人をほめるときによく使われる言葉ではあるのですが、使い方には注意が必要です。

実はspecialには「特別な」の意味とともに「他とは違う」という意味もあるので、上の△の例文のような言い方をしてしまうと、「娘さん、他の子とはちょっと違いますね」のようなニュアンスに取られる可能性もあります。

ここは単にreallyをつけるだけで、誤解なく「とても優秀な娘さん」といったほめ言葉として伝わるでしょう。

また、自分の好きな人や大事な人に対してYou are really special to me.(私にとってあなたは特別な存在)という言い回しはよく使います。

【ネイティブがよく使うほめ言葉】

優秀さを表す単語には、他にamazingという言葉があります。

「桁外れの」「非凡な」という意味ですので、You are amazing.(あなたは本当に素晴らしい!)のように言えば、さらに誤解を防げるでしょう。

<便利な表現>
・Kim has a special talent for painting.
(キムは絵の特別な才能がある)
・Ben will always be special to my sister.
(ベンは私の姉にとっていつまでも特別な存在でしょう)
・Harry makes me feel special.
(ハリーのおかげで自分が特別だと感じられます)

39. 髪を切ったよ

△I cut my hair today.
(今日ね、自分で髪を切ったの)
〇I got my hair cut today.
(今日ね、髪を切ってきたの)

【髪を切ったのは自分?それとも美容師?】

「髪の毛を切った」ということをそのままI cut my hair.と英語にしてしまうと、ネイティブには「自分で髪の毛を切った」と伝わります。

I cut a lot of carrots.(ニンジンをたくさん切った)のような使い方です。

セルフカットをしたならばこの言い方で問題ないのですが、美容室や理髪店などで切ってもらうことがほとんどではないでしょうか。

そんなときは、got one’s hair cutと表現します。

【使役動詞getの使い方】

get something doneで「何かを~された状態にする」の意味になります。

ここでのgetは「使役動詞」であり、「(誰かに)何かを~させる」という状況を表します。

例えば誰かにネイルをしてもらったなら、I got my nails done.が自然な表現です。

自分で塗ったのであれば、I did my nails.になります。

getの代わりに、同じく使役動詞のhaveを使ってもOKです。

表現の違いを見ていきましょう。

<比べてみよう1>
・I fixed my car.
(車を(自分で)修理した)
・I got my car fixed.
(車を(プロに)修理してもらった)
<比べてみよう2>
・Did you cut your hair?
((自分で)髪の毛切ったの?)
・Did you get your hair cut?
((美容室などで)髪の毛切ってもらったの?)

ちなみに、短いヘアスタイルの「ショートカット」は和製英語で、「ショートカットにしてもらった」と言いたいときは、I got my hair cut short.となります。

40. これは難しい

△This puzzle is difficult to me.
(このクイズ、私に意地悪だわ)
〇This puzzle is difficult for me.
(このクイズ、私には難しいわ)

【difficult forとdifficult toの違い】

前置詞一つでまったく意味が変わってしまうことがあります。

difficultは「難しい」という意味ですが、difficult toの後に人を続けると、「~に対して意地悪な」という意味になります。

なので、This puzzle is difficult to me.だと「このクイズは僕に意地悪だ」という不自然な英文になってしまいます。

ちなみに、difficult toの後に動詞を続ければ「~するのが難しい」という意味になります。

This puzzle is difficult to solve.
(このクイズを解くのは難しい)

一方、「誰かにとって難しい」は前置詞forを使ってdifficult for someoneとします。

また、difficult for someone to doで「誰かにとって~するのは難しい」という意味になります。

It’s difficult for me to wake up early.で「私にとって早起きすることは難しい」、It’s always difficult for me to apologize.で「私には謝るということが難しい」という意味になります。

<比べてみよう>
△English is difficult to me.
(英語は私に意地悪だ)
〇English is difficult for me.
(英語は私には難しい)

41. 手伝ってくれてありがとう

△Thank you for your helping.
(1回分の食事をありがとう)
〇Thank you for your helping me.
(お手伝いありがとう)

【helpとhelping】

一見すると△の例でも問題なさそうだと思われるかもしれませんが、実は意味がまったく違ってしまいます。

helpは「助ける」という動詞ですが、helpingは名詞として、「助力」の他にも、「(飲食の)一杯分」という意味があります。

・I’d like one helping.
(一杯お願いします)
・Another helping?
(おかわりどう?)

そのため、冒頭の例文の言い方では、「1回分の食事をありがとう」という見当はずれの意味になってしまいます。

誰かに助けてもらったお礼を言うときはThank you for helping me.が決まり文句で、helpingの後に助けた相手を続けます。

・Thank you for helping me yesterday.
(昨日は助けてくれてありがとう)
・Thank you for helping my son the other day.
(先日は息子を手伝ってくれてありがとうね)

<比べてみよう1>
△She gave him a helping.
(彼女は彼に一杯分あげた)
〇She’s helping him.
(彼女は彼を助けている)
<比べてみよう2>
△She insisted on my helping.
(彼女は私の手助けを無理強いした)
〇She insisted on helping me.
(彼女は手伝うと言って聞かなかった)

42. 日程は決まった?

Are you sure about the date?
(日にちは本当に確かなの?)
〇Is the date finalized?
(日にちは最終決定かな?)

【相手を疑うような表現を避けるために】

Are you sure about…?は相手を疑う気持ちが含まれています。

例えば、

A:I already did my homework.
(宿題はもうやったよ)
B:Are you sure about that?
(それは本当なの?)

と親が子供に嘘をついていないかを確認するような聞き方になります。

予定が最終決定したかどうかを確認するときは、動詞finalize(確定させる)を使って、Is the…finalized?(~は確定ですか?)と聞きましょう。

Is the price finalized?
(価格は確定ですか?)

<便利な表現>
・That’s probably finalized, right?
(それはたぶん決定ですよね?)
・Let’s finalize the date/schedule right now.
(今すぐに日程確定しちゃおう)

43. ちょっと信じがたいですね

△I don’t believe you.
(あなたは嘘つきだ)
That’s hard to believe.
(それはちょっと信じがたいですね)

【相手に向かって言わないように要注意!】

相手の話がにわかに信じられないとき、I don’t believe you.と言ってしまうと「あなたは嘘つきだ」になります。

これはI don’t trust you.(あなたは信用できない人だ)と同じくらい強い表現です。

信じられないのは相手の「人柄」ではなく、あくまで「発言」だとはっきり示すことが大切です。

I don’t believe that.でもいいですが、That’s hard to believe.のほうが誤解が少ないでしょう。

That doesn’t seem right.
(それは違うようですが…)
・Are you sure about that?
(それは確かなのですか?)
That can’t be true.
(そんなこと、ありえませんよ)

44. ちょっと話したい

△We need to talk.
(話す必要があります)
〇Do you have a minute?
(ちょっと話せる?)

【深刻な受け取られ方をしないために】

We need to talk.は「お前に言いたいことがある」と険悪な態度で使われることがほとんどです。

We need to talk about tomorrow’s picnic.(明日のピクニックについて話せますか?)と、話す内容をきちんと伝えれば問題ありませんが、「ちょっと話せる?」と言いたいときはDo you have a minute?が定番表現です。

<便利な表現>
・Got a minute?
(ちょっといい?)
・Are you free now?
(今ちょっといいですか?)
Could we talk about something?
(ちょっと話せますか?)

45. 彼と外出したんです

△I went out with Jimmy.
(ジミーと付き合ってたの)
〇I went with Jimmy.
(ジミーと行ってたの)

【go outとgoではまったく違うニュアンスに】

前後関係があまりはっきりしないような文脈でgo outと言ってしまうと、相手が異性であれば「付き合っている」という意味でとられる可能性大です。

例えばHeather and I are going out.と言うと、「ヘザーと僕は付き合っている」と思われます。

また、went out with Jimmyだと「昔ジミーと付き合っていた」という意味にとられかねません。

単に「○○さんと出かけた」と言いたいときは、go withを使えば、余計な誤解を生まずに済みます。

・Miki went with her sister a few minutes ago.
(ミキは数分前に妹と出かけたよ)
・I went with Jessica last night. We had fun.
(昨夜ジェシカと出かけたの。楽しかったな)

46. 何が言いたいの?

△What’s the point?
(何をしても無駄でしょう)
〇What’s your point?
(言いたいことは?)

【your pointにするだけで上手に通じる】

相手が興奮していたり混乱しているときなど、何を言いたいのかわからないことがありますよね。

そんなときに「何が言いたいの?」の意味でWhat’s the point?と言うと、「それをすることに何の意味がある?」「何をしても無駄でしょう」といった印象になります。

What’s the point of continuing this relationship?(こんな関係続けても無駄だろう?)

といった文脈なら構いませんが。

pointをyour pointにするだけで、「あなたの言いたいこと」という意味になります。

・We don’t have much time. What’s your point?
(あまり時間がないの。要点は?)
・I’m confused. What’s your point?
(わかんない。何が言いたいの?)

47. ネイティブですね

△I thought you were a native.
(あなたを野蛮人と思いました)
〇I thought you were a native speaker.
(あなたをネイティブかと思いました)

【「ネイティブ」が通じるのは日本人だけ】

日本では「ネイティブみたいに話したい」「ネイティブと話す機会が欲しい」などと、その言葉を第一言語とする人のことを「ネイティブ」というのが一般的ですね。

ところが、英語ではnative speakerと言わないと、「野蛮人」「その土地の人」という意味にとられる可能性があります。

「英語ネイティブ」であればnative English speakerとなります。

<便利な表現>
・I’m not a native English speaker.
(私は英語のネイティブではありません)
・Duke’s native language is English.
(デュークの母語は英語です)

48. 話を聞いて

△Please listen!
(お願いだから聞いてってば!)
〇I need your attention.
(聞いてください)

【大人の表現を意識しよう】

騒がしい会場で、話に耳を傾けてもらいたいときがありますよね。

そんなときplease listen!では「ちょっと、聞いてってば!」と訴えたり、話を中断する人を「黙って聞け」と黙らせるような言い方です。

pleaseは一見丁寧なようですが、「お願いだから~して」と執拗に聞こえる場合があります。

ここでは「注意を払う」という意味のattentionを使いましょう。

<便利な表現>
・May I have your attention?
(聞いていただけますか?)
・Can I have your attention for a moment?
(ちょっとだけ耳を貸してください)

49. 飲み物をオーダーしたい

△I want come coffee.
(コーヒーが飲みたいよ~)
〇I’d like some coffee.
(コーヒーをお願いします)

【I wantだと子供っぽい】

wantは人に何かを頼むときに使うと子供っぽい印象になってしまいます。

I want to go outside.(外に行きたいな)と、子供が親に欲求をぶつけるイメージです。

ここはwould likeを使うと丁寧な要求になります。

口語では’d likeと省略して使われます。

また、to doを続けると「~がしたい」という意味になります。

I’d like have coffee.(コーヒーが飲みたいのですが)のように使います。

<比べてみよう>
△I want to get one more blanket!
(もっと毛布が欲しい!)
〇I’d like to get one more blanket.
(もう1枚毛布をお願いしたいです。)

50. 3時に行きます

△I’ll go there at 3:00.
(3時にここを出ます)
〇I’ll be there at 3:00.
(3時にそこに行きます)

【goとbeの違い】

「3時にそこに行きます」と英語で表現したいとき、多くの人はI’ll go there at 3:00.と言ってしまうのではないでしょうか。

しかし、go thereは「そこに行く」というよりも「そこに向かう」の意味になります。

つまり「目的地に着く」ではなく「目的地に向かって、今いる場所を出る」ということなので、at 3:00は出発時間を指すのです。

到着時刻について言いたいのなら、goの代わりにget(着く)を使って、I’ll ger there by 3:00.(3時までにはそこに着きます)などと表現すればよいでしょう。

be(いる)を用いてI’ll be there at 3:00.(3時にはその場にいます)と言うこともできます。

<比べてみよう>
△We’ll go home at noon.
(正午に帰宅の途につきます)
〇We’ll get home by noon.
(正午までに帰宅します)

日常で伝えたいことを英語で言ってみよう―Part 1―

日常で伝えたいこと―Part 1―

1. 前から決めていたよ

△I will buy a new dress for the party.
(パーティーで着るドレスを絶対買おうっと)
〇I’m going to buy a new dress for the party.
(パーティーで着るドレスを買う予定です)

【willとbe going toの違い】

△の例文も〇の例文も、一見どちらも同じような文章に見えますが、実は伝えたい内容によって使い分けが必要です。

willもbe going toもこれからのことを話すときに使いますが、be going toはあらかじめ計画していたりする場合の表現で、話しているときにはすでにその予定に向かって進行している状態です。

例文であれば、もうドレスを買いに行くお店を決めていたり、日程が決まっているイメージです。

一方、willの場合は、「意思表示」というニュアンスで、たった今決めたことだったり、話の流れで口をついて出たことだったりします。

例えば、次の会話を見てみましょう。

I heard that Mike got sick.
(マイクは病気なんだってね)

(A)Yeah, I’m going to go to Osaka this weekend.
(うん、(マイクに会いに)今週末大阪に行くつもりだよ)
(B)I didn’t know that. I will go to Osaka sometime soon.
(知らなかった。(マイクに会いに)近々大阪行くよ)

マイクの病気の話になり、(A)の答えでは、すでに今週末に会いに行く予定だったことを表しています。

(B)の答えは、マイクの病気を知り、その場で会いに行くことを決めています。

<比べてみよう1>
△I will finish this by the end of the month.
(今月中に必ずこれを終わらせます)⇒強い意思
〇I’m going to finish this by the end of the month.
(今月中にこれを終わらせるつもりです)⇒予定
<比べてみよう2>
△I will take her out tonight.
(今夜、彼女と出かけるぞ)⇒これから誘う
〇I’m going to take her out tonight.
(今夜は彼女と出かけることになってるんだ)⇒もう約束済み

2. 苦手なものを聞きたい

△I there anything you can’t eat?
(食べてはならないものはありますか?)
〇Is there anything you don’t like?
(苦手なものはありますか?)

【何でもかんでも「~られない」=can’tではない】

誰かとご飯を食べに行くときなど、苦手なものを聞くことはよくありますね。

そんなとき例文のようにcan’t eat(またはcan’t drink)と言ってしまうと「食べたいけど、食べてはいけない」「飲みたいけど、飲むのを許されていない」というニュアンスになってしまいます。

ここはdon’t likeを使えば、「苦手なものはありますか?」と気遣うひと言になります。

他にもavoidという単語を使ってもOKです。

例えばこんな感じです。

Is there anything you’d rather avoid?
(避けたい食べ物はありますか?)

また、外国人に「~食べられる?」という意味でCan’t you eat natto?という言い方をすると、「なんだ、納豆も食べられないの?」とちょっとイライラしているように伝わります。

ここはDo you eat natto?やHave you ever eaten natto?のような言い方であれば、問題ありません。

<便利な表現>
・Are there any foods you don’t care for?
(好きじゃない食べ物はありますか?)
※care forは「~を好む」という意味ですので、food you don’t care forで「好きじゃない食べ物」を表します。
・Do you have any food allergies?
(何か食物アレルギーはありますか?)
・Do you drink?
(お酒は飲めますか?)
※drinkの1語だけで「お酒を飲む」の意味を表せます。
・Is Japanese food okay?
(和食は平気ですか?)
・Are you vegetarian?
(ベジタリアンですか?)

3. よかったよ!

△It’s just Okay.
(まあ、よかったけど)
〇It’s Okay.
(よかったよ)

【justをつけると皮肉になるときがある】

「ちょうど」「たった今」「ほんの」など数多くの意味を持つ副詞justは、簡単なようで使いこなすのがなかなか難しい単語です。

というのも、辞書にはあまり詳しく説明が載っていませんが、話すときの口調によっては、justのあるなしで意味合いが変わってくる場合があるからです。

ここでは、皮肉に聞こえてしまうシチュエーションを見ておきましょう。

何かの出来ばえを尋ねられたとき、It’s Okay.と答えれば、素直に「よかったよ」という意味になります。

しかし、たった1語 justがここに加わるだけで、「本当はよくないんだけれど…」という本心が別にあるようなニュアンスが含まれてしまうのです。

他にも、皮肉な意図が隠れているjustの使用例を挙げてみます。

<比べてみよう1>
Just forget it.
(もういい)⇒「忘れて」と言いながら、本当は納得していない含み
〇Forget it.
(何でもない)
<比べてみよう2>
Just wait and see.
(今に見ていろ)⇒何かを企んでいるニュアンス
〇Wait and see.
(待ってみよう)
<比べてみよう3>
Just listen.
(黙って聞いて)⇒口を挟まないで黙って聞いてろ、というニュアンス
〇Listen.
(あのね、聞いて)

4. もう一度言ってほしい

I beg your pardon?
(何ですって?)
Sorry?
(もう一度いいですか?)

【I beg your pardon?は使わない】

I beg your pardon?は学校の授業などで、相手の言ったことを再度聞き直すときに使う定番の表現、と習った方も多いかもしれませんね。

確かに丁寧な表現ではあるのですが、実際にネイティブは、この表現を日常生活に使うことはあまりありません。

あえて使うことがあるとすれば、相手に失礼な言い方をされたり、信じがたい話を聞いたときに、「何ですって?」のようなニュアンスや戸惑いや怒りの気持ちを込めて使います。

例えば、こんな感じです。

I beg your pardon? I can’t believe that.
(何ですって?信じられない)

【短くsorryと言おう】

通常、相手の言うことが聞こえなかったときは、Sorry?もしくはExcuse me?などと言うことが多いです。

たまによく聞こえないときに、つい短くWhat?と言う人もいますが、これだと「は?」というニュアンスになり、ちょっと失礼な言い方になります。

<便利な表現>
Sorry? I didn’t catch the last part.
(えっ?最後の部分が聞こえませんでした)
Come again?
(もう一度いいですか?)
Could you say that again?
(もう一度よろしいですか?)

5. 頭がいいね

△He’s smart.
(彼は抜け目がないな)
〇He’s so intelligent.
(彼は頭がいい)

【smartのもつ意外なニュアンス】

「スマート」といえば、日本ではポジティブな言葉として日常に溶け込んでいますが、実はネイティブの耳には必ずしもポジティブに聞こえるとは限りません。

He’s smart.というひと言は、「彼は抜け目のないずる賢い人だ」という皮肉のニュアンスを含むこともあるのです。

若者が使うスラングでsmart-assという表現がありますが、「知ったかぶりをする人」「知識をひけらかす人」という意味で、悪口として使われます。

・I’m sick and tired of your smart-ass attitude.
(お前の知ったかぶりにはうんざりするよ)
・Don’t be such a smart-ass.
(生意気言うな)

また、smarty-pantsでも同じく「知ったかぶり」という意味で使われます。

例えば、仲のいい人がずる賢く、何かをうまくやったときには、

You’re such a smarty-pants!(お前抜け目ないな)

のような言い方をします。

もう一つ、「頭がいい」という意味ではcleverという単語も挙げられるでしょう。

しかし、これも同じく「抜け目のない」「ずる賢い」の意味合いを持っています。

また、wise(賢い)という類語もありますが、これは逆に「賢者」を指すときのような重々しい響きがあるので、日常の場面で使ったとしたら、かえって冗談めいて聞こえるかもしれません。

誤解を与えずに「頭がいい」と言いたいときは、「知性のある」「賢明な」という意味を持つintelligentを使うと、「知的ですね」という意味になります。

<便利な表現>
・Both of my parents are highly intelligent.
(私の両親はとても頭がいいです)
・My boss is quite intelligent, but he’s not very nice.
(私の上司はとても頭がいいけれど、意地悪です)
・I’m not as intelligent as you think.
(あなたが思っているほど私は頭よくないのよ)

6. ちょっと病院に行く

△I need to go to the hospital.
(入院する必要があります)
〇I need to go see a doctor.
(医者に行かないとなりません)

【go to the hospitalだと「入院」に!?】

病院と言えばhospitalを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、英語では、入院設備が整っていて、比較的長期の治療を行う総合病院を指します。

そのためgo to the hospitalというと大きな手術、もしくは長期的な入院をイメージするので、言われた方は心配してしまうかもしれません。

では、ちょっと体調が悪いときに行く場所はというと、clinicです。

これは内科や歯科、皮膚科などの専門の個人病院を指します。

ただ、ネイティブが「病院へ行く」と言うときは、hospitalやclinicといった場所を言うのではなく、see a doctorというフレーズをよく使います。

<比べてみよう1>
△I went to the hospital because I had a slight fever.
(微熱があったので、総合病院へ行ってきたよ)
〇I went see a doctor because I thought I had a cold.
(風邪を引いているようだから病院に行ってきたよ)
<比べてみよう2>
My throat has been sore since last night.
(昨晩からちょっと喉が痛いな)
△You need to go to the hospital.
(入院した方がいいよ)
〇You need to go see a doctor.
(医者に診てもらったほうがいいよ)

7. 見るのをやめよう

△Let’s stop to watch the parade.
(パレードを見るために立ち止まろう)
〇Let’s stop watching the parade.
(パレードを見るのをやめよう)

【stop to doとstop doingのニュアンス】

通常の動詞は、すぐ後ろにto不定詞(to doの形)がきても動名詞(doingの形)がきても、意味にたいした違いはありません。

例えば、We like to talk.でもWe like talking.でも、基本的には「私たちは話すのが好きだ」ということです。

ところが一部の動詞では、後ろにくるのがto不定詞なのか動名詞なのかで、意味が変わってしまいます。

stopもそんな動詞の一つです。

stop doingが「~することをやめる」なのに対して、stop to doは「~するために立ち止まる」になります。

ただし、stop to thinkといった場合には、文字通り立ち止まるのではなくて、「立ち止まって考える」→「じっくり考える」という意味になり、比喩として使われることもあります。

<比べてみよう1>
I stopped to smoke.
(タバコを吸うために立ち止まった)
I stopped smoking.
(タバコをやめた)
<比べてみよう2>
He doesn’t stop to think about the future.
(彼は将来についてじっくり考えない)
He doesn’t stop thinking about the future.
(彼は将来について考えるのをやめない)

8. 一般的だよ

△Dual-income families are becoming more popular.
(共働きの家族は人気者になっている)
〇Dual-income families are becoming more common.
(共働き世帯は一般的になっている)

【popularはいい意味で使う】

popularもcommonも、どちらも「世間に広まっている」という点では同じような意味合いです。

しかし、popularは主によい意味で使われる単語なので、ヒットしている映画、歌、賞品などを言うときによく用います。

例えば次のように使います。

We had a really popular product this year.
(今年は大ヒット商品がありました)

そのため、例えば「共働きが一般化してきている」と伝えようとして、Dual-income families are becoming more popular.などとpopularを使用してしまうと、ネイティブには「人気者」のように聞こえるのです。

これに対して、commonはよい意味か悪い意味かを問わず中立的に使えます。

<便利な表現>
・In Japan. It’s quite common to see young schoolchildren riding the train by themselves.
(幼い小学生が一人で電車に乗っているのは、日本では当たり前の光景だ)
・It’s not common for young women to wear kimonos in daily life,
(若い女性が日常生活で着物を着ることは一般的ではありません)
・There is still no cure for the common cold.
(ありふれた風邪に対して、治療法はいまだに存在していない)
・I think that bird is a common sparrow. It’s not very special.
(あの鳥はどこにでもいるスズメじゃないかな。ごく普通だよ)

9. 優しいね

△She’s soft.
(彼女は頭が悪い)
〇She’s gentle.
(彼女は優しい)

【softを人に使う場合は要注意】

softは物の柔らかさだけでなく、人の態度などが柔らかいことを指す場合もあります。

ですが、性格が穏やかなことを伝えようとしてShe’s soft.と言ってしまうと、大変なことになりかねません。

ネイティブはこれを、She’s soft in the head.を省略した言い方と受け取る可能性があるからです。

be soft in the headは、「頭がいかれている」を表すイディオムで、要するに「バカだ」という意味になってしまうのです。

Are you going soft in the head?
(頭おかしいんじゃない?)

もし性格の穏やかさを伝えたいのなら、代わりに優しい態度を表す単語であるgentleを使いましょう。

例えば、

She has a gentle disposition.
(彼女は優しい気質だ)

のように言えばよいのです。

他にも人の性格や態度を伝える表現には、次のようなものがあります。

<便利な表現>
・She’s nice.
(彼女は親切だ)
・He’s an honest person.
(彼は誠実は人だ)
・She’s kind of shy.
(彼女はやや内気だ)
・He’s very calm.
(彼はとても冷静だ)

なお、softの別な用法として、be soft on(~に対して甘い)という表現がありますが、こちらは人をやや見下すような口ぶりになるので、話す相手によっては控えた方がいいかもしれません。

・She’s soft on children.
(彼女は子供に甘い)
・She’s soft on people who are late.
(彼女は遅れてきた人に何も言わない)
・My boss is soft on people who are late.
(うちの上司は遅れてきた人に何も言わない)

10. あら、意外!

Well, I didn’t think you’d mind.
(いやー、まさか気にするとは思わなくてね)
Oh, I didn’t think you’d mind.
(あっ、気にするとは思いませんでした)

【WellとOhのニュアンス】

WellもOhも会話の出だしで使える軽い表現ですが、Ohが単に驚きなどの感情を表すだけなのに対して、Wellは時として言い訳、または皮肉のようにも聞こえますので、注意が必要です。

例えば、人の持ち物を勝手に使って怒らせてしまった場合に、Well, I didn’t think you’d mind.と言うと、イヤミっぽい弁解になります。

「普通これくらいでは怒らないから、無断で借りてもよいかと思った」のような含みがあるからです。

一方、Oh, I didn’t think you’d mind.と言えば、単に「許可がいるとは思っていなかった」という額面通りのニュアンスになり、素直なお詫びへとつながります。

ひと言加えるだけで、会話の印象がまったく変わってしまうのです。

<比べてみよう1>
Well, I didn’t know you would be coming to the party.
(えーと、パーティーに来るなんて知らなかったもので)⇒だから席を用意していない
Oh, I didn’t know you would be coming to the party.
(おや、パーティーに来るなんて知らなかった)⇒素直に驚いているニュアンス
<比べてみよう2>
Well, excuse me.
(ま、失礼しました)⇒あら、そんなことで怒る?といったニュアンス
Oh, excuse me.
(おっと、失礼しました)⇒思いがけないことに対するひと言

11. ちょっと体調が悪いの

△My mom is sick.
(母は重病だ)
〇My mom’s not feeling very well.
(母はちょっと体調が悪いんだ)

【sickは重病人に使う】

「病気」と言ってまず思い浮かべる言葉はsickではないでしょうか。

確かにsickには「病気」という意味があるのですが、My mom is sick.と言ってしまうと、かなり重い病気にかかっているように伝わってしまいます。

同じく「病気」を表す単語illを使っても同じニュアンスになります。

通常、以下のような使い方をします。

My grandmother got sick. She’s in the hospital now.
(祖母は病気です。今は入院しています)

誰かから、家族などが元気かどうかを聞かれて、「ちょっと体調を崩している」と答えるときはnot feeling very wellという表現がおすすめです。

例えば、こんな感じです。

・I’m not feeling very well. Can I take a day off today?
(ちょっと体調が悪いので、今日は休んでもいいですか?)
・You look like you’re not feeling very well. You should leave early.
(具合悪そうだよ。早退しなよ)

また、sickには若者のスラングでいろいろな意味があります。

見た目のかっこよさも表しますので、褒め言葉として使うこともできます。

<便利な表現>
・Her new song is very sick!
(彼女の新曲超いい!)
・My boss’s car is really sick!
(上司の車、マジでかっこいい!)
・Your new dress is sick!
(あなたの新しいワンピースいいじゃん!)

12. 期待できそう?

△Are you expecting?
(妊娠してるの?)
〇Are you looking forward to the results?
(結果を期待しているの?)

【expectingの意外なニュアンス】

expectは「期待する」という動詞ですが、Are you expecting?と言ってしまうと、なんと「妊娠してるの?」というまったく異なる意味になってしまいます。

男性が女性に言うと、ちょっと問題発言になってしまうかもしれませんね。

主語+be動詞+expectingで「~は妊娠している(出産予定である)」という意味でよく使われるからです。

こんなときに使われます。

・My sister is expecting.
(姉(妹)は妊娠しています)
・Lian and Becky are currently married and expecting their first son in November.
(ライアンとベッキーは現在結婚していて、11月に一人目の息子さんが生まれるんだよ)

冒頭の例文のように誰かが何かに挑戦して、その結果に期待を持っているようなシチュエーションのときには、look forward to~(~を楽しみにする)を使うのが無難です。

Are you looking forward to the results?で「結果が楽しみなの?」という意味になります。

<便利な表現>
・She seems so happy. Is she looking forward to her birthday tomorrow?
(彼女、うれしそうだね。明日の誕生日が楽しみなのかな?)
・I’m going to propose to my girlfriend tonight! I’m looking forward to her answer.
(彼女に今夜プロポーズするんだ!返事期待しちゃうな)
・I’m looking forward to hearing from you.
(お返事を楽しみに待っています)⇒手紙の終わりに添える
・Let’s look forward to a brighter tomorrow.
(明るい未来に期待しよう!)

13. 祖父が亡くなって悲しい

At last my grandfather passed away.
(やっと祖父が死んでくれた)
In the end my grandfather passed away.
(とうとう祖父が亡くなってしまった)

【At last/In the endのニュアンス】

at lastは「ついに」「とうとう」という意味なのですが、気をつけなければならないのが、長い間の努力などが実って「いいことが起きたとき」に使うという点です。

例えば、ずっと勉強してきて試験に通った、治療を経て完治した等のポジティブな文脈で使用します。

At last I passed the exam!
(ついに試験に合格した)
・Kate turned me down over and over, but she said yes to a date at last!
(ケイトにずっと振られ続けたけど、やっとデートすることになった)

ですから今回のシチュエーションのように、悲しいことや残念なことが起きたときに使うと、冷たい人と思われてしまうかもしれません。

似た表現としてin the endにも同じく「ついに」という意味があるのですが、単に「時間がかかった」ということに焦点が当たるので、ポジティブな文脈にもネガティブな文脈にも問題なく使えます。

ちなみに、身内や知り合いなどが亡くなったと言うときに、dieではなくpass awayという婉曲表現を使います。

<便利な表現>
・Our cat was battling an illness for a long time, but in the end she passed away this morning.
(我が家の猫は長く闘病していたけど、ついに今朝亡くなった)
・I’ve waited all day, but it’s nice to meet you in the end.
(一日中お待ちしていましたが、やっとお会いできてうれしいです)

14. 家庭的でステキ!

△Your wife is really homely.
(奥さんブサイクですね)
〇Your wife has a lot of skills.
(奥さん、家庭的ですね)

【「家庭的」は英語だと…】

友だちの家のホームパーティーなどに招待されて、料理も美味しく、奥様のおもてなしにも感動することがありますよね。

そんなときに「家庭的ですね」と言おうとしてうっかりhomelyを使うと、とんでもない意味になってしまいます。

実はhomelyには「不器量な」「ブサイク」という意味があるので、Your wife is really homely.なんて言ってしまうと「あなたの奥さんとてもブサイクですね」と取られてしまうことも。

語源としては、顔に自信がなくて家に引きこもりがちになるために、そういう意味で使われるようになったと言われています。

イギリス英語では「家庭的な」という意味で使うこともあるようですが、避けたほうが無難な表現でしょう。

こうした場合は料理、おもてなしなど「いろんな腕前をお持ちですね」という意味合いでhave a lot of skillsと言えば、「とても器用」=「とても家庭的」と解釈されるでしょう。

またhomemaker(家庭を仕切る人)という言葉を使って、good homemakerという表現もよく見られます。

<便利な表現>
・You knitted this hat, too? You have a lot of skills!
(この防止もあなたが編んだの?家庭的だね)
・My wife is a really good homemaker.
(うちの妻はとても家庭的です)

15. 遅く帰ってきても大丈夫だよ

△I don’t care if you come home late.
(あなたの帰りが遅かろうと私にはどうでもいい)
〇I don’t mind if you come home late.
(帰りが遅くなっても構いません)

【感じよく「~で構わない」と言いたい】

not careは「気にしない」「興味がない」と、時に相手を突き放すような冷たい言い方に聞こえてしまうことがあります。

相手の行動が自分にとってはどうでもいい、興味がないというシーンで使われる言葉だからです。

I don’t care who you’re going to go out with!
(あなたが誰と付き合おうと関係ない!)

このトーンを和らげるには、代わりにnot mind ifを使って、「~しても構いませんよ」と前向きな気持ちを伝えましょう。

【matterもうまく使おう】

このネガティブなcareとややポジティブなmindとの中間ぐらいの意味合いを持つ動詞がmatterです。

It doesn’t matter if you come home late.
(帰りが遅くなっても問題ありません)

などと、itを主語にして使います。

以上の3つの動詞は、いずれも否定文や疑問文でよく用いられます。

なお、条件を表すif節の中には未来形のwillとwouldを使わないことも注意しておきましょう。

<比べてみよう1>
・I don’t care if you open the window.
(あなたが窓を開けようと開けまいと知ったことではない)
・It doesn’t matter if you open the window.
(窓を開けても開けなくても状況は変わらない)
・I don’t mind if you open the window.
(窓を開けても構わないよ)
<比べてみよう2>
・We don’t care if you wear sneakers.
(あなたがスニーカーを履いていようと関心はない)
・It doesn’t matter if you wear sneakers.
(スニーカーを履いていても問題にならない)
・We don’t mind if you wear sneakers.
(スニーカーでも構いませんよ)

16. 困っているんです

△I’m in trouble with my parents.
(親に怒られている)
〇I’m having trouble with my parents.
(親には困らされている)

【厄介なのは自分自身→be in trouble】

英語のtroubleは、使い方によっては日本語の「トラブル」とニュアンスが異なることがあります。

例えば、be in troubleは「トラブルに巻き込まれている」という意味で使う人が多いのですが、実は何かをやらかしてしまって「誰かに怒られている」などの場面でよく用いられます。

ですから、I’m in trouble…と聞いただけで「まずいことをして誰かを怒らせたんだな」と推測できるのです。

I’m in trouble with the police.
((罪を犯して)警察に追及されている)
You’re gonna get in trouble!
(怒られちゃいます!)

【厄介なのは他人→have trouble】

一方、have troubleは「~に迷惑している」「~しようとして苦労している」などの意味になります。

I’m having trouble with my boss.なら、「困った上司がいて迷惑している」といった感じです。

I had trouble finding a job.
(仕事を見つけるのは大変だった)

日本語のトラブルに相当することを言うには、troubleよりもproblemを使ったほうが自然に聞こえるケースが多いようです。

こちらも合わせて覚えておくと便利です。

<便利な表現>
I have a problem with my elderly parents.
(年老いた親との間でトラブルを抱えている)

17. わかります?

△Do you understand?
(あなた理解できてるの?)
〇Do you see?
(わかりますか?)

【understandとseeの違い】

人に何かを説明したら、相手がわかっているかきちんと確認する必要がありますね。

そんなとき、上の例文のようにDo you understand?
と言ってしまうと、「理解できてるの?」「わかってんの?」というニュアンスになることもあり、相手をバカにしているような印象を与えてしまう可能性があります。

親が子供に言い聞かせるような感じです。

Do you understand? If you understand, I need you to reply.
(わかったの?わかったら返事しなさい)

一方、seeは「見る」以外にも、人の言ったことなどを「理解する」という意味があるので、I see.は「わかりました」という相づちとして日常生活でよく使われます。

ですから、Do you see?で「理解できましたか?」と聞くときの自然な言い方になります。

他にも、Are you with me?やAre you following me?なども同じく、確認するときに使えます。

下の例文を覚えておくと、いろんなシチュエーションで使えます。

<便利な表現>
・Do you see what I’m saying?
(私の言ったこと、理解できましたか?)
・I don’t see what’s so great about him.
(彼のどこがいいのかわからない)
・We had to cancel for tomorrow. Do you see?
(明日は中止になったってことです。わかりました?)
・You look confused. Are you with me?
(まごついているようだけど、わかっているのかな?)
・Turn right, turn left, and then go straight…Are you following me?
(右に曲がって、左に曲がって、それからまっすぐに行って…。話についてきてる?)

18. 行きたいけど行けないんです

△I can’t come to your party.
((きっぱり)パーティーには行けません)
〇I’m not able to come to your party.
((申し訳ありませんが)パーティーには行けないのです)

【canとbe able toの違い】

「できる」という能力を表すcanとbe able toは、どちらでもまったく同じような意味になると思っていませんか?

しかし実際には、ネイティブは状況に応じて両者の使い分けをしている場合が多いのです。

例えば、I can (can’t) help you.と言えば、「自分が助けたいかどうか」の気持ちも含まれるのですが、I’m (not) able to help you.は「物理的あるいは時間的に助けられるかどうか」を問題にしています。

つまり、canは本人の「意思」を含んでいるのに対して、be able toは「状況」に焦点が当たっているようなイメージになります。

・I can help you.
(あなたを手伝う意思がある)
・I’m able to help you.
(あなたを手伝える状況にある)
・I can’t help you.
(あなたを手伝う意思はない)
・I’m not able to help you.
(あなたを手伝える状況にない)

ですから、冒頭の例文I can’t come to your party.(パーティーに行けません)には、多少なりとも「行きたくない」という思いが入っていると考えられます。

一方、I’m not able to come to your party.には、「事情があって(状況が許さず)行けずに申し訳ない」という気持ちが隠れています。

もし「バスのほうが安いので、自動車では行けません」と言いたいのなら、We can’t drive there because a bus is cheaper.のように、「車を使いたくない」という意思を示すcan’tを用いるのが適切です。

また、もし「ただいま電話に出ることができません」と留守電のメッセージを流したい場合は、「出たくても出られない」状況を表すbe not able toを使って、We’re not able to come to the phone right now.と言ったほうがよいでしょう。

19. いつ終わりそう?

△When will you finish?
(いつ終わらせるつもりなんですか?)
〇When can you finish?
(いつ終わらせることができますか?)

【相手に予定を聞くときの注意】

助動詞willは、単なる未来形を作る以外に、はっきりした意思を表す目的でも使えます。

そのため、相手の状況を尋ねるWhen will you…?というフレーズが、場合によっては失礼に当たることさえあります。

「あなたは一体いつ~するつもりなんですか?」とけんか腰のように聞こえるおそれがあるからです。

例えば、人に家事やお手伝いなど何か作業をお願いしておいて、この言い方をしてしまうと「一体いつ終わるわけ?」といったプレッシャーを与える言い方になってしまうのです。

ただ確認をしたいだけのときは、相手の状況を尋ねるWhen can you…?がふさわしいでしょう。

<比べてみよう>
△When will you pick me up?
(いつ迎えに来るつもりですか?)
〇When can you pick me up?
(いつ迎えに来てくれますか?)

最も、助動詞canにも若干の意思は含まれますので、純粋に「いつ~が可能になるのか」と予想を聞きたいだけなら、When will you be able to…?と言うようにしましょう。

そうすれば、willは意思を含んだ言い方にならず、ただの未来形として機能します。

<便利な表現>
・When will you be able to finish?
(いつ終えることが可能ですか?)
・When will you be able to come to my birthday party?
(私の誕生日パーティーにいつ頃来られそう?)

20. バスでは行けません

△I will not go by bus.
((きっぱり)バスでは絶対に行きません)
〇I’d rather not go by bus.
(バスでは行けないのですが…)

【「行けない」と言うときの優しい表現】

他のページで触れた通り、willは単に未来のことを述べるだけでなく、自分の意思を示すときにも使えます。

そのため、否定形のwill not(won’t)には強く拒むような気持ちが出ます。

I will not go by bus.またはI won’t go by bus.と言うと、「バスでは絶対に行きません」の意味合いを帯びてしまいます。

特にI will not…は、反対の意見を主張する際によく用いられる表現で、目上の人に対して使うにはきつい印象になるので避けたほうがよさそうです。

こういった場合はI won’t be able to…のフレーズを使うのがよいでしょう。

あるいはさらに控えめな言い方をして、I’d rather not go by bus.(バスでは行けないのですが…)としましょう。

<比べてみよう1>
△I will not see him.
(彼とは会いません)
〇I’d rather not see him.
<比べてみよう2>
△I will not lie for you.
(あなたをかばう嘘はつきません)
〇I’d rather not lie for you.
(あなたをかばって嘘なんかつきたくないのですが…)
<比べてみよう3>
△We will not change rooms.
(部屋を替えるのはいやです)
〇We’d rather not change rooms.
(部屋を替えたくはないのですが…)

21. 何が良くなかったのかな?

Why don’t you like it?
(なんで気に入らなかったの?)
〇You didn’t like it?
(よくなかったかな?)

【なるべくwhyは使わない】

自分が提案したことなどに対して、相手の反応がイマイチだったら、その理由を聞きたいですよね?

理由を尋ねるときは、whyという問いに対してBecauseで答えるのが一般的、と認識している人は多いかもしれませんが、実はWhy…?を使った問いかけは、「なんでだ!?」と苛立ちを込めた印象になります。

言われた相手は責められたように感じてしまうことがあります。

さらにはプレッシャーを感じ、場合によっては非難されていると受け取ることがあるのです。

理由を聞き出すときには、なるべくwhyを使わないようにしましょう。

冒頭の例文のようにWhy don’t you like it?ではなく、You didn’t like it?(苦手だった?)と言えばよいのです。

また、Why did you say that?(なんでそんなこと言ったの?)の代わりに、You said that?(そう言ったの?)のような言い方であれば問題ありません。

また、なおbecauseですが、「忙しかったからです」と言いたいときも、Because I was busy.ではなく、単にI was busy.としたほうがソフトで自然な言い方になります。

<比べてみよう1>
Why did you do that?
(なんでそんなことしたの?)
〇You did that?
(そうしたのね?)
<比べてみよう2>
Why didn’t you go there?
(どうして行かなかったのよ?)
〇You didn’t go there?
(行かなかったの?)

22. 車で送ってあげる

△Shall I send you to the station?
(駅まであなたを使いに出しましょうか?)
〇Shall I give you a ride to the station?
(駅まで車でお送りしましょうか?)

【sendは人には使わないのが無難】

誰かを駅などまで車で送ってあげるのを申し出るとき、sendを使うと、別の意味になってしまうので、注意が必要です。

「送る」=sendと思い浮かべると思いますが、「特定の場所まで送る」という意味でsendを使う場合は、「もの」に対して使うことがほとんどです。

例えば、

I’ll send a birthday card to my grandma.
(おばあちゃんに誕生日カードを送ります)

人に対して使う場合は、ホテルのフロントの人がI’ll send someone up to look at it.(確認のために誰か行かせますね)と言うように「使いを出す」「派遣する」というイメージで使うのです。

【「送る」ではなく「車に乗せる」という表現にしよう】

誰かを車で送るときはgive someone a rideというフレーズを使います。

I can give you a ride to the airport.(空港まで送るよ)などと言えます。

また、drive someoneという表現もよく使いますので、合わせて覚えておきましょう。

<便利な表現>
・I could give you a ride to the station.
(駅まで乗せてくよ)
・Would you like me to drive you home.
(よければ自宅まで乗せていきましょうか?)
・I’ll drive you there.
(そこまで送るよ)

23. 心配しすぎだよ

△You’re sensitive.
(あなたは傷つきやすいのね)
〇You worry too much.
(あなたは心配しすぎよ)

【sensitiveでは言いすぎ】

明日のお出かけに「天気はどうなるんだろう」とか「今日は○○の帰りが遅いね」とか、何かにつけて心配ばかりしている人には思わず「気にしすぎ!」と言いたくなることがありますよね。

sensitiveは「人の言葉に対して傷つきやすい」「人からの評判を過剰に気にする」という意味がありますので、ここでYou’re sensitive.と言うと、「傷つきやすい人ですね」のニュアンスで伝わってしまいます。

「心配性」とは少し違いますね。

よく心配する相手にはworry too muchというフレーズを使いましょう。

これで「心配しすぎる」「気にしすぎる」の意味を表せます。

【「繊細で優しい」と褒めたいときは】

ちなみに、日本語でセンシティブと言えば、「繊細で優しい」という悪くないイメージがあるため、「あなた優しいのね」の意味でYou’re sensitive.と言ってしまう人も少なくありません。

その場合、正しくはYou’re sensitive to other’s feelings.と言います。

わかりやすく言えば、「人の気持ちに細やかな気配りができる」といった意味合いです。

<便利な表現>
・There’s no need to worry.
(心配の必要はありませんよ)
・I think it’s going to be okay.
(きっと大丈夫ですよ)
No worries!
(心配ないよ!)⇒カジュアルな表現

24. どうかしたの?

△What’s your problem?
(なんか文句あんのか?)
〇What’s the issue?
(どうかしたの?)

【problemとissue】

本来、What’s your problem?は文字通り「あなたの感じている問題は何ですか?」という意味だったのですが、最近日常会話でこのフレーズは違う意味で使われるようになっています。

相手のとった言動に対して、「何だよ、文句あんのか?」とけんか腰のニュアンスで使われることが多くなっているのです。

こういった険悪な会話を招きかねません。

A:I don’t care. Leave me alone.
(どうでもいいや。ほっとけよ)
B:What’s your problem? Did I do something wrong?
(文句あるのか?俺が何かしたか?)

実はproblemはある意味ではネガティブなひと言で、「深刻な問題」と考えられているのです。

I have a problem with him.と言えば、「彼との間に何か深刻な問題がある」ことを意味しています。

そこで、ここはproblemではなくissueを使うのがおすすめです。

I have an issue I need to discuss with him.であれば「彼との間に話し合わなければならない問題がある」というニュアンスになり、ネガティブなイメージはありません。

ただ、近しい人であれば、

Is everything okay?(大丈夫?)
Is something wrong?(何かあったの?)

のようなカジュアルな言い方でもよいでしょう。

<比べてみよう1>
△We’re having a problem with our products.
(我が社の商品に何か(深刻な)問題がある)
〇We’re having an issue with our products.
(我が社の商品には課題がありますね)
<比べてみよう2>
△He has mental problems.
(彼は精神の(深刻な)問題を抱えている)
〇He has mental issues.
(彼には精神的な問題がある)

25. 満足できた?

△Are you satisfied now?
(これで気が済んだ?)
〇Are you okay now?
(満足してもらえた?)

【皮肉交じりの「ご満足?」とならないために】

satisfyは「満足させる」を表す動詞です。

そのため、自分のした行為や置かれている状況について相手が満足しているかを聞くとき、そのままAre you satisfied?と言ってしまう人がいます。

確かにこれは満足しているかどうかについて尋ねる表現ではあるのですが、間違いを犯した相手に対して皮肉を込めて「これで気が済んだ?」と問い詰めるようなニュアンスになるので、使う場面によっては相手が怒り出す可能性もあります。

映画などでも、以下のようなシチュエーションでよく耳にするフレーズです。

I lost my job, my family and my money. Are you satisfied now? Huh?
((おまえのせいで)仕事も家族も財産も失ったよ。これで満足か?)

相手が満足しているかどうかを聞くときは、Are you okay now?やIs everything okay now?などがおすすめです。

親しい相手であればAre you cool?(これでいい?)のような言い方も使われます。

<便利な表現>
・Are you okay with this?
(これで大丈夫?)
・Do you think it’ll be okay?
(これで大丈夫でしょうか?)
・Do you think this proposal is okay?
(この企画書で大丈夫だと思いますか?)

覚えておくと便利な英語の定番フレーズ

覚えておくと便利な英語の定番フレーズ

1. you know

【文頭で使うyou know】

①You know~?「~でしょ?、~じゃない?」

相手が話の内容を知っている前提で話すとき、you knowを文頭で使います。

Do you remember~?(~を覚えている?)と使い方が似ていて、相手に特定の出来事を思い出させる役割があります。

例えば、前の週にレストランで一緒に食事をした相手に、「先週行ったレストラン、あるよね?」と言うとき、You know that restaurant we went to last week?となります。

You knowの後にhowを加えたYou know how~?も同じ意味です。

「○○さん、知っているでしょう?」=You know~, right?

知っているはずの内容をど忘れしている相手に、「ほら、あの○○」というニュアンスでも使われます。

<例文1>
A:You know that guy we met at the party last week?
(先週のパーティーで会った男の人いるでしょう?)
B:Yeah, that tall guy that kept asking for your number?
(うん、連絡先をずっと聞いていた、あの背の高い人でしょう?)
A:Yes! He added me on Facebook. What should!
(そう!Facebookで友達申請されたんだ。どうしよう?)
<例文2>
A:You know how I was telling you I was going to start my own business?
(自分で起業するって言ってたよね?)
B:Yeah, you’ve been talking about that for almost a year now.
(うん、もう1年くらいその話をしているよね)
A:Well, actually I quit my job last week and decided to really go for it.
(実は、先週仕事を辞めて実行に移すことにしたよ)
<例文3>
A:What’s the name of the café you always go to?
(君がいつも行くカフェ、何ていう名前だっけ?)
B:Which café are you talking about?
(どのカフェのことを言ってるの?)
A:You know, the one by the beach.
(ほら、あの、海の近くにあるカフェだよ)

【文中で使うyou know】

②~, you know…?「えっと…、あの…」

you knowを文中で使う場合、言葉が詰まったときの「えっと…」「あの…」や、考えているときの「えー、何だっけ?」を意味します。

例えば、友達にビーチへ行ったことを話そうとして、そのビーチの名前がパッと出てこないとき、We went to, you know, Manhattan Beach yesterday.(昨日、えっと…マンハッタンビーチに行きました)というふうに使います。

言葉が詰まって出てこないときの便利なつなぎ言葉ですが、日本語で「えっと…」や「あの…」を繰り返すのと同様、使いすぎるとあまりいい印象を与えないので注意が必要です。

<例文1>
A:How are your weekend?
(週末はいかがでしたか?)
B:It was fun. I went to Santa Monica and you know, went shopping.
(楽しかったです。サンタモニカに行って…えっと…ショッピングをしました)
<例文2>
A:Where did you go for dinner last night?
(昨日の夜、どこで食事したの?)
B:We went to that Italian restaurant by my house, you know, Tony’s.
(うちの近くにあるイタリアンレストラン…えっと…なんてとこだったかな…あ、そうそう、トニーズ)

【文末で使うyou know】

③~ you know?「~でしょ、~だよね」

you knowを文末で使う場合は、「~でしょ」や「~だよね」という意味で、相手の同意や共感を求める役割を果たします。

相手に自分の言っていることを理解してほしいときや、賛成してほしいときにこの使い方をします。

例えば、英語を勉強している友達に、「(英語を)話すしかないでしょ!」と励ますとき、You just have to speak English, you know?と言ったりします。

<例文1>
A:I’m too busy with work and don’t have time, you know?
(仕事があまりにも忙しくて、時間がないんだよね)
B:Yeah, you’ve been working a lot these days.
(そうだね、最近、本当に忙しいよね)
<例文2>
A:He has to quit making excuses and just do it, you know?
(彼は言い訳ばっかりしてないで、とにかくやるしかないじゃないの?)
B:Yup, I totally agree with you.
(うん、本当にその通りだよ)

【その他のyou know】

④You know what?「あのさー、あのね」

You know what?は直訳すると、「知ってる?」ですが、日本語の「あのさー」や「ねえ、ちょっと聞いて」などと同じ意味合いがあり、会話を切り出す際に相手の注意を引くために使われる定番フレーズです。

Guess what?も同じ意味合いです。

You know what?と言われたらWhat?と返すのが一般的です。

ただし、ネイティブは相手がWhat?と返事をする前に話題に入ることもよくあり、特に相手の返事を待つ必要はありません。

<例文1>
A:You know what?
(あのさ)
B:What?
(何?)
A:Why don’t we cook a turkey for Thanksgiving this year?
(今年の感謝祭に、七面鳥を料理してみない?)
<例文2>
A:You know what? Let’s go on a trip this winter break.
(あのね、今年の冬休みに、旅行に行かない?)
B:Where do you want to go?
(どこに行きたいの?)

⑤You know what I’m saying?「言いたいことわかるでしょう?」

自分の言いたいことを相手が理解しているか確認するときや、自分の発言に共感してほしいときに使われるスラングです。

You know what I mean?も同じ意味合いで使われます。

You know what I’m saying, right?のように、文末にrightを加えることで共感してほしいという願望が強調されます。

「言いたいことはわかる」=I know what you’re saying. / I know what you mean.

<例文1>
A:No one ever believe me. You know what I’m saying?
(誰も私のことを信じてくれない。言いたいことわかるでしょう?)
B:Yeah, but you know that I always believe you.
(うん、でも、私があなたを信じていることはわかっているでしょう?)
<例文2>
A:My boss is putting me in a tough spot. You know what I mean?
(上司が私を窮地に追い込んでくるの…言いたいことわかるでしょ?)
B:Sure. Did you talk to him about it?
(うん。そのことについて上司と話した?)

2. I got it.とYou got it.

①I got it.「わかりました」(相手の言っていることを理解したとき)

I got it.は相手が言っていることを理解したときに言うフレーズです。

I understand.と意味は同じですが、I got it.のほうが口語的でカジュアルに使われます。

人によっては短く、Got it.と言うこともあります。

自ら率先して何かをしたり取ったりするときにも、I got it.(私がやります/取ります)と言えます。

I bought it.(~を買った)や、I received it.(~を受け取った)の代わりにI got it.が使えます。

<例文1>
A:We are going to meet at seven in the morning tomorrow.
(明日、午前7時に集合しましょう)
B:I got it. See you tomorrow.
(わかりました。それでは、また明日)
<例文2>
A:Does it make sense?
(違いはわかりましたか?)
B:Yeah, I got it.
(はい、理解できました)
<例文3>
A:Can someone pick up the phone?
(誰か電話に出てくれる?)
B:I got it.
(私が出るよ)
<例文4>
A:Where did you get this shirt?
(そのシャツはどこで買ったんですか?)
B:I got it in Japan.
(日本で買いました)
<例文5>
A:Did you get the book from John?
(ジョンから本をもらった?)
B:Yeah, I got it from him yesterday.
(うん、昨日もらったよ)

②You got it.「了解しました」(相手の依頼やお願いを承諾するとき)

誰かから頼まれたことやお願いされたことを承諾するときの「了解」のニュアンスです。

例えば、レストランで客から飲み物のお代わりを注文された店員は、You got it.(了解です)のように答えます。

客と店員の関係に限らず、友達同士や仕事仲間の間柄でも使えます。

You understand.(理解できましたね)と同じ意味で使えます。

You got it?と質問調で尋ねる場合は「わかりましたか?」という意味になります。

<例文1>
A:Can you email me the files?
(ファイルをメールで送ってもらえますか?)
B:You got it. I’ll do it right now.
(了解しました。すぐに送ります)
<例文2>
A:Make sure you buy me a gift from Hawaii.
(ハワイのお土産、買ってきてね)
B:You got it!
(了解!)
<例文3>
A:”Such” is followed by an adjective and noun.
(”such”を使うときは、後ろに形容詞と名詞が来るのですね)
B:You got it!
(その通り!)
<例文4>
A:You got it?
(わかりましたか?)
B:Not really. Can you explain that one more time?
(いいえ、よくわかりません。もう1回説明してもらえますか?)

3. There you go.

①There you go.「はい、どうぞ」

相手からリクエストされたものや、相手が必要だと思うものを渡すときに言う決まり文句で、日本語の「はい、どうぞ」と同様の意味です。

特に、レストランやお店などで店員にお金を支払う際によく使われます。

There you are.、Here you are.、Here you go.も同じ意味合いで使われます。

<例文1>
A:Your total comes out to $23.15.
(お会計は23.15ドルになります)
B:There you go.
(はい、これで)
<例文2>
A:Can you pass me the salt?
(塩、取ってくれる?)
B:Here you go.
(はい、どうぞ)

②There you go.「それでいいよ」

人に何かを教えているとき、教えたことを適切にこなしている相手に、「そうそう、それでいいよ」と励ましたりほめたりする意味合いで使われることがあります。

例えば、タマネギのみじん切りのやり方を子供に教えていたとします。

子供からAm I doing it right?(これでいいの?)と聞かれたら、Yeah. There you go.(うん、それでいいよ)と答えると、「教えたこと(=みじん切り)が上手にできている」とほめるニュアンスになります。

You are doing it right/correctly.と同じ意味です。

<例文>
・There you go. Now you’re getting the hang of it.
(そうそう、その調子。だいぶコツをつかんできたね)
・There you go. I told you it’s not that difficult.
(それでいいよ。そんなに難しくないって言ったでしょう)
・Yeah, there you go. Your pronunciation is getting better!
(そうそう、それ!発音がよくなっているよ!)

③There you go.「よくやったね」

何かを成し遂げたり成功したりした人に、「よくやったね」という意味で使うことができ、Good job.と同じニュアンスになります。

例えば、「英検1級に合格したよ!」友達から報告を受けたら、There you go! Congrats!(よかったね!おめでとう!)と言うことができます。

<例文1>
A:I got accepted to Tokyo University!
(東大に合格したよ!)
B:There you go! I knew you’d get in. I’m proud of you.
(よかったね!あなただったら絶対に受かると思ってたよ。本当にうれしいよ)
<例文2>
A:I finally finished my project! I thought I’d never finish.
(プロジェクトがやっと終わった!絶対に終わらないと思ってたよ)
B:There you go! Let’s go out and celebrate. I’ll take you out to dinner.
(よかったね!外でお祝いしよう。ご飯をおごるよ!)

④There you go.「その通り」

相手の発言に、「その通り!」と賛成したり同意したりする際の相づちとしてよく使われ、Exactly.と同じ意味になります。

特に、(話をわかりやすくするために)いい例を挙げた相手に対して使われます。

また、自分が言おうとしていたことを相手が先に言ったり、自分よりわかりやすく表現したりしたときに、「そう、それが言いたかったの」という意味で使うこともあります。

<例文>
A:Don’t pay attention to what others are saying. You have to believe in yourself.
(周りが言っていることなんか気にしないで、自分を信じないと)
B:You’re right. I am where I am today because I’ve always followed my heart. I’m going to go for it!
(そうだね。ここまでやってこられたのも、ずっと自分の心に従ってきたからだしね。やってみよう!)
A:Yeah. There you go!
(そう、その通り!)

⑤There you go.「ほら、またやった(言った)」

以前から繰り返し注意しているのに同じ失敗を繰り返す相手にThere you go again.と言うと、日本語の「ほら、またやった(言った)」を表し、相手の行為にイラっとしている気持ちを示します。

例えば、トイレのフタを閉めるようボーイフレンドや夫に何度も注意しているのに、再び閉め忘れていた場合、There you go again. I told you to put the toilet seat down!(ほら、また。トイレのフタを閉めてって言ったでしょう!)と言ったりします。

「彼/彼女がまたやった(言った)」は、There he/she goes again.と言えます。

<例文>
・There you go again. Why do you always blame others?
(ほら、また人のせいにしてる。どうして、いつも人のせいにするの?)
・There you go again. How many times do I have to tell you to turn off the TV if you’re not watching it?
(またつけっぱなしにしてる。テレビを見ていないんだったら消して。何回言わせるの?)
・There he goes again. He loves talking about himself.
(ほら、彼がまた、自慢話をしてる。彼は本当に自分の話が大好きだね)

4. ain’t.

ain’t「~でない」

学校の教科書や、一般的な市販の英語教材では取り上げられませんが、ain’tは、ネイティブ同士、特に親しい間柄でよく使われる表現です。

基本的に、am not、are not、is not、has not、have notすべての短縮形として用いることができますが、実際は、am not、are not、is notに対して使われるのが一般的です。

非常にインフォーマルな口語表現で、特に何かを強調して言いたいときに使われます。

例えば、すでに断ったのにもかかわらず、しつこくカラオケに行こうと誘ってくる友達に対して、How many times do I have to tell you? I ain’t (=am not) going!(何回も言ってるでしょ!行かないって言ったじゃない!)と言ったりします。

しかし、「教養がない」や「下品」といったマイナスの印象を与えることもあるので、文章を書くときやフォーマルな場での使用は避け、会話でも使いすぎないほうが無難です。

I am not=I ain’t
you/they/we are not=you/they/we ain’t
he/she is not=he/she ain’t

◎ain’tを使った代表的な決まり文句
・If it ain’t broke, don’t fix it.(壊れていないものを修理するな)
・Ain’t that the truth.(本当にそうですよね)

<例文>
・I ain’t (=am not) working for free!
(タダ働きなんてするもんか!)
・This ain’t (=is not) the right one! I told you to buy the organic kind. You’re so useless.
(これじゃないわ!オーガニックを買ってきてって言ったでしょ。本当に役立たずね)
・I got in a fight with my girlfriend and she ain’t (=is not) talking to me.
(ケンカして彼女が口をきいてくれない…)

5. grab

grab something「(何か)を取る」

日常会話では、getの代わりにgrabがよく使われます。

例えば、友達に「テーブルの上にある携帯を取ってくれますか?」と頼むとき。

Can you grab my cell on the table?と言うと、とても自然です。

<例文>
・Can you grab that book for me?
(あの本を取ってくれますか?)
・Do you want me to grab that for you?
(あれを取ってあげましょうか?)
・Can you grab the salad out of the fridge?
(冷蔵庫からサラダを出してくれますか?)

②(go and) grab someone「(誰か)を呼ぶ、連れてくる」

誰かを「呼ぶ」や「連れてくる」という意味のフレーズで、grabをcallに置き換えることも可能です。

この場合のcallは「電話をかけて相手を呼ぶ」と言う意味ではなく、「近くにいる相手に声をかけて呼ぶ」ということです。

例えば、部長が部下に「山田さんを呼んできてくれ」と頼む場合は、Can you grab Mr. Yamada?になります。

会話では、誰かを呼んでくることをgo grab someoneのように、grabの前にgoを加えるのが一般的です。

正しくはgo and grabですが、会話ではandを省いて表現することが多いです。

そのほか、「人の注意を引く」という意味でも使われます。

<例文>
・Can you go grab Mike? He’s upstairs.
(マイクを呼んできてくれますか?2階にいます)
・I’ll go and grab her right now.
(ただ今、彼女を呼びに行きます)
・His Halloween costume grabbed everyone’s attention.
(彼のハロウィーン衣装はみんなの注目を浴びました)

③grab food/drinks「食事をする/飲みに行く」

会話で相手が食事や飲みに誘うとき、頻繁に使われる定番フレーズの1つがLet’s grab~.です。

食事に誘うときは、foodの代わりに、具体的なbreakfast/lunch/dinnerを使いましょう。

飲みに行こうと誘うときは、drinksだけで通じます。

「ランチを食べに行きましょう」=Let’s grab lunch.
「飲みに行きましょう」=Let’s grab some drinks.

軽い食事をすること、あるいは食事を素早く済ませることをgrab a biteと言います。

<例文>
・Let’s grab dinner after work tonight.
(今夜、仕事の後に食事に行きましょう)
・Do you want to grab some drinks tonight?
(今夜、飲みに行きませんか?)
・I’m going to go grab a bite. I’ll be right back.
(軽い食事をしてきます。すぐに戻ってきます)

6. hang

①hang in (there)「がんばる」

hang inは、困難な状況やつらい時期を耐え抜くことを表し、日本語の「がんばる」に相当する表現です。

特に、あきらめかけている人や挫折しそうな人を励ます際に、Hang in there!と声をかけます。

「あきらめないでがんばれ!」や「くじけずにがんばれ!」という意味です。

Hang in there.は、励ますときの決まり文句です。

アメリカ人はHow are you?と声をかけられると、Hanging in there.と返すこともあり、「いろいろと大変だけど、なんとかがんばっているよ」という意味になります。

<例文>
・I know you’re tired but hang in there. You’re almost done!
(疲れているのはわかるけど、もうすぐ終わるから、最後までがんばって!)
・Don’t give up now! Hang in there!
(今あきらめたらだめだよ。がんばって!)
・Work had been pretty stressful but hanging in there.
(仕事でストレスが結構たまっているけど、なんとかがんばっているよ)

②hang out「時間を過ごす、遊ぶ」

hang outは、友達と一緒に過ごしたり、海などで過ごしたり、ショッピングモールや公園などでブラブラしたりすることを表し、日本語の「遊ぶ」に相当する表現です。

例えば、友達を「今週遊ぼう」と誘うのであれば、Let’s hang out this weekend.と言います。

「昨日、友達と遊びました」を、I played with my friends yesterday.と言っている人を時々見かけますが、これはちょっと違和感のある表現です。

子供同士が遊ぶことはplayを使って表現してもかまいませんが、大人の場合はI hung out with my friends yesterday.と言うほうが自然です。

ただし、ゲームやスポーツなどで遊ぶことを表す場合は、大人でもplayを使って表現します(例えば、play basketball、play chessなど)。

<例文>
・Are you free tomorrow night? Let’s hang out.
(明日の夜、空いてる?遊ぼうよ)
・I hung out at the mall today.
(今日はショッピングモールでブラブラしていました)
・I’m hanging out with Jeff tonight. Do you want to come? I think we’re going to hang out in Shibuya.
(今夜ジェフと遊ぶけど、来る?渋谷で遊ぶ予定だよ)

③Hang on.「ちょっと待って」

Hang on.は「ちょっと待って」を表し、Wait a minute.やHold on.と同様の意味ですが、より口語的な言い方になります。

「電話を切らないで少々お待ちください」、「ちょっと待って。まだ行かないで」、「ちょっと待って様子を見よう」のように、様々な状況で使われますが、ポイントは待ち時間が “短い”ということです。

Hang on a minute/second.も「ちょっと待って」という場合の決まり文句です。

その他、「しがみつく」という意味もあります。

<例文>
・Hang on. I’ll be ready in five minutes.
(ちょっと待って、あと5分!)
・Can you hang on a minute?
(少々お待ちいただけますか?)
・Hang on to this rope and don’t let go.
(このロープにしがみついて、離さないように!)

④hang up「電話を切る」

hang upは「電話を切る」ことを意味します。

正式にはhang up the phoneですが、日常会話ではthe phoneを省いてhang upとだけ言うのが一般的です。

例えば、「電話を切らないでください」はDon’t hand up (the phone).と言います。

また、電話をしている相手とケンカなどをして一方的に電話を切る場合はhang up on~と表現し、「~」には電話を切られた側の人が入ります。

<例文>
・I’m going to hang up and call you back.
(電話を切って、折り返しかけ直します)
・Sorry. I accidentally hung up the phone.
(ごめん、間違えて電話を切っちゃった)
・When I told my wife I was going to go out drinking, she hung up on me.
(妻に飲みに行くと連絡したら、電話を切られました)

⑤hang around「ブラブラする」

特に当てもなくどこかをうろうろしたり、ブラブラしたりすることをhang aroundと言います。

ポイントは、「“目的なく”ブラブラする」ことで、特に何かを待つ場合によく用いられるフレーズです。

例えば、ガールフレンドとデパートでショッピングをするとき、「僕はこの辺りでブラブラしているよ。終わったらメールして」と言うなら、I’m going to hang around this area. Text me when you’re done.となります。

その他、「家でゴロゴロする」という意味でも使われます。

<例文>
・I had about an hour to kill so I just hung around the park.
(1時間ほど時間をつぶさないといけなかったので、公園でブラブラしていました)
・You can hang around here if you want.
(よかったら、ここで待っててもいいよ)
・I hung around the house all day and watched TV.
(1日中、家でゴロゴロしてテレビを見ていました)

⑥hangover「二日酔い」

英語では、「二日酔い」をhangoverと言います。

「私は二日酔いです」と言うなら、I have a hangover.もしくはI am hangover.になります。

どちらでもかまいませんが、haveを使って表現する場合はhangover(名詞)、be動詞の後ろではhangover(形容詞)になるので、使い分けに気をつけましょう。

<例文>
・I’m so hangover. I drank way too much last night.
(ひどい二日酔いだ。昨夜は飲みすぎた)
・Peter called in sick. I think he has a hangover.
(ピーターから体調不良で休むと連絡がありました。おそらく二日酔いでしょう)
・Does Ukon really prevent hangovers?
(ウコンって本当に二日酔いに聞くの?)

7. chill

①It’s chilly.「肌寒い、ひんやりする」

chillyはcoldほどではありませんが、少し肌寒いことを意味します。

日本の春・秋の朝夕のようなひんやりした空気や、エアコンで必要以上に冷えた部屋にいる場合などによく使われる表現です。

「be動詞+chilly」の形で使います。

<例文>
・It’s pretty chilly this morning.
(今朝はちょっとひんやりするね)
・It’s a little chilly in here. Can you turn down the AC?
(この部屋ちょっと肌寒いね。エアコンを弱めてくれますか?)
・It was chilly in San Francisco.
(サンフランシスコは肌寒かったです)

②have/get the chills「寒気がする」

この表現は、病気で寒気がして体がブルブル震えたり、気持ち悪いものを見てゾッとしたりゾクゾクしたりするときに使われます。

例えば、発熱のために寒気がするときは、I have the chills.(寒気がする)と表します。

しかし、恐怖心を表す場合は、give one the chills(ゾッとする)と言うのが一般的です。

<例文>
・I have the chills. I might have a fever.
(寒気がします。熱があるかも)
・Last night I suddenly got the chills and started shaking.
(昨日の夜、なんだか急に寒気がして、体がブルブル震えだしたの)
・Did you see that picture? It gave me the chills.
(その写真、見た?ゾッとしたよ!)

③chill (out)「落ち着く/落ち着け」

家でのんびりしている状態や、リラックスできるような穏やかな音楽、あるいはお店などの落ち着いた雰囲気などを表現するときに使います。

また、興奮している人、テンパっている人、激怒している人などに対して「落ち着いて!」という際、Calm down.の代わりにChill out.を使うこともできます。

動詞として使う場合は、chillとchill outのどちらでもいいですが、形容詞として使う場合はchillのみになります。

どちらかというと若者が使う表現です。

<例文>
・I’m watching TV and just chilling at home. What are you doing?
(家でテレビを見てのんびりしてるよ。あなたは何をしているの?)
・I love Nujabes. His songs are really chill.
(Nujabes(ヌジャベス)の音楽はとても落ち着いていて大好きです)
・Stop yelling. Chill out!
(怒鳴らないで。落ち着いて!)

④chill (out)「遊ぶ」

chill (out)は、「遊ぶ」という意味でも使います。

ただ、クラブやパーティーに行って「派手に遊ぶ」と言うよりは、カフェや居酒屋で「友達と一緒にゆっくりとした時間を過ごす」と言うニュアンスです。

同じような意味の表現にhang outがありますが、chill (out)のほうが若者の間で使われる傾向があります。

友達を「今夜遊ぼうよ」と誘う場合は、Let’s chill (out) tonight.と言います。

「~と遊んでいる」はchill (out) with~になります。

私の周囲では「遊ぶ」という意味で使う場合、chill outではなくchillと言っています。

<例文>
・Are you busy tonight? Let’s chill.
(今夜忙しい?遊ぼうよ)
・I’m chilling with Mike at Starbucks right now.
(今、マイクとスターバックスにいるよ)
・Do you want to grab some beers and chill tonight?
(今夜、ビールでも飲みに行かない?)

8. dude

【dudeの代表的な使い方】

ネイティブの会話で、Hey, dude!やWhat’s up dude?などのフレーズを聞いたことがあるかもしれません。

dudeは一般的に男性が使う表現ですが、生まれ育った場所や環境によっては女性も使います。

ただし、英語を外国語として使う女性の場合、使用は避けた方が無難でしょう。

また、使い過ぎにも注意が必要です。

dudeを使うことで、英語がよりネイティブっぽい響きになるかもしれませんが、アメリカ人でも使いすぎると、ちょっと頭の悪い印象を与えます。

①「男性」を意味する

dudeは「男の人」を意味する単語で、もともとはカリフォルニアのサーファーが使う言葉でした。

しかし、今では、カリフォルニアに限らずアメリカ全国で使われるようになり、さらに若者から大人まで幅広い年齢層が使う表現になりつつあります。

会話では、「男の人」を指す単語として、guyの代わりに使われます。

<例文>
・That dude is tall!
(あの男の人、背が高いね!)
・Do you know that dude?
(あの男の人、知り合いですか?)
・What’s that dude’s name?
(あの男性の名前は何ですか?)

②あいさつをする

Hey, dude!というフレーズを聞いたことはありませんか?

このdudeには特に深い意味はなく、人にあいさつをするときや話しかけるときに使われる日常表現です。

日本語にはない概念なので、理解しづらいかもしれませんが、dudeを相手の名前に置き換えたらわかりやすいでしょう。

例えば、友達のブライアンにあいさつをする場合、Hey, Brian!=Hey, dude!と言います。

manも同じ意味合いなので、置き換えて使えます。

基本的に男性に対して使います。

女性に対して使うと、失礼だと思われることがあるので注意が必要です。

<例文>
・How’s it going dude?
(元気?)
・Hey, dude, do you want to grab lunch?
(ね、お昼食べに行かない?)
・Don’t worry about it, dude.
(心配しないで)

③感情を表す

驚きや感動、または怒りを表して、Dude!から会話を始めることがよくあります。

日本語の「おおっ!」「うわっ!」「こらっ!」「おいっ!」などに相当します。

どのような感情を表しているのかは、状況によりまちまちです。

manも同じ意味合いを持ち、置き換えて使えます。

<例文>
・Dude! Watch out!
(おいっ!気をつけろ!)
・Dude! Is that a snake?
(うわぁ!あれってもしかしてヘビ?)
・Dude! This pizza is amazing!
(おおっ!このピザ、超おいしいね!)

会話がはずむ自然な英語―Part 2―

会話がはずむ自然な英語―Part 2―

18. look forward toじゃない「楽しみ!」の言い方

①I can’t wait.「(待ちきれないほど)楽しみ!」

英語で「~が楽しみだ」を表すフレーズは数多くありますが、この表現が最も一般的で口語的です。

日本人がよく使う、I’m looking forward to~.よりインフォーマルで、フレンドリーな響きがあるので、親しい人との会話で「楽しみです」と言いたい場合によく使われています。

例えば、ライブへ一緒に行く友達に「ライブが待ち遠しい」という気持ちを伝えるには、I can’t wait!(楽しみだね!)と言うと自然です。

「~が楽しみです」はI can’t wait to/for~.になります。

ビジネスやフォーマルな場では、I’m looking forward to~. / I look forward to~.のほうが適切です。

<例文>
・I just booked my ticket to L.A.! I can’t wait!
(さっき、ロス行きのチケットを買ったよ。楽しみ!)
・I can’t wait to see you this weekend!
(週末に会えるのを楽しみにしているよ!)
・I can’t wait for the party! It’s going to be so much fun!
(パーティー、楽しみにしているよ!すごい楽しいだろうね!)

②I’m so excited.「(ワクワクする)楽しみ!」

I’m looking forward to~.よりワクワクする気持ちを込めて「楽しみ!」と言いたい場合は、I’m so excited!を使いましょう。

期待や喜びの気持ちがより相手に伝わります。

例えば、海外に住んでいる親友が日本に遊びに行くと連絡してきたら、Are you serious? I’m so excited!(マジで?楽しみ!)と言うといいでしょう。

また、先に紹介した表現と組み合わせて、I can’t wait. I’m so excited.と言うのも一般的です。

「~が楽しみだ」=I’m so excited to/about~.

フォーマルな場で使ってもかまいません。

soの代わりにreallyやveryを使ってもOKですが、veryは少々かしこまった響きがあります。

<例文>
・My friends and I are going to go snowboarding in Hokkaido this weekend. I’m so excited!
(今週末、友達と北海道にスノーボードへ行くんだ。超楽しみ!)
・I’m really excited to see you perform live!
(ライブパフォーマンス、すっごく楽しみにしているよ!)
・I’m so excited about tomorrow. I can’t wait!
(明日が楽しみだな。待ちきれない!)

③I’m pumped (up). / I’m fired up. / I’m stoked.「(ワクワクした)楽しみ!」

この表現は、I’m excited~.と意味や用法は同じですが、より口語的なスラング表現なので、フォーマルな場での使用は避けましょう。

(be) pumped (up)は気分が高揚していること、(be) fired upは気持ちが燃え上がるほどワクワクしていることを表し、excitedな気持ちをより強調した、多少大げさな言い方です。

stokedはexcitedの同義語ですが、サーファーやスケーターなどがよく口にする表現です。

「~が楽しみだ」=I’m pumped (up)/I’m fired up/I’m stoked to (about)~

I’m pumped.とI’m pumped up.はどちらでもかまいません。

<例文>
・I’m pumped (up) about the event tomorrow!
(明日のイベントが楽しみ!)
・I’m fired up about going to the Giants game tonight!
(今夜、ジャイアンツの試合を見に行くのが楽しみ!)
・The waves are supposed to be huge this weekend. I’m so stoked dude.
(今週末は波が大きいらしい。めっちゃ楽しみだ)

19. up toの代表的な使い方

①It’s up to you.「あなた次第です、あなたに任せます」

It’s up to you~.は、相手(人)に物事の決断をゆだねるときに使われる口語的な言い方で、「~次第だ」や「~に任せる」を意味します。

例えば、どこへランチを食べに行きたいかと聞かれたとき、「あなたに任せます」と返事する場合は、It’s up to you.です。

「あなたに任せる」はLeave it up to you.とも言いますが、この表現は相手に決断を任せるだけではなく「責任を負わす」と言ったニュアンスも含まれます。

特に、専門的なことをプロや専門家に任せたり、重要な判断を相手に託したりする場合に使われる傾向があります。

<例文>
・It doesn’t matter which restaurant we go to. It’s up to you guys.
(どのレストランでもいいよ。あなたたちに任せます)
・It’s up to her whether or not she wants to go to college.
(大学に行くか行かないかは彼女次第です)
・Let’s just leave it up to the IT guy to fix the computers.
(パソコンの修理はITの人に任せておいたらいいよ)

②What have you been up to?「最近どうしてた?」

久しぶりに会う友達に近況を尋ねるカジュアルな(あいさつ)表現です。

How have you been?(最近どう?)と意味は似ていますが、What have you been up to?は「相手の近況について詳しく知りたい」というニュアンスが強くなります。

例えば、How have you been?と聞かれたら、I’ve been good.(元気だよ)と返事するのが自然ですが、What have you been up to?と聞かれたら、I’ve been really busy. I just started a new job last month.(最近はとても忙しいよ。先月から新しい仕事を始めてさ)のように、最近の出来事を具体的に伝えるのが自然です。

逆に、What have you been up to?に対して、I’ve been good.とだけ返すのは不自然です。

アメリカではこの質問に対して、Not much.(特に変わらないよ)と返すのが定番です。

基本的に質問するときに用いられ、I’ve been up to~.と返事をするのは不自然です。

会話ではhave youが省略されて[chu]と発音され、Whachu been up to?と言う人も多いです。

<例文>
・What have you been up to man? How’s the married life?
(最近どうしてたの?結婚生活はどう?)
・What has your brother been up to recently?
(あなたのお兄(弟)さんは最近どうしているの?)
・I wonder what Peter’s been up to these days?
(ピーターは最近どうしているんだろう?)

③He/She is up to something.「彼/彼女は何かを企んでいる」

「あの人は何かを密かに企んでいるのでは?」と、他人を怪しむ場合に使われる表現です。

基本的に、「何か悪いことを企んでいる」というニュアンスがあります。

例えば、いつも冷たい同僚が急にやさしくなった場合は、He/She must be up to something.(彼/彼女は何かを企んでいるに違いない)になります。

up to no good(悪いことを企んでいる)は決まり文句です。

注意したいのがWhat are you up to?の表現です。

相手の予定を聞く場合に使われる定番フレーズで、What are you doing?と同じ意味合いですが、状況に応じて相手の意図を判断する必要があります。

<例文>
・I feel like Brian is up to something. He’s been acting a bit strange lately.
(ブライアンが何かを企んでいる気がする。最近、様子がちょっと変だし)
・My kids are definitely up to no good. I could tell from the look on their faces.
(子供たちは絶対に何か悪いことを企んでいるね。あの顔つきでわかるよ)
・What are you up to this weekend?
(今週末は何をする予定なの?)

④It will take up to five days.「最大5日かかる」

「最大~まで」や「最高~まで」の意味として用いられるup toで、maximumと同じ意味です。

例えば、デパートのセール文句の「最大40%オフ」は、Up to 40% offと表現します。

基本的に「数量」の最大値を指すため、up toの後には数字が続きます。

うんざりする相手に「もう我慢の限界だ!」という場合、I have had it up to here!と表現します。

<例文>
・I can eat up to five bowls of ramen.
(ラーメンを最高5杯まで食べられると思います)
・You can withdraw up to 500 dollars at the ATM.
(ATMでは最高500ドルまで引き出せます)
・I’ve had it up to here with him!
(彼にはもう、うんざりだわ!)

20. 日本人が知らないfindの使い方

①I find it/that (interesting)~.「~を(興味深い)と思う」

これまでの経験に基づいて「~と思う」や「~と感じる」という場合、thinkではなくfindを使って表現することがあります。

例えば、「アメリカ人はみんな時間にルーズだよね」と言う友達に対して、「本当に?それは興味深いね。私のアメリカ人の友達はみんな時間を守るからさ」と返す場合、Really? I find that interesting because all of my American friends are punctual.となります。

ここでは相手の発言を否定しているのではなく、自分の経験に基づいた考え・意見を伝えるニュアンスです。

「I find it/that+形容詞」の形で使います。

「I find it/that hard to+動詞の原形」の組み合わせも会話でよく使う。

I find it/that hard to believe~.(~はちょっと信じがたい)、I find it hard to understand~.(~の理解に苦しむ)、I find it hard to get along with~.(~さんはちょっと苦手だ)

<例文>
・I find it boring to work in front of a laptop all day.
(パソコンの前で1日中仕事するのは退屈だよ)
・All of my friends found him very easygoing.
(私の友達全員が、彼はお気楽な人だと感じました)
・You think that you are shy? I find that hard to believe.
(自分のことを恥ずかしがり屋だと思ってるの?そんなわけないよね)

②I find myself~.「気がつくと~している」

「知らないうちに~をしている」や「思わず~をしてしまう」など、自分が何かを無意識にしていることに気づき、俺に言及するときに使う表現です。

例えば、「ストレスを抱えると、知らぬ間にジャンクフードをたくさん食べています」は、I find myself eating a lot of junk food when I’m stressed out.になります。

「find oneself+動詞~ing」/「find oneself in+形容詞+名詞」の形で使います。

<例文>
・Sometimes, I find myself worrying about my future.
(ふとしたときに、自分の将来を心配してしまいます)
・I found myself in serious debt.
(気がつくと深刻な借金を抱えていました)
・I find myself Facebooking during work.
(仕事中、つい、Facebookをやってしまうんだ)

21. ネイティブはjustをこう使う!

①「(ちょっと)~だけ」

コーヒーに入れる砂糖の量をjust a little bit(ちょっとだけ)と言ったり、話をしている相手にJust a minute.(ちょっとだけ待ってください)と言ったり、量や時間を「ちょっとだけ」や「少しだけ」と表す場合によく使います。

<例文>
・I’m almost done. Can you just give me a minute?
(もうすぐ終わるから、ちょっとだけ待ってくれない?)
・Add just a little bit of salt. No more than one pinch.
(塩をほんのちょっとだけ足してくれる?ほんのひとつまみね)
・No one’s here yet, It’s just Matt and I so far.
(まだ、誰も来ていません。今のところ、私とマットだけです)

②「ただ~(をしたかった)、ただの~」

パーティーへ招待した友達に、I just wanted to see if you can make it tonight.(今夜来られるか確認したかっただけです)と聞いたり、ゴキブリを見てキャーキャー騒いでいる友達に、It’s just a cockroach. Calm down.(ただのゴキブリじゃないか。落ち着けよ)と言ったり、一緒にいる相手は友達なのにカップルと勘違いされたときに、We are just friends.(ただの友達です)と主張したりするなど、「ただ~をしたかっただけ」「ただの~だよ」と表現する場合にもjustを使います。

メールを送るとき、日本語の「取り急ぎ」をI just wanted to~.と表現することもありますが、ちょっとまわりくどいと感じるアメリカ人もいます。

<例文>
・I just wanted to let you know that I’m running a little late.
(ちょっと遅れることを伝えておこうと思って)
・I just wanted everyone to have a good time. I didn’t mean to ruin the party.
(ただ、みんなに楽しんでもらいたかっただけだよ。パーティーを台無しにするつもりはなかったんだ)
・We’re not going out. We’re just friends.
(僕たち、付き合ってないよ。ただの友達さ)
・I’m OK. It’s just a small cut. It’s not a big deal.
(大丈夫。ただの切り傷だし、たいしたことないよ)

③「とにかく~(する/やる)」

何かと言い訳ばかりでなかなか行動を起こさない人に、Just try it.(とにかく試してみなよ)やJust do it.(いいからやりなよ)というふうに、「とにかく」のニュアンスとして使います。

<例文>
・Quit complaining and just eat it.
(文句はいいから、とにかく食べなさい)
・He needs to stop making excuses and just admit that he was wrong.
(彼は言い訳しないで、とにかく自分の非を認めるべきだよ)
・Just sing! Why are you so embarrassed?
(いいから歌いなよ。何がそんなに恥ずかしいの?)

④「(ちょうど)~したばかり、~したところ」

ハワイ旅行から帰国して、I just got back from Hawaii.(ハワイから帰ってきたばかりです)と言ったり、食後にI just ate.(ちょうど食べたところです)と言ったりするなど、「ちょうど~したばかり」や「ちょうど~したところ」のニュアンスでjustを使います。

<例文>
・I just bought this laptop. It’s brand new.
(このノートパソコンは買ったばかりです。新品です)
・I just left the house. I should be there in 10 minutes.
(今、家を出たところなので、到着は10分後くらいです)
・He just turned thirty years old.
(彼は30歳になったばかりです)

⑤「そっくり、そのまま」

父親と見た目が瓜二つの友達に、You look just like your dad.(父親そっくりだね)と似ていることを強調したり、衣装選びに悩んでいる人に、You look fine just the way you are.(そのままでいいんじゃない)と「そのまま」を強調したりするときに使います。

<例文>
・He looks just like Johnny Depp.
(彼、ジョニー・デップにそっくりだね)
・You think just like your mom. You guys always prepare for the worst.
(あなたは考え方がお母さんとまったく同じだね。常に最悪の事態に備えるところとか)
・You are beautiful just the way you are.
(君は、君のままで素敵です)

22. a lot of以外の「たくさん」の言い方

①a bunch of 「たくさんの、かなりの数の」

bunchはもともと、「束ねる」や「束」を意味することから、a bunch ofは基本的に、同じ種類の物や同じ類のことがたくさんある場合に使われる口語表現です。

例えば、「マンガをたくさん持っています」と言うなら、I have a bunch of manga.です。

「たくさんの」をより強調したいときは、a whole bunch ofと言う。

<例文>
・I picked up a bunch of fruits from the grocery store.
(スーパーでフルーツをたくさん買いました)
・He threw away a bunch of old clothes.
(彼は大量の古着を捨てました)
・I too a whole bunch of pictures in Hawaii.
(ハワイですごくたくさんの写真を撮ったよ)

②a ton of 「たくさんの、大量の」

「1000キログラム」を「1トン」と表すように、本来tonは重量の単位を表す単語です。

1トン=1000キログラムで「大重量」を表すことから、日常会話では「たくさんの」や「大量の」という意味で使われるようになりました。

a bunch ofよりも「たくさん」の度合いが強いですが、対象は同じ種類の物とは限りません。

また、日本語の「超~」と似た表現で、たくさんあることを多少大げさに言っている響きもあります。

tons ofも用法と意味はまったく同じです。

<例文>
・She makes a ton of money online.
(彼女はネットで大金を稼いでいます)
・I’ve got tons of errands to run today.
(今日は用事が山ほどあります)
・She wears tons of makeup. I wonder how long it takes her to get ready every morning.
(彼女、すごく厚化粧だね…。毎朝、準備にどれくらいかかっているんだろう)

③plenty of「十分な、たっぷりな、潤沢な」

plentyは「十分な」や「豊富な」を意味することから、plenty ofは、何かが十分にあること、または必要以上にたっぷりあるという状況で使われます。

例えば、買い出しに行った友達が電話でお酒がいるか尋ねてきて、「お酒は十分にあるから、お茶を買ってきて」と返す場合は、We have plenty of alcohol. Can you buy some tea?です。

否定文では使いません。

<例文>
・We have plenty of gas. We’ll make it to Las Vegas.
(ラスベガスまでのガソリンは十分にあります)
・Make sure you rest and drink plenty of fluids. I hope you get better soon.
(ゆっくり休んで、十分に水分補給するように。お大事に)
・I got plenty of room in my trunk. I think we’ll be able to fit everyone’s suitcase in it.
(うちの車のトランクは十分余裕があるから、みんなのスーツケースも入ると思います

④dozens of「数十個の、数十人の」

dozenは、同じ種類の物が12個のセットになった「1ダース」を意味します。

会話では「たくさんの」というニュアンスを込めて「数十個の~」や「数十人の~」などを表すときに、dozens ofが用いられます。

ちなみに、half a dozenは「6個」、a dozenは「12個(1ダース)」、two dozenは「24個(2ダース)」のことです。

「たくさんの」をもっと強調したいときは、dozens and dozens ofと言います。

「数百個の、数百人の」はhundreds of、「数千個、数千人」はthousands ofで表します。

<例文>
・There were dozens of students who didn’t receive the email.
(メールを受信していない生徒が数十人いました)
・We ordered half a dozen oysters and a pound of shrimp.
(カキを6個、エビを1パウンド(約453グラム)注文しました)
・Dozens and dozens of customers complained about their poor services.
(いい加減なサービスに、大勢の客がクレームをした)

23. すぐに使えるkindの便利な用法

①What kind of food do you like?「どんな(種類の)食べ物が好き?」

What kind of~?は、「どんなビールが好きなの?」「どんな音楽を聴くの?」「どんなドレッシングがあるんですか?」など、何かの種類を尋ねるときの定番フレーズです。

スモールトークでよく使われ、会話を切り出すときや話題作りのときにも使えます。

そのほか、ばかげた質問や意味不明の質問に対して、What kind of question is that?(どういう質問だよ、それ?)のように、イラっとした気持ちやあきれた感情、あるいは皮肉を込めて返す場合もあります。

日本語でも同じですが、話し手の声のトーンなどから判断する必要があります。

日常会話では、kind ofを[kinda]と発音することが一般的です。

<例文>
・What kind of books do you like to read?
(どんな本を読むのが好きなの?)
・What kind of cat is that?
(あの猫って、どんな猫なの?)
・You didn’t help your student? What kind of teacher are you?
(生徒の手伝いをしてあげなかったの?なんて先生なの!)

②I’m kind of hungry.「ちょっとおなかがすいた」

I’m hungry.(おなかがすいた)をI’m kind of hungry.(ちょっとおなかがすいた)と断定的に言うのではなく、表現を和らげる役割でkind ofを使います。

例えば、「ちょっと疲れた」はI’m kind of tired.「今日はちょっと暑いね」はIt’s kind of hot today.のように、微妙であいまいなニュアンスを伴った言い方になります。

日常会話では、何かを聞かれてKind of.だけで返事することもよくあります。

例えば、Are you busy tomorrow morning?(明日の朝は忙しい?)に対してKind of.(多少ね)や、Did you have fun last night?(昨晩は楽しんだ?)に対してKind of.(ぼちぼちね)などと返したりします。

<例文>
・I’m kind of excited but nervous at the same time.
(ちょっとワクワクしているのと同時に、それなりに緊張もしているよ)
・I kind of like this song. Who sings it?
(この曲、ちょっと好きかも。誰が歌っているの?)
・He’s kind of a jerk. He always makes fun of people.
(彼はちょっと嫌な奴だよ。いつも人のことをからかってるし)

③It tastes kind of like chicken.「鶏肉みたいな味がする」

kind of likeは、何かを説明するときに、似たものに例えて「~のようなもの」や「~みたいな感じ」などと表現する場合に用いられます。

例えば、日本へ行ったことのない友達に、東京がどんな場所かを説明するときに、It’s kind of like New York.(ニューヨークみたいな感じだよ)と言うことができます。

<例文>
・Manga Kissa is kind of like a cafe where you can read manga.
(マンガ喫茶は、マンガが読めるカフェのような場所です)
・What’s Snapchat? Is it kind of like Instagram?
(スナップチャットって何?インスタみたいなもの?)
・Okonomiyaki is kind of like a pancake.
(お好み焼きは、パンケーキみたいなものです)

④This is my kind of music.「これが私の好きな類の音楽です」

my kind ofは日本語で「私の好きな類の~」と表すことができ、自分の好みのタイプや種類について言う場合に使われます。

人や場所、音楽などについてよく用いられる口語的な表現です。

例えば、友達にジャズの生演奏が楽しめる、いい雰囲気のバーに連れて行ってもらった場合など、This is my kind of bar.(私はこういう感じのバーが好きです)と言えます。

<例文>
・This is my kind of weather. I love L.A.!
(こういう気候、好きなんだよね。ロス最高!)
・She’s really nice but not my kind of girl.
(彼女はとても優しい子だけど、僕のタイプじゃないんだよね)
・I love to make no plans when I travel. That’s my kind of vacation.
(私は予定を立てずに行く旅行が好きです。そういう旅行が私の好みです)

24. こんなに使える!doの定番フレーズ

①I’ll do the pizza「ピザをください」

doはとても汎用性の高い単語で、ネイティブの日常会話ではDo you~?の疑問文以外でも、様々な場面で使われています。

レストランやカフェなどで注文をするとき、「~をください」をI would like~.やCan I have~?というのが一般的ですが、少しカジュアルな言い方としてI’ll do~.も使われます。

失礼な響きはまったくなく、高級レストランで注文するときにも使えます。

また、友達にWhat are you going to order?(何を注文するの?)と聞かれた際、I might just do the fish and chips.(フィッシュ・アンド・チップスにするかも)というふうにも使えます。

SUBWAY(サンドイッチのチェーン店)のように、パンの種類やトッピングを自分で選ぶ場合にも、I’ll do~.がよく使われる。

例えば「レタス、トマト、タマネギとキュウリを入れてください」と注文するなら、I’ll do the lettuce, tomato, onion and cucumber.となります。

I’ll do the~.とI’ll do a/an~のどちらでもOKです。

会話表現なので、a/anとtheの使い分けに厳密なルールはありません。

「注文は以上です」はThat’ll do.と言います。

<例文>
・I’ll do the cheeseburger special. Can I get that with no onion, please?
(チーズバーガーセットをください。タマネギ抜きにしてもらえますか?)
・I think I’m going to do the tacos. What are you going to get.
(私はタコスにしようかな。あなたは何にするの?)
・I’ll do a pint od Guinness. That’ll do for now.
(ギネスビールを1杯ください。とりあえず、注文は以上で)

②Let’s do lunch.「ランチしよう」

この表現は、友達や同僚を食事に誘うときに、Let’s have lunch.と同じ意味で使います。

Let’s do lunch/dinner/coffee.が定番の組み合わせです。

「今すぐ」というより「またいつか食事をしましょう」というニュアンスで使われる傾向があり、友達に「いつか食事しようね」という場合は、Let’s do dinner sometime.となります。

Let’s do~.の形に限らず、We’ll do~.も使われます。

「イタリアンでもいいよ」のように、どんな料理が食べたいのかを控えめに提案する場合は、I can do Italian.と表現できます。

<例文>
・Let’s do lunch next week. Are you free on Monday?
(来週ランチしようよ!月曜日は空いてる?)
・Let me know when you’re in town again. We’ll do dinner.
(また近くに来るときは連絡してね。ご飯でも行こう!)
・What do you feel like eating for lunch? I can do either Japanese or Korean food.
(お昼は何が食べたい?私は和食か韓国料理がいいかな)

③do cleaning「掃除をする」

「掃除や片付けをする」という意味でもdoを使います。

I did some cleaning today.(今日は掃除をした)のように掃除全般の意味で使えるだけでなく、I did the laundry.(洗濯をした)やI need to do the dishes.(皿洗いをしないと)のように、家事の具体的な内容を表すこともできます。

また、会話をする者同士が掃除のことについて話しているとわかっている場合は、Make sure you do the bathroom.(トイレも掃除をするように)のような使い方もできます。

<例文>
・I’m doing the yard right now. I’ve got to finish it before everyone shows up for the BBQ.
(今、庭の掃除をしているところだよ。みんながBBQに来る前に終わらせなきゃ)
・After I finish cleaning this room, I’ll do the living room.
(この部屋の掃除が終わったら、次はリビングルームの掃除をします)
・I forgot to do the windows.
(窓を拭くのを忘れていました)

④do pasta「パスタを作る」

会話では、cookの代わりにdoを使って「料理をする」と表現することもよくあります。

例えば、「今夜はパスタを作ろう」をWe should do pasta tonight.と言うことができます。

しかし、「今、パスタを作っています」のように、現在進行形の意味でI’m doing pasta.と表現することはできないので気をつけましょう。

「(今でなくこれから)~を作ります」=I’m doing~.

<例文>
・I’m doing nabe for dinner tonight.
(今夜は鍋をします)
・Why don’t we do okonomiyaki tonight?
(今夜はお好み焼きにしない?)
・We’re doing hot dogs and hamburgers for the BBQ party.
(BBQパーティーに、ホットドッグとハンバーガーを作ります)

⑤do one’s hair「髪の毛を整える」

髪の毛をブラシでとかしたりワックスをつけたりするなど、「ヘアスタイルを整える」という意味でもdoをよく使います。

例えば、外出前、ガールフレンドにAre you ready to go?(行く準備はできた?)と声をかけたところ、その返事がHold on. I need do my hair.(ちょっと待って。髪をセットしなきゃ)だった、という具合です。

「爪の手入れをする、マニキュアを塗る」=do one’s nail
「化粧をする」=do one’s makeup

<例文>
・How long does it take to do your hair every morning?
(毎朝、髪をセットするのにどのくらい時間かかるの?)
・Do you have nail polish? I need to do my nails.
(マニキュア持ってる?爪の手入れをしないと)
・Did you do your own makeup? You looks so pretty.
(そのメイク、自分でしたの?すごくかわいいね!)

25. 会話のお助けフレーズ I was like~.

①I was like~.「~な感じだった」

過去の出来事を話すときに、「~という感じだった」「~のようだった」という意味で非常によく使われる口語表現です。

「~」には、自分がそのときに感じたことや考えていたことを入れます。

I was thinking to myself~.に言い換えるとわかりやすいでしょう。

例えば、昨晩友達と飲みに行った話をするときに、My friend was so drunk he started dancing in the train and I was like, “What are you doing?”(友達が酔っ払って電車の中で踊り始めて、「あいつは一体何をやっているんだ?」って感じでした)という具合に使います。

Iの代わりにHe/SheやThey/Weも使えます。

友達や同僚などとの日常会話で使うのは問題ないですが、フォーマルなスピーチや公式の場で使うと悪い印象を与えるので注意が必要です。

基本的にbe動詞は過去形ですが、I’m like~.のように現在形を使う人もいます。

<例文>
・The train suddenly stopped, the lights went out and I was like, “What’s going on?”
(電車が急に止まって、電気が消えたとき、私は「え、何が起こっているの?」って感じでした)
・My friend was pretty bummed out that he didn’t pass the test but I was like, “Dude, it‘s your fault. You didn’t study.”
(私の友達は試験に落ちて、かなり落ち込んでいました。でも、勉強もしていなかったし、「自分のせいでしょう」と私は思っていました)
・When I ate natto for the first time, I was like, “Ew, this is smelly and slimy.”
(納豆を初めて食べたとき、「うわっ、くさいし、ねばねばしている」って感じでした)

②He/She was like~.「彼/彼女は~と言いました」

I was like~.と同様に過去のことを話すときに使われ、「○○さんは~と言いました」を表します。

He/She was like~.のほうがよく使われます。

例えば、「マイクが『おなかがすいた』と言いました」は、Mike was like, “I’m hungry.”のように言います。

He/Sheの代わりにIやThey/Weも使えます。

「感じた」ことなのか「言った」ことなのかは、会話の内容から判断する必要があります。

<例文>
・My buddy from L.A. visited me last week and he was like, “It’s muggy in Japan!”
(先週、ロサンゼルスから私の友達が訪ねてきて、「日本は蒸し暑いね」と言っていました)
・Brian asked me to go skydiving with him and I was like no way.
(ブライアンから一緒にスカイダイビングに行かないかと誘われたんだけど、絶対に嫌だと言ったんだ)
・She was like, “Why didn’t you invite me?” and I was like, “But you said you didn’t want to go.”
(彼女は「なんで誘ってくれなかったの?」と言っていて、それに対して私は「でも行きたくないって言ってたよね?」と言いました)

③It’s like~.「~です」

アメリカ人はよく、likeを文中で使いますが、特に意味はなく口癖で言っていることもあります。

you knowと同じように、次に何を言うか考えている場合などに使います。

例えば、友達にコンサートはどうだったかと尋ねられて、It was like the best concert.(最高のコンサートだったよ)というふうに返事しますが、このlikeに特に意味はありません。

Itの代わりにHe/SheやThey/Weも使えます。

時間や距離などの数字と一緒に使う場合、likeは「だいたい」や「~くらいかな」という意味でaboutの代わりに使えます。

<例文>
・He’s like a really nice guy. I think you’ll like him.
(彼は本当に優しい人です。きっと気に入りますよ)
・There was so much traffic. It took me like two hours to get home.
(渋滞がひどくて。帰るのに2時間くらいかかったよ)
・I usually work out like three to four times a week.
(普段は週に3、4回くらい運動しています)

26.「連絡する」のいろいろな言い方

①get ahold of someone「(人)と連絡を取る」

誰かに「連絡を取る」という意味で、日常会話でもビジネスシーンでもよく用いられる口語的なフレーズです。

基本的に、メールや電話、スカイプ、ソーシャルメディア(SNS)などを通じて連絡を取るニュアンスです。

◎日常会話における定番表現
・Can you get ahold of~?(~に連絡を取ってくれますか?)
・Did you get ahold of~?(~と連絡取れましたか?)
・I can’t get ahold of~.(~と連絡が取れません)
・I got ahold of~.(~と連絡が取れました)

<例文>
・Can you get ahold of Brian and let him know he has a visitor?
(ブライアンに連絡して、お客様がお見えになっていることを伝えてくれますか?)
・Where is he? Did you get ahold of him?
(彼はどこにいるんだ?彼と連絡が取れた?)
・I couldn’t get ahold of him. I called him but it went straight to his voicemail.
(彼と連絡が取れませんでした。電話をしたのですが、すぐに留守電になりました)

②get in touch with someone「(人)と連絡を取る、(人)と連絡を取り合う」

この表現は、「今すぐ連絡を取る」というより「継続的に連絡を取り合う」という意味合いでよく使われます。

「今すぐ連絡する」という意味で使っても間違いではありませんが、その場合は、先に紹介したget ahold of~のほうが自然な響きがあります。

get in touch(連絡を取る)、stay/keep in touch(連絡を取り合う)、be in touch(連絡をする)のように、in touchの前に様々な動詞を置くことができます。

<例文>
・You can reach me at my cell. What’s the best way to get in touch with you?
(連絡を取りたい場合は、私の携帯に電話をください。あなたに連絡するベストな方法は何でしょうか?)
・It was really nice seeing you. Don’t be a stranger. Let’s keep in touch.
(会えてよかったよ。また会おうね。これからも連絡を取り合おう)
・I’ve got to get going but I’ll be in touch.
(そろそろ行かないといけないから、また連絡するね)

③keep someone posted「(人)に随時連絡する」

物事の進捗状況や計画の変更など、「最新の情報を随時報告する」という意味で、ビジネスの場でよく使われる表現です。

例えば、「明日のミーティングが中止になるかもしれません。何かわかったら連絡します」は、Tomorrow’s meeting might get cancelled. I’ll keep you posted.と言います。

ビジネスの場に限らず日常会話でも使われます。

<例文>
・The Internet is down. I’m looking into it right now. I’ll keep you posted.
(ネットがダウンしています。ただいま、原因を調べているところですので、何かわかりましたら連絡します)
・I’m thinking of visiting Japan in the fall. It depends on my work but I’ll keep you posted.
(秋に日本へ行こうと思っているんだけど、仕事によってはどうなるかわからないし、また連絡するよ)
・Keep me posted.
(新しい情報が入ったら連絡して)

④hit someone up「(人)に連絡をする」

この表現は、電話やメールなど、一般的な手段で「連絡する」という意味で、どちらかと言うと若者の間で使われるインフォーマルな言い方です。

例えば、I’ll call you later.(後で連絡するね)の代わりに、I’ll hit you up later.と言うことができます。

<例文>
・Let’s grab some beers tonight. I’ll hit you up after work.
(今夜、ビールでも飲みに行こう!仕事が終わったら連絡するね)
・Hit me up when you get here.
(着いたら連絡して)
・Is Tony coming? You should hit him up. He said he wanted to go to the summer festival.
(トニーは来るのかな?連絡してあげてよ。夏祭りに行きたいと言ってたから)

⑤shoot someone an email「(人)にメールで連絡する」

この表現は、「メールをすること(メールで連絡すること)」を意味し、ビジネスなどフォーマルな場でも、友達同士のインフォーマルな場でも、どちらの場面で使っても問題ありません。

send someone an emailの言い換え表現としてよく用いられます。

例えば、友達に「メール送って」と言いたいとき、Shoot me an email.と表します。

<例文>
・I’ll shoot you an email after I get home.
(家に帰ったらメールするね)
・If you have any questions, feel free to shoot me an email.
(質問などございましたら、お気軽にご連絡ください)
・Can you shoot Allan an email about lunch tomorrow?
(明日のランチのこと、アランにメールしといてくれない?)

27. I’m tired.以外で「疲れた」を表現する

①I’m beat.「くたびれた」

慌ただしく1日を過ごして疲れたときや、運動をして疲れたときなど、様々な状況で使われるフレーズです。

カジュアルかつインフォーマルな口語表現として、I’m tired.やI’m exhausted.の代わりによく使われます。

<例文>
・It was such a long day. I’m beat!
(長い1日だった。くたびれたー)
・That was an intense work out! I’m beat!
(かなりハードな運動でしたね。疲れました)
・I’m so beat. I’m going to ben early tonight.
(本当に疲れた。今日は早く寝よう)

②I’m worn out.「くたくたに疲れた」

この表現は本来、洋服や靴などを使い古すことを指しますが、エネルギーや体力を完全に使い果たして元気がない状態を表す際にも使われます。

先に紹介したI’m beat.より「疲れた」というニュアンスが強く、体力的な疲労と精神的な疲労の、両方に対して使うことができます。

<例文>
・I’ve been working since six o’clock this morning. I’m worn out.
(今日は朝の6時から仕事をしているから、もうくたくた)
・He looks worn out. He has bags under his eyes.
(彼、かなり疲れてるみたい…目の下にクマができてる)
・Make sure you take breaks. You’re going to wear yourself out.
(ちゃんと休憩しないと。後でへばるよ)

③I’m drained (out).「疲れきった」

drainは「容器の中の液体を空になるまで流しだす」という意味があることから、「自分のエネルギーをすべて使い切って疲れた」ことを表す場合にも用いられます。

何かに自分のエネルギーが吸い取られるようなニュアンスです。

どちらかと言うと「精神的な疲労」を表す場合に使われる傾向があります。

<例文>
・I think I’m drained. I’m having a hard time focusing.
(疲れきって集中できない)
・Dealing with this customer is emotionally draining.
(このお客さんの対応は精神的に疲れます)
・I am physically and mentally drained.
(体力的にも精神的にも疲れきっています)

④I’m burned out「疲れ果てた、燃え尽きた」

仕事がハードすぎて、肉体的にも精神的にも疲れ果てた状態を表すフレーズです。

日本語で疲れ果てたことを「燃え尽きた」と表現するのと同じように使います。

burnの過去形にはburnedとburntがあります。

<例文>
・I’m burned out. I don’t have the motivation nor the energy to continue this project.
(疲れ果てました。このプロジェクトを続ける体力もモチベーションもありません)
・If you keep working like that, you’re going to eventually burn yourself out.
(そんなふうに仕事をしていたら、そのうち燃え尽きちゃうよ)
・Even people who love their job will burn out if they work too much.
(好きな仕事をしてる人でも、働きすぎたら疲れきってしまうよ)

28. 相手のオファーに乗り気で応じる

①I’m up for it/that!「~しましょう!~やりましょう!~へ行きましょう!」

提案や誘いなど、相手のオファーに対して、「いいね!」や「ぜひやりましょう!」のように、肯定的な返事をするときによく使われる表現です。

乗り気で前向きな意志表示です。

例えば、友達にDo you want to go surfing tomorrow?(明日、サーフィンに行かない?)と誘われて、I’m up for that!(いいね。行こう!)と答える、というふうに使います。

I’m not up for~.=「~したくない、~する気分ではない」

Are you up for~?=「~はどう?、~したいですか?」

~, if you’re up for it. / If you’re up for it,~.=「もし~したい気分なら…」

<例文>
・I’m up for bungee jumping. I’ve always wanted to try it.
(バンジージャンプ、やりたい!前からずっとやってみたかったんだよね)
・We’re going to a yakitori joint tonight if you’re up for it.
(今夜、焼き鳥を食べに行くんだけど、もしよかったら一緒にどう?)
・I’m definitely not up for clubbing. I’m staying in tonight.
(全然クラブへ行く気分じゃない。今夜は家にいるよ)

②I’m down!「しましょう!、やりましょう!、行きましょう!」

この表現は、先に紹介したI’m up for it/that!と意味も用法も全く同じですが、どちらかと言うと、アメリカ人(特にカリフォルニア)の若者がよく使う印象があります。

例えば、Do you want to go surfing tomorrow?(明日、サーフィンに行かない?)という誘いに対し、カリフォルニアの若者はI’m down, dude.(いいね。行こうぜ!)と返事をすることが多々あります。

I’m down to~.=「~をしたい、~をやりたい」(※forではなくtoであることに注意)

Are you down to~?=「~はどう?、~したい?」

~, if you’re down. / If you’re down,~.=「もし~したい気分なら…」

<例文>
・All-you-can-drink for only 1,500 yen? I’m down! Let’s get that.
(飲み放題がたったの1500円?いいね!それにしよう!)
・I’m down to go to karaoke tonight. Which one are you going to?
(今夜、カラオケに行きたい。どこのカラオケに行くの?)
・I’m thinking about ordering the raw chicken. Are you guys down to try it?
(鳥刺しを注文しようと思ってるんだけど、みんなも食べてみない?)

29. 英語で丁寧な断り方ができていますか?

【ストレートに断る】

アメリカでは、仲のいい友達や同僚、家族からの誘いには、率直に返事をするのが一般的です。

特にカジュアルな食事など、それほど重要なイベントでないときは、ストレートに「行けません」と断る方がいいでしょう。

①Sorry, I can’t make it.「すみません、行けません」

make itは「都合がつかない」ことを表します。

誘いを断るときによく使われるフレーズです。

I can’t make it.だけでは、ちょっとストレートすぎるので、(I’m) Sorry.のひと言を最初に加えましょう。

I can’t make it.の後に、I’m busy tonight.(今夜は忙しいので)のような、参加できない理由を簡単に付け加えるとよいでしょう。

I can’t go.(行けません)と言ってもOKです。

<例文1>
A:Do you want to grab dinner tonight?
(今夜食事に行きませんか?)
B:Sorry, I can’t make it tonight. I’m working late.
(すみません、今夜は遅くまで仕事をするので行けません)
<例文2>
A:We’re going to the beach this Saturday. Do you want to come?
(今週の土曜日、海に行くんだけど来る?)
B:Sorry, I don’t think can make it. I’m going to my son’s baseball game.
(すみません、息子の野球の試合に行くので行けません)

②(I think) I’ll pass.「遠慮しておきます」

この表現は、日本語の「遠慮する」「やめておく」を表します。

特に何か予定が入っているわけではないけれど、なんとなくその気になれない…という場合に、丁重に断る便利な言い方です。

「今回はやめておきます」=(I think) I’ll pass this time.

(I think) I’ll pass.の後ろに「行きたくない」理由をひと言付け加えるとよいでしょう。

<例文1>
A:Let’s go watch a movie tonight.
(今夜、映画を見に行こうよ)
B:I think I’ll pass. I’m pretty tired.
(ちょっと疲れているから遠慮しておくわ)
<例文2>
A:We’re going to the summer festival tomorrow. Do you want to join us?
(明日夏祭りに行きますが、一緒に来ますか?)
B:I think I’ll pass this time. I have to wake up early tomorrow.
(明日、早く起きないといけないのでやめておきます)

【遠回しに断る・丁寧に断る】

③(I’m) Sorry, I’m afraid I can’t.「残念ながら行けません」

(I’m) Sorry, I’m afraid I can’t.は、丁寧な断り方の定番フレーズです。

せっかく誘ってもらったのに行けなくて「残念」や「申し訳ない」などの気持ちを表します。

I’m afraid I can’t go.やI’m afraid I can’t make it.と言ってもかまいません。

誘いに限らず依頼などを丁寧に断るときにも使えます。

I’m afraid I can’tの後ろに適切な動詞を入れます。

行けない理由を伝えましょう。

<例文1>
A:We are having a farewell party for Tony next Monday. Can you make it?
(来週の月曜日にトニーの送別会をするのですが、来られますか?)
B:Sorry, I’m afraid I can’t. I’ll be on a business trip.
(その日は残念ながら出張で行けそうにありません)
<例文2>
A:Can you come to my performance tonight?
(今夜、私のパフォーマンスを見に来られますか?)
B:I’m sorry, I’m afraid I can’t make it. I have to take my friend to the airport.
(今夜は友達を空港に連れて行かないといけないので、残念ながら行けそうにないです)

④I’d love to~but…「行きたいのは山々ですが」

相手の誘いに対し「本当は行きたいのですが(そうしたいのですが)」のように、断らざるを得ない場合に使うフレーズです。

I’d love toの後は、go(行く)やjoin(参加する)など適切な動詞を続けて、butの後には理由を述べます。

「行きたいのは山々なのですが」=I’d love to go but~

「参加したいのは山々なのですが」=I’d love to join but~

シンプルにI’d love to but I can’t.(そうしたいですが残念ながら無理です)とも言えます。

<例文1>
A:Would you like to come to Hawaii with us?
(私たちとハワイに行きませんか?)
B:I’d love to go but I’m a little tight on money right now.
(行きたいのは山々なんですが、今は予算がちょっときついです)
<例文2>
A:Why don’t you stay for some coffee?
(コーヒーを飲んでいきませんか?)
B:I’d love to stay and chat a little more but I have to get going.
(もう少しお邪魔しておしゃべりしたいのですが、そろそろ行かないといけません)

【フォーマルな断り方】

面接やミーティングなどビジネスシーンで使える、フォーマルな断り方です。

⑤due to a prior commitment「先約があるので(行けません)」

これは、ミーティングや面接、会社のイベントなどを断るときに使われる、とてもフォーマルでプロフェッショナルな表現です。

会話、メール、招待状など様々な場面で使われる決まり文句です。

文頭または文末で使われます。

unfortunately(残念ながら)を文頭に加えるとより丁寧になります。

<例文>
・Due to a prior commitment, I will not be able to attend the meeting tomorrow.
(先約があるため、明日のミーティングには出席できません)
・Unfortunately, I will be unable to attend the conference due to a prior commitment.
(残念ながら先約があるため、会議に出席できません)
・Due to a prior commitment. I cannot join the seminar on Friday.
(残念ながら先約があるため、金曜日のセミナーに参加できません)

30. やんわり否定するときのIt’s not like~.

①It’s not like「別に~というわけではない」

この表現は「別に~というわけではない」という意味で、日常会話で使われるカジュアルな表現です。

「別に好き(嫌い)なわけではないけれど…」のように、微妙な気持ちを表したいときに使えます。

<例文>
・It’s not like you’re busy. Help me out.
(別に忙しいわけじゃないでしょ。手伝ってよ)
・It’s not like I don’t like her. She’s nice but just not my type.
(別に彼女が嫌いなわけじゃないんだ。いい人だけど、僕のタイプじゃないんだよ)
・It’s not like I want to go out but I have no choice.
(別に行きたいわけじゃないんだけど、行かないといけないんだよ)

②It’s not like someone「(人が)~らしくない」

この表現は、「あなたらしくないね」や「ジョンらしくないね」のように、人の言葉や行動が「普段とは違う」と言うときに使うフレーズです。

例えば、友達の言動が普段と違うので、「あなたらしくないね」という場合はIt’s not like you.、「~するなんて君らしくないね」とより具体的に言う場合は、It’s not like youの後に「to+動詞の原形」が続きます。

<例文>
・It’s not like you to be late. Did something happen?
(連絡するなんて君らしくないね。何かあったの?)
・Did he really say that? It’s not like him.
(彼がそんなこと言ったの?彼らしくないね)
・It’s not like Jesse to be so negative.
(あんなネガティブな発言をするなんて、ジェシーらしくないね)

③It’s not like that.「そんなんじゃない」

相手に誤解されたり、冷やかされたりしたことを否定するときや、相手の考えが間違っていると指摘するときに使われる決まり文句が、It’s not like that.です。

例えば、学校で、同じクラスの子と付き合ってるんじゃないかと友達から冷やかされたとき、It’s not like that. We’re just friends.(そんなんじゃないよ!ただの友達だよ)というふうに使います。

<例文>
・Trust me. It’s not like that.
(信じてよ。本当にそんなんじゃないんだ)
・Don’t get me wrong. It’s not like that.
(誤解しないでくれ、そんなんじゃないんだ)
・It’s not like that. You’re completely misunderstanding me.
(そんなんじゃないんだ。完全に勘違いしてるよ)

31. 状況に応じた「おごる」「割り勘」の言い方

【食事や飲み物をおごる場合】

①I’ll get it. / I got it.「私がおごるよ(払うよ)」

人に食事や飲み物をおごるとき、最も頻繁に使われるカジュアルなフレーズです。

itは「伝票」を指すので、代わりにI’ll get the bill/check/tab.と言うこともでき、会計をするタイミングで使います。

友だちや家族に「私が払うよ」とフレンドリーに言うイメージです。

おごってくれた相手に「次回おごるよ」は、I’ll get it/you next time.と言います。

<例文>
・It’s OK. You don’t have to pay. I got it.
(払わなくていいよ。私がおごるよ)
・Don’t worry guys. I’ll get the bill today.
(心配しないでいいよ。今日は俺のおごり)
・Thanks Pete. I’ll get you next time.
(ピーター、ありがとう。次回おごるね)

②It’s on me.「私のおごりです」

これもネイティブがよく使う表現です。

itはdinner(食事)やdrink(飲み物)を指すので、Dinner is on me.(食事は私のおごりです)やDrinks are on me.(飲み物は私のおごりです)と言うこともできます。

会計時以外でも、「今夜おごるから食べに行こう」のように、友達や同僚を食事に誘うときに使います。

<例文>
・Dinner’s on me tonight guys. Order whatever you want.
(今夜は私がおごるよ。何でも注文して)
・Let’s grab dinner tonight. It’s on me.
(今夜、ご飯に行こう!おごるよ)
・Drinks are on Mike. He said he’ll get them.
(ドリンクはマイクがおごるって)

③It’s my treat.「私がごちそうします」

このフレーズはIt’s on me.より丁寧な言い方で、何か特別な出来事があったときや、大事なお客様に対しても使われます。

会計時はIt’s my treat.、食事に誘うときはI’ll treat you.と表現します。

It’sを省いて単にMy treat.と言ってもかまいません。

<例文>
・I owe you dinner from last time. It’s my treat.
(前回おごってもらったから、今日は私がごちそうするよ)
・Don’t worry about the bill. My treat.
(お会計の心配はいりません。ごちそうしますので)
・Thanks for helping out. I’ll treat you to lunch this weekend.
(手伝ってくれてありがとう。今週末、ランチをごちそうするよ)

【飲み物をおごる場合】

③I’ll buy you a drink.「1杯おごるよ」

バーなどで「1杯おごるよ」とカジュアルに言う場合によく使われる定番フレーズです。

<例文>
・I’ll buy you a drink. What do you want?
(1杯おごるよ。何がいい?)
・Let me buy you a drink.
(1杯おごらせて)
・Let’s go to a bar. I’ll buy you a drink.
(バーに行こうよ!1杯おごるからさっ!)

④This round is on me.「このラウンドは私がおごります」

アメリカではバーに行った時、一緒に飲んでいる人の飲み物をまとめて買う習慣があり、これを英語でroundと言います。

例えば友達3人と飲みに行った場合、3人分のドリンクを買うことをbuy a roundと表現します。

I’ll get this round.と言ってもいい。

<例文>
・This round is on me. What do you want?
(このラウンドは僕がおごるよ。何がいい?)
・Do you want another round?
(もう1杯飲みますか?)
・I’ll get this round. Beers OK?
(このラウンドは私がおごるよ。ビールで言い?)

【割り勘にする場合】

⑤split the bill/check (down the middle)「(均等に)割り勘にする」

英語で「割り勘」という場合、この表現が一番自然です。

日本の英語テキストや辞書によっては、go Dutchと紹介しているようですが、実際にその表現はほとんど使われません。

また、基本的に、split the bill/checkだけで「均等に割り勘にする」ことを意味しますが、人によっては自分の分だけを支払うと解釈する場合もあるので、誤解を避けたい場合は、split the bill/checkの後にdown the middleを付けて表現しましょう。

クレジットカードで支払う場合は、一般的には特に何も言わなくても、店員に渡したカードの枚数分で均等にチャージしてくれますが、Please split it evenly.(均等に分けてください)とひと言添えると間違いないでしょう。

split down the middleは「真っ二つに割る」という意味です。

down the middleの代わりにevenly(均等に)と言うこともできます。

bill/checkをitと表現することがよくあります。

<例文>
・Is everyone OK splitting the check?
(みんな、割り勘でオッケー?)
・I’m OK with splitting it down the middle.
(割り勘でいいですよ)
・Do you want to split the bill evenly?
(均等に割りますか?)

⑥Can we get separate checks, please?「(お会計は)別々で」

個別に支払う場合によく使われるフレーズです。

店員が勘定書(伝票)を持ってくる前に伝えるのが一般的なマナーです。

もし別々の支払いが不可能な場合は、現金とクレジットカードを店員に渡して、それぞれの金額を指定します。

例えば、合計100ドルの会計を3人で支払うとします。

「現金で20ドル、このカードで30ドル、残りはこのカードにつけてください」という場合は、20 in cash, 30 on this card and the rest on this card.です。

Can we have separate checks, please?やWe’d like separate checks, please.でもかまいません。

checksの代わりにbillsも使えます。

<例文>
・Can we have separate checks, please?
(お会計は別々でお願いします)
・Forty in cash and the rest on this card.
(現金で40ドル、残りはこのカードにつけてください)
・Twenty five on this card and split the rest on these two card, please.
(25ドルはこのカードで、残りはこの2枚のカードで均等に分けてください)

32. I miss you.に込める感情

I miss you.は、みなさんよくご存じのフレーズですが、実は、意外と日本語に直訳しづらい独特な英語表現の1つです。

恋人に対して言うのか?または、友達や家族に対して言うのか?

使われる場面により解釈の仕方も異なり、場合によっては誤解を招きかねない、微妙なニュアンスを持つ表現です。

①I miss you.「(あなたがいなくて)寂しい」

I miss you.は会いたい、恋しい、欲しいといった感情がすべて含まれた表現です。

家族や恋人、友達など、自分にとって大切な人が遠く離れたところにいて、自分のそばにいないときに使われ、「あなたがいなくて寂しいから会いたい」や「あなたのことを考えて(想って)いるよ」といったニュアンスが込められています。

特に、異性に対して言う場合は注意が必要です。

親友など親しい関係であれば問題ないですが、元彼や元彼女など、過去に恋愛関係があった相手に対してI miss you.と言うと、誤解を招く可能性があります。

友達に対して言う場合は、「寂しい」というよりは「会いたいな」や「あなたがここにいたらもっと楽しいのにな」などカジュアルなニュアンスになり、男同士で使っても特に違和感はありません。

<例文>
・I miss you. I wish you were here.
(あなたに会えなくて寂しいです。ここにいてくれたらいいのに)
・I miss you guys! You guys need to hurry up and visit me in Japan.
(みんなにすごく会いたい!早く日本に遊びにきてね)
・I miss you so much. I think about you every day.
(会えなくて本当に寂しい…毎日あなたのことを考えてるよ)

②I’m going to miss you.「(会えなくなるから)寂しくなるね」

別れ際のあいさつの決まり文句です。

I’m going to miss you.やI will miss you.のように、未来を表す表現を使います。

友達や同僚に「寂しくなるなあ」と言うときの、少しカジュアルなニュアンスがあります。

会話ではgoing toを省略して、I’m gonna miss you.と言うことが多いです。

離れていた恋人や友達、家族との再会時は、I missed you.と過去形で表現します。

<例文>
・I’m gonna miss you. Good luck in New York.
(寂しくなるね。ニューヨークでがんばってね!)
・I’ll miss you. Call me as soon as you arrive.
(会えなくなるのは寂しいね。着いたら連絡してよ!)
・I missed you so much! How have you been?
(あなたがいなくて本当に寂しかった!元気にしてた?)

③I miss~.「~が恋しい」

日常会話では、お気に入りの場所や食べ物など、何かが恋しいという場合も、I miss~.とよく表現します。

例えば、メキシコ料理が大好きな友人が、学生時代、日本に留学していた頃、日本にはメキシコ料理店が少なく、よくI miss Mexican food.(メキシコ料理が食べたいなあ)と言っていました。

I missの後ろに、恋しく思うものやなつかしく思う対象を入れます。

<例文>
・I miss Japanese food.
(和食が恋しいなあ)
・I miss the onsens in Japan.
(日本の温泉に行きたいなあ)
・What do you miss most about L.A.?
(ロスの何が一番恋しい?)

33. Goodbye.以外の別れのあいさつ

①Have a good one!「よい1日を!」

Have a good one!はHave a nice day.と同じ意味ですが、とてもフレンドリーでカジュアルな響きがあります。

Have a good morning/afternoon/evening/weekend.と同様に、別れ際に使える便利なフレーズです。

友達に限らずどんな人に対しても使用でき、アメリカでは頻繁に耳にします。

フォーマルな場で使ってもOKです。

<例文>
・Have a good one! See you tomorrow!
(よい1日を!また明日ね!)
・See you later! Have a good one!
(じゃあね!よい1日を!)
・Have a good one, Mike! See you on Monday.
(マイク、よい週末を!また月曜日ね)

②Enjoy the rest of your day!「残りの1日を楽しんでください!」

この表現は、「残りの今日1日を楽しんでください」という意味の、とてもポジティブで明るいあいさつです。

dayは、evening/night、week、weekendなどに置き換えることができます。

Enjoy the rest of the~!と表現することもできますが、yourのほうが自然な響きがあります。

文頭にI hopeを加えて、I hope you enjoy the rest of your~!と言うのも自然です。

その他、Enjoy the rest of your trip!(残りの旅行を楽しんでください!)やEnjoy the rest of your stay!(残りの滞在を楽しんでください!)、Enjoy the rest of your vacation.(残りの休暇を楽しんでください!)などもよく言います。

<例文>
・I’ve got to get going. Enjoy the rest of your night!
(そろそろ行かないと。残りの夜を楽しんでね!)
・All right, Matt. I’ll let you go. Enjoy the rest of your weekend.
(マット、じゃあ、この辺で。残りの週末を楽しんでね)
・I hope you enjoy the rest of your trip!
(残りの旅行を楽しんでください!)

③Catch you later!「じゃあ、また後でね!」

See you later.も同じ意味ですが、Catch you later.のほうがより口語的でカジュアルなあいさつです。

よりくだけた(省略した)言い方として、Later.もしくはLate.がありますが、これらはどちらかと言うと若者の間で使われています。

電話やメールで使ってもかまいません。

I’ll catch you later.とも表現します。

「また、後で話しましょう」と言いたいなら、Talk to you later.です。

<例文>
・Catch you later! Have a good one!
(じゃあ、また後でね!よい1日を!)
・Later, bro. Enjoy the rest of your week.
(じゃあ、またね。残りの1週間を楽しんで)
※broはbrotherの略で、男性同士の親しい間柄で呼びかけとして使われます。
・I’ve got to run. Talk to you later.
(もう行かなきゃ。また後で話そう)

④Take care!「元気でね/気をつけて/お大事に」

これから出張や旅行へ行く人、または当分会わなくなる人との別れ際によく用いられる表現で、日本語の「気をつけて行ってらっしゃい」や「元気でね」に相当します。

ポイントは、今後しばらく会わない相手に使う表現であることです。

そのため、毎日顔を合わす人に対して使うのはちょっと不自然です。

また、病気や怪我をしている人、体調不良の人に、「無理しないでください」「お大事に」の意味を込めて使うのも一般的です。

Take care of yourself.とも表現できますが、その場合、相手のことを気にかけたり、心配したりする意味合いが強い。

<例文>
・Have a safe flight to New York! Take care!
(気をつけてニューヨークに行ってきてね)
・I’m going to miss you man! Take care.
((会えなくなるから)寂しくなるね。元気でね)
・I hope you get better soon. Take care.
(早く風邪が治るといいですね。お大事に)

⑤Take it easy!「元気にね!/じゃあね!」

この表現は「無理をしないでね」や「気楽にね」などのニュアンスとして使われるのが一般的ですが、同僚や友達同士のカジュアルな(別れ際の)あいさつとしても、しばしば使われます。

「がんばりすぎないでリラックスしてね、じゃあね!」という感じで、Bye.の意味も込めた表現として使えます。

<例文>
・Enjoy the rest of your day! Take it easy!
(残りの1日を楽しんでね。じゃあね!)
・Have an awesome weekend. Take it easy!
(最高の週末を過ごしてね!じゃあね!)
・Call me when you finish work tonight. Take it easy!
(今夜、仕事が終わったら連絡してね。じゃあね!)

会話がはずむ自然な英語―Part 1―

会話がはずむ自然な英語―Part 1―

1. ネイティブはfineをこう使う

①I’m fine.「大丈夫です」

誰かに心配してもらったり、気にかけてもらったりしたときに「大丈夫ですよ」と相手を安心させるひと言として使います。

例えば、サイクリング中に転んで、通りがかりの人にAre you OK?(大丈夫ですか?)と声をかけられたら、I’m fine.(大丈夫です)と答えます。

なお、尋ねる側の人がfineを使うと違和感があるので、OKを使います。

<例文1>
A:You don’t look good. Are you OK?
(顔色が悪いですよ。大丈夫ですか?)
B:I’m fine. I’m just a little tired.
(大丈夫です。ちょっと疲れているだけです)
<例文2>
A:What if he gets on the wrong train? He can’t even read Japanese.
(彼が間違った電車に乗ったらどうしよう。日本語も読めないし)
B:He’ll be fine. He’s traveled to a lot of countries. I’m sure he’ll figure out.
(大丈夫だよ。彼はいろんな国に旅行しているんだから、自分で何とかするでしょう)
<例文3>
A:How’s your son doing? Is he OK?
(息子さんの調子はどうですか?大丈夫ですか?)
B:He’s fine. It was just a mild sprain.
(大丈夫です。軽い捻挫をしただけです)

②(No,) I’m fine.「結構です」

相手の申し出や依頼、勧誘などを断るときのひと言です。

例えば、レストランの店員に「ビールをもう1杯いかがですか?」と聞かれたときに、No, I’m fine.(いえ、結構です)というふうに答えます。

I’m fine.のひと言だけでも「結構です」を意味しますが、No thanks. I’m fine.という方が、より丁寧な返答の仕方になります。

<例文1>
A:Would you guys like to see the dessert menu?
(デザートメニューをご覧になりますか?)
B:No, thanks. We’re fine. Can we get the check, please?
(いえ、結構です。お勘定をお願いします)
<例文2>
A:Do you want me to help you out?
(お手伝いしましょうか?)
B:I’m fine. I’m almost done.
(もうすぐ終わるので大丈夫です)
<例文3>
A:Do you need anything from the market?
(コンビニで何かいりますか?)
B:No, I’m fine. Thanks for asking though.
(大丈夫です。お気遣いありがとうございます)

③That’s fine (with me).「それで大丈夫です」

相手の提案に対して、「それでいいですよ」や「それで大丈夫ですよ」など賛成や同意を表す言い方です。

例えば、友達に約束の時間を1時間遅らせてもいいかと聞かれたときに、Yeah, that’s fine.(ええ、大丈夫ですよ)と返事をします。

That’s fine with me.という人もいますが、どちらでも意味は同じです。

状況によっては相手の申し出を断る意味にもなるため、会話の流れに沿って適切に使い分ける必要があります。

基本的には、提案を受け入れるときはYes, that’s fine.、断るときはNo, that’s fine.と言えば問題ない。

<例文1>
A:Can we reschedule the meeting to tomorrow?
(ミーティングを明日に変更してもよろしいでしょうか?)
B:Yeah, that’s fine. How about 5 PM tomorrow?
(はい、大丈夫ですよ。明日の午後5時はいかがでしょうか?)
<例文2>
A:Sorry we don’t have Pepsi. We have Coke though.
(申し訳ありません。ペプシは置いていないのですが、コカ・コーラならあります)
B:That’s fine. Thanks.
(それで大丈夫です。ありがとうございます)
<例文3>
A:Would you like a gift receipt?
(贈り物用の領収書は必要ですか?)
B:No, that’s fine.
(いえ、結構です)

④Fine!「もういいよ!」

不満や愚痴ばかりをこぼす人や、こちらの提案やアドバイスを全く聞かない人に対して、「もういいよ!」や「わかったよ!」と怒りの感情やうんざりしている気持ちを示す表現です。

Fine then.という表現も同じ意味合いで使われます。

<例文1>
A:It’s my friend’s birthday tonight and I want to hang out with him.
(今夜は友達の誕生日だから、彼と一緒に遊びに行きたいんだ)
B:Fine! Just do what you want then.
(もういいよ!勝手にしたら)
<例文2>
A:Sorry something came up and I can’t make it tonight.
(ごめんなさい、今夜は用事ができたので行けません)
B:Fine then! I’ll just ask someone else.
(もういいよ!他の人に頼むから)
<例文3>
A:If you want to go home, then go home!
(帰りたいんだったら、帰ればいいよ!)
B:Fine! I’ll just take a taxi home.
(わかったわ!タクシーで帰るから)

2. 便利なフレーズ I’m good.

【日本語の「大丈夫です」と使い方は同じ】

日常会話で、相手の提案や誘い、あるいは申し出や依頼などを自然かつカジュアルに断るときにネイティブが良く口にする定番のフレーズがI’m good.です。

No, thank you.と同じ意味ですが、より口語的でインフォーマルなニュアンスになります。

この表現は、日本語の「大丈夫」と同じような使い方ができます。

例えば、レストランで店員に「お水のお代わりはいかがですか?」と聞かれたとき、さりげなく「いえ、結構です」と伝えたり、友達に遊びに行こうと誘われた時、カジュアルに「やめておくよ」と断ったりする状況でよく使われます。

その他、周囲の人に何か心配してもらったときに、「大丈夫だよ」とひと言伝える場合にもよく用いられます。

No, I’m good.と断ることもできますが、Noを言わずにI’m good.だけでもかまいません。

I’m okay.やI’m fine.も同じ意味として使え、I’m fine.はやや丁寧な響きがあります。

<例文1>
A:Would you like another glass of wine?
(ワインをもう1杯いかがですか?)
B:I’m good, thank you. Can we get the check, please?
(いえ、結構です。お会計をお願いします)
<例文2>
A:Do you want to go to karaoke with us tonight?
(今夜、一緒にカラオケへ行く?)
B:I’m good. I need to finish up my essay. It’s due tomorrow morning.
(いえ、遠慮しておくわ。小論文を終わらせないといけなくて。締切が明日の朝なんだよね)
<例文3>
A:Are you good on money? I can let you borrow some if you need it.
(お金、大丈夫なの?必要だったらいくらか貸してあげるよ)
B:I’m good. I’m getting by somehow. Thanks for the offer though.
(大丈夫。なんとかうまくやっているから。心配してくれてありがとうね)

3. pleaseを使いこなそう

①please「~していただけますでしょうか?」

丁寧に依頼や要求をするときの定番の使い方です。

例えば、「窓を開けていただけますか?」とお願いするときは、Could you open the window, please?と言います。

<例文>
・Could I have another beer, please?
(ビールをもう1杯いただけますでしょうか?)
・I’m sorry. I didn’t catch what you said. Could you please repeat that again?
(すみません。聞き取れませんでした。もう一度言っていただけませんか?)
・Would you turn off the AC, please?
(エアコンを消していただけますか?)

②please「お願いだから~、頼むから~、どうか~」

誰かに重要なお願いをするときや真剣な頼みごとをする場合、「お願いだから」や「頼むから」などの意味でpleaseを使うパターンです。

例えば、「お願いだから助けてくれ!」はPlease help me!と表します。

基本的に、命令文の文頭にpleaseを加えると「お願いだから」の意味になります。

Go home!(家に帰れ!)→ Please go home!(お願いだから家に帰って!)

質問文でpleaseが使われていても「お願いだから」のニュアンスを帯びることがあり、、口調やジェスチャーから、「丁寧な依頼」なのか「強めの依頼」なのかを判断する必要があります。

その他、イライラさせる相手に、「いい加減にしろ!」という意味で使うこともできます。

<例文>
・Please be sure to arrive early tomorrow. The bus is going to leave at eight o’clock sharp.
(明日は早めに到着するようお願いします。バスは8時ちょうどに出発します)
・Please listen to me. I think there is a huge misunderstanding.
(お願いだから私の話を聞いて!大きな誤解があるんだって)
・Can you please be quiet? There are people studying in here.
(静かにしてくれませんか?ここには勉強をしている人もいるので)

③Yes, please.「はい、お願いします/はい、喜んで」

他人からの申し出や提案を快く受け入れ、その気持ちを丁寧に伝える際に使う表現です。

例えば、店員からWould you like another beer?(ビールをもう1杯いかがですか?)と聞かれた時、日本語の「はい、お願いします」のように自然で丁寧な返事の仕方がYes, please.になります。

Yesを省いてシンプルにPlease.と返事してもかまいません。

<例文1>
A:Would you like some ice cream?
(アイスクリームはいかがですか?)
B:Yes, please. Just a little bit though.
(お願いします。ちょっとだけください)
<例文2>
A:Do you want me to pick you up after work today?
(今日、仕事が終わったら迎えに行こうか?)
B:Yes, please. I think I get off around five today. I’ll text you.
(うん、お願い。今日は5時ごろに終わると思う。また連絡するね)

④Oh, please「バカなこと言わないで!、勘弁してよ!」

ふざけたことやくだらないこと、または信じられない発言をした人に対して、「バカなこと言わないで」「何言ってんの?」とツッコむようにpleaseを使うパターンです。

相手の意見に同意できないというニュアンスを含みます。

あきれた表情と口調で、pleaseを「プリィーズ」のように長く伸ばして発音するのが一般的です。

<例文1>
A:Why don’t you join an online dating site? You might find someone there.
(出会い系サイトやってみたら?いい人見つかるかもよ)
B:Oh, please! I would never sign up to that.
(勘弁してよ!絶対にそんなのやらないって)
<例文2>
A:Do you think I gained weight? I think I need to go on a diet again.
(私、太ったと思わない?またダイエットしないといけない)
B:Oh, please! You’re already skin and bones. You need to put on some weight, not lose it.
(どこが!ガリガリじゃないか。体重を減らすどころか増やさないといけないくらいだ)

4. excuseのいろいろな意味

①Excuse me.「すみません」

「すみません」を表すこのフレーズは、基本的に3つの状況で使われます。

1つ目は他人に時間を尋ねたり、声をかけたりして注意を引きたいとき、2つ目は、会話の最中に申し訳ない気持ちを込めて話を遮るとき、そして3つ目は、相手の言ったことが聞き取れなかったり、理解できなかったりして聞き返すときです。

相手から失礼なことや侮辱的なことを言われ、イラっとしたときにExcuse me?と、meの部分を強調して言うと、「何だって?」「もう1回言ってみろ」という意味を表します。

<例文>
・Excuse me, is there a bank around here?
(すみません、この辺に銀行はありますか?)
・Excuse me, sorry to interrupt but you have a visitor.
(すみません、お話の最中に申し訳ございませんが、お客様がお見えです)
・Excuse me, I didn’t catch that. Could you repeat that?
(すみません、聞き取れませんでした。もう一度言っていただけますか?)
・Excuse me, what did you call me?
(何だって?私のことを何て呼んだ?)

②Excuse my~.「~をお許しください」

この表現は、下品な言葉遣いをしたときや小さなミスをしたとき、他にもマナー違反をしたときや、自分の知識不足のため相手に補足説明を求めるときなどに使われます。

例えば、出会ったばかりの人にひどい上司について話をするとき、Excuse my language but my supervisor is an asshole.(下品な言葉遣いで申し訳ないのですが、私の上司は本当に最低な人で)と表現することで、「汚い言葉を使ったことを許してください」という気持ちを込めることができます。

Excuse my French.という決まり文句があり、「下品な言葉を使ってすみません」という意味です。

<例文>
・Excuse my poor pronunciation.
(下手な発音をお許しください)
・Excuse my lack of knowledge but what does CPM stand for?
(知識不足ですみませんが、CPMは何の略ですか?)
・Damn! Sorry, excuse my French.
(クソ!汚い言葉を使ってすみません)

③excuse someone from~.「(人)を~から免除させる」

この表現は、本来なら行かなければならない行事から、ある人の出席・参加を特別な理由で免除させることを意味し、「正当な理由があり、かつ許可を得たうえで免除される」というニュアンスが含まれます。

例えば、本来出張に行かなければならなかった同僚が、「配偶者の入院で出張を免除された」と言いたい場合、He was excused from his business trip because his wife’s sick.となります。

また、似たような表現で、excuse oneself from~があります。

この表現は、周りの許可を得て、その場から抜けたり退席したりすることを意味します。

例えば、「ジョンは顧客対応のため、ミーティングから退席した」という場合、John excused himself from the meeting to deal with a client.です。

誰かとプライベートな話をするため、周りの人に「席を外してもらえないでしょうか?」と依頼する場合、Would you excuse us for a moment?と言うのが定番です。

<例文>
・He was excused from class because he was feeling under the weather.
(彼は具合が悪かったため、授業からの退席が許されました)
※feel under the weatherで「具合が悪い」という意味。
・She excused herself from dinner to take care of an urgent matter.
(緊急事態があったため、彼女は夕食の席を外しました)
・Would you excuse us for a moment? I’d like to talk with Peter in private.
(席を外してもらえないでしょうか?ピーターと個人的に話したいことがあります)

④excuse「言い訳」

日本人に比べてアメリカ人は言い訳が多いと言われますが、会話の中で「言い訳」という意味のexcuseを使うシーンを実によく目にします。

使い方の一例として、「いつも言い訳をする友人にうんざりしている」を表す場合、I’m tired of his/her excuses.と言います。

「言い訳をする」はmake an excuseと表現します。

no excuseは「言い訳無用」や「言い訳にならない」を表します。

<例文>
・That just sounds like an excuse to me.
(それはただの言い訳にしか聞こえない)
・That’s no excuse for being late.
(それは遅刻の理由として通用しません)
・He always makes excuses.
(彼はいつも言い訳をする)

5. Thank you.と言われたら?

①You are welcome.「どういたしまして」

You are welcome.はフォーマルな場でもインフォーマルな場でも、また面識のある人に対してでも面識のない人に対してでも、基本的にどんな場面でも使える、最も無難な返答の仕方です。

多少丁寧な響きはありますが、友達や同僚に使っても違和感はありません。

Thank you.と言われてとっさにどう返していいか迷った場合は、You’re welcome.と言えば問題ありません。

日常会話では、You are welcome.よりYouとareをつなげて、You’re welcome.と言うほうが自然です。

You’re most welcome.やYou’re very welcome.と言うこともでき、ともにより丁寧な響きがあります。

②(It’s) My pleasure.「お役に立ててうれしいです」

何かしら相手の役に立てて「(自分が)うれしい」気持ちを表したい場合は、この表現を使いましょう。

ホテルのスタッフやおしゃれなレストランの店員が客に対して使うことが多く、とても上品で丁寧な響きがあります。

友達に対して使うのはちょっと堅苦しい感じがあります。

My pleasure.はIt’s my pleasure.の略ですが、日常会話では両方とも使われ、特に違いはありません。

よりていねいにいいたいなら、You’re welcome. (It’s) my pleasure.のセットで。

③No problem.「たいしたことじゃないよ」

相手のために行った自分の親切な行為を、「たいしたことじゃないよ」と謙遜する場合に用いられ、友達や同僚など仲のいい間柄でよく使われる表現です。

面識がない人に対して使っても問題はありません。

例えば、開けたドアを他人のために押さえてあげたとき、その人からThank you.とお礼を言われてNo problem.と返すのはとても自然なことです。

カジュアルでありながら丁寧な響きもあり、日常会話ではよく耳にする表現です。

No worries.(気にしないで)もよく使われ、ニュアンスと使い方は同じです。

④Anytime.「いつでも」

Anytime.のひと言には、「またいつでも協力しますよ、助けてあげますよ」という意味合いが込められています。

基本的には難しい間柄で使われる、カジュアルながらも丁寧な返答です。

例えば、アメリカ人の友達の書いた日本語の文章を手直ししてあげて、その友達からThanks for checking my Japanese.(日本語をチェックしてくれてありがとう)と言われたときにAnytime.と返すと、「またいつでも協力してあげるから声をかけてね」という思いが相手に伝わります。

一方で、今後会う予定のない人(他人)に対してAnytime.と返すのは、少し違和感があります。

⑤Sure.「もちろん」

Sure, you’re welcome.やSure, no problem.、Sure, anytime.のように、sureは本来、先に紹介した表現と組み合わせて使いますが、カジュアルに言う場合は、sureの後に続くフレーズを省いて、Sure.のひと言だけでも問題ありません。

Sure thing.と言う人もいますが、意味はSure.と同じで、thingには特に深い意味はありません。

⑥You bet.「もちろん」

betは「お金を賭ける」という意味で、このひと言に「私があなたの役に立ててうれしく思っていることにお金を賭けてもいい」というニュアンスが含まれ、とてもアメリカ人っぽい返答の仕方です。

Of course.と意味は同じですが、より口語的な言い方で、基本的には知り合いに対して使います。

地域によってはYou betcha.と言う人もいます。

⑦Thank you.「こちらこそありがとう」

相手からお礼を言われて、「いえいえ、お礼を言うのは私のほうですよ」と、逆に相手に感謝の気持ちを伝えたいときがありますよね。

そんなときに使える便利でシンプルな返事が、Thank you.です。

日本語の「こちらこそありがとうございます」に相当する表現です。

ポイントは、Thank you.のyouをちょっと強調して発音することです。

より丁寧に言うなら、I should be the one thanking you.またはI’m the one who should be thanking you.になります。

「こちらこそ~してくれてありがとう」と具体的なことについてお礼の言葉を返す場合は、Thanks for~ingの形にします。

<例文1>
A:Thanks for coming tonight.
(今夜は来てくれてありがとう)
B:Thanks for having us.
(こちらこそ、私たちを招待してくれてありがとう)
<例文2>
A:Thanks for cooking dinner tonight.
(今夜は食事を作ってくれてありがとう)
B:Thanks for helping me prepare.
(こちらこそ、支度を手伝ってくれてありがとう)

⑧Don’t mention it.「いえ、とんでもないです」

直訳すると「それは言わなくていいよ=お礼なんていいよ」で、謙虚な態度を示す場合によく使われます。

ただ、この表現は個人的には言うことは少なく、私の周りの人たちもあまり口にしていないような気がします。

もしかしたら地域や年齢によるのかもしれませんが、決して古い言い方ではないと思います。

もうどうしてもこの表現が気になるようでしたら、みなさんの周りにいるネイティブスピーカーにも、ぜひ聞いてみてください。

他にも、Think nothing of it.(とんでもないです)という表現もあります。

ただし、これも個人的にはほとんど口にしたことがありません。

6. 会話をより自然にするso

【文の冒頭で使われるso】

①相手について質問する

一般的にsoで質問を切り出すときは、以前話していたことについて、その後どうなったか気になって尋ねる場合です。

例えば、友達から英語でプレゼンすることになったと相談されたとします。

後日、その友達に会った際に、So, how did your presentation go?(プレゼンテーションどうだった?)と質問を切り出すと自然です。

初対面の人に質問を切り出すときにも、クッション言葉として使われます。

<例文>
【以前、旅行に行くと言っていた相手に】
So, how was your trip? Did you have a good time?
(旅行はどうだった?楽しかった?)
【兄が仕事を見つけるのに苦労したと以前教えてくれた相手に】
So, how’s your brother doing? Did he find a job?
(お兄さんは元気にしているの?仕事は見つかったの?)
【共通の知人がいる初対面の相手に】
So, how do you know Peter?
(ピーターとはどういう知り合いなのですか?)

②相手が興味を持つだろうと見当をつける

これから伝えようとしている内容が、相手にとって重要だったり、興味を持ったりしそうだと推測する意味合いで、soが使われることもあります。

例えば、親友に婚約したと報告する場合、So…I got engaged last weekend!(先週末、婚約したよ!)となります。

いいニュースでも悪いニュースでも使われます。

<例文>
・So there’s something that I have to tell you.
(あなたに言っておかないといけないことがある)
・So here’s the gift I got for you from New York. I hope you like it.
(はい、これ、ニューヨークのお土産。気に入ってもらえるといいんだけど)
・So I can’t make it to your nabe party tonight. Something came up.
(ちょっと用事が入って、今夜の鍋パーティーに行けなくなった)

③脱線した話題を元に戻す

会話の最中に、自分が話したいことから話題が脱線してしまい、話を元に戻すときにもsoがよく使われます。

<例文1>
A:I went snowboarding last weekend and…
(先週末、スノーボードに行ったんだけど…)
B:Really? Where did you go? Big Bear is my favorite.
(そうなんだ!どこに行ったの?私はビッグベア(スキー場)が大好きなんだ)
A:Big Bear is awesome but I went to Mammoth. So I saw Shaun White there. You know, the professional snowboarder.
(ビッグベアもいいけど、僕が行ったのはマンモスだよ。それでさ、そこでショーン・ホワイトに会ったんだ。ほら、あのプロのスノーボーダーの、知ってるよね?)
<例文2>
A:I went and saw a movie on Thanksgiving.
(感謝祭の日は映画を見に行ったよ)
B:I went to my parents’ house and celebrated Thanksgiving. I went Black Friday shopping the next day. Have you ever shopped on Black Friday? It’s so crowded.
(私は実家で感謝祭のお祝いをして、翌日、ブラックフライデーの買い物に行ったの。ブラックフライデーに買い物をしたことある?すっごく混んでるよ)
A:No, I’ve never been Black Friday shopping. So at the movie, there was this weird guy that came dressed up as a turkey.
(いや、ブラックフライデー・ショッピングはしたことがないな。それより、映画館に七面鳥の格好をした変な奴がいたんだ)

【文の最後に使われるso】

言いたいことをほのめかしたり言葉を濁したりする

すべてを言わなくても、相手が自分の言いたいことや感情をある程度理解してくれるだろうと期待している場合に使います。

例えば、友達に「デートどうだった?」と聞いたら、He flaked out on me last minute so…(ドタキャンされて…)という返事だった場合、その友達は落ち込んでいたり、あるいはイライラしていたりして、そのことについてあまり触れられたくない気持ちの表れと解釈することができます。

はっきりと伝えず、あいまいに言おうとしていることにもなります。

文の最後で使われる場合は、sooooのように伸ばして発音します。

<例文1>
A:Do you want to go to Hokkaido with us next month?
(来月、一緒に北海道へ行かない?)
B:I really want to go but I’m broke so…
(すごく行きたいんだけど、お金がなくて…)
<例文2>
A:Oh my god. Look at all this laundry.
(うわっ、なんでこんなに洗濯物がたまってるの?)
B:Well, I did the laundry last time so…
(前回は私が洗濯したから…)
※このsoには「今回はあなたの番です」というニュアンスが込められています。

7. I know.以外の共感を表す相づち

①I’ve been there.

友達や知人から相談を受けた時、自分も同じ経験をしたので言っていることが理解できる、共感できると伝えたい場合に使うフレーズです。

このフレーズは、ポジティブな意味でもネガティブな意味でも使うことができ、I’ve been thereの後にtooやbeforeを加える人もいます。

その他、同じ意味で使える定番フレーズに、Been there done that.があります。

been thereは「そこに行ったことがある」、done thatは「それをやったことがある」を意味することから、「それはもう経験済みだ」を表す。

口調にもよりますが、一般的には、「もう経験済みなので、その話には興味がない」という意味合いが込められています。

<例文1>
A:I’m not sure if this is the right career for me.
(僕、自分がこの職業に向いているか、わからない)
B:I’ve been there too so I know how you feel. You only live once. If you don’t like it, change it.
(私も同じ経験を知るから、気持ちはよくわかるわ、人生は一度きりだから、嫌だったら転職した方がいいと思うよ)
<例文2>
A:My parents are putting a lot of pressure on me to get married but I feel like I’m not ready to settle down yet.
(親が結婚するよう、すごくプレッシャーをかけてくるんだけど、落ち着く準備がまだできてないんだ)
B:I’ve been there before. Just don’t rush into it. You’ll know when you’re ready.
(私も同じ経験をしてるから、気持ちはよくわかるよ。とにかく、急がないことね。落ち着きたいと思ったときは、自分でわかるから)
<例文3>
A:Why don’t you try going on a low carb diet.
(低炭水化物ダイエットをやってみたら?)
B:Been there done that. I’ve tried all the diet plans but nothing worked.
(もう試したよ。ダイエットプランをすべて試してみたけど、どれも効果がなかったの)

②I feel you.「気持ちわかるよ」

このフレーズは、I know how you feel.を短くした口語表現で、相手への共感や同意を表します。

I understand.やI agree with you.と同じ意味ですが、よりフレンドリーでカジュアルな響きがあります。

本項で紹介する他のフレーズと組み合わせて使うこともできます。

<例文1>
A:This humid weather makes me so lazy.
(これだけ蒸し暑いとやる気がなくなるよね)
B:I feel you. I’ve been lying around the house with the AC on all day.
(気持ちわかる―。私も今日はクーラーをかけて、1日中家でゴロゴロしてたよ)
<例文2>
A:I’m upset because I couldn’t argue back in English. It’s so frustrating!
(英語で言い返せなくて、イライラしてるんだ。ああ、悔しい!)
B:I feel you. I had a similar experience when I was studying abroad in L.A.
(気持ちわかるよ。私もロスに留学をしていたときに同じような経験をしたから)

③I know what you mean.「言いたいこと、わかるよ / そうだよね」

相手の発言に対して、「うん、わかる、わかる」と同意を示す表現です。

日常会話でよく使われ、I feel you.と同じ意味合いになります。

カジュアルな場面でも、深刻な相談事に対しても使える便利なフレーズです。

<例文1>
A:I didn’t mean to hurt his feelings. I just wanted to be honest with him.
(彼の気持ちを傷つけるつもりはなかったの。ただ、私の率直な気持ちを彼に伝えたかっただけなのよ)
B:I know what you mean. I think it was good that you told him how you really felt.
(うん、わかるよ。自分の正直な気持ちを伝えたいのはいいことだと思うよ)
<例文2>
A:John is a nice guy but he can be difficult to deal with at times.
(ジョンっていい人なんだけど、時々、気難しいところがあるんだよね)
B:I know what you mean. He can get a little uptight about stupid things.
(わかる、わかる。つまらないことにこだわるところがあるよね)

④I hate it when that happens.「そういうのって嫌だよね」

この表現は相手に同情するときに使われ、「私もそういうことが起こると嫌だと思います」という意味を表します。

深刻な問題に対してというより、普段のちょっとした出来事や不都合なことについて使うのが一般的で、また自分の不注意やコントロールできないことに対しても使われます。

例えば、自動販売機で「お茶」のボタンを押したのに「コーヒー」が出てきたとこぼす友達に、I hate it when that happens.(そういうのって嫌だよね)と相づちを打つ、という具合です。

<例文1>
A:Google Maps is useful but sometimes the (GPS) dot moves around or points in the complete wrong direction.
(グーグルマップって便利なんだけど、たまにGPSが動き回ったり全然違う方向を指したりするんだよね)
B:Oh my god. I hate it when that happens!
(あー、それ、すっごく嫌だよね!)
<例文2>
A:Is it just me or is there always one sock that goes missing when you do the laundry.
(洗濯をすると靴下が必ず片方だけなくなるのって、僕だけ?)
B:I hate it when that happen! That happens to me all the time too!
(それ嫌だよね!私にもいつも起こるの!)

8. 気楽な相づち「なるほど」の言い方

①I see.「なるほど」

相手の話を聞いた後に、「なるほど」と理解を示す相づちとして使われます。

わからなかったことがクリアになったというより、「相手の言ったことを理解した」というニュアンスになります。

<例文1>
A:I’m studying English because I want to visit L.A. one day.
(いつかロサンゼルスへ遊びに行きたいので、英語を勉強しています)
B:Isee. Keep it up!
(なるほどね。がんばってね!)
<例文2>
A:You need a password to log in.
(ログインするにはパスワードが必要です)
B:Oh, I see. Can you tell me the password?
(なるほどね。パスワードを教えてくれますか?)

②aha「ああ、なるほどね」

ネイティブが何かを理解したときに思わず口から出る音を表し、日本語の「ああ、なるほどね」に相当する言い方です。

発音は「ア・ハ~」。

「ア」の音は短く、「ハ」の音は長く発音します。

突然何かを理解したりひらめいたりする瞬間のことをaha momentと呼び、have an aha momentで「ふとひらめいた/思いついた」や「目からウロコが落ちる思いがする」などという意味を表します。

<例文1>
A:I’m going to run a full marathon next month.
(来月、フルマラソンを走ります)
B:Aha that’s why you’re running every morning.
(なるほど、だから毎朝走っているのね)
<例文2>
A:I had an aha moment today.
(今日、ふと思いついたことがあるんだ)
B:Really? Tell me about it.
(何?どんなこと?)

③It/That makes sense.「なるほど、納得しました」

わからなかったことが明らかになったときに使われるフレーズです。

例えば、わかりやすい説明を聞いて「なるほど」と納得したことを示す際に使います。

「なるほど、納得しました」と覚えるとわかりやすいでしょう。

「理解できません」=It/That doesn’t make sense.
「理解できましたか?」=Does it make sense?

<例文1>
A:Why is Brian moving back home?
(ブライアンは何で帰国するの?)
B:He wants to spend more time with his family.
(家族ともっと一緒にいたいみたい)
A:That makes sense.
(そっか、なるほどね)
<例文2>
A:Does that make sense?
(理解できましたか?)
B:Hmm, I’m still a little confused.
(うーん、まだちゃんと理解できてないかも)

9. I don’t know.以外の「わかりません」

①I’m not sure.「はっきりわかりません」

この表現は、質問に対する自分の返事・回答に自信・確信がないとき、またはI don’t know.を使わず、返事をあいまいにごまかしたいときに使われます。

sureは本来、「確信している、自信がある」を意味する単語なので、I’m not sure.のように否定文で使うと、わからないことに対して「確信が持てない、自信がない」いうニュアンスが含まれます。

一方、I don’t know.は「さっぱりわからない」の意味合いが強く、質問された内容に対して無知であると解釈される傾向にあります。

<例文1>
A:What time is the last train?
(終電って何時?)
B:I’m not sure. I think it was midnight. Let me check.
(ちょっとわかんない。深夜だったと思うけど、調べてみるね)
<例文2>
A:Is Lisa coming tonight?
(リサは今晩来るの?)
B:I’m not sure. I’ll text her.
(どうだろう。メール送ってみるわ)

②I have no idea.「全然わからない、見当もつかない」

まったくわからないことを強調する表現が、I have no idea.です。

質問内容に関してまったく知識がなかったり、答えを推測できなかったりする場合に使われます。

また、知識のない分野について話を振られたときに限らず、ネイティブの日常会話では、「Aさんはどこにいるの?」「Bさんはいつオフィスに戻ってくるの?」というありふれた質問に対して、I have no idea.と返すこともあります。

I have no clue.も同じ意味合いを持ちます。

日常会話ではNo idea.やNo clue.と短く言うことも一般的です。

I have no idea.をより強調した言い方が、I don’t have the faintest/slightest idea.です。

<例文1>
A:Do you know where Steve is?
(スティーブがどこにいるか知ってる?)
B:I have no idea. Ask Tommy. He might know.
(全然わからない。トミーに聞いてみて。彼だったら知ってるかも)
<例文2>
A:How many grams are in a pound?
(1ポンドって何グラム?)
B:I have no idea. Look it up on Google.
(全然わからない。ググってみたら?)

③How should I know?「私にわかるわけないでしょ、知らないよ」

この表現は、何かを尋ねられて、「そんなことを聞かれても知るわけないでしょ」と言いたいときに使われ、その質問を聞かれたことにイライラしている気持ちを示します。

特に、相手が、自分がわからないと知っているのに、わざと質問してきた場合に使います。

<例文1>
A:How’s your ex doing?
(元カレはどう(元気にしてる)?)
B:How should I know? Why would you even ask me that? You’re such a jerk!
(知るわけないでしょ。なんでそんなこと聞くの?あなたって最低ね!)
<例文2>
A:Do you know where the restaurant is? I think I’m lost.
(レストランがどこにあるかわかる?迷ったみたい)
B:How should I know? You were supposed to look it up.
(わかるわけないでしょ。あなたが事前に調べるはずだったのよ)

④Who knows?「誰にもわからないよ」

Who knows the answer to that question?(誰がその質問の答えを知ってるの?)を略したもので、誰にも答えがわからないことを表します。

例えば、When did he quit?(彼はいつ辞めたの?)のように、はっきりとした答えがある質問に対して使われるのではなく、Why do you think he left the company?(彼はなんで会社を辞めたと思う?)のように、明確な答えがわからないような場合に、Who knows?が使われます。

<例文1>
A:Do you think Luke made the right choice?
(ルークは正しい選択をしたと思う?)
B:Who knows? I guess only time will tell.
(わからない。まあ、時間が経てばわかるよ)
<例文2>
A:Why do you think she moved back home?
(彼女はなんで実家に戻ったと思う?)
B:Who knows? It’s none of our business anyway.
(わかんないな。どちらにしろ、私たちには関係ないことだし)

⑤Your guess is as good as mine.「私もよくわからない」

この表現は、「あなたと同じく私もわからない」を意味し、I don’t know.やI have no idea.と同じような言い回しとして使えます。

基本的に話し言葉で、「私もわからないよ」と返事したいときに使うといいでしょう。

(It) Beats me.(私にはさっぱりわからない)も、I don’t know. / I have no idea.と同じ意味の口語表現です。

<例文1>
A:Is that team any good?
(あのチームって上手なの?)
B:Your guess is as good as mine. I’ve never seen them play.
(私にもよくわかんない。あのチームのプレーを見たことがない)
<例文2>
A:How did Tom land a job at Google?
(トムはどうやってグーグルに採用されたの?)
B:Beats me. He must’ve known someone that works there.
(全然わかんない。きっとコネがあったんだよ)

10. 自分の考えをソフトに伝えるI’d say~.

I would say~.「~だろうと思う」

この言い方は、自分の意見を述べたり何かを推測したりするときに使われ、日本語の「~だろうと思う」や「おそらく~だろう」「~かなあ」などに相当する表現です。

I think~.(私は~だと思う)と、自分の考えや思いをはっきり言い切る感じではなく、物腰柔らかく控えめに発言している印象があります。

例えば、「彼女、何歳だと思いますか?」と聞かれて、相手に失礼のないよう謙虚に意見を述べたいとき、I’d say early thirties. Maybe 32.(30代前半だと思う。32歳くらいかな)というふうに使います。

日常会話では、I would sayをI’d sayと短く言うことが多いです。

たいていの場合、I thinkの代わりにI’d sayが使えます。

I thinkよりも控えめな響きがあります。

必ず答えを求められるような質問では、決定的な発言や返事を避ける言い方として、I would have to say~.(~と言わざるを得ない)があります。

<例文1>
A:How long is the drive from L.A. to Las Vegas?
(ロスからラスベガスまでは、車でどれくらい時間かかる?)
B:It depends on traffic but I’d say four to five hours.
(混み具合によるけど、4,5時間くらいかな)
<例文2>
A:What do you think? Which logo do you think looks better?
(あなたはどう思う?どっちのロゴがいいと思う?)
B:I’d say this one looks the best. I like the color and simplicity.
(私はこのロゴが一番だと思います。色とシンプルさがいいと思います)
<例文3>
A:Who do you think is the best soccer player in the world right now?
(今、世界ナンバーワンのサッカー選手は誰だと思いますか?)
B:That’s a tough question. Obviously Messi is a spectacular player but I’d have to say Ronaldo. I mean Portugal just won the Euro 2016 too.
(それは難しいね。もちろん、メッシも素晴らしい選手なんだけど、私としてはロナルドかな。だって、ユーロ2016でポルトガルは優勝したしね)

11.「~したほうがいい」をshould以外で

①had better「~したほうがいい、~したほうが身のためだ」

このフレーズは、shouldと同様に、「~したほうがいい」を表しますが、shouldは単に提案・アドバイス・意見などをするのに対し、had betterは何か望ましくない事態を避けるために提案する場合に用いられます。

例えば、「病院へ行ったほうがいいですよ」というとき、軽い風邪を引いている友達にはYou should go see a doctor.でいいと思いますが、転んで深い傷を負った友達にはYou had better go see a doctor.と言うべきでしょう。

すぐに病院へ行って処置しないと悪化する可能性がある場合は、had betterを使うほうが適切です。

shouldは、提案したことを実行することでポジティブな結果につながります。

had betterは、提案したことを実行しないとネガティブな結果につながります。

日常会話では、had betterを’d betterと短縮し、また[d]を発音しない人も多いです。

I had better → I’d better (I better)、You had better → You’d better (You better)など。

<例文>
・You’d better bring an umbrella. It’s raining outside.
(雨が降っているので、傘を持って行ったほうがいいよ)
・You’d better not leave your cell phone on the table. This is not Japan. Someone is going to snag it.
(テーブルに携帯を置きっぱなしにしないようにね。ここは日本じゃないんだから。誰かが盗むよ)
・I’d better get going. I’m meeting a client in 15 minutes.
(15分後にクライアントと会う約束があるので、そろそろ行かないといけません)

②might as well「~したほうがよさそうだ」

このフレーズは、状況から判断して「~したほうがよさそうだ」と提案する場合に使われる表現です。

ポイントは、他にいい選択肢や方法がないので「~したほうがいい」と提案することです。

例えば、あなたの家で友達と深夜までお酒を飲んでいたとします。

終電を逃し、タクシーで帰ると高額になることから、「今夜、うちに泊まって行ったほうがいいよ」と友達に提案する場合は、You might as well spend the night here.と言います。

日常会話では、「他にすることがないから~しよう」という意味でも使われます。

mightをmayに置き換えてもかまいません。

意味とニュアンスはまったく同じです。

<例文>
・It’s going to take 45 minutes for the taxi to arrive. We might as well walk home.
(タクシーが車で45分かかるって、歩いて帰ったほうがよさそうだね)
・I have nothing to do today. I might as well work on my project.
(今日はやることがないので、プロジェクトに取り組んだほうがよさそうだ)
・John is going to be an hour late. We might as well start ordering.
(ジョンは1時間遅れるんだって。先に注文しておこうか)

③It might be a good idea to~「~したほうがいいかもしれない」

この表現を直訳すると、「~するのはいいアイデアかもしれません」で、控えめに提案したりアドバイスしたりする際にぴったりのフレーズです。

例えば、「あのレストランはいつも混んでいるので、予約した方がいいかもしれません」と友達に提案する場合は、That restaurant is always crowded. It might be a good idea to make a reservation.となります。

<例文>
・If you want to beat traffic, it might be a good idea to leave early.
(渋滞を避けたいなら、早めに出発したほうがいいかもしれません)
・It might be a good idea to read the reviews before you buy it.
(その商品を買う前に、レビューを読んだほうがいいかもしれません)
・It might be a good idea to ask him for advice. He knows a lot about stocks.
(彼は株について詳しいので、アドバイスを聞いてみたら?)

12.「きっかけ」の尋ね方

①What inspired you to~「~したきっかけは何でしたか?」

inspireは「ひらめきを与える」や「刺激を与える」という意味の単語です。

inspireを使うと、相手に物事を始めるきっかけや、何かをしようと決断したきっかけを、とても自然に尋ねることができます。

例えば、友達にギターを始めようと思ったきっかけを尋ねる場合は、What inspired you to play the guitar?です。

「What inspired you to+動詞の原形~?」の形で使います。

<例文>
・What inspired you to move to L.A.?
(ロサンゼルスに引っ越そうと思ったきっかけは何でしたか?)
・What inspired you to become a teacher?
(先生になろうと思ったきっかけは何ですか?)
・What inspired you to study English?
(英語の勉強を始めたきっかけは何ですか?)

②What brought you to~「~に来たきっかけは何ですか?」

ある場所に来ることになったきっかけを相手に尋ねる場合は、What brought you to~?を使いましょう。

これは、「場所に来たきっかけ」を尋ねるときに限って使われるフレーズです。

例えば、日本に住んでいる外国人の友達に「日本に来たきっかけは何ですか?」と聞く場合は、What brought you to Japan?になります。

「What brought you to+場所?」の形で使います。

「What brings you to+場所?」も同じ意味で使われます。

<例文>
・What brought you to Tokyo?
(東京に来ることになったきっかけは何ですか?)
・What brought you to this city?
(この町に来ることになったきっかけは何ですか?)
・What brings you here?
(ここへ来られたきっかけは何ですか?)

③How did you get into~「~を始めたきっかけは何ですか?」

このフレーズは、職業や趣味を始めた「経緯」を尋ねるときに使われます。

例えば、どのようにしてこの仕事を始めたのかと聞く場合は、How did you get into this business?になります。

いろいろな職業がある中、この職業を選んだ経緯について聞いています。

「How did you get into+職業/趣味?」の形で使います。

<例文>
・How did you get into accounting?
(会計の仕事を始めたきっかけは何ですか?)
・How did you get into running?
(ランニングを始めたきっかけは何ですか?)
・How did you get into programming?
(プログラミングを始めたきっかけは何ですか?)

④Why did you (decide to)~「~をした理由は何ですか?」

どのような状況でも使えるとても便利なフレーズです。

物事を始めた理由、何かをしようと思った理由、どこかへ行こうと思った理由などを尋ねるときに使われます。

「Why did you (decide to)+動詞の原形~?」の形で使います。

<例文>
・Why did you decide to move here?
(こちらに引っ越そうと決心したきっかけは何ですか?)
・Why did you decide to run a marathon?
(マラソンを走ろうと決めたきっかけは何ですか?)
・Why did you start a business?
(ビジネスを始めたきっかけは何ですか?)

13. 表現力を豊かにするwonder

①I wonder~「~かな、~だろう」

wonder自体は、「疑問に思う」という意味ですが、この表現は疑問に思ったり感じたりすることをダイレクトに尋ねるのではなく、「~かな」や「~だろう」のように遠回しに尋ねるときに使います。

例えば、What should I wear to the party?は、「パーティーに何を着るべき?」とストレートな質問になるのに対し、I wonder what I should wear to the party.というと、「パーティーに何を着ていこうかな」のように遠回しな質問の仕方になります。

I wonderの後ろにwho、what、where、when、why、how、whichを入れます。

・I wonder who~.「誰が~だろう」
・I wonder what~.「何を~だろう」
・I wonder where~.「どこで~だろう」
・I wonder when~.「いつ~だろう」
・I wonder why~.「なんで~だろう」
・I wonder how~.「どうやって~だろう」
・I wonder which~.「どの~だろう」

<例文>
・I wonder why she cut her hair.
(彼女は何で髪の毛を切ったんだろう)
・I wonder when he is going to get married.
(彼はいつ結婚するのかな)
・I wonder who is coming to the party.
(誰がパーティーに来るんだろう)

②I wonder if~「~かな」

I wonder if~.もI wonder~.と同じ意味合いですが、who、what、where、when、why、how、whichが後ろに続かないときに使います。

例えば、「誕生日会に何かプレゼントを買って行ったほうがいいかな」と友達に尋ねるとき、I wonder if I should buy a present.という具合です。

Should I buy a present?(プレゼントを買った方がいい?)というストレートな質問に比べて、遠回しな疑問になります。

I wonder ifの後ろは文が続きます。

<例文>
・I wonder if he is allergic to cats.
(彼は猫アレルギーなのかな)
・I wonder if it’s going to rain tomorrow.
(明日は雨が降るのかな)
・I wonder if I should call her.
(彼女に電話したほうがいいかな)

③I was wondering if~「~してくれませんか?」

人に何かを依頼するときや許可を求めるときに、丁寧な言い方として使われるのがI was wondering if~.です。

Can you~?より丁寧ですが、Would/Could you~?ほど堅苦しくなく、カジュアルながらも丁寧な表現です。

例えば、友達に「手伝ってくれませんか?」とお願いするときは、I was wondering if you could help me?と言います。

フォーマルな場ではなく、親しい間柄の相手に丁寧にお願いする場面で使われます。

I wonder if~.も使えますが、I was wondering if~.のほうが口語的です。

「I was wondering if+主語+助動詞+動詞の原形」の形で使います。

<例文>
・I was wondering if you could drop me off at the train station.
(駅まで連れて行ってくれませんか?)
・I was wondering if I could stay at your place tonight.
(今夜、泊めてもらってもいいですか?)
・I was wondering if Stan could look over my essay.
(私のエッセーをスタンに見直してもらえないでしょうか?)

④No wonder~「だから~なんだ、どうりで、なるほど」

理解できなかったことや納得できなかったことが腑に落ちたとき「だから~なんだ」「どうりで~だ」という意味で使うフレーズです。

wonderは「疑問に思っている」や「不思議に思っている」を表すとき、それにNoを付けてNo wonder.とすることで、「疑問がなくなる=解決する」というニュアンスになります。

例えば、いつも元気な友達が1日中無口で不思議に思っていたところ、後で失恋したと聞き、No wonder he was out of it today.(だから彼は今日元気がなかったんだ)というふうに使います。

「No wonder+主語+動詞」の形で使います。

No wonder.だけで「なるほど!」も意味します。

<例文>
・No wonder she was late.
(だから彼女は遅れたんだ)
・No wonder I couldn’t get ahold of you. I called you so many times.
(どうりで連絡が取れなかったわけだ。何回も電話したんだよ)
・No wonder I was wondering why she’s so fluent in Chinese.
(なるほどね!なんで彼女は中国語がペラペラなのか不思議だったんだよね)

14. 日本人になじみのないget toの活用法

①I got to meet the president.「社長に会う機会がありました」

この場合のget toは、「何かをする機会が得られる」という意味で、have the opportunity toの代わりに使われる口語的な表現です。

例えば、「セミナーで多くの人たちと会う機会がありました」は、I got to meet a lot of people at the seminar.になります。

get toをbe able toに置き換えることもできます。

get toの後ろには動詞の原形を入れます。

<例文>
・I got to test drive a Lamborghini last week.
(先週、ランボルギーニを試乗する機会がありました)
・Did you get to talk to the baseball players?
(その野球選手と話せましたか?)
・I don’t get to travel very often.
(私は旅行にはほとんどいけません)

②He got to go home early.「彼は早退することを許された」

「(特権として)何かをすることが許される」という意味で使う表現で、allow toやhave the privilege toのインフォーマルな言い方です。

例えば、「会社の上司は好きな時間に出社できる」と言いたいい場合は、My boss gets to come into work any time he wants.となります。

get toの後ろには動詞の原形を入れます。

<例文>
・He gets to work from home.
(彼は自宅で仕事をすることが許されています)
・Why does she get to take the day off?
(どうして彼女は休暇を取ることが許されるの?)
・You get to play video games if you finish your homework.
(宿題を終わらせたら、ビデオゲームをしていいよ)

③It will get better once you get to know more people.「もっとたくさんの人と知り合えば、楽しくなります」

何かを徐々に知っていく、理解していく、感じるようになるなど、start toと同じ意味合いで、「~するようになる」と表現する場合にもget toが使われます。

例えば、「大人になるにつれ、健康の重要さを理解するようになった」は、I got to understand the importance of health as I grew older.と表現できます。

know、understand、realize、see、feel、appreciateなどの動詞とセットで使われることが多いです。

<例文>
・I got to know her personality once I started working with her.
(彼女と一緒に仕事をし始めてから、彼女のことを個人的に知るようになった)
・What do I need to do to get my wife to appreciate me?
(妻に感謝されるようになるには、どうしたらいいのでしょうか?)
・I got to understand what it feels like to be a foreigner when I went to China.
(中国へ行った時、外国人とはどういうことなのか理解するようになりました)

④He really gets to me「彼にイライラする」

何かにイライラしたり、不快に感じたりする気持ちを表す際によく使われる表現で、annoyやbotherと同じ意味で用いられます。

特に、「何かを失敗したり、誰かから癇に障るようなことを言われたりして、そのことが頭から離れず、他のことに集中できなくなる」といったニュアンスが含まれます。

<例文>
・This humid weather is really starting to get to me.
(この湿気にイライラしてきた)
・Don’t let it got to you.
(そんなこと気にすることないよ)
・Why do you let little things get to you like that?
(なんでちょっとしたことですぐにへこたれるの?)

15. go to~を使わない「~へ行く」の表現

①head to/for~「~に向かう、~へ行く」

ネイティブが日常会話で「~へ行く」と表現するとき、go to~の代わりによく使う口頭的な表現です。

head to~とhead for~と同じ意味ですが、アメリカではhead to~の方が一般的に使われているように感じます。

例えば、「海に行きます」は、I’m heading to the beach.と言います。

upを加えてhead up to~と言うと、「北の方向に向かう」を表します。

downを加えてhead down to~と言うと、「南の方向に向かう」を表します。

outを加えてhead outと言うと、「出発する」を表します。

backを加えてhead backと言うと、「帰る」を表します。

<例文>
・I’m heading to the grocery store. Do you need anything?
(スーパーに行くけど、何かいる?)
・I’m heading up to San Francisco this weekend.
(今週末、サンフランシスコへ行きます)
※(サンフランシスコより南に位置する)ロサンゼルスに住んでいる場合。
・I’m heading down to San Diego tonight.
(今夜、サンディエゴへ向かいます)
※(サンディエゴより北に位置する)ロサンゼルスに住んでいる場合。
・What time are you heading out tomorrow?
(明日は何時に出発するの?)
・We have to head back in one hour.
(1時間後に帰らないといけません)

②off to~「~へ行ってくる、~へ出かける」

このフレーズは、「これから行ってくる(出かける)」という意味で、(be) going to~の代わりに使われます。

例えば、「これから仕事へ行ってきます」は、I’m off to work.になります。

しかし、「食事へ行きましょう!」をLet’s off to dinner!とは言わないので、使い方には注意しましょう。

(be) off to~=(be) going to~

「もう寝ます」をI’m off to bed.とも言えます。

<例文>
・I’m off to New York.
(これからニューヨークへ行ってきます)
・Where are you off to?
(どこへ行くの?)
・I have to get up early tomorrow morning. I’m off to bed.
(明日の朝、早く起きないといけないので、もう寝ます)

16. ネイティブ流 go outの使い方

①Let’s go out tonight.「今夜出かけようよ!」

「何か楽しいことをする」という意味を込めて、「家から出かける」と表現する際によく使われる定番フレーズです。

一般的には、「レストランやバー、イベントなど人が集まる社交行事に参加する」というニュアンスが含まれます。

「出かけて~をする」と具体的に述べる場合は、次のように表すのが一般的です。

「go out to+動詞の原形」「go out+動詞~ing」「go out and+動詞」

<例文>
・I feel like going out tonight. Let’s check out that new bar that opened up.
(今夜は出かけたい気分だな。新しくできたバーに行ってみようよ)
・I went out drinking with my friends last night. I’m a little hung over.
(昨日は友達と飲みに行きました。ちょっと二日酔いです)
・Let’s go out and grab dinner tonight. Are you free around seven?
(今夜、夕食を食べに行こうよ!7時頃、ヒマ?)

②Jason and Megan are going out.「ジェイソンとメーガンは付き合っている」

go outは、日本語の「付き合う」という意味でも使います。

日常会話でよく使われますが、「デートする」という意味になる場合もあります。

例えば、「私たちは何回かデートしましたが、うまくいきませんでした」は、We went out a few times but it didn’t work out.で、この場合のgo outは「数回デートした」ことを表します。

「(人)と付き合っている」=go out with~
「~ヵ月(年)、付き合っている」=go out (together) for~months (years)

<例文>
・How long have you guys been going out?
(付き合い始めてどれくらい経つの?)
・We’ve been going out for about one year now.
(付き合い始めて1年ほどです)
・Did you know that Tim used to go out with Jenifer?
(ティムとジェニファーが前に付き合ってたの、知ってた?)

③go out of fashion「(流行が)廃れる」

服装や髪形など流行っていたファッションが廃れることを、go out of fashionと表現します。

日常会話では、of fashionを省いてgo outだけで表現することもよくあります。

例えば、「そのスタイルは5年前に廃れたよ」は、That style went out of fashion five years ago.もしくはThat style went out five years ago.となります。

「~が廃れる」=~go out (of fashion)

「流行して、廃れる」はgo in and out of fashionと言いますが、「流行っている」をgo in fashionとは言いません。

<例文>
・Baggy jeans went out of fashion about 15 years ago.
(ダボダボのジーンズは15年前に廃れたよ)
・Do you think this hairstyle has gone out of fashion?
(この髪型はもう時代遅れだと思う?)
・Everything in Japan goes in and out of fashion very quickly.
(日本では、ものの流行廃りのペースがとても早い)

④The lights went out「電気が消えた」

火や明かりが「消える」ことを表す使い方です。

「機械などが動かなくなる」という意味で用いられる場合もあります。

例えば、テレビの画面が急に消えてしまった場合は、The TV suddenly went out.と表現できます。

<例文>
・The candle went out. Can you light it up again?
(ろうそくの火が消えました。もう一度、火をつけてくれますか?)
・The power went out. Let’s go grab the flashlights.
(停電だ。懐中電灯を取りに行こう)
・The heater went out. I think it’s broken.
(ヒーターが動かなくなりました。壊れていると思います)

⑤Our thoughts and prayers go out to you and your family.「ご家族の皆様のもとに、私共の思いと祈りが届きますように」

重い病気にかかったり不運なことが起こったりした人、または友人や家族を亡くした人に贈る言葉です。

thoughts and prayers go out to youを直訳すると「あなたのことを考えて祈っている」になり、相手に対する同情の気持ちを示します。

My thoughts and prayers are with you.も同じ意味合いです。

<例文>
・My thoughts and prayers go out to the people in Paris.
(パリに住んでいる人たちに、私の思いと祈りが届きますように)
・Our thoughts and prayers go out to you. Let me know if you need anything.
(あなたのことを考えて祈っています。何か必要なことがあればお知らせください)
・I’m very sorry for your loss. My thoughts and prayers are with you and your family.
(お悔やみ申し上げます。ご家族の皆様のもとに、私の思いと祈りが届きますように)

17. I likeやloveを使わない「~が好き」の表現

①I’m into~.「~が大好きだ、~に夢中だ」

スポーツや音楽、趣味、食べ物などに「夢中だ」という意味で、ネイティブが日常会話で頻繁に使う口語的な表現です。

例えば、I’m into J-POP.は「私はJ-POPが大好きです」という意味になります。

物事に限らず、人に夢中になっている場合でも、I’m into someone.のように言うことができます。

多くのネイティブは、I’m really into~.のようにreallyを加えて、夢中になっていることをより強調して言う傾向があります。

<例文>
・I’m into cooking. What are you into?
(私は料理をするのが大好きです。あなたは何が好きですか?)
・I just started surfing and I’m really into it.
(最近、サーフィンを始めて、すごく夢中なんだよね)
・I’m really into Cathy. She’s easy to talk to and she’s just fun to be around.
(キャシーのことが気になるんだよね。話しやすいし、一緒にいるだけで楽しいし)

②I have (got) a soft spot for~.「~が大好きだ、~に弱い、~に目がない」

soft spotは「弱点」を表し、このフレーズを直訳すると「~に対して弱い」ですが、日本語の「甘いものに弱い」や「かわいい子に弱い」などと同じように、「~の魅力にあらがえない」という意味で使われます。

また、「理由はよくわからないけれど、どうしても嫌になることができない」といったニュアンスが含まれます。

例えば、猫が大好きであれば、I’ve got a soft spot for cats.と言うことができます。

一般的に、人や動物に好感を持っている場合や、好きな食べ物を表現する場合に使います。

<例文>
・Are your puppy is so cute! I have a soft spot for puppies!
(ああ、あなたの子犬、超かわいい!私、子犬に目がないの!)
・Can I have one? I’ve got a soft spot for chocolate chip cookies.
(1つもらってもいい?チョコチップクッキーが大好きなんだ)
・I don’t know what it is but I have a soft spot for Charlie.
(自分でもよくわからないんだけど、チャーリーに好感を持っているんだよなあ)

③I can’t get enough of~「~が大好きでたまらない」

何回食べても飽きない食べ物や、何回見ても飽きない映画など、「何度繰り返しても物足りないぐらい大好き」なことを表す場合に使われるフレーズです。

例えば、私には大好きなラーメンがあるのですが、食べ終わった後にいつも、I can’t get enough of this.(このラーメンは何回食べても飽きない)と1人でつぶやいています。

大好きなことを多少大げさに言うニュアンスがある。

I can’t get enough of you.のように、人に対しても使えます。

恋人だけでなく、仲のいい友達に対して使ってもOKです。

<例文>
・I seriously love this song! I can’t get enough of it.
(この音楽、マジで最高!何回聴いても飽きない)
・I can’t get enough of this movie. It’s a classic.
(この映画は何度見ても飽きないね。最高の映画だよ)
・You’re so hilarious, Matt. I seriously can’t get enough of you.
(マット、君は本当に面白いね。いくら一緒にいても飽きないよ)

④I’m addicted to~「~にはまっている」

addictedは「中毒になっている」ことを表す単語で、本来は麻薬やお酒などの中毒症状を言うときに使われますが、日常会話では、ゲームやテレビ番組、インターネットなどに「はまっている」という意味でも用いられます。

しかし、薬物中毒のように、結果的にプラスにならない娯楽に対して使われる傾向があり、スポーツや語学の勉強に対して使うのは不自然なので気を付けましょう。

洋楽の歌詞でよくI’m addicted to you.(あなたに夢中になっている)というフレーズがありますが、日常会話で実際に使うと気味の悪い印象を与えるので、人に対しては使うのは避けた方が無難です。

<例文>
・You’re still playing Pokemon Go? You’re addicted to that game!
(まだポケモンGOをやってるの?はまりすぎだよ)
・I’m addicted to this new show on Netflix. I can’t get enough of it!
(Netflixの新番組にはまっててさ。何回見ても飽きないんだよね!)
・It sounds like you’re addicted to Facebook. You should take a break from it.
(Facebookにだいぶ依存しているみたいだね。しばらくやめたら?)

⑤I’m crazy about~「~に夢中になっている、~の虜になっている」

日常会話では、口語的な言い方としてI love~の代わりによく使われ、スポーツや食べ物、音楽や映画、気になる人などに夢中になって心が離れないこと、すなわち「大好き」であることを意味します。

「~にあまり関心がない」をI’m not (too) crazy about~.と言えます。

<例文>
・There are a lot of Americans who are crazy about anime.
(アニメに夢中になっているアメリカ人はたくさんいます)
・My friend is crazy about the Hanshin Tigers. His entire house is filled with Tigers memorabilia.
(私の友達は阪神タイガースの熱狂的なファンで、家中タイガースグッズだらけだよ)
・I’m not too crazy about cars. I’m satisfied with my used Toyota Corolla.
(私は車にはあまり興味がありません。今の中古のトヨタカローラで十分です)